このページでは伏木和雄衆議院議員の38期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は38期国会活動統計で確認できます。
○伏木委員 初め、大臣にお伺いいたします。 世界に例のないスピードで高齢化社会に進んでおります。これから社会保障の保障費の増加、それから生産性上昇率の低下、あるいは労働慣行の変化、二十一世紀初頭には社会資本整備費に回し得る投資余力が低下する、このように言われております。したがって、現在は本格的な高齢化社会を迎えるまでの貴重な準備期間と言わなければなりません。今こそ道路整備を初めとする社会資本を重点的に整備して、我が国の経済社会の長期的な発展基盤を整えていかなければならないと思います。 そのような意味から、第十次道路整備五カ年計画はまさに二十一世紀に向けてのラストチャンスと言わなければならな……
○伏木委員 今日、政治に対して国民が大きな不信を抱かれているということにつきましては、今までお話がございました。その問題につきましては後ほど議論させていただくといたしまして、初めに、先ほど自治省の方から今回行われました参議院選挙につきまして御報告がございました。その御報告について二、三お伺いをいたしたいと思います。 初めに、戸別訪問について若干お伺いをいたしたいと思います。 先ほど来、金のかからない選挙ということで大分お話がございました。党員が、あるいは支持者が、あるいは後援会の会員がその支持する人を推薦し、そして近隣の方々に政策なりその人物なりを語っていく、これは選挙にとりまして最も有効……
○伏木委員 衆議院議員の定数是正について、公明党としての意見を申し上げさせていただきます。 衆議院の定数是正は、昭和六十一年にいわば緊急避難的に是正が行われました。これは御承知のとおりでございます。その緊急是正は、あくまでも「昭和六十年国勢調査の確定人口の公表をまって、速やかにその抜本改正の検討を行うものとする。」という旨の国会決議が全会一致で採択され、それが前提になって六十一年法ができたわけでございます。それから三年半を経過してしまいました。 昨年五月に、この抜本改正に基づきます小委員会を開催いたしました。いろいろ議論が出ましたが、当委員会としては、あくまでも現行中選挙区制をもととした衆……
○伏木議員 お答えいたします。 私ども、本来選挙運動というものは極力自由にしていかなければならない、これが民主主義を育成するもとではないか、このように考え、従来からも公職選挙法におけるところの運動面においてはなるべく自由な方向へと、このように主張をいたしてまいりました。しかし、今回このような規制の法律案を提案しなければならなくなったということは、先ほど佐藤委員からも御説明がございましたように、リクルート事件に端を発した政治不信というものは、今我が国全体を覆っていると言っても間違いではございません。政治家の金のかき集め、それに伴う金のばらまき、こういうものから起きてきたところの不信感というもの……
○伏木委員 お忙しいところ、会長さんありがとうございます。この選挙区制を初め選挙制度というのはさまざまな意見がございまして、会長さんも大変であろうかと思います。私も選挙制度についていろいろ勉強させていただいたり、あるいは学者の御意見というものを拝聴いたしておりますけれども、いろいろな議論がございまして、なかなかこれという方向が出しにくいということも十分承知いたしております。 それはそれといたしまして、今回発足いたしました第八次選挙制度審議会でございますが、従来第一次から第七次、ここまでは政党の代表というものが参加をいたしておりました。選挙制度についてすべてに国会議員がかむということの是非につ……
○伏木委員 ようやく政治資金規正法の審議に入れるようになったわけでありますが、この政治資金を規制しなければならないという問題、さらには企業献金については検討すべきであるということは、今日的な議論ではなかろう。これはもうはるか以前から、十年、二十年も前からいろいろと議論をされてきたところでございます。 御承知のように、第五次選挙制度審議会におきましては、あの共和製糖事件の反省の上に立って、緊急に措置すべき事項として、政治資金は個人献金に移行すべきであると、もう緊急課題として答申を出されたわけでございます。ですから、企業献金を禁止すべきであるという声は最近出てきた問題ではない。今回リクルートで再……
○伏木小委員 御承知のように、六十一年五月、八増・七減による衆議院の定数の是正を行ったわけであります。その際、「今回の衆議院議員の定数是正は、違憲とされた現行規定を早急に改正するための暫定措置であり、昭和六十年国勢調査の確定人口の公表をまって、速やかにその抜本改正の検討を行うものとする。」旨の国会決議これは全会一致で採択したものでございました。 その際の一票の最大格差は、長野三区と神奈川四区とでは二・九九倍という結果に終わりました。これは真の定数是正にはほど遠いものでありました。しかるに、昨年、六十二年三月の住民基本台帳の人口比による一票の最大格差は三・〇八倍までに拡大しておりました。また、……
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