渡辺武三 衆議院議員
33期国会発言一覧

渡辺武三[衆]在籍期 : 32期-|33期|-34期-35期-36期
渡辺武三[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは渡辺武三衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院33期)

渡辺武三[衆]本会議発言(全期間)
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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 衆議院本会議 第16号(1973/03/13、33期、民社党)

○渡辺武三君 私は、民社党を代表し、政府提案の昭和四十八年度一般会計予算案、特別会計予算案及び政府関係機関予算案の三案に対して一括して反対するとともに、野党四党共同の政府予算案組み替え要求動議に賛成する態度を明らかにしたいと思います。(拍手)  わが党が政府予算案に反対する第一の理由は、円の実質的再切り上げによって、予算案の前提が根本から崩壊したということであります。  言うまでもなく、政府はこれまであらゆる努力を払い、円の再切り上げは回避すると国民に約束をし、また、その前提で今回の予算案を編成したのであります。しかし、事実はすでに御承知のとおり、円は実質上の大幅再切り上げを余儀なくされ、為替……

第71回国会 衆議院本会議 第58号(1973/09/07、33期、民社党)

○渡辺武三君 私は、去る八月二十日から三日間、わが党春日委員長を団長とする韓国調査団の一員として、事件発生後の韓国を訪問し、朴大統領をはじめ、金国務総理、政府の要人並びに各界の韓国国民の方々と、金大中氏事件について率直に話し合ってまいりました。この際、これらの経緯を踏まえて、総理並びに関係閣僚に対し、民社党を代表して緊急質問を行なわんとするものであります。(拍手)  今回の金大中氏強制連行が、わが国の首都東京のまん中で白昼公然と行なわれ、世界で最も優秀といわれておる日本警察の追及をしり目に、何者かの手によってゆうゆうと国外に連れ去られ、ソウル市内の自宅に連れ戻された事件は、思想、信条、行動の自……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 衆議院本会議 第24号(1974/04/05、33期、民社党)

○渡辺武三君 ただいま趣旨説明のありました宅地開発公団法案につきまして、私は、民社党を代表し、数点の問題点について、総理並びに関係閣僚に御質問をいたしたいと存じます。  その第一は、宅地開発公団が、大都市周辺の地域、すなわち、市街化調整区域内における土地の開発、造成を主たる業務といたしておることであります。このことは、都市計画法で「市街化を抑制すべき区域」と規定されている市街化調整区域の趣旨に反するものであり、無秩序な乱開発をさらに助長することになるおそれがあるのであります。  もとより、市街化調整区域は農業振興地域としても適しており、食糧需給の逼迫が世界的規模で叫ばれている今日にあっては、農……


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第76回国会(1975/09/11〜1975/12/25)

第76回国会 衆議院本会議 第17号(1975/12/05、33期、民社党)

○渡辺武三君 私は、民社党を代表し、ただいま提案されております昭和五十年度の公債の発行の特例に関する法律案に対し、反対の討論を行いたいと思います。(拍手)  わが民社党は、国庫が空になり、またはなろうとしている現時点における赤字国債の発行はやむを得ないという態度をいち早く打ち出したことは、すでに御承知のとおりであります。  申し上げるまでもなく、わが国経済は、政府・自民党のたび重なる経済政策の失敗によって、二年続きの深刻な不況に陥り、政府の第四次不況対策にもかかわらず、今年の経済成長率も一%前後の超低成長が予想されている実情であります。これがため、特に中小企業者、勤労者が深刻な打撃をこうむって……


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第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 衆議院本会議 第12号(1976/04/09、33期、民社党)

○渡辺武三君 私は、民社党を代表し、ただいま議題となっております昭和五十一年度一般会計予算案、同特別会計予算案並びに政府関係機関予算案に対し、一括して反対討論を行いたいと思います。  まず、第一に指摘しなければならないことは、現在、国民が最も関心を寄せておりますロッキード事件の解明並びに景気の回復に対し、三木内閣の姿勢がきわめて優柔不断かつ無責任であったということであります。その結果が、三月八日から始まった戦後最長の一カ月にも及ぶ国会の空転であり、四十日間の暫定予算編成であります。不況克服が今日の緊急課題になっているにもかかわらず、かくも長き空白が生じ、国民生活にいささかなりとも不安を招いたこ……

渡辺武三[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院33期)

渡辺武三[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 建設委員会 第4号(1973/03/02、33期、民社党)

○渡辺(武)委員 大臣は今回の建設行政の基本施策に関する所信表明の中で、いわゆる社会資本の整備を一日も早く行なうことが国民生活の基礎をつちかい、経済発展の基礎を整えることになるんだ、こうおっしゃっておるわけでございます。そこで、そのためにやはり土地対策が一番重要だということで第一に取り上げられておると思います。そこで質問をしたいわけですが、昨今の地価の高騰によって、現実に建設省が行なっております公共事業そのものの事業量ですか、計画に対する事業の進捗度合いというものがたいへんにおくれをしておるのではないだろうか、こういう事実がたくさんあると思います。特に住宅建設等ではそれらが顕著にあらわれておる……

第71回国会 建設委員会 第7号(1973/03/27、33期、民社党)

○渡辺(武)委員 私は、大臣、局長、公庫総裁のお三方に対して質問をしたいと思います。私が質問したいと思います点はすでに討論がされておるようでございますが、お聞きしておるところ、いずれも答弁が納得できませんので、再度質問の形をとりたいと思います。  まず住宅金融公庫法の目的、「住宅金融公庫は、国民大衆が健康で文化的な生活を営むに足る住宅の建設(住宅の用に供する土地の取得及び造成を含む。)に必要な資金」を融資する、こういうふうに目的に書かれておるわけでございます。ところが先ほど来討論されておりますように、個人住宅、個人が住宅を建設する場合の土地の取得については実は融資がされていない。良質な宅造を行……

第71回国会 建設委員会 第8号(1973/03/28、33期、民社党)

○渡辺(武)委員 問題になっております建築資材の不足もしくは高騰によって、先ほど来論議がされておりますように、災害復旧事業は申すに及ばず、公共事業、あるいは建設省の住宅建設計画を見ましてもその六割が民間に依存しておるわけですから、国民に及ぼしておる迷惑というものは非常に大きなものがあると思います。そこで、このような品不足あるいは高騰というものの真の原因、その元凶は一体何だろうか、どのように理解しておられるのか、大臣にお尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 需要と供給がアンバランスだ、そういうのが原因だ、こういう御意見だと思いますが、それはあたかも、私に言わしめれば、いわゆる建設省の主要なる業……

第71回国会 建設委員会 第10号(1973/04/06、33期、民社党)

○渡辺(武)委員 現在議題となっておりますこの道路整備緊急措置法、新たな第七次道路整備五カ年計画が策定をされておるようでございますが、これは前の委員も質問したと思いますけれども、本来ならば現時点では第六次道路整備五カ年計画が進行過程にあるわけでございます。したがって、第六次道路整備五カ年計画が途中で打ち切られなければならない理由、これについてもう一回ひとつ御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 もっともらしいむずかしい理由をたくさんお並べになりましたが、要するに激動する経済構造の中で五年間を見通して計画を立てるということがむずかしいということではないでしょうか。

第71回国会 建設委員会 第15号(1973/05/09、33期、民社党)

○渡辺(武)委員 地価公示法の具体的な質問に入る前に、大臣に対して基本的な問題についてお尋ねを申し上げたいと存じます。  大臣御承知のように、土地というものはいわゆる人間が生産をするものではございません。したがって、需要と供給の関係からいけば、自由な取引を許しておけばこれは必然的に需要が多ければ高騰をしていく、こういう性質のものであろうと考えるわけですね。そこで、本来地価の抑制あるいは土地の有効利用という観点から見れば、土地そのものを投機的な対象物からはずさなければいけない、いわゆる一般的な取引商品から土地そのものをはずさなければいけない、こう考えるわけですけれども、大臣はどのような認識を持っ……

第71回国会 建設委員会 第17号(1973/05/30、33期、民社党)

○渡辺(武)委員 私は、民社党を代表しまして、政府提出、地価公示法の一部を改正する法律案、社会党提出、地価公示法の一部を改正する法律案に対する修正案、両案に対し、一括して反対の討論を行ないます。  もともとわが党は、土地価格の抑制のために土地の基準価格を設け、公示する制度の確立を主張してまいりました。しかしながら、現行の地価公示方式は何ら地価の抑制に効果をあらわさず、むしろ地価をつり上げる要因にすらなっております。法第一条の目的に「一般の土地の取引価格に対して指標を与え」云々とありますが、その役割りは有名無実であります。  さらに、公示価格の算定基準もきわめて問題が多く、異常な高騰を追認する形……

第71回国会 建設委員会 第18号(1973/06/06、33期、民社党)

○渡辺(武)委員 前回の委員会で問題になりました総理発言、つまり余剰資金の吸収、インフレ抑制の一環として公団、公営住宅の払い下げ、こういうことが新聞に報道され、それらが問題にされたわけですが、きょうの大臣の発表された御意見によって、つまり公団住宅払い下げあるいは公営住宅払い下げという問題は従来からの問題であり、それをやることによって余剰資金の吸収あるいはインフレ抑制の一助にもなるであろうというつけ加えに変わってきておるわけでございまして、その限りにおいては一応の理解ができるわけでございますが、大臣のお話しになりました御意見、つまり委員会の意見を尊重し、世論の動向を見きわめた上で慎重に対処する、……

第71回国会 建設委員会 第19号(1973/06/12、33期、民社党)

○渡辺(武)委員 大臣は飛行機に乗って上空からわが国をごらんになったことがございますでしょう。私自身もわが日本列島を上空からながめておりますが、実はわが国は国土の七〇%以上が緑におおわれておる。ヨーロッパ各国を上空からながめますと、こんなに緑におおわれている国はそんなにないわけです。にもかかわらず、われわれ国民の間に、あるいは特に都市生活者の間にたいへん緑が欠乏しておるという感じを与えておる。これは一体何が原因であろうか、疑問に思うわけですが、大臣いかがでしょうか。
【次の発言】 答えが質問の趣旨とだいぶ違うのですが……。よろしいですか、日本の国は上空から見ると七〇%以上が緑におおわれておる。……

第71回国会 建設委員会 第21号(1973/06/20、33期、民社党)

○渡辺(武)委員 この法律は大正十年に施行された法律であって、たいへん古いということが先ほど来指摘をされておるわけですが、現在の法律というのは通常の場合、第一条にその目的が述べられておるわけです。ところがこの法律を見てまいりますと、第一条には目的は何も載っていないわけでございまして、一体この法律の目的とするものは何であろうか。これがまずいまの社会情勢なり経済情勢から疑問を持たざるを得ないわけでございます。したがいまして、まず法の目的をひとつ明確にしていただきたい。お願いいたします。
【次の発言】 その全面改正できなかったもろもろの事情というのは私どもよくわかりませんが、いずれにいたしましても現……

第71回国会 建設委員会 第27号(1973/07/13、33期、民社党)

○渡辺(武)委員 私は質問に入ります前に、主管大臣である小坂経企庁長官の現段階におけるこの法案の成立見通しについての御見解を承っておきたいと思います。  御承知のように、私ども建設委員会には一番あとで付託された法案にもかかわらず、実は建設プロパーの法案をあと回しにしてまでも私どもは一生懸命に審議をしてまいりました。実は今週に入って月曜日から本日まで一日も休みなく審議を続けておるわけでございますが、いまの状況から判断をいたしますと、私は、わが国が二院制度をとっておる関係から、物理的に成立は不可能であると見るのがきわめて常識的な見方であろうと思うわけでございます。したがいまして、この法案の成立につ……

第71回国会 建設委員会 第28号(1973/07/18、33期、民社党)

○渡辺(武)委員 この屋外広告物法の持っておる目的といいますか、つまり美観風致の維持あるいは危害の予防、こういうことのためにこの法律ができておるということでございますが、その目的は実は私も大賛成であるわけです。しかしながら、この法律そのものの持っておる内容でこの目的が達成できるであろうかと考えていきますと、問題があまりにも多過ぎるといわざるを得ないわけでございまして、今回改正しようとしております内容だけでも、決して私はこの目的が達成できるとは考えられないわけでございます。  そこで最初にお伺いしておきたいのは、屋外広告物行政というもの、このものの基本的な考え方と今後の方針についてお聞かせを願い……

第71回国会 建設委員会 第33号(1973/09/12、33期、民社党)

○渡辺(武)委員 本法案の審議に際して、しばらく休暇をいただいておりましたから前からの各委員の方々の質疑内容がよくわかっておりませんので、あるいは重複する点が出てまいるかと思いますが、お許しを願いたいと思います。  そこで御質問を申し上げるわけですが、いわゆる生活の向上に伴って水の需給がたいへんに逼迫をしてきた。そこで水資源の確保、それには水源地の対策が必要なんだ、そこでこのような法律が策定をされてまいったというふうに見るわけでございますが、ともすると水源地域というものが、その地域の住民に対するメリットといいますか、これがたいへんに少なくあるいは無関係のまま、いわゆる被害だけが残される、こうい……

第71回国会 建設委員会 第34号(1973/09/19、33期、民社党)

○渡辺(武)委員 極端に時間が制約をされております。したがいまして、私の質問に対してはイエスかノーかでお答えを願いたい。お願いをしておきます。  まず住宅問題についてお伺いをしたいわけですか、御承知のように、政府がつくっております第二期住宅五カ年計画を見ましても、その総トータルは相当な戸数になるわけですが、実際に政府資金、公的資金によって建設をされる住宅戸数といりのはその半分にも満たない、それが実態であるわけでございます。したがって、いわば国民の側から見れば多分にインチキ性を含んだ住宅建設計画といわざるを得ない。何百万戸つくります、こう言いましても、それは実際にはその計画を発表された当局がつく……

第71回国会 建設委員会 第36号(1973/11/07、33期、民社党)

○渡辺(武)委員 冒頭に委員長に一言御要望申し上げておきたいと思います。  本日は変則的な委員会が開催をされておりますが、私は、このような状態は真の議会制民主主議を確立する上からも好ましいことではないと思います。委員長の立場並びに御主張は私なりに十分理解はできますが、なお一そうの御努力をされまして、一日も早く正常な状態で委員会が開催をされますように、特に強く要望いたしておきたいと思います。  そこで、きょうはこのような状態でございますし、質問通告もしてございませんので、一般的な問題を若干御質問申し上げて私の質問を終わりたいと思います。  まず最初に、最近の新聞報道によりますと、建設省は、物価の……

第71回国会 建設委員会 第38号(1973/11/15、33期、民社党)

○渡辺(武)委員 大臣並びに道路局長に対して御質問を申し上げたいと存じますが、申し上げるまでもなく、いまわが国が直面をいたしております政治課題というものは、何をおいてもやはりインフレの克服でなければならないと存じます。加えまして、いま日本の経済は、かつてわれわれが経験をしたことのない物不足経済に突入をいたしておるようでございます。  そこで、先般、デスクプランとして立案をされておりました第七次道路五カ年計画、この財源は実は四十九年度の予算編成を行なう時点までに見つける、こういうことになっておったと思いますが、冒頭に申し上げましたように、インフレの克服ということが最大の課題になっておる現在、さら……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1973/03/07、33期、民社党)

○渡辺(武)委員 さきの委員会におきまして、交通安全対策に関する総理府総務長官の所信表明をお聞きをいたしたわけでございます。私は、総務長官の所信表明の中では、一番大切なことを実はお忘れになっておるんではなかろうかと思う。うまり「就任いたしまして以来、幼児の交通安全対策、行楽観光地における重大事故の防止、大型貨物自動車の交通事故防止対策等当面の対策を推進してまいりました。」こうおっしゃっておりますが、実は私は、総理府というところはこういう実施省じゃないはずなんだから、本来的にもっとやらなければならない問題点が他にあるはずだ、つまり各省がばらばらで行なっておる交通安全施策そのものの総合的な調整とい……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1973/04/11、33期、民社党)

○渡辺(武)委員 参考人の皆さま方たいへん御苦労さまでございます。いろいろ御意見をお聞きをしたわけですが、私は、実はたいへん残念に思ってお聞きをしておったわけです。と申し上げますのは、いま交通安全運動というのは、いわゆる一億国民の願いになっておるわけです。非常に関心の高い問題でございます。中でも過積み問題というのはたいへんな交通安全上重大な問題でございますが、参考人の方々それぞれの御意見は、やはり何かことばは過ぎるかもしれませんが、責任のがれ的な発言、これが非常に多かったことについて、私はたいへん残念に思っておるわけでございます、私は、少なくとも労働組合側もあるいは使用者側も、荷主側も、おのお……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第7号(1973/04/12、33期、民社党)

○渡辺(武)委員 運輸大臣にお尋ねをいたしますが、運輸行政は、従来とかく規制型と申しますか、規制がいろいろ行なわれるというのを中心に行政が行なわれておると思うのですが、私はむしろ規制型よりも誘導型といいますか、あるいは指導型といいますか、そういう面を強めていかなければならないんではないだろうか、そういう面を強める必要があるんだ、こういうふうに思うわけですが、大臣はいかがに思われるでしょうか。
【次の発言】 運輸省そのものは、いわゆる陸海空の輸送機関をつかさどっているわけですから、きわめて行政範囲が広い。そういう中で、つまり交通安全対策を推進をするということは、大臣も所信の中で述べられております……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第9号(1973/05/09、33期、民社党)

○渡辺(武)委員 現在の多量な交通事故の発生あるいはその陰で泣いております被害者の実態を見るときに、今回のこの法案に盛られたような処置はむしろおそきに失した感があるともいえる。一日も早くこれが業務が開始できるように努力をしていただくことをまずもってお願いをしておきたいと存じます。  審議の過程で、確かにこの法案このセンターそのものが持つ役割りというものは、交通事故、自動車事故そのものを減少させるというよりも、むしろ起こったあとの被害者救済にその重点が置かれておる、こういうふうに見るわけでございます。確かにいま事故後の被害者救済ということがたいへんな問題でございまして、何とかその被害者の方々を救……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第15号(1973/06/21、33期、民社党)

○渡辺(武)委員 私は、この場所で異なる体制の立場で演説をしようとは思いませんから、なるべく私の質問に対して的確に答えていただきたいと思います。そうすれば短時間で質問を終わりたいと思います。  まず第一に、自動車局長がたいへんお急ぎのようでございますので、局長に御質問をいたしますが、前々回の局長の時代だったと思いますが、この前の自賠法の改正のときにいろいろ問題点として出されました中で、懸案事項として残されておった問題点があったと思います。それらの問題について現在どのような方向で検討されておるのか、お伺いをしたいと思います。
【次の発言】 局長がお帰りになって、あと運輸省の方だれか残られますか。……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第16号(1973/06/28、33期、民社党)

○渡辺(武)委員 まず、船舶安全法のほうから質問をいたします。  今回の船舶安全法の改正によって、いままで適用除外されておった船舶、これにこの船舶安全法が適用されていくということでございます。先ほどの答弁の中にも出ておりましたように、今回この船舶安全法が適用拡大をされる船舶というものは、小型漁船の六つの業種をあげておられましたが、六業種、約八百隻だ。これ以外の船舶は、この法改正によっても現状直ちに船舶安全法が適用されるということはありませんか。
【次の発言】 お願いしておきますが、時間が限られておりますから、御答弁は質問事項に限っていただきたいと思います。  私があえてその質問をいたしましたの……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第18号(1973/07/11、33期、民社党)

○渡辺(武)委員 五月の十九日に「せとうち」の火災沈没事故がありまして、それから六月二十日以降数件にわたるカーフェリーの衝突事故が発生をいたしております。六月二十日には「まりも」、三十日には「おりおん」と「おくどうご」、それから七月二日「室蘭丸」、七月四日にはまた二件起きておりまして、「長州」と「第十一しょうどしま」、これらはいずれも夜半から早朝にかけてあるいは濃霧による視界不良、こういう状態の中で実はこの衝突事故が起こっておるわけでございます。  したがって、いまもいろいろ御説明がありまして、それぞれ安全に気を使っておるとおっしゃるのだけれども、このような気象条件のもとでは、現在の体制にはや……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第20号(1973/07/19、33期、民社党)

○渡辺(武)委員 参考人の皆さま方、たいへん御苦労さまでございます。  私どもは、交通安全対策委員会ですから、主として被害者を救済しようという立場、なるべく事故を絶滅していこう、こういう立場でございます。したがって、そういう角度からの御質問になろうかと思います。  まず須藤参考人にお伺いをいたしますが、交通事故相談センターでございますから、いろいろなことが相談に上がってぐるかと思いますが、私どもは、この自賠責が適用をされて実際に査定をされ、賠償額が決定される、それの大もとになるものが、大体警察の調書というのが非常に重要視をされてくるのではないか、こういうふうに考えているわけですが、この警察の調……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第21号(1973/09/05、33期、民社党)

○渡辺(武)委員 最近日本の海が非常に危険度が増しておって、特にカーフェリーの事故が続発をしておる、これは現実でありますが、実は昨年度すでに運輸省の電子航法研究所ですか、ここが発表いたしております資料によりますと、非常に日本の海は危険度が増しておるんだ、こういう資料を実は発表をされておるわけでございます。その資料を見ますと、ほとんど重要港と目されるものは千回船が出入りをすれば二回から五回程度事故が発生をする危険度がある、こういう実は警告をいたしておるわけです。その後の推移を見てみますと、船舶の増加あるいは輸送人員、貨物等の増加量から見れば、今日の海難事故の増加というものはしごく当然ではないか、……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 建設委員会 第6号(1974/03/06、33期、民社党)

○渡辺(武)委員 大臣の所信表明の第一に取り上げられております住宅・宅地対策の問題、さらには道路問題等について、若干の御質問を申し上げたいと存じます。  御承知のように、住宅が不足をしておる現状というものは一向に改善をされていないわけですが、特に公営住宅、この不足がもう相当前から問題になっておるわけでございます。しかしながら、今回は、この公営住宅の建設戸数というのが、実は予算上から見ましても減少をしておる、こういうふうに見られるわけでございますが、この公営住宅の建設戸数を相当数減少をしなければならなかった理由、これをまずお聞かせをいただきたい。

第72回国会 建設委員会 第10号(1974/04/03、33期、民社党)

○渡辺(武)委員 生産緑地法案の提案は、現在の都市の地域における生活環境がたいへんに悪化をしておる、したがって緑地を保全をしていきたいという理由がいわれておるわけでございますが、現在の市街化区域の中における農地あるいは林地等々、生産緑地法によって指定をしようとしておる地域は、一体どの程度面積があるのでございましょうか。
【次の発言】 その二十八万ヘクタールの中で、いわゆる第一種並びに第二種に指定をされようとしております面積はどの程度でしょうか。
【次の発言】 考え方がきわめて粗雑であるといいますか、つまり現在の都市機能を完備をするためにたいへん都市の中に緑地が不足をしておる、それらを補完をする……

第72回国会 建設委員会 第15号(1974/05/08、33期、民社党)

○渡辺(武)委員 内閣総理大臣の指示権並びに代執行権についてはその乱用を戒めなければならない、これはもちろん私どもも御意見のとおり考えておるわけでございまして、簡単に内閣総理大臣が都道府県知事に指示を与え、あるいは代執行をするということは実は考えておらないわけでございまして、それには、地方自治の本旨にのっとって、十分に地方自治というものを尊重する中で適切な指導を行ないながら、そうして指導を行なってもさらに知事そのものがとり行なわない、そういうような場合に限って内閣総理大臣の指示権もしくは代執行権を執行せしめたい、かように考えておるわけでございます。

第72回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1974/02/13、33期、民社党)

○渡辺(武)委員 本日の委員会は、この船舶職員法の問題について結論を出すということのようでございますので、私はその前に、大臣に対して基本的な考え方の確認をしておきたい、こう思うわけでございます。  まず第一番目に、そもそもこの法律改正の基本的な考え方は、これはすでに御説明をいただきましたが、レジャーボートや小型船舶等の事故が増大をしておるのだ、そして、それは基礎的な知識あるいは技能というものが欠如しておるのだ、こういう認識の上に立って、そうして事故を防止して、より航行の安全をはかるのが法改正の目的だ、こういう御説明があったと思います。  ところが、具体的にこの法案の改正内容を見てまいりますと、……

第72回国会 交通安全対策特別委員会 第9号(1974/03/27、33期、民社党)

○渡辺(武)委員 大臣の御都合があるようでございますから、特に運輸省に関する問題点を先に御質問したいと思います。  代々の運輸大臣に私御要望申し上げてまいったわけですが、いまの日本の経済体制の中で物資の輸送量、貨物の輸送あるいは人員の輸送等々考えてみまして、その輸送手段のうち一番多くのものを運んでおるのが自動車ということに統計上一応出てまいっております。そういたしますと、要は、それらを総括的につかさどっております運輸省の組織なり機構なりというものが、そのような経済体制にマッチしておるであろうかどうであろうか見ていきますと、いろいろ疑問点が出てまいります。 特に局長人事だけを見てみましても、人の……

第72回国会 交通安全対策特別委員会 第12号(1974/04/04、33期、民社党)

○渡辺(武)委員 過積載問題は、先ほど来論議されておりますように、以前からの問題でございまして、昨年度も同じことを繰り返しておったわけでございます。特に私は、昨年度は労働組合の代表の方に申し上げたのですが、いろいろお話をお聞きしておると、いわば労働条件に関することが非常に多いわけであります。労使の関係としてとらえて解決していかなければならない問題が多数訴えられておるように見受けられるわけであります。御承知のように、労働時間等を一つとりましても、いまたくさんある労働組合それぞれに、労使交渉の中で労働時間の短縮化のほうに向かって一生懸命に努力をしておる。労働基準法では一応の基準はきまっておりまして……

第72回国会 交通安全対策特別委員会 第13号(1974/04/11、33期、民社党)

○渡辺(武)委員 本法案はモントリオール条約の批准のための国内法整備ということでございまして、法案自身にはたいした問題はなかろうかと私は思います。したがって、関連する問題についてはいろいろありますが、また次の一般質問の機会に譲りたいと思いますので、法文中の若干の疑問点についてのみ御質問をしておきたいと思います。  この法案の第一条に書いてあるきわめて抽象的なことばで「飛行場の設備若しくは航空保安施設設」こういうことばがあるわけですけれども、これは具体的には一体何をさしておるのだろうか。「飛行場の設備」といってしまえば、飛行場周辺にあるさくも設備は設備ですから、具体的には一体どこまでをその範囲と……


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第73回国会(1974/07/24〜1974/07/31)

第73回国会 建設委員会 第3号(1974/09/10、33期、民社党)

○渡辺(武)委員 まず最初に住宅局に御質問をしたいと思います。  第二期住宅計画の最終年度を迎えんといたしておるわけでございますが、この進捗度合いはいまどの程度になっておるのでございましょうか。
【次の発言】 それは実績ですか、そうありたいという希望なんですか。
【次の発言】 非常にきびしい情勢の中で考えてまいりますと、ほとんど達成は不可能だというふうにわれわれは考えておるわけです。そこで、今回その中の一部としての住宅金融公庫融資について大蔵省等と概算要求をなさっておるようでございますが、これはもうその年々にいつも問題になっておりますけれども、住宅金融公庫の融資そのものの資金ワクというものがた……

第73回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1974/09/20、33期、民社党)

○渡辺(武)委員 国鉄総裁がお見えになっておりますので、私はこの際、常平生国民が一番疑問に思っておる点についてまずお尋ねをしたいと思います。  御承知のように、国鉄では、特有な順法闘争なるものが実はしばしば行なわれるわけでございます。もちろん法治国家に住む国民として法を守るということは、これは当然なことでございますが、そうだとしますと、通常走っておる列車の運行状態というものはあれは違法なものであろうかどうであろうか、こういう疑問がわいてくるわけでございますが、この辺について総裁としてどのような認識をお持ちでございましょうか。
【次の発言】 私どもの知る限りでは、国鉄の中にはいろいろな規則がたく……

第73回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1974/10/23、33期、民社党)

○渡辺(武)委員 私は航空機関係について、若干御質問を申し上げたいと存じます。  現在使用されております調布飛行場というのがあるわけでございますが、この調布飛行場は、いわゆる航空法に基づいた、いわば飛行場に関する告示がなされないまま、つまりは場外離着場ということで使用されておるというふうに思うわけですが、場外離着場というのは、御承知のように海岸線でも許可さえ受ければ離着できる、いわば臨時的にやるきわめて不自然な状態のときにそういうのを使用される、こう理解をしておるわけですが、ところが調布飛行場というような、いわば相当以前から使われておるのが、現在依然として場外離着場というような不自然な形のまま……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 建設委員会 第2号(1975/02/14、33期、民社党)

○渡辺(武)委員 建設大臣にお尋ねいたしますが、本年度の予算案が、いわば社会保障そのものを重点にした、あるいはインフレの抑制というものに非常に強く意を用いて予算編成が行われた。したがって、予算そのものがいわばことし限りの短期的な視野で組まれておる、五十年代の出発点という問題意識が欠けておるんではないか、こういう実は批判があるわけでございますが、このような批判に対して、まず建設大臣の御所見をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 確かにある面では幾分かの増額がなされておるのでございますが、御承知のように、物価の上昇がきわめて高率であったために、いわばそのようなインフレの後追い的な予算にとどまって……

第75回国会 建設委員会 第8号(1975/03/19、33期、民社党)

○渡辺(武)委員 質問に入ります前に、委員長にちょっとお尋ねをしておきたいと思います。  委員長は、衆議院規則第六十八条、委員長権限をどのように理解し、どのように処置をしていこうとしておられるのかお聞かせを願いたいと思います。  御回答がむずかしければ、後で結構でございますから、私まで回答していただきたいと思います。
【次の発言】 提案されております宅地開発公団法案について、ごく基本的な問題点についてのみ御質問をしていきたいと思います。  この法案なるものをいろいろ読ましていただいたわけでございますが、どうも新公団をつくらなければならない理由というものがいま一つ明確に理解できないわけでございま……

第75回国会 建設委員会 第15号(1975/05/28、33期、民社党)

○渡辺(武)委員 すでに各委員から細部にわたっていろいろな御質問が行われておりますので、なるべく重複しないように質問をいたしますが、的確にお答えを願いたいと思います。  まず第一に、私ちょっと法律の提案の仕方について大臣に御質問をしたいと思うのですが、この両法案とも、趣旨を拝見をしていきますと、いわば情勢の変化といいますか、現在の情勢が書いてあって、そういう情勢のためにもろもろのことをしたいんだ、こういう趣旨であると思うのです。情勢そのものはいま突然に生まれてきたものではなくて、もう前から言われておること、たとえば最近における都市化の進展だとか、環境が悪化をしてきたんだとか、災害の危険が増大を……

第75回国会 建設委員会 第17号(1975/06/04、33期、民社党)

○渡辺(武)委員 ただいま議題となりました都市再開発法の一部を改正する法律案及び同法律案に対する修正案につきまして、自由民主党及び民社党を代表して賛成の意向を表明するものであります。  委員各位御承知のとおり、最近における都市化の進展に伴い、大都市はもちろん地方都市においても、環境の悪化、災害の危険の増大、市街地における住宅の不足等の都市問題がますます深刻化しており、これらの事態に対処するため、各都市における既成市街地の再開発を積極的に推進し、都市施設の整備、中高層耐火建築物の建設、職住近接を図る等、土地の合理的かつ健全な高度利用を促進することがきわめて重要な課題となっております。  こうした……

第75回国会 建設委員会 第19号(1975/06/13、33期、民社党)

○渡辺(武)委員 すでに同僚委員からいろいろ質疑がございましたので、私は重複を避けて二、三の疑問点について御質問を申し上げたいと思います。したがってなるべく短く、明快に御答弁をお願いをしたいと思います。  まず第一に大臣にお伺いをいたしますが、本法案を改正提案をしておられますのは、近来水質環境基準の設定に伴っていわば下水道事業が非常に多くなってまいった、したがって、現行の体制ではなかなか対応できないので、下水道事業団というよりも下水道公団を設立をして、そして資金面あるいは執行体制の面、これの強化を図ろうと、こういうことであろうかと思いますが、しかし、実際に提案をされておりますこの改正案は、当初……

第75回国会 建設委員会 第20号(1975/06/18、33期、民社党)

○渡辺(武)委員 建築基準法の一部改正そのものは、つまり建築物の防災を促進して人の安全を図るということでございますから、基本的には私はいろいろな面で規定が整備をされていくということ自身には賛成という立場で、若干の疑問点についてのみ御質問を申し上げておきたいと思います。  今回の改正そのものは、過去の教訓に基づいて特に遡及適用ということが問題になってまいるわけでございます。その場合に、大規模な経営と申しますか、これらは、遡及適用を受けましても十分にそれらをそしゃくをしていく能力というものをそれ自体が持っておると思いますが、特に中小零細企業になりますと、遡及適用をされた場合にそれに対応する能力とい……

第75回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1975/02/26、33期、民社党)

○渡辺(武)委員 交通安全対策そのものは、御承知のように各省に非常に大きな関係を持っておるわけでございまして、調整を要するもろもろの問題が非常にたくさんあるわけでございます。そのために総理府の中で、いわば調整機能を持った部署があるはずでございますが、これは私がたびたび指摘を申し上げてまいったわけですが、本当に総理府の中でその調整機能を十分に果たしているだろうか、こう考えていきますと、非常に疑問点が多い。交通安全対策室というものもあるけれども、どうも貸し部屋業をやっているのではないか、各省を集めていろいろお話し合いをなされても、本当に調整をする権限をお持ちなのかどうかすら非常に疑問に思う、こう前……

第75回国会 交通安全対策特別委員会 第7号(1975/03/19、33期、民社党)

○渡辺(武)委員 昨年度の全国の交通死者数が一万一千四百三十二人ということになりまして、これは時系列的に迫っていきますと、四年連続で実は大変に減少し、水準としては昭和三十七年度の水準にまで大幅に減少したということでございます。各省それぞれが安全に対する努力というものを着実に実らせたということで、一応の評価はできると思います。しかしながら、まだまだ年間一万人以上の交通死者というものが現実に発生をしておるわけでございますから、本来的の交通安全というものは大変まだ道が遠いと言っても過言ではない、こういうふうに考えるわけでございます。  そしていままで行われてまいりましたもろもろの交通安全施策そのもの……

第75回国会 交通安全対策特別委員会 第11号(1975/05/22、33期、民社党)

○渡辺(武)委員 私は、本国会の分科会におきましても、大気汚染の問題について御質問を申し上げたわけでございますが、きわめて時間が制約をいたしておりましたものですから、大変不十分な質問のまま終わっております。答弁側もまたきわめて不十分な答弁のまま終わっておると思いますので、本日はさらにこの問題を取り上げまして詳細にわたって詰めてまいりたいと存じますので、よろしくお願いをしたいと存じます。  そのときにも申し上げましたように、いわゆる国連の環境会議が現在一体何をなすべきかを決める基礎となる研究あるいは観察、特定の事象についてデータを集めるモニターの仕事、情報の交換、そういうものは必要ですよというこ……


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第76回国会(1975/09/11〜1975/12/25)

第76回国会 建設委員会 第2号(1975/11/19、33期、民社党)

○渡辺(武)委員 まず最初に、今回の法律のもとになりましたいわば揮発油税の特定財源の税収の大幅な見込み違い、この理由について大蔵省と建設省からひとつお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 そこで奇異に感じますのは、いま全体としてきわめて深刻な歳入不足、こういう状態ですね。だからそういう情勢の中で、なぜ特異的にこの物だけきわめて多くの見込み違いがされたのか、本当にこのような情勢で税収を考えておられるならば、この膨大な歳入不足に悩んでおるのはなぜだろうか、こう考えざるを得ない。そうしますと、何か仄聞するところによれば、増税を意図した故意的な見込み違いではなかったのかということすら実はささやかれ……

第76回国会 建設委員会 第7号(1975/12/17、33期、民社党)

○渡辺(武)委員 各委員からそれぞれ質疑が続けられておりますから、一部重複するかもしれませんが、なるべく簡単に御答弁を願いたいと思います。  第二期住宅建設の五カ年計画が終わるわけでございますけれども、この達成率が大変疑問視をされております。特に、五十年度の計画戸数が一〇〇%達成されたとしても恐らく第二期住宅建設五カ年計画の達成は不可能であろう、こういうふうに見られるわけでございます。そこで、第二期住宅建設五カ年計画に伴いましていわば宅地供給計画が立てられておりますが、この七万五千平米に対して実際の実績は六万九千六百平米、九二・八%の達成率だというふうになっておりますけれども、現実には各単年度……

第76回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1975/11/12、33期、民社党)

○渡辺(武)委員 時間が制約をされておりますから、私は余り余分なことはしゃべりませんが、私の質問の趣旨は、総務長官も御承知のように、交通安全委員会は、委員会審議をするためには関係各省庁たくさんの方をお呼びしないと実はなかなか審議が進まないというぐらい関係省庁が多いわけでございます。従来余りにもおくれておりましたわが国の交通安全対策であったものですから、各省庁がばらばらに自己の立場において交通安全対策を進めてこられたわけですが、一応の成果というものは上がってきておると思うのです。ところが、これからは、そのような各省庁ばらばらの交通安全対策ではなかなか所期の目的を達成することが困難な状態になってき……

第76回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第2号(1975/11/11、33期、民社党)【議会役職】

○渡辺委員長 これより会議を開きます。  公害対策並びに環境保全に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。島本虎三君。
【次の発言】 岡本富夫君。
【次の発言】 岡本君、時間を大分、経過しましたので、結論を願います。
【次の発言】 木下元二君。
【次の発言】 梶原部長、ちゃんとして答弁してください。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。     午後一時五十四分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。土井たか子君。
【次の発言】 時間が経過しましたから、ひとつ。


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第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 建設委員会 第6号(1976/05/10、33期、民社党)

○渡辺(武)委員 すでに各委員からあらゆる角度からの質問が出ておりますので、私はなるべく重複しないように二、三の点について御質問をしたいと思います。  まず第一に、この下水道整備というものが緊急に必要だ、そして整備を促進をしなければならぬという立場に立っていろいろ計画がされておるわけでございますけれども、第三次の整備計画、五カ年計画の実際の計画とその達成を見てまいりますと大変に達成率が低いようでございますが、その主たる原因をひとつお聞かせを願いたい。
【次の発言】 原因は大体わかりましたけれども、それではその事業量の不足分を補うための手段としてどういうことをおやりになったですか。

第77回国会 建設委員会 第7号(1976/05/12、33期、民社党)

○渡辺(武)委員 私は、住宅金融公庫そのものを監督する義務を有しておられます大臣に、まずお伺いをしたいわけでございます。  住宅金融公庫法に定められた目的がございますけれども、その目的を十分満足するような運営を、現在住宅金融公庫がしておるのかどうか、この辺についてまずお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 いま大臣はあえて括弧の中を省略してお読みになりましたけれども、括弧の中は、住宅の建設というものは「住宅の用に供する土地の取得及び造成を含む。」ということになっておるわけでございます。そういう意味からいってすべて目的にかなっておるかどうか、こういうことでございますので、もう一回答弁を願いたい……

第77回国会 建設委員会 第8号(1976/05/14、33期、民社党)

○渡辺(武)委員 わが国の国土の総面積からいきますと七〇%以上が緑に覆われているわけでございます。この状態は私は、近代的な重化学工業国から見れば世界の中でも有数な部類に入る、三指の中に入ると思います。ところが、実際にわれわれの生活空間の中の緑を見ていきますと、残念ながらどんじりになってしまう、こういう状況であるわけでございますしそうなりますと、これは明らかに為政者の責任が非常に大きい、こう言わざるを得ないわけでございますが、この辺はどのように感じ取っておられるでしょうか。
【次の発言】 私は、従来の発想をやはり転換をした方がいいのではないかと思うのは、いま申し上げましたように、国土の七〇%以上……

第77回国会 建設委員会 第11号(1976/08/18、33期、民社党)

○渡辺(武)委員 最近の財政事情の逼迫によりまして、いわゆる公共事業というものが非常に大幅に制約をされてきておるわけでございますが、来年度の概算要求作成の時期に当たっておると思いますけれども、建設省が来年度取り組もうとしておられます重点施策、一部新聞等に発表になっておりますけれども、さらには前年度比に対してどのような強化をもくろんでおられるのか、この辺についてまずお聞かせを願いたいと思います。
【次の発言】 従来とも公共事業そのものは、いわば長期計画が一応策定をされておりまして、それに基づく土地等の先行取得の問題が実はあるわけでございます。それを受けて立って、各地方自治団体がいわば先行取得を図……

第77回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1976/05/12、33期、民社党)

○渡辺(武)委員 交通安全につきましては、陸海、空と大変広い分野にわたっておることは申し上げるまでもございませんが、その中でもやはり一番問題である陸上交通、なかんずく道路交通を重点にしてこの交通安全基本計画に対する関連的な質問を行いたいと思います。  道路交通を見てまいりましても、昭和四十六年以降五カ年間連続して死者が減少し、その減少傾向は定着しつつあるということは、これは政府なり関係省庁なりあるいは関係業界なりまた国民の皆様方が一体となって交通安全に努力をしたたまものだ、こういうふうに理解をするわけでございますが、しかしながら、昨年におきましてもいまだにやはり一万人を超える事故死者というもの……


渡辺武三[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院33期)

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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 建設委員会公聴会 第1号(1973/06/25、33期、民社党)

○渡辺(武)委員 公述人の皆さま方、本日はどうもたいへん御苦労さまでございました。それぞれの専門的な立場から貴重な御意見をありがたく拝聴いたしました。すでに時間も超過をいたしておりますから、私は専門的な御意見をあらためてお聞きしようとは思いませんが、この公有水面埋め立てに関する基本的な問題について若干お伺いをしたいと思います。  御承知のように、この公有水面を埋め立てること自身は、現在、原則的には禁止をされておる、しかるがゆえに埋め立て免許を受けて埋め立てがされておる、こういうことであろうかと思いますが、近来陸上の乱開発が問題にされておりますように、海上におきましても、たいへんこの埋め立て等に……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1975/02/27、33期、民社党)

○渡辺(武)分科員 私は、主として大気汚染に関する問題と、都市の環境基準に関する問題について御質問を申し上げたいと存じます。  特にこの環境問題は、ややもすると感情的な観点からの論議が非常に多いわけでございまして、私は、環境を守るためには、もう少し冷静に技術的に科学的に追求をしていかないと、真の意味の環境保全をするということにはつながらないんではないだろうか、こう考えておるわけでございます。もちろん大気そのものを少しでもきれいにしようとすること自身は、これはもう国民的な総意でございまして、その目標に向かって努力をしなければならないということは言うまでもないことでございます。  しかし、環境その……


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第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1976/04/07、33期、民社党)

○渡辺(武)分科員 私は、わが国の環境行政について、若干の御質問を申し上げたいと存じます。  近代社会に生存するわれわれ人間にとって、環境問題、公害問題というものはきわめて重大な問題でございますが、これはやはり新しい分野だけに、非常に未経験な分野でもあり、それだけに非常にむずかしさが伴っておるということもまた事実でございます。刑法によっては、人を裁く場合は、疑わしきは罪せずという大原則がございますけれども、環境行政においては、未経験な分野もあり未知な分野もございまして、それらの状況をも推して、やはり早く環境問題を解決しなければならぬという立場から、疑わしきを罪するんだというような、そういう姿勢……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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