中村茂 衆議院議員
33期国会発言一覧

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中村茂[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは中村茂衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院33期)

中村茂[衆]本会議発言(全期間)
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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 衆議院本会議 第7号(1973/12/18、33期、日本社会党)

○中村茂君 私は、日本社会党を代表して、国民生活安定緊急措置法案について、国民と消費者の立場に立って、反対の討論を行なうものであります。(拍手)  インフレは、政策の貧困による社会の病気であり、強者を潤し弱者を苦しめる体制的な差別であります。病気は正しい診断が必要であります。診察を誤れば生命を失うことになるからであります。インフレの病原を明らかにし、それに対応した処方せんをつくらなければ、病気をなおすことはできません。そのためには、社会を正しく診断する名医が必要であります。  田中総理は、診断のあやまちをおかそうとしております。インフレで国民が苦しんでいることを物価の異常事態と言い、物価暴騰の……

第72回国会 衆議院本会議 第24号(1974/04/05、33期、日本社会党)

○中村茂君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました宅地開発公団法案と、この法案に関係の深い住宅政策及び土地問題について、総理並びに関係大臣に質問をいたします。(拍手)  日本の住宅政策は、先進諸国と比べたいへんおくれております。それのみならず、土地投機による買い占め、建設資材の騰貴により、勤労国民にとって、住宅を手に入れることは高嶺の花となってしまいました。  現在の国民生活において、住宅問題は依然として最大の課題であります。しかし、その住宅問題は一向に解決されていません。むしろ事態は深刻であります。まさに混迷と行き詰まりにあるといっても過言ではありません。そして、ささやかに行な……


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第76回国会(1975/09/11〜1975/12/25)

第76回国会 衆議院本会議 第8号(1975/10/24、33期、日本社会党)

○中村茂君 私は、日本社会党を代表して、久保等君から提案になりました逓信委員長地崎宇三郎君の解任決議案に対し、賛成する立場から、若干の質問を行うものであります。(拍手)  いま国民は、インフレと物価高、不況による中小企業の倒産や、失業者の増大、六価クロムなどの産業公害、地方自治体の行き詰まり、農業の危機、税金の悩みなど、生活の苦しみや、健康に対する不安でいっぱいであります。このような事態は、大企業優先、生産中心の人間性を無視した経済成長政策が生み出した自民党政治の積年の病根であります。これらの病根は悪質であり、根治することは困難であります。  このような厳しい条件の中で開かれた臨時国会でありま……

中村茂[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院33期)

中村茂[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 建設委員会 第3号(1973/02/28、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 大臣は所信表明の中で、建設行政が国民生活の基礎づくりを、その役目を果たして、豊かな住みよい国土を建設することが目下最大の課題であるという表明がありました。また、きょういただいたわけでありますが、「経済社会基本計画に関する件」の、昭和四十八年二月十三日の閣議決定の一項目に、「物価を安定させ、地価の高騰を抑制することは、この計画に即して活力ある福祉社会を実現するための基礎条件である。このため政府は、インフレーションの防止を最も重要な政策課題の一つとする。」こういうふうに政策を述べております。私は、いま申し上げましたように、建設行政のこれからの目標を達成するためには、何といっても土……

第71回国会 建設委員会 第6号(1973/03/09、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 中村ですが、私はまず最初に公的賃貸住宅のあり方について御質問したいというふうに思います。  ここにとちょうど新聞があるわけですけれども、短いですからちょっと読ましていただきたいというふうに思います。「建てたくても建てられず行詰まる公団住宅」こういう見出しで、前書きが短いから簡単に読んでみますと、「建てたくても建てられす、無理して建てたらカラガラ――住宅難解消のエースとして十七年前、庶民の夢と希望を担って登場した日本住宅公団の住宅建設が、このところすっかり行詰まってしまった。大幅な人口増をもたらす団地建設が大都市圏の地方公共団体から、〃公害企業〃なみに敬遠され、軒並み着工できず……

第71回国会 建設委員会 第9号(1973/04/04、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 私は、第七次道路整備五カ年計画と、それから道路行政のあり方について、順次質問を申し上げたいというふうに思います。  まず最初に、第六次道路整備五カ年計画が三年にして第七次五カ年計画に改定しなければならなくなった理由を簡明にお答え願いたいというふうに思います。大臣からひとつ……。
【次の発言】 わかりました。いま答弁がありましたいわば三つの目標が今度の七次の五カ年計画の中にどのように生かされているか。いわば道路の種類別投資額、それからそれぞれの道路延長、改良総投資額、その面についてお答え願いたいというふうに思います。
【次の発言】 いままだ閣議決定がないから、大ワクは目標として……

第71回国会 建設委員会 第14号(1973/04/25、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 四十八年度の地価公示が四月二日の日に発表になったことは御存じのとおりでありますが、これを年間上昇率で見ますと、平均で四十六年が一六・五%、四十七年が一二・四%。四十八年が三〇・九%、これは四十六年、四十七年の大体倍の上昇率を示しています。そしてまた用途地域別に見た場合に、特に居住地域の場合、四十六年が二〇・三%、四十七年が一四・八%、四十八年が三三・三%、特に居住地域における上昇率が非常に高くなっています。また地域的に見た場合、茨城県の取手市が四二%、それから埼玉県は全域で四四・一%、それから同じ埼玉県の中でも浦和市の場合は三七・七%、浦和市以外のその他の場合四四・六%と、こ……

第71回国会 建設委員会 第18号(1973/06/06、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 都市化が進展するにつれて自然環境が破壊され、緑が失われてきています。その意味で、この都市緑地保全法案は非常に重要な意義があるというふうに私は思いますが、ただ、まだまだ非常に不十分でありますし、欠陥も多いと思いますので、そういう立場に立って若干の質問を申し上げたい、こういうふうに思います。  この法案と、首都圏近郊緑地保全法、それから近畿圏の保全区域の整備に関する法律、これは同じ建設省の所管でありますし、中身も大体共通点を持っているわけでありますけれども、特に本法案を立案するにあたって、標識の設置、行為の規制、原状回復命令、損失の補償、土地の買い入れ、罰則などについてはこの法案……

第71回国会 建設委員会 第22号(1973/06/22、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 先般この法律の目的についていろいろ質疑が行なわれていたわけでありますが、どうも明確性を欠いております。そこで私からはこの法律の性格についてひとつ質問したいというふうに思います。  まず、この法律は埋め立ての規制法なのか、それとも促進法なのか。この法律の性格についてひとつ明らかにしていただきたい、こういうふうに思います。
【次の発言】 いまお答えがありましたように、私も規制法だ、免許という制度を取り入れている以上やはり規制法だというふうに思うわけです。ところが、やはり経過を見ますと、規制どころか、産業基盤をつくるというような形で、促進法のような形態をなしてきている。しかしいまお……

第71回国会 建設委員会 第28号(1973/07/18、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 それでは屋外広告物法のこの目的についてお聞きしますが、屋外広告物の表示されたその内容について規制されるものではない、こういうふうに理解するわけですけれども、そういう理解でいいのですか。
【次の発言】 そうすると、この五条の、途中からですけれども、「広告物及びこれを掲出する物件の形状、面積、色彩、意匠その他」というふうにあります。この「意匠」というのは、広告物そのものの中身の意匠というふうにこの法文ではとれますけれども、そうすると内容についても一応の規制をする、こういうふうになりますが、その五条の「意匠」というのはどういうふうに理解していいのですか。

第71回国会 建設委員会 第30号(1973/08/29、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 屋外広告物法というのが非常に問題になっていますけれども、この最大の問題点というのは、営業用の広告と政治活動またはそこから出てくる表現の自由、これを一緒にして、性格の違うものを一つの法律にして規制した、ここに最大の問題点があるのじゃないか、こういうふうに思うのであります。先日、七月の十八日の日に、本委員会で私は特に表現の自由、政治活動の自由、これをこの法律で制限されている面、規制されている面について幾つかの問題点を提起して検討していただくようにお願いしてまいりました。その中で、その当日、電柱へのビラ張りについては、標準条例の四条二項を削除する、こういうお約束を願いましたからその……

第71回国会 懲罰委員会 第5号(1973/06/06、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 私は、今回の小林政子君の懲罰動議について幾つかの疑義を持っておりますので、ただしていきたい、こういうふうに思います。  まずその一つは、懲罰動議の趣旨弁明の中で、「よって、ここに国会法第百二十一条第一項の規定に基づき、木部佳昭君を代表とし、以下六名の連名をもって、議員小林政子君に対する懲罰動議を提出した次第であります。」と、こういう趣旨弁明がされております。そこで懲罰動議を提出した法的根拠を説明していますけれども、国会法第百二十一条一項は「各議院において懲罰事犯があるときは、議長は、先ずこれを懲罰委員会に付し審査させ、議院の議を経てこれを宣告する。」こういうふうになっているわ……

第71回国会 懲罰委員会 第6号(1973/06/13、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 ただいま委員長から、前回の委員会で国会法第百二十一条一項は三項の間違いである、このことが明らかになった、その取り扱いの経過について御報告がありました。また、大村議員からはその釈明があったわけでありますが、私は、間違ったから議事録を訂正した、申しわけなかった、これだけでは何かまだ釈然としないところがあるわけであります。それで、大村議員にお聞きしたいわけでありますが、この三項を一項と間違えたということについて責任をお感じになっておられるかどうか、その点。
【次の発言】 特に、この動議を本会議において採決したその内容は、提出された大村議員の所属の自民党が賛成、野党全体が反対、こうい……

第71回国会 懲罰委員会 第8号(1973/06/23、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 私は日本社会党を代表して、田邊誠委員提出の小林政子君の懲罰事犯は、懲罰のどの条項にも該当しない旨の動議について全面的に賛成し、懲罰に反対するものであります。  四月二十六日の物価問題等に関する特別委員会は、そのときに議題となっていた国民の非常に関心の深い生活関連物資の買占め及び売惜しみに対する緊急措置に関する法律案について、田中内閣総理大臣に直接出席を求めて徹底した審議を行ない、討論を終了する委員会でありました。小林政子委員も、列島改造論と地価急騰、新幹線や高速道路また地域開発というような問題がその周辺の地価を急騰させているが、これらを規制する方法がないのかどうか、物価問題を……

第71回国会 物価問題等に関する特別委員会 第7号(1973/04/11、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 私からは、羊毛、毛糸に関係して若干御質問いたしたいというふうに思いますので、時間がありませんから簡潔にお答え願いたいと思います。  特に毛糸の相場について見ていきますと、四十八番の標準銘柄について、ずっと、昨年のこれら毛糸が上がるまでの値段は、一キロ大体千二百円前後でありました。それが昨年の十二月十九日に二千円台になり、ことしの三月八日についに三千円台になりました。そこで三月九日に、政府の命令によって商品取引所が立ち会い閉鎖になった。その後ずっと閉鎖が続いて、四月二日にこの取引所が再開されると、その後ずっとトップ安の状況が続いております。それはいま、立ち会い閉鎖前の大体二割安……

第71回国会 物価問題等に関する特別委員会 第8号(1973/04/16、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 私からは物価全般についてお尋ねしたいと思います。  先ほど長官のほうからいろいろ答弁がありましたが、その中で、物価問題の中心は需給のバランスをとっていくことが必要だ、こういうふうに言われております。私も、そのとおりだと思います。  しかし、いままでの政府の対策は、確かに物を生産しろ、うんとつくれ、それから、それ輸入だ、こういうことで、生産の面については相当計画的に、しかも力を入れてきたわけでありますけれども、それと需給の面において、その間に物価対策があるわけでありますから、いずれにしても物価対策の面については非常におくれていたし、対策そのものが根本的なものがなかったんじゃない……

第71回国会 物価問題等に関する特別委員会 第14号(1973/06/07、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 小坂長官がいないのは残念ですけれども、四月十六日に開かれた本委員会で、私の質問に対して小坂長官は、物価問題について「四月、五月を決戦の時期だ、」こういうふうに答弁しているわけであります。決戦の結果、勝ったのか負けたのか、これをお伺いします。
【次の発言】 決戦の時期だというのは、物価安定についてその見通しがつくかつかないか、こういうことだというふうに私は思うわけであります。政策、手段を幾つか出していま説明になったわけでありますけれども、そのほとんどは金融措置であります。それらの金融措置がそれぞれなされて、四月、五月を通じて、それでは将来の見通しとして、これらの措置によって、こ……

第71回国会 物価問題等に関する特別委員会 第19号(1973/07/05、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 私は、アメリカの輸出規制に関係した大豆の問題と消費生活協同組合、この二つの関係について、これから質疑を行ないたいと思います。  まず、アメリカの大豆を中心にする輸出規制について、特に大豆のすでに契約した五〇%を輸出規制するというような、きわめて国民生活に重大な影響を与えるような問題について、事前にもっと把握することができなかったのか。それから二番目の問題として、規制の内容について、幾つか規制されておりますけれども、大豆に関係した規制でけっこうですから、その内容を明らかにしていただきたい、こういうふうに思います。
【次の発言】 いまの説明によりますと、もう少しはっきりさせていた……

第71回国会 物価問題等に関する特別委員会 第23号(1973/09/13、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 厚生省の薬務局長、ここに「治胸錠」という薬があるのですが、製造が和歌山市ホノミ漢方剤盛堂薬品株式会社、十五錠中の成分、それから用法、用量、効能、こういうふうに書いてあるのですが、百五十錠入りで、問題は、この薬の値段が三月ごろまで千八百円、四月以降二千八百円、七月一日より六千四百円、言えば三月から七月までの四カ月で三・六倍値段が上がっているわけであります。  そこで、この薬は薬事法上どういう種類の薬品に属するか、まずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 薬事法の条文からいくと第二条の第一項二号に当たるというふうに理解していいですか。


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 建設委員会 第7号(1974/03/22、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 自治省、それから大蔵省来てますか。  それでは最初に、土地の開発公社、自治体の土地の先買いに対する融資規制の問題について取り上げていきたい、こういうふうに思います。  最初に土地開発公社の設立状況についてお聞きしたいわけでありますが、公有地の拡大の推進に関する法律、この法律に基づいて四十七年の九月一日から公社部門が施行になっているわけであります。したがって、その後どの程度この土地開発公社がそれぞれ設立されているか、その状況についてまず明らかにしていただきたい、こういうふうに思います。
【次の発言】 次に、土地の先買い状況について。この面については、四十七年十二月一日から土地の……

第72回国会 建設委員会 第10号(1974/04/03、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 私は、この法案の審議に入る前に、大臣に真意をただしておきたい点がありますので、ひとつよろしくお願いいたしたいというふうに思います。  昨日の決算委員会で、大臣が長野県の飯田市で発言された内容について社会党の原委員のほうから質問があって、大臣が陳謝された、こういうことを聞いたわけであります。私どもは、大臣があそこに出ているような考え方で建設行政に携わっているとすれば、われわれがこのように真剣になって法案を審議しても無意味だと思いますし、したがって、その真意のほどをひとつ明らかにしていただきたい、こういうふうに思うわけであります。

第72回国会 建設委員会 第12号(1974/04/09、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 ただいまは、それぞれの参考人の方から、これからの法律の審議にあたって非常に有効な御意見をお聞きしましてありがたく思っております。  そこで、簡単でけっこうですけれども、全部の参考人の方にひとつお聞きしたいというふうに思うわけでありますが、この法律は、宅地並み課税が実施になって、これに対応して生産緑地という形で出てきているわけでありますが、いまのところでは、三大都市圏のA、Bがそれぞれ宅地並み課税にかかっていくという段階的になっているわけでありますが、C農地、それから三大都市圏以外の市街地につきましては、五十年末までに実はその取り扱い方を検討することになっているわけであります。……

第72回国会 建設委員会 第17号(1974/05/15、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 中村でございます。続いて、高速自動車道路の中の、特に国道部門と総合交通政策の中におけるその役割りについて、特に貸物輸送を中心にして明らかにしていただきたいというふうに思います。
【次の発言】 特に機関別輸送量を見ていきますと、国鉄、民鉄、道路部門、内航海運、この四つに区分して、総輸送量を一〇〇としてそれぞれの分担率は、国鉄の場合には昭和三十年度は一九・五%、十七年たった四十七年度には三・二%になっている。民鉄の場合には、三十四年度四%、四十七年度が一%、それから道路の場合には、三十年度には六九・三%が四十七年度には九二・二%。内航海運の場合には七・二%が五・六%。この数字は間……

第72回国会 物価問題等に関する特別委員会 第6号(1973/12/13、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 社会党の中村でございます。参考人の方から非常に参考になるお話を聞いて、これからの審議の役に立てたい、こういうふうに思っております。  そこで、まず一番先に竹内参考人にお聞きしたいわけですが、先ほどから竹内参考人の言われていることを私なりに要約してみますと、いまの物価高並びに物価に対するいろいろな品物の不足等の混乱は、この法案で末端の価格をいろいろきめて操作するよりも、もっと根元のほうをきちっとさせることのほうが重要じゃないか、こういう意味で独禁法をもっと強化するとか、公取の権限をもっと強化するとか、または買占め売惜しみ法案をもっと適用する、こういう趣旨だと思います。  そこで……

第72回国会 物価問題等に関する特別委員会 第7号(1973/12/17、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 私は前回、俗にいう一億円事件の内容についていろいろお聞きしたわけでありますが、その後通産省の調査に基づく報告を若干受けました。それから新聞等に出ておりました通産省の村岡課長の談話等、新聞で一応目を通しました。そういう中で痛切に感じましたことは、この事件がただ単に表面に出てきている問題ではなしに、いわゆるトイレットペーパー・パニック事件に発展した私は好むと好まざるとにかかわらず、原因になっている、そういう角度からこの問題を十分調査し、検討してみなければならない問題だ、こういうふうに思うわけであります。まだ報告にははっきりしておりませんけれども、前回私が申し上げましたように、この……

第72回国会 物価問題等に関する特別委員会 第13号(1974/02/28、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 中村でございます。  きょうの新聞に、三分の一をさいて総理府の「つぎつぎうたれる物価の鎮静剤」ということで大きく広告が出ております。これはそれぞれの週刊誌にも全部出ているわけですけれども、私はこの広告を見て、実際の物価に対する消費者、国民の感情と非常に感覚的にずれているし、空虚な広告はないだろう、こういう感じを強く受けたわけであります。「四省庁に強力Gメン本部」「学用品の値下げ第2弾」「大衆薬の値上げに「待った」こうあるわけですけれども、実際の国民の感情は、いま物価が非常に上がってきている、国会の中で便乗値上げまたは悪徳商法がそれぞれ追及されている、その記事が出て、ずっといっ……

第72回国会 物価問題等に関する特別委員会 第22号(1974/04/25、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 まだ長官来ておりませんが、農林省来ておりますね。では、そちらのほうからひとつ。  私は、まず白米に対する水増し問題と米価の問題について、一、二聞いていきたいというふうに思います。  最初に、政府の買い入れ米、いわゆる玄米の平均水分を調べたことがあるかどうか。調べたとすれば、その全国平均と府県にある食糧事務所別にひとつ明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 そこで、大体一五%というのが玄米に対しての上限の水分で、あと下限はあるのですか、ないのですか。
【次の発言】 私は計算してみたのですけれども、私の計算は大体水分が一三・五%というふうに見た場合に、政府の買い入れ数……


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第73回国会(1974/07/24〜1974/07/31)

第73回国会 建設委員会 第2号(1974/08/09、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 西村長官にまず最初にお聞きしたいと思います。  先ほどごあいさつをお聞きいたしまして、それから井上委員の質問にいろいろお答えになった内容もお聞きいたしました。特に私ここでお聞きしたいというふうに思いますのは、国土利用計画法は、私が申し上げるまでもなく、四党共同提案で議員立法として成立したわけでありますけれども、こういう経過をたどって成立しただけに、幾つかの確認というか、そういう事項がそれぞれ政策の中で生かされていかなければならない性格が非常に多くあるわけであります。そういう意味で、この国土利用計画法の運用にあたっての基本姿勢を明確にひとつお答え願いたいというふうに思います。

第73回国会 建設委員会 第4号(1974/10/24、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 建設省が職員の昇任、昇格、特昇、配転など、このような問題を差別的に行なって、そのものを労働組合対策に利用してきたという事件について質問いたします。  まず最初に、昇任、昇格の基準というものが建設省にあるかどうか、この有無についてひとつ明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 そうすると人事院規則、それに基づいて行なっているということで、建設省そのものでそれを土台にして基準をつくっている、それは存在しない、こういうことですね。
【次の発言】 それでは昇任、昇格だけで、簡単でけっこうですけれども、その基準について、人事院呼んでありますけれども、ひとつ明らかにしていただき……

第73回国会 物価問題等に関する特別委員会 第6号(1974/11/27、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 私から、長官にまず御質問いたしたいと思います。  ここに「エコノミスト」の十一月十九日号があります。その中で、「この人と一時間」という中に、長官が自民党の独禁法問題懇談会座長をやっておられるときに、一問一答で記事にして四ページほどにわたって載っているわけでありますけれども、このときには一応座長ということで、いま長官におなりになったわけですけれども、立場は違いますけれども、独禁法の改正問題についての取り組みについて、大筋として基本的に変わりがあるのかないのか、その点についてまずお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 そこで、私は二つの点について大筋として非常に疑問に思うと同……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 建設委員会 第1号(1975/02/12、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 私は、住宅政策全般について質問を申し上げ、なお若干の意見を申し上げていきたいというふうに思います。  先ほど建設大臣から建設行政の基本施策に関する所信表明をお聞きしたわけでありますが、全体的にお聞きして私はがっかりいたしました。特に住宅政策については、大臣は「住宅対策につきましては、よりよい住まいを求める国民の切実な要求にこたえ、住宅事情の改善を図ることが現下緊要の課題であります」こういうふうに言っておられます。そして内容的には、公的住宅の規模の拡大と建設単価の適正化、住宅金融公庫の持ち家融資の貸付限度額の引き上げ、貸付戸数の増加等住宅金融の拡充を図る、関連公共公益施設の整備……

第75回国会 建設委員会 第5号(1975/02/26、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 奄美群島振興開発特別措置法の中における振興開発計画と道路整備五カ年計画との関係。関係というのは、特に昨年の改正によって開発計画と関連してきたわけでありますから、若干の歴史的な経過と、現在の道路整備五カ年計画の内容についてひとつ明らかにしていただきたい、こういうふうに思います。
【次の発言】 この法律の第二条に、「前項の振興開発計画は、昭和四十九年度を初年度として五箇年を目途として達成されるような内容のものでなければならない。」こういうふうにして、開発計画は四十九年度を初年度にして五カ年計画になったわけでありますが、したがって、道路の整備五カ年計画も、それからそのほかの計画も、……

第75回国会 建設委員会 第9号(1975/03/26、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 大臣に質問しようと思ったわけですけれども、大臣は何時ごろお見えになるのですか。
【次の発言】 大臣の質問は一応保留して質疑に入りたいと思います。  まず最初に、「住宅対策のための土地行政の機構および運営のあり方についての答申」が行政監理委員会としてなされているわけでありますけれども、この答申と、いま審議しております宅地開発公団法との関連というか、この法案はこの答申に基づいてなされたものであるかどうか、その点を明らかにしていただきたいというふうに思います。
【次の発言】 この答申の線に沿ってこの法案が出された、こういうことでございますが、この答申を見ますと、まず「土地の計画的利……

第75回国会 建設委員会 第14号(1975/05/23、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 法案に入る前に、まず地価公示について国土庁に質問いたしたいと思いますが、本年の五十年一月一日の地価公示が五月一日の日に発表になったわけでありますけれども、実は昨年の四十九年一月一日の地価公示についても五月一日の日に発表になりました。四十八年までは大体四月一日に発表になっていたわけでありますが、昨年たまたま一月おくれたということで、昨年の三月二十二日のこの建設委員会で、私がそのおくれた理由について質問いたしたわけであります。特に四十八年までは四月一日にずっと公示になってきていた。四月というのは新年度が始まるし、どうして一月おくれたのだ。これに対して建設省の大塩計画局長が答弁して……

第75回国会 建設委員会 第17号(1975/06/04、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、都市再開発法の一部を改正する法律案及び同法律案に対する修正案について反対の討論を行います。  近年における都市化の現象、特に大都市の人口、産業の集中は著しく、大都市における過密問題が都市問題の中心的課題として大きな問題を提起しております。  このような都市の現状を打開するためには、都市地域への人口集中の抑制を図りながら、一方では大都市人口の分散を強力に進めていかなければなりません。  そこで問題の第一点は、本法案が環境の悪化、災害の危険の増大及び市街地内の住宅不足等に対処する措置として提出されていますが、提案された法案の内容のみをもってして……

第75回国会 建設委員会 第21号(1975/06/20、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 私は住宅金融公庫の融資住宅について質問いたしたいと思います。  まず最初に、五十年度の予算上は個人住宅十九万一千戸、こういうふうになっているわけでありますが、特に一般の融資住宅について十七万三千戸、それが第一次分として七万四千戸、第二次分として七万戸、合計十四万四千戸というふうに計画を立てて実施しているように聞いているわけでありますけれども、十四万四千戸というのはどうして全体的な予算の中からそういう数字になってきたか、その点をまず最初に明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 その第一次分七万四千戸の中に購入のマンション六千戸が含まれているわけですか。その六千戸は入……

第75回国会 物価問題等に関する特別委員会 第4号(1975/02/27、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 本委員会における福田長官のごあいさつの中で幾つかお聞きしたいと思ったわけですけれども、長官が見えませんが、次官、それからそれぞれ政府機関の方がおられますので、若干御質問いたしたいと思います。  このあいさつの中で、「本年三月の消費者物価の上昇率を前年同月比で十五%程度にすることを目標としております」こういうふうに言われております。なお、前年同月比の一五%程度に物価を何とかしていきたいということは、このあいさつのみならず、政府機関のあらゆるところでお聞きするところであります。  そこで、お聞きしたいのは、どうして前年同月比で三月ということにこの目標を設定したのか、そして、一五%……

第75回国会 物価問題等に関する特別委員会 第14号(1975/06/03、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 村井参考人と、文部省から見えていたら文部省からもお聞きしたいのですけれども、私立、公立それぞれ格差があるわけですし、また、私立の場合には私立の学校によって格差がありますし、それから、特に私いまお聞きしたいと思いましたのは、一つの学校の中においても、各学部の系統によってそれぞれ格差がある。資料を見てみますと、特に医歯系統の学生の納付金について非常に高いわけです。授業料等については五十六万一千円、入学金は二十六万九千円、施設拡充費が四十九万円、合計百三十二万円なければ、この医歯系に、どんなに優秀で本人が行きたいと思っても行けない、こういう事情がはっきり出ているわけです。  補助金……

第75回国会 物価問題等に関する特別委員会 第15号(1975/06/05、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 私は、サッカリンの使用緩和の問題についてお聞きしたいと思いますが、まず最初に、四十八年の十一月一日からサッカリンの一般食品への使用を全面的に禁止いたしました。それから二カ月足らずたって、四十八年十二月二十六日に、体重一キロ当たり一日一ミリグラムまで二十四品目について使用を認める、こういう経過があったわけでありますけれども、この経過と、こういうふうになった理由について、厚生省からひとつ。
【次の発言】 次に、人工の食品添加物についてできるだけ減らそうという方針を持っていると思いますけれども、その考え方を、厚生省と、それから農林省からそれぞれ明らかにしていただきたい、こういうふう……

第75回国会 物価問題等に関する特別委員会 第16号(1975/06/10、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 福田参考人と河野参考人からお聞きしたいのですが、先ほどそれぞれの先生から出ていたわけですけれども、賃金コスト、それに関連して操業度が低くなった。これはまあ事実だと思うのですけれども、その中で、特に福田参考人が、産業構造の改善というところにも大きな考え方を持っていかなければいけない、こういうふうに言われたのです。そこで、独禁法の問題が出てきていますが、独禁法の問題は、独占企業というか、大企業に関連してくると思うのです。この中で中小零細企業の置かれている立場が、特に操業度が低くなった、賃金コストというような問題と非常に大きい関連が起きてきているのじゃないかと思うのです。したがって……


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第76回国会(1975/09/11〜1975/12/25)

第76回国会 建設委員会 第3号(1975/12/03、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 まず最初に、日照問題から御質問いたしたいと思いますが、すでに建築審議会で中間報告が出ています。昭和四十七年十月十一日に「日照問題に関する対策についての中間報告」、この中間報告の四項に基づいて、その翌年の昭和四十八年八月三十一日に「日照確保のための建築規制基準についての中間報告」、私はこの二つの中間報告と今回の建築基準法の一部を改正する法律案の、特に日照、日影の部分について対比しながら若干質問申し上げたいというふうに思います。  そこで、日照を確保する方式として自治体等で綱領等をつくって行っている同意方式、それから日照確保の方式、日影規制の方式、三つぐらい方式としてあると私は思……

第76回国会 建設委員会 第7号(1975/12/17、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 市街化区域の農地の宅地並み課税についてまず最初にお聞きしますが、すでに税制調査会に対して農地の宅地並み課税については国土庁も建設省も意見を出しているというふうに思うわけですが、双方同じ意見だったらどちらの大臣でも結構ですが、それぞれ別であったら双方の大臣から、ひとつ見解を明らかにしていただきたいというふうに思うのです。
【次の発言】 そうすると、この税制調査会でいずれにしても検討してくれということで、特にC農地については五十一年度に再検討する、こういうふうになっていたわけですよね。それでA、Bについては、年度はずれているけれどもそれぞれ年次的に実施してきた。その検討時期にきて……

第76回国会 物価問題等に関する特別委員会 第6号(1975/11/20、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 中村でございますが、公共料金のあり方について質問をいたしたいと思います。  きょうから国鉄の料金が値上げになります。平均して三二%値上げになる、こういうことでありますけれども、今回のこの値上げのあり方について私は納得できないわけであります。何で納得できないかといえば、国鉄の運賃の方の決定は国会の議決を必要としています。きょう上がりました料金の方は大臣の認可事項、こういうふうになっているわけであります。ですから、いままでの例からいけば、運賃の方が国会で決まってそれに伴って料金の方が認可され、それぞれの認可料金が施行される、こういうかっこうになっていたわけでありますけれども、今回……

第76回国会 物価問題等に関する特別委員会 第9号(1975/12/18、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 建設資材関係についてまず冒頭お聞きしたいと思います。  特に建設資材、セメント、合板、小棒、グラスファイバーについて不況カルテルの申請が相当なされております。それで、すでにセメント、小棒、グラスファイバーについては公正取引委員会で認可されたというふうに聞いておりますし、合板についても農林省で認可になったというふうに聞いておりますが、簡潔で結構ですけれども、その内容についてひとつお知らせ願いたいと思います。
【次の発言】 長官にお聞きしたいのですけれども、特に建設資材を中心に十一月から十二月、また一月にかけて不況カルテルの申請がすっと出てきたわけですけれども、特に不況対策という……


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第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 建設委員会 第2号(1976/03/03、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 まず最初に、新住宅供給システム、すなわちハウス55の開発計画について御質問いたしたいと思います。  私のところに通商産業省生活産業局、建設省住宅局で昭和五十年九月につくった「「ハウス55」開発計画」、この書類があるわけでありますが、これをずっと見ていきますと、果たしてこの計画が完全に実施できるかということについて、私は非常に多くの疑問を実は持つわけであります。ここにも言っておりますように、「「ハウス55」開発プロジェクトとは、革新的システムによって供給される高品質、低価格・人間優先の住宅を開発するプロジェクトのことです。」こういうふうになっています。プリントもありますから、簡……

第77回国会 建設委員会 第6号(1976/05/10、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 それではまず最初に、今回の法改正で作成される昭和五十一年度を初年度とする第四次下水道整備五カ年計画案について、その概要をひとつ御説明願いたいというふうに思います。
【次の発言】 いま説明になりました第四次計画、この計画は昭和四十八年に都市計画中央審議会から答申になった「下水道整備の今後のあり方についての答申」に伴って出したものであるかどうか、この関連について明らかにしていただきたいというふうに思います。
【次の発言】 この答申によりますと、細かい内容は別として、長期目標を昭和六十年ごろに置いて、この六十年に下水処理人口の普及率を市街地人口に対して一〇〇%、総人口に対して約九〇……

第77回国会 建設委員会 第7号(1976/05/12、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 まず最初に、大臣にお聞きしたいわけですが、住宅基本法について、実はいきさつというか前段があるわけですが、四十九年に中間報告が出た際に、その中間報告の中に住宅基本法を制定しろということがございました。それを受けまして、本委員会において質問したわけでありますが、第三期住宅五カ年計画が五十一年度から発足するので、一つの区切りになるから、住宅基本法をその答申を受けて制定したい、こういう当時の大臣の御答弁がございました。それが、昨年でありますけれども、総理がかわりまして、三木総理の施政演説の中に、住宅基本法を制定しない、こういう発言がございまして、これはおかしいではないかということで、……

第77回国会 建設委員会 第8号(1976/05/14、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 私は、日本社会党を代表して、住宅金融公庫法の一部を改正する法律案及び同法律案に対する修正案について反対の討論を行います。  反対の第一の理由は、個人住宅貸付制度の現在の五分五厘貸し付けの拡大充実を図るべきであり、七分五厘貸し付けの新設については反対であります。五十一年度第一次分の申込状況を見ても明らかなとおり、九万三千戸の枠に対し十七万七千戸の申し込みがあり、八万四千戸が抽せん漏れになる実情であります。  また、限度額を引き上げる必要があります。  反対の第二の理由は、現行よりも、金利の高い制度を新設することは、財政の要請に基づくもので、住宅金融公庫法第一条の目的になじまない……

第77回国会 建設委員会 第10号(1976/05/21、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 私は日本社会党を代表して、ただいま議題となりました建策基準法の一部を改正する法律案及びこれに対する両修正案について、意見を表明しようとするものであります。  すなわち天野光晴君外一名提出の既存建築物に対する避難施設等の設置義務の遡及適用を削除する修正案に反対し、内海英男君外三名提出、井上普方君の趣旨説明の日影基準を改める修正案及び両修正部分を除く原案に賛成するものであります。  御承知のごとく、本改正案の内容の第一は、昭和四十五年の建築基準法の大改正による特殊建築物等に対する防火避難等の諸規定の整備強化にもかかわらず、それらの規定は、既存の建築物について適用がなされないため、……

第77回国会 物価問題等に関する特別委員会 第5号(1976/05/11、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 今回の大幅な電気料金の値上げに当たって、会社の姿勢について、特にその中の政治献金についてお伺いしたいというふうに思うのですが、電気料金は、私が申し上げるまでもなく、認可料金です。ですから、決まってしまえばもう収入は保障される、こういう関係になっています。ですから、清水参考人、谷川参考人が言われましたように、納得できるものでなければならない、こういう性格を持っていると思います。  それから、会社は税法上の相当な優遇措置が行われています。しかし、この優遇措置が行われているということは、それが消費者、国民に還元されなければならぬ性格を持っているというふうに思うわけです。  今回の値……

第77回国会 物価問題等に関する特別委員会 第6号(1976/05/13、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 中村でございますが、長官に、特に消費者物価の関係についてお聞きしたいと思うのです。  きのう新しい経済五カ年計画の答申があり、あす閣議で正式に決定する、こういうことを聞いているわけでありますが、私のところには、その計画の概案で、この一月に閣議了解になったのが資料としてありますが、大体骨子はこれと同じのようでありますから、数字的にはこれに基づいてちょっとお聞きしたいと思うのです。  これによりますと、消費者物価は平均して六%台、最終年度五十五年には六%以下に抑えたい、こういうふうになっておりますし、卸売物価については平均五%程度で、最終年度四%台。私は、卸売物価がここで示してお……


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第78回国会(1976/09/16〜1976/11/04)

第78回国会 建設委員会 第2号(1976/10/13、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 国土庁長官にお聞きしたいと思うのですが、八日のこの委員会での長官のごあいさつの中で、国土利用計画法は施行後約二年たって、この間運用上いろいろ問題が出てきているので全面的に見直ししたい、こういうごあいさつがございました。三木内閣は短命だから完全にできるかどうかわからないけれどもというただし書きはありましたけれども、全面的に見直ししたい、こういうお話がありました。この法案は、私が申し上げるまでもなく、長官が自民党の筆頭理事でまとめられた法案だ、こういうふうに私も理解しております。二年たったら、全面的に見直ししたい、こういうことでございますが、どの点をどんなふうに見直そうとしている……

第78回国会 物価問題等に関する特別委員会 第4号(1976/10/14、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 中村でございますが、四十分までということで時間がそうないわけでありますから、ひとつ端的にお答えを願いたいと思いますし、もう一つは、いま加藤委員、松浦委員の質問を聞いておりまして、重複するところが少し出てくるんじゃないか、やはり長官のあいさつを聞いていて疑義を感じた点はみな同じじゃないか、こんなふうにも考えまして、若干重複いたしますけれども御答弁願いたい、こういうふうに思います。  このプリントにした長官のあいさつの中で八ページから九ページにかけて、読んだ方が早いわけでありますけれども、「最近の景気の動向をみますと、このところ輸出の伸びが鈍化しているほか、生産の増勢にやや一服気……


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各種会議発言一覧(衆議院33期)

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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 建設委員会公聴会 第2号(1973/07/12、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 先ほどからたいへん有意義な御意見をお聞きしまして、たいへん参考になったわけであります。時間が制限がありますので簡潔にお聞きしたいというふうに思います。  私は今回の新国土総合開発法については実は反対の立場でいろいろ論議に加わっているわけであります。その多くを申し上げる時間がないわけでありますが、一つは、この法律そのものが開発法と土地の利用制限法、二つの意味が加わった法律になっている。したがって、いま土地の問題については――私ちょうどきのう、同じ衆議院の物価対策特別委員会で物価問題でやはり多くの先生の御意見をお聞きしたわけでありますけれども、物価の中で土地の価格の高騰ということ……

第71回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1973/03/06、33期、日本社会党)

○中村(茂)分科員 私からは難病対策、特に多発性硬化症の対策について若干の質問をいたします。  特に多発性硬化症は、御存じのように、原因がまず不明であるということ、それから急に視力、脳、脊髄がおかされてくるために、視力が低下して運動神経が麻痺されてくるために、次々とめまいのような現象が起きてくる、そして俗に、よくなったり悪くなったりする病気だ、こういうふうにいわれています。そういう病気のために、いまだに完全治療の方法がない。ですから、この病気の特色は、いえば原因が不明であるということ、それから完全治療の方法がないということ、最近では全国に五千名の患者がある、こういうふうにいわれています。特に特……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1974/03/06、33期、日本社会党)

○中村(茂)分科員 最近、自然公園内に縦貫道路の建設が非常に多く問題になってきていますが、特に長野県のビーナスライン美ケ原線について長官の御意見などをお聞きし、若干の私の意見も申し上げたい、こういうことで若干の時間お願いいたしたいというように思います。  まず最初に、このビーナスライン美ヶ原線の経過について確認しておきたいというふうに思いますが、私の承知している範囲では、現在長野県のビーナスラインというのは和田峠まで開通している。そして和田峠から扉峠まで現在工事中であります。問題は、この扉峠から美ケ原の頂上までのルートについて、いまから四年前ですけれども、前の大石長官と長野県の西沢知事でいろい……

第72回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1974/03/08、33期、日本社会党)

○中村(茂)分科員 中村でございます。  最初に、韓国在住の日本人妻の里帰り問題についてひとつ質問を申し上げ、的確なる対処をお願いいたしたい、こういうふうに思います。いまわかっているだけで韓国に韓国人の妻になっている方が大体七百人程度いる、こういうふうにいわれております。このほとんどの人たちは、いまの中国の東北、敗戦当時の満州に報国団とかまたは開拓団員として行った人たちが、終戦のどさくさのときに韓国の人たちに助けられて、それでいま韓国にいて韓国人の妻になっている。しかし、生活状態が非常に悲惨でありまして、李承晩前大統領当時は反日政策から非常に迫害されたり、その後現在の政権になって若干はよくなっ……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 大蔵委員会物価問題等に関する特別委員会連合審査会 第1号(1975/04/22、33期、日本社会党)

○中村(茂)委員 まず最初に、物価関係の問題から御質問いたしますが、四十九年度の消費者物価の対前年同月比について、まず四十九年の四月がどういう程度であったか、十月がどうであったか、それから五十年の三月がどのようになっているか、そして四十九年度を通じて平均どのようになったのか。なお、四十五年を一〇〇として五十年の三月には消費者物価指数はどのようになったのか、ひとつ明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 いま四十九年度の消費者物価の指数を大体お聞きしたわけでありますけれども、私はこの四十九年度の物価というものについて考えてみた場合に、やはり結論として、いまだかつてない消費者物価の上昇が……

第75回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1975/02/26、33期、日本社会党)

○中村(茂)分科員 中村でございますが、私は、ビーナスラインの美ケ原線問題について長官の御意見を承りたい、こういうふうに思います。  そこで、若干の経過をまず申し上げておきたいと思いますが、ビーナスラインというのは、和田峠まですでに完成しているわけであります。和田峠から美ケ原にかけて美ケ原線を有料道路で引こうという計画であります。大石元環境庁長官がこの問題について、自然破壊につながるのではないか、こういうことで現地を視察しまして、やはり前に設定したルートでいくと大変自然破壊になる、こういうことで、その中間にある扉峠まで一応許可になり、いま工事中で、この五十年度に完成する。しかし、一番問題になり……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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