藤本孝雄 衆議院議員
41期国会発言一覧

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藤本孝雄[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは藤本孝雄衆議院議員の41期(1996/10/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は41期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院41期)

藤本孝雄[衆]本会議発言(全期間)
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第139回国会(1996/11/29〜1996/12/18)

第139回国会 衆議院本会議 第2号(1996/12/02、41期、自由民主党)【政府役職:農林水産大臣】

○国務大臣(藤本孝雄君) 森議員の御質問にお答えをいたします。  まず、新政策の農政上の位置づけについてのお尋ねでありますが、「新しい食料・農業・農村政策の方向」、いわゆる新政策は、他産業従事者並みの年間労働時間と生涯所得を実現できる、そのような経営体が生産の大部分である農業構造であるとか、また活力ある地域づくりを目指すものでございまして、現在におきましても農政の基本的な方向であると認識をいたしております。平成六年度からのウルグアイ・ラウンドの農業合意関連対策におきましても、新政策の具体化を図り、その目標が早急に実現されるよう、各般の施策を総合的に講じているところでございます。  次に、新しい……

第139回国会 衆議院本会議 第5号(1996/12/12、41期、自由民主党)【政府役職:農林水産大臣】

○国務大臣(藤本孝雄君) ただいま議題となりました農林中央金庫と信用農業協同組合連合会との合併等に関する法律案及び農業協同組合法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  農協系統は、農業者の協同組織として、農業の振興や農村地域の活性化に大きな役割を果たしてきたところでありますが、近年、農業・農村をめぐる状況が大きく変化する中で、農協はこれまで以上に農業者に対して良質のサービスを低コストで提供できるよう、経営体質を改善することが求められております。  特に信用事業につきましては、金融の自由化等が急速に進展する中で、一層の事業機能の強化と効率化、健全化を図っていくこと……


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第140回国会(1997/01/20〜1997/06/18)

第140回国会 衆議院本会議 第2号(1997/01/22、41期、自由民主党)【政府役職:農林水産大臣】

○国務大臣(藤本孝雄君) まず、ウルグアイ・ラウンド対策費を高齢者福祉事業などへ振りかえるべきとのお尋ねでございますが、ウルグアイ・ラウンド農業合意関連対策は、先ほどの総理の御答弁にありましたように、農業を誇りを持って携わることのできる魅力ある産業として確立すること、住みやすく活力に満ちた農村地域を建設することなどを基本方針として実施しており、真に必要な事業として毎年度着実に推進することが必要であると考えております。  一方、我が国の農村地域は、若年層の都市への流出や出生率の低下に伴い、急速に高齢化が進行しており、農村地域における高齢者対策に積極的に取り組むことも重要であると考えております。こ……

第140回国会 衆議院本会議 第30号(1997/04/24、41期、自由民主党)【政府役職:農林水産大臣】

○国務大臣(藤本孝雄君) まず、農協系統金融機関の資金の運用についてのお尋ねでありますが、農協系統の資金運用につきましては、貸し出しによる運用、有価証券による運用、上部機関への預け金など、系統全体として調和のとれた形で行われる必要があると考えます。このため、さきの臨時国会におきまして成立をした農協改革二法に基づき、農協系統の組織整備、業務執行体制の強化を推進しながら、系統資金を健全に運用していくことが重要であると考えます。  次に、金融行政の一元化についてのお尋ねでありますが、農協系統の信用事業につきましては、金融監督庁が金融秩序の維持の観点から検査監督を行う一方、農林水産省としては、農協系統……


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第147回国会(2000/01/20〜2000/06/02)

第147回国会 衆議院本会議 第29号(2000/04/25、41期、自由民主党)

○藤本孝雄君 ただいま議長から御報告がありましたとおり、本院議員越智伊平先生は、去る三月二十四日、愛媛大学医学部附属病院において逝去されました。  突然の訃報に接し、しばし茫然と、語る言葉もなく、まことに痛恨のきわみであります。今日までの御交誼、御厚情に心からお礼を申し上げるとともに、寂寥の感深く、惜別の念にたえません。また、先生を内にあって支えてこられた御遺族の皆様の御心情をお察ししますと、お慰め申し上げる言葉もございません。万感胸に迫り、心から哀悼の意を表します。  私は、ここに、皆様の御同意を得て、議員一同を代表し、謹んで哀悼の言葉を申し上げたいと存じます。(拍手)  越智伊平先生は、大……

藤本孝雄[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院41期)

藤本孝雄[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第138回国会(1996/11/07〜1996/11/12)

第138回国会 農林水産委員会 第2号(1996/11/28、41期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 農林水産大臣を拝命いたしました藤本孝雄でございます。  私は、十一月十二日から十七日まで、イタリアのローマで開催された世界食料サミットに出席してまいりました。サミットの場では、世界の食糧安全保障への取り組みにつきまして議論が行われ、私からもその重要性について訴えてきたところでございます。  本日は米の問題につきまして御審議いただくとともに、次期臨時国会には農協関係二法案の提出を予定しておりますので、どうぞよろしくお願いをいたします。  さて、我が国の農林水産業、農山漁村は、国民生活に欠かすことのできない食糧の安定供給や、国土自然環境の保全にとって極めて重要な役割を担っております……


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第139回国会(1996/11/29〜1996/12/18)

第139回国会 農林水産委員会 第1号(1996/12/12、41期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 農林中央金庫と信用農業協同組合連合会との合併等に関する法律案及び農業協同組合法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  農協系統は、農業者の協同組織として、組合員が必要とする営農及び生活に関するサービスを提供し、農業の振興や農村地域の活性化に大きな役割を果たしてきたところであります。  近年、農業、農村をめぐる状況が大きく変化する中で、農協の経営環境が厳しくなるとともに、我が国農業の競争力強化が要請されており、農協は、これまで以上に農業者に対して良質のサービスを低コストで提供できるよう、経営体質を改善することが求められております……

第139回国会 予算委員会 第2号(1996/12/09、41期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 故人は我が国の食糧行政の実質責任者、総務部長という立場で活躍をしていただいておりまして、私にとりましては極めて有能な部下でございました。このようなことで失ったことはまことに残念でございまして、我々としても彼の遺志を継いでこれから頑張っていかなければならぬというふうに思っております。  先ほどお尋ねの米の需給調整特別対策百億円の話でございますけれども、ことしの生産者米価を決めますときに一番問題になりましたのは、生産調整、減反規模をどうするかということでございました。いろいろな御意見がございました。また、私もいろいろと考えました。そして結論といたしましては、生産者の生産調整に対する……


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第140回国会(1997/01/20〜1997/06/18)

第140回国会 決算委員会 第6号(1997/04/21、41期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 委員が今御指摘になられましたように、この国有林野事業、今まで数回にわたりまして改善計画を立て、それにつきまして自主的に努力をしてきたわけでございますが、残念ながら、この改善計画が成功をおさめておりません。  そのことについてはいろいろ理由はございますけれども、一番大きな理由は、何といっても木材の価格が低迷をしておる。これは今、輸入材が八割、そういう現状でございまして、国産材が価格が低迷しておる、収入が少ない、それから伐採の問題についてはいろいろな制約がございまして、十分に量的に伐採ができない。つまり、収入の面が計画よりも大幅に落ち込んできておる。例えば価格につきましても、当初計……

第140回国会 決算委員会 第10号(1997/06/17、41期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 いよいよ三年という折り返し点にウルグアイ・ラウンド対策事業も来たわけでございまして、今後、今までの事業の検証、またニーズに即して真に実効が上がる、そういう事業になるように見直しを進めていくわけでございます。  その見直しの柱につきましては、今委員が言われましたように、農業農村整備事業、これは事業費が縮減されるわけでございますので、重点的に、効率的に進めていく。  それから、非公共事業と言われております事業につきましては、生産、流通、加工の面において高度化を進めていく、それから担い手農家の育成を加速していく、これも私ども非常に大事な見直しの柱だと思っております。  また、三番目に……

第140回国会 農林水産委員会 第1号(1997/02/18、41期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 農林水産委員会の開催に当たりまして、まず、日本海で発生したロシア船籍のタンカー、ナホトカ号による重油流出事故により被害を受けられた地域の皆様方、漁業関係者の方々に心からお見舞いを申し上げます。  本件事故発生後、直ちに事務当局に対し、関係省庁と連携して被害状況の調査・情報収集に努めるよう指示するとともに、一月二十一日には私自身も現地に入り、事故の状況と被害の実態を目の当たりにしてまいりました。  今回の流出重油は、広範囲に漂流・漂着しており、地域の漁業に被害を及ぼしている上、油処理のため漁業者が休漁する事態も生じております。私は、農林水産行政を預かる者として、今回の事故による漁……

第140回国会 農林水産委員会 第2号(1997/02/20、41期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 冒頭に我が国の農業に対する文化論、お話がございまして、私も、日本民族はまず農耕民族でございますし、土の文化が源であるというふうな認識を持っておりまして、委員と全く同じ認識でございます。  それから、減反の問題につきましては、御承知のように今米の生産については需給ギャップが三百万トンある、需要に対して生産ま三百万トン多いわけでございまして、この三百万トンの需給ギャップがある以上は、米価の適切な価格、また安定的な供給という観点からいたしますと、生産調整は必要であるというふうに考えておるわけであります。そういう観点から、平成八年度から三年計画で政府は今生産調整を実施しておるわけでござ……

第140回国会 農林水産委員会 第3号(1997/02/26、41期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 森林病害虫等防除法の一部を改正する法律案並びに森林組合法及び森林組合合併助成法の一部を改正する法律案の両法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  まず、森林病害虫等防除法の一部を改正する法律案につきまして御説明申し上げます。  森林病害虫等のうち、松くい虫につきましては、その異常な被害の終息を図るべく各般の防除対策を鋭意実施してきた結果、昭和五十四年度に二百四十三万立方メートルまで達した被害量は、平成七年度には百一万立方メートルに減少するとともに、保全すべき松林における激しい被害の抑制が進んでおります。  しかしながら、松くい虫の被害量は、なお高……

第140回国会 農林水産委員会 第4号(1997/02/27、41期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 武藤さんの発言は、規制緩和という観点から、個人的に記者懇という立場で発言されたように承っております。その後、私も仲間でございますから、いろいろ武藤さんのお考えも聞きました。詳細はこの場では差し控えますけれども、彼の意見も十分承っております。  我々としては、この株式会社の農業経営の参入という問題については、農地法で今認められていない問題でございまして、これは極めて我が国の農業にとっては基本的な、農地法という問題は基本的な問題で、将来非常に大きな問題であるというふうに認識をしておるということがまずございます。  今、状況を申し上げますと、平成八年の三月に規制緩和推進計画という閣議……

第140回国会 農林水産委員会 第5号(1997/03/06、41期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 ただいま御決議いただきました附帯決議の趣旨を尊重し、今後、最善の努力をいたします。
【次の発言】 ただいま御決議いただきました附帯決議の趣旨を尊重し、今後、最善の努力をいたしてまいります。

第140回国会 農林水産委員会 第6号(1997/03/18、41期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 家畜伝染病予防法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  畜産の振興を図るためには、家畜衛生特に家畜の伝染性疾病の発生を予防し、蔓延を防止することが基本的に重要でありますので、農林水産省としましては、従来から家畜伝染病予防法に基づき、家畜の伝染性疾病の防圧に絶えざる努力を払ってきているところであります。  しかしながら、近年、畜産経営の大規模化が進み、家畜の伝染性疾病の発生による被害の大型化が生ずるおそれがある中で、伝染性海綿状脳症のような新たな疾病が発生してきております。  また、食肉等の輸入量の増大等に伴いまして、海外からの家……

第140回国会 農林水産委員会 第7号(1997/03/19、41期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 最初に、これからの我が国の農業の方向についてお尋ねがございました。基本的には、優良な農地を確保しながら、やる気のある農家を育成していくということに尽きると思います。  また一方で、他産業並みの所得、労働時間、そういう内容の農家が我が国農業の経営体の中心といいますか、そういう経営体の農家をつくっていく。そのためには、今取り組んでいる、生産規模の拡大であるとか高生産性の農家をつくっていくための基盤整備、また農村の生活環境の整備というようなことが具体的にあるわけでございます。  そういうことを含めて、お触れになりました農業基本法、もう三十六年たつわけでございますので、四月からスタート……

第140回国会 農林水産委員会 第8号(1997/03/26、41期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 我が国の酪農のメッカでございます北海道の金田委員、酪農の問題、特にきょうあす審議会が開かれまして、加工原料乳価の決定が明日なされるわけでございますが、この問題に非常に強い関心を持っておられることはよく理解できます。今後、加工原料乳価の保証価格につきましては、私ども、まず第一に不足払い法の趣旨に基づきまして、きょうあすの、特にあしたの畜産振興審議会の意見を聞いて適正に決定をいたしたいというふうに考えております。  先ほどの御質問につきましては、私どもはその問題についてこれは当然そういう必要性を考えて対応したわけでございまして、そのことにつきましては御指摘について私どもも同じ考え方……

第140回国会 農林水産委員会 第9号(1997/04/10、41期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 農林水産省設置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  農業協同組合、森林組合、水産業協同組合等の協同組合系統組織につきましては、他業態との競争の激化、金融の自由化の進展等経営をめぐる状況は厳しさを増しております。  このような中、これらの協同組合系統組織が組合員の負託にこたえ、将来にわたってその役割を適切に果たしていくためには、その自助努力と相まって、行政検査の的確な実施を通じて経営の健全性を確保していくことが必要であります。  農林水産省におきましては、従来、これらの協同組合系統組織の検査は、例えば、農業協同組合については本……

第140回国会 農林水産委員会 第10号(1997/04/16、41期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 新しい農業基本法の問題についての考え方を御質問されたわけでございます。  いろいろ先ほどお話がございましたように、農業基本法、農業について言えば、中心になる憲法のような法律でありまして、この農業基本法ができましてから三十六年たっております。社会情勢も変わってきましたし、また国際化も進んできた、こういう大きな変化の中で、この見直しという問題が非常に強く求められてまいりました。その上、今橋本内閣が掲げております六つの改革の中で行政改革、それから財政構造改革、また経済構造改革、そういう改革の一環としても農業の改革を進めて、かなければならぬというふうに考えておるわけでございます。この新……

第140回国会 農林水産委員会 第11号(1997/05/07、41期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 水産業協同組合法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  漁協系統は、漁業者の協同組織として、組合員が必要とする事業及び生活に関するサービスを提供し、漁業の振興や漁村地域の活性化に大きな役割を果たしてきたところであります。  海洋法に関する国際連合条約の締結に伴い、本年一月に漁獲可能量制度が導入され、資源管理の推進等漁協の果たすべき役割がますます重要となる一方、漁業、漁村をめぐる状況が大きく変化する中で、漁協の経営環境は厳しくなっており、漁協は、これまで以上に、漁業者に対して良質のサービスを低コストで提供できるよう、経営体質を改善……

第140回国会 農林水産委員会 第12号(1997/05/08、41期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 お尋ねの漁協の役割に対する認識でございますが、御承知のように、我が国の漁業を取り巻く状況は、資源水準の低下による漁獲量の減少であるとか産地魚価の低迷、漁業就労者の減少、高齢化の進展など、一段と厳しさを増しております。  このような中で、漁協は今後組合員に対しまして経営指導であるとか資源管理などの取り組みが期待されているところでございます。漁協がこれらの役割を十分果たすためには、漁協系統の事業、組織の改革への取り組み、これがますます重要となっておるわけでございまして、農林水産省といたしましても、これら漁協系統の取り組みが円滑に進むように適切に対処してまいりたい、こういうふうに考え……

第140回国会 農林水産委員会 第13号(1997/05/20、41期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 繭糸価格安定法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  蚕糸業は、従事者の高齢化、輸入製品との競争の激化等により、近年生産が大幅に減少しているものの、養蚕業は依然として中山間地域等の農業経営の重要な作目であり、また、製糸業は伝統的な地場産業として地域経済において重要な地位を占めております。  このため、農畜産業振興事業団の行う生糸の買い入れ、売り渡し等の操作を通じて繭及び生糸の価格安定を図り、蚕糸業の経営の安定等を図ってきたところであります。  しかしながら、近年、生糸需要の減少、生糸の国際相場の低下、国産繭減少に伴う輸入糸割合の……

第140回国会 農林水産委員会 第14号(1997/05/22、41期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 中山間地域の農業の重要性につきまして、委員、地元の事情もよく御承知の上で御質問をされたと思いますが、私も、今後の日本の農業の基本的な課題の一つに、中山間地域の農業をいかに振興を図っていくか、この問題は極めて重要な問題だと思っております。今後、我々が今取り組んでおります新しい農業基本法の改定の中の非常に大きな問題として、中山間地域の農業の振興、こういう問題について我々も大きな問題としての認識を持っております。  先ほど言われましたように、農家数、耕地面積、また農業粗生産額、いずれをとりましても全農業の四割を占めている、極めて大きな立場であることは申し上げるまでもありません。ただ、……

第140回国会 農林水産委員会 第15号(1997/06/04、41期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 御指摘のように、三日の閣議後の記者会見での石井環境庁長官の発言が一部報道機関で取り上げられております。この発言の事実関係及び長官の真意を環境庁に確認をいたしましたので、御報告を申し上げます。極めて、事実関係、正確に申し上げたいと思いますので、文書を読ませていただきます。  「石井環境庁長官は、質問に答えて、」これは記者会見での質問。「諌早湾問題という個別の案件について仮定の話をするのは不適当であるという前提で、」言われた。  それで、こちらに対する回答といたしましては、「一般論として、環境アセスメントは科学的知見の水準や、その時々の環境保全についての政府、地方公共団体、住民等の……

第140回国会 予算委員会 第2号(1997/01/27、41期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 ウルグアイ・ラウンド農業合意関連対策につきましては、本合意の実施に伴いまして、農村、農業に与える影響を最小限度に食いとめるとともに、基本的な考え方といたしましては、国内の生産力、供給力を可能な限り維持強化していく。それから、国民の皆様に対しましては、良質で安全な食糧を適正な価格水準で安定供給をしていくということ。それから住みやすい農村地域を建設する。こういう基本的な考え方のもとに、一年間にわたりまして、農政審議会また各種団体、特に農業関係の団体の御意見を聞きながら、ほぼ大要、農業構造改革、農業生産改革、農山村改革、この三つを柱といたしまして、政府がこのウルグアイ・ラウンド合意対……

第140回国会 予算委員会 第3号(1997/01/28、41期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 二十一日に私も現地を見てまいりまして、被害を受けられました漁業者の方々に対しましては、農林水産省としてもできる限りの対策を講じていかなければならぬというふうに現在考えております。  私どもが対策として考えられますのは融資の問題、それから、具体的に申し上げますと、経営資金、生活資金の円滑な融通であるとか、既借入金の貸し付け条件の緩和であるとか、それから、経営が困難になる漁業者に対する漁業経営維持安定資金の活用、こういう金融措置がまずございます。  それから二番目には、これまた現地の三国町長ほか漁業関係者から強く求められましたのは、漁場の保全、もとの漁場に戻してもらいたい、こういう……

第140回国会 予算委員会 第8号(1997/02/06、41期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 幾つか具体的な問題につきまして御報告申し上げたいと思います。  一つは、漁港台帳に記載がない三十二カ所、これはまことに残念なことでございまして、今後こういうことがないように漁港管理者を十分に指導してまいります。  それから、漁業情勢の変化に対応して利用目的が変わったのではないか、こういうような御意見も交えての御質問であったわけでございまして、その点については、確かに漁業情勢の変化に対応して利用目的が変わっておるという漁港もございます。しかしそれは、やはりそういう目的変更ということでございますので、この目的の変更は今後していかなきゃならぬというふうに思っております。  それからも……

第140回国会 予算委員会 第10号(1997/02/10、41期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 議員が五項目につきまして資料要求をされたことは承知いたしております。農水省といたしましては、この要求資料につきまして、内容が膨大なものでございますけれども、できるだけ御要求に沿えるよう努力してまいる、さように考えております。
【次の発言】 私は、この資料については、提出できるものは要求に沿えるように努力してまいると申し上げております。  それから、今委員が言われました、委員が行かれればそれを見られるから、それを農水省としては出さないというようなことは、私は言った記憶はございません。
【次の発言】 私が申し上げておりますのは、出せるものはお出ししますと申し上げておるわけでございま……

第140回国会 予算委員会 第11号(1997/02/12、41期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 自治大臣から詳しく御答弁がございましたので、そのとおりでございますけれども、つけ加えさせていただきますといたしますと、公益法人全般を対象とした規定がない以上は、この当否につきまして、収支を公開するということによって国民の皆さんの御判断をいただくということを考えていきたいと思っております。

第140回国会 予算委員会 第12号(1997/02/13、41期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 中海干拓事業のことにつきまして御指摘がございましたので、事実関係だけ申し上げてみたいと思います。  この中海干拓事業本庄工区につきましては、昨年の三月に島根県知事が、県議会、地元市町村の同意を得まして、農林水産省に工事の再開の要請をされておられます。地元の知事また市町村長の同意を得たということは、私どもからいえば重く受けとめざるを得ません。  これを受けまして、農林水産省といたしましては、平成九年度より二カ年にわたりまして事業の総合評価を行うための調査を行うことといたしているわけでございまして、この調査はあくまで中立的に行われるものでございまして、本庄工区の取り扱いにつきまして……

第140回国会 予算委員会 第13号(1997/02/14、41期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 幾つかの問題についての御質問でございますが、中海の工事再開については、御承知のように、二年間、事業の総合評価を行うための中立的な調査を行おうとしておるわけでございまして、その中海の干拓事業の問題については、この事業の取り扱いは調査結果に基づいて判断する、こういうことになっております。  それから、開拓事業全般についてのお尋ねでございますけれども、我が国の農地面積は、戦後昭和三十六年をピークにいたしまして、六百万ヘクタールから現在五百万ヘクタール、つまり二〇%減少いたしております。また、我が国の食糧の自給率も先進国最低の水準でございまして、今や四二%という現状でございます。仮に今……

第140回国会 予算委員会 第14号(1997/02/17、41期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 今、森林の持つ公益的な機能につきまして、いろいろと御意見をいただきました。私どもも、森林は国土面積の七割でございますし、それから、国土保全であるとか、さらには水資源の涵養機能であるとか、酸素の補給であるとか、いろいろな公益的な機能を森林は持っておるわけでございまして、国民にとりまして、国土にとりまして非常に大きな役割を果たしておるわけでございます。  この公益的な機能を経済的な価値として試算を平成三年にいたしたわけでございますが、およそ三十九兆二千億円と試算をいたしております。この試算額も含めまして、白書、パンフレットなどに記載をし、この森林の持つ公益的な機能を大いに国民の皆様……

第140回国会 予算委員会 第15号(1997/02/18、41期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 委員よく御承知と思いますけれども、この設計等の業務の協会への委託をするかどうかということは、事業主体である市町村が判断することでございます。その意味では、委員御指摘のようなことではないというふうに思っております。
【次の発言】 総理の御答弁の前に、ただいまの委員の議論を聞いておりました。賛助員であるということがこの工事の受注に特別の地位があるのではないか、こういう御意見でございますけれども、政府委員から答弁申し上げておりますように、あくまでこの工事の発注は地方自治法に基づいて町村が行うわけでございまして、そういう点からいたしますと、賛助員であるかどうかということはこの受注には関……

第140回国会 予算委員会 第16号(1997/02/19、41期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 先ほどから御指摘のように、過疎地域は全体で約五割、また国土保全であるとか自然環境の保全、これに大きな役割を果たしておりますし、御指摘がございました過密過疎の関係、また都市と農村の関係、非常に政治上大きな問題も抱えております。  私は個人的に、国民の皆さん方が生活する場所が仮に異なりましても、行政から受けるサービスというのは同じでなきゃならぬ、これが政治の基本的な責任であるというふうに思っておりまして、そういう点では、過疎問題に非常に御熱心に取り組んでおられる委員につきましては、これからもひとつよろしくお願いいたしたいと思います。  それで、先ほどの御指摘の問題につきましては、こ……

第140回国会 予算委員会 第17号(1997/02/24、41期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 委員は広島で、私は高松でございまして、瀬戸内海を挟んでおります。今松くい虫の被害が全国的に非常な広範囲に発生をしておりますことは御承知のとおりでございます。私の地元は、香川県の中で約四割が松林でございますし、私の郷里の高松は、松が多いから高松と言っているんじゃないかというぐらい松が多いわけでございます。  今の被害状況は、残念ながら全国の中で四%、香川県は人口単位からいたしますとよく一%行政と言われておりますから、全国の四%という被害は非常に大きいわけでございます。私も、地元の問題でございますから、この松くい虫の対策には長年頭を痛めておりまして、要は、私専門家でございませんから……

第140回国会 予算委員会 第18号(1997/02/25、41期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 お答え申し上げます。今の農業につきましての委員の強い危機意識、私も同じ思いでございます。  何よりも、どの産業にとりましても後継者が一番大事な問題でございまして、後継者を養成するというか後継者を育成するというか、そういう面と、まだそういう農業に後継者として、日本の農業のために働こう、こういう意欲を持ってもらえるようなそういう農業にしていく、そういうことが非常に大事であろうというふうに思うわけでございまして、魅力のある農業、そういう農業を築いていくために、いろいろな施策を組み合わせて取り組んでいかなければならない問題だと思います。  もとより、国民にとりましては、必要な食糧を安定……

第140回国会 予算委員会 第20号(1997/02/27、41期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 公益法人の性格上、慎重な対応が政治献金につきましては求められるわけでございまして、御指摘のような趣旨に沿って調査をすることにつきましては全く同感でございます。
【次の発言】 おおむね建設大臣から御答弁がございました、そのとおりでございますが、今この公共工事コストの縮減の問題につきましては、政府一体となりまして、現在、三月末を目途に事業別コスト削減計画をつくっている段階でございまして、具体的にどの程度のコストが削減できるか、その可能性があるかということにつきましては今検討中でございます。  それから、長期計画につきましては、それぞれ事業の内容によって長期計画を延ばせるもの、また延……

第140回国会 予算委員会 第21号(1997/02/28、41期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 我が国の農政の基本的な考え方は三つあると思うのですが、生産の面でいきますと生産力を維持強化していく、それから消費の面でいきますと消費者の皆様に対して良質で安い食糧を安定的に供給する、それから農村地域の活性化、この三つが我が国農政の基本的な方針だと思うのです。  そういう観点に立ちますと、今、農村の農業整備事業、これを中心にしまして生産性の向上を図るとか、農村地域の環境整備を図るとか、そういう事業を推進しておるわけでございまして、この事業が仮におくれるということになりますと、これは規模拡大、またコスト削減、生産性の向上という面に影響が及ぶわけでございますし、また農村の環境整備もお……

第140回国会 予算委員会 第22号(1997/03/05、41期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 コスト削減の問題につきましては、総理からも建設大臣からも御答弁がございまして、その点は省きますが、農水省といたしましても、現在、三月末を目途といたしまして、目標年次それから事業別のコスト低減のための計画をつくろうといたしております。そういう取り組みを通じまして、コストの削減を行い、そしてそれを積算単価に反映していこう、このように考えております。
【次の発言】 これは、私も大臣就任以来最も重要な課題だと考えております。今の現状は、御承知のように林政審で議論していただいておりまして、その結論を見た上で平成九年度中に、今までの対策の延長線上ではこの国有林野の改善策は可能ではないと考え……


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第140回国会(1997/01/20〜1997/06/18)

第140回国会 決算委員会第三分科会 第1号(1997/05/26、41期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 平成六年度及び七年度における農林水産省の決算の概要を御説明申し上げます。  最初に、六年度の一般会計について申し上げます。  まず、一般会計の歳入につきましては、歳入予算額四千六百七十九億八千七百万円余に対しまして、収納済み歳入額は五千三十六億八百万円余であり、差し引きいたしますと三百五十六億二千万円余の増加となっております。  次に、一般会計の歳出につきましては、歳出予算現額五兆百三億七千三百万円余に対しまして、支出済み歳出額は四兆四千八百十二億二千四百万円余であり、この差額五千二百九十一億四千八百万円余につきましては、五千九十億五千三百万円余が翌年度へ繰り越した額であり、二……

第140回国会 決算委員会第三分科会 第2号(1997/05/27、41期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 先ほどから御答弁申し上げておりますように、いろいろな事業を推進していく上に、その判断の基礎となるデータ、正確な資料というものは、これは取りまとめる判断の材料として非常に大事な問題だと思います。我々も、いろいろな判断に至る、そのために材料を集めるということ、これは十分そういう考え方でおります。  若干例えて言えば、先ほどのお話のように、当初出した報告と後から出した報告に差がある。これは、日にちの経過によって当然そういうことになりますけれども、しかし、どうも、報告の数字に差が出てきますと、そこだけ見て誤解される、そういうこともあろうかと思うわけで、今申し上げましたように、その点は十……

第140回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1997/03/03、41期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 平成九年度農林水産予算の概要を御説明申し上げます。  まず、予算の基礎となっております農林水産施策の基本方針について御説明します。  農林水産業は、食料の安定供給という大切な使命を初め、地域経済社会の安定と発展、国土や自然環境・景観の保全等の多面的で重要な役割を果たしております。一方、農山漁村は、生産の場であるとともに、地域住民の生活の場であり、また、伝統に裏づけられた地域文化をはぐくみ、緑と潤いに満ちた生活・余暇空間を提供する国民共有の財産であります。  我が国経済社会が調和ある発展をし、真に豊かな国となるためには、こうした役割や機能を有する農林水産業と農山漁村の健全な発展が……

第140回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1997/03/04、41期、自由民主党)【政府役職】

○藤本国務大臣 青森県は、我が国のリンゴの生産量の中で約半分、世界に冠たる品質のリンゴをつくっておられるわけでございまして、先ほどからいろいろな委員の御質疑を通じて、我々も、この高品質の我が国のリンゴをこれからも育成していく、盛んにしていくためにいろいろなことを考えているということにつきましては、先ほどから政府委員から答弁させていただいたわけでございまして、今後、消費拡大策とともに、技術面におきましても強化策を通じまして足腰の強いリンゴを産業として振興していく、そのために力を入れていきたいというふうに考えております。
【次の発言】 大変重大な御提起でございまして、農政のこれからの基本的な方針は……



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データ更新日:2023/02/05

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