このページでは阿部昭吾衆議院議員の36期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は36期国会活動統計で確認できます。
○阿部(昭)委員 私は、商社の土地問題、私の言葉で言うと土地買い占め、土地転がしというか、これが暴力団絡みになっているという問題、それから絹織物業者の直面しておる問題、わが国の石油、この直面しておる問題をお尋ねしたいのでありますが、その前に、時間の制約がありますので、商社の土地問題については資料を準備しておりますので、委員長の方から許可をいただいて配付をしていただきたいと思います。 そこで大臣、時間の御都合がおありのようでありますから、最初に一問だけ。たとえば西陣織のような伝統工芸と言われるもの、いま御案内のようにいろいろな増税の議論が行われております。こういう場合に通産大臣としては、この伝……
○阿部(昭)委員 時間が大変遅うございますから、ごく簡単に三点ほどお尋ねをいたしたいと存じます。 農林省、おいでになっておると思いますが、先般来わが国の生糸の問題で事業団がパンクするのじゃないか、こういう状況にありまして、大変な問題になっておる。一方、私の調査によりますと、この近年新しい桑園の造成、植栽事業が相当広げられております。そうすると、蚕糸事業団というのは、ある意味で言えば、農林省側と通産省の側に政策課題としては緊密にかかわっていると思います。蚕糸事業団の方はなかなか大変、一方ではこの近年どんどん桑園の造成、植栽が進んでいる。この関係は一体どこでトータルとして掌握をしてやっていくとい……
○阿部(昭)委員 若干大枠的なお尋ねをしたいのでありますが、運輸省というところでやっておる仕事は、たとえば陸運であるとか海運であるとか航空であるとか、いろいろあるわけであります。しかし、いまその中でも特に交通全体の動きと運輸省がやっておるいろいろな任務、仕事、こういうものがほとんどになる。そういう中で交通全般のことに対しては、運輸省は一体どういう組織、どういういろいろなところとの組み合わせで対応しておるということになるのか、お聞かせをいただきたいと思います。
【次の発言】 密接な連携をとりながらやっておられる。ところが実際問題は、いま国鉄問題の論議が当委員会においても非常に長期、真剣に行われて……
○阿部(昭)委員 いままで皆さんからいろいろな角度からお尋ねがございましたので、ごく簡潔に御質問いたしたいと存じます。 激甚の指定、それから天災融資法の発動につきましていままでお話がございました。御答弁もございました。そこで、私はこう感ずるのでありますが、もうちょっと実際発動するのを早めることができないのかという気がするのであります。従来だと災害が発生をいたしましてから、特に農林災害あるいは公共土木被害等につきましても、ちょっとこの発動までの時間がかかり過ぎるのではないかというふうに思います。もうちょっとこれを早める手がないのか。もちろん、だからといって被害の実態というものを正確に把握しなけ……
○阿部(昭)委員 大臣にお尋ねをしたいのでありますが、所信表明演説をお聞きいたしまして、私は田澤大臣と同じように、今日非常に厳しい状況にあります東北の農村に政治運動の基盤を持っておりますわけで、今回同じように厳しい東北農村の現状の上に長いキャリアを持っておられる田澤農林水産大臣が誕生された、非常な期待をしておるわけであります。 ところで、今度の所信表明演説をお聞きして、いまの日本の農業、あるいはその農業をどのように展開させていこうとするのか、その大枠はわかりました。だけれども、いまのこの現状をどう変えていこうとするのか。農村の方々に対してどのような希望の道を切り開こうとなさっておるのかという……
○阿部(昭)委員 ちょうど農業基本法が実施をされて二十年超えたわけでありますが、あの当時選択的拡大生産であるということで畜産の部面に大いに力を入れ始めた。ある意味で考えると、わが国の農業生産の中における畜産というのは実際問題としては非常に後発の分野であると思います。そこで、農業基本法に選択的拡大生産、したがって畜産である、あるいは今度の水田利用再編、減反、こういう面からもこの畜産という問題に対して、生産現場の農村の皆さんに対して政策的にある意味では非常な奨励策をとってきた、こう私は認識をいたします。 私は、つい昨年の秋に北京で開かれましたアジア十八カ国の国連の人口会議に出てまいりましたが、そ……
○阿部(昭)委員 今度の農用地開発公団が海外業務に手をつけていくということにつきましては、基本的にいいことだと私は思っております。 いま第三世界、開発途上国は、一つは、急激な人口増の問題で苦しんでおります。もう一つは、飢餓と栄養失調で苦しんでいる。そしてもう一つは、文盲の問題、教育の問題で第三世界は非常に苦しんでいる。こういう中で、農用地開発公団が今回海外に、第三世界、開発途上国に対して新たな業務を展開しようということについては賛成をいたします。 そこで問題は、外務省、いま国連の人口基金を通し、またバイラテラルな関係で世界の人口問題に対して日本が協力しておる総枠は一体どのくらいでしょうか。
○阿部(昭)委員 いままで各委員から、今度の米価に関する質疑がいろんな角度から出ました。したがって、私は、若干ただしてみたいと思うのでありますが、大蔵省。 実は、私、第三世界、開発途上国のいろんな皆さんと最近お話をする機会がございました。 この皆さんが、日本はいまや世界でダントツに穀物を輸入する国である。そのために、第三世界は御案内のように飢餓と栄養失調に苦しんでいる。日本がどんどん世界の穀物市場に群を抜いて買いに出るというような事態になりましてから、第三世界の側ではなかなか食糧困難で苦しんでおるわけですが、金はなし、いろんな条件はない、従来のようにアメリカ大陸その他からどんどん食べ物を送っ……
○阿部(昭)委員 時間が大変おくれておりますから、ごく簡潔にお尋ねをしたいと思います。 大臣、実は青森県も同じだったと思うのでありますが、去年、おととしの冷災害、この場合に、おととしよりも去年の方がはるかに被害はひどかったのであります。減収の実態というのも、農林省の調査によっても一昨年よりも昨年がはるかにひどかった。ところが、農業共済の共済金の方は、一昨年に比べると、私の山形県で言うと、ちょうど三分の一以下である。これは、制度の運用、いろいろな面に確かに問題があります。青森県などでも、このような状況に対して大変いろいろ問題がございます。東北各県、ほとんど同じような大変な問題になりました。 ……
○阿部(昭)委員 建設省にお伺いいたしますが、今度の地震災害で一番被害の大きいものの一つに、住宅の損壊、住宅の被害が非常に大きかったわけであります。これに対して、災害住宅の復興に対する限度は七百三十万、この限度の枠をもうちょっと広げよう、こういう検討がいま行われておるということでありますが、いま住宅公庫のみならず、住宅公庫との関連で、従来建設省の住宅政策の中に、厚生年金の加入者に対しては公庫の融資限度とまた別途に融資をする制度がある。それから国民年金の加入者、これに対しても住宅公庫の直接の限度枠以外に融資をしておりますね。これは公庫直でありますけれども、そして住宅を建てようとする者の家族に老齢……
○阿部(昭)委員 水田再編は、五十八年度は六十万ヘクタール。ところが、第二期水田再編の最終年でありますが、六十万ヘクタールの水田再編というのが定着しておらない、米からの転換というのが定着をしておらないと思います。農林水産省におかれて、水田再編という、この米からの転換というものがどういうふうに転換しておると理解をされておるか、これは大臣でなくて局長で結構ですが、御答弁いただきたい。
【次の発言】 努力をしておるとおっしゃるのですが、六十万ヘクタールの中で、米から転換して大体これでいけるという状況になっておるのはどういう作物で、どの程度の面積か、主要なものを挙げてみていただけませんか。
○阿部(昭)委員 金子農林水産大臣が就任された直後であったと思いますが、いまの水田再編事業の直面しておる問題点について大臣の所信を伺ったわけであります。
そこで二、三お尋ねしたいのでありますが、前提として、いま第一期、第二期、そして今後の第三期、そして将来の水田再編という仕事をどういうふうに持っていこうとお考えになっておられるのか、いわば一つの枠組みというか、これに対する大臣の所信を最初にぜひお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 第三期の水田再編というのは、いまの第二期の最終年の規模、大体この程度でやっていかなければならぬというふうにお考えになるわけですか。
○阿部(昭)委員 いまの自主流通米、この自主流通米は、私どもの理解では、当時食管制度の根幹を骨抜きにする、こういう認識を持ちました。しかし、現状、自主流通米は大きなウエートを持つようになってきた。この自主流通米というものを、今後、まあこのあたりでいいというふうに考えておるのか、もっと自主流通米というものを広げようというふうに考えておるのか。政府の長期的な、特に金子大臣の今後の米をめぐる政策の基本的なあり方としてこの問題をどういうふうにやっていこうと考えておられるのか、お聞きしたいわけであります。
【次の発言】 大臣、いまの事務当局の説明、米というものを従来の食管制度に対して市場原理を入れていく……
○阿部(昭)分科員 選挙の問題と、それから地方事務官の問題についてお尋ねをいたします。 まず、選挙の問題でありますが、来年は地方統一選挙。この統一選挙につきまして、たとえば統一選挙の日取りに合わせて、その前後にあります市町村議員の選挙の投票日を仮に四月の何日かに定める。そういたしますと、従来三月に任期の来るもの、これを四月に選挙をやるというわけにはいかぬでありましょう。しかし、五月ないしはそのあたりにあるような選挙は一つにまとめよう、こういうようなことが毎回の選挙のときに起こってくるのでありますが、今度の場合もちらほらそんなような動きが伝わってまいります。自治省としてはどういうような対応をし……
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