藤波孝生 衆議院議員
35期国会発言一覧

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藤波孝生[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは藤波孝生衆議院議員の35期(1979/10/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は35期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院35期)

藤波孝生[衆]本会議発言(全期間)
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第91回国会(1979/12/21〜1980/05/19)

第91回国会 衆議院本会議 第10号(1980/03/13、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職:労働大臣】

○国務大臣(藤波孝生君) お答えをいたします。  国民一人一人が、生涯にわたりまして教育や訓練を受けて能力を開発してまいりますことは、崇高な人間愛に根差した非常に大切な理念であり、また事業であると考えております。  労働省といたしましては、その考え方を生かしてまいりますために、労働者の職業生活の中で適時適切に教育訓練を受けることができるように仕組みを考えまして、有給の教育訓練休暇に対しまして奨励金を与える制度を設け、その普及に努めておるところでございます。今後とも、さらに努力をしてまいりたいと思います。  ただ、ILO百四十号条約につきましては、御指摘がありましたように国内法制との関係にいろい……

第91回国会 衆議院本会議 第15号(1980/04/01、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職:労働大臣】

○国務大臣(藤波孝生君) 労働者災害補償保険法等の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  労働者災害補償保険制度は、今日まで数次にわたり改善を重ねてまいりましたが、重度障害者その他の年金受給者等に対するきめ細かな配慮の必要性、関係制度の動向などにかんがみ、その改善について、かねてから労働者災害補償保険審議会において検討が行われてきたところであります。  同審議会における検討の結果、昨年十二月、当面措置すべき制度の改善について労使公益各側委員全員一致による建議をいただきました。  政府といたしましては、この建議を尊重し、必要なものを予算化するとともに、法律改正を要する部分に……

第91回国会 衆議院本会議 第16号(1980/04/08、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職:労働大臣】

○国務大臣(藤波孝生君) 急速に進展をいたします高齢化社会のもとで高年齢者の雇用の安定を図りますことは、安田議員御指摘のように最も重要な課題であると心得ております。  その際に、基本的には職業生涯の全期間にわたりまして、同一企業において雇用を維持していくことが重要であると考えます。このために、当面、昭和六十年度までに六十歳定年を一般化いたしますためにいろいろな手だてを講じまして、努力を重ねてきておるところでございまして、今後ともさらにその努力を重ねてまいりたいと思います。  また、六十歳代の前半層、六十歳から六十五歳へかけて、その前半層につきましては、企業の実情に応じつつ、六十歳以上へのさらに……

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委員会発言一覧(衆議院35期)

藤波孝生[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第89回国会(1979/10/30〜1979/11/16)

第89回国会 社会労働委員会 第1号(1979/11/15、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○藤波国務大臣 このたび労働行政を担当することになりました藤波孝生でございます。  現在わが国におきましては、雇用情勢は改善されつつありますが、中高年齢者の雇用情勢は依然として厳しい状況にございます。また、来るべき社会は、欧米に例を見ないほど急速に高齢化をしてきつつございます。こうした状況の中では、雇用問題を初めとする労働問題を抜きにして、今後の日本の経済社会の健全な発展を考えることはできません。この重要な時期に労働大臣を拝命し、その責務の重要性を痛感しているところでございます。  私は、これからの山積する労働問題の解決を図るためには、政府及び労使が相互の理解と信頼の上に立って、共通の目標に向……

第89回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1979/11/16、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○藤波国務大臣 このたび労働行政を担当することになりました藤波孝生でございます。  御承知のように、現在わが国を取り巻く内外の情勢は依然として厳しいものがございますが、とりわけエネルギー問題をめぐる環境は一段と厳しさを加えつつあります。その中において、石炭産業の果たすべき役割りはきわめて重要となってきているものと思っております。  このような時期に労働大臣を拝命いたしまして、その責務の重要性を痛感しているところでございます。今後とも、委員各位の御意見を十分拝聴いたしまして行政の推進に努めてまいりたいと思いますので、何とぞ御指導、御協力をいただきますよう心からお願いを申し上げまして、はなはだ簡単……


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第90回国会(1979/11/26〜1979/12/11)

第90回国会 社会労働委員会 第1号(1979/12/04、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○藤波国務大臣 ただいま議題となりました国際協定の締結等に伴う漁業離職者に関する臨時措置法及び特定不況業種離職者臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及びその内容を御説明申し上げます。  漁業離職者及び特定不況業種離職者につきましては、昭和五十二年十二月に制定されました国際協定の締結等に伴う漁業離職者に関する臨時措置法及び特定不況業種離職者臨時措置法に基づき、特別な就職指導の実施、雇用保険法の特例、職業転換給付金の支給等各般の施策を講ずることにより、その再就職の促進と生活の安定に努めてきたところであります。  しかしながら、漁業離職者及び特定不況業種離職者につきましては、今……

第90回国会 予算委員会 第1号(1979/12/03、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○藤波国務大臣 冬の期間に北海道などの一部の地域で失対賃金につきまして若干の増額措置を講じておることは御高承のとおりでございますが、本来、失対の賃金は民間の類似の労働者の賃金を参考に考慮して決めているという経緯でございまして、灯油の価格など、物価の上昇と直接連動しているものではないことはこれまた御高承のところであろうと思うのでございます。したがいまして、灯油価格が上がったからといって、すぐに失対賃金の改定に結びつくということではないというふうには申し上げなければならぬと思うのでございます。  しかし、今後におきまして、失対賃金につきましては失業対策事業賃金審議会等の意見を十分聞きまして決定をし……


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第91回国会(1979/12/21〜1980/05/19)

第91回国会 決算委員会 第6号(1980/02/22、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○藤波国務大臣 労働省所管の昭和五十二年度決算について、その概要を御説明申し上げます。  まず、一般会計の歳出決算について申し上げます。  歳出予算現額は、三千八百四十六億一千九百十一万円でありまして、その内訳は、歳出予算額三千七百六十九億三千六百三十二万円余、予備費使用額七十六億八千二百七十八万円余となっております。  この歳出予算現額に対しまして、支出済み歳出額三千七百九十九億六十四万円余、不用額四十七億一千八百四十六万円余で決算を結了いたしました。  支出済み歳出額の主なものについて申し上げますと、雇用保険国庫負担金及び失業対策事業費等であります。  これらの経費は、雇用保険法に基づく求……

第91回国会 社会労働委員会 第1号(1980/02/19、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○藤波国務大臣 社会労働委員会の御審議に先立ち、今後の労働行政について所信を申し述べ、委員各位の御理解と御協力を得たいと思います。  現在、われわれが第一歩を踏み出した一九八〇年代は、内外の経済環境の変化が激しく、先の見通しのつけがたい不透明な時代でありますが、その中にあって確実にやって来るのは社会の高齢化であります。わが国の人口高齢化のスピードは欧米の三倍ないし四倍であると言われており、八〇年代には五十歳台後半層から六十歳台前半層が大幅に増加してまいります。こうした世界にも類例を見ないわが国の高齢化問題に対処し、活力ある社会を築くためには、高年齢労働者対策を総合的に推進することが何よりも肝要……

第91回国会 社会労働委員会 第3号(1980/03/04、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○藤波国務大臣 先生御指摘のように、八〇年代から二十一世紀へ向けてのわが国のいろいろな問題が、政治課題がありますけれども、その中で最も具体的に解決をしていかなければならない大きな課題は、・高齢化に対処してどういうふうに取り組んでいくかということであろうと思います。一人一人の国民の一生、生涯を考えてみまするときに、労働、働くということでとらえていかなければならぬ時間というものは最も長いわけでありまして、そういう意味で、八〇年代の労働行政の最も大きな課題として高齢者問題というのをとらえて対策を講じていかなければいけない、このように考えておるところでございます。  そこで、少し最近の情勢などをお話を……

第91回国会 社会労働委員会 第5号(1980/03/18、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○藤波国務大臣 先生御指摘のように、この制度は中小企業に働きます従業員の福祉の増進、また中小企業の振興に寄与することを目的としておりまして、中小企業では一般に単独で退職金制度を設けることが、ずいぶん御努力になってきておられますけれども、なかなか困難だというような中で、この退職金制度は事業主の相互共済の仕組みと国の援助とによりまして設けられたものでありますことは、御高承のとおりでございます。  いま御指摘がございましたように、日本の経済が大きく発展を遂げてまいりました中で、中小企業が果たしております役割りは非常に大きなものがございます。しかも、それぞれ特色を持って一つ一つの企業の運営に当たってお……

第91回国会 社会労働委員会 第6号(1980/03/25、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○藤波国務大臣 範囲を拡大したことと、退職金制度はこれからの社会の中で一人一人の労働者にとって非常に大事な問題になってくる、従来もそうでございましたけれども、従来よりもさらに生涯設計をどう進めていくかという中で退職金の持つウエートが大きくなってくる、こういう双方の立場から考えまして、今後積極的にこの効果が普及されていくように努力をしていかなければいかぬ、このように考えておりまして、議員御指摘をいただきますように、少し控え目な御答弁を申し上げておりますけれども、これは大事をとって一つ一つ着実に前進していきたいという気持ちのあらわれとお受け取りをいただきたいと思います。労働省といたしましては、この……

第91回国会 社会労働委員会 第8号(1980/04/01、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○藤波国務大臣 ただいま議題となりました労働者災害補償保険法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  労働者災害補償保険制度は、今日まで数次にわたり改善を重ねてまいりましたが、重度障害者その他の年金受給者等に対するきめ細かな配慮の必要性、関係制度の動向などにかんがみ、その改善について、かねてから労働者災害補償保険審議会において検討が行われてきたところであります。  同審議会における検討の結果、昨年十二月、当面措置すべき制度の改善について労使公益各側委員全員一致による建議をいただきました。  政府といたしましては、この建議を尊重し、必要なものを予算化す……

第91回国会 社会労働委員会 第9号(1980/04/08、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○藤波国務大臣 委員御指摘のように、いよいよ春闘のいわば最盛期に入ろうとしておるわけであります。春闘につきましては長い歴史がございまして、その間に御高承のようにいろいろな経緯があって今日まで来ておるわけでございますけれども、特にこの八〇年春闘について考えますときに、わが国の経済が第一次石油ショックの後大変な不景気の中をくぐり抜けてまいりまして、経営側も労働側も非常に苦しい思いをしてまいりました。そんな中から景気浮揚の政策を政府あるいは国会としてもいろいろ御論議をいただいて進めてまいりまして、徐々に景気は回復をしてきておるわけでありますが、昨年はさらに石油価格がはね上がるといったような事態もござ……

第91回国会 社会労働委員会 第11号(1980/04/15、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○藤波国務大臣 労災保険の制度が戦後非常に大きな役割りを果たしてきたということにつきましては、先生先ほど来御評価をいただいておるところでございますが、同時に、今後これをさらに改善をし、特に運営に十分配慮をしながら進んでいかなければならない。その姿勢につきましては厳正でかつきめの細かいものでなければいかぬということにつきましても、先ほど来の御質疑で御指摘をいただいたところであろうと思うのでございます。  今回の労災保険制度の改善につきましては、労災保険審議会が昨年の十二月十八日に行いました建議の趣旨にのっとりまして行おうとするものでございます。その基本的な考え方は、少し系統だてて申し上げますと幾……

第91回国会 社会労働委員会 第14号(1980/04/22、35期、自由民主党)【政府役職】

○藤波国務大臣 先ほど来の先生の御質疑を伺っておりまして、また先日の各委員の御質疑にもお答えをしたところでありますが、基本的にはやはり労働災害が起こらないようにしなければいかぬ。御指摘がありましたように、発生件数が非常に多うございまして、きょうも朝から省内の会議の中でいろいろ打ち合わせをいたしておったのでありますけれども、ただ形式的に労働安全週間とか月間を置くとか、ポスターを張って経営者の理解を求めるとかいうようなことではなくて、たとえば思い切って重点的に事業場の総点検を行うとか、特に建設省と連絡をとり合いまして、労働災害の非常に多い建設現場等についてはよほど重点的に労働災害の起こらないような……

第91回国会 社会労働委員会 第16号(1980/05/07、35期、自由民主党)【政府役職】

○藤波国務大臣 ただいま議題となりました労働安全衛生法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  わが国の建設業は国民経済の中で大きな比重を占めておりますが、最近の労働災害の発生状況を見ますと、特に建設業において多くの労働災害が発生しており、その死傷者数は全産業の三分の一、死亡者数では半数近くを占めるという状況となっております。また、その労働災害の内容も、他産業と比較して大規模かつ重篤なものが多数見られるところであります。  政府としては、このような状況にかんがみ、建設業における全般的な労働災害防止対策を進めることとし、その具体的方策につき中央労働基……

第91回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1980/02/13、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○藤波国務大臣 第九十一回国会における衆議院石炭対策特別委員会の御審議に先立ち、石炭鉱業における当面の労働問題につきまして、一言所信を申し述べ、委員各位の御理解と御協力を得たいと思います。  わが国経済の今後の安定的な発展と国民生活の向上を図っていくためには、エネルギーの安定供給を確保することが不可欠の前提要件でありますが、近年、資源、エネルギーをめぐる諸問題が国際的にも一段と厳しさを増しつつある中で、石炭産業の重要性が一層高まってきております。  現在、政府におきましては、昭和五十年七月の石炭鉱業審議会の答申に基づく第六次石炭政策を推進しているところでありますが、これを円滑に推進するためには……

第91回国会 石炭対策特別委員会 第4号(1980/03/07、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○藤波国務大臣 昨年の十一月に労働大臣に就任をいたしまして、いろいろな労働行政の分野にわたって勉強させていただいておりますが、その中の非常に重要な従来の施策として、炭鉱離職者問題があるということを勉強させていただいております。  これは、いま失対部長が御答弁申し上げましたように、現在行っております一連の失業対策あるいは雇用対策の原点とも称すべき炭鉱地域には、ずっと長い問にわたっていろんな問題があって今日に至っているということを痛感をしてきておるところでございますが、きょう先生からの御質問で、いろいろとその地域の方々の生活の状態などにつきまして、あるいは特に青少年の非行問題等が頻発しているという……

第91回国会 予算委員会 第2号(1980/01/31、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○藤波国務大臣 非常に深刻な不景気の中から徐徐に回復をしてまいりまして、雇用情勢は一般的には回復の途をたどってきておるわけでございますけれども、なおその中で、先生の御指摘のように、中高年に対しては非常に厳しい雇用情勢になっておる。そのことを非常に心配をいたしまして、職業安定所窓口等を中心にいたしまして全力を挙げて中高年の雇用対策に取り組んでおるところでございます。  特に、八〇年代はわが国にとって高齢化社会が到来をする、しかも非常に速いスピードで到来をするということが人口構造から推測ができるわけでございますから、今日いろいろな労働行政の中で中高年対策、特に高齢者対策をどう進めるかということにつ……

第91回国会 予算委員会 第3号(1980/02/01、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○藤波国務大臣 先生の御指摘の電電の場合にどうなるかということは、いま法制局長官からもお話がありましたけれども、質の高い労働を常に確保し、労使が円満に話し合って進めていくということでありまするならば、週休二日はむしろ世界の大勢としてわが国でもできる限り推進をしていきたいというふうに考えておる立場でございますので、いまの法制局長官のような見解のもとで進められるならば、週休二日もあり得るというふうに考えております。
【次の発言】 佐世保重工業の問題につきましては、労使の意見の食い違いがありまして紛争になっておるわけでございます。労使双方が合意をいたしました再建策の実行をめぐっての紛争でございますの……

第91回国会 予算委員会 第4号(1980/02/02、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○藤波国務大臣 大原委員御指摘のように、今後急速に高齢化社会に入っていきます中で、どのように雇用を確保していくかというのは非常に大きな問題でございまして、したがいまして今回の年金の問題等を通じましても厚生省と種々協議を重ねてきておるところでございます。  当面、昭和六十年度までに六十歳定年を一般化をいたしますように第四次の雇用対策基本計画でも策定をいたしまして、いろいろな角度からあらゆる努力をいたしておるところでございます。しかし、それは六十歳で終わるということではありませんでして、すでに企業によりましては労使いろいろ話し合いをいたしまして、六十歳を超えてもいま御指摘のようにその意欲と能力のあ……

第91回国会 予算委員会 第7号(1980/02/06、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○藤波国務大臣 現在、米国において日本車の輸出が急増しておることを背景にいたしまして、米国の各方面からわが国企業の対米進出を求める声が非常に強くなってきておるということについては、先生の御指摘のとおりでございます。それに応じて日本の企業がアメリカに進出をしていくということにつきましても、それぞれの企業の判断ではございますけれども、そのことが日本の雇用状態、特に先生御指摘のように、自動車産業は非常にすそ野の広い、深い、たくさんの下請企業などを抱えて存在をしておるわけでございますから、そういった点に悪影響のないようにいろいろと、通産省を初め関係省庁と連絡をとり合っていくようにいたしたい、こう考えて……

第91回国会 予算委員会 第9号(1980/02/09、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○藤波国務大臣 冬の期間に、北海道など一部の地域におきまして冬季加算の措置を講じてきておりますことは、ただいま御指摘のところでございます。ただ、失対の賃金は、御高承のように、民間の類似の労働者の賃金を考慮して決める、こういうふうに法律で決められておりますので、いろいろと灯油の値上がり等のことについてはずいぶん心配をいたしておりますけれども、しかし、そのまま灯油の値上がりをこういった加算措置に連動するということは、法律上無理であるというふうに御理解をいだたきたいと思います。しかし、失対賃金は失対賃金審議会で決めるようになっておりますので、その御意見を踏まえて決める、こういうことになっておりますの……

第91回国会 予算委員会 第11号(1980/02/15、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○藤波国務大臣 先生御指摘の具体的な数値を申し上げますと、労働生産性の伸びにつきましては、年度ベースで五十一年度一二・一%、五十二年度四・〇%、五十三年度九・一%、五十四年度上半期で一三・〇%。年ベースでまいりますと、五十一年一二・三%、五十二年五・一%、五十三年八・〇%、五十四年一月から九月が一二・一%となっております。  賃金の伸びにつきましては、年度ベースでまいりますと、五十一年度が一一・六%、五十二年度が八・一%、五十三年度五・五%、五十四年度上半期が七・八%。年ベースで賃金の伸びを申し上げますと、五十一年が一二・三%、五十二年が八・五%、五十三年が五・九%、五十四年の一月から九月が七……

第91回国会 予算委員会 第12号(1980/02/16、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○藤波国務大臣 いま先生御指摘のように、雇用の情勢はだんだんと改善をしてきている。石油の値上がりその他いろいろと不安な要素もございますけれども、いま徐々に追い上げてきている雇用情勢を何とか維持していくようにあらゆる努力をしていきたい、このように考えておるところでございます。労働省一省でやれることではありませんので、経済企画庁等とも絶えず連携をし、経済見通し等におきましても、雇用を従来よりもより改善していくような方向で盛り込んでいく努力をしていきたい、このように考えております。  なお、そういった中で、特に日本の社会そのものがそういう姿になりつつあるわけでありますが、中高年の求職の事情というのは……

第91回国会 予算委員会 第13号(1980/02/18、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○藤波国務大臣 御指摘の、新しい経済の七カ年計画の中で昭和六十年の完全失業率一・七と言っておりますが、ほとんど完全雇用という状態に持っていくためには、いろいろ産業構造が変化をいたしましたり、あるいはわが国の人口構成が変化をしていきましたり、そして高学歴化が定着をしていくといったような日本の社会の動きに対応いたしまして、その中で完全雇用が達成されていくように努力をしていかなければいけない。こういう考え方に立ちまして、七カ年計画の中でできる限りその動いていく方向を見定めまして、それに対応するような労働行政を展開をしていくようにしたい、こういう考え方に立って動いていこうとしておるわけでございます。 ……

第91回国会 予算委員会 第14号(1980/02/19、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○藤波国務大臣 先生御理解いただいておりますように、大学を卒業して就職をいたします場合には、先ほど来局長がお答えをしたところであると思いますけれども、大学が職業紹介をしていく、それにできる限り労働省としてはたとえば職業紹介の情報でありますとか、あるいは大学のあるところが偏在をしておるわけでありますから、そういう意味では、全国的にいろいろな就職をしていきたいという卒業生のために、できる限りいろいろ地方での情報なども提供するようにいたしまして、大学が行う就職紹介に対してお手伝いをする、こういう立場に従来立ってきておりますので、そういう立場に立ってできるだけのことはしてきておりますけれども一基本的に……

第91回国会 予算委員会 第15号(1980/02/20、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○藤波国務大臣 男女平等をめぐりましていろいろな議論があるわけでございます。そこで、労働省としても、どのようにして男女平等という考え方をまとめていくかということにつきましては、いま婦人少年審議会にお諮りをいたしましていろいろ御意見を伺っていく、少し時間をかけて検討していく、こういうことにさせていただいておるわけでございます。  先生御指摘のように、平等の問題と保護の問題、非常にむずかしい議論が幾つもふくそうして出てくると思いますが、それらをうまくこれから整理していかなければならぬ。したがいまして、基本的には私の立場は、その審議会のいろいろな御意見を伺っていくようにいたしたい、こう考えておるとこ……

第91回国会 予算委員会 第16号(1980/02/21、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○藤波国務大臣 具体的にその事例にどう対応するかということを取り決めてあるわけではありませんが、ごく常識的に事業者が支払うべきものだと考えます。

第91回国会 予算委員会 第18号(1980/03/03、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○藤波国務大臣 わが国の経済は着実に拡大をしてきておりまして、非常に暗い不景気のどん底から立ち直ってきたというふうにここ二、三年見てきておるわけでございます。その間に、労使の非常に広い視野からながめた自主的な良識的な話し合いによりまして賃金が決定をされてきたということにつきましては、私ども先生と理解を同じゅういたしておるわけでございます。  そんな中で、特に最近の物価の上昇の動きにつきましては、非常に心配をいたしておるわけであります。しかし政府といたしましては、先ほど来経済企画庁長官から種々御答弁がございましたように、経済の安定成長それから物価を安定させていくということにつきましては最大限の努……

第91回国会 予算委員会 第20号(1980/03/08、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○藤波国務大臣 建設業におきます労働災害が多発をしているということは先生御指摘のとおりでございまして、特に大型の災害が発生をして、そのことを大変心配をいたしておるわけでございます。そこで、先生から御指摘をいただきましたように、今回、労働安全衛生法を初めとする一連の法改正をお願いいたしまして、建設業における労働災害を防止いたしますために、従来よりもずっと強化した形で取り組んでいきたい、このように考えてお願いをいたしておるところでございます。  なお、御指摘がございましたように、いろいろな計画を事前に審査をしてチェックをしていく、しかも労働安全という立場からチェックをしていくということは、長年先生……


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第91回国会(1979/12/21〜1980/05/19)

第91回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1980/03/06、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○藤波国務大臣 昭和五十五年度一般会計及び特別会計予算のうち労働省所管分について、その概要を御説明申し上げます。  労働省の一般会計の歳出予算額は、四千九百二十億九千九百九十二万三千円で、これを前年度予算額四千八百五十五億五千六百万一千円と比較いたしますと、六十五億四千三百九十二万二千円の増加となっております。  次に、労働保険特別会計について御説明申し上げます。  この会計は、労災勘定、雇用勘定、徴収勘定に区分されておりますので、勘定ごとに歳入歳出予定額を申し上げます。  労災勘定は、歳入歳出予定額とも一兆二千五十七億二千二百五十一万四千円で、これを前年度予算額一兆九百四十六億九千二十五万四……



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データ更新日:2023/02/05

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