村岡兼造 衆議院議員
39期国会発言一覧

村岡兼造[衆]在籍期 : 33期-35期-36期-37期-38期-|39期|-40期-41期-42期
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このページでは村岡兼造衆議院議員の39期(1990/02/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は39期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院39期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
村岡兼造[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院39期)

村岡兼造[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第120回国会(1990/12/10〜1991/05/08)

第120回国会 運輸委員会 第1号(1991/02/05、39期、自由民主党)【政府役職】

○村岡国務大臣 私は、昨年末運輸大臣を拝命いたしました村岡でございます。  国会再開に際しまして、運輸委員会の開かれるこの機会に、一言就任のごあいさつを申し上げたいと存じます。  運輸は国民生活と密着しており、豊かで活力ある社会を築き上げていくために期待される役割は、まことに大きなものがあります。  私といたしましては、運輸行政の基本であります安全の確保に万全を期しつつ、運輸をめぐる多くの課題に積極的に取り組み、問題の解決に最大限の努力をいたす所存であります。特に、豊かさを実感できる国民生活の実現に向けて、新幹線を初めとする鉄道、港湾、空港等の交通関係社会資本の整備充実に努めてまいりたいと存じ……

第120回国会 運輸委員会 第2号(1991/02/14、39期、自由民主党)【政府役職】

○村岡国務大臣 第百二十回国会に臨み、当面の運輸行政の諸問題に関し、所信を述べ、各位の御理解と御支援を賜りたいと思います。  世界の政治、経済、社会が従来の枠組みを超えて大きく変化する中で、我が国においては、四年を超える内需主導型の景気拡大が続いております。  交通運輸に関しましても、内需の好調を反映し、国内輸送は旅客・貨物とも順調に増加し、また、国際輸送についても、旅客は出国日本人が年間一千万人を突破するなど大幅に増加し、貨物も堅調に推移しております。しかし、一方で交通分野における社会資本整備の充実の必要性が高まるとともに、物流の分野を中心とする労働力不足、交通事故の増加、地球環境問題などの……

第120回国会 運輸委員会 第3号(1991/02/15、39期、自由民主党)【政府役職】

○村岡国務大臣 IOMの方が各国から聞きまして、そしてどこへ要請するか、こういうようなことを決められると今まで聞いております。したがいまして、直接的には運輸省の方ではわかりませんが、外務省からいろいろな問題があれば私の方でそれに対応しよう、こういうことでありますので、IOMそのものがそのときどきの避難民の状況を見て、それで判断をしている、こういうふうに聞いておりますので、またこちらに参りますれば対応していきたい、こう思っております。
【次の発言】 今、鴻池先生の避難民の問題に対しまして政府の方でもう少ししっかり情報を把握せよ、こういうことで、私も湾岸危機対策本部の一員でございますので、外務省等……

第120回国会 運輸委員会 第4号(1991/02/22、39期、自由民主党)【政府役職】

○村岡国務大臣 おはようございます。  ただいま議題となりました新幹線鉄道に係る鉄道施設の譲渡等に関する法律案、鉄道整備基金法案及び全国新幹線鉄道整備法の一部を改正する法律案、以上三件の法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  初めに、新幹線鉄道に係る鉄道施設の譲渡等に関する法律案につきまして御説明申し上げます。  昭和六十二年の日本国有鉄道の改革により発足した旅客鉄道株式会社のうち、本州の旅客鉄道株式会社につきましては、その経営が順調に推移してきていることから、近々、主要な上場基準を達成する見通しでありますが、株式の売却・上場は、完全民営化への道であるとともに、日本国有鉄道清算事業……

第120回国会 運輸委員会 第5号(1991/03/01、39期、自由民主党)【政府役職】

○村岡国務大臣 今回御審議いただく三法案は、新幹線鉄道に係る鉄道施設の譲渡等に関する法律案により既設四新幹線の譲渡と新幹線鉄道保有機構の解散を定め、鉄道整備基金法案により、機構をスクラップとして新たに鉄道整備基金を設立するとともに、新幹線譲渡収入の一部を活用して基金による鉄道助成を実施することとし、さらに全国新幹線鉄道整備法の一部を改正する法律案により、新幹線鉄道規格新線等について基金を通じ新幹線鉄道と同様の助成が実施されるよう措置するものであり、平成三年度予算案に盛り込まれた鉄道整備促進施策を実施するために三法案は一体的な法律案であるため、したがって政府として一括審議をお願いしているところで……

第120回国会 運輸委員会 第6号(1991/03/08、39期、自由民主党)【政府役職】

○村岡国務大臣 今回既設四新幹線を譲渡する、こういうことにつきましては、JRの株式の売却、上場は、JRの完全民営化への道であるとともに、株式の売却収入により清算事業団の長期債務の円滑な処理を行うことができるということで、国鉄改革の一層の進展を期待できると考えております。  本州三社の株式の売却、上場に際しては、現在、保有機構から借り受けております巨額の新幹線資産とこれに係る債務の確定がなされていないこと、設備の維持更新に必要とされる内部留保が十分でないという財務体質上の問題があることにより、今回、保有機構が保有する新幹線施設を適正な譲渡価額その他一定の譲渡条件で本州三社に売却することとしたもの……

第120回国会 運輸委員会 第7号(1991/03/12、39期、自由民主党)【政府役職】

○村岡国務大臣 JRの株式の売却、上場は、JRの完全民営化の道であるとともに、株式売却収入によりまして清算事業団の長期債務の円滑な処理を行うことができますので、国鉄改革の一層の進展を期待できるものであると思っております。  本州三社の株式の売却、上場に際しては、現在、保有機構から借り受けております巨額の新幹線資産とこれに係る債務の確定がなされていないこと、設備の維持更新に必要とされます内部留保が十分でないという財務体質上の問題があることによりまして、今回、保有機構が保有する新幹線施設を適正な譲渡価額その他一定の譲渡条件で本州三社に譲渡するものであります。

第120回国会 運輸委員会 第8号(1991/03/15、39期、自由民主党)【政府役職】

○村岡国務大臣 昨日、広島の事故の報告を受けました。通常ああいう工事で考えられない大惨事が起きまして、運輸行政を預かる私どもといたしましても、まことに残念でございます。  いろいろまだ詳細、係官を派遣して事故の原因究明に当たらせておりますけれども、いずれにしても今後このような事故が二度と起きないように注意すべく、従来、お聞きをいたしますと、ああいうような道路交通で交通どめをしないで工事をやっておった、こういうことで、先ほど省内の方に、私どもで管轄しておりますいろいろな鉄道その他につきまして、厳重に事故の発生しないように、もしまた広島みたいな方法で工事をやっているというのであれば、多少住民の方々……

第120回国会 運輸委員会 第9号(1991/04/12、39期、自由民主党)【政府役職】

○村岡国務大臣 当時の三塚運輸大臣が、国民負担をできるだけ軽減してまいりたい、これが基本方針であります、こういう答弁をしておりますが、この基本的方針は変わらないと思っております。清算事業団の用地につきましては、適正な価格が前提となりますが、債務のこともありますのでできるだけ高く売却するという方針は現在も変わりません。その後、地価が上昇しておりますので、総額も、当時は五兆八千億と言っておりましたが、大きくなっていると考えております。
【次の発言】 先ほど総括審議官がお答えしたように、上野―東京間の料金につきましてはまだ申請も出ていない段階でありますので、私から具体的なコメントは避けたいと思います……

第120回国会 運輸委員会 第10号(1991/04/26、39期、自由民主党)【政府役職】

○村岡国務大臣 GMDSSの導入に当たりましては、今までも十分に関係者の意見を聞いていると聞いておりますが、今後とも関係者の意見にも十分配慮して進めてまいりたいと思っております。  また、GMDSSは、国際的に従来の通信システムの問題点を克服するすぐれたシステムと認められ導入が決定されたものでありますので、その実効性が十分確保されるよう万全を期してまいりたい、こう思っております。
【次の発言】 先ほども関係者の意見を十分に聞いてまいりますとお答えを申し上げましたが、全日本海員組合などの意見も十分聴取をして進めてまいりたいと思っております。

第120回国会 運輸委員会 第12号(1991/05/23、39期、自由民主党)【政府役職】

○村岡国務大臣 私は、輸送機関の最大の使命は安全の確保にあると確信して、従来から安全確保に最大限の努力を傾注するよう関係者を指導してきたところでありますが、去る五月十四日、信楽高原鉄道株式会社信楽線において列車の衝突により多数の死傷者が生じるという悲惨な事故が発生しましたことは、運輸行政を預かる者としてまことに遺憾に存ずる次第でございます。  この事故により亡くなられた方々の御冥福を心からお祈りいたしますとともに、御遺族の方々に衷心よりお悔やみを申し上げる次第であります。また、けがをされた方々の一日も早い御回復をお祈り申し上げる次第であります。  運輸省といたしましては、今回の事故の重大性にか……

第120回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1991/02/14、39期、自由民主党)【政府役職】

○村岡国務大臣 おはようございます。  このたび運輸大臣を拝命いたしました村岡でございます。委員長、委員の先生方の御指導をよろしくひとつお願いをいたしたいと思います。  第百二十回国会に臨みまして、運輸省の交通安全対策に関する所信を申し述べます。  安全の確保は運輸行政の基本でありますので、私は、安全対策の確実な実施に最善の努力を尽くすとともに、あらゆる機会をとらえ、交通にかかわるすべての人々の安全に対する自覚と責任を促しつつ、交通安全の確保に万全を期し、国民の皆様の信頼にこたえていく決意であります。  そのため空港、港湾等交通環境の整備、自動車・鉄道車両・船舶・航空機の安全基準の整備、検査等……

第120回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1991/02/20、39期、自由民主党)【政府役職】

○村岡国務大臣 今、北川先生の御指摘を聞いておりまして、局長からも御答弁ありましたけれども、違反あるいは事故前の防止の環境づくりが大切でないか、こういうことでございまして、私も大臣就任間もないのでございますけれども、先生の御指摘ごもっともでございまして、そういうような違反とか事故にならないような環境づくり、トラック業界ともそういう防止対策について今後協議を開始いたしたい、今までもしていると思いますけれども、さらに徹底的にしていきたい。また荷主の方の関係もあると思いますので、関係省庁とも打ち合わせてこの対策に万全を期していきたい、こう思っておるところでございます。

第120回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1991/02/21、39期、自由民主党)【政府役職】

○村岡国務大臣 どうも大変遅く参りまして申しわけございません。  ただいま議題となりました踏切道改良促進法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  踏切事故の防止及び交通の円滑化を図るため、政府といたしましては、昭和三十六年に制定されました踏切道改良促進法に基づき、踏切道の立体交差化、構造改良あるいは踏切保安設備の整備を進めてきたところであります。本法に基づく踏切道の改良は、五カ年間に改良すべき踏切道を指定して行われるものでありますが、対象とすべき踏切道の数が膨大に上るため、昭和四十一年度以降、五度にわたって改正され、改良すべき踏切道を指定することができる期間が延長さ……

第120回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1991/02/27、39期、自由民主党)【政府役職】

○村岡国務大臣 従来から踏切事故の防止対策は強力に推進をしてまいりました。その結果、踏切事故は減少傾向を続けておりますが、しかし、元年でございますが、件数にして八百六十件、死傷事故五百六十名と事故が発生をいたしております。昭和三十六年でございますか、第四種の、何もない踏切が六万一千カ所もありましたが、この法律ができましてから現在では第四種が平成元年で七千四十九カ所まで減ってまいりましたが、まだ七千カ所もあるということで、今御審議を願っております踏切道改良促進法の一部を改正する法律案の成立を待ちまして、関係省庁とも連携をとりつつ、さらに事故防止対策を強力に推進していきたい、こう思っておりますので……

第120回国会 交通安全対策特別委員会 第7号(1991/02/28、39期、自由民主党)【政府役職】

○村岡国務大臣 道路交通につきましては、運輸省として、第四次基本計画に定められております自動車の検査及び整備の充実による車両の安全性の確保、自動車運送事業者の運行管理の充実等の施策を実施して事故防止に努めてきたところでございますが、先生おっしゃいますように死者が一万一千人を超えるという状況にあります。まことに憂慮すべき状況にあります。  このため、第五次基本計画の策定に当たりましては、昨今の交通情勢、事故状況に対応して、事故防止の一層の推進を図るため、現在運輸技術審議会におきまして調査、審議を進めている自動車の構造、装置に係る保安基準の拡充強化、昨年十二月に施行されました物流二法に基づく運行管……

第120回国会 交通安全対策特別委員会 第11号(1991/05/29、39期、自由民主党)【政府役職】

○村岡国務大臣 私は、輸送機関の最大の使命は安全の確保にあると確信して、従来から安全確保に最大限の努力を傾注するよう関係者を指導してきたところでございますが、去る五月十四日、信楽高原鉄道株式会社信楽線におきまして列車の衝突により多数の死傷者が生ずるという悲惨な事故が発生いたしましたことは、運輸行政を預る者としてまことに遺憾に存ずる次第でございます。  この事故により亡くなられた方々の御冥福を心からお祈りいたしますとともに、御遺族の方々に衷心よりお悔やみ申し上げる次第であります。また、けがをされた方々の一日も早い御回復をお祈り申し上げる次第でございます。  運輸省といたしましては、今回の事故の重……

第120回国会 内閣委員会 第4号(1991/02/21、39期、自由民主党)【政府役職】

○村岡国務大臣 ただいま議題となりました運輸省設置法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  二十一世紀も間近となった今日、世界の経済社会は従来の枠組みを超えて大きな変化を遂げつつありますが、我が国としても、このように激動する国際社会の中にあって、我が国経済社会の国際化をさらに促進し、より一層世界に開かれた経済社会を実現するとともに、相互依存関係を深める国際社会において我が国が積極的な貢献を果たしていくことが重要な課題となっております。  旅客交通及び貨物流通にわたる国際輸送ネットワークを着実に整備し、我が国をめぐる国際交流の一層の促進を図っていくことは、このような課……

第120回国会 内閣委員会 第5号(1991/03/07、39期、自由民主党)【政府役職】

○村岡国務大臣 新幹線の鉄道は、国土の均衡ある発展と地域の開発振興に大きな役割を果たすものと考えております。先ほども御説明したように、整備新幹線につきましては、昭和四十七年に基本計画を策定いたしまして、さらに翌四十八年に整備計画を決定はしたものの、長年にわたりまして財源問題等が解決に至らず、着工できなかったのでございますが、平成元年に運輸省規格を前提といたしました基本スキームが決定いたしまして、また平成三年度予算で鉄道整備基金の創設を行い、基本スキームに沿いました着実な整備を進めようといたしておるところであります。これにより整備新幹線の第一歩を踏み出したものであり、その意義は非常に大きいと考え……

第120回国会 予算委員会 第8号(1991/02/07、39期、自由民主党)【政府役職】

○村岡国務大臣 先生御指摘のとおり、全日本海員組合が船舶による避難民輸送への協力を申し出ていることについては、人道的見地から私ども高く評価をいたしております。  戦争が勃発いたしましてから、私どももペルシャ湾及び紅海の日本籍の船あるいは日本でチャーターした外国船、これは毎日調べております。一月十七日ペルシャ湾十隻、あるいはずっと参りまして十六隻、十八隻、あるいは昨日はペルシャ湾で、タンカー、貨物船合わせまして二十一隻でございます。また、紅海の方は、一月十七日十四隻それから十五、十六、十七、十九と、昨日は十七隻でありまして、運輸省の方でもこれらについては毎日やっております。  緊迫した状況のもと……

第120回国会 予算委員会 第9号(1991/02/08、39期、自由民主党)【政府役職】

○村岡国務大臣 精神薄弱者に対する運賃割引については、利用者の負担によりこれを実施する場合には事業者の自主的な意思決定が必要であります。しかし、昨年二月、長年の懸案でありました内部障害者に対する割引の拡大を実施したばかりであり、事業者側から国の社会福祉政策として行うべきだとの指摘も受けているところであります。精神薄弱者関係者から運賃割引の実施を強く要請されておりまして、また先生からも要請がございましたが、自民党の安倍晋太郎議員あるいは自民党の仲川幸男議員が国会請願の紹介議員ということ、あるいは自民党の精神薄弱者対策議員連盟等を通じ来ておりますし、また、地方の方からもこういう要請がたくさん参って……

第120回国会 予算委員会 第12号(1991/02/14、39期、自由民主党)【政府役職】

○村岡国務大臣 海上保安庁としては十キロのオイルフェンスを供与したところでございますが、さらに追加があればそれに応じてまいりたいと思いますし、その他の状況がサウジアラビア政府から参りましたときにも可能な限りの範囲でぜひとも協力していきたい、こう考えております。
【次の発言】 国際航空運送協会、IATAからの情報によりますと、現在例えばヨルダンのアンマン空港、シリアのダマスカス空港については、民間の航空会社は全面的に運航停止の状況でありまして、例外としてヨルダンのロイヤル・ヨルダン航空、シリアのシリア航空が臨時的に運航しているのみと聞いております。  以上であります。

第120回国会 予算委員会 第15号(1991/02/21、39期、自由民主党)【政府役職】

○村岡国務大臣 JRと民鉄の間の通学定期割引の取り扱いの相違につきましては、今後の課題として検討さしていただきたいと考えており、そのため、JR各社と運輸省との間で検討会を設置いたしまして検討しているところであります。  今先生の御質問の問題でございますが、今後は、次の運賃改定の時期までに結論を得るよう真剣に検討を進めてまいりたい、こう考えております。

第120回国会 予算委員会 第16号(1991/02/22、39期、自由民主党)【政府役職】

○村岡国務大臣 一つには、国鉄改革時におきましては東北、上越両新幹線の開業後、日がまだ浅い等から、各新幹線の収益力の見通しが不透明であり、その経営基盤が不安定である状況を重視して、リース料等に収益を調整する必要があると考えたためでありますけれども、改革後四年経過した今日におきましては各新幹線の輸送量等の推移が安定をいたしておりまして、また各新幹線の収益力の見通しが出てきたこと、本州三社は当初予想していた以上に順調な経営実績を示していることであります。  二つには、このような状況の変化のもとで、国鉄改革の一層の進展を図る上で重要な課題であります本州三社の株式の売却、上場は際しては、現在保有機構か……

第120回国会 予算委員会 第20号(1991/03/07、39期、自由民主党)【政府役職】

○村岡国務大臣 関西国際空港の開港時期につきましては、昨年の十二月十四日に関西空港株式会社の社長から、建設工程の見直しを行った結果、これまで目標としてきた平成四年度末開港が不可能となり、新たな開港目標時期を平成六年夏ごろにしたいとの報告を受けたところであります。  開港延期によりまして関係各方面に対して多大な御迷惑をおかけすることになり、運輸省といたしましてもまことに遺憾であると考えておりますが、しかしながら今回の開港の延期は、まず第一に漁業補償交渉等による着工のおくれもございます。先生指摘のとおり、世界で初めての海を埋め立てる、水深十八メートルというような工事でございまして、当初予測を上回る……

第120回国会 予算委員会 第21号(1991/03/08、39期、自由民主党)【政府役職】

○村岡国務大臣 ただいま戸田先生がおっしゃいましたように、トラックあるいはタクシー業における実態は先生がおっしゃったような状況であろうと思います。私どもとしては、トラックにおきましては円滑な物流を図らなければなりませんし、タクシーにおきましては国民の足としてやらなければいけない。しかし、先ほど申し上げましたように、全産業の平均の年間の賃金が四百八十万円に対して、タクシーは三百七十一万円、トラックは四百十八万円と、大変、百万円以上も低い状況になっております。この原因としては、中小企業の比率が高いこと、あるいはまた運転者の定着率が低く、勤続年数も低いところにも原因がありますが、御指摘のとおり、賃金……

第120回国会 予算委員会 第22号(1991/03/11、39期、自由民主党)【政府役職】

○村岡国務大臣 まず、国鉄改革の一層の進展を図る上で、本州のJR三社の株式上場に際しまして、まず債務の確定がなされていない、あるいは維持、更新につきまして内部留保が十分でない、財務体質上の問題点がある、こういうことで、また一方において、改革当時に比べまして収益の見通し、経営が安定していける、こういうような状況が出てきたので譲渡することにしたものであります。
【次の発言】 まず、先ほどの御質問にお答えをいたします。  先ほど、この譲渡によって運賃が値上げにならないかどうかと、譲渡によっての運賃の値上げはないものと私ども考えております。  それから九・一兆円でございますけれども、運輸委員会でも、国……

第120回国会 予算委員会 第24号(1991/03/27、39期、自由民主党)【政府役職】

○村岡国務大臣 JRの貨物の問題につきましては、先生おっしゃるとおりであろうかと思います。  それからまたシリウス号でございますけれども、事実関係の詳細までは私わかっておりませんが、JR東日本に問い合わせましたところ、このイベントの列車はJR東日本企画から申し込みを受け、団体列車として設定したものであり、採用内定者が同乗したとは知らなかったが、問題が提起された後の調査で同列車に採用内定者が乗車したことが判明をした。会社側としては名簿の管理については極力厳正に行っており、特定の組合に漏らしたことはなく、どのようなルートから情報が漏れたのかは定かでないと説明を聞いておりますけれども、運輸省としては……


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第121回国会(1991/08/05〜1991/10/04)

第121回国会 運輸委員会 第1号(1991/09/18、39期、自由民主党)【政府役職】

○村岡国務大臣 信楽鉄道の事故に際しましては、あのような考えてもみなかった悲惨な事故が発生いたしました。私も事故発生当時、あるいは合同慰霊祭に参りまして、いろいろ実情も把握してまいりました。二度とこのような事故が起きないように、全国の単線あるいは第三セクターに指導しているところでございます。  滋賀県の知事さんや県議会あるいは国会の先生方、この信楽鉄道の再開について何遍も参りまして、今度冬季に入りますし、通学の学生等の実情も十分承知をいたしております。局長から再開に向けてのいろいろなお話が先ほどございましたが、運行に当たりまして、二度とあのような事故を起こさないようなことに十分に気をつけなけれ……

第121回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1991/09/26、39期、自由民主党)【政府役職】

○村岡国務大臣 片岡先生が今言われました地元での信楽鉄道の運行再開については、知事さんあるいは県議会、地元からも運輸省の方に、そういうような凍結状況もありまして年内に、できるだけ早いうちに運行再開をしていただきたい、こういうことは十分承知をいたしております。  運行再開に当たりましては、ただいま鉄道局長もお話し申し上げましたけれども、信号機の今の解除を待ちまして検査して、二度と事故を繰り返さないということが必要でありますし、安全確保のための万全の対策をとった上で、一日も早く運行再開が実現できるように関係者を指導してまいりたいし、運輸省としてもそれに協力してまいる、こういうつもりでおります。

第121回国会 予算委員会 第3号(1991/08/22、39期、自由民主党)【政府役職】

○村岡国務大臣 東京佐川急便でございますけれども、貨物自動車運送事業法により許可を受けました一般貨物自動車運送事業者でございますが、荷主等との取引など貨物自動車運送事業等の業務としての取引以外の一般的な企業活動としての投融資、債務保証等の取引については、運輸省がこれに直接関与し、行政上の措置を講ずる立場にはないと考えております。したがいまして、東京佐川急便が行ったとされる債務保証についてはつまびらかではありませんが、先生がおっしゃいました四千億円弱の債務保証が行われたとの報道については承知をいたしております。  資金の借り入れ、債務保証、投融資等の取引行為は、基本的に企業活動の一部として個々の……


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第122回国会(1991/11/05〜1991/12/21)

第122回国会 予算委員会 第4号(1991/12/11、39期、自由民主党)【議会役職】

○村岡委員長代理 これにて冬柴君の質疑は終了いたしました。  次に、三浦久君。
【次の発言】 では、続行いたします。


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第123回国会(1992/01/24〜1992/06/21)

第123回国会 予算委員会 第8号(1992/02/25、39期、自由民主党)

○村岡委員 ただいま山村予算委員長の尋問事項に対して、ある程度詳しく御答弁がございました。予定の時間も大分おくれておりますので、一問一答形式でお願いしようと思いましたが、一つの問題にまとめて質問をいたしますので、できるだけ重複にならないように、しかしあるかもしれません、具体的に質問をいたしたいと思います。  まず、丸紅関係についてでありますが、共和と丸紅との鉄骨の取引について塩崎証人は丸紅春名会長に、先ほども答えがありましたけれども、新聞等では三十分ぐらい会談をしたというようなこともございますので、その模様をお話しを願いたい。また、その際、後日発覚した架空取引の件について、知っていて、ある程度……


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第125回国会(1992/10/30〜1992/12/10)

第125回国会 予算委員会 第6号(1992/11/30、39期、自由民主党)

○村岡委員 村岡でございます。  療養中でございますから、短く質問をさしていただきます。  先ほどちょっと出たようでございますが、昭和六十二年の十月五日、東京プリンスホテルにおいて会合を持たれたと聞いておりますが、どなたが出席されていたかというその氏名を述べていただきたい。  確認になりますけれども、田原現在の大臣の励ます会に出席されたのは、金丸さん、竹下さん、そして小沢さん、渡邉さん、中尾さん、青木秘書さん、この六名でございますでしょうか。
【次の発言】 はい、わかりました。  じゃ、もう一点だけ。  先ほどももう既に御答弁なすっているようでございますけれども、皇民党は知らないし、会ったこと……


村岡兼造[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院39期)

村岡兼造[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第120回国会(1990/12/10〜1991/05/08)

第120回国会 予算委員会第七分科会 第1号(1991/03/11、39期、自由民主党)【政府役職】

○村岡国務大臣 まず初めに、平成三年度運輸省予算の説明を申し上げます。  平成三年度の運輸省関係の予算につきまして、概要を御説明申し上げます。  まず、一般会計につきまして申し上げますと、歳入予算総額は、二十六億六千八百万円、歳出予算総額は、他省所管計上分一千二百四十六億二千九百万円を含め九千五百二十四億五千万円をそれぞれ計上いたしております。  次に、特別会計につきまして申し上げます。  自動車損害賠償責任再保険特別会計につきましては、歳入予算額三兆五百四十億六千八百万円、歳出予算額七千二百二億二千八百万円、港湾整備特別会計につきましては、歳入歳出予算額四千三百六億円、自動車検査登録特別会計……

第120回国会 予算委員会第七分科会 第2号(1991/03/12、39期、自由民主党)【政府役職】

○村岡国務大臣 先ほど来先生が御指摘のとおり、また局長が答弁したとおりでございまして、タクシーの運転手の労働条件というものは時間が長い、きつい、そして賃金が少ない、こういう状況でありますので、運賃改定時には労働条件の改善ということを必ずつけております。今後また、運賃改定の場合におきましても、これは継続いたしますし、もしそのとおりになっていないというのであれば強く指導もしていきたい、こういうふうに強力に指導してまいりたい、こう思っております。
【次の発言】 第一点は、先生、新北九州空港をぜひ実現をしろ、こういうようなお話でございますが、先ほど来局長からも答弁がありますし、また先生の強い要望も踏ま……

第120回国会 予算委員会第七分科会 第3号(1991/03/13、39期、自由民主党)【政府役職】

○村岡国務大臣 おっしゃるとおり、JR株式の売却、上場につきましては、時期等慎重に検討してまいりたい、こう思っておりますが、ただいまお尋ねの、売却収益を鉄道整備の財源にしないか、こういうことでございますが、御承知のとおり清算事業団の債務は平成二年度末に二十六・二兆円と見込んでおります。この売却の収入は、この債務を円滑に償還していくための鉄道清算事業団の貴重な財源と考えておりまして、鉄道整備のための財源に充てるということは現在考えておらないところでございます。
【次の発言】 今先生おっしゃいました新駅の設置でございますが、基本的に旅客鉄道株式会社の経営判断の問題でありますが、その際、十分な利用が……


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第123回国会(1992/01/24〜1992/06/21)

第123回国会 予算委員会公聴会 第2号(1992/02/27、39期、自由民主党)【議会役職】

○村岡委員長代理 日笠勝之君。     〔村岡委員長代理退席、中山(正)委員長     代理着席〕



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データ更新日:2023/02/05

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