このページでは伊藤公介衆議院議員の36期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は36期国会活動統計で確認できます。
○伊藤公介君 私は、新自由クラブを代表し、ただいま議題となっております所得税法、法人税法、租税特別措置法、以上三法の一部を改正する法律案の趣旨説明に対し、総理並びに大蔵大臣に質問をいたします。 政府は、昭和五十六年度予算を財政再建元年の予算であるとし、この予算によって財政再建を本格的軌道に乗せることができるとしております。財政の再建を公債依存体質からの脱却に求め、公債発行額の二兆円減額の達成が財政再建のスタートとされているわけでありますが、政府の考えている財政再建の基本的な理念につき、本議題であります税制の改正に関連をして、まず総理にお伺いをいたします。 歳入総額に占める公債金の割合が異常……
○伊藤(公)委員 今度の静岡のガス爆発に際しまして十四名の死者の方々に、同僚の議員の皆様方と同じように心から哀悼の意を表し、あわせて多くの負傷者の一日も早い回復をお祈り申し上げたいと思います。 さて、私は今度のこのガス爆発の一連の事情説明を伺ったりあるいは御議論を伺ってまいりまして、なぜ起きたのだろうかという疑問の前に、当然こうした事故が起こるべくして起こったという気持ちを強く持たざるを得ない。また、現地に参りましても、あるいはその後私の関係者、地元の方も実は今度の事故で亡くなりましたが、いろいろな皆さんの声を集めて伺ってまいりますと、なぜ建築基準法の中で問題が放置されてきたのだろうか、こん……
○伊藤(公)委員 長い時間にわたりまして各参考人の皆様方には大変貴重な御意見を伺わさせていただいてまいりまして、私自身もけさ用意をしてまいりまして伺いたいと思っていたことはほぼ同僚議員によって質疑がございましたし、御意見も伺ってきたわけでございます。 しかし、きょうは、東京の三多摩の国立の市長さんもお忙しい中をお見えをいただいたわけでございますが、国立市を初め大都市の新しい住宅街が非常に急速に広がっている地域では、マイホームは確保したけれども通勤の足が非常にむずかしい、しかも深夜バスが走らないという現在の状況の中では、まさに自転車は庶民の足でございまして、あるいは東京を少し離れますと、自然を……
○伊藤(公)委員 こどもの国の民間移管に関しましての、いろいろ御心配な点については御議論がございましたし、それなりの御答弁も、いろいろ伺ってまいりました。行政改革の必要性は当然、私どもも強く感じているところでございますし、思い切った行政改革を、いまこそ、やるべしと思っているわけでありますが、どうも、こどもの国に関しましては民間に移管をしても実体が余り変わらないのではないか、むしろ看板の書きかえだけではないかという心配もあるわけであります。民間に移管をすることによって、その内容を失わずに、しかも国にとって実際に行政改革になるのかどうなのかということを、まず大臣に伺いたいと思います。
○伊藤(公)委員 大変時間が限られておりますから、ほんの二、三点、基本的なことを、きょうは大臣御出席でございますから伺いたいと思います。
ただいま御議論になりましたけれども、ちょうど私どもの委員会で昨年自転車の安全利用の促進及び自転車駐車場の整備に関する法律というものを努力してつくり上げ、関係各方面の御努力をいただいて、間もなく施行になるわけでありますが、この趣旨が今度の第三次交通安全施設等整備事業五カ年計画というものにどのように生かされているのかということをまずお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 第三次交通安全施設等整備事業五カ年計画の中で、建設大臣の所信表明の中にもございますとお……
○伊藤(公)委員 所信表明の中にも表明されているわけでございますが、昭和四十六年以降九年間連続をして減少してまいりました交通事故による死傷者は、十年目にして一転して昨年は激増をしたという大変悲しい結果が出たわけでありますが、最近の交通事故の、特に昨年ふえたという原因がどこにあったかということが非常に大事な問題点だと思います。いろいろ私もいただいた資料を数字を拾ってみますと、当然車もふえているわけでありますし、あるいは運転免許を取られている方も非常に多いわけでありますし、先ほど長官のお話のとおり、いずれは国民のみんな運転免許を取得する、そういう時代になろうとしているわけでありますから、さまざまな……
○伊藤(公)委員 踏切の事故による死傷者の数が減っているということは私も承知をいたしておるわけでありますが、しかし、私ども東京に住んでおりまして、踏切が交通渋滞の非常に大きな要因になっているわけでありまして、特に第三種、第四種の踏切道の解消ということは非常に大事な問題ではないかというふうに思っておりますが、第三種、第四種の踏切の解消等については、どういう方向で解消していくのかということを一点お伺いして、何せ私の、大臣への与えられた時間が五分ですので、もう私の方が質問すれば終わってしまうわけでありますから、私ども、大都市に住んで、踏切の問題は非常に切実な問題でございますが、同時に、交通安全という……
○伊藤(公)委員 すでにアメリカのレーガン政権がスタートされまして多少の時間が経過をしておるわけでございますが、大統領の経済演説もあり、日本とアメリカとの通商関係もいろいろな面から問題も出てきておりますけれども、カーター政権に対してレーガン政権の特に通商、経済姿勢について、日本側として田中通産大臣はどういう姿勢で今後日米関係の通商問題に取り組むか、まず御決意を伺いたいと思います。
【次の発言】 当面最も問題になっておりますし、またアメリカにとってはかなり深刻な問題になっております日米の経済摩擦の中で、自動車の問題についてお伺いをいたしたいと思います。
アメリカ側のブロック通商代表は、日本側と……
○伊藤(公)委員 きわめて限られた時間でございますので、端的にお伺いをいたしたいと思います。 私どもは、エネルギーで石油の次の時代を原子力発電に大きく期待をかけている立場からいたしまして、今度の事態はきわめて遺憾であるとともに、将来長く尾を引く、また国民に与えた影響はきわめて大きいというふうに思っておりまして、しかも事故の究明が少しずつ明らかになってまいりますに従って、きわめて初歩的な、あるいは単純なミスが指摘をされて、大変落胆をいたしているところでございます。俗な言い方をすれば、一般家庭でおふろ場の水をとめるのを忘れてしまったような、そんな単純なことがきわめて重要な作業の中で忘れられていた……
○伊藤(公)委員 サダト大統領の国葬においでになられ、昨日正式に就任をされた次期大統領を初め、中東情勢にさまざまな情報収集と御活躍をされてお帰りになられた外相に、心から敬意を表したいと思います。 きょうは中東情勢について限られた時間の中でお尋ねをしたいと思いますが、その前に、実はことしの夏に当外務委員会で沖繩の視察に参りました。そのときにいろいろな御要請がありましたけれども、私どもの当委員会としても非常に大事な御指摘をいただきましたので、一問だけ最初に御質問をさせていただきたいと思います。 それは、鈴木総理がことしの一月、ASEANに参りまして、ASEANの国々を歴訪されましたときに、日本……
○伊藤(公)委員 九月の二日にタクシー料金が改定をされました。京都は十月一日のようでございますが、六大都市の料金が改定になった。ちょうどきょうは六大都市以外、東京の郊外も実はタクシー料金が新しい料金体系になって営業の開始の日でございます。 そこで、私はこの機会にタクシー業務について、三点について御質問を申し上げます。具体的な問題でございますので、ぜひ具体的にお答えをいただきたいと思うわけであります。 まず、国鉄駅の構内へのタクシーの乗り入れ、構内開放についてお伺いをしたいと思うのです。 中央線を走ってまいりますと、立川から日野、豊田、八王子、西八王子、それから高尾駅と、いま東京の郊外のベ……
○伊藤(公)委員 私どもがこうして委員会で質疑をしている間も、御遺族の皆さんや、被災者の皆さんの悲しみはいま絶頂にあるというふうに思います。同僚議員の皆様方と同様に、心からお見舞いを申し上げたいと思います。 しかし、今度のこの惨事に対し、私どもは、せめてもの償いで、二度とこうした悲しい事故が起きないよう、今後にこうした貴重な体験を生かすためには、何といってもその原因を明らかにしなければならないと思います。 事故から一週間経過をいたしました。私どもは新聞やテレビを通していろいろな生々しい報道を見、聞かしていただきながら、ここ一、二日の新聞論調は、日本のエネルギー政策の中で二千万トン体制という……
○伊藤(公)委員 新委員長、大変御苦労さんでございます。また、今回の日ソ、ソ日の協定交渉に当たられた外務省、水産庁当局の皆様にも、その努力に心から敬意を表するものであります。 すでに質疑の中に経過が述べられてまいりまして、今度のこの交渉は、過去四回の交渉と若干内容的に、また質的に違っているというところが大変大事なところだというふうに思います。 これは、イワシやサバのソ連の漁獲量五十万トンという枠に対しまして、十月現在で二三%というお答えがありました。恐らくこのままですと三〇%前後になるのではないかと想像されるのでありますが、実はソ連側が要求をしてきた理由の中に、わずか三〇%ぐらいしかとれな……
○伊藤(公)委員 さまざまな重要な課題を掲げた外相の訪米、ぜひ所期目的を達成して、お帰りをいただきたいと思います。 いろいろな御議論がございました。具体的な問題を一、二点だけ伺いたいと思います。 その前に、毎日書き立てられている、あるいはアメリカ公聴会のテレビの放映を見られまして、日米の通商摩擦のアメリカ側の認識に対して、日本国民の率直な感情は、どうもまだわれわれの立っている立場を十分理解してもらっていないという声が非常に強いように思います。私の地元にも、日野自動車であるとか、あるいは日産工場等ございまして、現場の皆さんの声、あるいは管理職の皆さんが、アメリカの自動車工場であるとか、そうし……
○伊藤(公)委員 いろいろと御議論を伺ってまいりました。櫻内外務大臣が訪米をされて後帰国されて初めての外務委員会でございまして、アメリカを訪問中に外務大臣がどんなことを話をされ、日本を代表する外務大臣として何を特に主張されたのか、私がきょう御議論を伺った中ではどうもよくわからない。いろいろな御苦労があったことは百も承知でございますけれども、外務大臣として、いま起きている当面の重要な課題を含め何を特に強調されてきたのか、そしてどういう日米間の理解を深めてお帰りになられたのか、端的にお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 外務大臣が訪米をされて、抱えている当面の重要な課題は明確になっている……
○伊藤(公)委員 実は昨日来私ども、総理が国連に御出発をするに当たりまして、いろいろ世界観も違いますし、また今日の核に対する対応も非常に違う、そういう政党の皆さんがいろいろな知恵を集めて日本の国会で総意で決議案をつくろう、そういう努力を委員長を中心にしてやってまいりました。実は決議案がこの委員会の質疑の後に委員長から読み上げられると思いますけれども、その決議にあらわれているものは、できるだけ大ぜいの皆さんの合意でということでありますから、一つ一つの字句の中には非常に物足りないものを正直私ども感じております。しかし、その字句の谷間の中には大ぜいの皆さんが今度はたくさん市民運動とか、あるいは大ぜい……
○伊藤(公)委員 冒頭に外務大臣にお尋ねをいたしたいと思いますが、いま本委員会にかかっておりますいわゆる軍縮三条約は、内容については私どもも賛成すべき内容でございます。しかし、お話を漏れ伺うところによりますと、総理が国連演説の中で、この三条約を日本の国会で通して、ある意味ではまくら言葉にもお使いになられるというようなお話も伺っております。大体もう演説の内容はでき上がっているのではないかと思いますが、この三条約は総理の国連演説の冒頭にはすでにお考えになられているのでしょうか。
【次の発言】 総理の国連演説でどういう形でこの三条約がまくら言葉になるのかわかりませんが、この三条約の内容は、すでに同僚……
○伊藤(公)委員 限られた時間ですので、まず一、二問だけ。 先ほども御質問がありましたけれども、日朝の民間漁業協定、六月の三十日で切れたわけでありますが、昨年の夏に来日をした玄団長の発言内容が政治的なものであるということを理由にして、この団長の入国ができないという事態になってきたわけでありますが、その後、外務大臣と同じ政党であります久野日朝議連の会長がじきじきに参りまして、できるだけの対応をということで努力をされてきたわけでありますが、私も、日朝議連の理事の端くれとして、一緒にそれらの問題に取り組んでまいりました。 発言の内容については若干問題があるということも承知をいたしておりますが、一……
○伊藤(公)委員 私は、先ごろわが党の田川代表と二度目の公式の訪韓をいたしました。 かつて日本の総理大臣でありました伊藤博文公が現地で暗殺をされた。これは日本で言えば日本の総理を暗殺をした犯人でありますが、しかし韓国に参りますと、犯人の安重根の記念館がございまして、その中には自国の観光といいますか、訪ねる人たちも列をなしているような状況でございます。そしてその中には、建国の父、韓国独立の父、こういう形で記念館にいろんな資料が展示をされておりました。所を変えれば、あるいはそれぞれの国の立場によって歴史に対する認識というものがこれほど違っているのかということを、私ども若い政治家の一人として、大変……
○伊藤(公)委員 いま手元に届いた夕刊を見ますと、教科書問題でアメリカでも非常に大きな反響を呼んでいるという記事が大きく載っております。これはCBS放送の日曜の特集版で「歴史を書き換える日本」と題するものでありまして、歴史の教科書が文部省の指示で改変をされて、中国と韓国から激しい抗議を受けている経緯を伝えております。その間、日本の軍人が中国人やその子供を生き埋めにしている場面や、穴の前に正座した中国人を日本兵が後頭部に向けた銃で射殺し、死体が穴に転がり込む場面が当時の黒白フィルムで続々と日曜夕方の茶の間のテレビに映し出されておる。そして、ワシントン・ポストはさらに、四一年十二月に帝国航空隊がパ……
○伊藤(公)委員 長期延長国会の恐らく最後の御質問になると思います。長い国会、大臣を初め日本の外交、またきょうは当面の教科書問題で神経をすり減らしていられる文部省の皆さんにも私は率直に敬意を表しつつ、しかし、問題はいま非常に大事なところに差しかかっておりますので、限られた時間の中で、どういう方向を目指して最後のまとめに取り組んでいるかという教科書問題に対する姿勢をお伺いをしてまいりたいと思っております。 現場の教師は、今度のこうした一連の問題でいままで以上に強く特にこの問題に関心を寄せられて、恐らく学習の場では、日本の戦後がどういう戦争を契機にしてスタートしたかというような教育が行われると思……
○伊藤(公)委員 働き手を失ったりあるいは家族を失って悲しみに暮れている二十四家族御遺族の皆さんに心から哀悼の意を表し、重軽傷の皆さんの一日も早い回復を私も祈りつつ、あわせて、世界の日航として一日も早くその威信と信頼を回復することを限りなく願いつつ、同僚議員の質問も幾つかございましたけれども、私が最後の質問者でありますので、日航の皆さん、昨日きょうと続いて大変御苦労さまでございますけれども、具体的にどういう改革をしていくのかということを伺ってまいりたいというふうに思います。 すでに委員会の中で、片桐機長の病歴についてはそれぞれの立場で御指摘をいただいてまいりました。そして、繰り返すことを避け……
○伊藤(公)委員 警視庁がまとめられましたことしの上半期の交通事故発生状況等を伺ってまいりますと、死者の数はことしは九千人を超えるということが心配をされているわけであります。特に、同僚議員の御質問にもございましたけれども、最近のオートバイやミニバイクあるいは二輪車の死傷者の数が非常にふえておりまして、いわゆる五十ccのバイクの高性能化の問題、あるいは高等学校などでバイクの通学あるいは免許証の取得についての自主規制、また最近、主婦が利用されて大変人気のありますミニバイク等の無謀な運転の問題が社会問題化しております。 先ほども御議論がありましたけれども、私ども青春時代を振り返ってみますと、最初に……
○伊藤(公)委員 三協定について若干の質問をしたいと思いますが、いろいろな質疑がございました。関係者の皆さんがきわめて厳しい条件下でいろいろな御苦労をされたことに対しましては敬意を表したいと思います。 まず、日米漁業協定についてでありますが、ただいまもいろいろな協定交渉の背景について御説明がございました。しかし、いずれの説明にいたしましても、お話がありましたとおり、アメリカの二百海里内における日本の漁業は非常に厳しい状況の中に置かれてきた。しかも、新しい状況下に置かれて新たな対応をしていかなければならぬ時代に来たのではないかということを率直に私ども思うわけでありまして、協定の内容について一、……
○伊藤(公)委員 各議員からいろいろな質疑が行われまして、最近の日米関係が非常にむずかしくなっているということは私も同感でありますが、むずかしくなっているだけでなくて、日米関係はいまや異常な関係になっているというふうに言わざるを得ないのです。御指摘のありましたとおり、最近他国の防衛費を議会で、しかも全会一致で決めるとか、先ごろアメリカの中間選挙がありましたが、前の副大統領でありましたモンデール、この人の演説の内容が日本にも紹介をされたりいたしまして、アメリカの次の大統領候補とも言われているこういう人のアメリカの国内における演説をわれわれが原稿を見ますと、もう日本人というのは幾ら正規な外交交渉を……
○伊藤(公)委員 外遊大変御苦労さまでした。今度の中曽根総理のASEANの歴訪は、ASEAN諸国との信頼関係をさらに強固にするということが旅の目的であったろうと思いますが、われわれが新聞で現地の様子をずっと伺ってまいりますと、総理の防衛力の増強というものに対する対日批判というものがなかった。現地の中曽根総理のにこにこした、満足した顔写真が毎日載っていたと思います。しかし、どうも日本の国内の国民の総理に対する感情は必ずしもそう受け取っていないというふうに思います。むしろ、レーガン大統領のアメリカの軍事戦略というものとしっかり手を結んで危険な方向に進んでいくというものが中曽根総理の中には内在してい……
○伊藤(公)委員 私に与えられた時間は五分でございますので、一方的に並べて質問をさせていただきますので、ひとつ総理からそれぞれ御答弁をいただきたいと思います。 まず最初に、先ほど同僚議員からも御質問がありましたが、金大中事件でございます。――実は私きょう、ちょっと質問を前もって出させていただきましたが、何せ五分でございますので、きょう皆さんの質問を聞いて若干順序が違いますけれども、質問させていただきたいと思います。 後藤田発言は、条件が整わなければ事情聴取を断念する、こういうことを表明されたわけですけれども、私はやはり事情聴取しなければ事実はわからない。犯人の捜査には私は時効がないというふ……
○伊藤(公)委員 少し長い審議で大臣もお疲れのようでございますが、基本的なことで大臣にお伺いをして、あと非常に具体的な問題についてはそれぞれの担当のところから伺えばいいと思っておりますので、冒頭に大臣にお伺いをして、大臣への質問が終わったらどうぞお引き取りをいただきたい、本業に専念していただきたいと思います。 各委員から御指摘があったと思いますけれども、このところ事故死が大変ふえている。いろいろなデータが示されているわけであります。実は私も東京でときどき自分で車を運転している一人でありますけれども、きょうも委員の御質問もあったようでありますが、道路とか交通全体について、少し町づくり全体の中で……
○伊藤(公)委員 有権者の皆さんが直接にみずからの意思表示をする唯一の方法であります投票をするのに、どういう手段で何を基準にして選ぶか。当然、選挙が一番大事になるわけでありますが、その選挙法を久しぶりに改正をする。そういう委員会が、それぞれの政党の努力にもかかわらず、野党第一党の社会党が事実的には欠席のまま委員会が進むということを大変遺憾に思っております。委員長を初めわれわれも含めて各政党が、少なくとも議論を尽くす。そして、いろいろな有権者の皆さんの声を反映した選挙法改正になるように、しかも内容につきましても、事を急いでもっといいものができるのに、あるいはもっといま改正しなければならないものが……
○伊藤(公)委員 長い時間、参考人の皆様、大変御苦労さまです。遠方からもおいでいただいたわけでございまして、厚く感謝を申し上げます。 私は一昨日以来、発議者の片岡、住両先生ともここで御議論をいたしました。冒頭に私の考え方をちょっと申し上げておきたいと思うのですが、国民から選ばれた国会議員が、いまこれだけ行革だと言っているときに、この程度の選挙法改正なんかをやっているような、こんな感覚だから、みんなが投票に行かない、立会演説会に行ったってみんな来てくれない。これは、皆さんいろいろな議論がありましたけれども、魅力のある政治家で、日本の将来、世界の中でどうやっていくか、いまの皆さんの生活はどうなっ……
○伊藤(公)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、自由民主党、新自由クラブを代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 公職選挙法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 選挙制度の持つ特性にかんがみ、当委員会における審議並びに参考人の意見をも反映し、妥当と認められる事項については、所要の措置をとるものとする。 以上であります。 何とぞ委員各位の御賛同をお願いいたします。
○伊藤(公)小委員 日本のエネルギーが石油に大きく依存をしているということも大きな問題点でありますし、同時に石油の輸入の七割五分も中東に依存をしているということも今後の非常に大きな課題だと思います。しかもいろいろな御議論がありましたとおり、中東の情勢を初め国際情勢が非常に大きく変わっている状況の中であれば、まして均衡のとれたエネルギーの確保ということが大変急務だと思います。そういう中で、たまたま私ども一年生議員のときに、外務委員会で大変大きな政治的な関心を呼んだ日韓大陸棚協定の問題をちょっとお聞きしておきたいと思うのであります。 当然自主開発を海外においてするということも大事でありましょうし……
○伊藤(公)小委員 きょうは朝から私どもの御審議に御協力をいただいた両参考人には心からお礼を申し上げたいと思います。 いろいろ御議論を伺ってまいりまして、問題点がどこにあるかということははっきりしてまいったと思います。 実は、第八十七回国会の商工委員会、昭和五十四年七月十一日の小委員会でも中江参考人においでをいただいて、いろいろな実情を訴えられ、また改善点について御要望をいただいたわけでございます。そのときの議事録を私も読ませていただきました。しかし、いろいろな御報告を伺っておりますと、どうも実態は改善をされない。内容としては少しも前進をせずに、現地ではむしろさらに厳しい状況に追い込まれて……
○伊藤(公)分科員 私は、東京周辺の基地の問題で何点かお尋ねをいたしたいと思います。 すでに基地利用が、返還をされて進んでいるところもございますし、すでに返還はされたけれども跡地利用で遅々として進まないという地域もあれば、あるいは返還を強く要求されているけれどもこの問題に今後取り組まなければならない。いろいろ、それぞれの基地によってあるわけでございますが、ちょうど私どもが初めて国会に山さしていただきましたときにお願いをいたしました、東京に天皇在位五十周年を記念して昭和公園の指定をぜひ立川の基地跡地にしてほしいということを強く要望いたしてまいりました。関係各方面の大変な御協力によりまして、すで……
○伊藤(公)分科員 最初に、教育が不偏不党で行われなければならないということは当然なことでありますが、ついせんだって、中学校の教科書の内容に触れて法務大臣の御発言がございました。私もたまたま子供のことで学校に参りまして、御父兄の方から非常に素朴な質問を実は受けたわけでございます。 これは自衛隊に関しまして、教科書に自衛隊の性格が載っているわけでございますが、その教科書を私も幾つか見していただいたのですけれども、総じて自衛隊について――一つの教科書の写しを持ってまいりましたけれども、自衛隊は自衛のための必要最小限の自衛力であり、憲法第九条で禁じている戦力に当たらないという見解に対して、第九条の……
○伊藤(公)分科員 大臣、大変御苦労さまです。お話を伺いますと、昼食も大変短時間のようで、このままだと夕食の時間もないというお話でありますから、少し東京の交通問題で伺いたいと思いますが、ちょっと大臣にこれからの東京をどうするかという構造だけ基本的なことを伺って、食事に行っていただきたいと思っておるわけであります。 関係各界の皆さんの御努力と御協力をいただいて、東京の多摩地区のモノレール計画にことしは国の調査費がつきまして、いよいよ東京の二十三区は山手線、東京三多摩はモノレール計画という東京の二極構造がスタートを切るということに、これが実現をしていきますとなるわけであります。私どもは限られたス……
○伊藤(公)分科員 限られた時間の中でございますので、具体的に伺っていきたいと思いますが、東京を初めとして大都市の都市づくりの中で、住宅の問題と交通の問題は建設大臣にとっても非常に重要な課題だと思っておるわけでありますが、私どもが海外に出て、東京に行きましたとか大阪に行ったことがあります、こういうお話を外国でよく聞きまして、どうですかその印象は、こう聞きますと、東京や大阪の交通の混雑、そして表現はともかくとして、日本の高層住宅、日本の住宅づくりに対してはいろいろ批判のあるところでございます。日本を象徴する、ある意味では大きな政治の課題だと思っておるわけでありますが、建設大臣に、いまたとえば住宅……
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