藤本孝雄 衆議院議員
38期国会発言一覧

藤本孝雄[衆]在籍期 : 30期-31期-32期-33期-34期-36期-37期-|38期|-40期-41期
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このページでは藤本孝雄衆議院議員の38期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は38期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院38期)

藤本孝雄[衆]本会議発言(全期間)
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第112回国会(1987/12/28〜1988/05/25)

第112回国会 衆議院本会議 第9号(1988/03/22、38期、自由民主党)【政府役職:厚生大臣】

○国務大臣(藤本孝雄君) 国民健康保険法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  国民健康保険制度は、我が国の国民皆保険体制の基盤となる制度として重要な役割を果たしておりますが、制度を取り巻く社会経済が大きく変化し、人口の高齢化等を背景に医療費が増高する中で、運営上さまざまな問題を抱えるに至っており、その解決を図ることが重要な課題となっております。  そこで、保険料負担能力の低い被保険者の加入割合が高いという問題や医療費の地域差問題等、国民健康保険制度が当面している不安定要因に対して、国、都道府県及び市町村が共同して取り組む仕組みをつくることにより、国民健康保険事業の……


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第114回国会(1988/12/30〜1989/06/22)

第114回国会 衆議院本会議 第11号(1989/04/25、38期、自由民主党)

○藤本孝雄君 ただいま、永年在職議員として院議をもって表彰の御決議をいただきました。感激 の限りでありまして、一人の議会人としてこれほど誇らしいことはありません。  先ほど、竹下内閣総理大臣が辞任する旨の報道に接しました。私自身、竹下内閣の閣僚を務めた者として、まことに感無量のものがあります。国の将来を憂えて潔い御決断をされたことに深く敬意を表する次第であります。  きょうのこの栄誉は、長きにわたる諸先輩、同僚議員並びに郷里香川県の選挙区の皆様方の厚い御指導、御支援のたまものでありまして、心からの感謝を申し上げなければなりません。それと同時に、私ごとになって恐縮でありますが、本院の先輩でもあり……

藤本孝雄[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院38期)

藤本孝雄[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第110回国会(1987/11/06〜1987/11/11)

第110回国会 社会労働委員会 第1号(1987/11/10、38期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 このたび、竹下内閣の発足により、厚生大臣に就任いたしました藤本孝雄でございます。国民の生活と健康に直接かかわる重要な厚生行政を担当することとなり、責任の重大さを痛感しております。  社会保障制度は国民生活の基盤であり、将来にわたってこれを揺るぎないものとすることは極めて重要な課題であります。私は、委員各位の御指導、御鞭撻を得ながら専心努力し、医療や年金を初め社会保障制度を高齢化社会にふさわしい公平で安定したものにするよう全力を挙げて取り組む所存でございます。何とぞ従来にも増して御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。(拍手)


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第111回国会(1987/11/27〜1987/12/12)

第111回国会 予算委員会 第1号(1987/12/10、38期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 今御意見ございましたが、相当なスピードで、欧米の二、三倍のスピードで高齢化は進行しておりまして、三十年を起点にして見てみますと、九十五年には六・七倍、三千二百万人。それから現役世代何人で一人の高齢者を支えるかという観点から見ますと、昭和三十年には十一・五人で一人でございましたのが、昭和六十年には六・六人で一人、七十五年には四・四人で一人、九十五年には二・五人で一人を支えるということになりまして、現役世代の負担が非常に急激に重くなることが見込まれております。
【次の発言】 今後の高齢化社会におきましても揺るぎない社会保障制度を構築する必要がございます。このため安定的な財源の確保が……


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第112回国会(1987/12/28〜1988/05/25)

第112回国会 社会労働委員会 第1号(1988/03/01、38期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 社会労働委員会の御審議に先立ちまして、所信の一端を申し述べたいと存じます。  我が国は、今や世界で一、二を争う長寿国となっておりますが、今後も、人口の高齢化は諸外国に例のないスピードで進み、二十一世紀の前半には世界で最も高齢化の進んだ国になるものと見込まれております。こうした中で、これからの厚生行政の一大目標は、人類が達成した偉大な財産である長寿を、いかに活用して、だれもが喜べる長寿社会を建設していくかにあります。  特に、長寿社会を財政負担の増大の面のみ強調した暗いイメージでとらえることなく、お年寄りの豊富な人生経験が社会の財産であるとの認識を持って、国民の一人一人が明るく健……

第112回国会 社会労働委員会 第3号(1988/03/24、38期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 まず、御激励をいただきましてありがとうございます。微力ではございますけれども、精いっぱい努力をいたしたいと考えておりますので、よろしくお願いいたしたいと思います。  交通事故の激増は、御指摘のように、毎日のように新聞等でも報道されておりまして、非常に心配な問題の一つでございます。今御意見を交えての御指摘でございますが、自賠責の診療報酬基準問題、これは自賠責という制度そのものの問題でございまして、基本的には、御承知のように大蔵省と運輸省の問題であると心得ております。しかしながら、この問題を解決するために、私どもといたしましても、協議機関があるわけでございますので、そういう場におき……

第112回国会 社会労働委員会 第4号(1988/03/25、38期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 御指摘のように、厚生省の今後の社会保障制度を推進して充実していくための役割は非常に大きいものがあると思います。一口に申し上げまして、今後急速に進行いたします高齢化社会、この高齢化社会に我が国をいかに軟着陸させていくかということが厚生行政の大きな課題であると思っております。  御承知のように、高齢化が進行していくわけでございますので、老後が長期化する、しかも高齢者がふえるということでございますから、お一人お一人が安心して、しかも生きがいを持って生活できる、そういう社会を築いていくことが最も望ましいわけでございまして、そのために、言ってみれば五十年型の人生から人生八十年型の経済社会……

第112回国会 社会労働委員会 第5号(1988/03/31、38期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 池端先生の御質問にお答えする前に、先生からもお言葉がございましたが、公明党の沼川先生の御家族の御不幸に対しまして、衷心より哀悼の意を表しますとともに、あわせて御冥福をお祈り申し上げたいと思います。  今具体的に数字を挙げられましてお話がございましたように、我が国の高齢化は非常なスピードで、しかも世界で経験のない高齢化社会にこれから入っていくわけでございまして、そういう高齢化社会の中で国民の皆様方が安心して生きがいを持って生活をしていただく、そういう社会をつくっていこうということが私どもの大きな目標であり、役割、使命であると思っております。  社会保障制度というものは、国民の生活……

第112回国会 社会労働委員会 第8号(1988/04/14、38期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 まず最初に、私に対しまして御激励を賜りましたこと、心から御礼を申し上げます。三十八年初当選当時、河野先生には大変お世話になっておりましたことを思い出しまして、厚くお礼申し上げたいと思います。  今回の国保制度の改革につきましては、今御指摘がございましたような問題点、それを中心といたしまして、国と地方がその解決のために共同して取り組む仕組みをつくる、こういう考え方で改革に取り組んでおるわけでございます。したがいまして、福祉医療制度の問題につきましても、国保問題懇談会、また関係者の御意見を承りまして、そういうふうに基盤安定制度ということになったわけでございまして、考え方といたしまし……

第112回国会 社会労働委員会 第10号(1988/04/21、38期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 中国残留日本人孤児の問題につきましては、さきの大戦におきます非常に大きな犠牲者であるわけでございますので、政府といたしましては最大限の努力をいたしてまいりたい、まずこれが基本的な考え方でございます。  御承知のように、日本人孤児問題につきましては、訪日調査、肉親捜しというのはほぼ峠を越しているわけでございます。しかし、最後の一人までその調査を行うという方針でございますが、峠を越しておるような状況でございますので、今後の焦点としては、判明をした孤児の方々、現在中国にいらっしゃる方々、約千世帯いらっしゃるわけでございますが、これらの方々の帰国を早急に実現さす、六十四年度末までに帰国……

第112回国会 社会労働委員会 第11号(1988/04/28、38期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 確かに御指摘のような御心配があろうかと思うわけでございますし、またその点が非常に大きな問題だと思います。高齢化社会が進んでまいりまして、いろいろな公的施策を拡充、充実させていかなければならぬ、それはそのとおりでございますし、力を入れていくわけでございますが、そういう中で、さらにその公的サービスを補完する意味で民間のサービスを受ける、こういうことによって高齢者の福祉を守っていく、増進を図っていく、こういう考え方でございまして、決して公的サービスの代替ではなくて公的サービスの補完、こういう考え方であるわけでございまして、重々御注意のことにつきましては念頭に置いて対応してまいる所存で……

第112回国会 社会労働委員会 第13号(1988/05/12、38期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 ただいま議題となりました後天性免疫不全症候群の予防に関する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  現在、後天性免疫不全症候群、すなわちエイズの蔓延は、欧米を初めとして世界的に深刻な状況にあり、特にアメリカ合衆国では、一九八一年に最初の患者が確認されて以来、既に五万人以上の患者が発生していると言われております。我が国においては、現在までに確認されているエイズ患者は、欧米諸国等に比べるとなお少数にとどまっておりますが、最近では女性患者の発生等エイズの一般への感染が懸念される状況も見られ、現段階において緊急に総合的な対策を講じ、エイズの蔓延を防止する……

第112回国会 社会労働委員会 第15号(1988/05/19、38期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 免疫学の非常な権威でいらっしゃる自見先生でございますから、よく御存じでございますが、エイズというのは病気として非常に厄介な病気でございまして、免疫体を破壊をする。それによって人間の病気に対する抵抗力がなくなる。現在五百万人から一千万人の感染者が世界じゅうにいる。そのうち三〇%ぐらいの方々が将来患者になり、患者になれば、先ほど申されましたように、一〇〇%近い方々が死亡する。私どもにとりまして、こういう極めて大きな問題を持つ病気でございますから、政府としては、この治療法が確立していない現状におきましては、予防に力を入れ、かつ蔓延の防止に全力を挙げていかなければならぬ、これは至極当然……

第112回国会 大蔵委員会 第13号(1988/04/22、38期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 御指摘のように医療制度につきましては、六十五年度までに老人保健それから国保の改革を予定をいたしておるところでございます。

第112回国会 予算委員会 第6号(1988/02/05、38期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 お尋ねの歯科診療報酬についてでございますが、これはさまざまな経緯がございまして今回のような取り扱いとなっておるわけでございますが、一日も早く関係者の間で合意ができまして、中医協の結論を得て、円滑な改定が実施されるよう努力を惜しまない所存でございます。
【次の発言】 そのような方向で努力いたしたいと思います。
【次の発言】 先ほど永末委員から御要請のありました二十一世紀の社会保障の展望につきましては、二〇〇〇年及び二〇一〇年の時点における老齢人口数、勤労者数及び社会保障給付費などの見通しについて、大蔵大臣とも協議の上、およその姿を予算委員会終了までに御報告申し上げるようにいたしま……

第112回国会 予算委員会 第7号(1988/02/06、38期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 生活保護の問題でございますからお答え申し上げますが、従来から、御承知のように生活保護の適正実施につきましては、必要な方に必要な保護を行うとともに、不正受給をなくすことでございます。御指摘の点につきましては、生活保護の適正実施の結果に直接かかわるものではないと承知をいたしております。  いずれにいたしましても、生活保護は国民の生存権保障の最後のよりどころでありますので、今後とも真に生活に困窮する方につきましては必要な保護を行ってまいります。

第112回国会 予算委員会 第8号(1988/02/17、38期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 先般の予算委員会の永末委員の御質問にお答えいたしましたことで御承知いただいていると思いますけれども、大蔵大臣とは協議の上、この予算委員会の終了までに二〇〇〇年及び二〇一〇年の社会保障の給付につきましては御報告申し上げるということで、現時点におきましては調整中でございますので、私の方からはお答えを差し控えさせていただきます。
【次の発言】 社会保険方式というのは、国民みんなでひとつ助け合おうという考え方のもとに保険の形式を整えて運営している制度でございまして、この制度でいきますと、給付、つまり受益と負担の関係がはっきりいたしてまいります。また同時に、効率的な運用が期待できる制度で……

第112回国会 予算委員会 第9号(1988/02/18、38期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 これは建設大臣からまずお答えいただいた方がいいかと思うのでありますが、まずお年寄りに対する住宅対策といたしましては、建設省を中心といたしまして老人世帯向け公営住宅の供給などの施策がまず講じられております。  そこで、厚生省の関係につきましては、住宅事情などで居宅で生活できないお年寄りにつきましては、生活保護世帯であるとか住民税非課税世帯の場合には、御承知のように養護老人ホームへの入所措置、一定範囲の所得のある場合には軽費老人ホームへのあっせんなど、老人福祉対策といたしましても必要に応じて対応しておるところでございます。

第112回国会 予算委員会 第10号(1988/02/22、38期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 エイズ問題につきましては大変お詳しい渡部先生でございますので、まず敬意を表したいと思います。  時間がございませんので簡単に申し上げますが、確かにエイズ問題は、全世界におきましても日本におきましても大変深刻であります。そこで、私どもといたしましては、何よりもこれ以上蔓延を防ぐという観点からいろいろな対策を立てているわけでございますが、同時に、今御指摘の血液凝固製剤に関する問題につきましては全く不可抗力でございまして、まことに御同情すべき事情があるわけでございます。その点は、今後エイズ予防対策を進めていくことと並行いたしまして、十分にその問題については考えていくべきものと私は承知……

第112回国会 予算委員会 第11号(1988/02/23、38期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 御指摘の点につきましては私は同感でございまして、まず何よりも実態の把握が大切であろうと思います。  そこで、現地の事情が許せば、遺骨収集等で現地の事情に非常に明るい厚生省のベテランの課長、例えて言えばそういう者を派遣して実態の把握をいたしたい、かように考えております。
【次の発言】 今お答えを申し上げましたとおりでございます。
【次の発言】 今政府委員から御答弁申し上げましたように、薬害という意味は薬の副作用による害でございます。この場合はそういう問題ではございませんから、極めて法律的に申し上げますとそういうことになろうかと思いますけれども、私どもといたしましては、この血液凝固……

第112回国会 予算委員会 第12号(1988/02/24、38期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 輸入農産物を含めまして、輸入食品の安全確保、この問題は極めて重要な課題でございまして、今後最大限の努力を払っていかなければならないと思っております。  そこで、今御指摘の収穫後の農薬につきましては、御承知のように我が国では一般的に収穫後に農薬を使うということではございません。したがって、御指摘のとおり残留農薬基準というものはないわけでございまして、ただ、輸入農産物の安全確保のために、現在WHOの基準を使っておるというのが現状でございます。しかし、御指摘のように我が国独自でこのような収穫後の農薬についての残留農薬基準、これをつくらなければならないという御指摘はまさにそのとおりでご……

第112回国会 予算委員会 第13号(1988/02/26、38期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 今御指摘のように、国民年金の加入者は他の年金制度に比べて老後の保障について考えると非常に低いじゃないか、こういう御指摘、それはそのとおりだと思うわけでございます。  ただ、これまた非常によく御存じのとおりでございますが、基礎的年金は国民生活の基礎的部分をカバーする、こういう考え方でございまして、さらに、国民年金の加入者について言えば、御指摘のように他の年金のように比例報酬部分がない、いわゆる二階建て部分がない、その点の御指摘であろうかと思うわけでございますが、その点については今後十分に検討していかなければならない、また改善していかなければならない大きな課題であると考えております……

第112回国会 予算委員会 第14号(1988/02/27、38期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 非常に広範な問題提起、御指摘でございました。私も郷里へ帰りまして各市町村長の話を聞きますと、何が一番頭が痛いかといえば国保問題だと言われます。私もそうだと思います。  そこで、国保の財政の長期安定化、これは最も重要な問題だと思うわけでございまして、その対策につきましては最善の努力を払ってまいりますが、やはり何といっても、先ほど佐藤先生の御指摘にございました国保財政悪化の原因の上に私は構造的な問題があると思うわけでございます。老人が多い、これは老人医療、老人保健制度で一応対応した、あとの医療費の地域差の格差と低所得者の問題、この低所得者の保険料の減免がその地域の保険者の上に上乗せ……

第112回国会 予算委員会 第15号(1988/02/29、38期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 合併処理浄化槽でございますが、先生御承知のように経済性もございますし、非常に小回りのきく事業でございまして、特に人家連檐でない農村部では非常に有効なシステムだと私どもは考えております。そこで、六十二年度は補助制度を創設いたしまして、六十三年度は五倍の予算を要求しておるところでございまして、今後とも強化充実に全力を挙げてまいりたいと考えております。
【次の発言】 老人医療費の負担の問題から健康保険組合また政管健保の財政が悪化してきているという御指摘はそのとおりだと思いますけれども、なお国保も財政状況は御承知のように苦しいわけでございまして、今医療保険制度全体が財政状況は非常に苦し……

第112回国会 予算委員会 第16号(1988/03/01、38期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 御指摘のとおりでございまして、厚生省本省では一・九%に対しまして二・一二%で達成しておるわけでございますが、年金福祉事業団につきましては雇用率を下回っておるわけでございまして、これは好ましい状況ではございません。したがいまして、雇用率を達成するように指導してまいるつもりでございます。
【次の発言】 確かに国の負担分は減ったわけでございますけれども、それに対応いたしまして地方財政対策として所要の手当てが講ぜられているわけでございますから、福祉の水準の低下であるとか、また事業の実施に支障があるとは考えておりません。
【次の発言】 冷凍卵による体外受精の問題、これは私は極めて難しい問……

第112回国会 予算委員会 第17号(1988/03/02、38期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 先ほど政府委員から御答弁をいたしましたように、インフルエンザの予防につきましては、現在ワクチンの接種以外に有効な方法がないということからワクチンの接種をしているわけでございます。しかし、御指摘のような、この予防接種に伴いましてわずかながら死亡事故等の重篤な副作用が発生しておるわけでございますので、安全で効果の高いワクチンの開発に現在取り組んでおるところでございまして、今後とも予防接種の適切な実施に努めてまいりたいと考えております。
【次の発言】 先ほど申し上げましたように、インフルエンザの予防にはワクチンの接種以外に有効な方法がございません。したがいまして、当面は昨年八月の公衆……

第112回国会 予算委員会 第23号(1988/03/10、38期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 先日の委員会におきまして、この問題はまさに医療上の技術の問題と生命の尊厳をどう調和させていくかという極めて重大な問題でございまして、今後この問題をどう進めていくかということにつきましては、国民のこの問題に対する倫理観の形成ということが極めて重要である、かように申し上げたわけでございます。さらに、この問題を具体的に取り扱ってまいります病院側につきましても、国民のこの問題に対する考え方、こういう点を十分に配慮して、取り扱いにつきましては慎重にお願いしたい、さらに、その倫理委員会等の運営につきましては公正に、しかも部外からの専門家も入れて運営をお願いしたい、かように申し上げたわけでご……

第112回国会 予算委員会 第24号(1988/04/04、38期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 この問題は、六十一年にお示しをいたしました高齢者対策企画推進本部報告でお示しいたしておるわけでございますが、昭和七十年を目標に年金も医療も一元化の方向を目指しておるわけでございます。


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第113回国会(1988/07/19〜1988/12/28)

第113回国会 決算委員会 第10号(1988/11/08、38期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 ただいま御決議のありました手話通訳の制度化につきましては、御趣旨を体して、手話通訳技能にかかわる公認試験の制度化を図り、聴覚障害者の社会参加等の一層の促進に努めてまいる所存であります。

第113回国会 社会労働委員会 第3号(1988/08/25、38期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 今お話がございましたように、ごく最近の全世界の患者報告数は十万四百十件でございます。また、一例以上の報告のありました国の数が百三十八カ国、最近の傾向として、特に直近の六カ月間で二万五千人患者が急増しておる、こういう状況をWHOの報告で私どもも承っておるわけでございます。  先般パリでOECDの厚生大臣会議がございましたときにも、医療問題で各大臣が発言する中で必ずエイズ問題、強い発言がございました。ヨーロッパにおきましては大体患者数が千人から四千人ぐらいの状況でございますから、もっともなことだと思いました。特に今申し上げたいのは、英国で聞きました話でございますが、英国は大体千五百……

第113回国会 社会労働委員会 第5号(1988/10/20、38期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして、今後関係省庁とも協議をし、血友病患者の救済対策に取り組んでまいる所存であります。

第113回国会 社会労働委員会 第6号(1988/10/27、38期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 この法案のねらいは、まさに現在治療方法の確立してない、しかも感染すればその大部分が患者として発病し、しかも死亡率が高い、こういう病気の蔓延を防ぐというところにあるわけでございまして、その蔓延を防ぐというその考え方の中には幾つかの対策、柱がございますが、だんだん御意見ございましたように、プライバシーを守るということも極めて重大な問題でございます。患者のプライバシーというものが守れなければ、御心配にございますように患者が地下に潜るというようなことも起こるかもわかりませんし、この蔓延を防止するために適切な処置をとるための阻害要因にそれがなるわけでございますので、その点については十分の……

第113回国会 税制問題等に関する調査特別委員会 第5号(1988/10/06、38期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 本格的な高齢化社会を迎えまして人生五十年型の経済社会から人生八十年型の経済社会を再構築する、そのための指針として、雇用それから年金、医療、教育、生活環境等を内容といたします長寿社会対策大綱というものを政府は既に定めておりますし、また、ことしの三月には、二十一世紀の初頭における高齢化の状況並びに社会保障の給付と負担の展望につきましてもお示しをいたしておるわけでございます。さらに、今後の長寿福祉社会を建設していくための基本的な考え方につきまして、また福祉年金、医療の施策に対しての方向、それから目標、そういうものにつきまして今検討中でございます。今国会の御審議の参考に供することができ……

第113回国会 税制問題等に関する調査特別委員会 第6号(1988/10/07、38期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 租税特別措置制定当時の事情につきましては、政府委員が答弁いたしましたとおりでございまして、要するに診療報酬の決め方と租税特別措置、これはセットで行われた。私どもの立場というのは、この税制の中身を議論する立場ではございませんで、国民の健康を守る、そういう立場から適切な医療を提供するために医師に対してどういうふうに対応していくかということが我々の立場でございます。  その立場からいたしますと、医師の公共性が非常に高い。公定料金であるとか、それから他の事業と異なりまして病床数も規定されているとか、それから四六時中患者から言われますと診察しなけりゃならぬとか等々、他の事業に比べての極め……

第113回国会 税制問題等に関する調査特別委員会 第7号(1988/10/13、38期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 医療は、これは申し上げるまでもないことでございますけれども、国民の健康であるとか生命にかかわる極めて重要なサービスでございまして、そういう意味から考えますと、この医療を担う病院とか診療所の経営が安定していくということは、これは極めて重要な問題でございます。  一方、医療の持つ公共性というものが他の事業に比べまして極めて高いということにつきましては、今御指摘のように医療を担う方々から強いその趣旨の考え方が表明されているわけでございまして、現状における我が国の医療というのは自由診療が一割、それから社会保険診療が九割でございまして、この九割の社会保険診療というのは、厚生大臣が決めた公……

第113回国会 税制問題等に関する調査特別委員会 第12号(1988/10/21、38期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 医療の公共性、他の事業に比べまして極めて高い公共性を持っている、このことはよく御承知のとおりでございまして、その公共性にふさわしい税制上の特例措置が、いろいろな経緯がございましたが行われてきた。そのことを社会的に評価されておるということだと思うわけでございまして、そういった社会的な評価がまた医業に従事していらっしゃる関係者の自覚をさらに高めていって、それが結果として国民の皆さん方に良質で効率的な医療を提供するということになっていると思うわけでございますので、私は、この公共性の高い医療にふさわしい税制上の特例措置というものは、今後も何らかの形で当然配慮していかなければならないそう……

第113回国会 税制問題等に関する調査特別委員会 第13号(1988/10/24、38期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 御指摘のお考え方につきましては、私もよくわかります。ただ、社会保障制度のこれからの目標であるとか水準につきまして、定量的なものについて具体的にどの程度考えていくかということになりますと、これは国民のコンセンサスということも必要でございましょうし、例えて言えば、医療費について言えば、老人医療費をどのようにこれから進めていくかということについて考えただけでも、これはこの時点でこういうふうにいたしますということについては前提がいろいろあるわけでございまして、そういう点では定量的な問題についてはなかなか困難であるということも御理解いただけると思います。  ただ、お話しのように、今後の中……

第113回国会 税制問題等に関する調査特別委員会 第14号(1988/10/25、38期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 詳細は政府委員から説明いたさせますが、明るい活力のある長寿社会を実現するための総論としての基本的考え方、各論としては福祉、医療、年金等の施策の方向、目標について取りまとめたものでございます。詳細は、政府委員からお答えさせます。
【次の発言】 多少長くなるかもわかりませんが、お許しいただきたいと思います。  まず、厚生年金の六十五歳支給開始年齢の引き上げの問題、これはもう御承知のように、年金財政が今後極めて厳しくなってまいりますし、特に団塊の世代が受給資格を得る八十年の後半、非常に厳しくなるわけでございまして、そこへ至る経過の中で保険料の負担が急激にふえたり、また過度なものになら……

第113回国会 税制問題等に関する調査特別委員会 第15号(1988/10/26、38期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 御指摘ございましたように、健保組合の財政状況、六十二年度の決算を先般拝見いたしましたが、御指摘のように相当苦しくなってきておるということは事実でございまして、その原因としては、老人保健拠出金の負担が四〇%ぐらいふえてきたということが最も大きな原因であるということはそのとおりだと思います。  ただ、現状はどうかということになりますと、健保組合全体としては当面経営努力等によりまして対処ができると考えておるわけでございます。しかし、その中で個々の組合について非常に財政的に窮迫している組合も見受けられるわけでございますので、これにつきましては補助金等によりまして対処してまいり、それによ……

第113回国会 税制問題等に関する調査特別委員会 第17号(1988/11/02、38期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 厚生年金の支給年齢の繰り上げの問題、これは最も大事な点が御理解いただけてないんじゃないか、そういう気が実はするわけでございます。  それは、何といっても年金は、特に公的年金は、老後が長期化するわけでございますから、その給付の金額、水準というものを維持していく、これはもう今年金だけの生活者が四割を占めているという時代でございますから、年金の水準をとにもかくにも維持していく、これが最も大事なわけでございまして、維持をするためにどういう方策があるか、そういうことになってきておるわけで、厚生年金の場合を考えてみましても、八十年代の後半には団塊の世代が年金受給者になるわけで、一挙に数がふ……

第113回国会 税制問題等に関する調査特別委員会 第18号(1988/11/04、38期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 昨年の税制の改正によりまして、年金受給者の国保税の取り扱いについての御指摘、状況につきましては政府委員から答弁申し上げましたとおりでございます。  確かに、年齢それから年金受取額の数字によりましては、プラスになる人もあり、御指摘のようにマイナスになる人もあるわけでございまして、特に、新聞に投書がありました丸山さんだったかと思うわけでありますが、あの事例を拝見しておりますと三十数%国保税が今までよりも上がる、これはやはり大変大きな数字だと私は思います。こういうことはやはりいかがなものであろうかという問題意識を持っておるわけでございまして、今後自治省と私ども十分に詰めてまいらなけれ……

第113回国会 税制問題等に関する調査特別委員会 第19号(1988/11/05、38期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 私ども、そういうようなことは決してしてないと思っておりますが、今初めて承ったことでございますので、十分に調査してみたいと思います。

第113回国会 税制問題等に関する調査特別委員会 第20号(1988/11/07、38期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 日本型福祉社会、長寿・福祉社会を実現するために、先般、我が国の社会保障の方向、目標ということにつきまして福祉ビジョンという形でお示ししたわけでございます。御指摘のようにこの目標、方向を五カ年計画であれば五カ年計画という計画をつくって推進すべきではないか、こういう御指摘、考え方はよく私どももわかります。  ただ、福祉政策の中で考えてみますと、例えば医療の問題、年金の問題等、年金の支給開始年齢の引き上げの問題とか、それから老人医療の一部負担、こういう問題につきましては、これは関係審議会の御意見を承ったり、また負担の面でいろいろと変化が生じるわけでございますので、国民のコンセンサスを……

第113回国会 予算委員会 第1号(1988/08/04、38期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 元厚生大臣でいらっしゃる渡辺先生でございますからよく内容は御承知のとおりでございまして、ほぼ十兆三千億の予算の中で医療、年金、福祉が約九〇%を占めておりまして、これらすべて国民の皆さん方の生活に深い関係がございますし、御指摘のようにこれから高齢化社会が本格化するわけでございますので、医療、年金につきましてはそれがふえていく、必然的にふえる経費でございます。毎年ほぼ七千億前後の当然増を抱えておるということが厚生省の予算の特殊性でございまして、御指摘のような一割カットという問題につきましては到底困難な問題だと心得ております。


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第115回国会(1989/08/07〜1989/08/12)

第115回国会 内閣委員会 第2号(1989/08/29、38期、自由民主党)【政府役職】

○藤本説明員 このたび内閣官房副長官を拝命いたしました藤本孝雄でございます。  森山官房長官を補佐いたしまして職務に精励してまいる決意でございますので、委員長初め委員各位の御指導、御鞭撻をお願いいたします。(拍手)


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第116回国会(1989/09/28〜1989/12/16)

第116回国会 社会労働委員会 第3号(1989/11/16、38期、自由民主党)【政府役職】

○藤本政府委員 昨年八月に、今池端先生からお話がございましたように、北海道知事からの要望書を政府はいただきまして、当時私厚生大臣でございましたので、記憶に間違いなければ、先生からの御質問に対しましていろいろ厚生大臣の立場から御答弁申し上げたわけでございまして、今戸井田厚生大臣の言われていること、全くそのとおりだと拝聴いたしました。  新法問題につきましては、今まで委員会におきましていろいろと御熱心に御質疑があったところでございまして、政府といたしましては、各関係省庁非常に多いわけでございますし、また内容的には教育、文化、生活、産業、就労等広範多岐にわたる問題を扱うわけでございますので、この取り……

第116回国会 法務委員会 第6号(1989/11/22、38期、自由民主党)【政府役職】

○藤本政府委員 去る二十日の日でございましたが、今お話しの朝鮮総連の関係者の方々から在日朝鮮人児童生徒に対する暴言、暴行事件への適切な対処要求の申し入れ書をちょうだいいたしました。また、申し入れ書等によりますと、これらの事件が続発しているということでございます。事実であるといたしますと、これはまことに遺憾なことだと存じます。したがいまして、関係省庁でこれらの問題について適切な対処を行ってもらうように考えておる次第でございます。
【次の発言】 よく新聞の記事の内容につきましていろいろ御指摘がございますが、一般的に申し上げますと、前後の文脈といいますか、言葉の意味というものがなかなか短い文章の中に……


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第112回国会(1987/12/28〜1988/05/25)

第112回国会 社会労働委員会地方行政委員会連合審査会 第1号(1988/04/13、38期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 いろいろな角度からの御意見を交えた御質問でございます。  まず第一に、この医療とか年金等の社会保障制度というものは、国民の生活の基盤、安定するための基盤であるわけでございますので、この社会保障制度が今後高齢化社会に向けまして十分に機能するために、揺るぎない制度になるために、私どもといたしましては全力を挙げていかなければならないと考えておりますし、そのためには、一つにはこの制度が長期安定をしていく、二つには給付と負担の公平を図っていくということが最も考えなければならない中心的な問題、課題だと思うわけでございます。  そこで、この医療保険制度につきましては、よく御承知のように、将来……

第112回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1988/03/09、38期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 昭和六十三年度厚生省所管一般会計及び特別会計予算の概要について御説明申し上げます。  昭和六十三年度厚生省所管一般会計予算の総額は十兆三千二百十一億円余でありまして、これを昭和六十二年度当初予算額十兆二百六十五億円余と比較いたしますと、二千九百四十五億円余、二・九%の増加となっており、国の一般会計予算総額に対し、一八・二%の割合を占めております。  昭和六十三年度一般会計予算においては、国全体として経費の徹底した節減合理化に努め、特に経常部門経費については、六十五年度までの間に特例公債依存体質からの脱却という目標を達成するため、厳しく抑制する方針のもとに編成されております。  ……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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