林義郎 衆議院議員
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林義郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは林義郎衆議院議員の36期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は36期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院36期)

林義郎[衆]本会議発言(全期間)
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第98回国会(1982/12/28〜1983/05/26)

第98回国会 衆議院本会議 第20号(1983/05/10、36期、自由民主党)【政府役職:厚生大臣】

○国務大臣(林義郎君) 平沼議員の御質問にお答えを申し上げます。  私に対して御質問がありましたのは、公務員グループの共済年金制度の運営等について、今後、その安定を図るためにどんなふうに考えていくかというのが第一問だったと思います。  御説のように、本格的な高齢化社会の到来を控えまして、老後の生活安定の基礎的な役割りを果たす公的年金制度を長期的に安定させるということは非常に重要な課題であることは御指摘のとおりでございまして、これは一般的に言えることだろうと私は思います。  共済年金制度につきましても、全体の公的年金制度の一元化を展望しながら、給付と負担の関係など、公的年金制度全般の改革の一環と……


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第100回国会(1983/09/08〜1983/11/28)

第100回国会 衆議院本会議 第6号(1983/09/20、36期、自由民主党)【政府役職:厚生大臣】

○国務大臣(林義郎君) 吉田議員の御質問にお答え申し上げます。  先進国病の到来を未然に防止し、その適切な対策を急ぎ、活力ある福祉国家を築くことというお話がありました。これはお互いの義務であるというお話でございます。私も全く同じように考えているところであります。行政改革もその線に沿って推進しており、「増税なき財政再建」はその柱だと思うところであります。  ところで、医療について考えてみますと、毎年一兆円ずつ医療費がふえてきている、これは現実でございます。それを賄うのは医療保険で賄うということになっています。放置すれば、何もしなければ、保険料を引き上げなくてはならないということ、これも当然の話で……

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委員会発言一覧(衆議院36期)

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第97回国会(1982/11/26〜1982/12/25)

第97回国会 社会労働委員会 第1号(1982/12/14、36期、自由民主党)【政府役職】

○林国務大臣 このたび厚生大臣を拝命いたしました林義郎でございます。社会労働委員会の開会に当たり、一言ごあいさつ申し上げます。  今日のわが国は、経済の低成長下、本格的な高齢化社会の到来を目前に控えており、厚生行政を取り巻く環境にはきわめて厳しいものがあります。このような状況を踏まえて、二十一世紀を展望しつつ、高齢化社会を支えることのできる、バランスのとれた、有効で安定した社会保障制度の確立に努めることが必要であります。  私は、委員各位の御指導、御鞭撻を得ながら専心努力し、社会保障制度に寄せられる国民の期待と信頼にこたえてまいりたいと考えております。  何とぞ、御理解と御協力を賜りますようお……

第97回国会 予算委員会 第1号(1982/12/13、36期、自由民主党)【政府役職】

○林国務大臣 稲葉先生は大変に難病問題に御関心を持っておられることも承知しておりますし、敬意を表する次第でございます。  難病対策につきまして、やはり厳しい財政事情の折でありますけれども、御指摘のように、難病というのですから非常にむずかしい病気である、なかなか原因もわからなければ治癒方法もなかなか確立されないという病気でありますから、当省といたしましてもこれの増額には一生懸命これからも努力をしてまいりたい、こういうふうに考えております。  調査研究費のお話が出ました。調査研究費につきましては定額でやっておりますが、新しい病気を次から次へと取り上げてやっていく、こういうことでやっておりますので、……

第97回国会 予算委員会 第2号(1982/12/14、36期、自由民主党)【政府役職】

○林国務大臣 金子委員御指摘のとおり、有料化を二月からやるということになりますが、対象となる人は約七百十万人というふうに見ております。  それから、負担が個人にとりましては非常に少ない負担でございますが、その負担の合計額は、五十七年度の計算でやりますと約四百八十億でございます。老人医療全体の費用が三兆円でございますから、それの中の約一・六%、こういうふうに御認識いただければありがたいと思います。
【次の発言】 お答えいたします。  老後の不安というのはいろいろあると思いますが、私は、一番不安に思うのはやはり健康の問題だろう、こういうふうに考えております。

第97回国会 予算委員会 第4号(1982/12/16、36期、自由民主党)【政府役職】

○林国務大臣 お答えいたします。  仮に物価スライドということで考えまして、三%ということで実施をいたすことにいたしますと、昨年と同じような形でいろいろな供給をするということになりますと、年金関係で三百六十四億円、その他の恩給、年金、手当その他全部入れまして九百三十九億円程度が要ります。それから生活保護基準の問題、要するに生活保護世帯でございますが、これをいま幾ら上げるかということはまたいろんな問題がございますから検討していかなければなりませんが、仮に一%上げるというふうにいたしますと、一%当たり約三十四億円、こういうふうに計算をしております。  対象人数は、年金が千六百四十万人、児童扶養手当……

第97回国会 予算委員会 第5号(1982/12/17、36期、自由民主党)【政府役職】

○林国務大臣 大原議員にお答えいたします。  昭和五十五年の九月に、医療法人芙蓉会富士見産婦人科病院理事長の北野早苗さんが、無資格で診療を行っておったということの疑いで埼玉県警に逮捕されました。その後いろいろな捜査が行われましたし、また厚生省といたしましても監査を行ったりいろんなことをしておりますが、同病院は五十六年の九月に休止届を出して、現在も休止中でございます。  具体的な内容につきましては事務当局の方から詳しく御答弁させますが、私といたしましては、こういった事態が起きましたことは大変遺憾なことである、今後ともこういったことがないように十分指導監督を強めてまいりたい、こういうふうに考えてお……


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第98回国会(1982/12/28〜1983/05/26)

第98回国会 決算委員会 第5号(1983/05/11、36期、自由民主党)【政府役職】

○林国務大臣 昭和五十四年度厚生省所管一般会計及び特別会計の決算につきまして御説明申し上げます。  まず、一般会計の歳出決算額につきましては、歳出予算現額七兆六千九百八十一億三千十二万円余に対して、支出済み歳出額七兆四千七百十五億三千二百五十万円余、翌年度繰越額五百三十四億四千百二十八万円余、不用額一千七百三十一億五千六百三十三万円余で決算を結了いたしました。  以上が一般会計歳出決算の大要であります。  次に、特別会計の大要について申し上げます。 第一に、厚生保険特別会計につきましては、健康、日雇健康、年金、児童手当及び業務の五勘定を合わせ、一般会計から一兆百五十五億二千三十万円を繰り入れま……

第98回国会 決算委員会 第6号(1983/05/19、36期、自由民主党)【政府役職】

○林国務大臣 ただいま御決議のありました厚生省所管の保険医療機関等に対する指導監督の実施につきましては、御指摘の点に十分留意して、その強化充実に努めてまいる所存であります。

第98回国会 社会労働委員会 第1号(1983/02/10、36期、自由民主党)【政府役職】

○林国務大臣 社会労働委員会の御審議に先立ち、厚生行政について所信の一端を申し述べてみたいと思います。  二度にわたる石油ショックは、全世界に大きな影響をもたらし、アメリカを初めとする先進諸国もこれに対処するため、大きな努力を払ってまいりました。しかしながら、慢性的な経済の停滞は引き続き、社会の活性をいまだ取り戻すに至らず、いわゆる先進国病に対する適切な処方せんはなかなか書くことができない状況にあります。  わが国の経済社会は、欧米諸国に比べ比較的柔軟に石油ショックを受けとめてまいりました。わが国はこれまで欧米へのキャッチアップを目指してまいりましたが、石油ショックを経た今日、欧米の模倣の時代……

第98回国会 社会労働委員会 第3号(1983/03/03、36期、自由民主党)【政府役職】

○林国務大臣 長野議員の御質問にお答えを申し上げます。  医療についてのビジョンを、こういうふうなお話でございますが、人口が非常に高齢化を進めております。また、医学医術というものが非常に進歩をしてきておることも事実であります。一方、経済は低成長というものを余儀なくされておる。こういう場合におきまして、どういうふうな国民医療をやっていくかということを本当に考えていかなければならないという御提言は全くそのとおりだ、こう思います。  そこで、あるべき国民医療の理想像につきまして、私一人が私の考え方を申し上げるのもどうかと思いますし、医療関係者や国民一人一人の医療に寄せる御期待を十分に酌み取りながら、……

第98回国会 社会労働委員会 第6号(1983/03/24、36期、自由民主党)【政府役職】

○林国務大臣 森井議員の御質問にお答えを申し上げます。  森井先生は長く社会労働委員会でベテランとして御活躍でございまして、敬意を表する次第でございますが、先生御指摘のように長年おられて今回初めてだ、こういうお話しでございました。先ほどのお言葉にありましたように、最もけしからぬのは人勧凍結であるとお話しがございましたが、その最もけしからぬことをやらなければならないような財政状況にある、全く異常な状態にあるわけでございますから、そのほかの恩給の関係も停止をする、年金の関係も停止をする、一連のものにつきまして停止をするという、これは全く異例の措置だろうと思うのです。私はこういったことは長くなっては……

第98回国会 社会労働委員会 第7号(1983/04/26、36期、自由民主党)【政府役職】

○林国務大臣 本法案につきましては、政府としては特に異存はございません。  本法案の成立の暁には、建設大臣とも協力しつつ、制度の適切な運用に努め、生活環境の保全及び公衆衛生の向上のために、施策の一層の推進を図る所存でございます。(拍手)

第98回国会 社会労働委員会 第8号(1983/04/28、36期、自由民主党)【政府役職】

○林国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その趣旨を尊重し、社会福祉協議会の一層の発展のため努力してまいる所存でございます。

第98回国会 社会労働委員会 第9号(1983/05/12、36期、自由民主党)【政府役職】

○林国務大臣 ただいま議題となりました医療法の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  現行医療法は、昭和二十三年にわが国医療の基本法として制定されて以来、医療体制の充実を通じ、国民医療の確保、向上に大きな役割りを果たしてまいりました。  しかしながら、わが国の医療体制については、病床の増加等、量的には相当程度の整備が行われてきた反面、病院、診療所などの医療資源が地域的に偏在している、あるいは医療施設相互の機能の連係が十分でない、といった指摘がかねてよりなされているところであります。また、近年の一部医療機関における不祥事は、医療に対する国民の信頼を揺る……

第98回国会 社会労働委員会 第10号(1983/05/19、36期、自由民主党)【政府役職】

○林国務大臣 大原先生はこの問題、長年国会でも御議論をしておられるところでありますし、恐らく二十年にわたってこの問題に対して御議論をしておられるのじゃないかと思うわけでございます。長い歴史の上に立っての御議論は、私も傾聴をしておったところでございます。  最初の毒ガス、生物化学的兵器、こういうふうなお話しで、国際法上どうなのか、こういうふうなお話しでございますが、私は、国際法というのは実定法的なものもありますし、自然法的なものもある、世界人類が理性に基づいていろいろなことを行動していかなければならないところをやはり示しているものだろう、こう思います。  原爆の問題につきましては、先生御指摘のと……

第98回国会 予算委員会 第3号(1983/02/03、36期、自由民主党)【政府役職】

○林国務大臣 お答え申し上げます。  先ほど来、橋本議員からいろいろとお話がございました。大変厳しい財政の状況でありますし、歳出構造をやはり是正していかなければならないという御意見がありまして、私もそういったことを真剣に考えてこの問題に取り組んだわけでございまして、基本としては、真に必要な福祉施策というのはどうしても確保していかなければならない、また、削減をしなければならない点もありますし、合理化をしなければならない点もある。先ほど竹下大蔵大臣からいろいろとお話もございましたが、私の方といたしましては、単に削減をするだけでなくて、国民年金の国庫負担の平準化措置というものも工夫をいたしました。そ……

第98回国会 予算委員会 第5号(1983/02/05、36期、自由民主党)【政府役職】

○林国務大臣 矢野議員の御質問にお答えいたします。  総理からもたびたび「たくましい文化と福祉の国」ということで申し上げておりますし、われわれとしても福祉政策の充実をやっていかなければならないということは十分に考えているところでございますし、特に、今回の予算におきましては、老人保健の充実の問題であるとかあるいは在宅老人の手当て等について、大変厳しい財政事情の中でございましたけれども、これを拡充を図ったりいろいろな施策をやっておるところでございます。特に、御指摘のように、頼るところのないお年寄り、こういった人につきましては、私たちも非常に意を払いまして、本当ならば在宅でやってもらうことが一番いい……

第98回国会 予算委員会 第6号(1983/02/07、36期、自由民主党)【政府役職】

○林国務大臣 佐藤議員にお答え申し上げます。  突然の御質問でございますので数字等は持っておりませんが、私の方は、厚生行政は全国にいろいろな福祉施設その他がございますから、できるだけ各地の御要望に沿うようにやっておりまして、特に新潟県どうだということは考えておりません。
【次の発言】 お答え申し上げます。  いま資料をいただきまして、厚生年金保険法の第一条と国民年金法の第一条のところにわざわざマークをしてありまして、私も読んで、この辺の統合をすることというのは、大変これからわれわれが考えていかなければならない大きな問題だろう、こう考えておるところでございます。その点については意見は全く同一でご……

第98回国会 予算委員会 第7号(1983/02/08、36期、自由民主党)【政府役職】

○林国務大臣 年金担当大臣としてお答えを申し上げます。  現在、三月を目途にいたしまして、国鉄、専売、電電と国家公務員の共済とをまとめていこう、こういうことで鋭意事務当局で話を詰めておるところでございます。中間的な話は聞いておりますが、国鉄の問題につきましてもいま御指摘のようないろいろな問題がございます。だけれども、全然払わないとかなんとかというような話ではないだろうと私は思いますが、大変に共済が苦しい事情は先生御指摘のとおりの状況にありますし、これをどういうふうにするかということになれば、やはり国鉄の当局の方も、また、これから年金を出す方の方も、また、これからもらう方もお互いに協力してやって……

第98回国会 予算委員会 第11号(1983/02/21、36期、自由民主党)【政府役職】

○林国務大臣 川俣議員にお答えいたします。  医療法は、御承知のとおり昭和二十三年に制定されまして、その後十八回にわたって改正が行われておりますが、この中で、昭和二十五年に医療法人制度の導入をいたしましたし、昭和三十七年に議員立法で公的病床規制の導入をしたのが大きな改正でございまして、今国会に改正案を出すとなると、それから約二十年ぶりの改正をいたしたい、こういうふうに考えておるところでございます。  御指摘のように、園田厚生大臣が五十五年の十一月に検討する旨を発言いたしましてから、鋭意関係方面と意見の調整に努力をしてきたところでございますが、医療関係団体との調整など残された問題があったことから……

第98回国会 予算委員会 第12号(1983/02/22、36期、自由民主党)【政府役職】

○林国務大臣 市川議員の御質問にお答えを申し上げます。  川崎病というのは、確かに川崎市におられる方にとっては非常に困る名前だろうと思うのです。  ただ、いま御指摘がございましたように、川崎病というのは昭和四十二年に川崎富作先生によって報告された疾病でありまして、それで川崎病と呼称されるようになりましたが、実はもうすでに学会でもこの名前が川崎病ということで定着をしておりますし、国際的にも広く用いられているところでございます。カワサキディジーズ、こういう名前になっちゃっているものですから、この名称を変更するというのは非常に困難であろうと思いますが、名前をどうつけるかというのは基本的に関係学会にお……

第98回国会 予算委員会 第13号(1983/02/23、36期、自由民主党)【政府役職】

○林国務大臣 川俣議員にお答え申し上げます。  先生いま御指摘のとおり、従来までは呼吸停止、心搏停止、要するに脈が、心臓が動かぬ、瞳孔が散大する、目があいちゃってどうにもならぬ、こういうことだったのですが、いまお話のありましたように、いろいろな形で脳波と脳死に関する委門会というのが、日本脳波学会というのでいま議論されていることでございます。新聞等でもこれは大変にいろいろと出ておりますが、御指摘のように、死んだときの後、遺産相続をいつ、どうするかというような判断まで出てくるわけでございますから、私たちとしては、この問題につきましてはいろいろと考えていかなければならない問題があると思います。それは……

第98回国会 予算委員会 第15号(1983/03/02、36期、自由民主党)【政府役職】

○林国務大臣 小林議員の御質問にお答え申し上げます。  優生保護法の改正につきましては、私もここへ持っておりますが、日本母性保護医協会を初めといたしまして、たくさんの方々から反対のお話がございます。与野党を超越して婦人議員の方々も私のところにお越しいただきましてお話がございましたが、いま先生御指摘のように、やはり一つには、婦人の自己決定権というものを尊重すべきではないか、安易な中絶をすることによりまして母体の健康を傷つけることがあってはならないではないか、教育の問題であるとか、その他いろいろな諸施策を講じた上でやっていくべきではないか、こういうふうなことが大体主な反対の御理由ではないかというふ……

第98回国会 予算委員会 第16号(1983/03/03、36期、自由民主党)【政府役職】

○林国務大臣 小林議員の御質問にお答えいたします。  ただいま外務大臣から御答弁がありましたことで大要は尽きておるわけでございますが、私も今週の初めに孤児のところへお伺いしまして、来日の目的が達成されるように心から期待をいたしますし、厚生省としても一生懸命努力をするということを申し上げました。お会いしまして、本当に私はこの三十何年という形で別れておって望郷の念やみがたいというお気持ちをひしひしと胸の中に感じまして、私がお話を申し上げたならば涙を流しておられる、私も本当に胸のつかえるような思いがしたわけでございます。  だから、そういった形で、これは全くヒューマンな話である、全く人道的な考え方で……

第98回国会 予算委員会 第18号(1983/03/08、36期、自由民主党)【政府役職】

○林国務大臣 川俣議員の御質問にお答え申し上げます。  がんは、いまや死亡率第一位というところまでなってきた病気でございますし、総理からも御指示がございましたし、私も、がんの対策は早急に立てていかなければならないとかねがね思っておったところでございます。  そうした意味で、いま方向を鋭意検討中でございますが、私が考えますのに、これは行政庁だけでがんばってみたってできる話でもない。やはりお医者様とか研究者という方々の御協力をいただくことが必要でありますし、また、民間にもいろいろな団体がございますから、そういった方々と一体になりまして対策を推進していかなければならない、こういうふうに考えているとこ……


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第100回国会(1983/09/08〜1983/11/28)

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第2号(1983/09/26、36期、自由民主党)【政府役職】

○林国務大臣 安井議員からお話がございまして、財政が大変むずかしいときの財政のための切り捨てではないかというお話だと思うのです。  確かに財政も大変苦しいときである。苦しいときでありますが、いま一兆円ずつ医療費が毎年毎年伸びている。またお年寄りがふえていく。医療技術もだんだん進歩してくる。進歩してくれば医療費がトータルとして伸びていくことは私はやむを得ない、またそれはどうしても国民にやってもらわなければならないことだと思うのですね。それは当然のことだと思いますが、そのときに、だれがその費用を負担するかという話になるだろうと思うのです。いまは社会保険制度でやっておる。社会保険制度というものは、医……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第3号(1983/09/27、36期、自由民主党)【政府役職】

○林国務大臣 吉田さんのお話のようなことは、私は現実問題としてあるのだろうと思うのです。そういった点は積極的に改めていかなければならない、こう思います。  先ほど総理からも御答弁がありましたように、いろいろな事業をしていくときに効率性というものを考えていかなければ、しょせんは皆の、お互いの税金に返ってくる話でございますから、私は、やはりその辺は十分考えていかなければならないと思います。ただ、ごみ処理の問題というのは汚いものを片づけるわけですから、やはりきれいにしてもらう、途中でこぼしたりなんかするようなことがありましたらこれは大変ですから、そういったことがないような業者にやってもらわなければな……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第4号(1983/09/28、36期、自由民主党)【政府役職】

○林国務大臣 医療金融公庫と社会福祉事業振興会の統合につきましては、さきの臨時行政調査会の答申及び行政改革の具体化方策に関する閣議決定、新行革大綱の趣旨を踏まえまして、昭和五十九年までに統合することとし、所要の法律案を次期通常国会に提出すべく、現在、統合に伴う種々の課題につきまして事務的に鋭意検討を進めておるところでありまして、先生の御趣旨を十分に体しましてやっていきたいと考えております。

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第5号(1983/09/29、36期、自由民主党)【政府役職】

○林国務大臣 いろいろなことを出しておりますが、いま手持ちの資料を持っておりません。組合保険、健康組合ですね、これは大企業のところですから相当高い貯蓄率だと思います。それから政府管掌保険のところは、中小企業ですからそれよりは少ない。もう一つ申し上げますならば、国民健康保険はもっと少ない、こういうことだろうと思います。  正確な数字はちょっと持っておりませんから、後でお答えいたします。
【次の発言】 岡田議員にお答え申し上げますが、一口でしゃべるというのはなかなかこれはむずかしい話でございますが、改革を図っていかなければならないのは、いま先生からお話がありましたように、差額ベッド、付き添いの問題……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第6号(1983/09/30、36期、自由民主党)【政府役職】

○林国務大臣 去る二十六日の森井委員の御発言に関し、大蔵大臣と厚生大臣と同意の上、次のように申し上げます。  一、第九十五回臨時国会における政府答弁を踏まえ、行革関連特例法による年金国庫負担金の減額分については、積立金運用収入の減額分を含め、将来にわたる年金財政の安定が損なわれることのないよう、特例適用期間経過後において、国の財政状況を勘案しつつ、できる限り速やかに繰り入れに着手するとの考えに変更はない。  二、行革関連特例法は、特例適用期間中の特例措置を定めるものであり、その特例適用期間経過後は、本則に戻る。  以上でございます。

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第8号(1983/10/04、36期、自由民主党)【政府役職】

○林国務大臣 金子議員、医療改革をぜひやらなければならない、大変であるという御認識をいただいておりまして、私も心から感謝を申し上げるわけであります。先生は社会労働委員会におられまして、その方のベテランでもありますので、私は、いろいろな点で御議論を賜ればありがたいと思っておるところでございます。  今年最初に社会労働委員会がありましたときに、私の所信表明を申し上げました。私はその中で、わが国独自の創造力に基づく新しい福祉社会の建設を目指す時代が来た、すでに欧米の模倣の時代は終わったということをはっきりと申し上げておりまして、これからどんな形で建設していくかにつきましては皆様方の御意見も聞きながら……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第9号(1983/10/06、36期、自由民主党)【政府役職】

○林国務大臣 簡単にお答えしろ、こういうふうなお話でございますから申し上げますが、当委員会におきましてもたびたび申し上げておりますように、毎年一兆円ずつ医療費がふえてきておる。これは、米が大体三兆円でしょう、その三分の一ずつ毎年毎年ふえてきているということは大変なことなんですよ。これをどうしてやるかということをいま考えていかなければ将来にわたっての、日本が持っているところのこのいい医療保険制度を崩壊に導きかねない。  そこで、私はいろいろと考えてきました。先生も社会労働委員会におられますから知っておられると思いますが、私はかつて社会労働委員会で最初に冒頭所信表明演説をしました。そのときに、先進……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第10号(1983/10/07、36期、自由民主党)【政府役職】

○林国務大臣 お答え申し上げます。  難病対策につきましては、調査研究の推進、医療費負担の軽減及び医療機関の整備を三つの柱として、これからも十分やっていきたいと考えております。  稲葉先生、大変に御熱心でありますことを、この機会をかりましてお礼を申し上げておきます。  がん対策は、いままでいろいろなことをやっておりますが、さらに、がん対策十カ年戦略というのを立てまして、本態の究明等をこれからもやっていきたい、こういうふうに考えているところでございます。
【次の発言】 御指摘のありました各種審議会、お話のようなこともあると思いますが、それぞれやはり事情も異なるようでございますので、活動状態等を十……

第100回国会 予算委員会 第1号(1983/09/19、36期、自由民主党)【政府役職】

○林国務大臣 大出委員からのお話でございますが、私は思いますのに、三K赤字というのがございます。健康保険の問題も一つの問題であると思うのです。毎年一兆円ずつ医療費がふえているというのが実情でございます。これを社会保険料で賄っておる。そういった中で、その中の一部を国庫で負担をしているというのもこれはまた事実であります。私は、そういったことで毎年毎年一兆円ずつこの医療費が伸びていくという事実は大変なことだろう、むしろこの辺をどう考えていくかということを考えていかなければならないのではないかというのが基本的な考え方であります。  それで、現在の医療保険制度を見ますと、組合健康保険は本人十割、家族七割……

第100回国会 予算委員会 第2号(1983/09/20、36期、自由民主党)【政府役職】

○林国務大臣 お答え申し上げますが、まだちょっと御質問の御趣旨が必ずしもよくわからないのですが、私は、これからの医療問題というのは、確かに先生御指摘のように、給付を削減するか、保険料を上げるか、あるいは国庫負担をどうするかという、結論はそういうことかもしれません。しかし、考えていかなければならないのは、医療費が毎年毎年一兆円ずつもふえてきているというこの事態であります。これはだれにもとめようがないことである。それをどういうふうな形でもって合理的に処理をしていったらいいかということをやはり考えていかなければならないのではないか。単にことしの財政状況でどうだということではない、やはり中長期的に考え……


林義郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院36期)

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第96回国会(1981/12/21〜1982/08/21)

第96回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1982/03/08、36期、会派情報なし)【政府役職】

○林説明員 お答えいたします。  先ほど電電さんからもお話がございましたが、東海道・山陽につきましての通話地域、これにつきまして、開業当初につきましては東京だとか大阪、名古屋、この三地域でございましたが、その後山陽新幹線が延びるに従いましてサービスエリアを拡大させていただいております。これは電電さんと私どもとの相談といいますか、話し合いの中で、電電さんが主体になってサービスエリアの方をお決めになっておられますが、だんだん拡大してきております。また、このサービスエリアの拡大ということとその後の列車本数の増大、この両方が重なりまして列車公衆電話というものが非常に込んでまいっております。特に東海道側……


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第98回国会(1982/12/28〜1983/05/26)

第98回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1983/03/04、36期、自由民主党)【政府役職】

○林国務大臣 昭和五十八年度厚生省所管一般会計及び特別会計予算の概要について御説明申し上げます。  昭和五十八年度厚生省所管一般会計予算の総額は九兆六百十四億円余でありまして、これを昭和五十七年度当初予算額九兆百六十八億円余と比較いたしますと、四百四十六億円余の増額、〇・五%の増加率となっており、国の一般会計予算総額に対し一八%の割合を占めております。  御承知のとおり、最近におけるわが国の経済情勢及び財政事情はまことに厳しいものがあり、明年度予算も引き続き財政再建を強力に推進し、その対応力を回復することにより経済の着実な発展と国民生活の安定、向上を図る基盤を確立することを目標に編成されたとこ……

第98回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1983/03/07、36期、自由民主党)【政府役職】

○林国務大臣 井上先生からの御質問にお答え申し上げますが、あの「恍惚の人」というのは、ずいぶん前ですから、私も先生と同じように、これは大変な問題だな、いやな問題だけれども、私らでもそういうことになるのかね、そうしたときには、これは困ったことになるがなという印象を非常に受けたことを覚えております。  むしろ私は、高齢化社会がだんだん進んでいきますと、やはり健康で生涯を送らなければならない。そのときに、家庭の中におきましてお年寄りが健やかに最後まで生きていただくということが非常に望ましいことでありますが、やっぱり人間の体でありますから、どういう障害が出てくる、どういう疾病が出てくるということは、予……


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第100回国会(1983/09/08〜1983/11/28)

第100回国会 大蔵委員会社会労働委員会連合審査会 第1号(1983/10/04、36期、自由民主党)【政府役職】

○林国務大臣 国務大臣として厚生大臣の職務を行うように言われたと同時に、年金問題についての調整を行うという形で、いわゆる年金担当大臣というので私が総理から御命令をいただいたところでございます。したがいまして、竹下大蔵大臣からお話しされたとおりと御理解いただいて結構でございます。
【次の発言】 年金の総合調整をやっていくのは私の仕事でございますから、最終的にというお話がございましたが、私がやはり年金の統合化、一元化に向かって努力していく責任を持っているというふうに考えております。
【次の発言】 公的年金制度につきましては、政府としては、昨年の九月及び本年の五月の閣議決定に基づきまして、公的年金制……



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