このページでは宮田早苗衆議院議員の35期(1979/10/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は35期国会活動統計で確認できます。
○宮田委員 通産大臣、せっかくお見えでございますから、最初にお聞きしておきますのは、代替エネルギーの開発推進が今後のエネルギーの確保の上で不可欠であるということは御存じのとおりです。そこで、代替エネルギーの中でも最も実際的な原子力の開発利用の推進が肝要と考えておりますが、この点についてまず大臣の所見をお伺いいたします。
【次の発言】 そこで、一方では原子力発電の凍結という説もあるわけでございますが、原子力が代替エネルギーの主役であるということはいまおっしゃったとおりでございますが、もう一遍確認の意味でお聞きしますが、大臣もそのとおりにお考えかどうかということです。
○宮田委員 この法改正の主な内容としては、さきの東京ラウンド交渉の一環として決められました、外国の製造業者等に対してJISマーク表示制度の利用を開放するということが中心になっておるわけですが、最近こういう状況の中にもかかわらず為替市場の動向からして円相場が非常に不安定になっておるときだけに、この問題に対しまする国内の製造業者に大きな不安を与えるんじゃないかというふうに思うわけです。その対策については通産省の方で十分考えてもらわなければならぬと思いますが、その点お考えをひとつお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 もちろんいまおっしゃったように日銀なり大蔵省なりがそれぞれ対策を立てて手を打っ……
○宮田委員 まず、この法律を審議する過程の中で非常に重大な影響を持つ事件といいますか、問題が出てまいりました。といいますのは、昨日の報道によりますと、アメリカとイランの国交断絶によりますそれぞれの態度がいまのところ非常に強硬のようでございます。たとえばイランの石油相はアメリカの制裁措置に同調する国に対しましては石油の禁輸をするということを明確にしておるように言われておるわけです。ざらにアメリカ側の方からは、日本政府に対しまして協力要請が早速なされておるやに伺っております。そういう事態に対しましてわが国としての態度、特に石油問題という大きな問題がございますだけに、通産当局、さらには、大臣のこれに……
○宮田委員 総理が日程の都合で時間が切迫しておるようですから、協力するという意味でただいまから三点ばかり続けて質問いたしますので、それに対して総理の明確な御答弁をお願いをいたします。 まず一つは、いままで質問者が触れておりましたイラン問題についてであります。石油の値上げということではございますけれども、実態といたしましてはアメリカの制裁措置、これを日本に対しまして同調を求めてきた、それに対するイランの報復措置ではないか、私はこう思っておるところでございまして、問題は、たまたま総理が訪米されるわけでございまして、そうなるとアメリカの制裁措置によってわが国にイランが報復的な措置、しかも石油の輸出……
○宮田委員 倒産防止共済制度の具体的な質問に入ります前に、中小企業全般を取り巻く問題についてまずお尋ねをいたします。 それは企業倒産の状況についてであります。 五十二年をピークに、景気が回復するとともに減少はしておりますが、五十四年には五十三年を上回って、今年に入ってからも依然高水準で倒産が続出しておるわけでございます。とりわけ中小企業を取り巻く環境は、石油、電力料金の値上がりをもろに受けております。加えて運送費や原材料費のコストのアップで先行きが非常に不安ということで困っておるのが実態じゃないか、こう思います。政府系三公庫の中小企業向け貸出金利が九%を超えているように、高金利政策の影響も……
○宮田委員 原油の三十ドル時代を迎えて、わが国経済は第一次石油危機直後のあの狂乱物価を再現しかねない環境にあると思います。私は、日本経済の根幹を揺るがせているエネルギー問題を中心にして質問を展開したいと思うわけですが、関係大臣の時間の都合もございますので、最初に物価、賃上げ問題から質問をいたします。 日本銀行は本日より公定歩合の一%引き上げを実施したわけであります。これなどは政府が現下の卸売、消費者物価の異常な上昇を容易ならざる事態、現象としてようやく受けとめ始めたという証左と言えるわけであります。折しも民間企業に働く労働者の賃上げ要求案が出そろう時期でございますが、私どもが目下最も注目して……
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