このページでは林義郎衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。
○林義郎君 私は、自由民主党を代表して、水銀、PCB汚染問題について、総理をはじめ各大臣に質問を行ないます。 国民のたん白資源の五二%を魚類に依存しているわが国の状況、海外における日本漁業が諸外国から種々の制限を加えられつつある現在、沿海及び内海における水産業の役割りはきわめて重要であります。養殖や栽培漁業の振興をはかることもきわめて大切な施策として進められてきたところでありますが、西日本を中心として魚は食べられない、売れないという声が起こり、全国に広がろうとしております。 去る五月二十二日、熊本大学武内教授らによる「十年後の水俣病に関する疫学的、臨床医学的ならびに病理学的研究」が発表され……
○林(義)委員 ただいま議題になりました公有水面埋立法の一部を改正する法律案につきまして、若干の質疑をいたしたいと思います。時間の制約がありますので、私も率直に問題を提起いたしますから、御答弁されるほうも簡潔明瞭に御答弁いただきたいと思います。 まず第一にお尋ねいたしますが、公有水面埋め立てのこの法律であります。今回、当委員会にも国土総合開発法というものがかかっております。国土の総合開発をやるのが国土総合開発法でありますし、公有水面埋立法はそれの関連法律で、国土というものは陸地だけではない、日本の主権の及ぶ範囲はやはり国土であろうと思うのであります。そういった意味におきまして、この公有水面埋……
○林(義)委員 ただいま議題になりました四法案につきまして質疑を行ないたいと思います。委員長から法律案の名前が四つほど読み上げられましたので、四つの順番によりまして少し質疑をしたいと思います。 まず第一に、工業再配置・産炭地域振興公団法の一部を改正する法律案でありますが、この法律案は工業再配置・産炭地域振興公団を国土総合開発公団に改組するというのが大きなねらいであります。考えまするに、現行の工業再配置・産炭地域振興公団ができましたのもそんなに遠くないことであります。実はこの法律は、かつてありました産炭地域振興事業団にそのもとを発するのでありまして、たしか昭和三十八年か何かにこの法律ができたの……
○林(義)委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、佐野憲治君を委員長に推薦したいと思います。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事は、その数を八名とし、委員長において指名されんことを望みます。
○林(義)委員 私は、いま日本の各方面において問題になっています赤潮問題につきまして、特に典型的な例といたしまして、響灘に起きました赤潮問題を中心にいたしまして、政府の見解その他をただしていきたい、こう考えております。 まず事実関係を申し上げたいと思います。 四十六年の六月に響灘一帯に赤潮が発生いたしまして、八月七日、八日、赤潮が異常発生をいたしました。山口県豊浦郡の黒井におきまして七万五千尾のハマチが斃死し、豊北町の和久におきまして二万尾が死んだという報道があります。被害総額は約二千五百六十万円である。続きまして昭和四十七年の六月九日に、同じく黒井で被害が発生したということがございます。……
○林(義)委員 ただいま岡本委員、また午前中には島本委員からの本問題についての御質疑がありました。私はこれは基本的な問題ですから政府にお尋ねしておきたいのです。 伊達火力の問題はすでに電源開発調整審議会でお認めになったし、通産省もすでに認可しておられる案件であります。その認可をしたときの前提としては、北海道と北海道電力との間で公害防止協定がありました。それで先ほど来お話しになりましたような環境基準化するような協定になっておるということであります。ところが、これからはいままでの〇・〇五PPMというような基準ではやはりよろしくない、健康上問題があるという点で環境庁のほうで基準を少しきびしくする、……
○林(義)委員 きょうは、当公害対策並びに環境保全特別委員会で、水俣病問題に関し、関係者に来ていただきましていろいろと御意見を聴取することになりました。遠方はるばるとお越しになられました参考人の各位に対し心から御礼を申し上げます。特に患者であります坂本フジエさんには、たいへんなところをお越しいただきましてほんとうにありがたく思っています。 私は委員長にぜひお願いをしたいのですが、きょうの午後の委員会は相当に長くなると思うのです。坂本さんはおからだも悪いことでございますから、そこに長々おられると、かたいいすでもありますしあれですから、もしも御気分が悪いとかなんとかいうことがございましたら、少し……
○林(義)委員 きょうは参考人の三先生にはたいへんお忙しいところを御出席いただきまして、ありがとうございました。 いまいろいろとお話を聞いておりまして、私も農学とかあるいは工学についてはしろうとでございますから、しろうととして御質問申し上げますが、実は与えられた時間が非常に少ないのでございまして、しかもまだ原田正純さん、熊本大学の助教授が飛行機の御都合だと思いますが、来ておられませんので、この方に対する御質問の時間もとらなければなりません。したがって、しごく簡単明瞭にお答えをいただきたいと思います。 まず白木先生にお尋ねいたしますが、先ほどのお話では、まさに国民的によごれているということだ……
○林(義)委員 当委員会におきましては、先般わざわざ千葉ニッコーの異物混入事件につきまして現地調査をしたところでありますが、この問題は、四月十一日ぐらいから発生した問題でありまして、現在警察当局その他でお調べになっておるところの問題であります。そういった問題は、私は当委員会であまり詳しい議論をするのはどうかと思いますし、むしろ一般的な問題につきまして、農林省なり厚生省に、どういうふうにやっているかということについてお尋ねをしたいと思います。 油をつくるときにその中にビフェニールという異物が混入したという事件でありますから、いわば事故であります。食品衛生法という法律を持っておられるし、また、農……
○林(義)委員 私は本日は響灘海域の問題につきまして、再度質問いたしたいと思います。 私はこの問題につきまして、昭和四十八年の二月二十三日、選挙後の初国会の最初の委員会で冒頭にこの問題を取り上げてお尋ねしたわけでございますが、そのときには、いろいろの調査が進んでおる、調査が三月ぐらいにはでき上がるからそのときに再度お話をしようということでありました。 私そのときのことを申し上げますと、当時私が質問いたしましたのは、響灘海域環境調査計画というのが六つほど調査があります。一つは、総括調整及び関連開発調査で、第七管区海上保安本部、第四港湾建設局、北九州港管理組合からの聞き取りによるところの総括的……
○林(義)委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。
委員長が所用のためおくれますので、委員長の指名により私が委員長代理を行ないます。
この際、参考人出頭要求に関する件についておはかりいたします。
公害対策並びに環境保全に関する件、特に騒音対策問題調査のため、本日参考人として阪神高速道路公団理事南俊次君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 公害対策並びに並びに環境保全に関する件について質疑を続行いたします。小宮武喜君。
○林(義)委員 本日は延長国会になりまして最初の当委員会の開催であります。私は、延長国会になりましてからがたがた問題がありましたけれども、できるだけ早くこの委員会を開くべきであったろう、こう思うのであります。いろいろと問題がたくさん出てきている。特にこの間におきまして一番大きな問題になっておりますのは、いわゆる第三水俣病といわれる問題であります。有明海におきまして水俣病と同じような症状を呈する病気の方々がおられるというふうな報告がありましたが、これにつきましては政府も調査団を派遣されたし、またその後いろいろな対策を進めておられるように聞いておりますが、私はこの際、この点につきまして質問をいたし……
○林(義)委員 時間がだいぶたっておりますから、先生のお時間の御都合もあるでしょうから、私も簡単にやります。 実は、武内先生にはいろいろとありますが、結論から言いますと、私は、非常に研究費が少なかったという点は非常な欠陥だろうと思うのです。いろいろとまだおやりにならなければならぬ点がたくさんあるだろうと思うのです。その辺はひとつお許しをいただきたいことは、私は、もう自民党を代表してお願いをしておきたいのです。 それで、武内先生のお話と別にして、松野先生にお尋ねをしたいのですが、さっきお話がありました中で、苛性ソーダをつくるときの水銀法ですね、隔膜法、こうありますが、水銀法であると空気として……
○林(義)委員 私は、ここ最近急速に巻き起こっております水銀の汚染問題、PCBの問題につきまして質疑をいたしたいと思います。 質疑に入ります前に、一つ委員長にお尋ねをしたいのでありますが、先般来、国会が審議拒否によりまして流れてしまった。当委員会も残念ながら開会に至らなかったようなことがあります。問題は王制云々という話でありますが、これの発言はよその院で行なわれた発言であります。私は、王制問題もさることながら、やはりわれわれがいま考えなければならないのは、国民の健康を守り、福祉を高めていくことであります。そういった点からいたしますと、やはり当委員会におきましては、いろいろな問題があるにせよ、……
○林(義)委員 ただいま島本委員、岡田委員から現地の状況につきましていろいろとお話がありました。私も聞いておりましたが、結果から申し上げますならば、何人かの負傷者が出たということはきわめて遺憾な事態であることは私も同感であります。しかしながら、私は、この事態がそれぞれ一つ一つの行為として考えてみるときには、これは長い問題でありますから、一つの行為が悪かったからといって、全体の行為をノーだというわけにはいかないと私は思うのであります。先ほど来警察庁のほうから御答弁がありましたが、どうも議論の焦点は過剰防衛なりやいなやという話であります。これはその後の具体的な事実をやはり議論してみないとわからない……
○林(義)委員 ただいま小澤委員の御質問を聞いておりまして、私も非常に同感であります点がたくさんあります。小澤先生と同じ山口県でありますし、瀬戸内海は非常にきれいな海であります。この海の中で、こうした水俣病の類似症状が出たということは非常に遺憾なことでありますし、そこで私は、単に水俣病だけの問題ではない、やはり瀬戸内海全体をきれいにしていかなければならないという考え方で、議員立法を進めなければならない、こう思っておりますが、この話は別にいたします。きょうは水俣病に集中してお話を申し上げますから、そのことはまた別の機会に政府当局にお尋ねして、お話を聞きたいと思います。 まず第一点は、先ほどの話……
○林(義)委員 昨日の各省からの御説明につきまして、細部にわたりました質問を行ないたいと思います。 昨日、また一昨日でありますか、厚生省のほうから食べられる魚の安全基準につきまして資料の発表があり、その資料が訂正されるという事態がありました。私は、国民の健康を守るためには、公害対策を、健康を最重点にして進めなければならないことは当然のことであるが、同時に、魚というのは、わが国国民にとって五二%を占めるところの有力なたん白資源であります。魚が安全に食べられるかどうかというのは、単に公害病問題だけではない、国民全体の保健、栄養という観点からしてもたいへんな問題であります。その点につきまして、厚生……
○林(義)委員 参考人の三先生にはいろいろと貴重な御意見、どうもありがとうございました。現在当委員会におきまして、瀬戸内海環境保全臨時措置法というものをやっておるわけでありまして、いまお話を聞いておりまして非常に得るところも多かったし、またこれからやらなければならない点も当委員会としてもたくさんあるだろうと思いますが、言うならば、きょうは私のほうは立案者というか、の立場で、まあお話も少し申し上げなければならないと思うのであります。 この法案を考えますのに、私は自民党でありますが、自民党の中でもいろいろとありました。各党ともそれぞれみんな考えておられるわけです。私は、この瀬戸内海の環境をきれい……
○林(義)委員 お手元にお配りしてあります案文につきましては、九月八日から十日まで三日間、瀬戸内海地区に委員派遣を行ない、現地の調査をし、また九月十一日には参考人として学者、関係者等七名の方々に御出席を願い、意見を聴取してまいりました。 さらに数回にわたり理事会及び理事懇談会を開き協議をしてまいりましたところ、自由民主党、日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党及び民社党の間におきまして、それぞれ検討を続けておりましたところ、このほど意見の一致を見るに至りましたので、便宜私からその立案の趣旨及び内容の概要を御説明いたします。 古来、瀬戸内海は澄みきった水、変化に富んだ海岸線等、比類のない美……
○林(義)委員長代理 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 島本虎三君。
【次の発言】 ちょっと申し上げておきますが、御答弁は簡単にひとつお願いしたいと思います。
【次の発言】 岡本富夫君。
【次の発言】 岡本君、建設省は中野街路課長が来ておりますが……。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めてください。
【次の発言】 土井たか子君。
【次の発言】 本日は、これにて散会いたします。
午後二時五十七分散会
○林(義)委員 ただいま議題になりました日本放送協会昭和四十八年度収支予算等につきまして、私は質問をいたしたいと思います。
まず最初に郵政大臣から、このNHKから出されました四十八年収支予算等に付されました郵政大臣の意見の趣旨をごく簡単に御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 まず最初の問題であります収入の確保の問題であります。
新聞報道によりますと、たいへんなことが書いてある。意見書が出される前に、ここにコピーをとってまいりましたけれど、「大口契約目こぼし郵政省が実態調査へ」「二百六十八万台が末契約バカみる?一般家庭」「大口に甘くて個人に厳しい NHKの受信契約」「NHK予算また“……
○林(義)委員 私は、先国会また前々国会におきまして、引き続き懸案になっておりました問題につきまして質問を行ないます。 言うまでもなく、公害の問題の中でありますのは、大気汚染の問題で、亜硫酸ガス等によりますぜんそく性疾患の問題が一つであります。第二番目は、水銀水俣病、カドミウムイタイイタイ病あるいは砒素中毒の問題等、長年の工場または鉱山の活動によりまして起こったところの問題であります。第三番目の問題といたしましては、赤潮ないしは油濁の問題であります。第一番目の問題につきましては先国会におきまして健康被害補償法というのができておりますので、この法律によってある程度の目鼻がついております。第三番……
○林(義)委員 第七十二国会の当委員会の審議の最初にあたりまして、環境庁長官にいろいろと御所信を承りまして、これにつきまして、私ももう少し突っ込んだ大臣のお話を聞かせていただきたい、こう思って質問に立った次第であります。 その前に一つ、私は、委員長にお願いをしておきたいことがあるのです。 当委員会、いままでずっと継続して私も出ておりましたけれども、政府側の答弁を聞いておりますと、問題につきましては、よく検討しますとかというような答弁が非常に多いわけであります。ところが、その検討いたしますというのは、単に検討するにとどまりまして、全部ができているかどうか、なかなかこれははっきりしてない点が私……
○林(義)委員 きょうは参考人の方々、御遠方からお越しになった方もありますし、また国際会議などというお忙しいお仕事を持っておられるにもかかわらずお越しいただきました方もございまして、ほんとうにありがとうございます。 三月八日の朝日新聞に「企業が公害資料隠す」「東邦亜鉛の対馬カドミウム汚染」というのが出ておりました。ただいま参考人からもお話がありましたけれども、みんなびっくりした、こういうふうなお話であります。私はどうも、ほんとうにびっくりしたのかどうかという点が一つ問題ではないか、こう思うのですけれども、会社のほうは、ほんとうにそうだったのかどうかという点、私は若干疑問に思っている節があると……
○林(義)委員 富士地域環境保全整備特別措置法案につきまして質疑を行ないたいと思いますが、この法案は、すでに第七十一国会におきまして提案されましてから、ほとんど一年近くたっている法案であります。その間におきまして、わが党からは二人ほど御質問を申し上げたところでありますが、なかなか法案の審議が進んでいない。私は、委員の一人といたしまして、非常にこの点を残念に思っておるのです。この富士地域保全法は、この法案の第一条に趣旨が書いてありますけれども、「富士山が、わが国のすぐれた自然の象徴であり、かつ、世界に誇る国民的資産として、その恵沢を国民がひとしく享受し、後代の国民に継承すべきものである」こういっ……
○林(義)委員 私は、苫小牧の総合開発計画、いわゆる苫小牧東部工業基地開発の問題につきまして、質疑を行ないたいと思います。 実は、この問題は国会におきましても、衆議院でも昨年の十二月十六日に連合審査委員会で質疑が行なわれました。本年の二月二十三日に予算委員会でも質疑が行なわれておりましたし、当環境委員会におきましても三月八日に質疑がなされております。この質疑を私はずっと調べてみましたところが、いろいろと相当問題があるようでありますから、この点につきまして、少し質疑を行ないたいと思います。 まず第一に、苫小牧東部工業基地開発に関して、北海道開発庁の作成にかかるところの基本計画、いわゆるマスタ……
○林(義)委員 同僚委員の質問に関連いたしまして、一言委員長にお願いをしておきたいのです。 カドミウムの問題は、カドミウムが経口汚染によってじん障害を来たし、さらに骨障害を起こす、こういうふうなことが定説であるということになっておりましたが、先ほど来の質問及び答弁によりまして、だいぶ学界の御意見も相当に違ってきておるように見受けられます。 私も、この問題につきましては、過去三年か四年ぐらいずっと当委員会においても議論したところでありますし、やはり問題は学問的また科学的な究明というものをしなければならないだろう、こう思うので、かつて行ないましたように、カドミウム関係の学者に当委員会に御足労い……
○林(義)委員長代理 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。島本虎三君。
【次の発言】 島本君の質疑はこれにて終了いたしました。
次回は、明四月十二日金曜日、午前十時理事会、午前十時三十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時三十分散会
○林(義)委員 四人の参考人には、たいへんお忙しいところを御来院いただきまして、ありがとうございました。心から御礼を申し上げます。国会の都合で、最初に予定しておりました日時と違いましたことに対しまして、私からも深くおわびを申し上げておきたいと思います。 私は、自由民主党を代表いたしまして、富士地域環境保全整備特別措置法案につきまして参考人の方々に御意見を聞くわけでございますが、時間の都合で、あまりたくさんのお話をいただくわけには、なかなかいかないだろうと思いますので、私もポイントだけにしぼりましてお尋ねをしたいと思いますから、よろしくお願いしたいと思います。 知事さんのお話でございますけれ……
○林(義)委員 私は、自由民主党を代表して、内閣提出の公害紛争処理法の一部を改正する法律案に対し、賛成の態度を表明するものであります。 以下、その理由を申し述べます。 公害紛争処理法は、公害対策基本法第二十一条の趣旨に基づき、公害紛争を迅速、適正に解決するために、和解の仲介、調停、仲裁等の紛争処理制度を設けたものでありますが、これは、一つには、従来の行政機関による公害紛争の和解の仲介の制度を統合充実したという点において、また、一つには、民事紛争である公害紛争を包括的に取り扱う準司法的機関を創設したという点において、重要な意義を有していたのであります。 これによって、公害紛争処理制度の基礎……
○林(義)委員 五月五日の新聞を見ますと、各紙それぞれ発表しておりますが、環境庁は、島根県笹ヶ谷鉱山周辺の慢性砒素中素患者について、公害に係る健康被害の救済に関する特別措置法に基づく認定患者とすべき旨の結論に達したと報道しておりますけれども、まず環境庁から、健康被害者の状況を中心に実情を御説明ください。
【次の発言】 次に、通産省から、笹ヶ谷鉱山の歴史とその稼働状況につきまして、簡単に御説明ください。
【次の発言】 周辺住民の砒素中毒は、先ほどのお話でもありましたが、大気汚染、水質汚濁等ありますけれども、大体いつごろどういった原因で起こったものと考えられるのか、環境庁のほうで詳しいものがあれば……
○林(義)委員 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となっております富士地域環境保全整備特別措置法案に対する修正案について、その趣旨を御説明いたします。 修正案は、お手元に配付いたしてありますので、案文の朗読は省略させていただき、その要旨について御説明いたします。 本案は、第七十一回国会から継続審査となっている法案でありますので、本法案で引用している自然公園法及び自然環境保全法が第七十一回国会において、一部改正されたことに伴う字句の整理等、所要の修正を行なおうとするものであります。 以上が修正案を提出いたしました趣旨と内容であります。 何とぞ、委員各位の御賛同をお願いいたし……
○林(義)委員 四人の御参考人の方には、たいへんお忙しいところ御足労いただきまして、ありがとうございました。 いまお話を聞いておりますと、四参考人とも今回の大気汚染防止法の一部を改正する法律案で、大気に関する総量規制をやることについては賛成である、こういうふうなお話でございました。ただ、具体的にやる場合におきまして、いろいろと問題がありますから、いろいろな御注文もついたようでございます。 その中で私、ちょっと順番を追ってお聞きしたいのですが、大塩参考人からお話がありました中で、政省令の中で特に監視体制を強化する必要がある、こういうふうなお話がありました。私も確かにそうだと思うのです。総量規……
○林(義)委員 参考人各位には、早朝から御出席いただきましてありがとうございました。 商社と銀行との問題に関連いたしまして私は質問を行ないますが、総合商社は、戦後十九万五千円の資本金で出発しました。 戦後の歴史を見まするに、自立経済の達成をする、このときには、貿易業の振興が大いに叫ばれていました。その後、高度成長の時代には、わが国の貿易の先兵として、プラント輸出の先兵として活躍されました。しかし、いまや時代が変わってきておる。成長から福祉へというのは、国民的なコンセンサスになってきている。私は、その際に、新しい時代にふさわしい商社のあり方というものを探っていかなければならない。ここを明確に……
○林(義)委員 私は、自動車の排出ガス規制の問題なかんずく言われております五十一年度規制の問題につきまして若干の質疑をいたしたいと思います。 当委員会におきましては閉会中にもかかわらず、この前には自動車会社の代表の方々に来ていただきまして質疑をしたわけであります。その質疑を通じて得られたところの大体の結論というのは、技術的な問題で非常にむずかしいという答弁が各社からあった。その技術的な問題につきましてどうかということにつきましては、私の感じで申し上げるならば、政府のほうに検討してもらう、こういうことだと思うのであります。 ところで、新聞を拝見しておりますと、七大革新首長会というのがありまし……
○林(義)委員 私は、十月二十三日の当委員会で、五十一年自動車排出ガス規制問題について質問いたしました。それに引き続きまして、五十一年度の自動車排出ガス規制問題につきまして質問を行ないます。 先般の質問の中で私が指摘しましたのは、排出ガス規制を行なって〇・二五グラム・パー・キロメートルという目的を達成するために各社ともいろいろ技術的な開発をしておられる。この技術の中で触媒を使うという技術が一つありますが、この触媒の技術については問題がありまして、熱が九百度も出る。町のまん中で九百度も出るようなものを走らせるのはどうか、こういうふうなことで御質問をしたわけであります。そのときには、御当局のほう……
○林(義)委員 参考人の各位には、年末御多忙のところ御出席をいただきましてありがとうございました。心から御礼を申し上げたいと思います。 ただいまの御陳述の内容、非常におもしろい問題がたくさんあったと私は思います。ただ理事会の申し合わせで時間も限られておりますから、私も要点のみにつきまして御質問申し上げます。したがいまして御答弁のほうも、まことに恐縮でございますが、簡潔にお答えをいただきたいと思います。 八田先生にお尋ねいたしますが、自動車公害専門委員長でございますから、私は、自動車の公害はこの排出ガス規制の問題だけではない、自動車騒音の問題があると思います。環七などというものはまさにそうい……
○林(義)委員 環境庁の決算の問題を審議するに当たりまして、私は、カドミウムによる汚染米の問題、なかんずく、これが原因であるイタイイタイ病の問題につきまして質疑を行いたいと思います。質疑の前に改めて申し上げますが、委員長から御発言がありましたとおり、時間が限られておりますので、政府の方の答弁も簡潔にお願いをしたい。 実は、文芸春秋の一番最新号で見ますと、「イタイイタイ病は幻の公害病か」こういうふうなタイトルで出ております。この問題に関連して私は少し質疑を行いたいのでありますが、まず農林省にお尋ねいたします。 カドミウムの汚染地域というのは、現在のところ生野鉱山周辺その他二十地域が指定をされ……
○林(義)委員 和達参考人、八田参考人、家本参考人には、大変御多用中のとおろ、御出席いただきましてありがとうございました。きょうお越しをいただきましたのは、昭和五十一年度自動車排出ガス規制問題についてということでございますが、私は、この規制問題全般ではなくて、むしろ審議会での運営が公正に行われたのかどうか、こういった点を中心にいたしまして質問をいたします。 新聞その他ですでに御承知のことでございますけれども、家本さんのメモが出た、こういうふうな問題がございましたので、この辺につきまして、まず家本さんにお尋ねをしたいのでございます。 家本さんは、どういう気持ちでいままで審議会の専門委員をやっ……
○林(義)委員 参考人の各位には、御遠方、大変ありがとうございました。 実は中野さんおくれられた。お話を聞きますと、新幹線でこうおくれた、こういうふうなお話であります。私はちょっと聞きたいのですけれども、恐らく名古屋なり大阪なり先生方おいでになる。平素はやはり皆新幹線をお使いになっておられるのだろう、こう思うのですけれども、それで新幹線を使わないで東京へ来るとかということになりますと、飛行機で来るか、あるいは鈍行か普通の汽車で来るか、どちらかだと思うのです。お互いやはり新幹線を使うというのは、もう日常のことになりましたし、一つの便益なんですね。その便益が一方ではダメージをもたらす、損害をもた……
○林(義)委員 新幹線騒音問題につきましては、当公害対策並びに環境保全特別委員会で、去る五月十六日、参考人八人をお招きいたしまして、質疑をいたしたわけであります。その質疑に先立ちまして、各参考人から意見を聞いたわけでございますが、私がその印象を率直に申し上げますと、もう少しきつい基準を考えるべきであるという御意見の方もありました。それから、いまの基準で十分であるし、また現在、暫定基準としてつくられているところの基準でやっていいのではないかという御意見もありましたし、各種各様の御意見があったわけであります。私は、この問題は、参考人の方々の意見が非常に分かれておりますのと同じように、非常に国民的な……
○林(義)委員長代理 木下元二君。
○林(義)委員 この国会もいよいよきょうで終わりになります。終わるに当たりまして、当公害対策並びに環境保全特別委員会で長い間、議論いたしましたことを、私は謙虚に振り返ってみたいと思いますし、振り返った上で、政府に対して、いろいろと新しい環境行政の発展のために要望しておきたいことがあるので、若干の質問をいたします。 大きく申しまして、この国会で三つあったと思うのです。一つは水島事故を中心といたしますところの瀬戸内海の問題であります。第二番目は、先ほども問題になっておりましたけれども、新幹線騒音の問題であります。第三番目は、自動車の排気ガスの規制の問題であります。 瀬戸内海の問題につきましては……
○林(義)委員 参考人各位には、お忙しいところ御出席をいただきまして、ありがとうございました。当委員会では、きょう参考人の方々の御意見を聞き、明日は政府に対し質疑をするということになっております。また、たくさん聞きたいことがありますが、時間の都合もありますから、全部を聞くわけにいかない。そこで、私は若干の問題につきまして、事実関係を中心にしてお話しを聞きたいと思います。判断の問題とか政策の問題は、きょうはやる時間がありませんから、次の機会に譲らせていただきたいと思います。 まず第一に、日本化学工業の社長、棚橋さんにお尋ねしますが、新聞を拝見いたしますと、八月十四日の記者会見では、「住民に被害……
○林(義)委員 大変、遅くなりまして申しわけないと思っておりますが、若干の時間いただきまして、質疑を行います。 まず、小沢大臣にお尋ねしますけれども、きのう来、いろいろと議論がありました。午前中には関係の参考人を呼んで話を聞きましたし、午後は学者の話を聞きましたし、きょうは朝から各省の方々に、長時間にわたり御質疑をして答弁をしてもらったので、だんだん問題がはっきりしてきたと思います。問題は私は、はっきり申しまして、一つには労働災害の問題である、一つにはやはり廃棄物処理の問題だろう、二つに分けて考えたらいいと思うのです。 クロムの問題でありますが、長官、クロムという物を御存じだと思うのです。……
○林(義)委員 ここに一つのおもちゃがあるんです。ごらんになっていただきたいと思いますが、これは昨年の夏、自民党の独占禁止法の調査団でアメリカに参りましたときに、私子供に頼まれました、アメリカでゲームを買ってきてくれと。ニューヨークのおもちゃ屋に行きまして、いま一番売れているおもちゃは何だろうか、一番売れているゲームは何だろうか、こういうふうなことを売り子に聞いたんです。そうしましたら、持ってきましたのがこのアンチモノポリーというおもちゃです。昨年来日本でも大変独占禁止法の改正の風潮が強くなってまいりました。また、これはアメリカでも同じことだと私は思うのです。これは具体的にアメリカの国内で大企……
○林(義)委員 いまの問題に関連いたしまして、私は、東京のような過密地帯におきましては、東京都内の交通の流れをよくすることが一番大切だと思うのであります。そのためには何をするか。私は、東京都におけるところの物の流通、物的流通というものについては大改善をする必要があるだろうと思います。これにつきましては、岡先生は大分その方の専門ですから、岡先生はどういうふうに考えておられるか。余り時間がありませんので、恐縮ですが、簡単かつ明瞭にお答えをいただきたい。
【次の発言】 私は、この問題は議論したら大変時間がかかるだろうと思うので、別の委員会でやらせていただきますが、五十一年規制で問題はまだたくさんある……
○林(義)委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、渡辺惣蔵君を委員長に推薦したいと思います。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事は、その数を八名とし、委員長において指名されんことを望みます。
○林(義)委員 去る十一月二十七日に出されました大阪高等裁判所の控訴審判決、いわゆる大阪空港騒音訴訟の問題につきまして質疑を行います。
運輸大臣がまだ来ておられませんから、事務当局の方から少しお答えをいただきたいと思いますが、大阪空港について、いままで国が行ってきた騒音対策、これにいままで、ずいぶん大変な金をつぎ込んできたと私は思うのです。具体的にどうなっているのか、時間の制約がありますから、簡単に要領よくお答えください。
【次の発言】 国は本件につきまして上告をしていると聞いておりますが、私は上告の理由につきましては、後でいろいろとお尋ねもしたいし、私の意見も申し上げたいのです。しかし、大……
○林(義)委員 私は、先般来、問題になりました塩化ビニールモノマーの問題につきまして、質問をまず行いたいと思います。 私は、内容に入ります前に、少し新聞記事で出た内容について、現在どういうふうな取り扱いになっているのか、主として労働省だろうと思いますので、労働省の方から、お答えをいただきたいと思いますが、新聞資料によりますと、まず大きな問題としては三井東圧の名古屋であります。新聞報道いろいろありますが、たとえばNHKの報道によりますと患者が三十七人である。死者六人、患者三十一人、こういうふうな報道があったわけであります。ところが、それだけのたくさんの労災の指定がしてあったのかどうか。どうも労……
○林(義)委員 私は、特定化学物質あるいは有毒物質と言われるところの問題で、まだ片づいていない問題が大分ありますので、この問題につきまして御質問いたしたいと思います。 まず最初に、PCBの問題でございますが、静岡県の富士地区に、ちり紙工場があります。ちり紙工場というのは、全国でも、わりと地域的にまとまって工場がありますが、御承知のとおり、ちり紙というのは故紙を使って製造をするわけであります。そうしますと故紙の中にPCBが入っておる、こういうこともありますし、その富士地区では、ちり紙をつくる際のスラッジその他から、やはりPCBが出るのではないか、こういうふうな問題がございまして、大分、問題にな……
○林(義)政府委員 先生のお話の中で二点ほど御指摘があったと思います。 一点は経済計画の問題でございますが、ここに資料を持ってきておりますから、内容は詳しくこれを読んでいただけばいいし、御答弁でそれを全部お話しすることもないと思いますが、この中で考えておりますのは、交通体系は、これは先ほどお話がありましたように相当大きく展望の変更があるだろう、その中で特に国鉄の占める地位というものは大量交通機関としての役割りがますますふえるだろうということでございますから、財政再建問題を片づけるとともに、経営状況、サービスの水準等を勘案しまして、これから国鉄の占める地位というものは相当大きなものがあるという……
○林(義)政府委員 岡田先生に御答弁いたします。 先生に御答弁いたします前に、一言ちょっとごあいさつだけしておきたいと思います。 この委員会では私も大変お世話になりました。かつて、いろいろとお世話になって皆さん方とやりましたことを、この機会に厚く御礼を申し上げておきたいと思います。 いまのお話でございますが、電源開発促進法というのは、かつて日本で電力をつくろうというときにつくった法律でありまして、基本計画に組み入れるというときには、ここに伊達火力がある、どこがあるというふうなときに、この計画はどうだろうか、地元でいろいろ問題があるだろう、そのときに、それをどうしますかという大ざっぱな話を……
○林(義)政府委員 ただいま御紹介いただきました、経済企画政務次官に旧臘就任いたしました林義郎でございます。 経済が大変にむずかしい状況にあるそのときにこうした職務を与えられましたことに対し、皆様方の一層の御鞭撻、御叱正を心からお願いいたしまして、簡単でございますがごあいさつといたします。(拍手)
○林(義)政府委員 今回はからずも経済企画政務次官に就任いたしました林義郎でございます。 当委員会では経済企画庁大変御厄介になると思いますが、私も前次官あるいは歴代の政務次官同様ひとつよろしくお願いいたしたいと思います。 私は実はこの委員会にひとつ入れてもらいたいということでお願いをしておったことがあるわけであります。拝見しておりますと、大変皆様方学識経験また理論に非常にお詳しい方々ばかりでございますので、ひとつよろしく御指導、御鞭撻をいただきたいと思います。 私も皆さん方のいろんな御議論に対しまして率直に私の考え方を申し上げる機会を得ましたことを本当にうれしく思っております。当委員会を……
○林(義)政府委員 お答えいたします。 担当は通商産業省でございますし、私は経済企画庁の政務次官でございますから、私から直接に電気事業の問題につきまして公聴会はどうだと言うのは少し越権ではないかという気もいたします。いたしますが、一般論として私申し上げますと、公聴会という制度は、電気事業のように公益事業をやっている場合におきましては、先生御指摘のとおり、広く国民大衆に大変な影響のあるところでありますから、その電気料金の査定に当たりましてはたくさんの人々の意見を聞いて査定をするのが筋だろうと私は思うのです。 御指摘のように、各県それぞれでやるとかいうような話もありますが、先ほど通産省の部長か……
○林(義)政府委員 副総理がきょう出席できませんので、政務次官の私から、かわりましてお答えをいたします。 卸売物価の問題につきましては、確かに数字を見ますと、ことしの一月、二月、三月と、わりと早いテンポで上がってきていることは事実でございます。しかし、これは昨年来石油の原油の値上げがありましたり、ロイター通信なんかで見られますように、海外市況が相当に上がってきている、それから生産調整で値上げをある程度までしてきたというようなものでありまして、卸売物価の動向については注意はしておかなければならない、注目はしておかなければならないけれども、また大変なインフレになるのだというふうな心配は実はしてな……
○林(義)委員 国鉄運賃法及び日本国有鉄道財政再建促進特別措置法の一部を改正する法律案の審議にあたりまして、私は、国鉄御当局及び運輸大臣に公害及びこれに関連する問題につきまして若干の質問を行ないます。 最初に騒音公害、振動公害でございますが、新幹線公害について苦情が一体いまどのくらい出てきておるのか。数字を把握しておられると思いますから、現在ありますところの東海道新幹線、山陽新幹線、それから建設中の山陽新幹線、東北新幹線、それぞれに分けて数字をお持ちでございましたら、各県別にどういうふうな苦情が出ているのか御説明いただきたいと思います。
○林(義)委員 六人の公述人の方々から非常に貴重な御意見をいただきまして、たいへんありがとうございました。 実は、先ほど来斉藤さんからも西村さんからもまた菊池さんからも、それぞれ瀬戸内海につきまして非常に学問的なお話をいただきました。私は瀬戸内海でとれた魚を食って育った人間であります。実は瀬戸内海につきましては現在自由民主党、私のほうでも案をつくりまして、各党に呼びかけをいたしまして、瀬戸内海の特別立法をつくらなければならない、こういうふうなことを考えておるのです。単に埋め立ての問題だけではない、瀬戸内海の工場から流れ出るところの汚水をカットする必要がある、さらには生活排水その他についてもカ……
○林(義)委員 先ほど来の御質問を私は聞いておりまして、非常にもっともな御質問であるという感じで皆聞いておったのであります。この法案ができましたのは、何と申しましたところで、水島の三菱石油の事故で早急に対策を立てなければならないということでやったということでありますから、災害防止法と書いてありますが、私をして言わしめれば、災害防止のための暫定措置に関する法律というふうに名前をつけるべきではないかというふうな感じのする法律である。日本の石油コンビナートというのは大体臨海にあると思うのです。石油というのは海外から持ってくるのですから、臨海に置いておいた方が一番よろしい。ところが、見てみると海上保安……
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