このページでは北側義一衆議院議員の36期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は36期国会活動統計で確認できます。
○北側義一君 ただいま議題となりました海上衝突予防法の一部を改正する法律案につきまして、交通安全対策特別委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本案は、千九百七十二年の海上における衝突の予防のための国際規則の改正に伴い、分離通航方式に係る航法、船舶の表示すべき灯火及び形象物並びに行うべき信号等に関する規定を整備しようとするもので、その主な内容は、 第一に、分離通航方式が適用される海域における船舶の円滑な交通等を確保するため、小型船等が遵守すべき航法について規制を緩和すること、 第二に、小型船等の船舶交通の実態に対応して、その表示すべき灯火または形象物の規制を緩和すること……
○北側委員 時間が五十六分ということで、余りありませんので、早速質疑に入らせていただきたい、こう考えております。 先般の河本経済企画庁長官のごあいさつの中の今後の経済運営の基本方針、この中に「物価と景気の両方を注意深く見守り、早目早目に的確な対策を講ずることが何よりも肝要」、このようにおっしゃっておられるわけであります。今年度当初における景気の見通しは、上半期が楽観、下半期が警戒、このように言われておったと思うのですが、その上半期における実質経済成長率は一―三月期が一・八%、四―六月期が〇・六%、このように聞いております。そうしますと、政府の見通しの経済成長率四・八%、この成長に対しましては……
○北側委員 きょうは、委員長のお申しつけによりまして時間内ということでございますので、まとめて御質問申し上げたいと思っております。 ただいま大臣からお話のありましたとおり、地下街対策専門委員会の方で報告書がまとめられた。それによりますと、地下街のガス保安体制の強化につきまして、私は当然人命尊重の上からこれは強化しなければならない、こう考えております。しかし、強化をやっていく上で、できないような強化の仕方を押しつけられてもかえって混乱するのみでいけませんので、その点で二、三の質問をやってみたいと思うのです。 まず報告書によりますと、十一項目にわたる報告がある、このように報道されておるわけです……
○北側委員 私は、ただいまより、経済見通しの問題、それから中小企業対策、また貿易摩擦の問題、またイラン石化の問題等非常に数が多いわけでありますが、できるだけやってまいりたい、こう考えております。 まず河本経済企画庁長官にお尋ねいたしますが、先般の当商工委員会におきまして、昭和五十六年度の経済運営の基本的な態度について、物価の安定を図り、民間設備投資や個人消費など民需を中心とした景気の着実な拡大を図っていく、このようにお述べになっておられるわけであります。経済成長は名目で九・一%程度、実質五・三%、卸売物価は四・一%程度、消費者物価は五・五%程度、このような上昇を見込まれておられるわけでありま……
○北側委員 輸出保険法の一部を改正する法律案の質問に入るわけでありますが、大臣が十二時五分からのっぴきならない用事がある、このように言われておりますので、まず自動車貿易摩擦についてお伺いしてまいりたい、こう考えております。 御承知のとおり、レーガン大統領が狙撃されまして、鈴木総理が渡米なさるその前の決着、これがどうなるのか、こう実は私も心配いたしておりましたが、ホワイトハウスの見解といたしましては、日米首脳会談は予定どおり行う、このような報道がなされておるわけです。そういたしますと、田中通産大臣としては、鈴木総理の渡米前の決着、こういうお考えがもしあるようですと、規制のための輸出の配分、また……
○北側委員 商工中金法の一部を改正する法律案、また商工会の組織等に関する法律の一部を改正する法律案に先立ちまして、まず田中通産大臣にお伺いしたいんですが、この八〇年代は、いわゆる中小企業にとりまして、戦略的にも海外投資を考えていかねばならない時代だ、こう言われておるわけです。そこで、今回中小企業庁にも国際室が設置されましたし、また中小企業の海外投資のアドバイザー制度等設けられたわけです。 そこで、最近の新聞報道等見ておりますと、欧米諸国やサウジアラビアなどから、わが国の中小企業の誘致の話で通産省に協力要請が来ておる、こう聞いておるわけですが、田中通産大臣として、これらの欧米諸国、またサウジア……
○北側委員 時間がありませんので端的にお伺いをしてまいりたい、こう考えております。 まず、先ほど来お話ありましたとおり、オーバーフローを知らせる警報機について伺いたいのですが、先般わが党の調査団の質問に対しまして警報装置はついておらない、このように答えられて、今後改善したいというように言われたと私は聞いておるのです。そこで、けさのニュースで、調査団の一員でありました草野議員の調査の結果、サンプポンプのところに警報装置は設置されておりまして、そしてオーバーフロー当時正常にこの警報装置が作動しておった、ところが夜間におきましては運転員が不在のためにその発見がおくれた、このように言われておるわけで……
○北側委員 北炭夕張新鉱のガス突出事故について、まずお伺いいたしたいと思います。
今回、不幸にも罹災された方々の御遺族の皆様に心からのお悔やみを申し上げます。
さて、わが党の調査団がこの事故の現地調査をした際に、坑内員等の関係者から聞いた話でありますが、ガスの突出事故が起こりまして避難命令が出て、その三十分後に解除された、こういう坑内員の言葉を調査団の一行が聞いておるわけですが、こういう事実があったのかどうか、まずそれをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 わが党の調査団に対して、坑内員がそういうことを言ったことも事実なんです。この問題について、昨日の石特でもわが党の斎藤委員が少し触れて……
○北側委員 まず最初に、貿易摩擦問題についてお伺いしてまいりたい、こう考えております。 大臣は、所信表明におきまして「現下の内外諸情勢を展望するとき、解決すべき課題」として「第一は、自由貿易主義の堅持と円滑な対外経済関係の構築、」このようにおっしゃっておられます。そこで、今日までの貿易摩擦を日米間で眺めてみますと、御承知のとおり、十年前には繊維の問題が出てきたわけです。その次には鉄鋼、カラーテレビまた自動車関係、半導体、このようにあるわけでありますが、これらの主要品目は、御承知のとおりすでに輸出規制や直接投資の相互乗り入れなどが行われております。私が昨年七月渡米した際に、特に自動車問題でござ……
○北側委員 中小企業信用保険法の一部を改正する法律案及び小規模企業共済法の一部を改正する法律案、この質問の前に当たりまして安倍通産大臣に二、三点お伺いしてまいりたい、こう考えております。 実は、昨日も西ドイツのラムスドルフ経済大臣と委員長のお供をして懇談いたしたわけでありますが、現在の日本の貿易摩擦の立場というのは非常に厳しい状況にあるように思われたわけです。安倍通産大臣もいろいろ御苦労なさっておることはよく承知いたしておりますが、今後は貿易摩擦とも関連いたしまして、いままでと違いまして、輸出につきましても、やはりいままでのような増勢を続けることは非常にむずかしい、むしろこれからは鈍化してい……
○北側委員 まず最初に、本法律案を作成されて国会へ上程になっておるわけでありますが、通産省の資料によりますと、外国為替管理の自由化、香港商品取引所における大豆及び金の上場等を背景として、昭和五十四年秋ごろから国内で一般投資家に対し、海外商品取引所での売買取引を勧誘する動きが発生した、このように書いてあるわけです。そこで法規制の必要性が出てきたのではないか、こう考えるのですが、昭和五十四年秋ごろから、現行の商品取引所法の規制対象外の海外商品取引が起こってまいりまして、そうして先ほど来話が出ておりますとおり、悪徳業者による被害が一般投資家の間で数多く発生しておるわけです。 資料によりますと、昭和……
○北側委員 参考人の皆さんには、非常に貴重な御意見をいただきまして心から感謝いたしております。 まず最初に、久保田参考人にお尋ねしたいのですが、先ほどおっしゃっておられますとおり、海外商品の先物取引につきましては、全く言われるとおり危険きわまりない、そういう状況でございまして、むしろ全面禁止にしたい。しかし、正常な取引をやっておられる方があるのでそういうわけにもいかない、こういうお話であるわけでありますが、そういうところから先般、海外商品取引に関する商品取引所審議会の答申が出てきたわけであろう、こう思うわけです。その中で「緊急の課題となっている」ため「現時点において、とりあえず、」云々、こう……
○北側委員長 この際、一言ごあいさつ申し上げます。
ただいま、委員各位の御推挙によりまして、委員長の重責を担うことになりました。
本委員会には、人命尊重を基本理念とした総合的な交通安全対策を推進するという重大な使命があります。御経験豊かな委員各位の御支援、御協力を賜り、微力ではありますが、円満なる委員会の運営に努めてまいる所存でございます。
何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの竹内猛君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
三枝 三郎君 浜野……
○北側委員長 これより会議を開きます。
閉会中審査申し出の件についてお諮りいたします。
交通安全対策に関する件につきまして、閉会中もなお審査を行いたい旨、議長に申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
次に、閉会中審査案件が付託になりました場合、今国会設置いたしました自転車駐車場整備等に関する小委員会は、閉会中もこれを存置し、調査を続けることに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
なお、小委員及び小委員長は従前どおりとし、その辞任及び補欠選任につきましては、委員長……
○北側委員長 この際、一言ごあいさつ申し上げます。
ただいま、委員各位の御推挙によりまして、私が引き続き委員長の重責を担うことになりました。
皆様の御支援、御協力を賜りまして、誠心誠意円満なる委員会の運営に努めてまいる所存でございます。何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの竹内猛君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
阿部 文男君 浜野 剛君
水平 豊彦君 安田 貴六君
竹内 猛君 永井 孝信君
……
○北側委員長 これより会議を開きます。
交通安全対策に関する件について調査を進めます。
この際、交通安全対策の基本施策について、関係大臣からそれぞれ所信を聴取いたします。丹羽総理府総務長官。
【次の発言】 次に、山本国家公安委員会委員長。
【次の発言】 次に、長谷川運輸大臣。
【次の発言】 次に、内海建設大臣。
【次の発言】 以上をもちまして、関係大臣の所信表明は終わりました。
次に、昭和五十八年度における陸上交通安全対策関係予算について説明を求めます。滝田総理府交通安全対策室長。
【次の発言】 次に、昭和五十八年度における海上交通及び航空交通安全対策関係予算について説明を求めます。西村……
○北側委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、海上衝突予防法の一部を改正する法律案を議題とし、政府から提案理由の説明を聴取いたします。長谷川運輸大臣。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ります。
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午前十時八分散会
○北側委員長 これより会議を開きます。
海上衝突予防法の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。浦野烋興君。
【次の発言】 次に、草野威君。
【次の発言】 次に、新盛辰雄君。
【次の発言】 次に、三浦隆君。
【次の発言】 次に、辻第一君。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終了いたしました。
【次の発言】 これより討論に入るのでありますが、別に討論の申し出もありませんので、直ちに採決いたします。
海上衝突予防法の一部を改正する法律案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決し……
○北側委員長 これより会議を開きます。
交通安全対策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。永井孝信君。
【次の発言】 次に、草川昭三君。
【次の発言】 次に、三浦隆君。
【次の発言】 次に、辻第一君。
【次の発言】 次に、竹内猛君。
【次の発言】 この際、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、ただいま理事が一名欠員となっております。その補欠選任を行いたいと存じますが、先例によりまして、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは、理事に草野威君を指名いたします。
次回は……
○北側委員長 これより会議を開きます。
交通安全対策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。野中英二君。
【次の発言】 次に、永井孝信君。
【次の発言】 次に、竹内猛君。
【次の発言】 午後一時十分から委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。
正午休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。小川国彦君。
【次の発言】 次に、草野威君。
【次の発言】 次に、玉置一弥君。
【次の発言】 辻第一君。
【次の発言】 次に、伊藤公介君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これ……
○北側委員長 これより会議を開きます。
交通安全対策に関する件について調査を進めます。
この際、昭和五十七年度交通事故の状況及び交通安全施策の現況並びに昭和五十八年度において実施すべき交通安全施策に関する計画について、説明を聴取いたします。深谷総理府総務副長官。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。野中英二君。
【次の発言】 次に、永井孝信君。
【次の発言】 次に、辻第一君。
【次の発言】 次に、請願の審査を行います。
今国会、本委員会に付託されました請願は三十三件であります。
請願日程に掲載されております三十三件を一括して議題といたします。
まず、審査の方……
○北側委員 両案の審議に当たり、まず新特安法からお伺いしてまいりたい、こう考えております。 この改正案では、基礎素材産業の救済また立て直しのために、その対策として金融上の支援措置、また税制上の支援、また予算上における予算措置、そのほかに、法律案の中に、対象の各業界ごとに構造改善基本計画を策定して、過剰設備の廃棄、また生産や販売の集約化、なお事業提携、このようなものを行うようになっておるわけでありますが、本法によりますと五年間の時限立法、このようになっておるわけです。これらの事業の事業者の自助努力は当然でありますが、これらの素材産業は御承知のとおり、いま国際競争にさらされておるわけです。そうい……
○北側委員長 この際、一言ごあいさつ申し上げます。
ただいま、委員各位の御推挙によりまして、私が引き続き委員長の重責を担うことになりました。
皆様の御支援、御協力を賜りまして、誠心誠意円満なる委員会の運営に努めてまいる所存でございます。何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの竹内猛君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
阿部 文男君 浜野 剛君
水平 豊彦君 安田 貴六君
竹内 猛君 永井 孝信君
……
○北側委員長 これより会議を開きます。
閉会中審査申し出の件についてお諮りいたします。
交通安全対策に関する件につきまして、閉会中もなお審査を行いたい旨、議長に申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
次に、閉会中審査案件が付託になりました場合、今国会設置いたしました自転車駐車場整備等に関する小委員会は、閉会中もこれを存置し、調査を続けることに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
なお、小委員及び小委員長の辞任及び補欠選任につきましては、委員長に御一任願いたいと存……
○北側委員長 この際、一言ごあいさつ申し上げます。
ただいま、委員各位の御推挙によりまして、私が引き続き委員長の重責を担うこととなりました。
何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの永井孝信君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
阿部 文男君 浜野 剛君
水平 豊彦君 安田 貴六君
竹内 猛君 永井 孝信君
草野 威君 玉置 一弥君
を指名いたします。
○北側小委員 それでは初めに農林水産省にお伺いいたしたいと思いますが、農林水産省では、かずのことかマグロ、サケといったいわゆる冷凍水産物の流通と在庫、価格形成、これらにメスを入れるために冷凍水産物需給調査を行われ、その結果を需給情報として先般発表をされたわけでありますが、昨年からことしにかけて起こりましたあの北商のかずのこの買い占め、また北海道漁連の魚の空取引事件、こういう問題がありまして、消費者としては魚価に対して非常に大きな疑問を持っておるわけであります。そういうものを払拭するためにこの需給調査をやられるのではないか、こう私は考えておりますが、そういう空取引に対してのチェックが果たしてこれ……
○北側分科員 本日は、短い時間でございますが、地元の問題を中心として三問ないし四問お伺いしてまいりたい、こう考えております。 まず、治水事業でございますが、大阪の平野川の河川改修事業、これはもう御承知のことと思いますが、梅雨ときや、また豪雨がありますと、大阪市の南部を中心として民家への浸水事故が頻発しておるわけです。昭和四十七年約八千戸、昭和五十年約一万戸、五十五年約一万五千戸、これが床上、床下浸水、このような被害を繰り返しております。浸水地域になっておりますこの地域は、昔は浸水する個所ではなかったわけであります。ところが、平野川の上流部が宅地化されまして、そうしてたんぼ等にたまっておりまし……
○北側小委員 参考人の皆さん御苦労さまです。
この「中国紬対策の経過について」の最初にも少し書かれておるわけでありますが、最近韓国の国内情勢としてのインフレまた人件費の高騰、ここらで韓国つむぎのいわゆる市場競争力が非常に落ちてきておる、こういう話がされておるわけでありますが、そういう韓国産のつむぎの市場競争力が落ちてきたから香港または中国、こちらの方へ流れていくのかどうか、ここらを参考人はどのようにお考えか、それをお伺いしたいと思うのです。
【次の発言】 次に、この中国の実態というのは非常にむずかしいわけですが、これは同僚の委員も聞いておられましたけれども、おいおい後から私もお伺いしてまいり……
○北側分科員 まず最初に、住宅問題からお伺いしたいと思います。 建設大臣も御承知のとおり、五十七年度の経済運営については、内需中心の着実な景気の維持、拡大を実現する、このようになっておるわけです。そこで、内需を着実に伸ばしていくためには、どうしても民間消費支出とか、また民間設備投資、特に住宅建設も内需拡大の一つの目玉であろう、こう言われておるわけです。この住宅建設は、関連産業だけでも御承知のとおり約二・六倍の波及効果がある、このように言われておりまして、景気に与えます影響というのは非常に大きいわけです。五十六年度の民間住宅の建設につきましては、先般建設省が発表されました建築着工統計、これによ……
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