木島喜兵衛 衆議院議員
33期国会発言一覧

木島喜兵衛[衆]在籍期 : 32期-|33期|-34期-35期-36期-37期
木島喜兵衛[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは木島喜兵衛衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院33期)

木島喜兵衛[衆]本会議発言(全期間)
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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 衆議院本会議 第48号(1973/06/29、33期、日本社会党)

○木島喜兵衞君 ようやく本格的な審議に入ったばかりであり、その中ですら多くの問題点が浮き彫りにされ、さらに審議が進むならば一そう多くの矛盾が露呈するであろうことをおそれて、自民党が強行採決をせざるを得なかった本法案に対し、日本社会党を代表して、反対の意見を申し述べます。(拍手)  田中総理が小選挙区制を執拗に提出しようとしたものは、自民党の危機意識に出発していることは、すでに言い古されております。  国民の意識は急激に変革しており、高揚された国民の政治、社会に対する意識は、生活を破壊させつつある政府を批判し、抗議し、抵抗し、その政府・政党から離れるのは当然であります。その国民の意識の変革を、選……

第71回国会 衆議院本会議 第61号(1973/09/21、33期、日本社会党)

○木島喜兵衞君 ただいま上程されました奧野文部大臣の不信任決議案に対し、日本社会党を代表いたしまして、賛成の討論をいたします。(拍手)  その理由をまずまとめて申し上げますならば、一つには、文部大臣として教育に対する基本理念、なかんずく憲法、教育基本法の認識の欠如であります。  第二は、あまりにも身につき過ぎた官僚主義的体質の教育に及ぼす害毒であります。  第三は、いま申し述べました二つの理由の結合から生まれる教育行政のその及ぼす今日の教育、そこから生まれるこの国のあすを思うからであります。  第一の、教育に対する基本理念、なかんずく憲法、教育基本法の認識の欠如について申し上げます。  今国会……

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委員会発言一覧(衆議院33期)

木島喜兵衛[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 文教委員会 第3号(1973/02/23、33期、日本社会党)

○木島委員 文部大臣の所信についての御質問を申し上げたいと思うのでありますけれども、最初でありますから所信だけでありますけれども、この十一ページにわたる所信を読んでみますと、あなたのいわば所信というものは第一ページだけ、そして第二ページからの「以下、当面する文教行政の諸問題について」というのは、いわばこれは今回の予算説明ですな。したがって、この一ページだけの所信について、そして「以下、当面する」という個々の問題もからませながら、大臣のいわば最初の国会でありますから、大臣の基本的なお考えというものをお聞きしたいと思うのであります。  そういたしますと、この一ページだけを読みますと何のへんてつもな……

第71回国会 文教委員会 第4号(1973/03/02、33期、日本社会党)

○木島委員 先ほど、山中先生の御質問になって多いらっしゃった教育基本法の前文の、憲法の理想実現は、根本において教育の力にまつべきものである、したがって、そういう意味では、私は逆にいえば、教育の力が理想を実現するものである、教育の力が理想を実現するところの根本である、こうなりますね。そういう意味で、教育万能論ということばを実は使ったわけであります。現実的に、それでは現在の社会なり国なり日本なりというものがその理想であるかといえば、理想的な姿ではない。その過程にある。したがって、理想という未来は、一つには現在の延長線でもありましょう。しかし、理想に向かっての変革の要素もある。だから、そういう未来と……

第71回国会 文教委員会 第9号(1973/04/04、33期、日本社会党)

○木島委員 さっきの沖繩大学の問題ですが、時間もございませんから簡単に聞いておきます。  一つ、私、この問題の出発点とすれば、復帰前の私立の二つの大学が統合するということに合意したということが出発だと思うわけです。しかし、それは完全に合意したと言えるかどうか。少なくとも私立大学に対して、合意なくして統合ということは、これはたいへんな問題であります。確かにいろいろないきさつがあったと思う。あったと思うが、完全に一〇〇%合意の上でもって統合したという前提に立つのか。それはパーセンテージで何%かわからないけれども、これはいろいろな議論もありましょう、いろいろないきさつ、見方もありましょう。われわれは……

第71回国会 文教委員会 第13号(1973/04/18、33期、日本社会党)

○木島委員 私の質問に入る前に、先ほどの山原さんの質問の答弁に対して、わが党の長谷川さんから質問がされたいということでありますからお許しいただきたいと思います。
【次の発言】 私の一般質問は約二カ月前に前半を終わって、もう二カ月たっておりますので、多少一貫をしない後段に入るわけでありますけれども、前回私はこう申しました。 教育基本法の前文は、「われらは、さきに、日本国憲法を確定し、民主的で文化的な国家を建設して、世界の平和と人類の福祉に貢献しようとする決意を示した。この理想の実現は、根本において教育の力にまつべきものである。」と書かれておる。したがって、この理想の実現は根本において教育の力にま……

第71回国会 文教委員会 第14号(1973/04/20、33期、日本社会党)

○木島委員 最初に大臣にお聞きするのは恐縮でございますから、河野政務次官にちょっとお聞きしたいのであります。  河野さん、あなた免許法をお読みになりましたか。御感想どうです。
【次の発言】 ことに難解だとおっしゃるのは附則でしょう。
【次の発言】 そうなんですよ。実はこれは大臣にそこまで言ったら失礼だから政務次官にお聞きしたので、たいへん失礼しましたけれども、これはたとえば校長試験なら校長試験、管理者試験にこれをやれと言ったらこれは全くわからぬですよ。しかし私は、こういうことになったのもわからないのじゃないのです。ずいぶん改正が、数十回あるわけですから、そのたびごとに附則がついた。それはわから……

第71回国会 文教委員会 第15号(1973/04/25、33期、日本社会党)

○木島議員 ただいま議題となりました学校教育法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  御承知のとおり、昭和二十二年、学校教育法が制定されるとともに、養護教諭の設置が定められました。次いで、昭和三十三年には学校保健法の制定を見、学校における保健管理は、教育の重要な一部門として位置づけられたのであります。かくて、学校医等が常勤でないわが国においては、学校保健の管理上、養護教諭の配置がきわめて重要な意義を持つものとなってきました。しかるところ、近年、わが国における社会、経済等の急激な進展を背景として、公害をはじめ、健康を阻害する要因が著しく増加しつつ……

第71回国会 文教委員会 第16号(1973/05/09、33期、日本社会党)

○木島議員 いま山原さんのおっしゃいました教育内容の理解程度の低さということは、いま御指摘のありました資料その他はもはやどこでも言われておるようなことであろうと思うのでありますけれども、いまの御質問は、その原因が一体いつ、どこから来ておるのかということであります。  一つには、学習指導要領等による教育内容の量の多さ、したがって、批判力や判断力というものの養成が中心でなしに、詰め込み主義、そしてそのことが進学競争とからんでテスト教育になっていく、そのために、ものごとの判断よりもものごとを覚える、いわば雑多な無統一なものをとにかく数多く覚えてテストに通らなければいい成績にならない、いい成績でないと……

第71回国会 文教委員会 第19号(1973/06/06、33期、日本社会党)

○木島委員 ただいま提案の、国立学校設置法等の一部を改正する法律案の第一条と第二条以下とを分離して再提出すべしとする動議に賛成の意見を申し述べます。  その理由は、大きく分けて二つになります。  その一つは、元来第一条関係と第二条以下関係とは異質のものであり、法形式からしても当然分離すべきものであるということであります。  その二つは、小選挙区制に始まる国会の数々の混乱、自民党単独採決による延長国会の中での審議の現状から、いまにして分離しなければ……。
【次の発言】 旭川医科大学をはじめ、山形、愛媛大学の医学部、大学院、養護学校等は、今年度の開校、開設は不能になるおそれがあるからという情勢の変……

第71回国会 文教委員会 第22号(1973/06/15、33期、日本社会党)

○木島委員 きょうは、たいへん御多忙のところ、ありがとうございました。私に与えられた時間はたいへん短いのでございますので、なるたけかいつまんで福田先生中心にお聞きしたいと思うのであります。  昭和四十二年の九月に、閣議了解事項として、東京教育大学、東京医科歯科大学医学部付属病院霞ケ浦分院など三十六機関が、筑波移転の予定機関として決定をされました。以来、多少の曲折がございましたけれども、この霞ケ浦分院は、医学部を持たない東京教育大学が母体となってつくられる筑波大学のいわゆる医学専門学群として発足することになりました。  新しく大学や学部が創設される場合には、いわば無から出発するために、文部省は世……

第71回国会 文教委員会 第24号(1973/06/22、33期、日本社会党)

○木島委員 きょうの朝刊の各紙は、昨日の国大協の学長会議におけるところの文部大臣の発言をたいへん大きく取り上げています。そこで、緊急質問を各党がやることになりましたが、十五分でありますので、あまり多くを聞くことはできませんけれども、まず一つは、あなたはソ連の教育について言及をしていらっしゃいます。どのような立場でもって国大協の学長の会議でソ連の体制を批判せねばならなかったのか、これが第一。  第二は、田中総理もこの秋に訪ソするという情勢の中で、ことにそういう情勢の中で、内政干渉的な批判を国立大学の学長の前でもって、閣僚の一員である文部大臣が、そのような批判をするということに対する閣僚としての見……

第71回国会 文教委員会 第26号(1973/06/28、33期、日本社会党)

○木島委員 せっかく自民党からの拍手でありますけれども、この間の強行採決でもって何をやるのかまで忘れてしまいました。強行採決後の質問というものはまさにせんの抜けたビールみたいなものでありますが、私に与えられた時間はわずかでありますから、まさに本格的な議論ができないのでありますけれども、少なくとも疑問に思われる点は解明できないまでも、やはり問題点は問題点として浮き彫りにしておく必要があろうと思いますので、一点だけにしぼって御質問申し上げます。  先般東京教育大学の参考人を呼んだときに、私は、福田理学部長に医療担当副学長の人事についてお尋ねいたしました。その焦点については福田さんは否定をなさいまし……

第71回国会 文教委員会 第28号(1973/07/04、33期、日本社会党)

○木島委員 ちょっと関連して。  いま湯山さんおっしゃるように、これは政府のほうも修正しなければいかぬ。それからいま与野党で、全校加入の道の議員修正を考えておりますね。いま最後に大臣おっしゃった国会でというのは、そのときに議員の修正で、与野党の修正で一致すれば、そのことはたいへんありがたいという意味に理解してよろしいのですか。

第71回国会 文教委員会 第29号(1973/07/06、33期、日本社会党)

○木島議員 私は自由民主党、日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党及び民社党を代表して、ただいまの法律案につきまして、附帯決議を付するの動議を提出いたします。  まず、案文を朗読いたします。    昭和四十四年度以後における私立学校教職員共済組合からの年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   私立学校教育の重要性と私立学校教職員共済組合の実情にかんがみ、政府は左記の事項について検討し、すみやかにその実現を図るべきである。  一 短期給付に要する費用について国庫補助の措置を講ずること。  二 長期給付に要する費用に対する国の補助率を百分の二十に引き上げるよう……

第71回国会 文教委員会 第30号(1973/07/11、33期、日本社会党)

○木島委員 いまの質問の経過は、こういうことですね。本会議での各界各層の意見を聞くべきであるという中に、日教組は入っておるかいないかという質問があった。あなたは、もう各界各層というようなそういうものではなくて、最も聞かなければならないとおっしゃった。そしてあなたが大臣になられたときに、日教組の委員長があなたに会いたいと言った。それを拒否したのはあなたである。結果的には今日まで会えなかったですね。そうでしょう。申し込んだけれども会わなかったのは、あなたが断わったからでしょう。そういう意見も聞かないで、そしていま馬場さんの質問のごとく、明確な根拠もなくて、そして本会議でもってそういう発言をされたこ……

第71回国会 文教委員会 第36号(1973/09/14、33期、日本社会党)

○木島委員 関連ですから簡単に。  最初の質問の、あなたは発言を取り消された教員と屎尿くみ取りその他と違うという問題。取り消されたのですけれども、そしてそのことは現業と非現業との差別を意味したものであるとおっしゃった。現業と非現業を区別するのに、あなたの頭の中にどうして屎尿くみ取りというのがぱっと出てきたのか。本来現業、非現業という常識は、たとえばさっきおっしゃったように、三公社五現業というものが常識です。なぜあなたの非現業、現業という中に屎尿くみ取りというようなことばが――世間でいえば、一般的にだれもあまり就職したがらない人たちですね、その人たちの名前がどうして出てきたのですか。取り消した取……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 文教委員会 第6号(1974/02/15、33期、日本社会党)

○木島委員 さっきの沖繩大学の問題、これはやはり何かくふうをするということが必要だと思うのは、あの二つの大学を統合するときには、曲折はあったけれども、最終的には大学がうんと言ったわけじゃないわけです。ですから、そういう点では文部省も考慮せねばならない要素もあるだろうと思うのです。たとえば昨年なら昨年、旭川なら旭川、九月から入っても一年間とみなしますね。ですから、卒業はことしの春から四年間で出すけれども、三年間でもって単位をとる。そして一年後に大学の四年生のときには、四年たたないと卒業証書はもらえないけれども、学校へは来ないでよろしいというような方法だって、ちょっと法律上まだ無理もあります。しか……

第72回国会 文教委員会 第26号(1974/05/10、33期、日本社会党)

○木島委員 わが党は、前国会において、公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律の一部を改正する法律案を出しておりました。これは、前国会において御質問等もいただいて、その趣旨は今回の政府提案の中に相当入れられたことは文部省の努力も評価するのでありますけれども、しかしながら、たとえば前に一学級四十五人を四十三人にするという答弁もあったように記憶しますけれども、それらも勘案し、かつわれわれの提案しておりますところの法律に比較するならば、ずいぶんとまだ十分ではないと思うのであります。したがって、このようなことではたして十分なる教育効果をあげ得るかどうかという点についてはたいへん疑問……


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第73回国会(1974/07/24〜1974/07/31)

第73回国会 文教委員会 第2号(1974/10/23、33期、日本社会党)

○木島委員 大臣、時間が制限されておりますから、私どもも、ことに通達の問題では参議院でも相当議論をなさっていらっしゃるようでありますから、あまり重複しないように言っておきます。最初に聞きますけれども、教育委員会というのはなぜ設けられたんですか。
【次の発言】 いまおっしゃるとおり、一つには「不当な支配に服することなく、」という基本法第十条のそこからくる他の行政からの独立性、それからいま一つは中央集権に対する分権制、いまおっしゃるように直接責任を負うということ、この二つだろうという点では一致しそうであります。  そこで、市町村の教育委員会はなぜ必要だったんですか。


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 文教委員会 第3号(1975/02/26、33期、日本社会党)

○木島委員 どうも大変永井さんには質問しづろうございまして、余りにも著書がたくさんあり、読めば読むほど大学者であることが明らかになってまいりますから、どうも。  では最初に、大変失礼でありますが、三木総理があなたに文部大臣に就任を要請されたときのその理由を、もしここで差し支えなければお聞かせいただきたいと思うのです。
【次の発言】 いまおっしゃったそういう意味で、あなたの文部大臣の存在の理由が明らかになりましたので、それらの点につきましては、後ほど順々に御質問申し上げていきたいと思います。  したがって三木さんは、あなたの教育の思想なりあるいは提言、提案なり、まあときには言ったところの自民党、……

第75回国会 文教委員会 第9号(1975/05/07、33期、日本社会党)

○木島委員 きょうは、各党が、先般の人材確保法に基づいての人事院勧告及びその法律に基づいての審議の場合に、これは慣行上内閣に係りますが、しかし人確法という特別な国会の意思を持ったもの、そのものが果たして十分に審議されたかどうかという点ではやや問題が残っているということで、そういう意味では集中審議をということでありますので、そういう意味で、人確法にかかわるあの勧告に関して、人事院の教員給与のあり方というものについてのものの考え方を承りたい、こう思うのであります。  そこで、まず第一に今回義務教育等教員特別手当をおつくりになりましたが、これをおつくりになられた考え方というのでありましょうか、その趣……

第75回国会 文教委員会 第11号(1975/05/28、33期、日本社会党)

○木島委員 この間、総裁には大変失礼なことを申し上げました。だが、先ほども給与局長おっしゃいましたけれども、他の教育者関係の内におけるバランスあるいはそれ以外のバランスを考えたということですが、しかしこの法律の趣旨は、元来教育職というもののアンバランスを立法の趣旨としているものであります。そういう立場から文部大臣も予期せざる深刻な問題というのは、本俸でなくて手当だという、その関連において予算を余したのだと思うのです。  それでひとつお聞きしたいのでありますけれども、いかに独立的な機関といえども法律によって運営するのが人事院である限り、人確法というきわめて政策的な法律をつくってそれに基づくもので……

第75回国会 文教委員会 第13号(1975/06/04、33期、日本社会党)

○木島委員 関連ですから簡単なことです。  この大学院大学というのは、私は学校教育法第一条を皆さんのねらいは本来変えるべきものだろうと思うのです。これはお聞きすれば、いまの学校教育法第一条の大学という中には、いまの大学と学部を置かない大学と二つを意味するのだとお答えになるだろうと思うのです。しかし内容的には、きっと別に大学院大学を一つ入れた方がより皆さんのねらいがすっきりするのだろうと思うほどのものでありますけれども、いまの技術科学大学院で、これは単線型から、高専をつくったことから複線になって、その複線が袋小路になって、それをどうするかという隘路打開の窮余の一策がこの大学院大学という発想になっ……

第75回国会 文教委員会 第15号(1975/06/11、33期、日本社会党)

○木島委員 質問の時間が大変ないものでありますので、三先生に一つずつということになりましょうか。  伊藤先生、連合大学院大学ということに対する魅力とおっしゃいましたが、そこで、私立を含めた国公私立の連合大学というものが発想されるだろうか、その場合の形態は一体どうなっていくのだろうか、そのことは将来の日本の教育制度全体とのかかわりも出てくる――単時間なものですから余り説明いたしませんが、おわかりでございましょうから、そういう意味でひとつお聞かせいただきたいと思うのであります。  それから、生越先生のはずいぶんと興味のある問題がいろいろあるものですからなんですが、オーバードクターのお話がございまし……

第75回国会 文教委員会 第18号(1975/06/26、33期、日本社会党)

○木島委員 いま藤波さんから、野党は大変熱心である、そしていろいろ提案もしたというお話がございました。それだけに野党もさっさと賛成せいというようなお話がございましたけれども、およそこの国会の文教の一つの特徴は、永井文部大臣、民間大臣が、教育を政治の場から静かな場へというその発想が委員会のこの運営全体においてもなされてきたし、このことを将来とも定着しながら、とかくいままで国会の中でもって、教育というものは国民全体にかかわる問題でありながら国会の各委員会の中でもって強行採決が最も多かったという委員会からの脱皮を図ろうとして努力をしてきたところだろうということは、これはみんな異議のないところだろうと……


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第76回国会(1975/09/11〜1975/12/25)

第76回国会 文教委員会 第1号(1975/12/12、33期、日本社会党)

○木島委員 山口さんが質問の通告をしておりましたけれども、議運の理事会が始まりましたので繰り上げます。  主任問題でありますけれども、もう余りぐだぐだと多くを語ることはないのかもしれませんが、しかしいずれにいたしましても、いままでの経過の中で、大変失礼でありますけれども、永井文部大臣の存在が問われておるということがよく言われます。そして新聞などでは、スト権ストのときの三木さんと同じというようなことを言っておる。しかし私は、それは三木さんの場合はそういうことがあっても、永井さんの場合はそうあってはならないと考えます。いつかも申しましたけれども、三権分立の中における議院内閣制の与党と執行部、行政府……

第76回国会 文教委員会 第2号(1975/12/17、33期、日本社会党)

○木島委員 ちょっと関連ですけれども、先ほどこの法律案の具体的な問題の一つとして高専の問題があったわけですけれども、大臣がさっきちょっとおっしゃったことで、そうすると今度の技術科学大学には高専の三年次からもはいれるの。――大臣はうんと言っているが、局長はこう首を振っている。三年からもはいれるの。
【次の発言】 高専の三年次からはいれないの。
【次の発言】 予定せぬけれども、はいれる資格はありますね。
【次の発言】 実際にはどうでしょう。非常に多くなると想定しませんか。高専の三年が終わったときに技術科学大学の方に、これは編入じゃありませんよ、入るという可能性は大変強くなりませんか。


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第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 災害対策特別委員会 第3号(1976/02/12、33期、日本社会党)

○木島委員 この委員会においても個々の細かい問題についてはずいぶんと討論がなされておりますし、同時に、年々施策の進歩のほども見られるわけでありますが、しかしなお多くの要望があるということは、なお不満であるということかもしれません。大変要望のあることは、われわれ雪国の者からすれば何としても解決せねばならぬ、解決してほしいと思うことでありますが、大変項目がよけいでございますから、今回ことに雪の多かった新潟県第四区の三名の名前でもって、個々の問題については後に質問書によってお答えをいただくということしかないだろうと思いますし、なお委員長にお願いいたしますけれども、この委員会ですべての問題が解決するわ……

第77回国会 文教委員会 第1号(1976/02/13、33期、日本社会党)

○木島委員 社会党、共産党、公明党を代表して、この問題に関して、いま大臣の意思に反して、各地へ行ってはトラブルというのでありましょうか、あるいは政争というのでありましょうか、そういう具体的な動きがある。それで、この委員会として鹿児島、愛知、東京、神奈川の教育委員長ないし教育長を参考人としてこの委員会に呼んでいただきたいという動議を提出いたします。

第77回国会 文教委員会 第2号(1976/03/03、33期、日本社会党)

○木島委員 この前の十三日の日は鹿児島問題だけにしぼっての御質問がございましたが、そのことについてはあなたの方も参議院でもって実態を調査するというお話がございました。きょうはそれを私は聞こうと思っておりません。ただ、それに絡んでお聞きしたいと思うのでありますけれども、教育委員会制度という制度は、言うならば、中央に対しては分権的であり、あるいは県で言うならば、知事部局に対しては独立制の二つの言うなれば四権分立的な存在である。そして基本法十条で言う、国民全体に対し直接責任を負うという立場から教育委員会がある、教育委員がある。したがって、教育委員は素人の方がその趣旨に合う。しかし、その関連から言うな……

第77回国会 文教委員会 第5号(1976/05/12、33期、日本社会党)

○木島委員 私は、自由民主党、日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党及び民社党を代表して、ただいま議題となっております国立学校設置法の一部を改正する法律案に対する修正案について御説明申し上げます。  案文につきましては、すでにお手元に配付されておりますので、朗読を省略させていただきます。  修正案の趣旨は、本法律案の施行期日はすでに経過しておりますので、これを公布の日から施行し、これに伴う在学年数の計算について必要な経過措置を講じようとするものであります。  何とぞ委員各位の御賛成をお願い申し上げます。
【次の発言】 私は、自由民主党、日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党及び民社党を代表……

第77回国会 文教委員会 第7号(1976/05/19、33期、日本社会党)

○木島委員 まず第一に、筑波大学が創設されるときに、副学長人事で東京医科歯科大学の医学部長であって現在埼玉医科大学の学長である落合さんが内定しておった、その後東京女子医大の榊原さんに変わったことに関しまして、その当時私が質問をしてその疑義をどうしてもただそうと思っておったのであります。このことは単に人事という問題でなしに日本の大学の自治に関するきわめて重要な問題と思いましたから、私は実はその後も関心を持ってひそかに調べてきておったのであります。そのことについて私は今回その背後にあるものは一体何かという核心とも言えるようなものを感ずるものでありますので、その点についてまず第一にお伺いいたしたいと……


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第78回国会(1976/09/16〜1976/11/04)

第78回国会 内閣委員会 第5号(1976/10/26、33期、日本社会党)

○木島委員 きょうは出かせぎですから、そしてこの問題については永井さんとずいぶんいろいろ議論しておりますから、きょうは、きょう審議しております法律案に沿って御質問申し上げます。  大臣、ちょっとその導入部分でございますけれども、いまロッキードでもってずいぶん揺れていますけれども、ロッキード事件を通しまして教育という点から考えなければならないところとか、あるいは反省しなければならないところとか、そういう点で、何かロッキード事件というものの筋書きじゃなしに背景とかそういうような問題では、文部大臣として教育的な立場でもって何かお考えになるところはございませんか。

第78回国会 文教委員会 第4号(1976/10/27、33期、日本社会党)

○木島委員 ほかの委員会の質問との関係で質問の順序を変えまして恐縮です。  前国会の最終の私の質問で、主任の任命をA、B、Cでやるが、Aの教育委員会の任命あるいはBの教育委員会の承認を得て校長の任命ということは、規則の二十二でもって「校務分掌」とうたった限りにおいては学校教育法二十八条の校長の権限で、学校教育法上には「校務分掌」というそのことは二十八条しかない、校長の権限しかない、したがってA、Bは誤りであると私は主張しました。それに対して初中局長は、地教行法の二十三条ですかな、すなわち管理運営に関する事項は教育委員会の権限であるからとおっしゃいました。そして本来的、第一義的には教育委員会に権……


木島喜兵衛[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院33期)

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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 文教委員会文化財保護に関する小委員会 第3号(1975/03/04、33期、日本社会党)

○木島小委員 一つ二つなんですが、最初に江上先生にちょっとお伺いしたいのですが、「『陵墓』指定古墳の文化財保護法適用を要望する決議」の中には、数字の二番目に「宮内庁保管の『陵墓』等に関する遺物や文書記録を公開すること。」とありますね。これは、現在宮内庁に相当陵墓から出たところの出土品等はあるやに承っておりますが、これは皆さん比較的自由に研究上……
【次の発言】 これは意見になって恐縮ですが、見れないのですか。
【次の発言】 これはしかし、皆さんの御研究の上では非常に貴重なものでしょうな。
【次の発言】 これはどうして見れないのですか。



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データ更新日:2023/02/05

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