伊藤公介 衆議院議員
34期国会発言一覧

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伊藤公介[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは伊藤公介衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院34期)

伊藤公介[衆]本会議発言(全期間)
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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 衆議院本会議 第16号(1977/04/07、34期、新自由クラブ)

○伊藤公介君 私は、ただいま提案になりました領海法案に関し、新自由クラブを代表して、総理並びに関係大臣に若干の質問をさしていただきたいと思います。  言うまでもなく、海は長い間にわたってわれわれ人類の共有物であり、人と物の往来の重要な場として、あるいは食糧資源の無限の宝庫として、限りない恵みをもたらしてきたのであります。  しかし、海洋科学の研究と技術の急速な発達の結果、過去何世紀かにわたって確立をされ、利用されてきた海に関する国際秩序は、近年急速に妥当性を失い、開発途上国の強い主張などと相まって、いまや一変をしようとしております。  日本が好むと好まざるとにかかわらず、世界の海洋に関する規範……

第80回国会 衆議院本会議 第24号(1977/05/10、34期、新自由クラブ)

○伊藤公介君 私は、新自由クラブを代表して、ただいま議題となりました日韓大陸棚条約に関して、総理並びに関係各大臣に質問をいたします。  調印以来三年、国会に提案をされること七たび、継続審査、廃案、再提出を繰り返してきたまさにいわくつきの日韓大陸棚条約が、去る四月二十七日夜半において、われわれ新自由クラブはもちろん、その他各党の質問がほとんど済んでいない状況の中で、突然にして外務委員会で政府・自民党の手によって強行採決をされたのであります。私は、きわめてこの事態は遺憾であり、激しい憤りを感じざるを得ません。(拍手)  二十七日、民社党を除く四野党の外務委員会の理事並びに国対の委員長が、今後の外務……


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第85回国会(1978/09/18〜1978/10/21)

第85回国会 衆議院本会議 第6号(1978/10/16、34期、新自由クラブ)

○伊藤公介君 私は、日本国と中華人民共和国との間の平和友好条約の締結について承認を求めるの件について、新自由クラブを代表して賛成の討論を行います。(拍手)  まず、私は、園田外務大臣が与党内の重圧に耐えながら、条約の締結に向かって全力を傾注されたその勇気と努力に対して、深甚なる敬意を表するものであります。  わが新自由クラブは、立党以来、日中平和友好条約の早期締結を機会あるごとに強く政府に要求をするとともに、河野代表を団長とする訪中団の派遣等によって、側面から政府の締結交渉への努力を支援をしてまいりました。条約の交渉以来、紆余曲折を経てやや遅きに失した感はありますけれども、これまで多くの先輩た……

伊藤公介[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院34期)

伊藤公介[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 外務委員会 第1号(1977/02/25、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 私ども新自由クラブは、これから私どもの地球上のあらゆる貧困やそして人権問題には勇敢に立ち向かい、そして外交の場面においても積極外交を展開をすべきであるという立場から、きわめて限られた時間の中で一、二外務大臣に御質問申し上げたいと思います。  ここ数日来、特に昨日もアメリカの大統領カーターは人権問題にかなり具体的に触れてまいりました。こうしたアメリカのカーター外交に対して、わが国の外務大臣としてどうこれを認識をし、お考えになっているか、まず簡単に御意見をいただきたいと思います。
【次の発言】 アメリカのカーター大統領はその言明の中で、具体的な国名を挙げて、たとえば韓国の中にも人……

第80回国会 外務委員会 第2号(1977/03/02、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 先日御質問申し上げたわけでございますが、私どもは大変残念ながら短い限られた時間でございますので、あわせて、動き出した人権外交についてお尋ねをしたいと思います。  私たちは、アメリカのカーター外交は明らかに一つの確固たる方針を持って動き出した、こういう認識に立って、われわれ、特に新自由クラブは、この資源の限られた時代に勇敢にそしてかなり思い切った外交を展開しなければならないという基本的な考え方を持っているわけでございます。  去る二月一日でございますけれども、福田・モンデール会談におきまして、韓国からの撤兵について、この撤兵は朝鮮半島の緊張緩和ということよりも、むしろ韓国の朴政……

第80回国会 外務委員会 第4号(1977/03/16、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 外務大臣が首脳会議に立たれる直前でございますので、多少範囲を超えて御質問をさしていただくかとも思います。  まず最初に、わが国の開発途上国に対しての援助ということは、きのうきょう始まったことでございませんで、ずいぶん前からこうした問題は討議もされ話題にもなってきたわけでありますけれども、今日、開発途上国の援助に対しての基本的な政府の方針、姿勢を簡単にお聞きをしたいと思います。
【次の発言】 先ほどの答弁の中にもうかがえたことでございますけれども、いまの外務大臣のお答えの中で、率直に聞けば資金援助、額を多くすればそれが援助だと考えている基本的な考え方に私は大変な疑問を持たざるを……

第80回国会 外務委員会 第5号(1977/03/25、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 今度の日米首脳会議で、私ども外務委員会でもいろいろな議論をしている問題でありますが、開発途上国の問題、それから特にエネルギー資源の問題が私たちのこの国にとっては重要な問題でございますので、こうした石油を含めたエネルギーの問題について具体的な議論がされたかどうかお尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 朝鮮半島の問題は、外務大臣がアメリカにお立ちになる前に、私も実は質問をさせていただいた件でございますけれども、今度の日米首脳会議の中でもさらにはっきりとした形で、アメリカのカーター大統領のもとでアメリカと朝鮮民主主義人民共和国との渡航が自由化されてきた。渡航すらも自由化されないと……

第80回国会 外務委員会 第8号(1977/04/06、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 私たち理事会でいろいろな打ち合わせをしているわけでございますけれども、私も重ねて委員長に、ぜひ国際情勢に関してはもう少し本当の議論ができる時間をおつくりをいただきたい、私たち当初から審議には御協力を申し上げます、こう申し上げているわけでございますし、私ども新自由クラブでは、予算委員会の冒頭に、西岡幹事長が予算委員会に大臣を初めすべて拘束をするということをひとつ改革をしようではないか、こういう提案をしているわけでございますので、御質疑に当たって途中から大臣があるいは立たれるかというようなお話がございましたけれども、ぜひひとつ国際情勢に関する十分な審議ができるような取り計らいをお……

第80回国会 外務委員会 第9号(1977/04/08、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 私どもの外務委員会において一番大事な日韓大陸棚協定に関する審議を大変変則的な形で始めなければならないということは不幸なことでありますけれども、しかし、あえて申し上げれば、今度のこの領海法、領海十二海里ということはかなり早い時期から予測ができた。すでに国際海洋法会議においても、世界の大勢は十二海里という方向で動いてきたわけでありますから、この見通しを政府自身が誤ったのではないか。今度のこの領海法十二海里と日韓大陸棚協定の共同開発部分とが抵触するということに対して、大変不備な協定をつくってしまったその原因がまずどこにあったのか、日韓大陸棚協定の審議に入る前にそれを明らかにしなけれ……

第80回国会 外務委員会 第10号(1977/04/13、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 きょうは私、委員会を重ねて持っておりまして、ほかの委員会にも出ておりましたので、多少重複するところがあるかもしれませんが、できるだけ重複しないようにやらせていただきたいと思うのであります。  先ほど同僚議員からも多少質問があったかと思いますけれども、財団法人の国際学友会が経営しております日本語学校に、東南アジアの学生の方々が新学期を目指して大変な希望を持ってすでに来られている。ところが、実は私もいろいろな資料を取り寄せていただいたり、実際に皆さんのお話を伺いますと、二億四千万円近い大変な負債を抱えているということでございますけれども、この経営悪化は一体どこに原因があったのか、……

第80回国会 外務委員会 第11号(1977/04/15、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 日本国とオーストラリアとの友好基本条約、この種の条約は十四ですか、かなりすでに結ばれてきたわけでありますけれども、この基本条約が結ばれますと、日本とオーストラリアの間には具体的にどんな、たとえば何か施設ができるとか、あるいは新しい双方の作業が始まるとか、具体的なことがありましたらまずお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 昭和五十年のわが国の主要貿易の相手国というのをずっと表で見てまいりますと、オーストラリアは、輸出が約十七億ドル、これは第八位であります。輸入は約四十二億ドルで第四位。アメリカ、サウジアラビア、イランに次いで昭和五十年の統計でいきますと第四位。昭和五十一年に……

第80回国会 外務委員会 第12号(1977/04/20、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 いろいろと質問が重なってまいりましたので、私は改めてまず口上書に関して確認をしておきたいと思うのであります。  この口上書を改めて作成しなければならなかった、こういう結果になったわけでありますが、これは先ほどの御答弁にもありましたように、百五十万分の一の地図の中にはなかった、鮫瀬というものがなかった地図でつくられた、こういうことでございますけれども、当時すでに世界の趨勢は十二海里時代であったということを答弁の中でも確認をされたと思うのです。そういう世界の流れの中にありながらこれができなかった、こういう結果が生まれてきた、これは鮫瀬が入っていなかった地図を使ったという結果であっ……

第80回国会 外務委員会 第14号(1977/04/23、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 それぞれ違った角度からいろいろな御意見を重ねてお伺いをしましてありがとうございました。  私たち、いろいろな議論をこれからしていくことになると思いますけれども、恐らくエネルギーを確保しなければならないということでは、私ども六つの政党それぞれ一致をするところでございます。その上でこれから五十年間拘束をされるこの日韓大陸棚協定を考えますと、私、いまちょうど三十五でありますから八十五、もう私どもは発言権がない、そういう時代まで拘束をされ、そして日本の将来のエネルギーを左右する大変大事な条約でございます。そこで、私たちが日韓大陸棚協定を考えること、この共同開発区域のことを考えることと……

第80回国会 外務委員会 第16号(1977/04/27、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 領海法の問題については重ねて議論をされてきたわけでありますけれども、私は確認をする意味で、もう一度質問をさせていただきたいと思います。  今回の二百海里法案は、東シナ海の方面に関しては線引きをしない、こういう決定をしたと承っているわけでありますが、もう一度確認をしておきたいと思うのでございますが、そのとおりでございますか。
【次の発言】 そうしますと、わが国は、韓国や中国が二百海里漁業専管水域等の宣言をするまでは、中国や韓国、北朝鮮に関してはわが国の方からは線引きをしない、こういうことでございますか。
【次の発言】 北朝鮮は、第三次の海洋法会議に参加をしていますでしょうか。

第80回国会 外務委員会 第17号(1977/05/13、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 日米漁業協定について御質問を申し上げます。  アメリカの二百海里法の成立に伴いまして、従来の日米カニ取り決め及び日米漁業取り決めは失効をしたということでございますけれども、従来の漁業取り決めと今回の日米の長期漁業協定とは基本的にどう違うのか、まずお尋ねを申し上げます。
【次の発言】 わが国のアメリカ二百海里内での漁獲量について、アメリカの一方的な決定を押しつけられるおそれがないか心配な点でありますけれども、その協定上では日本国政府との協議を考慮に入れる、こうあるわけでございますけれども、アメリカ側が決定をする、こういう仕組みになっているわけでございますので、日本側の意見が一体……

第80回国会 外務委員会 第18号(1977/05/18、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 日ソ漁業交渉についてお尋ねを申し上げたいと思います。  今度の日ソ漁業交渉は非常に長い交渉になったわけでありますけれども、ようやく妥結をする、こういうことになってきたわけであります。しかし、けさほどの外務大臣のお話を伺い、その後質疑をずっと伺っておりますと、長い交渉の結果妥結をする、しかしそれにしては一体どういう形でこの妥結をするのかということが非常に不明確であります。私が聞いていた限りでは非常に理解できない不鮮明なところがずいぶんある、こう言わざるを得ません。今度のこの妥結をするということになったきっかけは一体どういうことなのか、もう一度明確にお聞きをしたいと思います。

第80回国会 外務委員会 第21号(1977/06/01、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 日ソ漁業協定暫定協定から御質問をさせていただこうと思ったのでありますけれども、役所の方々がもうしばらく後ほどだというお話でございますので、日ソの漁業問題をいろいろ進めていく過程の中で、懸案であります日中の問題がソビエト側に対しても非常に大きな問題になっているということを私たちも質疑をする中でひしひしと感じてきたわけであります。 まず日中問題、日中友好平和条約を早急に批准をしなければならないと思うわけでありますけれども、保利議長が訪中をされる、こういうお話でございます。保利議長の訪中によって日中問題はどう進展をしていくのか、まずその見通しをお尋ねしたいと思います。

第80回国会 外務委員会 第23号(1977/06/04、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 三人の参考人の皆様方からそれぞれ非常に専門的なお話も伺いまして、まず杉山先生にお尋ねをしたいのでありますけれども、実は私は学生時代に講義を受けた方でございまして、よもやこういう形で先生にまた改めて御意見をいただけると思っていなかったわけでございますか、ひとつ忌憚のない先生のお考えをぜひ御披露いただきたいと思うのであります。  今度のこの本協定は、先ほどもお話がございましたとおり魚の問題であるけれども、やはりネックになってきた問題は北方四島をめぐる領土の問題、線引きの問題ということが終始大変大事な問題として、またこの交渉の過程でもネックになってきたわけでありますけれども、私ども……

第80回国会 外務委員会 第24号(1977/06/05、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 今度の日ソ漁業の暫定協定に関して、漁業の問題とあわせてわが国の主権的な権利あるいは北方領土の問題というものが大変重要な問題として改めてクローズアップされてきたわけでありますけれども、私どもはさきの日韓大陸棚協定における共同開発区域とわが国の十二海里との両方がかかるという問題、こういう問題に始まって、領土に対するわが国の考え方というものが非常にあいまいであるという気がしてならないわけでございます。  そこで、私は、まず改めて北方四島をめぐる領土問題かちお尋ねをしてまいりたいと思います。  政府が返還を要求している北方四島か、一九五二年のサンフランシスコ条約の第二条の(c)項にお……

第80回国会 外務委員会 第25号(1977/06/06、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 一つ一つの細かい条文についても幾たびか私どもは質疑を繰り返してまいりました。しかしこの日ソ暫定協定を初めから最後まで読み返せば読み返すほど、その中には多くの問題を抱え、そしていかにこの協定が不十分なものであるかということを認識をせざるを得ないのであります。政府は、今度の暫定協定は漁業と領土とは完全に分けて考えているのだ、こういう繰り返しを、御答弁をされているわけでありますけれども、しかしわれわれが論議を重ねれば重ねるほど領土問題が避けて通ることができない問題であるということ、領土問題がますます浮き彫りにされてまいりました。しかもこの日ソの暫定協定をわれわれが見る限り、一方にお……

第80回国会 外務委員会 第27号(1977/07/13、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 引き続いて金大中事件について御質問を申し上げます。  仮定の問題で大変恐縮でございますけれども、今度のアメリカのフレーザー委員会の発言、この金炯旭氏の証言が、特に国民に関する証言について事実であるならば、それは今日まで日本の政府がとってまいりました政治的な決着はついた、残された問題は刑事事件だというわが国の政府がとってきた姿勢は、改めてこれを変えなければならない、こう思いますけれども、外務大臣の御見解を伺います。
【次の発言】 アメリカの議会では、明らかに証言がすでに事実として行われているわけであります。それが事実無根であるのか、あるいは正しい証言であるのかということはこれか……

第80回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1977/03/23、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 きょうは基本的なことについて、まずお尋ねをしたいと思うのであります。  私どもがいま東京を歩きますと、歩道橋あるいは信号が非常にふえてまいりました。これは人命を守るというためには、私たちは必要だと思っております。しかし今日、世界どこの町を歩いても、東京を初め日本の都市ほど歩道橋あるいは信号の多い町は恐らくなかろうと思うのです。私も五ヵ年間海外に生活をしておりましたけれども、一体命を守るためにという名のもとに、いまのような細切れ都市政策、あるいは交通安全という形だけでいいのか。私どもは、まさに都市づくりに関しての交通安全対策は基本的な発想の転換をしていかなければならない。まさに……

第80回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1977/04/06、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 私は、前回の質問に引き続いて、大都市における交通改革を大胆にしなければならない。しかし現状の中では、いま通勤どきに車に乗ればどこでも渋滞でございますし、電車に乗れば、お年寄りの方や御婦人の方が危険を冒して、押し戻されたりしながら乗っているという状況を見ますと、都市における交通改革を思い切ってやらなければいけない。しかし、いま現実の問題としてできる問題、また恒久的な意味で国の一つの大きな事業としてやるべき問題として、実は私も東京に住みながら、都市交通の中における自転車道路、つまり今日まで考えられてきたような千メートルとか千五百メートルとか、サイクリングロードとしてほんの細切れに……

第80回国会 交通安全対策特別委員会 第11号(1977/05/12、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 近年、自動車を初めとする各種の交通機関の進展に伴いまして、自転車の利用ということも大変に多様化をしてきているわけであります。たとえば通勤であるとか通学、あるいは奥様方の買い物に、日常の業務用に使用される自転車の利用は大変に増大をしているわけでございます。  しかし、このように進展をする自転車交通に対しまして、自転車道としては、全国でいまだ一万余キロしか設置をされていない。世界の国々に比べますと、著しく整備がおくれているわけでございます。私も、もう数年前でございますけれども、ヨーロッパで五年ほど生活をしておりました。大分その間の事情とは変わったと思いますけれども、自転車道、日常……

第80回国会 交通安全対策特別委員会 第13号(1977/05/25、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 航空の問題は、島国の日本にとっては、最近とみに大変重要な問題になってまいりました。私どもが羽田に参りまして飛行機を利用さしていただくたびに、こんな空の混雑の中で事故が起きないということが不思議なほど、私たち自身も大変な心配をしながら利用さしていただいているわけでございますが、きょうは参考人のそれぞれの皆さま方から、大変私たちにとっても貴重な、参考になる御意見をいただいてまいりました。また、各社からそれぞれの御要望をいただいているわけでございます。私どもで、また国の政策で取り上げ、あるいは強力に推進をしていかなければならない問題も、拝見をさしていただきますと、即、私どもが検討し……

第80回国会 農林水産委員会 第21号(1977/04/22、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 貴重な時間を割いてお出かけをいただいた参考人の皆さん方に、私ども新自由クラブも私たちなりに、領海十二海里、また漁業専管水域二百海里等に関しての主張をしてまいりましたので、すでにいろいろなお話のあったところとはできるだけ重ならない部分を二、三点だけお尋ねをしたいと思います。  まず、東北大学の山本先生にお尋ねをしたいのでありますけれども、ことし間もなく行われる国際海洋法会議におきましては、領海十二海里、そして国際海峡に関しては自由に航行ができる自由通過通航帯、これが世界の趨勢だと言われているわけでございますけれども、この国際海洋法会議において、こうした世界の大勢の中で、今回国際……


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第81回国会(1977/07/27〜1977/08/03)

第81回国会 外務委員会 第1号(1977/08/02、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 外務大臣が、委員会の後に大事な会合を控えているというお話を伺っておりますので、ほんの二、三点、日本と朝鮮半島の問題そうして多くのまだ不明確な問題を抱えている金大中事件について、御質問を申し上げたいと思います。  私どもの外務委員会においての質疑を聞いてまいりましても、いよいよ日本の外交の中で、朝鮮問題というものがわが国の外交のきわめて重要な案件になってきた。あいまいな態度であったり、あるいは従来の朝鮮問題に対するわが国の政府の考え方や態度だけでは、もはや切り抜けられないという状況が刻々と迫っているという気がするわけでございますが、八月の一日から朝鮮民主主義人民共和国でも、二百……

第81回国会 外務委員会 第2号(1977/09/07、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 先ほどから外務大臣いろいろなお話があったかと思いますが、基本的な問題でございますので、まずお伺いをしておきたいと思います。  今度日本と韓国、日本と北朝鮮の間に二つの共同声明が発表されました。これは恐らくいままでかつてなかった事態が日本と朝鮮半島の中に生まれてきた、あるいは日本と北朝鮮を取り巻く国際状況がかなり大きく変わりつつあるという認識に立たざるを得ない、こう思いますけれども、まず外務大臣の、こうした二つの共同声明を結んだという環境をどのように認識をされているか、お伺いをしたいと思います。
【次の発言】 それでは、日朝議員連盟の方々が北朝鮮に参りまして結ばれた共同声明、こ……


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第82回国会(1977/09/29〜1977/11/25)

第82回国会 外務委員会 第1号(1977/10/14、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 NPTについて御質問申し上げます。  わが国は核防条約を署名する際に、まず第一に核兵器国の核の軍縮、それから非核兵器国の安全保障の確保、平和利用におけるユーラトム並みの扱いを条件とする、こう宣言をしておりますけれども、この三つの条件についてお尋ねをしたいと思います。  核軍縮について、SALTの期限切れあるいは中性子爆弾の開発などが行われているわけでありますけれども、その実効が少しも上がっていないと思うわけでありますけれども、こうした、現実に核を保有している国々の動きに対してまず大臣はどんな評価をしているのかお尋ねをしたいと思います。

第82回国会 外務委員会 第3号(1977/10/26、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 私は、先ごろの衆参の予算委員会でいろいろ論議をされました金大中事件について、再び御質問を申し上げたいと思います。  どうも、政府の答弁をずっと聞いておりますと、金大中事件に対して国民の疑惑は非常に強い、つい先日も朝日新聞の紙上の討論会で、各党、大臣を囲んでいろいろな討論をしておりましても、六つの政党のうち五つの政党はこの真相を強く明らかにすべきだという考え方に立っております。つまり、伯仲している議会の中で、国民の多くの人たちにこの問題は明らかにしなければならない、こういう要求があるわけですから、政府はこれに対して積極的に、徹底的に真相を明らかにするという立場で臨んでほしい、こ……

第82回国会 外務委員会 第7号(1977/11/16、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 私は、きょうはまず日米の航空交渉についていささかお尋ねをさせていただきたいと思います。すでにほかの委員会でもいろいろな御議論があったと思いますけれども、一九五二年に結ばれた日米の航空協定は日米間に非常なギャップをいろいろと持った協定でございます。路線権の問題あるいは以遠権の問題など、双方が同じ出発点に立って航空の競争をするというのなら話がよくわかるわけでありますが、非常なギャップがある。今後、恐らく間もなく日米の航空交渉が始まると思いますけれども、まず最初に、どういう姿勢でこの交渉に今後当たるのか、お尋ねを申し上げたいと思います。

第82回国会 外務委員会 第8号(1977/11/18、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 最初に、大変限られた時間でありますので、日中商標保護に関する協定に関連して御質問を申し上げたいと思います。  日中の貿易協定の第九条では、貿易混合委員会を設置する、こう規定しておりますけれども、この混合委員会はこれまでに二回開催をされておるわけでありますけれども、その成果は一体どういうものであったのか、それから第三回の委員会はいつごろどこで開催をされる予定であるのか、その主要な議題としてはいま特に考慮されている点はどんな問題か、御質問申し上げます。
【次の発言】 日中の航空協定が発効してから三年半たっているわけでありますけれども、中国側でも観光客の受け入れということを非常に検……

第82回国会 外務委員会 第9号(1977/11/25、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 最近の円高は日本の経済に深刻な影響を及ぼし、しかも貿易に関係をする国内の中小企業の方々には深刻な事態を生み出しております。先ほどもいろいろ外務大臣の御答弁がございましたけれども、私どもは、ことしの予算編成に当たっても、あるいは補正予算の編成に当たりましても、いまのままの福田さんの経済政策を推進をしていく限り、こうした問題を当然予想ができる、国内においてもまた外に対しても大胆な経済の転換が必要だ、こういう主張をしてまいりました。国内におけるいまの景気を回復するということを考えるならば、たとえば国債の発行であるとか、あるいは大幅な所得の減税が必要だ、こういうことを重ねて私どもは主……

第82回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1977/10/26、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 大変に貴重な時間を割いて参考人としておいでをいただきながら、大変厳しいお願いあるいはお尋ねをしなければならないということは大変残念でございますけれども、これからの日本の航空問題に関してきわめて大事なことでありますので、御質問をさせていただきたいと思います。  いまや日本の製品の技術水準というものはきわめて高い。私どもがいま海外に旅行させていただいて、アメリカやヨーロッパで日本の製品は非常に高い水準として評価されている。しかしこういう状況の中で、日本を代表する飛行機会社日本航空は、世界の航空会社の中でも最も危険な飛行機、こうレッテルを張られている現状はきわめて重大であります。私……

第82回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1977/11/02、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 私は、再び大都市の中における交通の問題、特に新しい町づくりが行われていく都市における交通の問題として、エネルギーは一方で非常に少なくなっておる、非常に大変な時代を迎えておるわけでございますけれども、そんな中で、都内交通のかなめ、新しい時代のかなめ、自転車道路あるいは自転車の駐車場の問題についてお尋ねをしていきたいと思います。  いま東京の都市ですと蒲田駅、あるいは小田急線や京王線沿線を、私も通勤をしておりますから、駅前などよく見さしていただきますと、各駅一千台、多いところでは三千台近い自転車が現状では違法のまま駅前に放置をされているという現状でございます。しかも、東京の武蔵野……

第82回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1977/11/16、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 大都市における交通渋滞は、東京、大阪、名古屋など、もう毎日私どもが経験をしているところでございます。現実に手を下さなければならない問題もあろうかと思いますし、将来的に、多少長期的に解決をしていかなければならない問題もあろうかと思います。特に東京を中心にして首都圏整備計画などというのが三全総と相まって出てまいります。私も大急ぎでひっくり返して読ませていただきました。いまの首都圏整備計画で、今日の東京の交通渋滞というものを本当に救うことができるだろうかという疑問が、目を通させていただいた私の感想でございます。  まず最初に、東京周辺の交通渋滞の問題をどう解決していくのか、首都圏整……


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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 外務委員会 第1号(1977/12/19、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 先日、実は私も韓国に行ってまいりました。日本で報じられている韓国とはきわめて違うし、いろいろな実情を見て、特にきょうは金大中の問題が論じられましたので、私も緊急にその問題について触れたいと思ったわけでございますけれども、皆さんのいろいろな御意見の中で、ぜひ改めてこの問題についてはお尋ねを申し上げたいし、国際的にも関心のある問題でございます。特に委員会におきまして、委員長の公平な審議ができるような取り計らいをぜひお願いを申し上げたいと思います。  そこで、議題について御質問を申し上げていきたいと思います。  海洋秩序をめぐる世界の情勢は、現在きわめて流動的でございます。遠洋漁業……

第84回国会 外務委員会 第3号(1978/02/15、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 日中平和友好条約についていろいろと御論議がございました。私も、重複するようでございますけれども、一点だけお尋ねをしておきたいと思います。  昨日の佐藤中国大使、それから韓念竜中国外務次官との会談の様子が先ほども論議をされたわけでありますけれども、中国側は、日本が申し入れるならばいつでも応ずるんだ、こう述べておりますし、また会談の後佐藤大使も、これには中国側はいつでも応じる、要は東京次第だ、こういうことでございます。長い間日中問題がいろいろな角度から検討され、いろいろな先輩方が日中間のかけ橋を長い時間をかけて、その日を刻々と待っているという状況が生まれてきているというふうに思い……

第84回国会 外務委員会 第6号(1978/03/17、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 オイルショック以後、多くの開発途上国は経済的にきわめて困難な状況の中で先進国にいろいろな無償資金による経済協力の増大を強く要望していると思います。特に、御承知のとおりわが国は黒字国として開発途上国からは強い経済協力の要請があるわけでありますけれども、政府としてこうした国々の要請にどのように対処していくのか、基本的な考え方をまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 DACの加盟国十七カ国の経済協力の実績は南北問題に対する主要国の貢献度を示す指標になっていると思いますけれども、わが国の場合、相対的にも、もちろん絶対的にも非常に立ちおくれが目立っていると私は思います。  こうした……

第84回国会 外務委員会 第7号(1978/03/22、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 すでに日中問題につきましてずいぶん質疑が行われてまいりました。しかし、いよいよ日中問題はまさに大詰めに来ているという認識を私もしておりますので、日中問題についてお尋ねを申し上げたいと思います。  実は二十日の参議院の予算委員会で園田外務大臣は、すでに福田総理の決断はされている、こう述べられておるわけでありますが、この福田首相の決断とは一体何を決断されたのかお尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 先ほどもお話に出ましたけれども、園田外務大臣の訪中ということにつきましてはすでに決断をされているのでしょうか。いかがでしょう。

第84回国会 外務委員会 第8号(1978/03/24、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 私は、政府が自衛隊の核武装ということが合憲だ、憲法上は核をも持てるのだという統一見解を明らかにされたということは、国民にとっても非常に大きな関心事だと思います。  憲法の解釈には、持てるという解釈をされる方々もいらっしゃるでしょうし、わが国の今日の平和憲法が制定をされたその背景をわれわれがいま考えれば、憲法の解釈上も、私どもは核を持ってはならないのだという強い意思があることも忘れてはならないと思います。しかし、わが党に与えられたきょうの総理質問は十分間であります。私はこうした国運を左右するようなきわめて重要な国民の関心事を、外務委員会のわずか十分間の中で片づけることはきわめて……

第84回国会 外務委員会 第9号(1978/03/29、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 私は、先ほど高沢委員が御質問をされていました領土問題について、関連をしてお尋ねを申し上げたいと思います。  わが国の提示をした日ソ平和条約は公表をしないというお話を承りました。千島、南樺太は、連合国がその帰属を決めてくれ、こういう御発言があったかと思いますけれども、平和条約で境界を確立をすべきものだと。日ソ平和条約の草案には、この千島、南樺太は全く何も書かれていなかったのか、それとも、その草案の中には、この千島、南樺太の帰属に関しても書いてあったのかどうなのか、お尋ねを申し上げたいと思います。
【次の発言】 それでは、今後の問題でありますけれども、日ソ平和条約の中にこの千島、……

第84回国会 外務委員会 第12号(1978/04/07、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 政治犯罪人についてのいろいろな議論が行われてまいりました。  この政治犯不引き渡しの原則ということの歴史、あるいは原則が生じてきたその理由をまずお尋ねをいたしたいと思います。
【次の発言】 アメリカでベトナム戦争がありましたときに、ベトナム戦争の兵役を拒否して、アメリカの若い人たちがカナダであるとかあるいは日本に逃げ延びてきたというケースがずいぶんありました。私のところにも、私はそんなことは知らなかったわけでありますけれども、そういうアメリカの若い兵役を拒否した青年が住んでいたことがあったわけでありますが、兵役を拒否して、しかもアメリカの国内で逮捕状が出て、そういう人が日本に……

第84回国会 外務委員会 第13号(1978/04/12、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 私は、中川農林大臣が訪ソされましたので、まず、日ソ漁業の問題、それから先ほども御議論になりましたけれども、日中問題について数点お尋ねを申し上げたいと思います。  公海におけるサケ・マス漁業について、日本とアメリカ、カナダの新しい漁業条約の締結交渉が妥結をいたしました。日ソ漁業協力協定の交渉のためにちょうど昨日農林大臣が訪ソされたわけでありますけれども、今日、日本とソ連との間に行われている漁業交渉でいろいろと行き詰まっている問題点は何なのかということをまずお尋ねを申し上げたいと思います。
【次の発言】 漁獲量と禁漁区を中心として規制の措置をソ連側が提案をしてきているわけでありま……

第84回国会 外務委員会 第14号(1978/04/14、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 私は、世界観光機関憲章の細かなことをお尋ねする前に、いろいろと先ほどからわが国の海外渡航と外国のお客さんが日本に来る数が非常にアンバランスであるというお話がございました。わが国の観光というものの管轄をしている省はどこになるわけでございますか。
【次の発言】 松下幸之助さんなどという、財界人であると同時にかなり見識を持った方が、将来日本は観光立国としてもっと外国のお客さんに日本に来ていただいて、そして日本でもう少し時間を費やしてもらうということに国土を見直していくべきだというような見識のある意見をまとめられている方もいらっしゃいますし、それぞれの世界でそういう意見が非常に最近ふ……

第84回国会 外務委員会 第15号(1978/04/19、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 私は、日中平和友好条約が締結をされる非常に大事な時期に、わが国の固有の領土であります尖閣列島を先般来中国漁船が侵犯をしたという事件について、二、三点お尋ねをしていきたいと思います。  今度の中国側の大量漁船の侵犯は、私は、わが国の非常に大事な時期に侵犯をしたという、非常に大きな波紋を投げかけたと思っているわけでありますけれども、中国側は、これは偶発的なものだ、現状ではこういう答えをしてきているわけでございます。しかし、侵犯をした船はかなりの数になっているわけでありますし、しかも、私どもが得ている情報の中では、かなり組織的に構成された漁船団である、そして、侵犯が重ねて行われてい……

第84回国会 外務委員会 第17号(1978/04/26、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 今度の日ソ漁業交渉で農林大臣がソ連で大変御苦労されて、交渉中、日本の新聞は次々とその状況を克明に書き上げておられました。どの新聞を見ましても、きわめて厳しい交渉、押し切られた日ソ漁業交渉、そういったかなり大きな活字が見受けられました。恐らく多くの国民の皆様方も同じような印象を受けながら、今度の厳しかった日ソ漁業交渉をいろいろな角度から受けとめられたと思うのであります。農林大臣は北海道の御出身でもございますから、大臣が交渉を終えて日本に帰られて、もちろん地元だけでなしに、いろいろなお声があったと思います。先日の本会議場では、御批判の声はなかったという強い答弁もありましたけれども……

第84回国会 外務委員会 第18号(1978/04/28、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 私は、先ほども質疑がございましたけれども、大韓航空の補償の問題についてこれは大韓航空の問題だけでなしに、こうした事故が起きる可能性がこれからもあるわけでございますので、この犠牲者の補償の問題はいまどのように考えていられるのか、まずお尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、これは、この補償は航空会社が補償するわけですか、あるいは韓国もその補償を国としてするということになるわけですか、どうなんですか。
【次の発言】 三月の二十五日にラングーンの郊外でビルマ航空機の事故がありました。乗っていた乗客、乗務員全員が死亡したという事故がございました。これには御承知のとおり、……

第84回国会 外務委員会 第19号(1978/05/10、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 私は、今度の福田総理、園田外務大臣のアメリカにおける日米間の会談に触れて質問をしたいと思いますけれども、その前に、実はさきの外務委員会で、海外に駐在をする、あるいは派遣をされる公務中の災害について質問をさせていただきました。三月二十五日にビルマ航空機の事故のために亡くなった方々、ちょうど明後日が四十九日になる、家族のいろいろなコメント等も新聞に載っているわけでありますけれども、こうしたいろいろな海外派遣あるいは駐在員の公務中の災害について今後十分な検討をする、こういうお話でございましたけれども、その後どのようになっているか、まずお尋ねをしたいと思います。

第84回国会 外務委員会 第20号(1978/05/12、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 具体的な条約の内容に入る前に、この条約は成田開港三月ということを予定をされて、成田空港を活用する、利用するということで考えられたと思いますけれども、いかがでしょうか。
【次の発言】 その成田空港の活用状況を、現状はどのようにとらえて、現状では、成田が開港されるまではもちろん羽田空港ということになると思いますけれども、開港に当たっては、どのような感触を持っておられるか、まずお尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 成田の問題については、私、先方の状況をお尋ねしてから改めてお尋ねしたいと思うのでありますけれども、イラクのそれぞれの空港ですね、これについての安全という観点からは、最……

第84回国会 外務委員会 第24号(1978/06/14、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 外務委員会の今会期中の質疑は、実質的には最後になるかと思いますので、長い間本委員会で審議されてまいりましたし、また同僚議員を含めて大きな関心を持ちながら私ども審議をさせていただいてまいりました日中平和条約の成り行きに関しまして、昨日参議院の商工委員会で総理みずからも御発言をされておりますけれども、日中問題についてまずお尋ねを申し上げたいと思います。  総理は、昨日の参議院の商工委員会で、双方が満足のいく形で、こういう御答弁をされているわけでありますが、双方が満足のいく形というものはどういうことを指しているのか、外務大臣から御答弁をいただきたいと思います。

第84回国会 外務委員会 第25号(1978/08/18、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 同僚の委員の方々、今回日中平和友好条約の調印に関して、園田外務大臣あるいは側面的にその調印までいろいろな御努力をされた外務省当局の皆さん、あるいは多くの今日の状況を長い時間待ち続けてきた、あるいはいまはすでに亡き先輩たち、こうした道を開いていただいた先輩の皆様方に、私たちも感慨無量の気持ちで、こうした努力に心から敬意を表するものでございます。しかし事はすでに新しい国際状況が、大きくまた静かに音を立てるごとく動きつつある、こうした中で、多くの日本の国民の皆様方も、かつて私どもも、戦後の教育を受けながら、中国がこのようにこうした状況の中で変わってくるなどということがそう早く予想が……

第84回国会 建設委員会 第1号(1978/01/24、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 今度の住宅公団の家賃の値上げの問題について、私どもは住民の皆さんからも多少お話を伺いながら、昨年の十二月の暮れに百二十万という大変な署名をもって一方的な住宅公団の家賃値上げには断固反対である、こういう現実に入居をされている方々の意思表示を署名をもって実は私は見させていただきました。百二十万という数はもう御承知のとおり大変な数でございます。公団の賃貸に入っている、実際に入居している方々が百六十五万、分譲は二十四万人おられるわけでありますけれども、その中の百二十万の方々がすでに昨年の暮れまでには、はっきりこの一方的な値上げの提案には断固反対である、こういう意思表示をされました。私……

第84回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1978/03/22、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 私は、これからの交通安全対策という問題は、単に事故が起きれば歩道橋をつくればいい、あるいはガードレールをふやせばいいという小手先の交通安全対策だけに目を奪われているのではなくて、新しい都市づくり、また新しい都市の中における、特に大都市の中における交通体系というものを新しい発想で考え直してみる必要があるのではないかという気がするわけであります。  たまたま私は五ヵ年間海外で生活をしておりましたけれども、特に東京オリンピックを境にして、まあ私もいま東京に住んでいるわけでありますけれども、東京はガードレールが非常にふえたり、あるいは歩道橋が急速にふえました。これは子供たちを初め生命……

第84回国会 交通安全対策特別委員会 第8号(1978/04/20、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 私はまず、いろいろ資料をいただいたわけでありますが、毎年行われる交通安全週間、ことしも春の交通安全週間が終わったばかりでございます。しかし交通安全週間の期間に非常に交通事故が多い、あるいは死亡者数がかえってふえている。交通安全週間に対して、どうもマンネリ化しているのではないか、毎年やってくる交通安全週間に対する対応の仕方に少し熱意が欠けているのではないかという声を実は聞いておるわけでありますけれども、交通安全週間、交通安全運動に対してどのような姿勢で臨んでいるのか、その趣旨をまずお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 ことしの交通安全週間中に非常に事故が多かった、あるいは悲……

第84回国会 交通安全対策特別委員会 第11号(1978/05/11、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 実際に業務に携わる方々のお話を直接伺えて大変光栄に思っているわけでございますが、私は、今度の成田の開港に当たって専門的な知識を持っていない、あるいはごく一般の方々がこの成田を利用するのに非常にいろいろな不安を持っていられると思うのですね。しかもそれは専門的な知識を持っていない方々ばかりではなくて、大変不思議なことに、当然政府の進めている政策を遂行すべき官僚のサイドからも成田新空港に対する的然とした反対の意見が出ている。しかも具体的にそうした問題を指摘されているということに私は大変大きな関心を持ち続けてまいりました。同時に、現場に携わっていかれる。パイロットの方々あるいは現地で……

第84回国会 地方行政委員会 第9号(1978/04/06、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 私は、すでに同僚議員の方々がいろいろと細かな点についてお触れになられましたので、できるだけ重複を避けてお尋ねを申し上げたいと思います。  私は今度のこの成田の事件、この問題は、まず第一点は日本の土地に対する執着といいますか、特有な土地と日本の国民との関係、特に成田の農民の方々の農地の問題、素朴な農民の訴え、声と過激なグループとの行動は、やはりはっきりと分けて考えなければいけないのではないかという点が一点。それからもう一点は、大変皆様方も私もいろいろ関心を持っておりますけれども、今度の過激派のグループのとった行動、あるいはそれに対する警備の問題、こういう問題は非常に重要な、重大……


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第85回国会(1978/09/18〜1978/10/21)

第85回国会 外務委員会 第1号(1978/10/13、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 私ども新自由クラブは、まさに結党以来、日中問題をできるだけ多くの国民の期待にこたえて早急に推進をすべきであるという立場から、中国への翼で多くの若い仲間の皆さんを中国へお送りしたり、一貫して側面から運動を続けてきたわけでございます。私も若い世代の一人として、これからの時代は、アジアの中における日中関係を中心に大きく変わっていくということを率直にはだで感じながら、外務委員会における質疑にも参画をさせていただき、皆さんの御議論も聞かせていただいてきたわけでございます。  今後のアジア情勢や日中の平和友好条約が結ばれて後の展開についても、これからの問題は大変な問題をいろいろ抱えている……

第85回国会 外務委員会 第2号(1978/10/14、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 昨日も申したとおり、日中間にはしばらく不幸な時代がありました。しかし、本来日本と中国は一衣帯水の間であり、過去長い伝統的な友好の歴史を持った隣国であります。この中国と平和友好条約を締結することは、両国の子子孫々にわたる友好に向けての新しい時代に入るとともに、今後の日本外交の新しい幕明けであると思うのであります。そのためにもわれわれは、日中以後の外交を重視をするわけでありますけれども、まず日中平和友好条約締結の対中国との関係であります。日中平和友好条約の締結を契機といたしまして、今後の日本経済に、今後の日中経済関係に大きなはずみがつくであろうと私は思いますし、経済交流あるいは経……

第85回国会 外務委員会 第3号(1978/10/16、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 私は、過去六年越しの懸案でありました日中平和友好条約が締結をされたということに率直に賛意を表したいと思います。  しかし、私は、本委員会の中で終始一貫審議に参加をしながら、当初福田総理は、この条約に関してかなり消極的であったと思います。そして、総理がアメリカ訪問を終えて帰ってこられて、かなり日中条約締結に向けて積極的になられたという感触を受けているわけでございます。このことは、日米間で大事な外交問題を話されるということは、私は、あって当然だと思うし、そのことを批判しようとは思わないわけでございます。しかし、わが国の自主外交ということがいま国民の願望になりつつあり、しかも総理が……

第85回国会 建設委員会 第2号(1978/10/20、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 私は、いま問題になっております公団家賃の改定について重ねて御質問をさしていただきたいと思います。  九月分の改定家賃の不払い者は御存じのとおり入居者の六割、二十一万人の方々が不払い、しかも事態は法廷闘争までという声も聞かれる事態になったわけでございます。本来で言えば、たな子と大家の関係は、昔であれば落語の小ばなしも生まれるような、そんな人情味の細やかな関係でなければならないと私は思うわけでございますけれども、まさに事態は全面対立の様相を呈しているわけでありまして、問題をきちっと明らかにしていただかなければならないと思うわけでございます。  私は、入居者の皆さんの生の声を集約を……


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第86回国会(1978/12/06〜1978/12/12)

第86回国会 外務委員会 第2号(1978/12/20、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 アメリカの連邦証券取引委員会が、アメリカ最大の航空機メーカー、ダグラス社が一九六九年から現在までに外国の政府高官に対して航空機売り込みに関連をして少なくとも約十六億円以上の不正支払いをしたという、連邦地裁に告発をした内容についてでございますけれども、不正支払いの対象となった外国の中にも日本も含まれているという、第二のロッキード事件に発展をするかもしれないということで、いま大きな国民の関心を呼んでおるわけであります。  きょうの各委員の質疑を聞かしていただいてまいりましたけれども、この販売促進資金一万五千ドルの一部は、ある政府高官に渡された可能性があるというこの日本に触れている……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 外務委員会 第1号(1978/12/22、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 ことしの九月に、本外務委員会で北海道へ北方領土問題の視察に参りました。現地でずいぶんいろいろな強い要望が出されまして、零細漁民のわれわれだけがなぜこんなに長い間苦しまなければならないのか、政府の北方の漁民に対する指導的な役割りをもっと積極的に果たしてほしいという要望が非常に強くありました。その中で特に重要な点、その後も依然として進まない重要な点だけ御指摘をして、今後の方針をお尋ねしたいと思います。  昭和五十年の十月に日ソ漁業操業協定が結ばれました。これは、わが国の沿岸水域におけるソ連漁船団の操業に伴ってわが国の沿岸漁民の漁具等に多大な被害が続出をして、事故の防止あるいは事故……

第87回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1979/03/22、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 戦後、増加の一途を見てまいりました交通事故が、いろいろ御報告をいただいた数字を拝見をさせていただきますと、昭和四十五年をピークにして減少をしている傾向が数字の上で示されておりまして、大変結構なことでありますし、その努力には大いに評価をさせていただきたい、敬意を表したいというふうに思います。  しかし、そうした自動車による交通事故の減少の内容をいろいろ検討をさせていただきますと、最近の傾向として、たとえば歩行者あるいは自転車に乗っている方、こういう方の事故が非常にふえている。地方自治体によりましては通勤通学等で自転車の利用をできるだけしないようにというような通達をされている地域……

第87回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1979/04/26、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 私は、東京を初め大都市におきます会社勤めをされている勤労者の深夜の足の問題について、幾つかの御質問をさせていただきたいと思います。  いま大きな都市は、都心で勤務をされて効外に住むという傾向が非常に強くなっているわけでございまして、深夜、仕事を終えて遅い電車で帰りますと、電車も途中で切れてしまうというケースが非常に多いわけでありますし、バスも遅くまで走っていないという地域もございます。そうした、終電を受けてバスが走らないという地域に関しましては、あとはタクシーが勤労者の足になっているわけでありますけれども、都内でも、途中で電車が切れてしまうとそこから今度はタクシーが走る、ある……

第87回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1979/05/09、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 最近、自転車で通学をしている子供たちあるいは自転車に乗って買い物をされるという方々が交通事故に遭うというケースが非常に多くなりました。地方自治体の中にはできるだけ自転車通学を自粛するように、こういう指導をしているところもあるように伺っております。  一ころはバイコロジー運動の大変な普及があって、日本の自転車業界あるいは自転車タイヤ業界は非常に好況の時期がございました。グラフで見ましても昭和四十八年はまさにブームの絶頂になったわけでございますけれども、その後ずっと停滞をしてまいりまして、四十八年当時には九百八十万台の生産をしていたわけですけれども、現在では、五十二年には六百三十……

第87回国会 交通安全対策特別委員会 第9号(1979/05/31、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 日航機のDC10型機の欠陥の問題について、冒頭に一、二点だけ伺いたいと思いますが、細かなアメリカからの報告等につきましては、後ほど御説明を伺えるということを伺っておりますから、先ほど同僚議員の質問もあったようでありますから、一、二点だけ伺っておきたいと思いますけれども、このアメリカの連邦航空局の、墜落事故の後、同型機の総点検を命令をされて、これは非常に、これだけの停止処置をするということはかつてそうないことでありまして、大変大規模な航空機停止処置をして、総点検を命じられ、そのちょうど同じDC10型機について日本側の方もいろんな調査をされていると伺っておりますけれども、しかし、……

第87回国会 大蔵委員会 第9号(1979/03/06、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 私は、具体的な問題を二、三お尋ねをする前に、一般消費税の問題がすでに具体的に検討される状況の中で、私どもが当初から一貫して主張してまいりました行政の思い切った改革、あるいは医師税制を初めとする不公平税制の抜本的な思い切った改革ができなければ、私どもは本法案に賛成ができないばかりか、予算委員会では、これは仮定の問題でありますけれども、野党がそろって反対をする、そうしますと、予算委員会では否決をされて、予算は本会議で逆転をして可決をされるという事態になる危険性があるわけでございますが、こうした事態について総理はどのような考え方を持っているのかを、私は具体的な質問に入る前にまずお尋……

第87回国会 逓信委員会 第3号(1979/02/22、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 郵政大臣はこの所信表明の中で、昭和五十四年度におきましては、単年度収支で四百七十三億円の収入不足が生じる見込みだ、これにつきましては借入金により措置することとして、過去年度の収入不足分と合わせて二千四百十九億円の借入金を計上している、こういう所信表明をされているわけでございます。あわせて、赤字経営の上に、昨年来の郵政省の労使の問題はすでに本委員会でも同僚議員の中で御議論をされてきた問題でありますが、ますます国民の信頼というものを失いつつあるのではないかという気がしているわけでございますけれども、大臣はこうした一連の問題を、どのように今後の郵政行政を進めるおつもりなのか、基本的……

第87回国会 逓信委員会 第6号(1979/03/19、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 きょうは、衆議院の本委員会を開いていただくに当たって、お話を承りますと、NHKの会長さん、御入院をされておられてまだ十分健康の回復がというお話も伺っております。大変健康上にも御心配がありながら本委員会に御出席をいただきましたことをお礼を申し上げたいと思います。ぜひお体をお大事に、大変大事なお仕事を今後ともひとつ精いっぱいお力を発揮してお続けをいただきたいというふうに思います。  私は、NHKの財政の問題等も関心を持っているわけでございますが、そうした具体的な問題に入る前に、いただいた資料を大急ぎで目を通させていただきました。昭和五十四年度の国内放送のNHK番組の編集計画という……

第87回国会 逓信委員会 第8号(1979/04/25、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 さまざまな質問がございましたけれども、私はきょうの夕刊に載っております最も新しい情報について、今後の方針をどのようにお考えになっているか、総理に端的にお尋ねをしていきたいと思います。  東郷・ストラウス第二回会談は、日本側が提示した日米経済案件の一括的な譲歩案に対してアメリカ側が初めて回答を出した。これは日本側の案に対して拒否をされたということですね。これは電気通信の本体が含まれていないということで日本側案の受け入れを拒否したわけであります。特にアメリカ側は、電電公社がアメリカ製品に一〇〇%門戸開放するとのたてまえをとらない限り日米間の不公平は解消せず、対日保護貿易主義に傾い……

第87回国会 逓信委員会 第9号(1979/04/26、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 ちょうど人工衛星が打ち上げられてから二十年、宇宙の開発が非常に進んで、いよいよいろいろな実験段階を越えてすでに実用化が進んでいるわけでありますけれども、わが国においても初めてこうした形で実用化に向けての衛星が打ち上げられるということには私は大賛成でありますし、エネルギーの開発と宇宙開発はさらに積極的に国の中心的な課題として取り組んでいただきたいと思っております。  この通信衛星、放送衛星の開発にはいずれにしても大変な予算がかかるわけでありますけれども、その機構の資本金については政府及び民間の出資によって構成をされる、必要があるときには郵政大臣の認可を受けてこれを増加することが……

第87回国会 予算委員会 第10号(1979/02/14、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 私は先ほどから有森証人の話をずっと伺っておりまして、巷間伝えられている、あなた自身がすでに新聞社等のインタビューにも答えているように、非常に身の危険を感じている、そのとおりでございまして、証人は、かつて日商の有能な社員として大きな役割りを果たしたと同時に、退社後は一転してロッキード社のコンサルタントを務めるという、言っみれば、一連のロッキード事件から今度のE2C選定に至るまでのその背景をよく認識をしているからだと思うのであります。私はストレートに一番聞きたいことを申し上げてまいります。証人、なかなかお答えにくいだろうと思いますから、十分いまのお立場で証言ができるという問題から……

第87回国会 予算委員会 第11号(1979/02/15、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 新自由クラブの伊藤公介でございます。私の質問で締めくくりでございますので、もう一度確認をさせていただきながら、締めくくりの質問をさせていただきたいと思います。  もう証人は、御承知のとおり、マスコミの中では華麗な一族、そう書き立てられている、しかも国際的な事業家だ、そういうお立場で、ひとつおわかりになっていることを率直にぜひお答えをいただきたいと思います。  SECの資料の中で明らかにされてまいりました十万ドルの受け取りは証人は認められました。それでは、その十万ドルの、まず五万ドルは何に使われたか。後に受け取った五万ドルは何に使われたか、まずお尋ねをいたしたいと思います。

第87回国会 予算委員会 第15号(1979/02/20、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 大臣の御都合があるというお話を伺いましたので、外務大臣に質問をさせていただきたいと思います。  もうニュースで御承知のとおり、中国軍のベトナム攻撃で緊張の度を加えておりますけれども、中国、ベトナム、ソ連の三国が、まさに威信とメンツをかけて、このまま深入りをしていけば、加速的に危険な状態をさらに高めていくのではないかという心配をしているわけでありますけれども、その後外務省が入手をしている状況、また、そうした状況に対してどのように対応されるのか、まず御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 二十一日にはASEAN議長のインドネシアのモフタル外相が来日をされると伺っております……


伊藤公介[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院34期)

伊藤公介[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|34期|-36期-37期-39期-40期-41期-42期-43期-44期
第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 農林水産委員会内閣委員会外務委員会連合審査会 第1号(1977/04/25、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 領海法に関しては、私どもなりの主張はしてきたわけでありますけれども、何点かについて再び明らかにして、私どもなりにさらにこの領海法について万全な対策を私たちは立てていきたい、こう考えておるわけでございますが、まず漁業専管水域は領海であるのか、あるいは公海であるのか、お尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 日本の二百海里漁業専管水域に関しても公海自由の原則をとるのである、こういう御答弁をいただきました。公海自由の原則の定義をお聞かせをいただきたいと思います。
【次の発言】 公海自由の原則は、公海に関する条約の第一条、第二条にはっきりとうたわれております。「「公海」とは、いずれの……

第80回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1977/03/15、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)分科員 最近とみに米軍の基地返還問題あるいは基地返還後の跡地利用等について関心が高まっているようでございますけれども、東京周辺にも、この米軍の基地返還に対する問題あるいはすでに返還になった地域の跡地利用についても非常な要求、具体的な要求等も出ているわけでございますが、私は具体的な問題でお聞きをしていきたいと思うのです。  まず、これはたしか昨年の八月であったと思いますけれども、三木内閣当時にもかなり具体的な計画が進められていたとお聞きをしておるわけでございますが、東京で一番いま人口が急増をし、しかも高層団地としては最大の多摩ニュータウンが建設をされておるわけでございますけれども、ち……


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第82回国会(1977/09/29〜1977/11/25)

第82回国会 法務委員会地方行政委員会外務委員会運輸委員会交通安全対策特別委員会連合審査会 第1号(1977/11/11、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 かなりいろいろな角度から御質問がございましたので、私は質問が重複をしないように二、三点について御質問を申し上げたいと思います。  今度の法改正に当たって、きわめて単純に言えば、いかにして未然に今回のようなハイジャック事件というような問題を起こさないかということが第一点でありますし、もう一つは、こうした事態が起きた場合にどう対処していくかという二つの点であろうと思います。  たまたま今度ハイジャック事件が日本とドイツと国情を変えて同じ時期に起きて、そして西ドイツがとった措置とわが国がとった措置とが余りにも対照的であったということでずいぶん御議論がありました。私もかつて四年ほどド……


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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 地方行政委員会運輸委員会交通安全対策特別委員会連合審査会 第1号(1978/04/26、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 私は、道交法の一部改正をする法律案について大事なポイントをお尋ねしていきたいと思いますが、たまたま私、きょうは外務委員会がございまして質問がありましたので、前の方の御質問を一貫して聞くわけにいかなかったという関係もありまして、多少重複している点がありましたら、確認をするという意味でひとつお受けとめをいただきたいと存じます。  まず第一に、今度の道交法改正で身障者の通行を保護する規定というものがいろいろな角度から考えられているわけでございますけれども、いままでは体の不自由な方が通行する場合には白いつえをつかれて通行された。今度は盲導犬を連れて道路を通行することができる、こういう……

第84回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1978/03/02、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)分科員 私は、昨年の予算委員会の分科会で、天皇在位五十周年を記念して指定をされます昭和公園の指定について御質問を申し上げました。その後、昭和公園の指定が内定をしたと伺っているわけでございますけれども、昭和公園の指定の経過、どういう状況になっているかをまずお尋ねを申し上げたいと思います。
【次の発言】 昭和公園の指定に当たって昨年調査費が六千万円ついていると思いますけれども、その六千万円はどのように活用されているか、詳細がわかりましたら御報告をいただきたいと思います。
【次の発言】 たしかに三木内閣の時代だったと思いますけれども、この昭和公園の指定に当たりまして、いま御答弁がありまし……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 文教委員会逓信委員会連合審査会 第1号(1979/05/25、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)委員 放送大学の誕生、スタートは、これまで大学というものが緑のキャンパスの中で行われてきたという大学像から、まさにそれぞれの茶の間で講義を受けられる、しかもどんな地域にあっても、あるいはどんな状況下に置かれてもひとしく高等教育が受けられるという、そういう意味では教育、特に高等教育に対する大きな画期的な作業であることは間違いがないというふうに私は思います。  もちろん、その中ではすでに非常に大きな期待をしている多くの国民もいるわけでございまして、いろいろな将来に対する大きな期待をすでにかけている方々の中には、いままで日本の大学は入学することは非常にむずかしいけれども卒業はかなりやさし……

第87回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1979/03/01、34期、新自由クラブ)

○伊藤(公)分科員 私は、予算委員会の分科会で、昨年、一昨年と三年続けて取り上げさせていただいた問題でありますけれども、東京はいま大きく分ければ、二十三区の区部と多摩地域という二極構造のような形になっているわけでございます。その多摩地域にかつて多摩の弾薬庫に使われていた跡地がございます。この多摩弾薬庫の跡地と隣接をいたしまして、関東地域では最大のニュータウンづくりが急速に進められております。もちろんこの地域は、かつて武蔵野の自然に恵まれた地域であったわけでございますけれども、短期間の間に急速な開発をされて、かつての自然は全く開発をされてしまって、その中にいま林のごとくニュータウンづくりが進めら……



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データ更新日:2023/02/05

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