このページでは藤原ひろ子衆議院議員の35期(1979/10/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は35期国会活動統計で確認できます。
○藤原委員 十一月の二十五日午前一時半ごろ、佐藤前室長が退院をいたしました。やがて草木も眠るうし三つどき、こういうふうな時刻に人目を避けて、厳しい寒さの中を気管支ぜんそくという病人が退院するというふうな異常なことだと思います。しかも、このためにKDDの社員が十数人も護衛につかされた、こういうことですが、これは一体何事ですか。 一方、私は市民的な道徳から考えてみましても、あなたの会社は人の道から外れるというふうな態度がございました。本日行われますKDDをめぐる疑惑解明の集中審議のために、二十四日の朝、あなたの会社に対して四種類の資料の提出をお願いしたわけです。ところが、夕方になってもナシのつぶ……
○藤原委員 ことしは一年の間に六回も石油製品が値上げをされるなど、国民にとりましては大変な年でございました。来年早々には、また引き続きまして石油製品の値上がりもあるのではないかと国民は大変心配をいたしております。それに加えまして、電気、ガス、国鉄、はがきなど郵便料金、あるいはたばこ代と、公共料金の値上げがメジロ押しになっているわけです。 こういう中で国民の人たちは、自分たちの暮らしは一体どうなるのだろうと日々不安に駆られている毎日で年が暮れるわけです。 私は、きょうは時間も限られておりますので、電気と灯油の二つの問題につきましてしぼってお聞きをしていきたいと思います。 まず電気料金の問題……
○藤原委員 一昨日、行政管理庁は行政改革の具体的な方策を示されたようでございますが、私は政府機構の改革問題にしぼってお尋ねをしたいと思います。 行政管理庁は、五十四年度中、すなわち三月の末までにその成案を得たいというふうに考えておられるようです。行政管理庁が各省庁に案を示されてから二週間以内にやるということになるわけなんですけれども、各省庁にすれば、この間に当然のことながら労働組合との話し合いを行わなければならないということになると思います。話し合いをする場合には各省庁が行革の具体案を組合に提示しなければならないわけですけれども、これがやられない場合でも三月中には成案としてまとめたいというふ……
○藤原委員 今日ほど国民が逓信行政に対しまして関心を持っているときはございません。その一つは、公共放送機関でありますNHKに対して、政権政党であります自民党の放送内容あるいは経営内容の介入につながるNHKのあり方についての調査委員会の設置の動きでございます。もう一つは、昨年来から問題になっておりますKDD事件についてでございます。この事件は、ただ単にKDDの贈答作戦ということにとどまらず、贈答を受けた側の政界及び官界側の贈収賄ということに発展をしてきているわけでございます。 そこで、私は郵政大臣にお尋ねをしたいと思います。 松井氏と日高氏が昨日起訴をされたわけです。大西郵政大臣は、KDD事……
○藤原委員 今回起こりましたKDD事件は、政官界を巻き込んだ一大疑獄事件に発展をしていると言っても過言ではないと思います。また、こうした中で国民は、KDDが何の目的あるいは動機をもって多額の金品を政官界にばらまいたのか、また、ばらまいた先は一体だれなのか、この点につきまして真相解明を強く望んでいるわけでございます。今日ある程度捜査が進みまして、KDDの前社長であります板野氏や前社長室長の佐藤、また郵政省の元電気通信監理官松井氏あるいは元電気通信参事官の日高氏らが逮捕されているわけでございます。 そこで、郵政大臣にお尋ねをいたしますが、これらの状況を踏まえまして、なおかつ今日の時点に立ちまして……
○藤原委員 先ほど大阪主婦同盟の後藤幸子さんから、お台所を預かる主婦の声を反映していただきました。国民の納得を得るような電気料金を払いたい、こうおっしゃっていたわけですね。広島生協連の冨田巖さんもおっしゃっていました、今日燃料費が大変な水増しをして申請されているのではないか、こういう疑問がいま非常に国民の声になってきているわけです。 そこで電力四社の皆さん方にお尋ねをいたしますが、時間がかかりますので、委員長、後で資料として出していただいたら結構でございますので……。 どういう資料がいただきたいかと言いますと、先ほどからも見せていただきましたのですが、皆さん方各社の価格の見積もりがばらばら……
○藤原委員 電事連の会長もしていらっしゃいます平岩参考人にお尋ねしたいと思います。 平岩参考人は、先日、二月二十日でしたか、参議院の物価問題特別委員会に御出席なさいましたね。その席上で、公益企業である電力会社は政治献金はしないことにしている、こういう発言をされていらっしゃるわけですけれども、それは東京電力だけということではなくて、電力企業全体のことをそういうふうにおっしゃったのでしょうか。たとえば電力会社といいますと、電力事業を支えるために多くの子会社、あるいは関連会社をつくっていらっしゃるわけですね。これらの企業についても、親会社であります電力会社の考え方が反映されるべきだというふうにお考……
○藤原委員 安田参考人にお尋ねをしたいと思います。 一月の十七日に関西の消団連の皆さん方が大阪瓦斯に対しまして六十四項目にわたります質問をお出しになりましたね。これに対しまして私もここにコピーを持っておりますが、膨大な質問に対して一つ一つお答えをしていらっしゃる。これをつくられた従業員の皆さん方の労作に対して心から敬意を表したいと思うわけなんですけれども、その中で二十九番が欠落をしているわけです。その中身は何かといいますと「役員給与の推移とその実態について」、ここだけが落ちているわけですね。それで意図的に落ちているのかあるいは忘れられたのか、ちょっとお尋ねをしたいと思います。
○藤原委員 きょうから四月です。きのうまで黒い制服を着ておりました国会の衛視さんも衣がえをいたしました。ところが一方、国民の物価に対する気持ちはなかなか衣がえをすることができない。まだまだ黒い洋服を着せられたままという状態が今日の姿だと思うのです。とりわけ民間公共料金の横綱であります電気、ガス料金の大幅値上げを初め政府主導型の本格的な物価値上げが新年度とともにスタートしたその日がきょうでございます。私どもも先日来電力、ガス料金の原価の査定に当たりまして幾つかの問題を指摘させていただきましたけれども、きょうは先日政府が行われた査定につきまして、二、三点お聞きをしていきたいと思います。 まず最初……
○藤原委員 私は、経済企画庁の業務運営上の問題についてきょうは質問をさせていただきたいと思います。 昨今、政府機関や政府関係機関を巻き込みました不正、汚職、こういう事件が頻発をしております中で、高級官僚の天下り問題、この問題は世間の大変厳しい批判を浴びているところでございます。問題のKDDですけれども、国際電信電話株式会社も、新しい社長さんは天下りの受け入ればもうごめんだ、こういうふうに言っておられるわけです。 ところで、この天下りではなくて、私はきょうはその反対の天上がりのこと、この問題をちょっとお尋ねをしたいと思うわけです。 民間の企業や団体、政府関係機関、こういうところから政府の各……
○藤原委員 日本共産党一革新共同の藤原ひろ子でございます。
国民生活に大きな影響と打撃を与えます電力、ガスなどの値上げの査定が慎重にかつ厳正に行われなければならないのは当然のことだと思います。私は最初に、通産省が査定をいたしますについての考え方あるいは基準の問題についてお尋ねをしたいと思います。
この問題に入ります前に、四十九年の査定の内容を知りたいのです。まず、四十九年料金改定時の申請で、企業側の総括原価のうち燃料費は幾らで、そのとき政府の査定は幾らだったか、電力九社の合計をお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 四十九年は申請よりも三・五四%削減をしただけで、まあまあ申請のとおり……
○藤原分科員 昭和四十九年の五月に伝統的工芸品産業の振興に関する法律というのが全党一致してつくられましてからもう早くも六年がたとうとしているわけでございます。政府としてもこの法律が成立いたしまして以来いろいろな施策を行ってきていらっしゃるわけですけれども、いままでにどのようなことをおやりになったのか、この要点を答えていただきたい。 同時に、いま申しましたように、施行されてからもう六年もたつのですから、私はこの辺で振興対策と伝産法そのものの見直しが必要なんじゃないかと思います。そういう時期が到来しているのではないか、こういうふうに思うのですけれども、この点もあわせてお答えいただけたら大変ありが……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。