このページでは木島喜兵衛衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。
○木島委員 先ほど小島さんから大臣大変ほめられましたけれども、確かに国民はそう思っておるだろうと私は思います。それは、福田明治三十八歳内閣の中の最弱年であり、また昨年のスト権ストのときには、あなたのその美しい顔だちとともに、あの早稲田の弁論部で鍛えた中でも、藤波孝生委員や西岡武夫委員なんかと比べてはるかに雄弁な、そして一方においては対話と協調を言われ、一方においては、先ほどお話がございました指名校制度等の行動について、若さと知性というものを国民が皆感じているだろうという気がします。しだがって、私もそういう意味では、大臣の所信表明に対する質問でありますから、一般質問とは別個でありますから、そうい……
○木島委員 先ほど嶋崎さん最後を詰めておらないのでありますけれども、学習の到達度を測定するとするなれば、むしろこれは高校が共通テストをやることの方が私はよりいいと思うのですよ。大学から見たところの、大学側の到達度でなしに、高校が高校としてやった到達度です。入試の問題だっていままで内申重視と言うけれども、ほとんど大部分やっていませんな。重視しておりません。しないのは、これは共通性がないからですよ。客観性がないからですよ。だからむしろやるなら、いま問題になっている共通テストですね。この共通テストはむしろ逆に高校がやって、内申書的性格なんですから、内申書として出す方が私はより教育的だと思うのです。こ……
○木島委員 理事会の予定外でありますけれども、委員の皆さんから御理解いただきまして。……。みんな時間がないものですから、大変にはしょっていらっしゃる部分があったと思いますので、短時間だけそれに関する御質問をさせていただきます。 いま、第一問は、難問奇問の話がございましたけれども、高校の教科書を中心にして多肢選択でいけば問題は一定の限界がある。そして、それを何年間か繰り返せば同じ問題が出てくる。同時に受験産業は、すでに旺文社等は同じコンピューターを入れておりますから、何年かたてばみんながいい点をとるようになってくる。みんな同じくなったら、そうして足切りを余りやらないということであれば、足切りを……
○木島委員 入試センターに絡む第一次共通テストは、現在までの審議を通じまして、教育論ではなくて、国大協のみの視野に立つ入試技術論の範囲を出ていないという感じが強くいたします。 今日の教育の荒廃と言われるものは、入試制度を軸としながらも、学校教育、社会教育、家庭教育のすべてにかかわるものでありますし、これら各般の国民的教育課題と無関係に進められている感じがいたします。それは、このことから、国大協は一歩を進めるという趣旨であっても、各層との合意への努力はまことに不十分であり、国大協以外はきわめて冷淡とすら言える状態ではないかと思われます。その限りでは、国大協の努力を認めるにしても、多くの異論、批……
○木島委員 学校災害に関する小委員会における調査の経過及び結果について御報告申し上げます。 本小委員会は、児童・生徒等の学校の管理下における災害に関する問題を調査するため、去る四月十三日、当委員会に設置され、今日まで小委員会を三回、小委員懇談会を五回開会いたしました。 その経過を申し上げますと、まず、政府より学校災害の実態とその救済制度の現状等について説明を聴取いたしました。次いで、四月二十一日には、日本学校安全会理事長渋谷敬三君、日本弁護士連合会学校災害補償法制定促進部会長代理佐藤義行君及び日本教育法学会事務局長兼子仁君の三名を参考人として招致し、日本学校安全会の災害共済給付の内容、現行……
○木島委員 文部大臣にお尋ねいたします。
昨年の二月から今日までこの国を揺るがしておりますロッキード事件について、文教の責任者として、文教的な立場からどのような御反省をお持ちでいらっしゃいますか。
【次の発言】 ロッキードを構造汚職と言いますけれども、構造という点では、金を最高の価値とする国民の意識構造、その意識構造をつくっていった文教としての責任というものについて、今日の文教政策についての反省はございませんか。
【次の発言】 福田総理の施政方針演説の中にも「「物さえあれば、金さえあれば、自分さえよければ」という風潮に支配される社会は」と言っていらっしゃいます。その点では、ロッキードのいまあ……
○木島委員 委員を差しかえていただいて、質問させていただく機会を与えていただきましたことを感謝いたします。
ここ一、二年、この給与法でもって大分混乱もしているのですけれども、世間的に見てずいぶん、どう言ったらいいのでしょうか、奇怪なる現象というようなものを感ずるのです。
第一、どうでしょうか長官、大体、世間一般から言えば、労働組合が要求もしないものを、賃金を払う、払うなんて言うのは、余り世の中で聞かぬのだが、そんな例、知っていますか。
【次の発言】 大変珍しいとしても、珍しいけれどもあるいはあるかもしれないということですね、珍しいということは。もし世の中にそのようなことがあるとすれば、一体……
○木島委員 今国会における学校災害に関する小委員会の調査経過を申し上げます。
さきの第八十回国会におきまして、学校災害に関する小委員会の一応の結論を当文教委員会に報告いたしましたが、その趣旨に沿って文部省は昭和五十三年度予算に概算要求を行っておる現状にかんがみ、今国会も学校災害に関する小委員会においてたびたび種々協議してまいりました。その結果、今回の文部省の学校災害関係予算要求が完全に実現するよう、各党一致して強く期待するとの結論に達しました。
以上、御報告申し上げます。
【次の発言】 前段の嶋崎さんの話の、いろいろと御質問があったけれども、御答弁がなかなか明確でないのです。ただ、この新興……
○木島委員 さっきの、この法律が通るときの愛知文部大臣のその趣旨について、いま何もあなたの方ではとりたてて言うことはないということなんだけれども、一言言っておきたいのは、社会教育として何かまとめたいということですが、いま直轄使用かどうかという場合に、もし文部省にそういう考え方があるならば、オリンピック記念青少年総合センター法の第三十二条「青少年総合センターは、文部大臣が監督する。」「文部大臣は、この法律を施行するため必要があると認めるときは、青少年総合センターに対して、その業務に関し監督上必要な命令をすることができる。」そして罰則の三十七条は五に、その「規定による文部大臣の命令に違反したとき」……
○木島委員 まず最初に、この災害で亡くなられた方々に弔意を表し、そのために努力をされた自衛隊や消防団、役場の職員あるいは地元住民に対して大変敬意を表します。 いま高鳥先生の最後の質問で、大臣は再びこのような災害を起こさないために万全のとおっしゃいました。万全のということは、応急と恒久、二つになりますが、そのためにまず原因をきわめねばなりません。しかし、その原因は何かと聞けば、もう答弁はわかっています。いま調査に出しておりますからとしかお答えになりません。しかし、こういう災害の場合には人心の安定がまず第一であります。すでに新潟大学の二つの調査団や日大の守屋教授とか、あるいは地元の地質研究クラブ……
○木島委員 今回の法改正といいましょうか、一つは学校災害であり、一つは保健法その他の問題であります。学校災害に関しましては、一つは給付の改善でありますが、これはもう多くの方々からお話がございましたから私は触れません。なお、この委員会に設けられた小委員会は安全会の運営とかあり方については触れておらなかったのでありますから、またこれはきょう多くの方々から御質問がございましたから、これまた私は触れません。そうすると、その小委員会で触れなかった学校安全ということについてだけ、災害関係ではちょっとお聞きをいたしたいと思っております。 一つは、今回、安全ということを法にうたったことは、いままで法にうたわ……
○木島委員 時間がありませんから、なるたけ簡単にいたします。
本法の第三条の一の四に「適正な規模にするため統合」という言葉、あるいは施行令の第三条にもありますが、「適正な学校規模の条件」、この法律における学校の適正規模という意味はいかなる意味でありましょうか。これは局長でいいです。
【次の発言】 よって、このように学校を適正な規模にしたい、そのために負担を国がするんですよという意味ですね。
【次の発言】 望ましいから、その望ましいのに合わせるように国がその施設に対して、費用に対して負担するという意味ですね。
【次の発言】 したがって、施行令第三条は「十二学級から十八学級まで」とするとして、そ……
○木島委員 きわめて多角的な質問が出されてまいりましたし、その御答弁で大体わかったようなものもありますけれども、ずいぶんと各委員からいろいろな意見が出されておりまして、それらの委員の質問というものをなお皆様がお考えになって、整理をされて答弁をし直されてもいいものがありはしないかという気がいたしますので、そういう点についての数点だけを、いま御答弁は要りませんが、まず申し上げます。 第一は、新設の教員両大学は大学院で三分の二を現職の研修の場としておりますけれども、現職教員の研修権を最大限に保障せんとするならば、既設の教育系大学学部にも大学院を設け、現職教員が現職現給で入学できるようにすべきである……
○木島委員 局長、いまの質問の経過があるわけです。というのは、先ほどおたくの關さんから、行政改革については、「世上の特殊法人の廃止、単に廃止して数を減らすとか、そういうような意味合いが若干ぼけている」という御答弁があったわけなんです。しかし、おたくの「行政改革」の「円高、不況など最近の内外情勢には大変厳しいものがあります。このため、民間では減量経営等懸命の合理化努力が続けられています。国や地方の財政も、いまや、大変困難な局面を迎えております。」ということからやるんだ。だから行政改革というのはそういう方向である。ところが今度のは、なくすのじゃなくて、法人を直轄にするという、いわば移行ですね。移行……
○木島委員 私はもうきょうの最後だそうでありますから、なるだけ時間をとらないように質問をいたします。だから一番時間を短くするならば、全くそのとおりです、そうします、こう言えば一番簡単であります。
そこで、私の質問は、いまの御質問にもございましたA規約の十三条の教育の留保の問題だけであります。
最初に聞きますけれども、留保の基準ですね。これは文部大臣じゃない。外務省の方です。これは国内法がいまだ整備されておらず、あるいはまた早急に整備の見通しが立たないというようなことの条件のときに留保するというように考えていいのですか。
【次の発言】 整備というのは一〇〇%を直ちに意味するわけではないわけで……
○木島委員 教育一筋四十年の内藤文部大臣でございますから、あなたの所信表明に期待をいたしたのでありますけれども、大変慎重であります。
そこで、これは当然のことですけれども、大平総理大臣の施政方針演説を前提としての内藤文政と考えてよろしゅうございますね。
【次の発言】 大平さんは、一つには信頼と合意というものを基本姿勢にしていらっしゃいますが、その点はあなたもそれを基本姿勢になさいますか。
【次の発言】 今日、政治の基本姿勢というものにはいろいろあろうと思うのでありますけれども、あえて大平さんが信頼と合意というものをいまここでもっておっしゃるということには、信頼と合意が今日の政治において特に必……
○木島委員 先ほどの湯山先生の御質問に関連して……。大臣は教育一筋四十年ですが、湯山先生は教育一筋五十年ですから、その御質問の中で、大臣の答弁に湯山先生はお気づきになっておられましたけれども、湯山先生は質問の大筋を進まれるためにあえて御発言がなかったのでありますけれども、公選制から任命制に教育委員会を切りかえたときのことに関するあなたの答弁で、「公選制でやったところが、やはり結果は━━━━━━━━━━━というおそれが非常に強かったので、それで警官隊の導入までして教育委員を任命制にした。」というお答えがありました。公選制にしたところが結果的には━━━━━━━━━━━━とは、どういう意味でございま……
○木島委員 いま雑談で話しておったのでありますけれども、わが党のトップバッターに予定しておりました嶋崎さんが病気でちょっと入院したものでありますから、ピンチヒッターでありますので、ウォーミングアップをしていないリリーフは調子がいいとは申せません。まことに恐縮でございます。 内藤さん、あなたの在任中においてこの放送大学ができたということになると、あなたの最大の業績になりますね。それだけに、たとえば社説や論説等を見ましてもいろいろと問題点が指摘をされておるようでございます。もし将来に禍根を残すようなものであったならば、あなたは逆に将来において汚点を残すことにもなる。 そういう意味ではあなたもい……
○木島委員 社会党の木島でございます。きょうはいろいろと御教示いただきましてありがとうございました。 いまも諸先生からいろいろとお話がございましたけれども、放送大学そのものについては、一般論としてはこれを否定する人はきっと少ないんだろう、あるいはないんだろうと思うわけであります。しかし、いずれにいたしましても、日本の教育のあり方における最も新しい試みでありますから、それだけに相当な配慮がなされなければならぬだろうということをいま皆様から御指摘いただいたんだろうと思うわけであります。 私も、いまいろいろと先生方からお話がございました中で言うならば、たとえばイギリスの話がございましたけれども、……
○木島委員 皮切りに何かやれということでありますが、いま委員長の第一に挙げたのは放送法、電波法と学校教育法ですが、その前に電波法、放送法だけの問題が一つありますね。そういうことも含めてだと思うのですけれども、これは主に逓信委員会が専門でやっていらっしゃることですが、ただ、いままでの答弁を聞いておりますと、さっきもちょっと話があったんだけれども、文教委員会におけるところの局長の答弁と連合委員会で逓信委員から質問するときの答弁では大分違う感じがするのですけれども、だんだん聞いていると違わないのですな。文教の方は説明不足、逓信には大変親切丁寧に答弁しておるから、結果的に文教委員にはそんな感じがしたの……
○木島委員 「その他」ですから漠たるものでありますけれども、私が前から言っておりますのは、この大学が成功するかしないかはスクーリングに学生が通えるか通えないかということも一つの要素である、そのためには教育有給休暇というものが必要ではないかということだが、これは広島の実験等でも第一回のスクーリングに三分の一が参加できなかった。そのことがずっと尾を引いているということもかつてあったと思うのです。 そこで、いままでの御答弁ではそれは各省との関係がいろいろあるからということで終わっているのですが、ただそういうことだけで済むのかどうか。そのことは強いて言いますと学校教育なのか成人教育であるのかというこ……
○木島小委員長 これより学校災害に関する小委員会を開会いたします。 このたび、私が小委員長に選任されました。小委員各位の御協力のほどをよろしくお願いいたします。 学校災害に関する件について調査を進めます。 今日、学校災害は増加の一途をたどっており、その対策が社会の大きな問題となっております。学校災害の対策については、現在日本学校安全会が主体となって行っておりますが、その給付内容や責任体制などについて、いま一度考えてみる必要があるのではないかということが今日的問題の一つとなっていることにかんがみ、本小委員会において調査を進めていくことになったわけであります。 本日は、学校災害の実態とその……
○木島小委員長 これより学校災害に関する小委員会を開会いたします。 学校災害に関する件について調査を進めます。 本日は、本件について、日本学校安全会理事長渋谷敬三君、午前十一時より、日本弁護士連合会国会等対策会議学校災害補償法制定促進部会部会長代理佐藤義行君、日本教育法学会事務局長兼子仁君の三名の方々に御出席を願っております。 渋谷参考人には御多用中のところ本小委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございました。 本小委員会におきましては学校災害に関する件について調査をいたしておりますが、本日は、本件につきまして参考人から忌憚のない御意見をお述べいただき、調査の参考にいたし……
○木島小委員長 これより学校災害に関する小委員会を開会いたします。 学校災害に関する件について調査を進めます。 本小委員会におきましては、学校災害に関する件について小委員会及び小委員懇談会をたびたび開会し、調査、協議を重ねてまいりましたが、調査日数などの関係で現段階における調査経過を委員会において報告する必要があると思いますので、今日までの各党間の意見をもとに小委員長報告案を作成しましたので、朗読させていただきます。 学校災害に関する小委員長報告(案) 学校災害に関する小委員会における調査の経過及び結果について御報告申し上げます。 本小委員会は、児童生徒等の学校の管理下におけ……
○木島小委員 大変に御努力いただいている点は感じました。 いまのお話しございましたように、八万のところに三十万も来る、したがって選抜せざるを得ない。だが大学全体で見れば、浪人を考えなければ大ざっぱに言って高校からの進学者数と大学の入れ物は大体同じ、それに浪人を入れて平均したら一・三四倍になるのでございましょうか。ですから、本来枠だけで言えばそう大きな問題が、社会的な問題で言われるほど問題ないのかもしれません。あるのは、格差があるから有名校に殺到するからよけいになるという視点に立てば、今回の制度で格差が一体どうなるのか。格差がもしこのことによって拡大するならば、このことの出発が格差によって起こ……
○木島小委員 加藤さんはこの審議を全部御存じないわけですが、いままでの委員会の中でいま山原さんの御質問のようなことがございました。いま、研究部門と管理事業部門の二つに分かれてますね。そして、研究部門は情報処理研究と追跡研究と評価研究でありますから、これはいまの皆さんがお考えのものを前提にしておりますね。しかし共同利用機関というのは、これは本来国大だけの問題でもありません。でありますから、それと同時に、基本的な入試制度というものを研究するという意味ではもう一つ部門を、名前は何も言ってなかったけれども、入試の基本研究部門ですか、という一つの部門をつくるべきである。ところが、本年はすでに予算が決まっ……
○木島小委員 いまの問題だけで言いますと、大変大きな問題なのですよ。だからこそ、この丸いテーブルで特殊教育を取り上げようという意味があると思っているのです。交流教育なり混合教育と言われるそれは、極端なことを言うと、本人は果たしていいのかどうか、隔離までしてしまってもいいのか、あるいは今日の特殊学級というものの形態は実体的にはどうなのかということになりますが、言うなれば、障害児という場合は、特殊学級からコロニーに入るとか在宅児童もいますから、そういう問題も絡むわけですよ。したがって、きょうの時間の設定ではこれ以上――困るのですよ、こっちに来ていらっしゃって問題があるのに、いませっかくいい問題が出……
○木島小委員 不良図書などというものは大人の肉体的欲望を刺激するために発行しているわけですからね。だから、これはこのままでいいとは言えないと思うのですが、ただ一つ、やはりさっき堀部先生がおっしゃいましたように、非常に慎重で厳密でなければならぬという点で、それだけにきょう先生方からいろいろと御意見を承っているのだと思いますけれども、これはどう考えたらいいのでしょうか。しょせんは動物的人と社会的文化的な人間との関係、それはもう否定できないわけですからね。だから、あるいは性悪説があり、その性悪説が出るからまたそこに禁欲的あるいは自制的な哲学があり、あるいは宗教が生まれたり、その宗教の中でもたとえば親……
○木島小委員長 これより学校災害に関する小委員会を開会いたします。 学校災害に関する件について調査を進めます。 本日は、本件について参考人として日本弁護士連合会学校災害補償法制定促進部会部会長阿部三郎君に御出席を願っております。 阿部参考人には、御多用中のところ本小委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございました。 本小委員会におきましては、学校災害に関する件について調査をいたしておりますが、本日は、本件につきまして参考人から忌憚のない御意見をお述べいただき、調査の参考にいたしたいと存じます。 これより参考人から御意見を承りたいと存じますが、議事の順序といたしまして、初……
○木島小委員 どういう聞き方をしていいのかわかりませんが、いまお話のございましたように、出発は教育の正常化というところにあったけれども、結果的に見ると、シカを追う者が山を見ないというごとく、やや大学の論理が優先して、そして試験という、少し狭い意味になりがちですが、試験技術というのですか、そういうものに動いていって、正常化という視点が欠けてきておるという、そのことが高校が直接一番混乱をせしめられておるということだと思います。しかし、もちろんそれ以外にも、たとえば私大との関係とか、そういう考えなければならない問題もあります。そこで、いま森さんがおっしゃいますように壮大なる実験ではありますけれども、……
○木島分科員 毎年、たとえば地方、在京の交響楽団に補助金を出しておるのでありますけれども、予算通ったならば日本フィルにはことしもまた出さないという方針ですか。
【次の発言】 私あえてこの委員会でこの問題を真っ先に取り上げたのは、音楽に大変造詣の深い砂田さんでありますから、そして私は安達さん、安嶋さんが文化庁長官のときにもずっと折衝をしてまいりました。しかしあえて私は委員会で取り上げてはこなかったのであります。ただ、いまそういう御答弁でありますから、そしてこのような委員会の性格でありますから深追いはいたしません。ただ、なぜ地方の交響楽団に補助金を出すのか、音楽というのは元来大衆の歓喜の叫びやある……
○木島委員 きょう連合審査会を開いていただいて、この問題を専門にやっていらっしゃる先生方のお話を聞いて、所管しておるわれわれ文教委員会からすれば大変勉強になったのでありますけれども、ただ、ぼくらがいままで審議をしてきた面から言うと、新しい解釈なり問題も出てきたように思うのです。 たとえば四十四条三項の解釈にいたしましても、いままで文教でなされた以上の新しい解釈をなされたようでありまして、その二、三のことを申しますれば、一定の長い期間において政治的公平が守られればいいのだ――それは大学の計画でありますから、一定の長期のことはできましょうけれども、そのことがもし仮に新しい解釈だとするならば、それ……
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