このページでは和田一仁衆議院議員の37期(1983/12/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は37期国会活動統計で確認できます。
○和田一仁君 私は、民社党・国民連合を代表し、ただいま議題となっております所得税法等の一部を改正する法律案外二法案につきまして、総理並びに関係各大臣に質問いたします。 我が国経済は、最近ようやく景気回復の兆しが見られるに至ってはおりますけれども、しかし、貿易摩擦の激化、企業倒産の増加など多くの懸念すべき材料を抱え込んでおり、なお楽観を許さない状況にあります。ここ三年間、景気は低迷を続け、実質成長率は三%台の低水準に推移してきたのであります。これは、政府が財政の景気調整機能を無視してきた結果と断ぜざるを得ません。 すなわち政府は、この六年間本格的な所得減税を行わないで、むしろ国民に実質的な増……
○和田一仁君 私は、民社党・国民連合を代表して、ただいま議題となっておりますいわゆる規制緩和一括法案について質問をいたします。総理並びに関係大臣の明確な御答弁をお願い申し上げます。 まず初めに、規制緩和のための定期的見直し制度の必要性についてであります。 政府は、本法案の提出理由として、民間の事業活動に対する公的規制を緩和し、民間活力の発揮を図るとうたっております。 その趣旨には賛意を表するものでありますが、しかし、その内容を見るときに、極めてささいな事項の羅列にすぎない、例えば、諸外国の厳しい批判の的となっている我が国の複雑な貿易手続もほとんど手が触れられていない、余りにも不十分なものと……
○和田一仁君 私は、民社党・国民連合を代表して、ただいま議題となりました安全保障会議設置法案に対し、我が党の立場を明らかにしつつ、反対の討論を行うものであります。(拍手) 我が党は、昭和四十三年以来、現在の国防会議を国家安全保障会議に改組、強化すべきであると提唱し、以来今日まで、再三再四党首会談などの場を通してこの政策を主張し続けてまいりました。 我々は、本来国防会議は、政府におけるシビリアンコントロールのかなめとして、国防に関する重要問題について調査審議し、防衛庁、自衛隊を適切にコントロールすべきものと考えております。また同時に、単に狭義の国防問題だけでなく、国際紛争を契機として発生した……
○和田(一)委員 私は、本委員会の冒頭に栗原防衛庁長官から自衛隊員による小銃発砲事件及びPS1型機墜落事故についての報告がございましたけれども、まずこの点について御質問をしたいと思います。 けさの御発言によりますと、この事件と事故につきまして、大変国民の皆様に大きな不安を与えた、そして貴重な隊員と航空機を失ったことはまことに申しわけない次第でありますと、報告と同時に所感も述べられておるわけでございますけれども、国民の皆様にどのような不安を与えたとお思いか、言いかえれば、国民はこの二つの事故、事件を通してどんな不安を感じているというふうにとらえておられるか、その点、長官の御認識のほどをお伺いし……
○和田(一)委員 総務長官がお見えになりませんけれども、質問をさせていただきます。 宮内庁の方に、まず最初に、陛下の御近況についてひとつお知らせをいただきたいと思います。 国の象徴であり、国民統合の象徴である天皇でございますけれども、割合と、象徴である天皇の日常の御生活のあり方、こういうものが国民の目に触れる機会が少ないのではないか、こう思うわけです。もっと親しみを持っておるべきはずの国民が、先ほどの統計のお話にもございましたように、無関心というか、知っちゃいないよというような意識が広がりつつあるような感じがしてなりません。もっと積極的に親しまれる皇室、陛下というあり方に努力をしていただき……
○和田(一)委員 郵政省の設置法改正の具体的な質問に入ります前に、私も、けさ新聞に出ておりました実用放送衛星ゆり二号a、これがどうも予定どおり電波を出せないという報道がございまして、これについて先に御質問させていただきたいと思います。 このゆり二号aですが、国民はこの十二日から実用放送が開始される、こういう期待を持って眺めておりましたし、待っておったし、また同時に、これが実際にこれからの新しい高品位放送であるとかその他の新しい放送媒体として非常に大きく活躍する、こういう期待を持っておったにもかかわらず、この衛星放送がどうも思うようにいかないでわずか一系統だけの放送に終わる、こういうような報道……
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