このページでは玉城栄一衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。
○玉城栄一君 私は、公明党・国民会議を代表いたしまして、沖繩県の区域内の駐留軍用地等に関する特別措置法案に対し、福田総理大臣並びに関係大臣にお伺いをいたします。 その前に、現在沖繩県民は、この法案の成り行きに対してきわめて重大なる関心を持って注目をいたしております。 沖繩が、これからも、なおかつ軍事基地の重、圧の中で大きな犠牲と差別を強いられていくのか、あるいは国権の最高機関であるこの国会の良識によって、沖繩の全地籍明確化のための特別立法が制定をされ、戦後処理の一つが解決されていくのか、沖繩県民はかたずをのんで、この国会の成り行きを現在見守っておるのであります。 私は、沖繩選出議員として……
○玉城栄一君 私は、公明党・国民会議を代表いたしまして、ただいま議題となりました沖繩県の区域内の駐留軍用地等に関する特別措置法案に対し、反対の討論を行うものであります。(拍手) その前に、私も沖繩県民の一人として、ただいま傍聴席に、遠く沖繩から来ておられる要請団の代表の方々の長い闘いの御苦労に対しまして、心から敬意を表しますとともに、最後まで御奮闘あらんことを念願をいたしますとともに、特に政府・自民党の皆さん方に申し上げたいことは、その切実な実情というものを強く認識をしていただきたいのであります。(拍手) 政府・自民党は、沖繩国会において、わが党を初め、沖繩県民の強い反対を押し切り、沖繩公……
○玉城委員 ただいま上原先生からも沖繩の振興開発計画につきましては種々御指摘があったわけでございますが、私も、これまで政府が進めてまいりました沖繩振興開発計画の前期五ヵ年計画について率直に申し上げさせていただきますならば、大きな失敗ではなかったか、むしろ大きな破綻を示している。 と言いますのは、現実の沖繩の実態をごらんになりますれば、長官もよく御存じのとおりであろうと思うわけでございます。基地の問題にしましても、在韓米軍の撤退等に伴いましてむしろ強化の方向にある、あるいは失業の問題にしましても全国平均の三倍以上、あるいはまた経済構造にしましても、相変わらず第三次産業偏重といういびつな経済構造……
○玉城委員 ただいま上原先生から万般にわたる質疑が交わされたわけでございます。昼食時間をはさみまして、私、大急ぎで質疑を交わしてまいりたいと思います。 ただいまの上原先生の御質疑の中で、例のVOAの問題がございました。これは関連がありますので、ぜひ私も一言お伺いしておきたいわけであります。 実は、先日の予算委員会の分科会で労働省とこの問題について私も質疑を交わしたわけでありますけれども、大臣の御答弁では、何としてでも前向きに、開発庁を中心にして、ぜひこの問題を解決するためにがんばっていきたいという意味の御答弁も承っておったわけであります。しかるに、先ほどの政府側の御答弁は、いままでの答弁の……
○玉城委員 午前中の質疑で、例の旧日本軍接収の国有財産の問題につきましては、上原先生の方から細かく具体的な資料、証拠を挙げながら質疑が交わされたわけであります。この問題につきましてはこれまであらゆる機会に議論がされてきておるわけでありまして、この機会に何としてでもこの問題が解決されなくてはならない。関係者はもとより、また基本的には憲法二十九条の「財産権は、これを侵してはならない。」というきわめて民主主義社会における基本的な財産権の不可侵という問題にかかわる重要な問題であるわけであります。午前中の質疑の中でもきわめて強く感じられましたことは、いわゆる国家権力によって確たる証拠もなしに個人の財産を……
○玉城委員 先ほどの上原先生の御質疑とちょっと関連がございますけれども、例の旧日本軍接収地の国有地の問題について現地の調査をしてこられたというのでありますが、端的に伺いますが、当時国が土地を買収したのだという確たる証拠でも見つかったのでしょうか、お伺いいたします。
【次の発言】 これは繰り返し大蔵省の方としても答弁されておりますように、当時の確たるそういう買収の証拠というものは見つからない、これははっきり言えると思うのであります。したがって、問題は当時の土地所有権認定の作業、これは今後も大蔵省がずっと進めていかれるわけですか、お伺いいたします。
○玉城委員 時間も十五分ということできわめて限られておりますので、簡潔にお伺いをしたいと思いますが、大臣の先ほどの御答弁の中に、沖繩の基地のあり方から派生するいろいろな問題において、人命の安全また尊重ということを第一義に考えて対処してまいりたいという意味の御答弁があったわけでございます。 まさにそのとおりでなくてはならないと思うわけでありますが、先ほどの質問にも関連いたしまして、現在、すでにきょうから例の県道一〇四号線越えの実弾射撃演習が行われておるわけであります。これは県民の反対はもちろんでありますけれども、先ほどの戦車道の問題と関連いたしまして、こういう時期になおかつまたそういう演習を強……
○玉城委員 当初の予定時間が少し縮まりましたので、スピーディーにお伺いしてまいりたいと思います。最初に沖繩開発庁長官にお伺いをいたします。 沖繩開発庁は、昭和四十七年五月十三日に、沖縄開発庁設置法、法律第二十九号で設立をされておるわけであります。その詳しいことにつきましては、御案内のとおりであります。いずれにいたしましても、復帰と同時に沖繩の格差是正、本土並み引き上げ、振興開発等を目的として設立された、私は率直に言って、いわば沖繩のためのお役所である、そのように理解をしておるわけであります。 そのためには、当然将来に向かっての施策とともに、過去の問題解決が両々相まって並行して行われるこどが……
○玉城委員 それでは、この輸出保険法の改正案につきましてお伺いをしてまいりたいわけであります。 この輸出保険法につきましては、午前中の質疑でも少し感じたのでありますけれども、いわゆるわが国の貿易立国という特殊な立場並びにわが国の国際経済に果たすべき役割りと申しますか、そういう問題並びに国内における中小企業への波及的な効果の問題等、いろいろな問題がこのボンドの創設ということには絡んでくると思うわけであります。そういうわが国の貿易立国という特殊な立場並びに対外経済協力の問題、国内の中小企業へのいろいろの効果の問題等をはずして、ただ、輸出保険法の改正、ボンドの創設ということのみをとらえていきますな……
○玉城委員 私も、私に与えられました時間の範囲では用意してあります質問の消化はちょっと無理だと思います。したがいまして、与えられた時間内で終わり切れない多くの残りました質問につきましては、また日を改めまして後日質疑をしてまいりたいと思います。 ただいまも多くの質疑が交わされてまいったわけでありますけれども、やはり母体と申しますか、協定、条約、これはきのうの本委員会での大臣の御答弁の中にもありましたとおり、まさに車の両輪のごとくという関係にあるというお話もあったわけであります。したがいまして、この協定、条約の背景あるいは経緯と申しますか、この点はきわめて重要な意義を持つものであると思うわけであ……
○玉城委員 最初に沖繩担当大臣であられる長官に基本的なことについてお伺いをいたしたいわけでありますけれども、国の政策を推し進める場合に、やはり沖繩でありますので県の政策と申しますか県の考え方、それと国の政策との調和といいますかバランスといいますか、これは私はどうしても必要であると思うわけです。したがいまして、国の政策であるから国民として協力するのはあたりまえであると申しますか、当然であると申しますか、そういうふうな姿勢では決して国の政策そのものが実効をもたらさない、そういうふうに感ずるわけであります。言葉はどう使おうともやはり国策に国民として協力するのはあたりまえなんだというような姿勢がちらち……
○玉城委員 私は、公明党・国民会議所属の玉城でございます。 本日は、御三名の参考人の方々には、大変お忙しいところ、また大変深刻な状態の中で貴重な御意見をこれまで聞かせていただきましたことを厚く感謝を申し上げます。 私は、基本的に、いまの円高の問題も含めまして非常に大事な問題は、やはり政府の政策という問題に大きな原因もあろうかと思うわけであります。昨日五十二年度の補正予算が成立をいたしました。したがいまして、政府の総合景気対策を含めまして、御三名の方々の、本当に深刻な不況で苦しんでおられる皆さん方の率直な御意見をお聞かせを願いたい、このように思うわけでございますので、よろしくお願いします。
○玉城委員 「この法律は、公布の日から起算して五月を超えない範囲内において政令で定める日から施行する。」このようにうたわれておりますけれども、この政令で定める施行月日というのは、承るところによりますと四月一日というふうに伺っておるわけであります。そして、その三カ月後に実際の貸し付けがなされるというようなことになりますと、来年の七月、こういうことになるわけでありまして、現実にきわめて深刻な状態に置かれております中小企業の倒産の危機というものに対しては、現在は間に合わない、こういうことになるわけでありまして、私たちもかねがねこういう法律をぜひ制定すべきであると主張してまいりましたし、したがって、保……
○玉城委員 大臣の沖繩の施策についての所信表明につきましては先日お伺いをいたしましたけれども、新しい沖繩担当の大臣でもいらっしゃいますので、私にとりましてもきょうは初めての機会になりますので、大臣としての沖繩施策に対する基本的な考え方を改めてお伺いをしておきたいわけであります。 御存じのとおり、沖繩が復帰をいたしまして、あのときに沖繩が返還されたということは、単に日本の施政権の範囲が拡大をしたというだけではなくして、むしろわが国にとっても新しい価値が生まれたのだ、そういうような評価もされて今日に至っております。近隣アジア諸国への日本としての経済的な果たすべき役割り、貢献と申しますか、そういう……
○玉城委員 午前中に引き続きまして、午前中の御議論の流れもございますので、いま沖繩の深刻な雇用、失業の問題につきまして私も私の立場からちょっと伺っておきたいわけであります。 午前中の御議論の中でも私感じたのですが、五十三年度、新年度予算、沖繩関係公共事業は対前年度比三六%アップ、大型公共事業ということで、その雇用効果がおおよそ八千人内外見込まれる、そういう御議論が展開されまして、これはきわめてずさんではないか、果たしてその八千人ということが実現でききるのかどうか、あるいは現在の沖繩の完全失業者二万二千名、完全失業率五・二%というその完全失業者がその八千人の中にどれぐらい含まれているかというよ……
○玉城委員 きょうは沖繩開発金融公庫法の一部改正であります。その点につきまして先日の本委員会でも概略の質疑はさせていただいたわけでありますが、ただいまの五・一五日米合意メモ、いわゆる沖繩の基地問題につきましては、沖繩の社会経済あるいは沖繩の振興開発計画等にも重要なかかわり合いがありますので、私も一言その点をこの機会にお伺いをしておきたいわけであります。 ただいま外務省並びに防衛施設庁の方から御答弁がありましたけれども、私も率直にきわめて常識的な疑問を抱くわけであります。国民生活、県民生活に非常にかかわり合いがあるということで、概要については告示等で公表されておるというようなお話もあったわけで……
○玉城委員 外務大臣には最後にお伺いしたい。 十分しか与えられておりませんので、最初に水産庁の方にお伺いしたいのですが、先ほどの質疑にもありましたのですけれども、いわゆる尖閣諸島の領海問題に関連しまして地元の沖繩県の方では、御存じのとおりにあの周辺は沖繩県にとりましては優秀な漁場になっておるわけです。御存じのとおりであります。したがいまして、こういう問題が起きまして関係漁民の方々が出漁を見合わせているわけですね。これは沖繩本島から宮古島、八重山、それから与那国と関係漁民がおるわけです。カツオの漁獲シーズンにも入ってくるのですけれども、そういうことで出ていけないというようなことで、実は、地元の……
○玉城委員 七・三〇の沖繩の交通方法変更につきましては、いよいよ目前に迫っておりますし、恐らく本委員会でもこの問題がこのように集中的に取り上げられるというのも、これが実施されるまでの間もう一回とはないのではないかという感じがするわけでありまして、最後のといいますとちょっと大げさでありますけれども、あと八十日も切ったという段階でありますので、そういう立場できょうはいろいろとお伺いをしてまいりたい、このように思います。 御存じのとおり午前中の質疑で大臣の沖繩での御発言に対しては各委員から議論が集中をいたしておったわけでありまして、それほどやはり行政の最高責任者の現場での――役人と申しますか、そう……
○玉城委員 私に与えられた時間は五十分でありますので、まず第一点目に、沖繩交通方法変更の問題、二点目に本土―沖繩間航空運賃の問題、三点目に沖繩県における旧日本軍用地の問題、三点についてお伺いしてまいりたいと思います。 まず最初に、副長官、大変御多忙でいらっしゃいます。お許しをいただきまして、最初に交通方法変更について伺ってまいりたいと思います。 三十有余年、沖繩の県民がなれ親しんできた交通方法が来る七月三十日で全く変更されるわけであります。午前中の質疑にもあったわけでありますが、余すところ四十五日、副長官の御答弁では大変順調に事業の執行等は行われている、そういう御答弁もあったわけであります……
○玉城委員 特定不況産業安定臨時措置法案につきましてお伺いをいたしたいと思います。 構造不況対策も、景気の回復が実現して初めてその有効性も確保できると思います。この特定不況産業安定臨時措置法案の安定基本計画の策定に当たっても、当然景気動向と密接な関連があるのはもちろんのことであると思います。そこで、二、三景気動向と不可分の関係にある現在の円高について伺いまして、そして法律案の中に入ってまいりたいと思います。 まず第一点として、私が懸念しておりますのは、今後さらに円高が続くとすれば、景気回復がおくれ、経常収支がますます大幅黒字になりますし、さらに円高という悪循環に陥るという危険があると思うわ……
○玉城委員 特許協力条約に基づく国際出願等に関する法律案について質疑を行いたいわけでありますが、その前に、ちょうどいい機会でありますので、最初に特許行政に関連をいたしまして、沖繩県の問題について一、二点お伺いしておきたいと思います。 御承知のとおり、沖繩県が本土復帰をいたしまして、来月五月でちょうど満六年目になるわけであります。しかしながら、沖繩の場合は、戦後復帰までの間二十七年、本土との行政分離がされておりましたために、特にこういう特許制度あるいは商標、意匠あるいは実用新案と申しますか、こういうことについてきわめてなじみが薄いわけであります。したがいまして、現在の時点でもこういう問題に関連……
○玉城委員 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となっておりますいわゆる日韓大陸棚特別措置法案に対し、反対の討論を行うものであります。 以下、その主な反対の理由を申し述べます。 その第一として、南部の共同開発と同時に北部の大陸棚の境界を画定する協定を定めておりますが、南部を北部とで相矛盾する考え方が平然とまかり通っているということであります。 すなわち、北部の大陸棚の境界を画定する協定では中間線によって境界が画定されております。ところが、韓国にきわめて近いところに深い海溝があるのであります。日本政府は、南部でも同じ立場を貫いて境界線を画定することができず、ついに共同開発区域とい……
○玉城委員 最初に、確認の意味でお伺いをしておきたいわけでありますけれども、今回のこの法律案の改正は、現行の石油開発公団法を改めて石油公団法に改正しよう、こういうことでありますけれども、その理由と目的につきまして改めてお伺いをしておきたいと思います。
【次の発言】 それでは、これは公団側の方からお答えいただきたいわけでありますが、先ほども御質疑が交わされまして、大臣からの御答弁もあったわけでありますが、従来の開発業務に加えて、今回新たに公団みずから備蓄もやっていこう、それに関連する業務も拡充強化をされていくわけであります。
そこで、当然現状よりは、公団としてもいろいろなそれに対応するための内……
○玉城議員 ただいま議題となりました伝統的工芸品産業の振興に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。 本法は、伝統的工芸品が民衆の生活の中ではぐくまれ受け継がれ将来も存在し続けるために、伝統的工芸品の指定、振興事業に対する助成等を規定してありますが、ここ数年来伝統的工芸品の類似品が海外から輸入されることにより、国内の伝統的工芸品産業に被害をもたらす場合が少なくないのであります。 日本古来の伝統的工芸品に類似する商品が、海外から大量に輸入されることによって、日本固有の伝統的工芸品産業は、その工芸品の売り上げの極減などにより倒産に陥るなど、伝統的産業……
○玉城委員 大島参考人にお伺いいたしますが、今回のこの内閣提出の特定機械情報産業振興臨時措置法案、これは当初の予想とは少し違いまして、いわゆる情報処理サービス業というものがこの法案の対象外になっておるわけです。先ほども最初の参考人の諸先生方のお話もあったわけでございますけれども、いわゆるこういう情報産業行政というものは総合的にあるいは統一的になされるべきではないかというような意味のお話もあったわけであります。そういう立場から、先生、国際的なそういう情報産業あるいは政策というものを御存じの立場から、今回のこの法案にいわゆる情報処理サービス業というものが外されているということについてどのようにお考……
○玉城委員 計量法の改正の質疑に入る前に、今回通産大臣はASEAN諸国を歴訪されたわけでございます。その点につきましては、改めて本委員会で質疑が行われる日が設定されるというように伺っておりますので、そのときに譲ることにいたしまして、昨日の本会議でも、今回の日米首脳会談について総理御自身から報告がなされ、それぞれの質疑が交わされたわけであります。 今回の日米首脳会談につきましては、異例の、共同声明も発表されない、また非常に具体性のない会談であった、いろいろな評価がされておるわけであります。日米間の通商問題は非常に大きな問題を抱えている段階で、河本通産大臣とされて、今回の日米首脳会談についてどの……
○玉城委員 交通方法変更の問題について私もお伺いいたしますが、いま長官がいらっしゃいませんので、農林省の方がいらっしゃいますから、一言私もサトウキビの価格の問題について一点だけお伺いをしておきたいわけであります。 来る二十六日にサトウキビの生産者価格が決定される、こういうことでいま沖繩あるいは鹿児島の関係サトウキビ農家の方々がその政府価格決定を見守っておるわけであります。先ほどの上原委員並びに島田委員の御質疑の中にもありましたか、一言私が私の立場から申し上げておきたいことは、今回沖繩のサトウキビ農家の方々の要望は、トン当たり二万五千円以上にぜひしてもらいたい。現在のトン当たり一万八千三百七十……
○玉城委員 大規模小売店舗法並びに商調法改正案に対してあわせて質疑を行いたいと思います。 午前中からいろいろな角度から質疑が交わされてまいっておるわけでありますけれども、私も重複する点もあろうかと思いますが、私の立場からまた改めてお伺いしてまいりたいと思うわけであります。 まず最初に、大店法の第一条についてでありますけれども、この点につきましては、先ほどの西中委員の御質疑に対する大臣の御答弁があったわけでありますが、まだ私ちょっとわかりかねますので、審議官の方からもう一回改めてお伺いしたいわけですが、この第一条の「目的」につきまして改めて確認しておきたいわけであります。 「この法律は、消……
○玉城委員 まず最初に、大臣が御出席になっておられませんので、政務次官に基本的な問題点を一点お伺いをしておきたいわけであります。 去った十月十五日に、米国で新エネルギー法が成立をいたしておるわけでありますが、当初のものよりは相当に中身が変わっておる、骨抜きになっておるという一部報道もあるわけであります。しかし、そうはあったにしましても、私は、わが国よりは米国のエネルギーの危機に対する認識は相当に進んでおる、このようにも考えておるわけでありますけれども、政務次官とされては、この十月十五日に成立をいたしました米国の新エネルギー法についてどのように認識をされ、受けとめておられるのか、その点をまず最……
○玉城委員 まず最初に環境庁の方にお伺いをいたします。
沖繩県はわが国唯一の貴重な亜熱帯自然環境を有する地域でありますが、わが国の自然環境を保全されようとする環境庁のお立場から、この沖繩の亜熱帯自然環境をどのように評価をされ、また保護されようとされるのかお伺いをいたします。
【次の発言】 いま環境庁の方から沖繩の亜熱帯自然環境につきまして御説明いただいたわけでございますが、わが国における数少ない貴重な特徴のある自然環境であるということであります。
そこで、重ねて環境庁の方にお伺いいたしたいのですが、海上も含めた西表国立公園のわが国における位置づけ、それから国立公園に設定された理由等について……
○玉城委員 早速外務省の方にお伺いしたいのですが、午前、午後にわたりまして沖繩の米軍基地の被害の問題等について質疑が交わされたわけでありますが、その問題と関連をいたしましてアメリカ局長にお伺いしたいのです。
一般的な概念として、軍隊の行う軍事演習という概念は、国際法的にどういう概念であるのか。大変とっぴなことで申しわけございませんが、御専門でいらっしゃいますので、軍事演習という概念が国際法的に見てどういう概念であるのか、その点を最初にちょっとお伺いしたいのです。
【次の発言】 そこで、沖繩の米軍基地の問題に関係してお伺いしたいわけでありますが、日米安保条約に基づく地位協定上米軍が軍事演習がで……
○玉城委員 大変お疲れかと存じますが、私も一時間四十分にわたりまして三つの問題をお伺いしてまいりたいと思うわけであります。 第一の問題は、先ほど大臣もちょっとお触れになっておられましたが、インドネシア・バリ島―日本チャーター便の問題、二番目の問題は、間近に開港が迫っておるわけでありますが、パイロット訓練飛行場の問題、三点目は、これも先ほどちょっと出ておりましたGU型、ガルフストリーム機による高高度飛行検査に関係する問題、三点をお伺いしてまいりたいと思うわけであります。 その前に、私もぜひ大臣のお考えを承りたい点は、先ほど御質疑の中にもちょっと出ておりました、森山運輸大臣の船舶振興会会長笹川……
○玉城委員 ただいま提案されております特定ガス消費機器の設置工事の監督に関する法律案について、まず最初にお伺いをいたしたいことは、昭和五十二年の五月に、エネルギー庁長官の私的諮問機関でありますところのガス事業大都市対策調査会が、ガス消費機器の設置工事の規制については必要であるという答申をなされておるわけであります。同じく、同年八月、通産大臣の諮問機関でありますところの高圧ガス及び火薬類保安審議会も同じような趣旨の答申をされております。並びに行政管理庁からも昭和五十一年の十一月に、同様な趣旨の勧告がされておるわけであります。それぞれその必要性の指摘と勧告がされておるわけでありますけれども、約二年……
○玉城委員 私は、訪問販売等に関する法律の運用強化並びにこの法律の改正の必要性があるのではないかという立場から、順次お伺いをしてまいりたいと思います。 御承知のとおり、この法律は訪問販売、通信販売、そして本委員会や物価問題特別委員会等で再三再四取り上げられ、それだけ大きな社会問題であったいわゆるマルチ商法について規制したもので、五十一年五月に成立をし、同年十二月三日より施行されているわけであります。すでに二年と四カ月が経過しておるわけでありますが、果たしてこの法律が万全のものであるのかどうか、むしろ見直し、つまり改正の必要性があるのではないかという立場から政府の見解をお伺いをしたいわけであり……
○玉城委員 長官の方にまず最初にお伺いをいたしますが、基本的な問題、確認の意味でお伺いをしておきたいわけであります。
産地中小企業の振興ということについて、基本的にどういう考え方を持ってどういうふうに進めていかれようとしてこの法案を御提案になっておられるのか、概略御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 御趣旨はよく理解できるわけでありますが、二番目の問題といたしまして、これからは地域の時代あるいは地域主義ということが叫ばれて久しいわけであります。そこでこの法案で、私、都道府県並びに市町村、いわゆる地方の自治体の役割りというものは非常に重要なものがあると思うわけであります。そういう立場か……
○玉城委員 大臣がお見えになりましたので、最初に外交問題につきまして外務大臣にお伺いをいたしたいと思います。
いま重大なアジアの緊張を醸し出しております中越武力紛争の問題についてお伺いをいたしたいと思うわけでありますが、もちろん、中越紛争というものが速やかに平和的に解決されるように強く望むわけであります。
そこで、こういう重大な事態に対して、わが国としてどういうことを一体しなくてはならないのか、何をやるべきであるのか、その点について外務大臣のお考えを承りたいと思います。
【次の発言】 現在政府とされてはその速やかな解決のために関係諸国との話し合い、そのための努力をしておられるということであ……
○玉城分科員 お伺いします。
カーター・アメリカ新政権の対韓政策の基本は、在韓米軍撤退にあることは明らかであります。したがいまして、在韓米軍撤退ということはわが国の安全保障に重大なかかわり合いがあると思いますけれども、長官のお考えをぜひお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 いま長官もおっしゃいましたとおり、カーター新政権の在韓米軍撤退と申しますか、削減と申しますか、これはすでに既定の方針であるということであります。したがいまして、在韓米軍の撤退あるいは削減に伴いまして、米国としては韓国への防衛公約あるいは紛争発生への抑止力についてどういうことを考えているのか、その点について長官のお……
○玉城分科員 私は、沖繩の失業の問題につきましてお伺いをしたいと思うわけでございますが、先ほどの本会議でも雇用保険法の一部改正で、失業問題についてはあらゆる角度から質疑が交わされたわけでございます。すでに御存じのとおり、総理府の統計局の五十一年度平均の労働力調査報告によりますと、五十一年度は完全失業者が毎月平均百八万人、完全失業率が二・〇%、ことしの一月が百十四万人、二・二%、こういう常に百万台の高水準の完全失業率を示しているわけであります。これは改めて申し上げるまでもないことでありますけれども、現在の不況の最大の犠牲者と申しますか、これはまさにこの失業者の方々であると思います。先ほどの本会議……
○玉城分科員 現在国鉄は莫大な赤字を抱えており、そのあり方あるいは再建の計画等につきまして多くの論議が交わされておるわけです。それはそれといたしまして、国鉄は、私が申し上げるまでもなく、全額国の出資による国有鉄道であります。したがいまして、その国鉄の利用については、全国民ひとしく、また平等に国鉄を利用する、あるいはその恩恵を受ける権利があると私は思いますし、また、当然政府はそういう利用が国民のすみずみにまでなされるようにしていく責任と義務もあろうと思います。 四十七都道府県の中で沖繩県は国鉄の利用が全くできない状態に置かれておりますことは、大臣もよく御存じのとおりであります。したがいまして、……
○玉城分科員 先月の二十三、二十四日にわたりまして、アメリカの海兵隊によって県道一〇四号線を封鎖して実弾射撃演習が行われたわけであります。これは沖繩が本土復帰いたしまして二十回目だと思います。その二十回の中には、たしか五回ほどは現地の反対が非常に強くて、その演習中止をしたと思いますが、いずれにしましても、先月の二十三、二十四日、その都度現地では非常に反対の強い中でアメリカの海兵隊は強行をいたしておるわけであります。 御存じのとおり、この一〇四号線といいますのは生活道路でもありますし、またあの実弾演習地域は、地域住民にとりまして非常に隣接をしておるわけですね。またそういう危険な実弾が発射される……
○玉城分科員 せんだっての予算委員会の一般質問におきましてもこの問題は取り上げられまして、大臣の方からもきわめて前向きのお答えがあったやに承っておるわけであります。御存じのとおり、国内航空運賃が九月から大幅に値上げされる。日航、全日空、東亜国内航空の値上げ申請の現在準備をしているというように報道もされ、承っておるわけであります。特に航空運賃の値上げの問題につきましては、沖繩県を含む離島住民にとってはきわめて重要な死活問題であるといっても過言ではないと思うわけであります。それにもかかわらず最近航空運賃の値上げが先ほど申し上げましたとおり取りざたされておる。特に沖繩県のようにほとんど一〇〇%近い形……
○玉城分科員 私は、青少年の問題と、関連して、ことしは国際児童年でありますし、その点と、もう一点は、昨年行われました沖繩県の交通方法変更の問題、二点についてお伺いをしたいと思います。
第一点の青少年問題についてでございますが、青少年対策本部長をしていらっしゃる大臣の御所見を承りたいことは、青少年の健全な成長、そして育成ということについて、基本的にどのように総務長官は考えておられるのか、その点をまず最初に承りたいと思います。
【次の発言】 これは昨日だったと思いますが、青少年の自殺問題に関する懇話会が持たれたようでございますが、この懇話会の構成メンバーと、この懇話会の今後の運営の御計画等につい……
○玉城分科員 私は、全国的な医療事情の中でも極端に悪い地域の問題として、沖繩県の医療事情があります。医療施設それから医療従事者、全国平均あるいは類似県、県の規模から申しまして島根県、徳島県や高知、佐賀、宮崎と比べましても非常にまだ悪いわけであります。沖繩県が復帰いたしまして、そういう観点から、厚生省とされても非常に努力をされて、逐次改善をされつつあることはよく存じておるわけでありますけれども、まだまだ格差は著しいものがある、そういう状態はよく御案内のとおりであると思うわけであります。 これは局長で結構でありますけれども、そういうことで従来派遣医師制度を設けられて、そういうお医者さんが非常に少……
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