このページでは藤原ひろ子衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。
○藤原ひろ子君 私は、日本共産党・革新共同を代表いたしまして、ただいま議題となっております藤田正明沖繩開発庁長官に対する不信任決議案に賛成の討論を行うものであります。(拍手) 一昨日、九日の内閣委員会は、軍用地の継続確保のための沖繩県の区域内の駐留軍用地に関する特別措置法の審議を強行するとともに、違憲、不当な公用地暫定使用法の延長を含む修正案を自民、民社、新自由クラブ三党で強行採決をするという暴挙を行ったのであります。 藤田長官は、沖繩開発庁長官として沖繩県民の利益を擁護し、生活の向上を進める振興開発を図る重要な責任があるにもかかわらず、閣僚の一員として沖繩軍事基地の恒久化を進める沖繩県の……
○藤原ひろ子君 私は、日本共産党・革新共同を代表し、ただいま議題となっておりますいわゆる財政特例法案につきまして質問をいたします。 深刻な財政危機のもとで組まれた昭和五十三年度政府予算は三十四兆二千九百五十億円、これは、一般会計予算の三二%、実質三七・八%に上る十兆九千八百五十億円を国の借金である公債金収入に依存し、財政の破綻に一層拍車をかけるものにほかなりません。しかも、五十三年度末には四十三兆円を超える未償還国債を残し、今後もなお大量の国債への依存を続けなければならないのであります。 顧みますと、自民党政府は、四十年度補正予算での公債発行以来、好況期の財政にゆとりがあった時期にも公債に……
○藤原委員 私、日本共産党の藤原ひろ子でございます。皆さん、大変遅くまで御苦労さんでございます。
私の質問は、すべて倉成企画庁長官にお尋ねをいたしたい、こう思っております。
まず最初に、先般の予算委員会の中で、長官も出席しておられたわけでございますが、ソウル地下鉄の問題について大変重大な疑惑が提起をされました。そして今日、二ヵ月を経過したわけでございます。海外経済協力基金の監督官庁でございます企画庁として、この疑惑を解明するために、今日までどのような措置をとってこられたのでしょうか、お答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 この疑惑が起こりました原因は、政府が負うべき監督責任を果たし……
○藤原委員 現在、埼玉県の飯能市では、四月十四日告示、二十四日投票ということで、市議会議員の選挙が行われております。小宮山郵政大臣は、四月十七日、日曜日にこの選挙の応援に行かれたわけでございます。また、そのほかにも保守系の無所属候補のためにも何度か演説をされているようでございますが、そのうち、佐藤良平さんという候補の応援演説のテープがここにございます。私が、これを聞かしていただきますと、どうしてもわかりくい部分がございますので、大臣にお尋ねをしたいと思います。 大臣は、演説の最初にこういうふうに言っておられます。「郵政大臣の小宮山でございます。」こうおっしゃっているわけですが、その後、「飯能……
○藤原委員 私、共産党の藤原ひろ子でございます。小宮山郵政大臣並びに関係の皆さん方に質問を申し上げたいと思います。 政府は、閣議決定をもちまして、婦人問題企画推進本部を設置いたしまして、「今後十年間の展望に立って、我が国における婦人問題についての目標と課題を明らかにし」と、こううたいました国内行動計画を策定いたしました。この計画の目標はどう書いてあるかと言いますと、「憲法が保障する一切の国民的権利を婦人が実際に男性と等しく享受し、かつ、国民生活のあらゆる領域に男女両性がともに参加、貢献することが必要であるという基本的考え方に立って、それを可能とする社会環境を形成すること」、こういうふうにうた……
○藤原委員 まず、経営委員の大来佐武郎氏に関してお伺いをいたします。 いま日韓関係をめぐります諸問題が大きな政治問題になっております。韓国では民主主義を圧殺して独裁体制をしいて、諸外国から非難を受けております。その他韓国をめぐる数多くの問題がございますが、重要問題の一つは、ソウル地下鉄導入にかかわります黒い疑惑です。それは総額二十二億円に上る不明なお金が流れているのではないか、こういう疑問が出されております。この件に関しましてわが党や他党の質問に対して、大来氏は海外経済協力基金の総裁として、国民の税金が公正に使われているかを国民の前に積極的に明らかにする責任があります。それにもかかわらず、大……
○藤原委員 私は去る四月一日、東京の地方簡易保険局を訪れまして、局長さんや部課長さん初め働く皆さん方が国営保険事業を下から支え、一層発展させたい、こういう強い願いを持って鋭意努力していらっしゃるお姿に接してまいったわけでございます。東簡保は、昭和四年に当時五百万円をかけて建設をされ、正面玄関の壁はイタリアから運びました大理石を使い、ステンドグラスから春の日が注ぐ落ちついたりっぱな建物でございます。しかもすみずみまで行き届いた手入れは、この中で働く方々の配慮と責任の自覚をうかがい知ることができたわけでございます。この中で、一番少ない方でも十五年という勤続年数を持っておられます会計課のおばさんたち……
○藤原委員 現在インフレと不況の中で国民生活は深刻な状況に陥っております。インフレ、不況の中で預貯金は目減りの一途をたどっており、預貯金者はますます不安になっているわけでございます。こういう中で国民の零細な貯金を預かっておられる郵政大臣として貯金者の利益を守ることは当然のことだ、こういうふうに私は考えます。郵政大臣は郵便貯金者の利益を保護するために常日ごろどのような施策をとってこられたのか、お答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 それでは、今回財界の要請によって景気を回復する、こういうことで公定歩合を引き下げ、それに伴って預金金利の引き下げを行いました。しかし、郵便貯金の金利の問題とい……
○藤原委員 本日は、関係者の皆さん方にはお忙しい中をわざわざお越しいただきまして、本当に恐縮でございます。私、藤原ひろ子でございます。 私は、国際電信電話事業の性格から言いまして、国際電信電話を支えております中心はオペレーターの方々、電話交換手の方々だ、このように思うわけです。この人たちが働いておられることによりまして国際電々の事業は成り立っていると言っても過言ではない、こういうふうに思います。もちろんほかの皆さん方、すべての部署で従事しておられる方々が精いっぱい力を込めて働いておられるというのも、国際電信電話事業を支えている一環だと思うわけですけれども、働く方々の比率から言いましても、また……
○藤原委員 私は、電波障害によりますNHK受信料の不払い問題と国の責任につきましてお尋ねをいたしたいと思います。
現在、受信機を設置していてもNHKと受信契約を結んでいないという人たちは全国にどのくらいいらっしゃいますか、お答えいただきたいと思います。
【次の発言】 そのうち、高層建築物等によります電波障害のためにNHKのテレビが見えない、こういう理由で受信料を支払っていらっしゃらない方はどのくらいありますでしょうか。
【次の発言】 正確にはわからないということでございますが、当然いまのシステムではいたし方ないと思います。しかし、高層建築のビルの障害によって見えない、そのためにわざわざお金を……
○藤原委員 私は、自動販売機の問題について質問をしたいと思います。 ここに日本自動販売機工業会の資料がございますが、これによりますと、昭和五十一年の十二月現在の各種自動販売機の普及台数は、五十一年一年間で三十万台ふえまして約三百十万台でございます。これは国民三十六人に対して一台自動販売機を持つという割合ではありませんか。大都市は言うに及ばず、農山村までにも普及いたしまして、まさに全国津々浦々、日本じゅう自動販売機のないという地域は見当たらないと言ってよいと思います。この自動販売機によります中身商品の売り上げ額を調べてみますと、何と一兆七千四百九十九億七千四万円、赤ちゃんからお年寄りまで国民一……
○藤原委員 まず経済企画庁にお尋ねを申したいと思います。
為替差益を物価に還元するという場合でございますが、それにはまず最も重要なことは、差益がどこにたまっているのか、このことを明らかにすることが重要だと私は思いますが、いかがでしょうか。
【次の発言】 先日の参議院の予算委員会の経企庁長官の答弁では、消費者物資について調査中だというふうにお答えになっておりましたが、その場合に、日本の輸入総量の六割以上を占めます大商社にメスを入れるということが最も肝心なことだ、こういうふうに考えます。
そこで、当然、調査する場合には大商社が重要な対象となるというふうに経企庁はお考えになっておりますでしょうか……
○藤原委員 私は、石油の価格につきまして、とりわけガソリンの価格について、まず通産省にお尋ねをしたいと思います。 いま石油元売の各社は、一斉に価格値上げの交渉に入っております。通産省は、この価格交渉を見守るのだと今日まで再三言ってこられたわけでございますが、価格交渉のないガソリンなどについては一体どうなっているのでしょうか。全く一方的に高い価格を押しつけられる、こういう可能性が大変強いし、また現実にそうなっているのではないでしょうか。私は先日の質問でこの点につきまして御指摘を申し上げたわけでございますが、あなた方がこのガソリンの価格引き上げについて現状をどう把握しておられるのか、お尋ねをいた……
○藤原委員 昨日の調査に基づきまして、私も、先ほどからお話が出ておりますかまぼこなどの原料でありますスケソウすり身の価格の異常な値上がりの問題、出荷量の問題につきましてお尋ねをしていきたい、こういうふうに思います。時間も限られておりますので、単刀直入にお尋ねをしたいと思います。 まず最初に、ここに塩釜市の水産練り製品連合会のつくりました資料があるわけでございますが、これは「冷凍すり身共販系統元締機関の実態」こういうものでございます。これによりますと、冷凍陸上すり身の販売系統は、大洋漁業、日本水産、北海道漁連、この三者と、その他一部を全漁連が持っているということになっておりますが、このように主……
○藤原委員 農林省にお尋ねをしたいと思います。
去る二十一日、鈴木農林大臣は、生産者米価決定の談話の中で、今後とも米の消費拡大に一層努めるほか、米需給の均衡を回復するための各般の施策を講じる必要があると考えている、このように述べられましたが、従来からお米の消費を拡大するということで対策をとってこられたはずですけれども、具体的にどのような方策をとってこられたのか、御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 その結果、どういう効果があったでしょうか、お答えいただきたいと思います。
【次の発言】 お米の消費量は、国民一人当たり昭和三十七年で年間百十八・三キログラム、こういうことでしたが、昭和五十年度……
○藤原委員 現在、インフレと不況のもとで国民生活は大変困難をきわめております。しかも、このような状態の中で、ことしに入りまして二度にわたる郵便貯金の金利引き下げが行われました。過去を振り返ってみましても、一年間に二度にわたる金利の引き下げが行われた例はほかにはございません。今回の郵便貯金の金利引き下げは、国民生活を防衛する上でゆるがせにできない大変な問題であると思います。 まず、最初に郵政大臣にお尋ねをいたしますが、インフレと不況の中でなおかつ国民生活に犠牲を強いるような今回の措置、すなわち金利引き下げをなぜ行われたのですか。その理由をお聞きしたいと思います。
○藤原委員 参考人及び関係者の皆さん、長時間にわたりまして大変御苦労さんでございます。モスクワオリンピックの放送権問題につきましては重複を避けまして、私は二、三の点について質問をさせていただきたいと思います。 オリンピックのテレビ中継につきましては、IOCの企画等によりまして、開催国の組織委員会が各国や各地域別にその独占権を入札の形で売り出す仕組みになっているというふうに聞いておりますが、そこでテレビ朝日にお聞きをいたしますが、今回の放送権の契約は、一般的な商行為として、オリンピック規則、細則及び通達の中の規則第四十九条及び細則第五章放送権の項に基づいて契約をされたのでありますか。その点をお……
○藤原委員 輸入牛肉の小売高値を中間業者から吸収する、こういう意図のもとに、輸入チルド牛肉に対しまして調整金を十一月より二百五十円アップするというお話が一昨日も出ております。これに対しまして、全国のチェーンストア協会は、この調整金の引き上げによって小売価格を引き上げないと採算が合わない、こういうふうに言って、この調整金の引き上げを撤回するように要求しておられると聞いております。 そこで、まず最初に農林省にお尋ねをいたしますが、あなた方のいままでの説明ですと、調整金を引き上げてもそれは絶対に小売価格の引き上げにはつながることはない、こういうふうに断言できるのかどうか、まずお答えをいただきたいと……
○藤原委員 先日来からの議論にあります輸入麦の為替差益の還元につきまして少しお聞きをしたいと思います。
今年度の予算に比べまして輸入麦についてはどれくらいの利益が出る見通しなのか、お答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 私は、あなた方が幾つか前提を置いた上で計算をされた資料をいただいているわけです。これを見ますと、円は一ドル二百八十円というレートを使って試算をしておられるわけですが、これによりましては五百五十二億円の黒字になるという見込みの試算をちょうだいしたわけです。現在、円は一ドル二百五十円を割っているわけですから、この政府の対応を見ても一気に下落することはまず考えられない、こう……
○藤原委員 きょうは長官がお忙しいということで、御所用がおありということでございますので、私、質問の順序を変えて、まず石油製品の価格についてお尋ねをしていきたい、こう思っております。 石油の為替差益につきましては、衆参両院の各委員会でこれまでずいぶんと議論がなされてまいりました。私も質問を申し上げてきたわけでございますが、もう相当問題も煮詰まってきたように思うわけでございます。こういった中で、一雨ごとに秋が深まりまして、冬が足早にやって来ようとしているときでございます。このときに私は思い出しますのは、九月の十二日からこの物価問題特別委員会におきましては北海道に委員派遣ということで視察に行かせ……
○藤原委員 大臣初め関係者の皆さん、大変おそくまで御苦労さまでございます。私は、きょうは私立大学の学生生活と授業料の問題についてお尋ねをしたい、こう思っております。 きょうは、大学の危機打開のための大学関係七団体によります大きな決起集会が行われております。七団体と申しますのは、日教組の大学部、日教組の私立学校部、日本科学者会議、全学連、全国大学院生協議会、全国学生寮自治会連合、全国大学生活協同組合連合会、この七者は「教職員や院生・学生の生活条件は、公共料金の大幅値上げをはじめとするあいつぐ物価上昇によっていっそう苦しくなっています。とくに私立大学の高額な学費は、現在でも国民にとって大きな負担……
○藤原委員 質問に入ります前に、関係者の皆さん方にお願いを申し上げたいと思いますが、実は、私の持ち時間は二十五分でございますので、恐れ入りますがお答えは簡潔にお願いをしたいと思います。 それでは質問に入ります。 このたびの神奈川相模大野局の詐欺横領事件は、その犯罪の手口から見ましても被害金額におきましても、今日までの郵政の事業と歴史に大きな汚点を残すものでございます。郵政省を信頼したからこそつめに火をともす思いの零細な預金をされた被害者の心を思いますときに、金銭の償いだけでは許されない言語道断な事件であると断ぜざるを得ないわけでございます。 郵政省は、この犯罪を契機に、再犯防止策として全……
○藤原委員 テレビの放映が始まりましてから、ことしで二十五年になります。この二十五年の間に、日本のテレビの受像機の普及率は世界でも一、二を争うような状態になっております。実に、三千万台にも達していると言われております。これは国民三人に一台の割合でございますから、一軒の家に一台以上、つまり、ごく一部を除いて、日本のどのような山間僻地にもテレビの電波は茶の間へ直接さまざまな情報を送り届ける。そういう機能をテレビは持つに至っているということでございます。そして、その機能は日本の経済、社会活動のあらゆる方面にわたっていると思うわけでございます。 まず、最初に、郵政大臣にお尋ねをいたしますが、このよう……
○藤原委員 関係者の皆さんには、長時間にわたりまして御苦労さまでございます。質問をさせていただきたいと思います。 NHKの性格につきましては、「NHKの概況」に次のように述べております。「NHKは、国の出資をうけず、また特定の資本によることなく、全国の聴視者からの受信料を唯一の財源とし、これをもとにしてきずきあげられています。」云々とありまして、「公団や、政府機関からわかれた公社などとは、本質的にその性格を異にしています。」として、そして、「聴視者である国民が法律によってみずからの放送事業体として設けた」と言って、「財政的基盤は、必然的に、言論報道機関としての番組編集の自由と、そのうらづけと……
○藤原委員 大変遅くまで御苦労さんでございます。 今回提案されました郵便貯金法の一部改正案の審議に関連いたしまして、私は、郵政大臣の姿勢のあり方の問題としまして、昨日実施されました郵便貯金の金利利下げの問題について幾つかお尋ねをしていきたいと思います。 福田内閣が発足しまして一年数カ月を経過いたしましたが、この間政府は預貯金金利を三度にわたって引き下げを行っております。過去を振り返ってみましても、一年間に三度も預貯金金利を引き下げられたというような例はほかにないわけてございます今回の金利引き下げは五年来のスタグフレーションと円高危機に苦しむ国民生活に新たな打撃を与えるものと言わざるを得ない……
○藤原委員 大蔵大臣にお尋ねをいたします。
国民金融公庫からの郵便貯金の預金者に対します貸付金の金利でございますが、現行の貸付基準の金利を適用するようにおっしゃっているのですが、そのとおりなのですか。
【次の発言】 高いように思いますが、なぜこのような高い金利を適用されるのでしょうか。趣旨から言いましていかがでしょうか。
【次の発言】 それでは、政府関係の金融機関の融資でこれより低いものはあるのでしょうか、ないのでしょうか。いかがでしょうか。
【次の発言】 それでは、なぜそのような低い金利で貸し出しができるのでしょうか。
【次の発言】 低利で貸し出しができるのは、つまり、政府が出資するかある……
○藤原委員 政府は去る五月の二十日に新東京国際空港、いわゆる成田空港の開港を行いました。わが党は、この開港に対しましては、安全の面から申しまして強行すべきではないと主張をいたしました。にせ左翼暴力集団の徹底した取り締まりと、その一掃を要求してきたわけでございます。しかし、政府は暴力集団の一掃を図ることなく、その他にも、空域の問題であるとか騒音対策、交通手段など多くの問題を積み残したまま見切り開港を行ったわけでございます。 この開港に対しましても、にせ左翼暴力集団による数々の蛮行が行われてまいりました。その一つとして電電公社の電話ケーブルが切断をされ、航空管制が麻痺したわけでございます。また、……
○藤原委員 テレビの出現と普及によりまして、わが国の映画あるいは演劇など芸術、文化の分野に大変大きな影響が起きてきている、変化が起きていると言われておりますけれども、芸術、文化の分野を所管されます文化庁といたしまして、テレビの出現あるいは普及などによって芸術、文化の分野で何がどのように変わってきているのか、把握していらっしゃる範囲で御答弁を願いたいと思います。
【次の発言】 私が調査いたしましたところでも、テレビの出現、普及によりましての一番大きな変化と申しますのは、まず映画館とそれから劇場などが次々に姿を消してしまったことだというふうに思うわけでございます。たとえば映画の入場者数は四十六年に……
○藤原委員 私は、NHKが番組制作に当たりまして視聴者の要望をどのように吸収し、また、その要望をどんな方法で番組に反映させておられるのかということについて若干お尋ねしたいと思います。
現在、私たちが日常生活を送る上で欠くことのできない情報手段の一つとしてテレビがあるわけでございます。このことは聴力障害者の方々についても全く同じことが言えると思うわけです。
NHKは、さまざまな情報を聴力障害者の方々に送るためにどのような努力をなさっておられるでしょうか、お尋ねをいたします。
【次の発言】 総合放送ではニュースなどに字幕カードを挿入したりしていると言われているわけですけれども、聴力障害者向けの……
○藤原委員 引き続きます不況とインフレの中で、国民の生活はますます厳しくなっております。景気の回復ということも国民生活を守ります一つの柱ではございますけれども、それとともに、もう一つの大切な側面といたしまして、政治経済の基本は民生の安定にあるということは絶対に欠かすことができない重要な問題であると私は考えます。私は、その民生の安定という角度から、きょうはサラ金の問題につきまして政府の御見解をお尋ねをいたしたいと思うわけでございます。 昨年の十月二十九日付の京都新聞は、「サラ金地獄」「子供も受難」といたしまして、京都府中央児童相談所の話としてこのようなことが書かれてございます。「サラ金で家庭が……
○藤原委員 今日、牛乳の値上げ問題が新聞などで報道されておりますけれども、まず最初に、牛乳というものは、国民の食生活にとりましてどのような役割りを果たしているというふうにお考えでしょうか。御答弁いただきたいと思います。
【次の発言】 それじゃ、この牛乳の生産量の推移はどのようになっておりますでしょうか。また、今後の見通しはいかがなものでしょうか。
【次の発言】 ところで、最近、牛乳の値上げが大変問題になってきております。これは牛乳の消費拡大、酪農家の経営安定という面から見ましても大変重要な問題を含んでいるというふうに思います。新聞の報道を見ますと、六月一日から末端で二cc当たり三円の値上げとい……
○藤原委員 日本国有鉄道、つまり国鉄は去る五月十一日に、旅客の運賃料金を平均一六・六%、貨物は五%値上げをしたいとして運輸大臣に申請をいたしましたのはすでに御承知のとおりでございます。わけても通学定期の割引率を現行よりも三%引き下げるということによりまして、その値上げ率は四〇%を超えるというふうな申請がなされたのでございます。 五月の十一日に記者会見で高木国鉄総裁はこうおっしやっております。「今回の値上げ案では、値上げによる乗客減を予想していない。」「“取りやすいところから取る”値上げ案になっており、そんなに国鉄離れしないとみたためだ。」こういうふうにおっしゃっているわけでございますが、まず……
○藤原委員 参考人の皆さんにはお暑い中を御苦労さんでございます。
まず最初に、私は、日本瓦斯協会の安西会長さんにお尋ねをしたいと思います。
五十二年度と五十三年度分の為替差益は、政府の公表数字では五百六十億円となっております。私たちは、これに国内買い付け分の間接差益をつけ加えなければならない、こういうふうに理解をしているわけでございますが、これらの差益はすべて還元されるものと考えますけれども、すべて還元をするというおつもりはあるのでしょうか、ないのでしょうか、お尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 お許しをいただいて、資料を渡したいと思います。
いまお渡しいたしました資料を見ていただき……
○藤原委員 私はきょうは電電公社の管理、運営の基本姿勢につきまして質問を申し上げたいと思います。
公衆電気通信法あるいは日本電電公社法にも明記されておりますように、公社が行います公衆電気通信事業といいますものは国民から負託をされたものであり、その事業の性格はほかの事業に比べまして公共性の非常に高いものだと思います。ですから、その事業に従事する役員や職員は他の民間企業の社員とは違って公務員という性格、公務員に準ずるというふうな性格を持っていると思いますが、そのとおりでしょうか。
【次の発言】 ところで、私は先日、九月二十九日でございましたが、わが党の寺前議員とともに秋草総裁をお尋ねさせていただ……
○藤原委員 私は、十月十九日の当委員会におきまして電電公社の管理、運営の基本姿勢について質問をさせていただきました。その中で、電電公社の現場の局では一部の職員に対する差別が行われております点につきまして、具体的な事例を挙げて指摘をしたわけでございますが、この答弁の中で放置しておくことができない点がございますので、私は改めて本日質問をしてみたいと思います。 それは、私が、「みんながガラスのおりにでも入れよと言ったらあなたたちは入れますか、いかがでしょうか」と聞きましたら、坂部職員局長は、「ガラスのおりに入れるというような特殊な問題でございますので何ともお答えのしようがございません」と答えられた……
○藤原委員 きょうは、郵政省の労務管理施策の基本姿勢が今日問われているわけでございますが、その問題の一つとして、職員の昇任、昇給等の任用に関する問題があるわけです。私は、本日限られた時間の中で、任用に関する質問をいたしたいと思っております。 先ほどの同僚議員の質問に対しまして、守住人事局長は、あくまで職員として役職者にふさわしいのかどうか見ているんだ、労働組合別の差別はしていない、こういうふうにおっしゃったわけでございます。これはあたかも郵政省は職員に対して公明正大に昇任、昇格などの任用を行っているという答弁でございます。そこで、私は具体的にそれらの点につきましてお聞きをしていきたいと思いま……
○藤原委員 私は、郵便事業を進めていく中で、国の責任のあり方ということについて幾つかお聞きをしていきたいと思います。
まず最初に、ことしの年賀郵便が例年どおりに元旦には配達できない、このように判断をされたのはいつの時点でしょうか、お尋ねをいたします。
【次の発言】 その時点で、国民に対してその事態をどのような形でお知らせになったのでしょうか。
【次の発言】 そのほかに、たとえばテレビとか新聞とか広告を出して、周知徹底をされたということはないのでしょうか。
【次の発言】 その二十日に出されたのは、これは朝日でございますが、このことだと思うわけですけれども、ここには年賀郵便が例年どおりに国民に届……
○藤原委員 NHK及び政府関係者の皆さん方には長時間にわたりまして御苦労さまでございます。私、きょうのしんがりでございますので、最後までよろしくお願いを申し上げたいと思います。 さて、五十四年度におきますNHKの事業運営は、その予算が示しておりますとおりに大変困難な事態に直面をしております。こうした困難な事態の中で、NHK経営陣の経営姿勢というのはまさにいま問われているのではないかというふうに思います。私は、NHKの財政、とりわけ受信料の収納問題について幾つか質問をさせていただきたいと思います。 現在、各家庭にテレビの受像機がほぼ普及をされておりまして、こうした中で、NHKとの受信契約率と……
○藤原委員 年間六千億円にも上ります電電公社の物資調達というアメリカ政府の主張、そしてこの問題に対します対応ですが、これは大平内閣最大の懸案にもなっているというふうに思います。今回のアメリカの対日要求を見ます上で注目されますのが、ジョーンズ米下院対日貿易監視小委員長、この人がことしの一月末に発表した報告書だというふうに思うわけです。この報告には、日米両国において貿易不均衡を除去する基本的な変化が生じない限り、危機は再び起こるというふうに警告をしまして、円高による収支の均衡には限界があるというふうに指摘をしております。 そして、六つ言っておりますが、まず一つは輸入カルテル、二つ目は外国銀行の活……
○藤原委員 今回提出されました通信・放送衛星機構法案ですけれども、通信、放送衛星の今後の運営のあり方をめぐって私は質問をしたいと思います。
日本の通信体系及び放送制度を根本から変更せざるを得ないというふうな重要な内容を持つものだというふうに思うわけでございます。そういう点から、まず最初に郵政省にお聞きしたいと思うのですが、いまの時点でこのような機構を設立しようというふうな必要性はどういうところにあるのでしょうか。
【次の発言】 私が冒頭にこの点をお尋ねいたしましたのは、通信衛星にいたしましても放送衛星にいたしましても、今後の運用をめぐっての論議が十分なされていない。しかも、今回の法案にはその……
○藤原委員 このたび提案をされました二つの法案の問題点などにつきましては、前の質問者の方々がいろいろな角度から質問をされていらっしゃいますので、私は、できるだけ重複を避けて質問をしてまいりたいと思うわけでございます。 今回の郵便貯金法の一部改正に関連をいたしまして、貯金の目標額を達成するための郵政省の施策について私はお尋ねをしたいと思います。 今回の改正は、確かに郵便貯金の利用者にとりましてはある程度要望にこたえたものになっているというふうに思われます。しかし、私が貯金関係の職員に聞いた話では、預金者が定期、定額、積立等の郵便貯金を期間前に解約したい、こういう希望を窓口で申しましても、局の……
○藤原委員 今回の法改正の審議に関連をいたしまして、私は現行の電波法が正しく守られているかどうかという問題、つまり日本船籍の船舶に外国人の船員が乗船しているいわゆるマルシップの問題に対する電波管理体制上の問題について質問をしていきたいと思います。
まず最初に運輸省にお尋ねをいたしますが、日本船籍を持っております船舶が外国に裸貸し渡しをされている実態、つまり海上運送法の第四十四条の二に基づきます船舶は現在何杯あって、その総トン数はどれぐらいになっているか、お尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 日本船籍の船舶に外国人の船員が配置をされているということは、日本の船員労働者にとりましても雇用促進……
○藤原委員長 時間にわたりまして御苦労さんでございます。私はNHKの五十一年度決算の審議に関連をいたしまして、高層建築物などによりますテレビの受信障害、きょうはいわゆる都市難視の問題を中心に質問をさせていただきたいと思います。
まず最初に、郵政省にお聞きをいたしますが、今日社会問題にまでなっておりますテレビの都市難視の問題でございますが、このような問題がどういう背景によって生じてきているのか、郵政省はこの点についてどのような認識をしていらっしゃるのか、お答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 つまりテレビの都市難視というのは高層建築物によるもの、つまり都市の過密化によってもたらされたも……
○藤原委員 ことしは新年早々に私鉄の運賃の値上げがございました。二月一日からはまたまた消費者米価が引き上げられました。そして、五十四年度の政府の予算では、たばこの値上げ、大学の入学金、健康保険料を初めといたしまして、高速道路の料金、国鉄運賃の値上げなどが予定もされておりますし、商品市況は高騰を続けているということでございます。
政府は、今年度の消費者物価の上昇率が四・九%だ、これに抑えるということでございますが、これは確信の持てる数値なのかどうか、まずお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 最近発表されました国土庁の地価公示価格は、全国平均で六・三%です。東京では八・七%と近年にない上昇……
○藤原委員 石油をめぐります問題の一つに、石油の確保という問題が重要だと思うわけでございます。こういう中で政府は、ことしの四月「石油供給計画」をつくったというふうに聞いているわけでございます。それによりますと、五十四年度は前年度に比べまして七・九%増の二億九千二百万キロリットルの原油輸入を見込んでいるようですけれども、これは確保できる見通しなのでしょうか。通産省の方からお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 原油価格の値上がりなど海外要因に加えまして、大企業の供給力不足による製品値上げの動きというのは、特にいま重要な問題だと思います。大企業はこれまで、不況を口実にして大量の人減らし、合……
○藤原委員 私は、通産省に、石油製品の供給が今日順調に行われているのか、それとも何らかの問題が生じているのか、まず現状認識についてお尋ねをしたいと思います。 私は京都で実際に調査をしたわけですけれども、最初にクリーニング屋さんの実情をちょっとお話しをしたいと思います。灯油を使用しております十六店のうち六店は前年よりも供給を減らされておりました。その他の大部分のクリーニング屋さんは、現在はカットされていないけれども、九月からは保証できない、こういうふうに宣告を受けておりました。また、私はガソリンスタンドや燃料店に事情を聞いてみたわけです。そういたしますと、政府が新聞報道を通じて言っていることと……
○藤原小委員 最初に、資料要求をさせていただきます。 二つございますが、一つは民放各社の他事業への投資の状況ですね。内容といたしましては、各社別そして各年度別に投資額をお知らせいただきたい。昭和四十五年から現在に至るまでの様子で結構でございます。それから事業別、つまり投資先ですけれども、それと投資額、この資料を要求いたします。 それから二つ目は、辺地及び都市難視聴の実態、これにつきまして、テレビの辺地及び都市難視の地域と世帯数、これが具体的にわかる資料をいただきたいというふうに思うわけでございます。 それから、発言をさせていただいた中でちょっと委員長にお願いがあるのですけれども、実は、私……
○藤原分科員 私、日本共産党の藤原ひろ子でございます。 四十八年の石油ショック以来引き続く不況の中で、とりわけ繊維産業、その中でも和装産業の不況は大変深刻でございます。 西陣織工業組合の滋賀理事長は、西陣業界は戦後例を見ない不況だと、次のように述べておられるわけでございます。 石油ショックによる総需要抑制政策のなかで、初期においては比較的順調に推移いたしましたが、基幹産業がようやく景気回復にむかう頃になって、商況は著しく悪化してまいりました。仮需要の減退から流通在庫は極端な減少をみせ、その部分がメーカー在庫として皺寄せられているのが現状であります。このようにおっしゃっております。 また……
○藤原分科員 私、日本共産党の藤原ひろ子でございます。 今日国民の生活は、交通事故の激増や公害、環境汚染などによりまして、現在だけではなくて将来にわたる生活が大変脅かされております。歴代の自民党政府の福祉社会実現といいますのは全くかけ声だけに終わり、国民総生産はアメリカに次いで資本主義国第二位でありながら、わが国の社会福祉に運用いたしました国民所得の割合というのはきわめて低く、西ドイツの二一・八%、フランスの一九・八%に比べまして、七・〇という福祉貧困の政治でございます。こういう中で国民の保険の加入者は年々増大をいたしまして、国民所得に対する保険加入総額の割合というものは、昭和三十八年七二%……
○藤原小委員 私はここに一通の手紙の写しを持っておりますが、これを書かれた方は京都の方でございます。ネズミ講天下一家の会・第一相互経済研究所の会員である方ですが、この方はこのようにおっしゃっております。ちょっと読んでみます。 「先輩会員や私達の中心人物千葉の「葉山謙」という男が度々来京し 国会議員や有名知名人多数入会している 何がおそれる事が有るか マスコミがこわいのかと云って 旧軍隊式の説教です天下一家の会は 財団法人で有る 他のネズミ講と違うという事を強調されます 私達としてははたして此の様な会が何故財団法人として認可されているのかぎ問に思っております」、こういうことです。 また、次の……
○藤原小委員 私は、テレビの難視聴対策につきましては、今回特に都市の集中化あるいは過密化によりまして起こされております問題としまして、中高層ビル等の障害物による電波障害、いわゆる都市難視の問題を中心にしてお聞きをしたいと思います。 都市難視でもビル陰障害は比較的その原因がはっきりしているわけでございまして、そのために障害解消の事例がいままでもたくさんあると思います。しかし、反射障害やまたビル陰障害と反射障害が複合して生じますいわゆる複合障害につきましては、なかなか解決していないというのが現在の実態ではないかというふうに思うわけです。 郵政省が原因者責任主義という態度を打ち出されましたのは、……
○藤原小委員 放送番組向上委員会の第百二十二回委員会の報告を読ませていただきましたが、それには、テレビはいまや水道の水的な存在から空気的な存在になっている、こういう中で放送番組向上委員会の社会的責任は大変重いのだということを書いておられました。 私も、テレビというのは、よい番組によりまして放送されれば、国民の社会活動あるいは社会生活に大変大きな影響を与えるというふうに思います。しかし、一方、悪くすれば、先ほどからも出ておりますようなとんでもない影響を与えるというふうに思うわけでございます。とりわけ子供にはその影響は非常に強く響くわけでございます。 私も、ことしの二月二十二日に当委員会におき……
○藤原分科員 ことしの一月十五日付の毎日新聞には「強まる企業の三月危機説」という見出しで、企業倒産がふえるという見通しを述べております。また、東京商工リサーチの調べによりますと、昨年一年間の倒産は一万八千四百七十一件ということで、負債の総額はといいますと二兆九千七百七十四億円という史上最高、こういうふうに言われております。 こういう不況の中で、その影響を受けますのは下請とか孫請企業であり、一層ひどい影響を受けますのは家内労働者、こういう階層でございます。企業には産業対策の面から施策が行われます。また、労働者には雇用政策としての施策が行われるわけです。しかし、家内労働者だとか零細な業者には政府……
○藤原分科員 一昨年の一月六日でございました。私の出身地であります京都市の平安神宮で火災が発生をして、拝殿が焼失したという事件がございました。この事件は、京都の市民だけではなくて全国的にも大きな反響を呼んだことは、まだ記憶にも新しいところでございます。また、昨年も平野神社とか城南宮など国民に親しまれてまいりました建築物が、相次いで火災に見舞われております。これらの火災は、そのほとんどが発見も早く、不幸中の幸いということで大事に至らなかったところでございますが、幾つかのところでは所有しております文化財を焼失してしまったという、まことに残念な状態になっているわけでございます。 私は、これらの事件……
○藤原小委員 まず法務省に三つ、四つ確認をしておきたいというふうに思います。 それは第二条ですけれども、「「無限連鎖講」とは、一定額の金銭を支出する加入者が無限に増加するものであるとして、」と、「あるとして、」というのがひっかかるわけですが、これは「増加するものである」というふうに勧誘員が言う場合があります。また講の組織者とか講元、こういったところが言わない、宣伝しないというやり方もあると思うんですね。そういうときに、その組織自体が無限に増加することを前提にして成り立っております場合ですから、無限連鎖講として規定するのだというふうに考えますけれども、このような場合も取り締まりの対象になってい……
○藤原委員 関係の皆さん、大変遅くまで御苦労さんでございます。 このたび提案をされました放送大学学園法案につきましては、現行の放送制度の点から見ましても大変重要な問題を含んでいるというふうに私は考えるわけでございます。 日本の歴史の中で、戦前に放送というメディアが国民の戦意高揚というための道具に使われたという、国民にとりましては大変苦い経験をいたしているわけでございますが、そういう教訓の中から、戦後の一定の民主化の中で政府自身が放送事業者になり得ないという不文律が今日国民の中に定着をしてまいってきておると私は考えるわけです。そして、これは日本の民主主義を守ります上で大変重要なことであるとい……
○藤原委員 公述人の皆さんには長時間にわたりまして御苦労さまでございます。私の質疑の時間は御答弁も含めまして十五分ということになっておりますので、鷲見先生に三点お尋ねをしたいと思うわけでございます。 本年度の予算を見ますとき、わが国の財政は大変深刻な状況にございます。わが国の財政危機の特徴と原因は一体どこにあるというふうにお考えになりますか、それが第一問でございます。 二つ目の質問でございますが、大平内閣は今年度の予算につきまして雇用を最重点にしたと述べておりますが、本来の雇用拡大の観点から見まして予算案をどのように評価をしていらっしゃいますでしょうか。 また、政府は公共事業は生活基盤整……
○藤原分科員 お疲れのところ御苦労さまでございます。私はきょうは、お米の消費拡大と、それから流通対策、消費拡大におきます流通対策ですね、そういう問題と蚕糸事業団の問題につきましてお尋ねをしたい、こう思います。
昨年の十二月、食糧庁は「米の流通の改善について」と題します六項目から成る試案を関係者に提示されておりますが、この目的について御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 この試案につきましては、当初予定をしておられました四月実施は、この予定を変更して、継続し、検討を進めるというふうになったようでございます。そうですね。――しかし、その案そのものを白紙に戻すということではないようでござい……
○藤原分科員 私は、絹織物の振興対策につきまして、質問をさせていただきます。
絹織物の原料でございます生糸のわが国におきます生産量は年々低下をしてまいりました。その結果、輸入生糸の増大となってきたために、養蚕業を守るということで昭和四十七年に生糸の一元化輸入が行われることになったのでございます。そこで、昭和四十七年から現在までの間にわが国の養蚕業はどのような推移をしてきたのか、また今後の見通しはどうなのか、農林省からまず御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 それでは次に、昭和四十七年から昭和五十三年までの間に生糸、絹糸、絹織物の輸入ですね、これはどのように推移しているのか、今度は通産……
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