野呂恭一 衆議院議員
35期国会発言一覧

野呂恭一[衆]在籍期 : 30期-31期-32期-33期-34期-|35期|-36期
野呂恭一[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは野呂恭一衆議院議員の35期(1979/10/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は35期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院35期)

野呂恭一[衆]本会議発言(全期間)
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第91回国会(1979/12/21〜1980/05/19)

第91回国会 衆議院本会議 第4号(1980/01/29、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職:厚生大臣】

○国務大臣(野呂恭一君) お答え申し上げます。  まず、厚生年金の支給開始年齢の引き上げの問題でございますが、五十五年度の年金制度の改正におきまして、年金水準の引き上げや遺族年金の改善など給付の改善を行う一方、将来の人口老齢化や、これからの世代の費用負担を考慮いたしまして、今後とも、老後生活の支えになる年金水準を確保しながら、年金制度の長期的な安定を図るために支給開始年齢引き上げに着手いたしたいと考えておるわけでございます。  その際には、中高年齢の方々の老後の生活設計に十分配慮いたしまして、二十年間かけて段階的に引き上げることにいたしたいと考えておるわけでございます。  また、現在進められて……

第91回国会 衆議院本会議 第6号(1980/02/12、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職:厚生大臣】

○国務大臣(野呂恭一君) 社会保障の推進にはその計画化が必要であり、したがって、社会保障に関する長期的計画を策定すべきではないかという御質問であったと思いますが、山田先生御指摘の、社会保障の長期計画が個別の施策についての将来における数量的な目標を示すことを意味するものでありますならば、そのような計画の策定は実際問題として困難であると考えます。  しかしながら、本格的な高齢化社会の到来を控えまして、御指摘の社会保障が長期的かつ安定的に機能していくためには、今後の社会保障のあり方について国民の合意が得られますように、その長期的展望を明らかにする必要があると考えます。このため、政府といたしまして、関……

第91回国会 衆議院本会議 第16号(1980/04/08、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職:厚生大臣】

○国務大臣(野呂恭一君) 厚生年金保険法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  わが国は、諸外国に例を見ない急激な速度で高齢化社会に移行しつつあり、老後の生活の支えとなる年金制度に対する国民の関心と期待は、年金受給者の急速な増加と相まって、かつてない高まりを示しております。昭和五十一年度には、厚生年金及び国民年金を中心に財政再計算の実施とあわせて給付水準の引き上げ等の制度改善が行われたところでありますが、その後における社会経済情勢の変動に対応し、これらの制度について所要の改善を行う必要が生じております。  今回の改正法案は、このような趣旨にかんがみ、厚生年金、国……

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委員会発言一覧(衆議院35期)

野呂恭一[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第89回国会(1979/10/30〜1979/11/16)

第89回国会 社会労働委員会 第1号(1979/11/15、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○野呂国務大臣 このたび第二次大平内閣の発足により、厚生大臣に就任いたしました野呂恭一でございます。  国民生活全般に深くかかわり合いを持つ厚生行政を担当することに相なりました。責務の重大さを痛感いたしております。  現下の財政状況はきわめて窮迫しており、また今後は、かつてのような経済成長が期待できないなど、現在、厚生行政を取り巻く社会経済情勢には相当厳しいものがあると思います。このような状況のもとで、厚生行政には、今後の急速な人口高齢化に対応し、活力ある福祉社会の建設を目指した政策の展開が求められておるのでございます。  また、御承知のように、緊急に対応を迫られております医療保険制度の問題や……


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第90回国会(1979/11/26〜1979/12/11)

第90回国会 社会労働委員会 第2号(1979/12/10、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○野呂国務大臣 腎臓移植につきましては、従来から生体腎移植は行われてきておりますが、最近では死体腎移植の成功率も高まっておるようでございます。今後は、死体の腎臓移植を促進することが好ましい方向であると考えておるわけでございます。  これがために、厚生省といたしましては、昭和五十二年度から腎移植施設の体系的な整備を図りますとともに、腎臓移植に必要な腎臓を確保するために腎臓提供者登録制度の普及に努めてまいったわけでございます。  今回の議員立法によります法律の制定は、腎臓提供者登録制度の一層の促進を図るとともに、ひいては腎臓移植術の向上に寄与するものでございます。御指摘のように、腎不全に苦しむ患者……

第90回国会 予算委員会 第1号(1979/12/03、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○野呂国務大臣 生活扶助基準でございますが、これは政府の経済見通しに基づいて、消費の動向及び物価の動向等を総合的に勘案して設定をいたしておるわけでございます。石油など個々の物価の動向について対応する仕組みになっていないということは、安井先生御承知のとおりでございます。しかしながら、異常な石油の値上げでございますから、これらの問題につきましては十分検討してまいらなければならぬと思いますが、現在のところでは、政府の経済見通しによる昭和五十四年度の消費者物価上昇率が四・九%の見込みに対しまして、昭和五十四年度の四月から十月までの消費者物価上昇率は、前年度対比三・四%にとどまっておるわけでございます。……


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第91回国会(1979/12/21〜1980/05/19)

第91回国会 決算委員会 第12号(1980/04/02、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○野呂国務大臣 昭和五十二年度厚生省所管一般会計及び特別会計の決算につきまして御説明申し上げます。  まず、一般会計の歳出決算額につきましては、歳出予算現額五兆七千二百九十一億四千五百三十七万円余に対して、支出済み歳出額五兆六千五百二十五億六千六百九十八万円余、翌年度繰越額三百三十二億五千四百五十五万円余、不用額四百三十三億二千三百八十二万円余で決算を結了いたしました。  以上が一般会計歳出決算の大要であります。  次に、特別会計の大要について申し上げます。  第一に、厚生保険特別会計につきましては、健康、口雇健康、年金、児童手当及び業務の五勘定を合わせ、一般会計から七千八百八億四千六百五十五……

第91回国会 社会労働委員会 第1号(1980/02/19、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○野呂国務大臣 社会労働委員会の御審議に先立ち、厚生行政について所信の一端を申し述べます。  わが国は、国民の英知と努力の結集により、経済力の増大は言うまでもなく、国民生活の面でも大きな向上をなし得ました。また、社会保障の面におきましても、医療保険、年金保険制度を初め、いずれも西欧先進諸国に比して遜色のない水準に達しております。  しかしながら、ここに来て、内外の情勢は、予断を許さない情勢になりつつあります。石油ショック以来、わが国の経済はその旺盛な成長力を失ったかに見え、財政もまた、大きくバランスを失し、その回復が緊急の要務となっております。  こうしたことから、政府としては財政規模の圧縮に……

第91回国会 社会労働委員会 第2号(1980/02/21、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○野呂国務大臣 そうあるべきものだと考えております。
【次の発言】 変わっておりません。
【次の発言】 原爆被爆者対策につきましては、やはり基本理念が明確にされない限りは、現状から進展をさせることはなかなかできないのではないかということは、関係団体、とりわけ先生の平素から私どもに対する御指摘、御指導でございますので、私どももそのことがまず基本でなかろうかということで基本懇に答申を求めておるわけでございます。その結果をわれわれは参酌いたしまして、原爆被爆者に対しては、唯一の被爆国としての日本が犠牲を受けられた方々に現段階においてあらゆる手厚い対策を講ずることは当然であり、私は国の責任であるという……

第91回国会 社会労働委員会 第4号(1980/03/06、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○野呂国務大臣 まず第一に、国民義勇隊員の問題でございますが、いろいろのやりとりの中で御指摘になりました昭和二十年三月二十三日の国民義勇隊組織に関する件の閣議の決定を受けて制定されました義勇兵役法によりまして、有事の際には戦場となるべき地域において軍の義勇召集によって、その軍の指揮のもとに入って本土決戦に備えて防衛戦闘等に任ずる戦闘隊に転務するということにされておったわけでございますが、しかし今次大戦が幸い本土決戦にならずに終結をしたということでございます。各地方における国民戦闘隊の編成下令のもとにあった資料、いわゆる軍事構造として認められる実態が、その資料が明白でない、こういう判断のもとに義……

第91回国会 社会労働委員会 第7号(1980/03/27、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○野呂国務大臣 森井先生、大変原爆被爆者対策に対しては御熱意を傾けられて、この問題の解決に私たちを叱咤勉励をされておることでございます。私どもといたしましても、大変その御意見に対しまして敬意を表しながらこの対策に取り組んでまいりたいと考えておるわけでございます。  この社会保障制度審議会の答申についてお触れになっておりますが、「早急に制度の基本的な改正が行われることを期待する。」と、かなり積極的に、原爆被爆者対策がいかに大事であるかということに対しての政府に対する御鞭撻であろうかというふうにも受け取れるわけでございます。原爆被爆者対策基本問題懇談会の答申を待って政府としては今後対応してまいりた……

第91回国会 社会労働委員会 第9号(1980/04/08、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○野呂国務大臣 ただいまの修正案につきましては、政府としては特に異存はございません。
【次の発言】 ただいま御決議になりました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして、努力いたす所存でございます。

第91回国会 社会労働委員会 第10号(1980/04/10、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○野呂国務大臣 医療経済実態調査の公表がおくれまして、健康保険法のきょうの審議の開始に間に合わなかったことは、まことに申しわけなく思っているわけでございます。この機会に深くおわびを申し上げる次第でございます。  なお、来る十七日に中医協が開かれることになっておりますので、そこで了承を取りつけて直ちに公表することをこの機会にかたくお約束を申し上げる次第でございます。  また、本調査につきましては、本年度実施をいたしたいというふうに考えておりますし、今後三年ごとに定期的にこの調査を行いまして、その都度公表することといたしたく、最善の努力をいたす所存でございますので、御理解を願いたいと思います。

第91回国会 社会労働委員会 第12号(1980/04/16、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○野呂国務大臣 いまいろいろと先生と局長との議論を通しまして御理解いただいておりますとおり、あすなろ学園は児童福祉法による措置体系の中に仕組むことに相なったわけでございます。したがいまして、その施設の内容におきましてもあるいは措置の内容においてもさらにこれを進めていって、関係者の御要望にこたえなければならぬというふうに実は考えておるわけでございます。あわせて檜の里も社会福祉法人として出発をいよいよすることになりますが、これらとの関連を十分とりながら、特殊な施設に対する今後の積極的な取り組みを進めてまいりたい、かように考えております。
【次の発言】 東京地裁での所見が示されましたので、和解をする……

第91回国会 社会労働委員会 第13号(1980/04/17、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○野呂国務大臣 この間の御質問の際に、私は老人保健医療制度に関しまして回答を保留いたしたわけでございます。その後いろいろ検討をいたしておるわけでございますが、まず、この高齢化社会に対応する老人保健医療対策のあり方の問題につきまして、私どもはいろいろな問題点を持っておりますが、その一つとして、制度の立て方について別建てとするかどうか、これが一つの大きな問題であると私は思います。もう一つは、保険事業のあり方についてその対象の範囲及びその内容をどうしていくかということも検討を要する一つの大きな柱である。さらにまた、費用負担のあり方でございますが、公費負担のほかに住民とかあるいは事業主からの拠出、ある……

第91回国会 社会労働委員会 第15号(1980/04/24、35期、自由民主党)【政府役職】

○野呂国務大臣 ただいま議題となりました厚生年金保険法等の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  わが国は諸外国に例を見ない急激な速度で高齢化社会に移行しつつあり、老後の生活の支えとなる年金制度に対する国民の関心と期待は、年金受給者の急速な増加と相まって、かつてない高まりを示しております。昭和五十一年度には、厚生年金及び国民年金を中心に財政再計算の実施とあわせて給付水準の引き上げ等の制度改善が行われたところでありますが、その後における社会経済情勢の変動に対応し、これらの制度について所要の改善を行う必要が生じております。  今回の改正法案は、このような……

第91回国会 予算委員会 第2号(1980/01/31、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○野呂国務大臣 いま、医療費がどんどん高まるばかりでございまして、将来の日本の医療をどうこれに対応していくか、大変いろいろの事実を御指摘になったわけであります。渡辺先生は厚生大臣として「日本の医療ここに問題あり」という大変りっぱな小冊子をお出しになりました。医療費は西高東低、そこに何かあるのではないか、考えよ、こういうことでございました。いろいろ考えてまいっておるわけでございますが、さらに一層の御指導を得たいと思うのであります。  ただ、先ほど西高東低という問題の事実をお挙げになったわけでございますが、確かに政管健保あるいは国保におきましても、一人当たりの医療費の高い県は西に多いとか、あるいは……

第91回国会 予算委員会 第3号(1980/02/01、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○野呂国務大臣 薬剤問題につきましては、健保改正法案におきまして医療費の二割を患者負担にするということに取り上げておりますことは、これはどうしても取りやめることはできないというふうに考えておるわけでございます。
【次の発言】 わが国の医療におきまして薬づけ医療という問題が大きなポイントになっておると言わなければなりませんので、したがいまして、この問題について今後解決をいたす方向に努力をいたしてまいりたいと考えております。
【次の発言】 医療費の二割程度を患者負担にすることといたしておりますその一つは、これは医療といえば薬といったように、薬剤が医療において最も一般的である。また、薬というものに対……

第91回国会 予算委員会 第4号(1980/02/02、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○野呂国務大臣 御指摘の覚書は、先ほど大蔵大臣から御答弁がありましたように、本格的な高齢化社会にどう対応していくか、社会保障を推進するについては従来にも増して長期的な視点に立たなければならない、そういう立場に立って、いろいろの現行制度を見直していくということがある意味においては要求される一つの問題ではなかろうか、そういう点に立ちまして、この大事なことを与党を含めて政府の中でお互いに確認したということでございます。  厚生省といたしましては、この内容については必ずしも財政的見地から後退を意味するものではないのでありまして、場合によっては前向きな見直しもあるであろう。どこまでも長期的な視野に立って……

第91回国会 予算委員会 第7号(1980/02/06、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○野呂国務大臣 まず第一点でございますが、今回の保険料の引き上げにつきましては、長期にわたりまする年金財政の収支を見通して考えたわけでございます。したがいまして、支給開始年齢を六十五歳に引き上げた場合、あるいは六十歳に据え置いた場合、これを比較していかなければならないわけでございますが、今後制度の成熟化が進行いたしまして、年金受給者が急激にふえてまいるわけでございます。したがって、給付費もきわめて増大をいたしていくわけでございます。今回改正しようと考えております給付水準を維持していくことにおきましては、そして円滑な運営を図っていくためには、長期的に無理のない保険料を引き上げていかざるを得ないと……

第91回国会 予算委員会 第9号(1980/02/09、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○野呂国務大臣 先般の総括質問におきまして、安井先生御指摘になりましてお答え申し上げたとおりでございますが、そのお答えを繰り返して大変恐縮でございますけれども、先ほどもお話しになりましたとおり、生活扶助基準というものは石油などの個別品目の物価動向について個々に対応する仕組みになっていない、御了承のとおりでございます。  しかしながら、現在の石油価格の大幅な値上げに対しまして、政府はどうしていくのだということでございますが、五十四年度の四月から十二月までの消費者物価の上昇率、これは三・九%にとどまっておるわけでございます。しかも生活扶助基準というものが八・三%になっておりますので、現在の生活扶助……

第91回国会 予算委員会 第10号(1980/02/12、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○野呂国務大臣 五十四年度の予算におきまして、御指摘の二億九千万円、これは被保険者に対しまする医療費がどの程度かかっておるのかというようなことに対しまして通知するための費用でございます。この被保険者指導に関する予算の趣旨は、医療費に対する被保険者の認識を深める、こういうことでございます。健康保険財政の健全化に資するためでございますから、どういうふうに持っていくことがいいのかということで慎重にいままで検討してまいりましたが、五十四年度にこれを実施してまいりたいというふうに準備ができ上がっておるわけでございます。
【次の発言】 いままでには使っておりません。

第91回国会 予算委員会 第11号(1980/02/15、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○野呂国務大臣 まず第一点の五十四年度におきまする医療費の通知、つまり被保険者に対する健康に対しての認識、それを通しまして医療費がどの程度にかかっておるか、そしてそれがために、健康保険財政の上に寄与していきたいというような啓蒙指導を目的といたしているわけでございます。  したがいまして、五十四年度は初年度でございますので、まず健康保険の医療費に関する一般的な知識を各被保険者に知ってもらいたい、こういう意図のもとに、平均医療費の額であるとかあるいは平均の受診の状況などを通知することにいたしたわけでございます。  さて、これが大変長引いておるではないかという御指摘は、この前の総括質問でも稲葉先生か……

第91回国会 予算委員会 第12号(1980/02/16、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○野呂国務大臣 交通公害の問題でございまして、これは環境庁なりあるいは運輸省の所管のことであると思いますが、厚生省といたしましても、国民の健康を守る立場におきましても、各省庁と連携を保ちながら、そういうことのないように協力をいたしてまいりたいと考えております。
【次の発言】 戦後処理の問題におきまして、とりわけシベリアで抑留生活を送られた人々の御苦労にははかり知れないものがあるということでございます。私どもといたしましては、この方々に対して何らかの処遇をすべきでなかろうかといろいろ検討いたしてまいったわけでございます。戦後抑留されたために病気にかかり傷ついたというような方々、または死亡された方……

第91回国会 予算委員会 第13号(1980/02/18、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○野呂国務大臣 もう前段のことは申し上げませんが、支給開始年齢の問題は避けて通れない事項でございますので、そのことは両審議会においても共通の御認識であると考えておるわけでありますから、その文書の中に示されておりますのは、次回の再計算におきまして真剣に取り組むべき課題である、その趣旨の規定をそれに盛ったものでございます。
【次の発言】 これはもう全体の問題、つまり長期安定のためにどういう措置を講ずべきかということでございますから、支給開始年齢も含めて、その他のいろいろ環境も考えながら所要の措置を講ずる、こういうことでございます。
【次の発言】 いわゆる「所要の改定措置」でございますが、「老齢年金……

第91回国会 予算委員会 第14号(1980/02/19、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○野呂国務大臣 いま御指摘になりましたように、まだまだ該当地区におきまする厚生行政の推進に当たりましては十分であるというわけにはまいらないかと思います。  生活保護の方々が全国的には減少の傾向にある中にありまして、同和地区は五倍あるいは六倍といったような増加の傾向にあるということは大変遺憾なる事実でございます。それらの実態に徴して考えまするならば、いろいろの厚生行政のなお進めていかなければならない諸問題が私は残っておるのではないかと考えておるわけでございます。  厚生省の残事業の問題でございますが、これもいろいろ残事業というものの実態の把握は大変むずかしい問題でございますが、府県などのヒヤリン……

第91回国会 予算委員会 第15号(1980/02/20、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○野呂国務大臣 いま浦井先生の方から御指摘になりました金銀などの高騰によりまして、御指摘のように、昨年の十一月に約四〇%の告示価格の引き上げを行ったところでございますが、その後の異常な高騰に対しまして、市場価格が告示価格を上回っておる、つまり逆ざや現象である、これを解消することがきわめて大事であると考えておりまして、これを急ぎやらないと、国民の側にも治療の問題において混乱が生ずるという心配がございますので、急ぎこれに対して対応いたしたく考えておるわけでございまして、ごく近い機会に金銀等の材料の高騰によります対応策として告示価格を引き上げてまいりたい、かように考えております。

第91回国会 予算委員会 第16号(1980/02/21、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○野呂国務大臣 薬づけ医療と指摘されておる現状に対しまして、これの適正化を図っていくことは御指摘のとおりでございます。したがいまして、薬価基準等の問題につきましても御論議をいただくことは大変適当であると考えます。
【次の発言】 薬価基準の改定は厚生大臣の責任において行うことでございます。したがって、その責任は私にあるということでございます。
【次の発言】 国民に対しての責任を持つべきであると思います。
【次の発言】 先ほど政府委員の方から御説明申し上げましたのは、医療経済実態調査なるものは中医協の方で行っておる。しかし、現在厚生省と医師会との間において断交というような事態も続いております。した……

第91回国会 予算委員会 第17号(1980/02/22、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○野呂国務大臣 厚生行政の面におきまする定員の問題につきましては、結局国民の直接のサービスを任務といたしております、たとえば国立の医療機関であるとかあるいは更生援護機関等の職種は、政府の定員の削減計画からも対象除外にいたしております関係で、全省庁の削減率が四・二%に対しまして厚生省としては二・九%と、かなりそういう意味においては配慮をされておると考えております。  したがいまして、特に国立病院、療養所あるいは更生援護機関の医療職員であるとか、あるいは放射線関係の技師、看護婦、それからさらに重度心身障害児施設の看護職員など、これの削減率は〇・一%でございますし、さらに第三分類といたしまして、医療……

第91回国会 予算委員会 第18号(1980/03/03、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○野呂国務大臣 去る二月十八日の本予算委員会におきまして先生からお尋ねの支給開始年齢について、改めて見解を申し述べたいと思います。  まず第一に、厚生年金の支給開始年齢の問題につきましては、さきの社会保険審議会及び社会保障制度審議会の答申を踏まえまして、政府としての対処方針を検討いたしました結果、今回の改正では支給開始年齢の引き上げに着手することについては見送ることにいたしたわけでございます。ただ、この問題は、両審議会におきましても、今後避けて通れない事柄であることは共通の認識とされておるところでございまして、次回の財政再計算期において真剣に取り組むべき課題であると考えまして、その趣旨の規定を……

第91回国会 予算委員会 第20号(1980/03/08、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○野呂国務大臣 二つの問題に対しまする自民党の回答内容につきましては、今後誠意を持って検討を進め、適切に対処する所存でございます。
【次の発言】 妻の年金権とかあるいは扶助料におきまする寡婦加算など大変思いやりある、しかも御識見の高い御指摘でございます。敬意を表したいと思うのでございます。  現行制度におきましては、年金制度に任意加入する妻の年金取得の道が開かれておることは御指摘のとおりでございます。すでに被用者の妻の八割、五十四年度末におきましては七百四十一万人を超えておるという現状でございます。このことにおきまして、妻の年金権に対する一つの意識の高まりが出ておるということは御指摘のとおりで……


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第91回国会(1979/12/21〜1980/05/19)

第91回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1980/03/04、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○野呂国務大臣 昭和五十五年度厚生省所管一般会計及び特別会計予算案の概要について御説明申し上げます。  昭和五十五年度厚生省所管一般会計予算の総額は八兆一千四百九十四億円余でありまして、これを昭和五十四年度当初予算額七兆五千五百四十億円余と比較いたしますと五千九百五十三億円余の増額、七・九%の増加となっており、国の一般会計予算総額に対し一九・一%の割合を占めております。  昨今のわが国の経済情勢及び財政事情にはまことに厳しいものがあり、明年度予算はこのような状況のもとに編成されたものでありますが、厚生省予算は、各方面の絶大な御理解と御協力によりまして前述のとおりの結果を見るに至りました。  こ……

第91回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1980/03/05、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○野呂国務大臣 いわゆる難病につきましては、調査研究を推進いたしまして、医療費の負担の軽減を図り、同時に、これらに関する医療機関の整備を進めて総合的な施策を打ち出しておるわけでございますが、いまお話しの、今後、疾患をいまの二十一からさらに追加してはどうか、この間野党三党と与党との間でそういうふうなことについてお話が進められたということは聞いておるわけであります。これは、今後専門家の意見を十分に聞きながら検討すべきものである、いま現在、それなら幾つあるいはどうするかということについては、難病そのもの自体についても大変むずかしい問題でもございますので、十分慎重に検討させていただきたい、かように考え……



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データ更新日:2023/02/05

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