金子一平 衆議院議員
34期国会発言一覧

金子一平[衆]在籍期 : 29期-30期-31期-32期-33期-|34期|-35期-36期-37期
金子一平[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは金子一平衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院34期)

金子一平[衆]本会議発言(全期間)
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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 衆議院本会議 第2号(1979/01/25、34期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(金子一平君) ここに、昭和五十四年度予算の御審議をお願いするに当たりまして、当面の財政金融政策につき、所信を申し述べますとともに、予算の大綱を御説明いたしたいと存じます。  顧みますれば、一九七〇年代は、わが国経済が高度成長から安定成長へ、量的拡大から質的向上へと転換を迫られ、加えて、石油危機を契機として、世界経済が戦後最大の不況と激しいインフレに見舞われた厳しい試練の年月でありました。  本年は、その七〇年代の最後の年であり、八〇年代へ向けて新しい進路を開くための年であります。このようなときにおける財政金融政策の果たすべき役割りは、まことに重大なものがあると痛感する次第であります……

第87回国会 衆議院本会議 第3号(1979/01/29、34期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(金子一平君) 総理から、財政再建の問題、一般消費税の問題等につきましては、すでにお話がございましたから繰り返して申しません。  私から申し上げたいと思いますのは、物価調整減税を行えということでございますが、多賀谷さんも御承知のとおり、わが国の所得税の課税最低限は世界で最高の水準にございます。夫婦子供二人の標準世帯で二百一万五千円の課税最低限ということになっておりますので、これ以上の減税はむずかしい。特に、今日大変厳しい財政状況にございますし、今後の財政再建のことを考えれば、まあ物価調整減税はむずかしいというのが私どもの考え方でございます。  次に、公共事業に重点を置き過ぎて、福祉予……

第87回国会 衆議院本会議 第7号(1979/02/13、34期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(金子一平君) 租税特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  租税特別措置につきましては、現下の厳しい財政事情と最近における社会経済情勢に顧み、税負担の公平確保の見地から、社会保険診療報酬課税の特例の是正を初めとしてその整理合理化をさらに推進し、あわせて交際費課税を強化する一方、産業転換投資及び優良住宅地の供給の促進等に資するため必要な措置を講ずるほか、揮発油税等の税率を引き上げる等、所要の改正を行うことといたしております。  すなわち、第一に、既存の租税特別措置の整理合理化等につきましては、まず社会保険診療報酬課税の特例の是正を図ることとし、社……

第87回国会 衆議院本会議 第8号(1979/02/15、34期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(金子一平君) 昭和五十四年度の公債の発行の特例に関する法律案の趣旨を御説明申し上げます。  昭和五十四年度の経済運営の基本は、物価の動向に留意しつつ、景気の回復基調を一層確実なものとすることにより国民生活の安定を図り、わが国経済を均衡のとれた安定成長路線へ円滑に移行させることにあると考えます。  他方、財政収支の赤字は、わが国経済の着実な発展を図るためにも、すでに放置できない異常な水準に達しており、財政の健全化は早急に取り組まなければならない緊要な課題となっております。  このような状況にかんがみ、昭和五十四年度予算は、厳しい財政事情のもとで経済情勢に適切に対応するとともに、できる……

第87回国会 衆議院本会議 第9号(1979/02/20、34期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(金子一平君) 新村さんの私に対する御質問の第一点は、今回の土地税制の緩和が新たな不公平を生まないかという問題でございますが、御承知のとおり、いま一番宅地供給についての隘路になっておりまするのは、税制が動かない、土地規制が変わらないということで宅地供給がなかなか促進されないところが問題でございます。そこで、土地税制全体としては従来の枠組みはそのまま残す、短期譲渡に対する重課の制度も、法人の土地譲渡益に対する重課の制度もそのままに残しながら、一定の優良宅地の供給と公的土地の提供に対しまして税の軽減を行おうというのが今度の改正案のねらいでございまして、これによって土地所有者に利益をもたら……

第87回国会 衆議院本会議 第10号(1979/02/27、34期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(金子一平君) 加藤さんにお答えいたします。  御質問の第一点は、補助金を整理統合して、総括的な補助金のようなものに改めたらどうかという御趣旨でございますが、国庫補助金は、特定の施策を実現するために必要なもので、行政目的を異にする補助金等を一括して地方団体に交付するということであると、補助金制度の意義から見て、これは大変困難なことであると考えます。  また、地方の自主的な措置にゆだねるべき事項については、これを安易に補助対象に取り上げるべきでないことは当然でございまして、これらの経費については、各自治体で交付税その他の自主的な財源で措置されることが適当であると考えます。  しかし、政……

第87回国会 衆議院本会議 第11号(1979/03/01、34期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(金子一平君) 日本専売公社法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  わが国財政は、昭和五十年度以降、特例公債を含む大量の公債発行に依存する異常な状況にあり、わが国経済の発展のためには、財政の再建が最も緊急な課題となっております。昭和五十四年度の予算編成に当たっては、歳出の一層の節減合理化に努めるとともに、税収及び税外収入について制度の見直しを行い、歳入の確保に努めることとしたところであります。その一環として、小売定価が昭和五十年末以来据え置かれてきた結果、製造原価の上昇に伴い、売り上げに占める専売納付金の比率が相当の低下を見ている製造たばについて、そ……

第87回国会 衆議院本会議 第23号(1979/05/08、34期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(金子一平君) 昭和四十二年度以後における国家公務員共済組合等からの年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、国家公務員共済組合法等の規定により支給されている年金につきまして、このたび、別途、本国会で御審議をお願いしております恩給法等の一部を改正する法律案による恩給の額の改定措置にならい、その額を引き上げることといたしております。また、国家公務員共済組合の年金制度の現状に顧み、退職年金等の支給開始年齢一引き上げ、高額所得者に対する退職年金の支給制限、退職一時金制度の廃止等の措置を講ずるとともに、健康保険法等の一部を改正する……

第87回国会 衆議院本会議 第29号(1979/05/29、34期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(金子一平君) 昭和五十二年度の一般会計歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算、国税収納金整理資金受払計算書及び政府関係機関決算書につきまして、その大要を御説明申し上げます。  昭和五十二年度予算は、昭和五十二年四月十六日に成立いたしました。  この予算は、国民生活の安定と経済の着実な成長に資するとともに、財政の健全化を推進することを基本として編成されたものであります。  その後、内外経済情勢にかんがみ、公共事業等の追加を行うほか、人事院勧告の実施に伴う国家公務員等の給与改善費等について所要の措置を講ずるため、補正予算が編成され、昭和五十二年十月二十四日その成立を見、さらに、その後におけ……

金子一平[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院34期)

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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 予算委員会 第2号(1977/02/07、34期、自由民主党)

○金子(一)委員 私は、自由民主党を代表して、政府の外交並びに政治姿勢について、主として経済問題を中心にいたしまして、総理並びに関係大臣の御所見を承りたいと思います。  不況のさなかで国民が将来の経済の見通しについて非常に戸惑っておりますときに、福田総理がさっそうとして登場されて、ことしは経済の年にする、経済の年の第一年目にするということを宣言されて、国民は非常な期待を総理に寄せております。時あたかもアメリカではカーター政権が発足いたしまして、日独米の三国でひとつ大いに世界経済の繁栄に寄与しようじゃないかという呼びかけがありまして、これからまた総理はさっそうとして世界の舞台にも登場されるわけで……

第80回国会 予算委員会 第23号(1977/03/16、34期、自由民主党)

○金子(一)委員 第二分科会の審査の経過について御報告申し上げます。  本分科会の審査対象は、昭和五十二年度総予算中、外務省、大蔵省及び労働省所管のものでありまして、去る三月十一日から十五日までの間、四日間にわたり慎重に審議を行い、その間、質疑者は延べ四十四名、質疑時間は約二十三時間余に及びましたが、分科員各位の御協力により円滑に審議を進めることができました。  その詳細は、会議録を御覧願うこととし、ここでは簡単に主な事項について御報告いたします。  審査は、まず各省当局より、予算概要説明を聴取した後、質疑を行いました。  最初に、外務省関係については、日本の安全と米国、中国、ソ連との関係、南……


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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 予算委員会 第18号(1978/02/21、34期、自由民主党)

○金子(一)委員 私は、自由民主党の立場から、きょうは減税問題を中心にいたしまして政府の考え方を伺いたいと考えます。  野党五党の修正案が出そろいまして、所得税で五千五百億円、住民税で千二百億円を中心とした修正案が提出されました。  昨年の予算審議で、三千億の所得税の減税による予算修正が行われました。私はこの席から、三千億の所得減税が、個人消費百七兆を予想される五十二年度において何ほどの景気刺激の効果があろうか、特に赤字国債を増発しての減税でございますから、その点についての疑問を率直に申し上げたのでございますが、実際問題として、この三千億の所得減税がどれだけの効果を上げたかにつきましては今日で……


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第86回国会(1978/12/06〜1978/12/12)

第86回国会 大蔵委員会 第2号(1978/12/14、34期、自由民主党)【政府役職】

○金子(一)国務大臣 今回、はからずも大蔵大臣を拝命いたしました。  わが国経済は現在、国内、国外の両面にわたり非常に重大な局面を迎えております。このような時期に財政金融政策の運営の任に当たることとなりまして、その責任の重大なことを痛感いたしております。今後、政策運営に誤りなきを期すべく全力を尽くしてまいる所存でございます。  わが国経済の現状を見ますと、円高の国内経済に与える影響が懸念されておりますが、公共事業の拡充、施行推進の効果は着実に浸透し、企業収益の改善、物価の安定等を背景に設備投資や個人消費は手がたい回復傾向をたどっております。一方雇用情勢は、最近において求人数が増加するなど改善の……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 決算委員会 第12号(1979/05/09、34期、自由民主党)【政府役職】

○金子(一)国務大臣 ただいま議題となりました昭和五十二年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その二)外五件の事後承諾を求める件につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、昭和五十二年度一般会計予備費につきましては、その予算額は、二千六百二十億円であり、このうち、財政法第三十五条予備費の管理及び使用の規定により、昭和五十二年四月二十八日から同年十二月十六日までの間において使用を決定いたしました金額は、千百二十八億四千八百二十三万円余であり、すでに第八十四回国会において御承諾を得たところでありますが、その後、昭和五十三年一月三十一日から同年三月三十日までの間において使用……

第87回国会 決算委員会 第13号(1979/06/04、34期、自由民主党)【政府役職】

○金子(一)国務大臣 先般の委員会での御指摘がございましたので、早速山梨県の方へ何らかの円満な話し合いができないかということでこちらも連絡をとり、早急に結論を出すように話をいたしたのでございますが、これはあなたも十分御承知のとおり大変こじれておる問題でございます。しかも忍草の組合が払い下げの少し前に国有地上に牧草地の開墾なり種まきをやったというような問題に起因しておるものですから、簡単になかなかその結論が出せないでおります。  それでこの問題につきましては、入会権の存否の問題を絡めて現在司法手続が進行しているものですから、県としては司法判断の下されるまで結論を出すのを留保してほしいという考え方……

第87回国会 大蔵委員会 第1号(1979/01/31、34期、自由民主党)【政府役職】

○金子(一)国務大臣 今後における財政金融政策につきましては、先般の財政演説において申し述べたところでありますが、本委員会において重ねて所信の一端を申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願いする次第であります。  最近のわが国経済の情勢は、物価が安定する中で、公共投資の拡充、施行促進の効果が浸透し、設備投資や個人消費も次第に堅調に向かい、内需を中心として安定した成長への道を着実に歩んでおります。また、企業収益にも順調な回復傾向が見られます。  他面、雇用情勢は、求人数が増加するなど改善の兆しが見受けられますが、総じて厳しいものがあります。また、国際収支は、経常収支の黒字縮小基調が顕著になってき……

第87回国会 大蔵委員会 第2号(1979/02/02、34期、自由民主党)【政府役職】

○金子(一)国務大臣 この法律案につきましては、稲作転換の必要性に顧み、あえて反対いたしません。
【次の発言】 山田さんから御激励をいただきまして、感謝にたえません。  何分新米でございますけれども、とにかくこういう非常にむずかしい時期、特に恐らく戦後初めてと言ってもいいようなむずかしい予算編成を行わなければいかぬ時期にこの仕事をやることになりましたので、皆様の御支援を得て、言ったことは必ず着実にやっていくという決意でおりますので、よろしく御鞭撻のほどをお願い申し上げます。
【次の発言】 お手元に差し上げました財政収支試算では、仮に五十九年度脱却で六十年度はもうゼロでいこうと思うと、大体これく……

第87回国会 大蔵委員会 第3号(1979/02/13、34期、自由民主党)【政府役職】

○金子(一)国務大臣 ただいま議題となりました関税暫定措置法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  この法律案は、最近における内外の経済情勢の変化に対応するため、関税率等について所要の改正を行おうとするものであります。  以下、この法律案につきまして、その概要を御説明申し上げます。  第一に、最近における産業の状況等を勘案し、十五品目に係る関税率の改正を行うことといたしております。  まず、フルフラール等十一品目について、その自給率、外国産品との競争力等国産品の実情を考慮し、課税負担の適正化を図るため、関税率を引き下げる等所要の改正を行うことといたし……

第87回国会 大蔵委員会 第4号(1979/02/14、34期、自由民主党)【政府役職】

○金子(一)国務大臣 ただいま議題となりました航空機燃料税法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  政府は、航空機燃料に係る税負担の現状及び空港整備財源の充実等の要請に顧み、今次の税制改正の一環として、航空機燃料税の税率を引き上げることとし、ここにこの法律案を提出した次第であります。  この法律案は、航空機燃料税の税率について、一キロリットル当たり現行の一万三千円を二万六千円に引き上げることといたしております。  以上、航空機燃料税法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由とその内容を申し上げました。  何とぞ御審議の上、速やかに御賛同ください……

第87回国会 大蔵委員会 第5号(1979/02/21、34期、自由民主党)【政府役職】

○金子(一)国務大臣 ただいま議題となりました租税特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  政府は、現下の厳しい財政事情と最近における社会経済情勢に顧み、今次の税制改正の一環として、税負担の公平確保の見地から、租税特別措置につきまして、社会保険診療報酬課税の特例の是正を初めとしてその整理合理化をさらに推進し、あわせて交際費課税を強化する一方、産業転換投資及び優良住宅地の供給の促進等に資するため必要な措置を講ずるほか、揮発油税等の税率を引き上げる等、所要の改正を行うこととし、ここにこの法律案を提出した次第であります。  以下、この法律案につきま……

第87回国会 大蔵委員会 第6号(1979/02/27、34期、自由民主党)【政府役職】

○金子(一)国務大臣 よく内容を検討いたします。講師の選定その他に十分これからも注意してまいります。
【次の発言】 ことしの特別措置を貫く一つの考え方は、やはり財政再建、このままでほうっておくわけにまいりません。財政の再建は、税だけの問題ではございません、歳出全般にメスを入れなきゃならぬことはもちろんでございまするけれども、それにいたしましても、税の面でできるだけ洗い直しをやってみたいということで、それを基本に考えております。しかし、坂口さんも御指摘のございましたように、やはり景気調整機能ということにつきましては十分これは配慮しなきゃいかぬことは当然でございます。特に、今日雇用の問題が大きくク……

第87回国会 大蔵委員会 第7号(1979/02/28、34期、自由民主党)【政府役職】

○金子(一)国務大臣 専門家の村山さん相手の答弁ですから大変やりにくいのでございますが、これは百も御承知のとおり、いろいろな租税原則がございます。スミスの四原則だとかワグナーの九原則だとかいろいろありますけれども、やはり税制全体としては公平を旨とするということが基本になると思います。しかし同時に、国民経済的な要請とかあるいは徴税税務執行の立場からとかいろいろな要請がございますから、それはそれとして、そのときそのときの情勢に応じてそれらの原則をかみ合わせながら税制を立て、税の運営をやっていかなければいかぬ、こういう気持ちでやっておるわけでございます。基本はあくまでも税の公正が確保され、執行が公正……

第87回国会 大蔵委員会 第8号(1979/03/02、34期、自由民主党)【政府役職】

○金子(一)国務大臣 前段の大商社の調査の問題でございますが、何分にも税務職員が十分じゃないので、何年に一遍というようなことで循環的に調査をやるような方式で従来調査を進めてまいったのでございますけれども、特に問題のあるような商社につきましては、やはり国税局が中心となって重点的に調査を充実させていくことがもう絶対に必要だと私は考えております。また国税庁当局もさような立場でやってくれていると考えております。  それから第二点の三年の更正期間では短過ぎるじゃないかという点でございますが、これはそういう考え方もございますが、とにかく数多くの納税者のある程度の調査をやっての更正でございますから、やはり三……

第87回国会 大蔵委員会 第9号(1979/03/06、34期、自由民主党)【政府役職】

○金子(一)国務大臣 いま総理からお話のございましたとおり、郵便局なり農協の週休二日制をおっぽり出して銀行だけ独自にやっても、なかなかこれはうまくいかぬ場合もありますので、その問題も絡めて金融制度調査会でも御審議いただいておる、でき得べくんば同時施行に持っていけるような努力をしておる、こういうことでございます。
【次の発言】 昨年の三月の小委員会の結論も私、拝見いたしております。いまの山田さんの御意見十分了承いたしておりますので、ぜひ御意見のとおり実現できるようにしっかり努力してまいりたいと考えておる次第でございます。
【次の発言】 坂口さんにお答えいたします。  一般消費税を導入して所得税、……

第87回国会 大蔵委員会 第10号(1979/03/07、34期、自由民主党)【政府役職】

○金子(一)国務大臣 ただいま議題となりました食糧管理特別会計法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  最近における米の需給は連年の豊作による生産量の増大、米消費の減退傾向等から供給過剰の状態が続き、このため、食糧管理特別会計の国内米管理勘定はいわゆる過剰在庫を四百八十万トンも抱えることとなっております。  このため、政府は、一方で米の生産調整と他作物への転作を内容とする水田利用再編対策を推進するとともに、米の消費拡大につき最大限の努力を傾注して、米需給の均衡の回復に努めているところでありますが、他方、現に保有しております過剰在庫の米穀については、や……

第87回国会 大蔵委員会 第11号(1979/03/13、34期、自由民主党)【政府役職】

○金子(一)国務大臣 ただいま議題となりました賠償等特殊債務処理特別会計法を廃止する法律案及び国家公務員等の旅費に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  まず、賠償等特殊債務処理特別会計法を廃止する法律案について御説明申し上げます。  賠償等特殊債務処理特別会計は、連合国に対する賠償及び財産の補償その他平和回復に伴い支払いを要する特殊債務の処理に関する政府の経理を明確にするため、昭和三十一年度に設置されたものであります。  これら賠償等特殊債務のうち、賠償につきましては、フィリピン賠償を最後に昭和五十一年度をもって解決の上支払い済みであり、……

第87回国会 大蔵委員会 第12号(1979/03/14、34期、自由民主党)【政府役職】

○金子(一)国務大臣 ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましては、御趣旨を体しまして十分検討いたしたいと存じます。
【次の発言】 ただいま議題となりました昭和五十四年度の公債の発行の特例に関する法律案につきまして、その提案の理由及び内容を御説明申し上げます。  昭和五十四年度の予算編成に当たりましては、厳しい財政事情のもとで、経済情勢に適切に対応するとともに、できる限り財政の健全化に努めることを基本とした次第であります。  まず、歳出面では、投資的経費について、国民生活充実の基盤となる社会資本の整備を促進するとともに、景気の着実な回復に資するよう、財源事情の許す範囲内で……

第87回国会 大蔵委員会 第13号(1979/03/16、34期、自由民主党)【政府役職】

○金子(一)国務大臣 竹本さんの大変むずかしい御質問にお答えいたしたいと思いますが、第一段の問題ですけれども、特に高度成長時代に税収が予想外にたくさん入って、予算のばらまきができて、国に依存すれば何でも最後はしりをぬぐってくれるわ、めんどうを見てくれるわという、いわば甘えの構造がずっとまだ続いておるのではないかと思うのです。それが石油ショック後そういう事態でなくなったという認識がまだ徹底してない。これは私どもの方にも大いに責任があると思うのでございまするけれども、もうそういう事態ではなくなったのです、やはりお互いに責任を分け合って、お互いの自助努力で、国も市町村も企業もそれぞれの責任を果たし、……

第87回国会 大蔵委員会 第14号(1979/03/20、34期、自由民主党)【政府役職】

○金子(一)国務大臣 いろいろの見方があると思うのですけれども、一つは、日本が比較的石油ショック後物価の安定に努力して成功しておるものですから、景気との関連もございますのは否定いたしませんけれども、日本で一番おくれておった公共投資とそれから社会福祉の増大のために財政規模をふくらましていった、それが赤字累積の一つの大きな原因になっていることは否定できないと思います。逆に言えば世界各国は、石油ショック後の混乱を家計と企業に分担させて、比較的身軽な姿勢で財政が歩いてきた、それを日本は、むしろ国がしょい込みまして、そして企業と家計を助けたというふうにも見られると思うのでございますが、そういうところあた……

第87回国会 大蔵委員会 第15号(1979/04/11、34期、自由民主党)【政府役職】

○金子(一)国務大臣 ただいま議題となりましたアフリカ開発基金への参加に伴う措置に関する法律及び米州開発銀行への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  わが国は、現在、政府開発援助三年間倍増の方針に沿った経済協力の拡充に努力を払っているところでありますが、そのためには、国際開発金融機関に対しても引き続き積極的な協力を行う必要があります。  アフリカ開発基金及び米州開発銀行はともに、それぞれアフリカ及びラテンアメリカの開発途上国の開発の促進を目的とする地域開発金融機関であります。わが国は、アフリカ開発基金については設立時の昭和……

第87回国会 大蔵委員会 第16号(1979/04/24、34期、自由民主党)【政府役職】

○金子(一)国務大臣 ただいま議題となりました日本専売公社法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  昭和五十四年度の予算編成に当たっては、現下の厳しい財政事情に顧み、歳出の一層の節減合理化に努めるとともに、税収及び税外収入について、制度の見直しを行い、歳入の確保に努めることとしたところであります。  その一環として、小売定価が昭和五十年末以来据え置かれてきた結果、製造原価の上昇に伴い、売り上げに占める専売納付金の比率が相当の低下を見ている製造たばこについて、その小売定価を改定することとし、所要の改正を行うことといたしたものであります。  また、現在……

第87回国会 大蔵委員会 第17号(1979/04/25、34期、自由民主党)【政府役職】

○金子(一)国務大臣 間接税のつもりでおります。
【次の発言】 いまの転嫁の問題は、最近のような独占事業が非常に多くなったりいろいろなことで、必ずしも従来の理論どおりいかぬようになっております。その幅は狭められておると思いますけれども、消費税という立場から、つまり所得課税か消費課税かという点での区別から言えば、それはもう完全に消費に担税力があるということでやるわけですから、そういう意味での消費税とお考えいただければありがたいと思っております。
【次の発言】 これは一般消費税の導入とは全然関係ございませんで、それぞれの企業が極力企業努力をやって赤字の縮減に努めてまいりましたけれども、それが十分い……

第87回国会 大蔵委員会 第19号(1979/04/27、34期、自由民主党)【政府役職】

○金子(一)国務大臣 先般の日銀の公定歩合の引き上げは、日本経済全体が過熱をしているというような認識に立っての引き上げではないと私は考えております。警戒的な意味で予防的な立場から卸から小売にというか消費者物価の価格に、海外市場要因を中心として卸が上がっておりますからそれへのはね返りのスピードを落とす、二次製品等の特に石油の問題が非常に大きな問題になっておりますから、それの上げ幅をひとつ抑えようということでああいうことになったわけでございます。今日の経済の状況から見て、いますぐ六・七五であったのを一〇%に持っていくとかそういうことは私はとうてい考えられないことであるし、日銀当局もその点は十分考慮……

第87回国会 大蔵委員会 第20号(1979/05/08、34期、自由民主党)【政府役職】

○金子(一)国務大臣 御承知のとおり、専売事業審議会がございますので、大蔵大臣といたしましては、今後もこの専売事業審議会を活用してその議を経て決めたい、こういうふうに考えておる次第でございます。
【次の発言】 現在、専売事業審議会の委員には、学識経験者のほかに耕作者代表でございますとか公社職員の代表が入っておりまして、これまで各分野からの貴重な意見を十分いただいてきておりまして、暫定最高価格の審議に当たりましても、委員構成等から見て、国民の意向を反映して十分機能を果たすものと私ども考えてまいったのでございます。しかし、本委員会のこれまでの審議において、最高価格の審議に当たって委員の数を、九人で……

第87回国会 大蔵委員会 第21号(1979/05/22、34期、自由民主党)【政府役職】

○金子(一)国務大臣 ただいま議題となりました昭和四十二年度以後における国家公務員共済組合等からの年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  この法律案は、国家公務員共済組合法等の規定により支給されている年金につきまして、その額を引き上げることとするほか、国家公務員共済組合の年金制度の現状に顧み、退職年金等の支給開始年齢の引き上げ、高額所得者に対する退職年金の支給制限、退職一時金制度の廃止等の措置を講ずるとともに、健康保険法等の一部を改正する法律案による改正内容に準じ、所要の措置を講じようとするものであります。  次に、こ……

第87回国会 大蔵委員会 第22号(1979/05/23、34期、自由民主党)【政府役職】

○金子(一)国務大臣 伊藤さんも御承知のとおり、年金制度は長期的な見通しのもとで運営していかなければなりませんし、また、組合員自体の将来の生活設計を立てるという見地からも、なるべく早く改革に着手する必要があると考えておるような次第でございまして、健保の問題等いろいろございますけれども、これはこれで私どももできるだけの努力を政府全体としていたしますから、今度提案いたしております共済関係の法案はぜひひとつ御審議を進めていただきたいと思う次第でございます。  ただ、お話もございましたようにわが国の年金制度は、発足の時期や沿革がいろいろ異なっておりまして、制度の仕組みがばらばらになっている点もございま……

第87回国会 大蔵委員会 第23号(1979/05/25、34期、自由民主党)【政府役職】

○金子(一)国務大臣 総理とカーターとが共同声明で、経済成長を維持するに当たって、内需の拡大に依存するような移行を促進することを言っております趣旨は、只松さんからいまお話のございましたように、従来とかくいたしますと輸出に過度に依存する経済体質を日本は持っておりますから、日米間の問題に限って申しましても、余り輸出中心になって、黒字が正常と考えられるもの以上にこちらに偏ることのないような日米両国間の関係をこれからも続けなければいかぬ、そのためには、やはり内需の拡大というものをこれからもしっかり考えていかなければいかぬという気持ちでこの条項が入ったのだろうと思います。  それで、今日まで非常な努力を……

第87回国会 大蔵委員会 第24号(1979/05/30、34期、自由民主党)【政府役職】

○金子(一)国務大臣 その内容は、事実関係のことはちょっとわかりませんので、調べてまた御連絡いたします。
【次の発言】 東証というのはちょっとよくわからないのです。取引所自身が出しているのかどうかということですか。
【次の発言】 それは私もどういう趣旨なのかよくわかりませんが、特別の関係で政治献金としているならば、あるいはそういうことがあったかも一しれませんが……。
【次の発言】 まず第一点の物価の問題でございますが、卸売物価が最近急激に上昇してまいりまして、いつの時点においてどの程度消費者物価にはね返るか、私どもも注意しながら見守っておる段階でございます。特に六月のOPECによる石油の値上げ……

第87回国会 大蔵委員会 第25号(1979/06/01、34期、自由民主党)【政府役職】

○金子(一)国務大臣 ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましては、御趣旨の線に沿って十分努力いたしたいと存じます。
【次の発言】 ただいま議題となりました税理士法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  政府は、税理士制度の実情等に顧み、その改善を図り、税理士業務のより適正な運営に資するため、税理士の使命の明確化、税理士業務の対象となる税目の範囲の拡大、特別税理士試験制度の改正、登録即入会制への移行、他人が作成した申告書の審査に関する書面の添付制度の創設、懲戒手続の合理化等の改正を行うこととし、ここにこの法律案を提案した次第であ……

第87回国会 大蔵委員会 第27号(1979/06/06、34期、自由民主党)【政府役職】

○金子(一)国務大臣 まあ長いいろいろな経過を経ての改正でございまして、しかも、各方面からいろいろな御意見が出ましたのをまとめたものでございますので、もっとこういう点はこうしろよというような御議論のあることは私も当然だろうと思いますけれども一、今度の改正の根幹になりました精神は、あなたのいまおっしゃった職業専門家としての立場を十分に貫かせようということに基本があったと思います。  第一条をごらんいただきましてもわかりますように、望まれる税理士像としては、やはり税の専門家としての地位とそれから社会的な信用を高めようという点に根本があるのでございまして、私どもその税務行政に当たる者といたしましても……

第87回国会 地方行政委員会 第9号(1979/04/24、34期、自由民主党)【政府役職】

○金子(一)国務大臣 お説のような考え方は当然成り立つと思うのでございますけれども、今日、国ばもちろんでございますが、地方も財政が異常な状況に追い込まれておりまして、六条の三による抜本的な改正はとうていやる時期にあらずという判断のもとで、いまお話しのございましたような実質的に二分の一を一般会計が負担しよう、あと二分の一は最終的にはいろいろな方策を講じて地方財政にごめんどうをかけないようにしなければいかぬと考えておりますけれども、今回の改正で二分の一を負担する、こういうことにして御提案申し上げておるような次第でございます。
【次の発言】 これは小川さん、国が財政事情さえ許せばそういうことも考えた……

第87回国会 予算委員会 第1号(1979/01/31、34期、自由民主党)【政府役職】

○金子(一)国務大臣 昭和五十四年度予算の大要につきましては、先日、本会議において申し述べたところでありますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、予算編成の基本方針及び概要を御説明いたします。  昭和五十四年度予算は、現下の厳しい財源事情のもとで、経済情勢に適切に対処するとともに、できる限り財政の健全化に努めることを基本として編成いたしました。  一般会計予算におきましては、まず、経常的経費について、その節減合理化に努め、緊要な施策に重点的に配意しつつも、全体として極力規模を抑制することといたしました。このため、各省庁の経常事務費を初めとする一般行政経費を極力抑制するとともに、政策的経……

第87回国会 予算委員会 第3号(1979/02/02、34期、自由民主党)【政府役職】

○金子(一)国務大臣 武藤さんにお答えいたします。  御承知のとおり、最近の財政支出は急激に膨張しております。特に国民の各方面のニーズが高いものですから、福祉予算を中心に相当大きく伸びておるわけでありまするが、それをカバーするのに現在の租税体系では賄い切れないところに来ておるというふうにお考えいただきたいと思うのであります。先ほどお話のございました高度成長時代でございますと、累進課税の所得税制が十分機能いたすのでございまするけれども、石油ショック以来、中成長に入ったものですから、自然増収がなかなか出てこない。そういう意味で一般消費税を導入しないと、国民の御要望になかなかこたえられないぞというの……

第87回国会 予算委員会 第4号(1979/02/03、34期、自由民主党)【政府役職】

○金子(一)国務大臣 矢野さんのいまの御指摘、地方交付税を引いたところで見たら、CPIの関係等から見て節約の度合いが少ないじゃないかという御指摘でございます。  まさに数字的にはそういうことになっておる面もあります。しかし、三ポイントの節約がそういった計算でもできておるということは、これは金額にいたしますと五千億を超えます、相当な圧縮であることはお認めいただきたいのです。のみならず、その一般経常部門でも物価の上昇以上に相当大きく伸ばしておるものがいろいろございます。たとえば厚生年金、国民年金の増額、老齢福祉年金の単価の引き上げ、生活保護基準の引き上げでございますとか、それから文教関係で申しまし……

第87回国会 予算委員会 第5号(1979/02/05、34期、自由民主党)【政府役職】

○金子(一)国務大臣 銀行の融資の状況を調べてみたのでございますが、全国の銀行の不動産業界に対する融資の現状は、昭和四十七、八年ころから比べるとずっと減っておりまして、貸し出し総額の中の五・九%程度、金額にいたしまして六兆七千九百億というような状況でございまして、特別いま仮需要があって銀行から貸し出しを受けている状況とは判断いたしておりません。また、そういう点には政府といたしましても慎重な態度をとっておりまして、平林さんも御承知のとおり、四十七、八年から毎年毎年のようにいろいろな銀行に対する通達を出しておるのでございますが、特に四十九年、五十年の土地関連融資の抑制に関する通達は今日でも生きてお……

第87回国会 予算委員会 第6号(1979/02/06、34期、自由民主党)【政府役職】

○金子(一)国務大臣 どういう調査をされましたかといいますのは……
【次の発言】 わかりました。お答えします。  ただいまはもうすでに日商岩井の方には検察庁の取り調べが、手が入っておりまするから、大蔵省の証券局としては調査を差し控えております。
【次の発言】 投資家の保護という立場から、会社の財務関係書類を常時チェックしておるわけでございまするけれども、御承知のとおり、これは特に不正を摘発するという立場でやっておるわけではございませんで、SECの場合でございますると、日本と法律制度が違いまして、これはもう川崎先生篤と御承知のとおり、衡平法の立場から証人喚問をやり、証拠その他の資料の提出を強制的……

第87回国会 予算委員会 第7号(1979/02/07、34期、自由民主党)【政府役職】

○金子(一)国務大臣 今日の段階では、国債消化につきましては最善の努力を尽くしますから、いま直ちにインフレの心配をする必要はないと思います。ただ、これが消化不良になったり、あるいは市中の消化の限界を超えて今後さらに公債を発行しなければならぬようなことになりますと、それが回り回って経済を硬直させ、インフレに飛び込む心配がある。ぜひここでこれ以上の公債を発行しないような歯どめをかけてまいりたいという気持ちを持っておるわけでございます。  それから、増税の効果でございますが、これは一応デフレ効果は生ずるかもしれませんが、同時に、それは歳出予算において歳出に組み込まれれば、私は、デフレ効果を減殺してい……

第87回国会 予算委員会 第8号(1979/02/08、34期、自由民主党)【政府役職】

○金子(一)国務大臣 いまお話しの関税率の引き下げの問題でございますけれども、東京ラウンドでやっておりまして、大体アメリカと日本とば話がもうつきまして、東京サミットを控えてこの問題を片づけたいということでやっております。問題は、日本とEC、アメリカとECの話し合いがまだちょっとつかないでおりますけれども、最善の努力をいたしております。
【次の発言】 最近の円相場は、イランの情勢の見通し難なんかあるものですから、ちょっとドル安というようなここ一日、二日の状況になっておりまするけれども、昨年十一月のドル防衛対策に基づく関係各国、日、米、独、スイスの通貨当局の協調体制がかたく守られておりまして、基本……

第87回国会 予算委員会 第12号(1979/02/16、34期、自由民主党)【政府役職】

○金子(一)国務大臣 大体十六万人程度と考えております。
【次の発言】 石油ショックの後で日本が大きな不況の波をかぶりまして、これは国民生活を安定させ景気を刺激するためにはやはりある程度の規模の予算を組まなければいかぬ、しかし税収が毎年毎年思ったように入ってこないということで公債に依存する政策をとってまいったわけでございますが、特に昨年から本年にかけての状況をごらんいただけばわかりますように、やはり経済構造が、これは日本だけじゃございませんで、世界全体を含めて、大きく経済成長の与件が変わってきた、構造変化が来たというふうなことで、なかなか思うような経済の伸びができなかったということでこういう多……

第87回国会 予算委員会 第13号(1979/02/17、34期、自由民主党)【政府役職】

○金子(一)国務大臣 正示さんから財政再建が急務であるということについて御指摘をいただきました。これは全くわれわれとしては感謝にたえないところでございます。いま御提案は、国会の中に財政再建の小委員会をつくったらどうかという御提案でございますが、これは国会マターでございますが、私どもとしてはそういうことでさらに論議を深め、高めていただければ大変幸いだと存じます。
【次の発言】 北側に対する輸銀融資はケース・バイ・ケースによって決めることにいたしております。いま川崎さんからお話のございましたように、四十八、九年には出ておったのですが、その後商談ができない。それは主として支払い資金の関係と了解いたし……

第87回国会 予算委員会 第14号(1979/02/19、34期、自由民主党)【政府役職】

○金子(一)国務大臣 川俣さんからいまお話のございました年金支給年齢の引き上げと定年制の関連の問題でございまするけれども、これは共済年金は、御承知のとおりもう大変財政事情が今後悪化しそうでございます。そういうことと、例の公務員の年齢がだんだんと高齢化してまいりましたものですから、六十歳に足並みをそろえようということで今度御提案を申し上げることにしておりますけれども、年金の支給は所得稼得能力ということに重点を置いて決めておるわけでございまして、必ずしも定年と結びつけて考えておるわけではございません。この定年制の導入についてどういう見解を出すかということは、これは数年前の閣議決定でございまして、た……

第87回国会 予算委員会 第15号(1979/02/20、34期、自由民主党)【政府役職】

○金子(一)国務大臣 いまの学級編制の問題につきましては、五十三年の五月でございますか、文部省で悉皆調査をやっておりまして、いまその集計中と伺っております。その結果を待って慎重に対処したい、かように考えておる次第でございます。
【次の発言】 委員会の決議がありましたことも十分心得えております。しかし財政上大きな問題でもございますので、集計の結果どういう数字が出るか、そこら辺も踏まえて前向きに処理しなければいけませんから、いまその結果待ちという段階であることを申し上げておきます。
【次の発言】 銀行の週休二日制は、先進各国でもすでにやっておることでございますし、前々から委員会におきましても問題を……

第87回国会 予算委員会 第16号(1979/02/21、34期、自由民主党)【政府役職】

○金子(一)国務大臣 基本的認識につきましては、もうすでに話がありましたから触れません。  特別措置法の制定以来十年間の成果、結果につきましてどういうふうに受けとめておるかということでございますが、事業の効果を数量的につかまえることはなかなかむずかしいことでございまするけれども、一、二の例を挙げまして申し上げまするならば、高等学校の進学率等について、あるいは住民税の所得割課税世帯等の数字についてみますと、全国平均とはまだ格差がございまするけれども、相当の効果が上がっておると思われます。また昭和四十四年度以降五十三年までに物的な施設に向けられた国費は、単純累計で申しまして五千九百七十三億円に達し……

第87回国会 予算委員会 第17号(1979/02/22、34期、自由民主党)【政府役職】

○金子(一)国務大臣 平林さんの御指摘のとおり、サラ金問題は今日非常に大きな社会問題になっておるわけでございまするから、私どもとしても一刻も早くこの問題にけりをつけたいということで、関係六省庁と鋭意内容について詰めておる次第でございます。登録制にしたらいいじゃないかとか、こういう規制をもっと強めたらいいじゃないかということは、問題ないわけでございますが、一番厄介な問題は、平林さんがおっしゃるように、金利の問題をどう片づけるかということでございます。この間の調整についていませっかく詰めをやっておる段階であることを申し上げておきたいと思います。  それで、私どもといたしましては、先ほど官房長官から……

第87回国会 予算委員会 第18号(1979/03/03、34期、自由民主党)【政府役職】

○金子(一)国務大臣 銀行の週休二日制についてのお尋ねでございますが、先進国各国でも皆やっておることでございます。当然これは日本でもやるべきことであると考えておるのでございますが、問題は、大企業では週休二日制が普通取り上げられておりますけれども、中小企業の多い日本で、中小企業はまだそういうところが少ないものですから、果たして国民的な合意が得られるかどうかの問題が一つ。それから、銀行が休んで郵便局、農協等が店を開いておるのもいかがか、やるのなら一斉にやってもらいたいという問題がありますものですから、現在金融制度調査会でこの問題を検討してもらっております。ことしの前半には結論が出ると思います。私は……

第87回国会 予算委員会 第20号(1979/03/06、34期、自由民主党)【政府役職】

○金子(一)国務大臣 国債の金利幅の改定についてお話がございましたが、ことしの一月から六分一厘のものにつきまして流通利回りと発行利回りに相当の差が出てまいりました。平林議員からも今後の対処をどうするのだというお尋ねがございましたが、この乖離の原因、いろいろあると思えるものですから、もう少し慎重に乖離の出た原因を見きわめて対処したいということで今日までまいりましたけれども、最近の実勢にかんがみまして、現在のところ三月債から〇・四%引き上げる方向で検討を進めてまいりましたが、きょうじゅうにもシンジケート団に改定幅について提示したい、こういうふうに考えておる次第でございます。実行いたしますとするなら……

第87回国会 予算委員会 第21号(1979/03/07、34期、自由民主党)【政府役職】

○金子(一)国務大臣 在日外銀の取り扱いの問題でございますが、二見さんも御指摘のように、相当誤解があるのじゃないかと思うのであります。日本における支店、事務所の設置につきましては、特別の事情があれば別でございますが、原則的に認めております。また、預金の取り扱いについても日本の銀行と全く同様でございまして、ただ違うのは、長期三銀行につきまして債券発行を認めておる、これは法律で認めておるのですから、アメリカ銀行にこれを認めるわけにはいきません。CDにつきましても、ことしの上期にはこれは一斉に認める方針をとっております。  先般、ブルメンソール財務長官が来ましたときにその話が出ましたから、いやどうも……


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第88回国会(1979/08/30〜1979/09/07)

第88回国会 決算委員会 第1号(1979/09/03、34期、自由民主党)【政府役職】

○金子(一)国務大臣 昭和五十二年度の一般会計歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算、国税収納金整理資金受払計算書及び政府関係機関決算書を会計検査院の検査報告とともに国会に提出し、また、昭和五十二年度の国の債権の現在額並びに物品増減及び現在額についても国会に報告いたしましたので、その大要を御説明申し上げます。  昭和五十二年度予算は、昭和五十二年四月十六日に成立いたしました。  この予算は、国民生活の安定と経済の着実な成長に資するとともに、財政の健全化を推進することを基本として編成されたものであります。  その後、内外経済情勢にかんがみ、公共事業等の追加を行うほか、人事院勧告の実施に伴う国家公務員……


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各種会議発言一覧(衆議院34期)

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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1977/03/11、34期、自由民主党)【議会役職】

○金子主査 これより予算委員会第二分科会を開会いたします。  私が本分科会の主査を務めることになりましたので、よろしくお願いを申し上げます。  本分科会は、外務省、大蔵省及び労働省所管につきまして審査を行うこととなっております。  なお、各省所管事項の説明は、各省審査の冒頭に聴取いたします。  昭和五十二年度一般会計予算及び昭和五十二年度特別会計予算中労働省所管について、政府から説明を求めます。石田労働大臣。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。  労働省所管関係予算の重点事項につきましては、その説明を省略し、本日の会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。

第80回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1977/03/12、34期、自由民主党)【議会役職】

○金子主査 これより予算委員会第二分科会を開会いたします。  昭和五十二年度一般会計予算及び昭和五十二年度特別会計予算中大蔵省所管、昭和五十二年度政府関係機関予算中大蔵省関係について、政府から説明を聴取いたします。坊大蔵大臣。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。  大蔵省関係予算の詳細なる説明につきましては、お手元に配付されております印刷物を会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、よってさよう決しました。機関の収入支出予算につきましては、お手もとの予算書等によりまして御覧頂きたいと存じます。  以上をもちまして、大蔵省関係の予算の概要に……

第80回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1977/03/15、34期、自由民主党)【議会役職】

○金子主査 これより予算委員会第二分科会を開会いたします。  昭和五十二年度一般会計予算中外務省所管について説明を聴取いたします。鳩山外務大臣。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。  外務省所管関係予算の詳細なる説明につきましては、お手元に配付されております印刷物を会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 以上をもちまして外務省所管についての説明は終わりました。
【次の発言】 この際、分科員各位に申し上げます。  質疑の持ち時間はこれを厳守され、議事進行に御協力を賜りますようお願い申し上げます……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1979/03/02、34期、自由民主党)【政府役職】

○金子(一)国務大臣 昭和五十四年度一般会計歳入予算並びに大蔵省所管の一般会計歳出予算、各特別会計歳入歳出予算及び各政府関係機関収入支出予算について御説明いたします。  まず、一般会計歳入予算額は、三十八兆六千一億四千二百万円となっております。  このうち主な事項について申し上げます。  租税及び印紙収入については、二十一兆四千八百七十億円、専売納付金については、七千五百六十九億三千三百万円、公債金については、十五兆二千七百億円となっております。  次に、当省所管一般会計歳出予算額は、五兆四千二百九十一億六千三百万円となっております。  このうち主な事項について申し上げます。  国債費について……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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