このページでは玉城栄一衆議院議員の36期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は36期国会活動統計で確認できます。
○玉城委員 私も伊東外務大臣御就任最初の御質疑をさせていただきます。
まず最初に、昨日魚本駐ソ大使が帰国報告を大臣にしておられるわけです。御存じであるわけでありますが、大別して三項目にわたりまして進言を大臣にしておられる。大臣、この進言についてどのように対応されるおつもりであるのか、お聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 私たちは報道で承知する以外ありませんが、これも概要だと思うのですが、一項目は、日ソ関係は冷え切っているが、話し合いの窓口は閉ざすべきではない、二つ目は、関係改善のきっかけの一つとして日ソ事務レベル協議の再開も考えられる、三つ目に、日本の軍備強化やソ連脅威論の高まりの……
○玉城委員 最初に一言お礼を申し上げておきたいと思います。九月二日から五日まで当委員会とされまして、小沢委員長を団長とされて沖繩をつぶさに視察をしていただき、また、特に遠く離島まで足を運んでいただきまして離島の実態も御視察いただき、関係者のいろいろな要望等を快くお聞きいただきましたことに私、地元選出の議員としてこの席をかりまして厚く御礼を申し上げる次第でございます。大変ありがとうございました。 質問に入らしていただきます。最初に国鉄の方に伺っておきますが、長い間懸案になっております例の国鉄連絡運輸契約に基づく鉄道小荷物駅の先島延長に関する問題でありますけれども、長い間関係者の強い要望があった……
○玉城委員 まず最初に、沖繩の旧日本軍使用の土地問題についてお伺いをいたしたいと思いますが、沖繩の旧軍使用の土地の問題は、現地沖繩においてもまた政府としても、きわめて重要な戦後処理の問題であると思うわけであります。私は従来、そのうち先島の分と沖繩本島の分とは切り離して考慮すべきであるとの見解に立ちまして、本問題の解決のために力を注いでまいった一人であります。本日は、そのうちの先島の分について質疑をいたしたいと思います。 先島の旧軍使用土地については、沖繩本島と違い、旧軍と土地所有者との間に売買が行われた証拠が現存することを調査確認いたしましたので、国に移った所有権を現地農民に取り戻すには、払……
○玉城委員 私は、質問に入ります前に、まず一言外務省にお礼を申し上げさせていただきたいと思います。 実は今回、先月の七日から二十七日までの二十一日間、私も当外務委員会のメンバーの一人としてタイ並びにパキスタン、カンボジア難民、そしてまたアフガン難民の実情とその他多くのいろいろな面を視察をさせていただきました。その際、現地の外務省の大使館、総領事館の方々に大変お世話になりました。この席をかりまして一言厚く御礼を申し上げておきます。大変ありがとうございました。 そこで、この難民の問題について一言お伺いしておきたいわけでありますが、タイのカンボジア難民、それからパキスタンのアフガン難民、その実情……
○玉城委員 最初に大臣にお伺いいたしたいのでありますが、現在のイラン・イラク紛争というものが何かしら長期化の様相、そういう情勢のような感じがいたすわけであります。その中で昨日の衆議院の安保特別委員会で、例のホルムズ海峡の合同パトロール艦隊の費用負担という発言も外務省の方でしておられ、大変びっくりしておるわけです。 そこでお伺いいたしたいことは、当然、現在のイラン・イラク紛争に対してわが国が政府としてどちらかにつくというようなことはないと思いますけれども、これまで軍事的な何らかのかかわり合いを持ったことがあるのかどうか、その辺をお伺いいたします。
○玉城委員 千九百八十年の食糧援助規約についてお伺いをいたします。 まず第一点は、基本的な問題として、アジア、アフリカ等多くの開発途上国においては慢性的な食糧不足に悩んでおり、しかも今後の人口の自然増などからその不足量はますます増大していく傾向にあることは、すでに多くの指摘がなされているところであります。たとえば国連食糧農業機関の推定によりますと、昭和六十年までの穀物による食糧援助の必要量は千五百万から千六百万トンになるとされております。そこで、今日第三世界では八億と推定される人々が極度に貧困な状態にあるとも言われており、飢餓を緊急に根絶することが、いわゆる南北問題解決の基本課題であると思い……
○玉城委員 まず最初に、今回のアメリカの大統領選挙の結果につきましては、レーガン候補が大勝利ということが確定をいたしておるわけであります。そのことにつきまして大臣御自身午前中からいろいろと御所見をお述べになっておられるわけであります。その中で、ブッシュ副大統領候補とのお話し合いの中で力による平和という言葉が非常に印象的であったということを強調し、大臣御自身も何回もそのことを繰り返しておっしゃっておられるわけであります。 そこでレーガン氏に対しては、現在国際的にもあるいは国内的にもいかなる政策路線をとるのだろうかという懸念と申しますか、大きな不安があることも事実であります。今後のレーガン氏の対……
○玉城委員 まず最初にお伺いいたしますが、わが国最大の海外協力事業でありますところのイラン・ジャパン石油化学、いわゆるIJPCから三井物産は撤退を前提とした損失処理の青写真づくりに入った、つくり上げた、そういうことが二、三日前大きく報道されておるわけであります。また日本人工事関係者は一応全員帰国をしておられるということも報じられているわけでありますが、そこでちょっとお伺いしたいのですが、今回のイラン・イラク戦争によりまして、イラク軍によって五回にもわたって工事現場が爆撃をされたということでありますけれども、その被害の状況につきましてどのように把握しておられるのか、お伺いしたいと思います。
○玉城委員 最初に、ただいま土井先生からも御質疑の交わされております金大中氏の問題につきまして、私も一言、大変重要な段階に差し迫っておりますのでお伺いをいたしておきたいと思います。 今回の鈴木総理の発言につきましては、大臣も先ほどの御質疑の中でお答えになっておられますとおり、内政干渉でもなければ、また決して外交的な圧力あるいは脅迫でもないというようなこともおっしゃっておられますし、本当にそのとおりだと思うわけであります。万一そういう事態になりましたらこれは本当に重大な関心をわれわれも持たざるを得ないと思いますし、いまもお話の中にありました経済協力等の問題につきましても当然考え直さざるを得ない……
○玉城委員 先ほどからの御説明で、今年度のサトウキビ価格決定が十七ないし十八日になされるという御説明を承っておるわけでありますが、先ほどからもるる御説明のあったとおりでございまして、沖繩県のキビ作農家、もちろん沖繩県に限らず鹿児島県のキビ作農家の方々もそうでありますけれども、特に沖繩県の場合はこのキビ作というものが基幹作物である。したがって、この価格決定が幾らになるかということが、キビ作農家はもとより県の経済に大きな影響を与えるということで、まさにいまかたずをのんで、幾らの額になるか、トン当たり二万六千円以上という要望が本当に満たされるのか満たされないのか、そういうことで注目されている状況であ……
○玉城委員 最初に、現在の沖繩の雇用失業状況並びに開発庁としての対策についてお伺いいたします。
【次の発言】 二倍ないし三倍ということで、沖繩の失業状況というものは依然として深刻な状況にあるわけですね。ですから開発庁は、労働省ということをおっしゃっておられますけれども、そういうありきたりの従来繰り返してこられたようなことだけで、確かに比べて現時点で五・二%ですか、そういう状況にはありますけれども、そういうおっしゃるような対策だけではこれは一向に解決できないわけですよ。もっと真剣にこの問題を取っ組んでいただかないと、特に三月に新しい学校卒業者がたくさん出てくるわけですから、そういう方々についての……
○玉城委員 ただいま上原先生からもお話がありました読谷補助飛行場の降下訓練のミスの問題なんですが、外務省それから施設庁に伺いたいのですけれども、これはできないところでそういう訓練をやること自体が問題なんですよ。先ほど何かトリイ・ステーションの方にということ、そんなことをやりますと、島全体が降下訓練の場所みたいになっちゃうんですね。これは移設できるまでやめさせるようにしなければだめです。やめさせるようにちゃんと米側と話し合ってください。
【次の発言】 そういうことじゃないのです。
施設庁の方に伺いますが、これは降下訓練場としては条件は満たしているのですか。
○玉城委員 ただいまの、伊東外務大臣が来月二日に韓国の大統領就任式に出席されるということでございますが、その際に向こう側の外務大臣あるいは大統領との会談がもう予定されているやに伺っているわけであります。 そこで、その会談の中身なんですけれども、いまお話を伺っておりますと、具体的にまだ何も決めていないということでございます。ただ行きまして、大臣は北朝鮮の方にはすでに行っていらっしゃいますし、初めての訪韓ということになるわけでありますし、先ほどの御答弁の中にも、朝鮮半島の平和という問題はわが国にとって非常に重要なことであるということからしまして、いわゆる南北対話の前進についてわが国としての役割り……
○玉城委員 外務大臣は来月の末に訪米をされますし、五月には日米首脳会談が予定をされているわけであります。
そこでお伺いしたいのは、鈴木総理は先月のASEAN歴訪の際、わが国に国際社会で軍事的役割りを期待することは誤りであると明言しておるわけでありますが、米国はわが国に対し西側の一員として軍事的役割り分担を求めているのではないか、そういう発言が相次いで繰り返されているわけでありますが、まず最初に外務大臣のお考えを伺いたいと思います。
【次の発言】 この問題で一点お伺いしておきたいわけですが、米側のわが国に対するそういう一連の軍事的な期待表明がなされているということであります。私がお伺いしており……
○玉城委員 私は、アフリカ開発銀行を設立する協定についてお伺いをいたします。
このアフリカ開発銀行は昭和三十九年に設立されておるわけですが、今回わが国も域外諸国の一員として資本参加をしようということであるわけです。アフリカ諸国といいますとわが国と距離的にも大変遠いわけでございまして、政府としてこのアフリカ諸国に対する外交的な位置づけをどのようにしておられるのか、まず最初にその点からお伺いいたします。
【次の発言】 従来わが国も出資しておりますアフリカ開発基金への出資金のシェアが一八・三%、それからこの協定に基づくアフリカ開発銀行へのわが国の出資予定シェアが四・七%と、いずれも非常な大口出資国……
○玉城委員 大臣、いよいよあしたから日米会談に臨まれるために御訪米されるわけでありますが、大変御苦労さまでございます。 今回の日米会談の内容また結果につきましては、国民も大変重大な関心を持って見守っているわけであります。したがって、大臣の御決意、また御認識と申しますか、これをぜひお聞かせいただきたいと思うわけでありますが、レーガン政権が誕生以来、大幅な軍事費の増額、軍事増強一本やりとでも申しますか、そういう感じであります。これはレーガン大統領の公約であります強いアメリカを目指すという政策の一つのあらわれかとも思うわけでありますが、しかし世界的に見ますと、米側の軍拡路線政策という感じがするわけ……
○玉城委員 大臣、御苦労さまでございました。 今回、レーガン政権と初の政府間の話し合いをしてお帰りになられたわけでございますが、御報告を伺っておりますと、自動車の問題、防衛問題その他国際情勢認識の問題等々、非常に抽象的なことであった。そして、具体的には米軍の駐留費増額の問題があった。最近新聞報道等によりますと、北西太平洋のいわゆる防衛分担の問題がちらっと出ておるわけであります。しかし、防衛の問題については非常に重要な問題であるという認識をしてお帰りになったというお話も先ほどあったわけでございます。 今回、外務大臣は五月の首脳会談に向けてのいろいろなお話し合いだったと思うわけでありますが、五……
○玉城委員 渡り鳥及びその生息環境の保護に関する日本国政府と中華人民共和国政府との間の協定及び北太平洋のおつとせいの保存に関する暫定条約並びに南極の海洋生物資源の保存に関する条約、以上三件一括して質疑をさせていただきたいと思います。 まず最初に、日中渡り鳥条約についてお伺いをいたします。 近年、自然環境の保護ということが世界的に非常に関心が高まり、日本としてもこれに積極的に取り組むべきであると思います。日本との渡り鳥条約につきましては、米国、ソ連、それから豪州の三カ国との間にはすでに結ばれているわけでありますが、ソ連及び豪州との条約は現在どういう状態になっているのか、お伺いいたします。
○玉城委員 最初に、外務省の方に確かめておきたいわけでありますが、実は御案内のとおり、きょう、日本時間で今晩八時四十八分にアメリカの宇宙連絡船スペースシャトルが打ち上げられることになっておるわけでありますが、私どもそれの成功を心から期待をいたしておるわけであります。 ただ、万一の事態に備えて、日本、スペイン、それからハワイだったと思うのですが、三地域を緊急着陸地に指定をされているやに承っているわけであります。その点、外務省の方はこの問題についてアメリカ側からどういう連絡を受け、何か打ち合わせがあったのかどうか、その点の御説明をいただきたいと思います。
○玉城委員 最初に、基本的な点で確認をしておきたいのですが、外務省が所管で多くの条約、各種の国際協定を締結しておられますね、そういう条約の締結の目的というのは一体何ですか、ちょっと教えていただきたいのです。
【次の発言】 国益を守るということはやはり基本的な大事な問題だと思うのですが、いかがですか。
【次の発言】 そこで、今回の米原潜事件ですが、それについて今回の外務省の対応についていささか疑問があるわけです。
その前にちょっと大臣にお伺いしておきたいわけですが、これまでこの委員会で私、何回も皆さん方と議論もしてきたわけです。去年の三月、沖繩のホワイトビーチにおける米原子力艦船による放射能漏……
○玉城委員 大臣への御質疑は、また来週二十二日にこの条約の審議が行われますので、そのときにお願いして、きょうは留保しておきたいと思います。どうかお席をお立ちになって結構でございます。
インテルサット、それから条約法に関する条約、二件あわせて若干御質疑を行いたいと思います。
まず最初に、先ほども高沢先生の方から御質疑がございましたけれども、インテルサットの成立の経緯並びに機構の枠組み、そして活動状況、あわせて三点、概略御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 その内容で、国自身が署名当事者となっている国と、それから国の指定する電気通信事業体が署名当事者となっている国、その主要な国を伺いた……
○玉城委員 私、今回の原潜の事故についてお伺いいたしたいわけでありますが、事故以来、連日国会の各委員会におきましても、また新聞、世論等を見ましても、非常に重大な事件だと思うわけであります。 そこで、先ほど土井先生も冒頭にちょっとお触れになっておられたわけでございますが、本当に一縷の望みが失われまして、米原潜による衝突によって沈没をしました日昇丸の船長の野口泰三さん並びに一等航海士の松野下純夫さんが昨日遺体で発見されたことは、大変残念なことであるわけでございます。 実は私、先日、船長の野口さんの御自宅に、お見舞いと御同情、また御激励のお電話を差し上げたわけでございます。奥様は人にお会いできる……
○玉城委員 今回の日米両首脳会談、大臣、大変御苦労さまでございました。 私、今回の首脳会談、そしてそれに基づく共同声明を真剣に読ませていただいたわけでありますが、日本の将来、また日本自身の問題として思いをはせるときに、これはただごとではない、率直にそういう印象がするわけであります。いわゆるアメリカの世界戦略と申しますか、あるいは対ソ戦略と申しますか、そのもとにわが国がくくられて、今後わが国の外交はまさに身動きがとれないようなことになりやしないか。確かに評価される面もありますけれども、自分で自分の首を絞めるような結果になりかねない、そういうことを言っても過言ではないような感じがいたすわけであり……
○玉城委員 玉城でございます。 諸先生方には大変御多忙の中、午前、午後にわたりまして、また大変貴重な御意見を賜りまして、心から感謝申し上げます。ありがとうございます。 私も諸先生方に多々お伺いしたかったのですが、午前中の先生方の御意見で伺いたかった点も大体お述べいただきましたので、私、一点安藤先生にお伺いをしたいわけであります。 先生はこの難民の問題については、流民の問題についての本もございますけれども、市民運動と連帯をしながら流民の方々の保護の問題等を御熱心にやっていらっしゃって、大変敬意を表する次第であります。 問題は、先生も午前中におっしゃっておられたわけですし、諸先生方もおっし……
○玉城委員 外務大臣、時間が十五分しかございませんので、お答えもポイントでお願いしたいと思うのですが、わが国の憲政史上、今回の日米首脳会談並びに共同声明をめぐる政府の混乱ぶりは、本当にこういうことはまれではないかと思うわけであります。いわゆる総理の記者会見での考え方、それと外務省のお考え、あるいは防衛庁と外務省との考え方の不一致といいますか、そうして仕方なく統一見解、この政治責任は非常に重大なものがあると私は思うわけであります。その点につきまして大臣とされて、これはわが国の命運がかかるような重大な首脳会談、総理から外務省、防衛庁、統一見解まで出すというあわてぶり、混乱ぶり、こういう原因は一体ど……
○玉城委員 難民条約並びにそれに関連いたしまして種々お伺いをさせていただきたいと思います。 難民ということにつきましては、従来わが国は関心が薄いと申しますか、消極的と申しますか、であったわけであります。ベトナム、サイゴンの陥落以後、インドシナ難民の大量流出ということで、わが国としてもいよいよこの難民条約に入らなくてはならない、そういう国際世論等あるわけであります。それで非常に重大な関心を持ってきているわけであります。 そこで、まず最初に、世界的にと申しますか、多くの地域で、多くの国々から難民の方々が流出をして、そういう大きな問題が発生をしているわけでありますが、その状況について概略御説明を……
○玉城委員 まず最初に、米空母ミッドウェーがあさって横須賀に入港するわけでありますが、きわめて常識的に核を積載していると思われるわけでありますが、その核の有無について確認をされるまで入港延期を要請されるおつもりはないかどうか、お伺いをいたします。
【次の発言】 過日、参議院の連合審査会で外務大臣は、わが国としてもアメリカの世界戦略に貢献をしているというような趣旨のお答えをしておられるわけでありますが、沖繩の場合、御存じのとおり安保条約に基づく軍事的な機能というものを一手に引き受けていると言っても過言ではないと思うわけであります。在日米軍基地の五三%が沖繩に集中していることはもう御案内のとおりで……
○玉城委員 午前中に引き続きまして質疑をさせていただきたいのですが、今回初めてわが党も竹入委員長を団長とする韓国訪問団を出したわけでありますが、その目的とするところは、韓国の現状をよく見るということ、そして韓国の要人と率直に意見を交換して、韓国の実態をよく把握する。その上に立って日韓友好をどう進めていくか。当然外交は、客観的に実態を把握することが大事であると思うわけであります。われわれ野党としても、当然アジアの平和と安定ということを考える場合、韓国との何らかの友好のパイプを持たなくてはならない、そういうことを模索する時期に来ているのではないかと思うわけであります。 過去の日韓関係のいろいろな……
○玉城委員 最初に外務省の方に伺いたいのですが、最近沖繩の米軍基地内において、女子学生、高校生、中学生を含めて、米兵と不純な行為といいますか、シンナー遊びだとかあるいは喫煙とか、そういうことが制服をつけあるいは私服の姿等で行われているという実態が明らかになりまして、県民に大変大きなショックを与えているわけであります。したがって、外務省とされてそのことを御存じであるのかどうか、まずその点からお伺いします。
【次の発言】 そこでこの問題は、他の県と同じように子女の教育問題あるいは風紀上の問題でもあるかもしれませんが、この沖繩の場合には、米軍基地が存在し、米軍人とそういうことが基地内において行われて……
○玉城委員 大臣にお伺いしたいのでありますが、もう早いもので日中国交回復いたしましてことし九年、来年は十周年でございますが、日中国交回復以来交流も大変盛んになりまして、私たちも先月、国対委員長にお供しながら訪中させていただき、中国の要人の方々ともお会いをさせていただく機会もあったわけでございます。
そこで、来年は日中国交回復十周年ということで、そういう意味も含めて、新しい趙紫陽首相訪日の御意向があるやに伺っているわけでありますが、園田外務大臣は新しい趙紫陽首相の訪日についてどのように考えておられるのか、お伺いをいたします。
【次の発言】 鈴木総理は、総理になられましてASEAN、訪米、それか……
○玉城委員 長官にまず最初にお伺いしたいわけでございますが、昨年十一月だったと思うのですが沖縄開発庁長官に御就任されまして、鋭意沖縄問題に取っ組んでおられまして、心から敬意を表する次第でございます。 たしか沖縄開発庁長官は田邊長官で十二代目というふうに伺っておるわけでございますが、ことしから沖縄の第二次振興開発が出発をする、そのスタートの長官でもございまして、午前中から大臣御自身の決意も承っております。また山梨県知事を三期もお務めになっておられたと伺っておりまして、御自身沖縄で私が知事だったらという目で沖縄問題を考えたこともあるというお話もございましたし、沖縄問題について自分自身の問題として……
○玉城委員 各参考人の方々には、大変貴重な御意見を賜りまして心から感謝を申し上げます。また、遠く沖縄から本委員会に出席されましたことについて、本当に御礼を申し上げる次第であります。 そこで、大変時間に制約がございまして、各参考人の方々には本当にまだ多々おありかと思うわけでございますが、私もその中でちょっとお伺いしておきたいのです。 まず最初に、比屋根参考人にお伺いしたいわけでありますが、参考人御自身、第一次振計の中で県の行政に一時タッチをしておられた、そういう経験の中から、大変貴重な御意見として拝聴いたしたわけでございます。その中で、一つは人口の問題、二番目に高率補助のある時期に来ての見直……
○玉城委員 最初に沖縄開発庁の方にお伺いいたしますが、第二次振計の目標年次は昭和六十六年度になりますね。この十年間の沖縄県の人口増を開発庁としてはどのようにとらえていらっしゃるのか、この点お伺いします。
【次の発言】 いろいろな要因は当然考えられるわけであります。といいますのは、第一次沖縄振計のときの人口のとらえ方に、結果からしまして狂いがあったわけですね。ですから、第二次振計で沖縄開発庁としては、現在百十万六千、約百十万余ですね、それが六十六年度にはどれぐらいになるというふうに見通し、とらえていらっしゃるのか。もうこの時期ですからね。
○玉城委員 これまでの御質疑と多少ダブる点もあろうかと思いますが、御答弁はひとつ御丁寧にお答えをいただきたいと思います。
施設庁長官、最初に、私もこの問題について長官御自身からお答えを、お答えだけではないのですが、伺っておきたいのは、例の那覇防衛施設局の幹部の訓戒処分の件についてですが、これは非常に問題です。その経緯を簡単にちょっと御報告していただきたいのです。
【次の発言】 施設庁長官、高級公務員がこういうことで処分を受けているということ、私たちは那覇防衛施設局に関してそのほかいろいろな話を聞いております。いずれにしても、こういうことは非常にまずい、厳に自粛をすべきだと思うのです。いかがで……
○玉城委員 日ソ、ソ日暫定漁業協定につきましては、大変難航の末、妥結をされたということでございまして、外務省並びに水産庁のその労を心から多とするわけでありますが、同時にまた、その経過からしまして、評価をするにやぶさかでもないわけであります。 しかし、先ほど来諸先生方から質疑、御懸念もあったわけでありますが、私も印象として、これは日本側が大きな譲歩を強いられたのではないか、そういう印象はぬぐえないわけであります。したがいまして、今後これからわが国の日本海での操業水域拡大をソ連側は要求してくる可能性も否定はしておられない、そういうことからして、譲歩しているということについてはどのようにお考えにな……
○玉城委員 外務大臣、あすからの御訪米、大変御苦労さまでございます。 最初に基本的な点について一点お伺いをしておきたいわけでございますが、最近のわが国の外交姿勢を見ますと、先ほどからも御質問があったわけでございますけれども、常に対米配慮というものが優先をされまして、何かしら米側の圧力に屈してのいわゆる対米追随外交ではないか、このように国民の側から見ると映るわけでございます。たとえば例の防衛費突出の問題にしましても、これはやはりアメリカの圧力に屈したのではないか。あるいはまた、最近問題になっております、わが国は世界で唯一の被爆国でございますけれども、国連における核不使用決議に反対をされたり、あ……
○玉城委員 最初に委員長に御要望申し上げておきたいわけでございますが、きょうは大臣御欠席の異例の中での法案並びに条約の質疑でございますので、これらの法案並びに条約に対する大臣への質疑については、後日また機会を持っていただくということで、質疑を始めさしていただきたいと思います。
【次の発言】 それでは最初に、国際科学技術博覧会政府代表の設置に関する臨時措置法案についてお伺いをいたしておきたいと思います。
この政府代表の人選、任務についてお聞きしたいわけでございますが、もうすでにこの政府代表の人選については内定をいたしておるやに伺っておりますが、この人選はどういう基準で決定をなされるのか、政府代……
○玉城委員 六月に第二回国連軍縮総会が開かれるわけでございますが、この国連総会を前に国内におきましても反核いわゆる軍縮運動が高まりつつあります。国民世論も大きく盛り上がりつつあります。このことは、わが国が世界で唯一の被爆国として、ましてこの総会に総理御自身が出席されるということからしますと、こういう国内の運動の高まりというものは当然力強いものだと思うのですが、外務大臣、どのように受けとめていらっしゃるでしょうか。
【次の発言】 そこで、はなはだ残念なことなのですけれども、これはその運動の一環としまして、いま各地方議会等におきましてこういう反核・軍縮に対する意見書あるいは決議等がなされようとして……
○玉城委員 私は、前回の委員会に引き続きまして、核軍縮の問題について二、三改めてまたお伺いしておきたいわけでありますが、その前に、十四日にフランスのミッテラン大統領が国賓として来日をされるわけであります。また来月末には、中国の趙紫陽首相も来日が予定されております。両国の首脳の来日の意義と、またお会いなさるときに外務大臣として主要議題はどういうものを考えていらっしゃるのか、御説明をいただきたいと思うのです。
【次の発言】 時間もありませんので、例の核拡散防止条約、いわゆる核防条約ですね。これはわが国は加盟、批准しているわけですが、当然わが国としてもこの核防条約体制の強化ということについては主張し……
○玉城委員 ただいま議題になっております三条約につきまして一括して質疑をいたしたいと思います。 これまでの御質疑と多少ダブる点もあろうかと思いますが、お答えはひとつ御丁寧に御説明をいただきたいと思います。 まず最初にSTCW条約、これについてお伺いしたいんですが、海上における船舶の航行の安全確保のため、船舶を運航する船員の資格、訓練等その技能に関する国際基準を定めようというこの条約は大変結構なことだと思います。特に主要海運国であるわが国の立場からは大いに締結、推進していくべきではないかと思います。 そこでお伺いをしたいのでありますが、この条約の附属書の第五章には、石油タンカー、化学薬品タ……
○玉城委員 第八回目の先進国首脳会議がフランスのベルサイユで六月四日から三日間開催されることになっておるわけですが、開催国であるフランスのミッテラン大統領も本日来日されるわけであります。当然、首脳会談において、ベルサイユ・サミットについても意見の交換がなされると思います。この点、一点お伺いします。 もう一点、このベルサイユ・サミットについてですが、現在、世界的に経済不況、南北問題、東西の軍事的緊張問題等々きわめて困難な問題も多いわけですが、今回のベルサイユ・サミットの主要議題として、日本側としてどういうことを考えていらっしゃるのか。あわせて二点お伺いをいたします。
○玉城委員 大臣、私もちょっと話を逆戻りさせて恐縮でございますけれども、日韓援助問題につきまして午前中から質疑が交わされておりまして、また本委員会でもずっと論議が交わされておるわけですが、私たちも聞いておってよくわからないわけです。私も会議録を日韓援助問題に限らずよく読みましたのですが、わからない面が多々あるわけでございます。それで、たとえば大臣御自身、この前は、訪韓される、いや、私はそういう考えはいまのところありませんとか、しかしちゃんと新聞にはそういうふうに書かれているわけです。委員会でのお話とわれわれ新聞で読むのと、全然理解できない面が多々あるわけです。 そこで、いまの三十億ドルか四十……
○玉城委員 私は十分間時間をいただきましたので、簡単に南極動植物保存法案につきまして三点お伺いをしたいのです。一点はこの法案が可決された後の運用上の問題、二点目に南極の領土権の問題、それから三点目に南極の資源問題、この三点簡単にお伺いしておきたいわけです。 最初に、この法律案は、結局南極というわが国からはるかに遠い地域での動植物の保護をしようということで国民の行動を規制して、違反者に対しては罰金を科そうというようなことになっておるわけですが、そういうことを外務省がなさろうということなんですが、実際問題として本当にそういうことが外務省としてできるのかどうか、今後の運用についてどういうふうに自信……
○玉城委員 ただいまの日韓経済協力の問題についてでございますが、私もちょっとよくわかりませんので、一、二点だけお伺いしておきたいのです。 妥当な、また正当なルートに乗った経済援助というのは、これは何も韓国に限らず、その必要性に応じてその国の経済発展、繁栄あるいは平和という立場から、わが国としてもこれは大事な方針であると思うわけでありますが、ただ、いま土井先生もおっしゃいましたように、これは前の園田外務大臣も、借りる側がびた一文まけられないというようなことはどうかなというような意味のこともおっしゃっておられたわけであります。ずっとお話を伺っておりましても、貸す方の側のわが国、こちらは大分苦慮し……
○玉城委員 鈴木総理は来月三日から十八日まででございましょうか、サミット並びにただいまの国連軍縮特別総会、その後、中南米親善訪問と大変御苦労さまでございます。 そこで、この第二回国連軍縮総会に総理が臨まれるわけでございますが、ただ御出席されるということそのものにも大変意義があるわけでございます。ただ、いま核兵器の廃絶、軍縮という問題、これはもう抽象論の段階ではなくて、まさに具体的かつ実効ある措置と申しますか提言、そういう具体的なものが非常に必要な段階であると思うわけでございます。 そこで、最初に総理のこの総会に臨まれる、そこで時間をかけて主張されるわけでございますから、その基本的な項目、柱……
○玉城委員 外務大臣も今回第二回国連軍縮総会に鈴木総理と御一緒に御出席をされまして、わが国の立場をお訴えになったわけでありますが、わが国を含めて世界的に反核・軍縮の世論の大きな高まりと申しますか、そういう中で、被爆国であり、また第二次大戦の敗戦国の一人といいますか、そういう立場で訴えられたことにつきましては、これは政府の立場です。私たちそれを全面的に肯定するわけではありませんが、その労を多といたします。 そこで、きょうお伺いしたいことは、私の地元の沖縄におきましても、わが国唯一の地上戦闘が行われ、現在なおかつ米軍の五三%の基地を抱えているという中で、非常に反核・軍縮という県民世論は大きく盛り……
○玉城委員 官房長官御出席でございますので、政府のお考えをただしたいと思うのです。 いま大きな外交的な問題になっておりますこの教科書の問題についてなんですが、現実にこのような大きな外交問題に発展しているわけです。先ほども御指摘がございましたけれども、これは非常に根が深いだけに鎮静化――むしろ拡大、先ほど外務省の方からの御答弁もございましたけれども、扱い方いかんによっては非常に心配があるということを率直におっしゃっておられるわけですね。現実にそういう外交的な問題として大きな問題になっているわけです。私、政府とされて外交的配慮が余りにも足りなさ過ぎる、それだけではなくて、むしろ政府自体の基本的な……
○玉城委員 最初に外務大臣にお伺いいたしますが、いま深刻な外交問題にまで発展いたしましたわが国の教科書検定問題につきまして、先ほども大臣御自身大変憂慮すべき状態であるという認識も表明をしておられるわけです。考えてみますと、一国の教科書がこれほどまで他国から厳しく批判を受けるということ、これは本当に異例なことではないか、このように思うわけでございます。しかし、これはやはり過去にわが国の行ったことに対する、たとえば日中戦争だとかあるいは満州事変だとか太平洋戦争とか、その傷跡がまだ関係諸国に深く残っている。したがって、そういう立場からすれば、当然起こるべくして起こった批判ではないか、このように思うわ……
○玉城委員 私はいま大きな問題になっております教科書の問題についてお伺いしたいわけです。 文部省の教科書検定制度、教科書検定問題に端を発して深刻な外交問題に発展し、外務大臣を初め外務省当局も大変苦労しておられるわけです。対外的にもあるいは政府内部でも与党内でもそのように報道され、御様子では大変御苦労しておられるというふうに感じておるわけであります。いずれにしましてもこれは大変重要な問題でございまして、最後までがんばっていただきたいと思います。同時にまた、申し上げるまでもなく、わが国の無資源、貿易立国、島国という条件を考えますときに、やはりすべての国と友好を保つということはわが国存立の一つの条……
○玉城委員 まず最初に水産庁長官に伺いたいのですが、五十六年度の「漁業の動向に関する年次報告」、漁業白書ですね。国会の方で報告されておりますが、その冒頭に、「水産物の供給は、海洋新秩序による多大な影響を受け、いぜん厳しい国際環境下にあるものの」これはよくわかります。その後、「ようやく落ち着きを見せつつある。」という認識が述べられているわけですが、きょうの三漁業協定の御質疑、長官の一貫した御説明は、現状においても将来においても大変厳しいのだという認識を一貫して述べていらっしゃるわけですね。もちろん日米関係もあるいは日ソ関係も、あるいはおっしゃらなかったけれども捕鯨条約等のいろいろな問題があります……
○玉城委員 日米漁業協定に関係しまして、いい機会でございますので、大臣に基本的な点について一、二点お伺いをさせていただきたいと思うわけであります。 中曽根内閣が誕生しまして一カ月近くになるわけでありますが、この内閣のいろいろな基本的な考え方につきましては、新聞とかいろいろなところでも読ましていただいておりますし、この予算委員会でも総理御自身がいろいろとおっしゃっておられるわけであります。したがって、いま国民は非常に重大な関心を持って、たとえば中曽根総理がいわゆるわが国の防衛増強に非常に積極的な姿勢を示していらっしゃるということ、それと、もちろん防衛予算につきましても新年度七%台を確保しようと……
○玉城委員 私、二十五分でありますので、具体的な点を二、三点お伺いしておきたいわけでありますが、長官、この間沖縄を御視察になられまして、離島まで本当に熱意を持って御視察されたわけでございます。また、長官は党内でも農業の大家だということを承っております。御存じのとおり、沖縄は農業県でありますし、農業に限らず多くの問題、解決すべき課題がまだ山積しておりますので、一段と長官の御努力を強く要望しておきたいわけでございます。 それで、ただいまも長官の御所見、御決意も承ったわけでございますが、今度いらっしゃいましたときに離島の方に行かれて、離島苦の解消の一つとして、たとえばそろそろ東京、大阪から離島への……
○玉城委員 私も最初に外務大臣の外交に対する基本的な考え方につきまして伺っておきたいと思うわけであります。 わが国は平和憲法、平和理念に基づく平和国家として当然平和外交に徹するというその責任ある立場に大臣はいらっしゃるわけであります。わが国外交に対する大変な不安が内外にいま起きているわけですが、いわゆる中曽根総理の中曽根外交に対して外務大臣は全体的には成功であった、一部誤解の面もあったかもしれないと大変擁護していらっしゃるわけです。しかし、これはそういう簡単なものでは済まされないと思うのですね。やれ不沈空母である、やれ運命共同体である、やれ盾でありやりであるとか海峡封鎖であるとか等々、いまま……
○玉城委員 最初に大臣にお伺いしておきたいのですが、けさの毎日新聞に大きく「KGB工作レフチェンコ詳細発言」というように報道されておるわけでありますが、この内容は、日本の各界にわたっていわゆるソ連の諜報あるいは謀略活動に協力したというような内容の報道になっておるわけであります。もちろん事柄の性質上、そういう関係する方々について実名とかということについては、非常に慎重の上にも慎重な配慮が当然されるべきだと思うのですが、しかしやはり、これは国会にとっても非常に重要な問題でもあるわけですから、真相というものがどうなっているのかということは、当然明らかにされていかなくてはならないと思うわけですね。 ……
○玉城委員 最初に、一九七八年の船舶汚染防止条約議定書について若干お伺いいたしますが、海上汚染に関連しまして、いま大きな問題になっておりますイランの原油流出の問題ですが、これは史上最大の流出と言われているわけですが、その現状と今後の見通し、それからわが国の政府がこの問題にどういう対応の仕方をしていらっしゃるか、あわせてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 この議定書の締約国はすでに十五カ国になっておるわけでありますが、問題は締約国になっていない国、わが国もこれから締約国になろうとしているわけですが、そういう未加盟国の船舶がそのまま外国航路に就航していては条約の目的達成に支障があるのではないか……
○玉城委員 今回の日ソサケ・マス漁業交渉について早期妥結されたことにつきまして、関係当局の御努力、その労を多とするものであります。ただ、ちょっと気になりますのは、先ほどから御説明がございますが、今回ソ連側からオブザーバーの乗船をまた新たに認めていらっしゃるわけですが、この問題は昨年もこの委員会でも問題になったわけですが、その理由を御説明いただきたいのです。
【次の発言】 いまの御説明で中型の流し網漁船、ソ連側は違反がひどい、日本側としてはそんなにひどくないということ、いまのお話はまた、違反の件数の水準は高い、内容にもいろいろ問題があるというようなことでのんだというようなことのようですけれども、……
○玉城委員 外務大臣にお伺いしたいわけであります。今回、二週間近くになると思うのですが、ASEAN諸国、OECD閣僚理事会等御出席されて、本当にハードな外交スケジュールをこなしてこられたことについてまずその労に心から敬意を表したいと思います。 そこで、御同行されました外務大臣、中曽根総理のASEAN歴訪についてぜひ伺っておきたいわけでありますが、先ほど、今回の中曽根総理のASEAN歴訪は一般的には大成功であった、信頼関係も大変深まったし、わが国の防衛政策についても大変な支持をいただいた、成功であったということを大臣は井上先生の御答弁でおっしゃっておられたわけですが、これは私、報道で私の感想を……
○玉城委員 中曽根総理は、たびたび沖縄の方に御来島されて、沖縄の事情につきましては歴代総理の中でもよく御承知の総理のお一人だと思っているわけであります。そこで、大変いい機会でございますので、伺っておきたいことは、沖縄が本土復帰をいたしまして今月で満十一年になるわけであります。解決すべき課題はたくさんございますが、その中の大きな問題の一つとしまして全国の米軍基地の五三%がまだ沖縄に集中的に存在して、日常的にトラブルが発生もし、県民に不安を与えているということであります。結局、沖縄の中に基地があるのではなくて基地の中に沖縄があるという実態、よくこう言われているわけでありますが、そういうこともまだそ……
○玉城委員 私は、在日米軍基地と第三国人との関係について、一般論として基本的な点について、まず最初に、外務大臣に確認をしておきたいわけでありますが、在日米軍基地について第三国人が訓練の目的で使用することはできないという政府の考え方につきましては、たしか昭和三十年、この委員会で当時の重光外務大臣の御答弁、そしてまた、その後昭和四十七年の政府の答弁書によっても、できないということは明らかになっておるわけでありますが、その考え方は現在でも変わっていないのかどうか、その点をまず確認しておきたいと思います。
【次の発言】 変わっておらないということでございますので、いわゆる在日米軍基地を第三国人が訓練の……
○玉城分科員 施設庁の方に伺いたいのですが、沖繩在の読谷補助飛行場の移設の問題について、その後の経過の御説明をしていただきたいと思います。
【次の発言】 十月の九日に特別作業班を設置されて、移設について検討していらっしゃるというわけですが、これはどんなふうな作業をいまやって、何回ぐらい、その辺を詳しくちょっと御説明いただきたいのですが……。
【次の発言】 沖繩でそういう落下傘降下訓練の適当な場所を探すということですが、これは、いつごろまで、そういう適当な場所を探されるのですか。
【次の発言】 早期解決とおっしゃいますけれども、言葉だけでおっしゃっていることであって、慎重にというようなことでもあ……
○玉城分科員 現在通産省が実施しておられる海底石油並びに天然ガスの基礎試錐の目的と計画の概要について、概略御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 この基礎試錐の目的は発見ではなくて地質構造等の調査であるというようなお話でございますが、具体的ないまの宮古島沖の実施状況について、その地質構造等についてはどれくらいが判明しているわけですか。
【次の発言】 八本計画をして、第一号として昨年の暮れからやっていらっしゃるわけですが、これは当然予想される海域ということでの調査だと思うのです。しかしいまの御説明では、予想される海域での試錐の状況からすると、これは発見が目的ではないということですが、可能……
○玉城分科員 最初に、国立琉球大学のこれまでの整備拡充の状況と将来計画について、概略御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 附属小学校は五十六年度、中学校はどんなふうになりますか。あるいは幼稚園、養護学校等々はどうですか。
【次の発言】 ですから、いつごろをめどにですか。
【次の発言】 小学校はわかりました。中学、幼稚園、養護学校もそういう方針であるというふうに承ってよろしゅうございますか。
【次の発言】 そこで、この機会にちょっとお伺いしておきたいのですが、先々月鈴木総理がASEAN諸国を訪問されまして、五カ国、人づくりセンターをつくるお約束をしてこられて、東京と沖繩の方にもそれをつ……
○玉城分科員 最初に、援護法上の問題についてお伺いしたいわけです。 御存じのとおり、沖縄県は去る第二次大戦で、わが国唯一、直接戦闘が行われたわけでございます。住民を巻き込んでの悲惨な戦闘が展開されたわけでございますが、いまなお当時の悲劇的な話が語られております。したがいまして、当時お亡くなりになられた方を初め被災者の方々は、いまもって苦しんでいらっしゃる方々がたくさんございます。そういうことを、厚生省とされましても沖縄の特殊な事情を考慮されて、援護法に基づいて救済措置を講じてこられたわけでございますが、その状況について概略御説明いただきたいと思います。
○玉城分科員 私も砂糖の問題についてお伺いをいたしたいわけでございますが、多少ダブる点もあろうかと思いますが、御丁寧にお答えをいただきたいと思います。
まず最初に、総論的な立場でお伺いしておきたいのは、最近の甘味資源をめぐる情勢並びに特に糖価の問題について、それから国内のサトウキビ生産者の現状についてどういう御認識を持っておられるか、お伺いいたします。
【次の発言】 そういう立場から新年度、五十七年度の予算においてどういう形で予算的にはいろいろな対策が盛られているか、その辺を御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 甘味資源関係の予算なんですが、これは私は沖縄選出でございますので、予算関……
○玉城分科員 最初に、大臣にお伺いしたいのです。
昨年大変大きな外交問題にまで発展しました例の教科書検定の問題についてでありますが、わが国に対して大変不信感をつのらせたということでもあるわけです。それで大臣、いわゆる太平洋戦争の際に、わが国内唯一の地上戦、悲惨なそういう地上戦が展開された沖縄におきまして、いわゆる旧日本軍によって住民が殺害されたという事実があるわけですが、そのことをどのように受けとめていらっしゃるのか、その点をまず伺いたいと思います。
【次の発言】 大臣、いまお聞きになられたとおりなんですが、戦争というのはそういう悲惨な行為が行われるわけですから、そういうことがもう二度とあっ……
○玉城分科員 私は、戦時中の被災者並びに関係者への補償の問題について伺いたいわけであります。 実は五十四年のこの分科会で、当時橋本厚生大臣のときでございますが、大臣も御存じのとおり沖縄の場合、戦時中わが国唯一の地上戦闘が行われたわけです。軍民まさに戦場の渦となったわけです。老若男女と申しますか、そういうことで、いまもってその後遺症というものはあるわけでございます。そこで、実はその際にも私、橋本大臣に申し上げたのは、当時七歳以上の方はいわゆる準軍属扱いで援護法の適用を受け、いろいろのケースによって救済をしていただける、なぜ七歳で、六歳以下はだめなのかというお話もしまして、それはそうだ、六歳であ……
○玉城分科員 最初に航空局の方にお伺いしたいのですが、沖縄の南の表玄関であります那覇空港の将来構想と申しますか、計画、御存じのとおり六十二年に国体が沖縄県で行われるわけですから、それとの関係が非常に深いわけでありますので、概略御説明願いたいと思います。
【次の発言】 いま局長さんの御説明がございましたが、ターミナルが三カ所にございますね、おっしゃるように。いわゆる県内、国際線、国内線、そのビルの整備ですか、おっしゃいましたが、その三カ所を一つに統合するということですか、その辺はいかがでしょうか。
【次の発言】 簡単に言いますと、二つということですね。国内用のターミナルと、国際と県内のものを一カ……
○玉城分科員 国有地の払い下げの問題についてお伺いをいたしたいのでありますが、沖縄県の石垣島の旧日本軍飛行場用地の平得並びに白保両飛行場用地のうち、現在農地として使用されているものがありますが、その状況について、概略御報告をいただきたいと思います。
【次の発言】 いま白保の方は……。
【次の発言】 そこで、いまの平得飛行場用地につきましては、地元の石垣市議会からもすでに払い下げ要請が政府の方にはなされていると思いますが、大蔵省並びに農林省の方もいらっしゃっていますが、その処理の方針はどういうふうにお考えになっていらっしゃるのか、お伺いいたします。
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