上田卓三 衆議院議員
34期国会発言一覧

上田卓三[衆]在籍期 : |34期|-35期-36期-37期-38期-39期
上田卓三[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは上田卓三衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(衆議院34期)

上田卓三[衆]本会議発言(全期間)
|34期|-35期-36期-37期-38期-39期
第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 衆議院本会議 第25号(1977/05/11、34期、日本社会党)

○上田卓三君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま提案のありました防衛庁長官三原朝雄君の不信任案に対する賛成討論を行います。(拍手)  一九七二年、沖繩の施政権が日本政府に返還されて以来、政府・自民党が行ったことは、ただ一つ、広大な米軍・自衛隊基地の永久使用を可能とするために、徹底した、そして考えられる限りの沖繩差別政策をとり続けてきたということであります。そして、その先兵となって沖繩県民に敵対したのが防衛庁であったのは、紛れもない事実であります。  政府・自民党は、五年前に、沖繩県民が土地強奪法と呼んだ沖繩における公用地等の暫定使用に関する法律を、われわれ野党の反対を押し切り、単独で……


■ページ上部へ

第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 衆議院本会議 第15号(1979/03/16、34期、日本社会党)

○上田卓三君 私は、日本社会党を代表しまして、元号法案について大平総理に質問をいたします。  福田前総理は、機会あるごとに明治三十八歳を力説しておられました。また、大平総理の著書「素顔の代議士」や「私の履歴書」を拝見いたしますと、「私は一九一〇年生まれである」と必ず西暦で書いておられます。  福田前総理が、明治三十八年と述べられることもよくわかります。また、若き日、高松、東京の街角で布教活動を行ったという大平総理が、その誕生の年を西暦で言い続けられるのも、これまた理解できるものであります。(拍手)  こうした問題は、どっちがいい悪いということではなく、いわんや法律で強制することのできないもので……

上田卓三[衆]本会議発言(全期間)
|34期|-35期-36期-37期-38期-39期

■ページ上部へ

委員会発言一覧(衆議院34期)

上田卓三[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|34期|-35期-36期-37期-38期-39期
第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第16号(1977/05/26、34期、日本社会党)

○上田委員 石原環境庁長官にお尋ねいたします。  私は、石原環境庁長官の誕生に大きな期待を持ったわけであります。しかしながら、日がたつに従ってそれは失望となり、同時に大きな怒りとなってまいっておるわけであります。以下、諸点につきまして御質問を申し上げたいと思います。  まず、長官が、水俣病の克服といいますか、そういう意味で現地へ行かれた努力に対しては多とするものであります。そこで、四月二十五日の東京新聞の朝刊にこのような記事が出ておるわけであります。胎児性患者の「若い患者の会」の抗議文に対して四月二十二日午後の記者会見で次のように語る。「ボクは決して物事を疑ったり、傷つけたりするつもりはないが……

第80回国会 内閣委員会 第8号(1977/03/22、34期、日本社会党)

○上田委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、皇室経済法一部改正につきまして宮内庁に質問をいたします。  まず御質問したいわけでございますが、宮内庁の長官が政府委員でなくなったのはいつごろからなのか、ひとつお答え願いたいと思います。
【次の発言】 前に一度なったということでありますが、それじゃ次に御質問いたしますが、長官が説明員として出席したのは過去何回あるのか、お答えを願いたいと思います。
【次の発言】 二、三回しか出席していないということは、多くの委員会で欠席をしているということになるわけでありますが、なぜ欠席しておるのか、あるいはなぜ宮内庁長官が政府委員になっておらないのか、その理由を……

第80回国会 内閣委員会 第11号(1977/04/14、34期、日本社会党)

○上田委員 まず、委員会が夜間にまで及んでいるということは、文部省の都合でこういうことになっておることについて、非常に残念であります。皆さん方に本当に御迷惑をかけておるわけでありまして、逆に言うならば、上田はこんな時間に発言してみんなに迷惑をかけているという印象を与えかねないので、その点について特に申し上げておきたいと思うわけです。  さて、ことしの三月で教育基本法が制定されて三十年を迎えることになったわけであります。最初に、教育基本法で言うところの国民教育の民主主義的原則について若干質問をして、文部大臣の意見を聞きたい、このように思います。  永井前文部大臣は、文部省はサービス官庁だと述べて……

第80回国会 内閣委員会 第13号(1977/04/26、34期、日本社会党)

○上田委員 私は、現在大阪を中心におきまして起こっております救急医療の確立を求める条例制定直接請求運動について、またいわゆる救急指定病院の医療体制の問題につきまして、若干、質問を申し上げたい、このように思うわけであります。  この直接請求の運動は、大阪におきまして三月一日より始まっておるわけであります。大体有権者の五十分の一があればいわゆる法定有効数ということになるわけでありまして、大阪においては十一万二千の有権者があればそのことが成立するわけであります。先週土曜日ですでに二十七万五千の署名が集まっておりまして、昨日三十万を突破した、これは商業新聞においてもそのことが報道されておるわけでござい……

第80回国会 内閣委員会 第15号(1977/05/18、34期、日本社会党)

○上田委員 質問をするに際しまして、大変困難でありました日ソ漁業交渉の妥結ということで、誠心誠意問題の解決のために努力しました日本の農林水産関係者に本当に御苦労さまでございましたということを申し上げたい、このように思うわけであります。国民はやっと解決したかということで、本当にそういう意味ではよかったなという一言に尽きる実感を持っておるのではないか、このように思うわけであります。そういう点で、交渉の円満解決を喜ぶ国民感情といいますか、そういうものを大切にしながら私は若干の質問を始めたい、このように考えるわけであります。  さて、きょう最終的な合意が成立するという報道があるわけでございますが、暫定……

第80回国会 予算委員会 第17号(1977/03/02、34期、日本社会党)

○上田委員 私は、部落差別をなくするために五十年間闘いを続けてまいりました部落解放同盟の中央執行委員であり、大阪府連の委員長をいたしております。私は、部落解放の父、松本治一郎先輩や八木一男先輩の遺志と遺業を引き継ぎ、差別と迫害の中からやっと国会に参った者でございます。以後よろしくお見知りおき願いたいと思うわけであります。  さて、湯山先生の質問に関連いたしまして、二、三、部落問題につきまして御質問を申し上げたいと思います。  まず、基本的な認識の問題でございますが、二月三日衆議院本会議において、わが党の久保三郎議員の、同和対策事業特別措置法が制定され八年を経過し、残る二年で部落問題は完全に解決……


■ページ上部へ

第82回国会(1977/09/29〜1977/11/25)

第82回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第3号(1977/10/25、34期、日本社会党)

○上田委員 まず石原環境庁長官にお聞きいたします。  長官は雑誌「現代」の九月号で「こうやって環境庁にいてもね、ここの記者クラブの記者とのたたかいは壮絶なものですよ。自分とこの新聞で没になった原稿が、共産党の赤旗にのる記者なんかが何人かいる。」と発言しておられるわけでありますが、現在時点、長官はこの記者クラブの再三にわたる、具体的事例を挙げてお答えしてもらいたい、すなわち何月何日の赤旗のどの記事がどの新聞社の没になった記事であるのか、そういう具体的な事実をひとつ挙げてもらいたい、記者が何人かいるということでありますが、それはどこの新聞社のだれであるのか、それをはっきりと答えてもらいたいと思いま……

第82回国会 内閣委員会 第2号(1977/10/27、34期、日本社会党)

○上田委員 F15の問題につきましては、後から防衛庁の長官にお聞きさせていただくとしまして、私の地元にございます大阪の八尾空港の問題について、まず質問したいと思います。  御存じのように八尾空港は、大阪市の近隣都市として近年急速に都市化現象を示す三十万都市の八尾市にあるわけであります。八尾空港は、市域の南を東西に大きく分断いたしておりまして、空港は、運輸省所管地域八十二万六千三百十一平米、防衛庁所管地域は十三万千六百七十八平米でございます。合計九十五万七千九百九十平米、約三十万坪に及ぶ広大な面積を占めておるわけであります。八尾空港は、千四百九十メートルの主滑走路、そして千二百メートルの副滑走路……


■ページ上部へ

第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 内閣委員会 第4号(1978/02/16、34期、日本社会党)

○上田委員 まず、福田総理は先般の二月六日の予算委員会で、本質論としてはアセスメント法案をぜひつくりたいとしながらも、いわゆる経済の活力との関連もあり、注意深く調整するとの慎重な姿勢を見せたわけであります。また、長官の所信表明を見ても、今後の課題として「生産、消費その他の社会的諸活動のさまざまな要因を含め、より快適な、自然とも調和した人為的な環境をつくっていくことがあります。」こういうように述べておられるわけであります。  昨年末にわかに政府なりあるいは自民党に強まっていると伝えられる景気刺激策といいますか、そういう中で、それらがもう何が何でも第一である、こういう観点から少し公害公害と言わぬで……

第84回国会 内閣委員会 第8号(1978/03/23、34期、日本社会党)

○上田委員 まず、外務大臣にお聞きいたします。  ことしは、いわゆる世界人権宣言が発せられまして三十年を迎え、記念する年でもあるわけであります。前鳩山外務大臣にも再三直接会い、要望もし、また予算委員会なり分科会なり、あるいはしかるべき委員会で、わが党からも強く国際人権規約の批准を要望いたしたところでありますし、また園田外務大臣にも二度ばかりお会いさしていただきまして、お願いもしたところでございます。外務省においては、今国会で国際人権規約を批准をすべく準備しているというふうに聞いておるわけでございますが、その点についてどうなっておるのか、今国会に批准すべく準備が十分行われておるのか、その点につい……

第84回国会 内閣委員会 第9号(1978/03/24、34期、日本社会党)

○上田委員 ことしは、世界人権宣言が採択されまして三十年に当たる記念すべき年でもあるわけであります。人権擁護は今日世界の何人も否定しがたい大きな世論となっておるわけでありまして、国際社会はすでに十八の国際人権条約を成立させているところであります。日本政府はわずかにそのうち二つの条約を批准したにすぎず、内外世論の厳しい糾弾、批判にさらされているところであります。昨日も、この場所におきまして外務大臣に私は国際人権規約の今国会批准を強く迫ったわけでありまして、外務大臣も何とかして今国会にこの人権規約を批准、成立を図りたいということで鋭意努力中だ、こういう答弁をいただいたところでございます。しかしなが……

第84回国会 内閣委員会 第11号(1978/04/11、34期、日本社会党)

○上田委員 わが国で初めてと言われる実験用の放送衛星BS「ゆり」が八日朝、アメリカのフロリダ州ケープカナベラルからアメリカ航空宇宙局の手で打ち上げられたわけであります。五年前の昭和四十七年秋に、郵政省が唐突に放送衛星の打ち上げ構想を唱え、宇宙開発スケジュールを全く無視した形で実験用放送衛星の予算化をごり押ししたことが思い出されるわけでございます。  この時点で、郵政省は放送衛星の打ち上げ目的を具体的に示さずに、いわゆる難視聴地域の解消のためと抽象的に説明しただけにとどまったわけであります。ところがNHKは、現在までに、全国各地に五千三百四十局の地上放送中継所と七千八百ヵ所の共同受信設備を建設し……

第84回国会 内閣委員会 第13号(1978/04/18、34期、日本社会党)

○上田委員 総理府長官に、私は部落問題につきまして一言御質問申し上げたい、このように思います。  去年の国会でも、同和対策事業特別措置法の強化延長の問題につきまして、私も発言させていただき、わが党初め、各党の先生方からも積極的な熱心な発言があったわけでございますし、また、今国会におきましても、予算委員会を中心にいたしまして、長官なりあるいは総理大臣の見解を多くの先生方からただされたわけでございます。そういう点で、特に来年の三月三十一日をもって措置法が期限切れになるわけでございまして、そういう意味で、ぜひとも今国会で法律の強化延長をしていただきたいという立場から申し上げるわけでございます。  特……

第84回国会 内閣委員会 第14号(1978/04/20、34期、日本社会党)

○上田委員 各省庁の方がたくさんお見えでございますので、以下関連の質問をさせていただきますので、よろしくお願いしたい、このように思います。  まず、文化庁並びに警察庁の方に御質問申し上げますが、古書業界が警察の鑑札によって統制されていることを知って私自身慄然といたしておるところでありますが、古書店は、古物営業法の二条の規定によって、警察の許可を得て初めて開業できるということになっておるわけでありますが、業界ではこの許可証のことを鑑札と呼んでおるようでございます。わが国の文化と学問の発展あるいは普及に重要な役割りを果たしている古書籍業者が警察の鑑札のもとに統制されていることを、文化庁として本当に……


■ページ上部へ

第85回国会(1978/09/18〜1978/10/21)

第85回国会 内閣委員会 第2号(1978/10/16、34期、日本社会党)

○上田委員 きょうは給与の改正についての委員会でございますが、特に防衛庁、施設庁の方もお見えでございますので、関連いたしまして、大臣からお答えをいただきたい、このように思うわけであります。  金丸長官は、昨日のテレビ討論会で、シビリアンコントロール、いわゆる文民統制とは政治優先、また国会優先である、こういうように力説をされておったわけであります。また一昨十四日の新聞は、防衛庁のいわゆる「国民生活に基づく所要輸入量に関する研究」について報道をしておりました。それによりますと、有事には御飯は朝夕一杯弱で日本列島は飢餓列島になり、子供たちはやせ衰え、すべての輸入食糧がとだえた場合、一九七二年に百四十……


■ページ上部へ

第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 内閣委員会 第7号(1979/04/17、34期、日本社会党)

○上田委員 元号法案につきましての質疑に入る前に、きょうは宮内庁の長官がお見えであると思っておるわけでございますが、ちょうど二年前の本委員会で、私は、宮内庁の長官がなぜ政府委員にならずに説明員になっておるのか、こういう点をただしまして、ぜひとも、次回の私が質問するときには、政府委員という資格で出てもらいたいということを前宇佐美長官に申し上げたわけでございますが、その点について宮内庁長官から御説明いただきたい、このように思います。
【次の発言】 宮内庁以外の各大臣は国会に出向いていただき、われわれの質問に答えていただいているわけでございますが、宮内庁の長官だけが大変忙しくて、そのほかの大臣はわり……

第87回国会 内閣委員会 第8号(1979/04/19、34期、日本社会党)

○上田委員 一昨日も質問さしていただいて、積み残した部分をいまからさしていただくわけでございますが、大体三時間ぐらい予定しておったわけでございますけれども、時間も経過しておりますので、できる限り要点的に、またある部分については割愛したい、こういうように思っております。  そこで、先日の発言で若干念を押すという意味で一、二御質問を、まず先にしたいと思います。  何回も申し上げたことでございますけれども、政府の見解というものは、いわゆる国民の大多数は元号の存続を希望している、だからその希望をかなえるために確かな方法として元号の法制化をするんだ、こういうことでございます。しかし、国民の大多数は、元号……

第87回国会 内閣委員会 第9号(1979/04/20、34期、日本社会党)

○上田委員 元号の法制化が民間の経済活動に与える影響についてお聞きしたいと思います。  元号が法制化され、ある日突然改元ということになりますと、いわゆる債権債務の証書や手形などの日付、あるいはさまざまな書類の日付の変更を迫られることになるわけであります。果たしてこのような混乱は経済活動にも悪い影響を与えないと言い切れるでしょうか、言い切れないでしょうか。  先ほど少し紹介いたしました、と言うよりも、一九五〇年の参議院の議事録でも東京商工会議所の専務理事の吉阪さんという人が証言して述べられておるわけでありますが、「商工業は便宜を主とするものでございまして、特定の時代に極限するということもなければ……

第87回国会 内閣委員会 第13号(1979/05/24、34期、日本社会党)

○上田委員 各省庁の方々がお見えでございますので、せっかくでございますので以下御質問申し上げたい、このように思います。  まず、通産、外務、環境庁の方に御質問いたしますが、いわゆる野生動植物保護に関するワシントン条約は、現在世界の五十二カ国が参加しておりまして、わが国の加盟批准も時間の問題であろう、こういうふうに思います。野生動植物の保護という条約の趣旨そのものには全然異論はないわけでございますが、このワシントン条約が批准されますと、国内の斃獣処理場あるいは爬虫類皮革処理場などの業者は深刻な打撃を受けることは間違いなかろう、このように考えるわけであります。  これら業者が、長年歴史的な伝統産業……


上田卓三[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|34期|-35期-36期-37期-38期-39期

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(衆議院34期)

上田卓三[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|34期|-35期-36期-37期-38期-39期
第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1977/03/12、34期、日本社会党)

○上田分科員 上田です。  私は、総理の国会での発言にもありますように、現在の日本の社会に歴然として存在する忌まわしい部落差別の解消について、特に昭和四十年の八月に出されました同和対策審議会の答申では、同和問題は人類普遍の原理である自由と平等に関する基本的人権にかかわる重大な社会問題であると述べられておるわけであります。そういう観点に立ちまして、いま全国の未解放部落仲間、また全国の労働組合や民主的な諸団体や多くの自治体、宗教界にまで及ぶところの広範な世論が、石川一雄君は無実である、狭山裁判取り消し、断固直ちに釈放せよという、大きな闘いが巻き起こっておるわけであります。この問題につきまして、わず……

第80回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1977/03/14、34期、日本社会党)

○上田分科員 私は部落解放行政につきまして、政府、とりわけ総理府に対して基本的な問題につき御質問を申し上げたい、このように思うわけであります。  同和問題につきましては、昭和四十年の八月十一日に内閣のもとに設置されました同和対策審議会の答申では、「同和問題は人類普遍の原理である人間の自由と平等に関する問題であり、日本国憲法によって保障された基本的人権にかかわる課題である。」ということが述べられておるわけであります。そこで、この答申に基づきまして昭和四十四年の七月十日に同和対策事業特別措置法というものが出されて、十年の時限立法になっておることは御承知のことだというように思うわけでありますが、この……

第80回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1977/03/12、34期、日本社会党)

○上田分科員 今日、全国の中小企業者は、地域社会に密着し消費者に直結した努力で国民生活の向上に重要な役割りを果たしております。ところが近年、大企業が資本力をかさに着て、直接あるいは子会社などを通じて、中小企業の分野に進出をしてきております。中小企業者の存立基盤を大きく脅かしておるわけであります。このような状態に対して、中小企業事業分野確保法の早期制定運動が全国的に進められておることはすでに御承知のことだと思います。  そこで、通産大臣にお聞きいたしますが、中小企業分野調整法案の要綱が出されておるわけでありますが、それによりますと、同法の適用範囲には、中小企業の三分の二に当たる約二百万店近い中小……

第80回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1977/03/11、34期、日本社会党)

○上田分科員 私は、二日に予算委員会の一般質問で労働大臣に質問をする予定になっておったわけですけれども、労働大臣がおかぜを召したということで休まれたんですけれども、くれぐれもひとつ体に気をつけていただきたいと思います。  やぼな質問になるかもわかりませんが、まず石田労働大臣に冒頭、労働省は労働者のために、労働者の味方になる省なのか、それとも大資本家、いわゆる使用者の側を擁護するためにあるのか、その点についてお聞きしたいと思います。
【次の発言】 私はそういう中立的な立場で、あるいはやや労働者の雇用あるいは労働者の立場に立ってというよりも、やはり基本的に労働省が生まれてきたいきさつというものを考……

第80回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1977/03/15、34期、日本社会党)

○上田分科員 本日より開始されました日ソ漁業交渉について、まず外務大臣に所信をお伺いしたい、このように思います。  一部の報道によれば、交渉が紛糾した場合には代表団を即刻引き揚げるといった主張が政府内部にあると言われておるわけであります。漁業交渉の結果が漁民の生活に、本当に死活に関するものであるということは厳粛に受けとめてもらいたい。漁業問題の解決に冷静かつ現実的な姿勢で対処されることを強く要望したい、このように思うわけであります。特に外務大臣は、日ソ平和条約あるいは日ソの改善についてお父様以上に大きな期待を国民がしておるわけでありますから、本当に冷静な判断でもってこの関係を改善していただきた……


■ページ上部へ

第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 内閣委員会同和対策に関する小委員会 第3号(1978/06/07、34期、日本社会党)

○上田小委員 小委員会の任務は、同和対策事業特別措置法の延長について、どれだけの期間の延長が必要であるかという延長幅の問題と、それと特別措置法の改正といいますか、内容改善と、この二つに分けられるだろうと思います。とりわけ今国会において、総理並びに担当大臣である総理府長官は、今国会で延長を図りたい、こういうことでございますから、当委員会の任務というものは、延長幅をどれだけにするかということが直接的な議題であろう、そういう意味で、きょうは各省の主なるところ、それから自治体で構成しております全同対、それから総理府の機関でございました同対協、この三者が出ていただいたということであろう、こういうふうに思……

第84回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1978/02/27、34期、日本社会党)

○上田分科員 私は、総理府長官に激しい怒りと抗議を込めて以下質問を申し上げたい、このように思うわけでございます。  と申し上げますのは、先ほどこの場におきまして、わが党の川本敏美代議士の質問の中で、いわゆる部落問題について
【次の発言】 長官、
【次の発言】 私は納得できません。これは恐らく全国六千部落、三百万と言われるわれわれの仲間やあるいは部落解放を願う多くの民主的諸団体、労働組合もそうでございましょうが、行政や議会の方々も納得するものではない、このように思うわけであります。わが党としても重大な決意でこの問題について予算委員会の理事会なりあるいは議運などで一定の行動があると思うわけでありま……

第84回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1978/03/02、34期、日本社会党)

○上田分科員 ことしの二月の十四日に政府の統一見解という形で、いわゆる憲法第九条の禁じている戦力は、自衛のための必要最小限度を超えるものであり、自衛力の具体的限度は相対的である、このように述べられておるわけであります。このような政府見解には、第九条の出発点になったところの戦争の悲惨さへの反省といいますか、あるいは起こり得る戦争の具体的なイメージを描いた判断もない、こう言っても過言ではなかろう、このように思うわけであります。  長官は大正三年生まれだ、このように聞いておるわけでございますが、長官自身が第二次大戦に至る日本の軍国主義の侵略と、そのもとでの国民生活の悲惨さといいますか、そういうものを……

第84回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1978/03/01、34期、日本社会党)

○上田分科員 城東貨物線を複線電化し、客車運行するという国鉄大阪外環状線の計画についてお聞きしたいと思います。  本線複線化のための路線敷は全線にわたって大部分確保されておるわけでありまして、橋梁や橋脚等も多くがすでにでき上がっておることは御存じのことだと思うわけであります。あとは複線電化、客車運行を待つばかりでありまして、現在一日数回の貨車が走るだけでありまして、それもたまに走りますと踏切で数十分もとまるというようなことで、踏切周辺の交通停滞は住民に本当に大変な迷惑をかけておるところでございます。  この貨物線ができるについての用地買収については、沿線の住民に多大な御協力と御迷惑をかけてきた……

第84回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1978/02/27、34期、日本社会党)

○上田分科員 大阪に本社がございます永大産業の倒産につきまして若干御質問申し上げたいと思います。  二月二十日会社更生法適用申請によって明らかになりました永大産業の倒産は、その後、日を追うごとにその負債額の大きさ、社会的影響の深刻さの点ではまさに戦後最大の倒産としての様相が明らかになってきておると思うわけであります。関連子会社を含め千九百億円に上る負債を抱えての再建計画、三百社に上る関連下請会社の倒産防止、同社の住宅購入者や契約者などの顧客対策など、迅速かつ強力な対策が求められているわけであります。とりわけ永大産業と関連下請企業に働く労働者は、その数約五千人とも言われておるわけでありまして、そ……

第84回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1978/03/03、34期、日本社会党)

○上田分科員 まず、高齢化社会における国の老人対策はどうなっているかということから聞いていきたいと思います。  現在の日本の社会福祉を考える上において、高齢者、老人に対する対策は最も重要かつ緊急な課題だと思うわけであります。人口構成も高齢者の比率が急激な勢いでふえつつあるわけでありましで、これに対して年金あるいは医療の問題で抜本的な対策を樹立しなければならぬと思うわけであります。年をとり、そして働けなくなったらどうするのか、病気で倒れたら一体どうなるのかということは、いわば福祉の原点の問題ではないでしょうか。日本が本当に福祉文化国家と言えるだろうかと私は大いに疑問を感じるし、この問題について真……

第84回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1978/02/27、34期、日本社会党)

○上田分科員 通産省は今国会で、大規模小売店舗法、いわゆる大店法など一連の商業立法を改正するということであります。スーパーなどの大型店資本の集中豪雨的進出が非常に深刻な紛争を引き起こし、事態は社会問題化している、このように思うわけであります。しかも法改正前の駆け込み出店が各地で画策されておるわけでありまして、今月の十三日に、通産省の私的諮問機関でございます小売問題懇談会は、規制強化のたたき台として報告が出されておるわけであります。大型店紛争の解決には、現行の大店法あるいは商調法の部分的手直し程度で可能だという甘い認識があるようでございますが、いまこそ法改正は抜本改正が必要だと思うわけでございま……

第84回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1978/02/27、34期、日本社会党)

○上田分科員 大蔵大臣に御質問申し上げます。  昭和四十四年にできました同和対策事業特別措置法は十ヵ年の時限立法でございまして、あと残すところ一年ということになったわけでございます。そういう意味では、いま本委員会で審議されております予算の中で同和予算が決まりますと、これが最終の予算ということになるわけであります。しかしながら、実際問題としては多くの事業が残されておる、こういうふうに言われておるわけでありますが、その問題は後から申し上げることにしまして、まず一点、大臣にお聞かせいただきたいのが、いわゆる特別措置法に関する大蔵省の果たすべき役割りですね、いわゆる特措法の精神に基づいて適切な財政を確……

第84回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1978/03/01、34期、日本社会党)

○上田分科員 まず最初に、国際人権規約及び教育における差別待遇防止に関する国際条約について文部省の考え方をお聞きしたい、このように思うわけであります。  昨年の九年二十九日に国際人権規約批准要求大阪府民会議が文部省に要請行動を行った際に、文部省を代表して出席されました七田企画連絡課長は、政府は国連で賛成の一票を投じてきたが、それが必ずしも即国内で批准することではない、このような暴言を発しておるわけでございます。四十一年に国連でわが国が国際人権規約について賛成をしておるのですね。そのときは何ら条件らしいものも何もつけずに無条件で賛成しておきながら、それ以後十二年の経過の中でいまだに国際人権規約を……


■ページ上部へ

第85回国会(1978/09/18〜1978/10/21)

第85回国会 内閣委員会同和対策に関する小委員会 第1号(1978/10/17、34期、日本社会党)

○上田小委員 きょうは同和対策事業特別措置法の強化延長を決める、内閣委員会で設置されました同和対策の小委員会であるわけでございますが、本来ならば、八十四前通常国会でこの決着が図られることにもなっておりましたし、そのように私ども関係者はかたずをのんで見守ってまいったわけでございますが、残念ながら、延長幅あるいは内容の改善が図られることなく、結果的には来年三月三十一日に切れますこの法律を延長するということと、それから来年度の予算措置を従前どおり行うという二つの決定、そして延長幅については次期国会で決着を見る、こういうような結論になったわけでありまして、とりわけ今次の臨時国会では延長幅をぜひとも決着……


■ページ上部へ

第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1979/03/02、34期、日本社会党)

○上田分科員 まず、通産大臣にお聞きいたします。  先般、日米間におきましていわゆる革の輸入枠の拡大が決まったようでございます。そのことに関連いたしまして、皮革産業といいますか、あるいはその中でも鞣製関係についての業界の今後の指導、あるいは通産省の考え方というものをお聞かせいただきたいと思うわけでございますが、その前に、きょうは総理府の同和対策室長もお見えでございますので、この皮革産業というものが歴史的に見て未解放部落の重要な産業であったし、現在もそうである、いわゆる同和対策事業特別措置法に言われるところの同和地区の重要産業である、こういうふうにわれわれは思っておるわけでございますが、その点の……



上田卓三[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|34期|-35期-36期-37期-38期-39期

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

上田卓三[衆]在籍期 : |34期|-35期-36期-37期-38期-39期
上田卓三[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 34期在籍の他の議員はこちら→34期衆議院議員(五十音順) 34期衆議院議員(選挙区順) 34期衆議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。