このページでは馬場昇衆議院議員の38期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は38期国会活動統計で確認できます。
○馬場昇君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま議題となりました教育職員免許法を改正する法律案について質疑を行います。 私は、まず、教育を語るに当たって、冒頭に竹下総理の政治倫理に対する所信を伺っておきたいと思います。 総理、子供は大人の後ろ姿を見て育つと言われております。その大人、特に国権の最高機関である国会の議員は、みずからの人格によって教育の根本にかかわっていると私は思っております。その国会議員の今日の姿は、子供たちにとってその人間形成に立派な教材となっていると思われますか。総理の率直な所信を伺います。 リクルート疑惑の関係者として、政府・与党の最高幹部やその関係者の氏名……
○馬場昇君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、宇野総理大臣の所信表明に対して、国民の声をもって質問をいたします。 質問に入る前に、お隣の中国において、武装軍隊によって虐殺された数百とも数千とも言われる学生、市民に対して、心から哀悼の意を表したいと思います。 さて、あなたの所信表明を聞いていますと、竹下前総理の退陣と、中曽根元総理の衆議院での証人喚問及び自民党離党で、リクルート疑獄のけじめは終わったというような認識をお持ちではないかと思われるところが見え隠れしておりますけれども、そのように思っていられるのでしょうか、まずお伺いをいたしたいと思います。 自民党の前総務会長伊東さんは、竹下……
○馬場委員 ただいま長官から所信の表明をお聞きしたわけでございます。二十一世紀に向かって環境公害行政に積極的に取り組むという立派な所信を拝聴させていただいたわけでございますけれども、私がきょう質問しようと思っております水俣病関係の対策につきましては、ほんのわずか一行しか触れられておりません。私も十五年ぐらいこの委員会でこの問題と取り組んできているのですけれども、今度の長官の所信が一番短いのじゃないか、そして中身が十分ではない、こう私は今感じた次第でございます。二十一世紀という言葉が出ましたので思い出すのですが、かつて石原長官のときに、石原さんは現地にも行ったのですけれども、あの悲惨な状況を見な……
○馬場委員 まず最初に、文部大臣に伺います。
最近、中曽根総理が教育改革に対して余り発言をしなくなったような気がするのです。発言をしても非常に熱意が感じられない。これは施政方針演説を聞いても全くそういうような感じでございまして、最近総理が教育改革に熱意を失っているのではないかと私は感じているのですけれども、大臣はどうですか。
【次の発言】 抽象的に言えばそういう答弁になるかもしれませんが、具体的に聞きますと、内閣に総理大臣を主宰者とする教育改革推進閣僚会議というのがございますね。これ、最近開きましたか。
【次の発言】 そういう会議で、この第三次答申を受けての総理の姿勢、発言というのはどうでし……
○馬場委員 臨時措置法にかかわって環境庁に質問を申し上げたいと思います。
まず、この措置法が施行されましてから約九年たっているわけでございますが、この九年間に申請件数は百九件だと承知しております。そういたしますと、年平均十二件の申請になるわけでございます、九年間でございますから。これは間違いございませんね。
【次の発言】 時間がございませんから端的に質問に答えていただきたいと思うのですが、熊本県に基本的な審査会があるわけでございます。この熊本県の審査会と環境庁に設けられておりますところの臨時審査会、六十一年度だけで申請者が熊本県の場合は五百二十九件の申請があります。そして、国の臨時審査会は六……
○馬場委員 まず大臣に御質問いたします。
この改正案につきまして、国民の側というか被害者、患者の側からたくさんの声を聞いておるわけでございますけれども、この改正案は環境行政の大幅な後退であるという意見がほとんどです。そして、公害患者を切り捨てる悪法だという声がほとんどでございます。そういう声がほとんどですから、大臣のこの改正に当たっての基本姿勢をまず聞いておきたいと思います。
【次の発言】 今の答弁を聞いておりましても、被害者とか患者という言葉が一つも出ていないですね。この環境委員会で、大臣が長官になられまして所信の表明をなさいました。そのときに、二十一世紀に向かって環境行政の使命を全うする……
○馬場委員 大学改革協議会の問題につきましては、既に我が会派の江田委員が七月二十九日の本委員会で質問をいたしておりますし、きょうも先ほど山原委員も質問をしたわけでございますけれども、これは非常に重要な問題だと私も思うわけでございます。 これは、六十一年五月に、臨教審の第二次答申を受けた後、この委員会で阿部局長も申しておられますように、大学審議会ができるまで待っておれないからこの大学改革協議会でいろいろの大学の問題を議論したんだ、こういう答弁もあっておりますし、そして、この改革協議会の議論をまとめてそれを文書にしてメモのような形で大学審議会にお伝えします、こういうこと答弁されておるわけでござい……
○馬場委員 「元」と書いてございますが、岡本元会長、石川元会長代理のお二方には、非常にお忙しい中をおいでいただきまして、ありがとうございました。実は私どもは、元会長、元会長代理ではなしに、現職であられますときに、答申されました後に、この委員会で十分議論をしたいということで、この委員会でも要求したのですけれども、皆さんが答申されました大学審議会の法律を審議しておりまして、ついに私どもの要求が入れられなくてまことに残念でございましたが、きょうおいでいただきましたことには心からお礼を申し上げたいと思います。 臨教審が非常に回数も多く、いろいろ精力的にやられたという努力については、私は心から敬意を表……
○馬場委員 まず大臣に、先ほど佐藤委員も質問をいたしましたし、参議院でも同僚の久保委員、この本委員会でも中西委員が質問したのですが、三月二十九日に加戸助成局長が、各都道府県の教育委員会の教育長に「教職員の服務規律の確保について」という加戸通知を出しておられるわけでございます。私もこの通知を実は地元に帰っておるときに見たのです。これを見まして直観的に、これは戦前の治安維持法、これで思想とか言論とか表現とか出版の自由を全面的に圧殺した、ああいうはしりではないか、そういうおそれを実は私は感じたわけです。これは運用次第によっては本当に民主主義を殺してしまうのじゃないか、そういうおそれがあると私は直観を……
○馬場委員 私は、質問に入ります前に委員長に強く抗議をするとともに、要請を申し上げておきたいと思うのです。 中村委員長も相当長い議員の経験もあられるわけでございますし、私も長期に国会議員をやっております。そしてこの文教委員も相当長期に務めておるのですけれども、少なくとも委員長という職はこの委員会を運営する責任者ですから、万遺漏のないように、各党から出ております理事さんたちにいろいろなことを諮問して、そこの合意を得て委員会を運営しておるわけでございまして、これがルールでございます。ところが先日、理事会で合意を得ないまま委員会を開会された。こういうことは私の文教委員経験の中で、あるいは長い国会議……
○馬場委員 私は、まず、障害者と著作権の関係について、特に本日は聴覚障害者と著作権の関係についてお尋ねしておきたいと思います。 この前、初任研を審議しますときに教育論争を大臣としようと思ったのですけれども、なかなかの強行で先を急ぐような気持ちで十分できなかったのですが、教育の目的というのははっきりしているわけです。憲法、教育基本法に基づきまして人格の形成を目指す営みですから、これはこの前も言いましたように最高裁判所の大法廷の判例の中にも、判決にこういう言葉を使っています。一人一人の可能性というのを引き出してそれを豊かに開花させる文化的な営みだ、これが教育だ、こういうことを大法廷も言っているわ……
○馬場委員 大臣、教育界にとって、特にその総本山ともいうべき文部省の中での最も高級官僚にかかわる疑惑事件が起きたわけでございまして、非常に遺憾なことでございますが、この問題につきましては免許法の質疑の後半において尋ねたいと思います。 そこで、私は本委員会におきまして免許法にかかわって多くの質疑が行われたわけでございますが、我が党におきましては私が最後の質問になるんじゃないかと思いますので、今まで質疑応答の中で幾つか問題点が明らかになりましたので、きょうはその点について最高責任者としての大臣に確認をお願いしたい、そういう立場で質問を申し上げたいと思います。 まず第一点でございますけれども、戦……
○馬場委員 大臣、今日の社会の状況、政治の状況というものは、もう児童も見ておりますし、生徒、学生も見ておるし、すべての国民が見ておるわけでございます。だから、この政治のことを語らずして教育を語ることはできないのではないか、私はこう考えております。そういう観点から、冒頭政治問題について大臣の所信を伺っておきたいと思います。 大臣、この前の福岡の参議院の補欠選挙はもう御存じのとおりでございます。宮城の県知事選挙は、きょう来ておられませんけれども、この文教委員会の同僚の愛知さんが立候補を表明しておられましたが、それを辞退するという状況でございました。千葉の県知事選挙の結果も御存じのとおりでございま……
○馬場委員 まず大臣に対して、具体的質問に入ります前に、年金についての大臣の所信といいますか、そういうことを聞いておきたいと思うのですが、具体的に言うと、現在の年金について大臣はどう考えておられるか、こういうことについて一言大臣の所信を聞いておきたいと思います。
【次の発言】 年金に今の時点で満足したような答弁を聞いて心外にたえないわけでございます。
大臣も選挙のときにいろいろ公約なさいますね、選挙公約というものを。だから、その公約の中に、現状、年金は今のままで結構でございますという公約をなさっていますか。年金はよくするとかなんとか何かきちんと公約しておられるのじゃないか。残念ながら大臣の公……
○馬場委員 まず石橋大臣に質問をしたいと思うのですが、石橋さんも戦前の教育を受けられたわけでございますが、戦前は今の社会科でいいますと公民、地理、歴史、こういうぐあいにして分かれておったわけでございますが、それが戦後、社会科というものが創設されたわけでございますね。 きょうのこの免許法を議論するに当たって、なぜ戦後、社会科が創設されたか、温故知新という言葉がございますけれども、そこをきちんと踏まえてきょうの議論をしなければいけないと思いますので、戦後、戦前のその公民、地理、歴史が廃止されて社会科がなぜ創設されたのか、それをどう理解しておられるか、ひとつ大臣の見解を聞いておきたいと思います。
○馬場分科員 非常に時間がございませんので、答弁はひとつ簡潔にお願いいたしたいと思います。
宮崎県のえびの市にある国有林に、海上自衛隊が潜航中の潜水艦に情報を送るあるいは指令を送るための超長波送信所の建設を今準備しておるわけでございますが、防衛庁は昭和五十六年に、最も適地だといって福岡県の岡垣町というところに環境調査の申し出をして調査しているのですね。それから五年たって突如えびのにある国有林に建設地を変更しておる。なぜ変更したのかということをまず聞いておきたいと思います。
【次の発言】 全国で岡垣、えびのといろいろ候補地を挙げたのですが、最初何カ所ぐらい候補地を挙げておったのですか。
○馬場分科員 大臣、三和石油という石油の会社があるのですが、この本社は、大臣の県の茨城県の東茨城郡桂村というところにこの三和石油という会社があるのですが、これが熊本市に三和石油熊本支店をつくったのです。これは設立が昭和六十年十月二十五日で、解散が六十一年一月二十五日、つくって三カ月で解散をしております。もう一つ、有限会社合志石油というのがございまして、これは熊本県菊池郡合志町にあるのですが、これは昭和六十一年十一月一日に設立して、六十二年二月二十八日に四カ月で実は解散をしております。この三和石油熊本支店、有限会社合志石油が軽油引取税について過少申告をやったということで、現在加算金の更正処分を受……
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