このページでは渡辺秀央衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。
○渡辺(秀)委員 今日のいわゆる分野調整法の問題につきまして質問をいたします前に、私の問題点のとらえ方の前提を申し上げたいと思うのであります。 今日、長期にわたる不況とインフレ的経済のもとで中小企業や零細企業は全く危機的状態に置かれているというのが実際の姿であると思います。自由な経済活動の結果、常に強者が勝ってますます大きくなり、弱者がますます弱くなるのでは不公正であると言わなければなりません。公正を期するためには自由意思が多少の政治的、社会的制約を受けるのはいたし方のないことであり、自由と公正との関係の中でバランス点が模索されなければならないと考えます。私は、低成長期に入ったわが国経済の今……
○渡辺(秀)委員 大変限られた時間でございまして、いろいろお聞きをいたしまして、今後の方策につきましては意見の交換あるいはまた考えてみたいというような感じもしたのでありますが、何しろ十五分くらいの時間でございますので、個条書き的にお聞きをしてお答えをいただかないと、どうも意見の開陳に対する十分な質疑にならないような気がいたしますので、大変恐縮でありますが、私も前後の飾りなく御質問をいたしますので、よろしくひとつお願いを申し上げたいと思うのであります。 何といいましても、きょうの参考人の皆さんは、大体繊維関係の皆さんでありますし、商工中金の影山理事長におかれましては全般的な不況業種に対するいろ……
○渡辺(秀)委員 まず最初に、六・二六梅雨前線豪雨災害に当たりまして、新潟県選出の国会議員の一人として、この災害に当たって建設省本省あるいは国土庁、あるいはまた出先機関である北陸地建そしてまた信濃川河川工事事務所、国道事務所等々、それら現地の皆様方に大変お骨折りをいただきまして、この災害復旧に当たりまして非常に敏速にそれぞれ行動をとっていただき、地元住民の生活を守るために労を多としたことを心からお礼を申し上げておきたいと思う次第でありますし、また心から労をねぎらいたいと思うわけであります。 ちょうど私もこの二十五日から折よくと言ってはおかしいのでありますが、選挙区新潟県におりました。二十五日……
○渡辺(秀)委員 私は、NHK決算審議に関連して、まず最初に、去る五月六日に新聞で報道されました実用通信衛星と実用放送衛星の打ち上げ計画に伴って、両衛星のうち、ここでは放送衛星をめぐる幾つかの具体的側面について質問をいたしたいと思います。 時間も限られておりますので、大変恐縮でありますが答弁は簡潔にお願いを申し上げたいと思うのであります。 さて、未来からの衝撃という言葉を引用するまでもなく、科学技術の加速されつつある進歩は私たちの前にさまざまな実現可能性を提供しております。中でも、情報の伝達手段は近年画期的な進歩を遂げ、衛星とコンピューターを中心とした一つの巨大なシステムが現実のものとして……
○渡辺(秀)委員 ただいま通商産業大臣の当面の通商産業行政に対する所信をお聞きいたしましたし、並びに経済企画庁長官からわが国経済運営のあり方についてのお考えを拝聴いたしました。今日のわが国を取り巻く内外情勢の厳しい条件の中で、日夜国家国民のために御精励、御健闘されておられる両大臣に対しまして、心から敬意を表したいと思います。本当に御苦労さまに存じます。 両大臣への期待大なるものでありますが、昨今の国際政治の波をもろにかぶる国際経済環境は、そのままわが国の経済の波でもあると思います。したがって、これまでの国内経済、国際経済の概念を分けて考えることもできなければ、経済の運営も表裏一体の認識の中で……
○渡辺(秀)委員 私は、ただいま郵政大臣の所信表明をお聞きいたしまして、時間の許す範囲におきまして、昨年の年末から行われました全逓のいわゆる反マル生闘争という、私たちには理解のできない、しかも国民生活にきわめて大きな影響を与え、そして生活の不安すら与え、あるいはまた経済活動にもきわめて大きな影響を与え、そして特に中小零細企業の人たちの越年に対して不安すら与えたこれらの闘争に対しまして、郵政大臣の所信あるいはまた郵政当局のお考えをお聞きいたしてまいりたいと思います。 最初に、昨年末来のこの郵政労使の交渉は大変難航した、大臣は所信表明の中でも鋭意努力されたというお話でございましたし、いわゆる年末……
○渡辺(秀)委員 本当はきょうは、日本のマスメディアの代表というか、NHKの果たす今日的な社会的あるいは国家的重要性から考えて、かなり広範な質問戦を展開したいと思っておったのでありますが、時間が余りにもなさ過ぎますので、私は具体的に個条書き的ですが、端的な質問から入っていきたいと思っております。 私たちは、毎年このNHK予算を繰り返し審議をさせていただいているわけでありますけれども、われわれは、昭和二十一年十一月三日の憲法公布記念のときに賜ったお言葉の中にある、自由と平和を愛する文化国家を建設するのだという日本の国家目標、そういうものを考えましたときに、NHKのこれから果たさなければならない……
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