このページでは阿部昭吾衆議院議員の35期(1979/10/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は35期国会活動統計で確認できます。
○阿部(昭)委員 大臣の所信をよく拝聴いたしました。また去年の前の大臣の所信演説、あるいは農業基本法をやったころの周東農林大臣の所信演説、歴代の演説というものを私ずいぶん見比べて読んでみたのであります。 ところが、今度の武藤大臣のこの所信演説によって日本の農業、農山漁村がどのように変わるであろうかということについて、ああこのように変わるなということを感じたのは、これは決していやみで言うんじゃありませんよ、減反を強化する、これは明瞭だな。あとのところは、確かにこの厳しい条件下で小まめないろいろな努力を農林省、全然やってないとは私言いませんよ、言いませんが、全体から言うと減反が強化になる、それだ……
○阿部(昭)委員 今度の三法の一番のねらいは、農用地利用増進ということではないかと思います。その提案説明によりますと、大臣は、「わが国農業は、国民の必要とする食糧を安定的に供給するとともに、国土と自然を保全し、活力ある地域社会の形成に資するという重要な役割りを果たしております。」こう言われておりますが、しかし実際は、その次の方が実際なのではないか。「しかしながら、今日のわが国農業は、農産物需給の不均衡、経営規模拡大の停滞等の厳しい諸問題に直面しております。」わが国農業が国民の必要とする食糧の安定的供給という任務を果たしておるかということになれば、穀物の六〇%以上を海外に依存せざるを得ない状況、……
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