このページでは飯田忠雄衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。
○飯田忠雄君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま提案理由の説明がありました刑事事件の公判の開廷についての暫定的特例を定める法律案について、総理大臣並びに関係大臣に質問いたします。(拍手) この法案が、刑事訴訟における必要的弁護制度の存立基盤を揺るがすとともに、刑事被告人の弁護人依頼権を定めた憲法の趣旨に触れる重大な内容を持っておりますことは、各方面から強く指摘されているところであります。 ところで、今日までに、衆参両院の法務委員会において、しばしば次の附帯決議を行ってまいりました。すなわち、司法制度の改正に当たっては、法曹三者の意見を一致させて実施するように努めるべき旨の附帯決議で……
○飯田委員 本日、大変のどを痛めておりまして御迷惑かけますが、御了承ください。きょうはもっぱら法律問題についてお伺いいたしたいと思います。
まず、先般同僚議員の御質問に対しまして、一般国際法上の大陸だな、こういうことで大陸だなの定義が述べられたのを聞いております。そこで、一般国際法上の大陸だな、一般国際法上のというのは一九五八年四月二十九日ジュネーブで成立いたしました大陸棚条約の第一条に規定されておりますものを指すのか、あるいはそれ以外のものを指しておっしゃっているのでしょうか、お伺いいたします。
【次の発言】 ただいまの御説明によりますと、大体一九五五、六年ごろからの問題だと、こういうよう……
○飯田委員 時間が大変遅くなりましたので、簡単に質問を申しますので、お答えの方もどうか簡単にお願いいたします。
まず最初に、条約締結権の問題についてお尋ねいたしますが、条約締結権は、これは立法に関する問題だと理解しております。そこで憲法は、事前に国会の承認を得ることを原則とし、時宜によっては事後の承認でもいいと、こういうことになっております。
そこでお尋ねいたしますが、今般の日韓協定は国会の事前承認を受けておられるでしょうか、お尋ねします。
【次の発言】 締結前に事前承認を受けられたでしょうか。
【次の発言】 そうしますと、それは発効する前であって、実際に協定をお結びになるときには動いてお……
○飯田委員 ただいま、先日お伺いしました点について御回答をいただきまして、ありがとうございました。了承いたします。 次に、一つ重要な点につきまして、基本的な点につきましてお尋ねをいたしたいのでございます。これは留保した点です。 大陸棚協定か結ばれましたときは、わが国の領海は三海里でございました。ですから、あの協定の中に点、いわゆる座標と直線をもって結ばれました共同開発区域、この区域というものは大陸だなである。これは現在の領海三海里ということを前提として決められておりますので、もうはっきりと日韓両国で大陸だなと考えられているところでございます。このところに、今度わが国が領海十二海里ということ……
○飯田委員 このたびの法律案を拝見さしていただきましたが、この御改正になる点だけなら余り問題が起こらないと思います。しかし、本法そのものにつきまして検討してみますと、まだまだほかに改正すべき重要な点があるのではないか、こういうふうに思われるわけです。 したがいまして、そういう点につきまして二、三御質問申し上げますが、まずその前提としまして、この法律案が法務省という銘を打って出されておりますので、この法律を提案なさる部局の問題について御説明をいただきたいと思います。つまり、法律案は政府、内閣からお出しになるのですが、その法律案の提出する法的根拠はどこにあるのかという問題、またどの機関が出すのが……
○飯田委員 二十三日の法務委員会の質問におきまして、本法の改正に当たりまして、なお根本的な問題で改正をすべき点があるのではないかということについて御質問申し上げました。ちょうど大臣はおいでになりませんでしたので、十分の御見解を承ることができませんでした。 それで、当方から三点にわたりまして問題点をまとめて差し出しておきましたが、それにつきまして御質問をいたしたいと思います。時間の関係で、書いてある問題を読んでみますので、その上で御答弁をお願いをいたしたいと思います。 一、証人の範囲を刑事訴訟法の規定による証人に限定する本法は、憲法第十四条に違反する疑いがある。よって、証人の範囲を、すべての……
○飯田委員 大臣が大変きょうはお忙しいということでございまするので、大臣にぜひお伺いしたい点から申し上げてまいりたいと思います。 まず、憲法の三十一条の法定の手続の保障という問題が絶対的な保障だ。国民の基本的人権を守るこれがとりでであるということは皆さんよく了解されておるところと思います。それでこういう問題を中心としまして、人権保障の問題にわたりたいと思うのですが、初めからお伺いするという点がどうも途中のところになるので、大臣におわかりにならないかもしれませんが、御了承願いたいと思うわけです。 まず、今度のロッキード委員会におきまするところのいろいろの問題、ことに、政府からのいわゆる灰色高……
○飯田委員 ハイジャックに関します法律案を本日いただきまして拝見いたしました。正直なところ申しまして、大変失望したのでございます。といいますのは、いままで各委員の方が述べてこられましたところですが、今度の法案ではもっぱら犯人を逮捕してそれを処罰することが重点的のようでございます。予防措置としましては、旅券発行の制限の範囲の拡大の問題だけが出ております。 そこで、私はこのハイジャックの問題につきましては根本的な問題をお尋ねいたしたいのですけれども、今度出てきました法案が余りにも問題点が多いので、まず法案そのものについての問題点を挙げて法律的に御質問を申し上げたいと思います。そして、その後引き続……
○飯田委員 私は、いわゆるサラ金によりまして庶民が奴隷的拘束を受けております現状並びにそれに対処する政府の政策についてお伺いをいたしたいと思います。 サラ金問題につきましてはこれまでもしばしば委員会において取り上げられております。そのはしりは、昭和五十年の六月四日に法務委員会で稲葉委員、横山委員から質問がなされておりますし、その後ことしに入りましてからは予算委員会、物価特別委員会、大蔵委員会、参議院の予算委員会で多くの委員から質問がなされております。私はこうした御質問を拝見をいたしまして、その中で政府が御答弁になっておるものを丹念に検討してみました。重複した御質問を申し上げることは避けたいと……
○飯田委員 先日、法務大臣から御所信を承りました。その中で、特にきょうはその第一の法秩序の維持に関する問題、それから第二の犯罪者及び非行少年に対する矯正及び更生保護行政の充実について、この問題に関連しましてお尋ねをいたしたいと思います。 まず最初に、きょう民事局長おいででございましょうか。法秩序の維持に関しまして大臣は「人命軽視、暴力依存の風潮が一部にうかがわれる」ということをおっしゃいまして、その対策としていろいろな刑事的な立法を御提案なさっております。このことは私も大変重要な問題だと思いますが、この人命軽視、暴力依存、そういう風潮が起こってまいりました原因を追及しないで、ただ刑事立法だけ……
○飯田委員 本日は、出入国管理令は封建的な法律かという問題これは第一点ですが、第二点は、出入国管理の根本的可否、この二つの点についてお尋ねを申したいと思います。 まず、出入国管理令を見ますと、前書きに、これは政令であると書いてあります。「この政令を制定する。」と書いてございます。これは法律の体裁を整えていないもののように思われますが、ところで昭和二十七年四月二十八日の法律第百二十六号というのがございまして、これはポツダム宣言の受諾に伴い発する命令に関する件に基く外務省関係諸命令の措置に関する法律ということでございます。この法律は主として出入国管理令の問題を扱っております。そして、その第四条を……
○飯田委員 刑事補償法の本質の問題について質問をいたしたいと思います。 まず最初に、刑事補償法の根拠となっております憲法の第四十条でございますが、この憲法の第四十条に書かれておる内容に大変疑問が多い、いままでの実務上処理されたことと比較しますと非常に疑問が多うございますので、その点について御質問をいたします。 まず、この憲法の第四十条の規定から考えられますところの刑事補償というものの本質でございますが、刑事補償は一体慰謝料なのか損害賠償なのか、あるいはそれ以外のものなのかということが一つ問題になってまいります。 そこで、この本質をどう理解するかによりまして「法律の定めるところにより」云々……
○飯田委員 先般私は、無罪の裁判についてという問題と刑事補償の性質の問題、第三番目に、刑事補償をするときの問題、この三つの点について御質問を申し上げましたのですが、どうも十分な御答弁を得ることができませんでした。それで重ねて質問を申し上げたいと思います。 まず最初に、第一の問題から入りますが、刑事補償の性質の問題です。これにつきまして先般お尋ねをいたしましたけれども、的確な御答弁が得られないままに終わってしまいましたので、重ねて御質問申し上げます。 国家賠償法というのがございますが、国家賠償法では、公務員の公権力によるところの行為によって、公務員が故意、過失がある場合ですが、その場合に損害……
○飯田委員 提出されました人質による強要行為等の処罰に関する法律案につきまして、この提案の理由につきましては後ほど同僚議員から御質問を申し上げる予定でございますので、私は特にこの法案に盛られた内容について御質問を申し上げたいと思います。 まず最初に「理由」と書いてあるところ、これについて疑問点を御質問申し上げたいと思います。 この「理由」のところに「最近における人質による強要行為の実情にかんがみ」とこうございます。この実情といいますのはどういう実情なのか、大変疑問があるわけでございます。といいますのは、この法律案だけを見ましたのでは、ハイジャック関係のものだということはわかりません。したが……
○飯田委員 本日は、民事関係の問題を二つと、その後、刑事関係を少し御質問いたしたいと思います。 民事関係は簡単に質問いたしますので、よろしくお願いします。 司法書士の監督に関する問題ですが、最近、いろいろの人から私の方へ苦情を申し込んできております。それは、相続をやるときに相続辞退ということがございますが、その相続辞退をする際に、司法書士にお願いをいたしますと、司法書士の方から、私は生前に相当の贈与を受けたので相続を辞退します。こう書いてある紙を持ってきまして、これに判をついてくれということを言われる。それは困ると言いますと、困るのなら業務をやってやらぬということですね。どうしてもこれに判……
○飯田委員 逃亡犯罪人の引き渡しに関しまして、少しく問題点を法務大臣、法務省、外務省並びに検察庁の方にお尋ねをいたしたいと思います。同僚議員から大変詳しい質問がございました後ですので、私問題を整理しましたけれども、あるいは重複することがあるかもしれませんが、お許しを願いたいと思います。 まず最初に、外務省にお尋ねをいたします。犯罪人引渡条約は今日までわが国とどの国との間で締結されてまいったのでございましょうか。あるいは廃止になったところもあると思いますが、そういう点につきましてもお教えを願えればありがたいと思います。 また、現在はどこの国と締結されておるか、この問題についてお尋ねいたします……
○飯田委員 最近、一連の公害裁判におきまして新しい過失の考え方が展開されてきております。そこで、本日は、こうした新しい過失理論のために生じてきます世の中の具体的な混乱、こういうものに関しましてどのような救済処置を講ずるかという問題をお尋ねいたします。 まず最初に、民事関係の問題でお尋ねいたします。最近の欠陥商品の流通によりまして被害が生じました場合に、企業の経営者が悪いということでいちずにその責任を民事、刑事両面について追及しよう、こういう世論が沸いてきております。そこで、一連の公害裁判から生まれてきましたこうした世論に対しまして、どのような方法で対処していくかということが一つの大きな問題に……
○飯田委員 本日は弁護士会の御意見を承りますので、通常政府に対する質問ですと政府の反対側に立って質問いたしますが、きょうは弁護士会と反対側の立場に立って御質問をいたしたいと思います。といいますのは、実体的真実を発見しなければ正しい法律はできない、こう思いますので遠慮ない質問をいたしますが、まことに失礼の点がありましたら御容赦願いたいと思います。 きょうは、実は山崎議員それからほかの同僚の社会党の議員の方々の御質問がありましたので、もう私の質問するところが大分終わりました。それで、特に四つの点について御質問申し上げたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 まず第一の点は、簡単に申します……
○飯田委員 本日は、四つの問題点について御質問を申し上げたい予定でございましたが、時間の関係で二つだけにいたしたいと思います。 その第一の問題は、国際協力事業従事者の帰国後の生活保障について、こういう論題でございます。これにつきまして外務省、労働省、大蔵省、法務省の人権擁護局にお尋ねをいたすわけでございます。 それから第二の問題は、弁護士法に書かれておる制度がありますが、弁護士法の憲法違反の疑いのある制度について、こういう論題で、法制局長それから法務大臣、法務省にお尋ねをいたします。 それから、第三の問題は、裁判所の事件数の増加状況と裁判官の数の不均衡について、そういう問題について、これ……
○飯田委員 まず最初に、司法書士法の一部改正案について御質問申し上げます。
この司法書士制度は、従来は認可制をとっておられたのですが、これをやめて登録制にされた理由についてお伺いをいたしますが、まず第一に、認可制をこれまでとってこられたのはどういう理由に基づくのでしょうか、お尋ねします。
【次の発言】 認可制を廃止されました理由は、業者の関係、数の問題とか、そういうものだというふうにいまお聞きしたのですが、そのほかには、特に廃止する理由というものは能力向上ということをお聞きしました。
そこでお尋ねしますが、司法書士の業務内容、特に法律問題を処理する能力がそれほど高くなければならぬのかどうか……
○飯田委員 仮登記担保契約に関する法案について御質問申し上げます。
まず第一に、仮登記担保契約について、このたび特に債務者保護の規定を設けられるわけですが、譲渡担保契約と区別してなぜこれだけ保護されるのか、その理由はどういうことでしょうか。
【次の発言】 それでは、次の問題をお尋ねいたします。
代物弁済におきまして、代物の価値が債権額を超過する場合についてこのたびの法律は規定しております。そこで、超過価額というものは、弁済した側から見まするというと、時によっては贈与に該当するのではないか。つまり、任意契約の場合丁任意にそういう契約をしたのですから、余分なものを相手にやってしまったということ……
○飯田委員 まず最初に、裁判官の報酬、検察官の俸給あるいは裁判官以外の裁判所の職員、検察官以外の検察庁の職員の給与、こういうものを定めるに当たりまして、どういうものを根拠として決められたのであるか、そのことをお伺いいたすわけでありますが、一般論として、一般職の人に対してはどういうものを基準として決められたのか、これにつきまして人事院の方にお尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 私がいまお尋ねしましたのは、一般職の給与表をつくられる根拠です。一体何を根拠にしてああいう表をつくられたのか。つまり生活費がかかるとかあるいは物価が高いとかいう問題があるでしょう。そういうような問題です。
○飯田委員 私は、いわゆるサラ金問題について質問をいたしたいと思いますが、本日は民事局長お忙しいと聞きましたので、先に民事局長の御所管の分についてお尋ねをいたしたいと思います。本会議におきまして、わが党の正木委員の質問に対しまして民事局長から懇切な御教示をいただいたわけでございますが、その督促手続によるところの支払い命令の申し立てにつきまして、二、三疑問の点を御質問申し上げたいと思います。 まず、申し立てをする場合に請求の理由がなければならないわけなんでございますが、その請求の理由、それはどういう方法で証明したらいいのかという問題でございます。領収書でも何かあればそれはいいと思いますが、領収……
○飯田委員 藤原参考人にお尋ねをいたします。
先ほどの御説明でいろいろのことがございまして、特に輸入の問題がございましたが、現実の輸入状況というものにつきまして、もう少し詳しく御報告をお願いいたしたいのと、それから、現在繊維産業にその輸入が一体どういう影響を及ぼしておるのかという問題、それに対して参考人はどういう処置をしたらこの問題について妥当な解決ができるか、こういうことにつきまして御意見を承りたいと思います。お願いいたします。
【次の発言】 それでは次に、同じく藤原参考人に主としてお伺いいたします。
関税の不均衡という問題があるということを聞いておりますが、この関税の現実の不均衡が、今……
○飯田委員 このたびの法律改正につきまして、疑問点二、三お伺いをいたします。 繊維工業構造改善臨時措置法という法律は、昭和四十二年七月に最初に立法をされましてからすでに十二年を経過し、最終改正をされてからでも五年を経過しております。しかも、いまなおその立法目的を十分達成し得ないという状況でありまして、今日まで通産大臣の承認を受けた構造改善事業計画は、五十六件にすぎないということを聞いております。このような状況でありまするのは、結局、政策に継続性がなく、観念的に過ぎるのではないか、そのために業界が政策についていけないのではないか、こういう御意見を漏らす方もございます。この点につきまして政府の御……
○飯田委員 中小企業の合理化あるいは近代化の必要が言われておりますが、その方法とかその完成像をどのようにとらえておいでになるかという点についてお尋ねをいたしたいと思います。 これは一つの例ですが、産地産業の現状は零細企業の工業、一企業当たり五人か六人程度の従業員の工場が、市街地の居住区に散在しておるというのが現状であるようであります。そのために、音響とかじんあい等の公害問題が発生をいたしております。たとえば、三木市の業界の人たちが申しておるのですが、こういう状態を救うためには、零細企業のための工業団地とかあるいは流通部門を担当する卸商のための団地を造成して、合理化、近代化をする核づくりをして……
○飯田委員 本日は法案審議の日でございますので、特に提出されました二つの法案に関連する問題についてお尋ねをいたします。 まず最初に、この法案が法務省の方が原局として提出されておりますことは憲法上の要請であろうと思いますので、そのように理解いたしまするが、この内容を見ますと、内容は全部最高裁判所の所管に属する問題であるように思われます。 そこで、こうした法案をおつくりになる場合に、最高裁判所だけでおつくりになって、法務省はトンネル機関になっているのか、それとも法務省と最高裁と両方で御審議になっておつくりになっておるのか、その点をお伺いいたします。
○飯田委員 本日の参考人のお方様には大変時間が遅くなりまして申しわけございませんが、五つの点につきましてお尋ねをして、お教えを請いたいと思います。 まず第一は、安楽死というものは一体何であるかという問題につきまして、先ほど太田典礼参考人は、苦しまない死を願うことだ、こういうふうにおっしゃいました。苦しまない死という問題でありますが、これにつきまして野間参考人は、宗教的な問題もお話しになりました。私は、この安楽死の問題は、根本的には死に直面して精神の安定を得ることにあるのではないかとは考えるものですが、結局、死への恐怖からの解放の問題であると考えますが、これにつきまして、宗教的な安楽死と医療技……
○飯田委員 八木参考人及び田中参考人、御両人のお方に御質問を申し上げます。 きょうは大変御苦労さまでございますが、主としてお尋ねいたしたいのは、身分関係の問題給与関係の問題それから秩序維持の問題について、お尋ねをいたしたいと思います。 まず最初に、執行官及び執行官室の職員の方々の身分関係を実際に取り扱っておられるのは、どういうところでおやりになっているでしょうか。たとえば執行官の場合は、直接最高裁でおやりになっているのか、どこかの裁判所でおやりになっているのか。あるいは執行官室の職員は、執行官みずからがおやりになっているのか、あるいはどこかよその裁判所で扱っているのか。こういう問題でござい……
○飯田委員 まず、民法の改正案についてお尋ねをいたします。
民法の法文は、これを拝見いたしまして、大変表現がむずかしくて誤解するところが多いわけですが、この民法の法文を今後もっとわかりやすい形で改正をしていただく御方針はあるのかどうか、お伺いいたします。
【次の発言】 この改正案の第十一条の問題でございますが、この条文を読みまして、私どもは、実は正確に理解できるのかどうか非常に疑うわけです。
私自身が間違っておるのじゃないかと疑うわけですが、「心神耗弱者、聾者、唖者、盲者及ヒ浪費者ハ準禁治産者トシテ」こうありまして、「トシテ」と、こうあるのですけれども、「トシテ」という言葉は何を意味するの……
○飯田委員 私は、現在問題になっておりまする航空機汚職の問題について質問申し上げるわけですが、この問題につきましては、主として航空機汚職の調査特別委員会がございますので、その方面となるだけ重複しない分野、つまり法務委員として、法律に関係した部分について特にお尋ねをいたしたいと思います。 まず最初に、四つの問題についてお尋ねするわけですが、国の機構で汚職が起こってくる、そういう余地がどこに一体あるのかという問題についてお尋ねをいたします。それから第二番目は、大臣が自分の地位を利用して政治献金を受け取るということは、これは収賄となるのか、ならないのかという問題であります。それから第三番目は、訴訟……
○飯田委員 先般の松野証言によりますと、松野さんは、自分のもらったものは政治献金だということを言っておられますが、新聞によりますと、刑事局長は、このお金は工作資金だとかあるいは成功報酬だというふうに考えるとおっしゃっているということが新聞に載っておりますが、そのようでございますか。
【次の発言】 そうしますと、いまのお話は、海部を取り調べた結果そういうことになった、そういうふうに理解してよろしいでしょうか。
【次の発言】 それでは、この成功報酬の対象になったと言われること、そのことに関連する航空機、これはRF4E機あるいはF4Eファントム戦闘機、こういうもののうち、どの飛行機でございますか。
○飯田委員 飯田でございます。
和島参考人の先ほどのお話によりますと、現行法の再審請求事由、これは明白な事実の発見ということになっておるが、これでは十分ではない、もう少し範囲を広げるべきだ、このように伺いましたが、それにつきまして、たとえば事実の誤認があると疑うに足りる証拠を新たに発見したとき、こういうふうにすればいいじゃないかという御意見の人もあると聞いております。
先生の御意見は、この程度まで広げればいいという御意見でしょうか、それとも、それ以上もっと広げることになるのでしょうか、お教え願います。
【次の発言】 ただいまの件につきまして、青柳参考人の御意見はいかがでしょうか。
○飯田分科員 私は陸上、航空両面にわたりましての安全対策に関連してお伺いいたしたいと思います。 まず、細かいことからお尋ねいたしますが、警察庁の所掌に交通の取り締まりというのがございます。道路交通法によりますと、適性検査の規定がございますが、この適性検査というのは取り締まりの中に入るのでしょうか、入らないのでしょうか、まずこの点をひとつお聞きいたします。 それから次に、運輸省設置法によりますと、自動車事故対策センター法というのがございますが、この自動車事故対策センターの監督は運輸省の所管ということになっておりますが、その法律の中に適性診断に関する規定がございます。それで、道路交通法に言う適……
○飯田小委員 飯田でございます。先生方のお話の中で、疑問点五点ほど御質問を申し上げたいと思います。 まず最初の問題は、林先生もおっしゃいましたように、憲法は、証人の証言の問題は両議院に権限を与えておる、それはそのとおりでございますが、しかし憲法の五十八条によりますと、会議その他の手続、その他の内部規定については規則でこれを決めることができる。こうして規則によって両議院の権限を委員会に委任することができるような規定がございます。 そこで、そうした内容のものは、これは両議院の内部の問題でございますが、これが外部の問題に関連する場合、その内容も法律で決めるということは差し支えないのではないか、こ……
○飯田小委員 塚本先生にお尋ね申し上げますが、これは先生のお話の中にはなかったのですけれども、憲法の六十二条の条項では、国政調査全般についての規定をしておるわけなんですが、今日の議院証言法はその国政調査の手段についてだけやっております。それで国政調査全般についての立法をする必要がないかどうかという問題について、御意見を承りたいと思います。 それから二番目に、証人喚問はこれは議院の権利だというふうに言われておりますが、委員会というのは議院を構成しておる部分ですので、委員会も議院ではないか、憲法解釈上の、憲法にある議院の中には委員会も含むのではないかと考えますが、この点についての先生の御意見を承……
○飯田分科員 私は、従車看護婦の恩給適用に関する法律問題について質問をいたします。 先般も、またきょうも、この問題につきましては同僚の議員からの質問がございました。にもかかわらず、あえて私が御質問申し上げますゆえんは、従来、法律問題があいまいにされておるということでございます。 そこで、まずお尋ねいたします。現在、兵は軍人恩給の対象となっております。そして、その法的根拠は恩給法であろうと私は考えるわけでありまするが、兵が恩給法に言う公務員の中に含まれておりまするその法的根拠は、いかなる理由によって生じたのでございましょうか、お尋ねいたします。
○飯田分科員 本日は、有害産業廃棄物の処理問題を中心といたしまして、特にPCBの回収、保管、処分の問題につきましてお尋ねをいたします。 最近の伊豆大島近海地震におきましてシアン化合物の流出事件というのが起こりました。こういう問題は今後も起こる可能性は多分にあるわけでございますが、私最近高砂の鐘化工場を見学したのでございます。ここへ参りますと、三個の鋼鉄製の大きなタンクがございまして、そこへ回収したPCBを入れております。その周辺はコンクリートの一メートル足らずのさくで囲っております。もしこのタンクが地震で壊れたらどうなるかという問題につきまして聞いてみました。こぼれましてもコンクリートのさく……
○飯田分科員 私は瀬戸内海の漁業問題について質問を申し上げたいと思います。 最近の漁場の変化を見てまいりますと、明らかに沿岸漁場というものが大変重大な問題となって取り上げられてきておるということは皆様方御存じのとおりだと思います。そこで、この沿岸漁場の中でも特に重要な瀬戸内の漁場につきまして最近の状況を見ますというと、大変憂うべき状態が生じておるわけでございます。赤潮の発生状況は年々増加いたしまして、昭和五十一年においては三百二十六件の発生を見ておる、こういう御報告を農林省からいただいております。 そこで、赤潮の多発による漁業被害、この増大につきまして、この問題の解決に当たりましては、何とい……
○飯田分科員 道路問題につきまして御質問を申し上げます。
道路問題につきましては、地域住民の要望が多くて、陳情書が多く出ておりますことはもう御存じのとおりだと思います。そこで、きょうはそれらに基づきまして、二、三御質問を申し上げます。時間が非常に足りませんので、できるだけ要領よくお答えを願いたいのです。
まず第一が、高速自動車道路の路線をお決めになる場合の決定基準というものは、お考えになっておるかどうか。
【次の発言】 西宮インターチェンジと姫路の間の高速道路の路線計画があるということを聞いておりますが、これは事実でございますか。
○飯田分科員 私は、労働者の格づけ、中高年齢者の雇用問題について質問をいたします。 労働には質と量があることは皆さん十分御存じのことと思いますが、労賃を決める場合に、その質と量とで対応する労賃体系がなければならないと思うのであります。そこで、労働の種類による類型的な格づけ、あるいは言いかえれば、特殊技能を必要とする労働であるか、一般普通の知識をもって足る労働であるかということによる労働の格づけ、それに対応する賃金体系、こういうものを決めておくことが、労働基準法上必要なことではないか、雇用問題を解決していく上において必要ではないかと考えるのでありますが、労働省はどのようにお考えでしょうか、お尋……
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