後藤田正晴 衆議院議員
39期国会発言一覧

後藤田正晴[衆]在籍期 : 34期-35期-36期-37期-38期-|39期|-40期
後藤田正晴[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは後藤田正晴衆議院議員の39期(1990/02/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は39期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院39期)

後藤田正晴[衆]本会議発言(全期間)
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第126回国会(1993/01/22〜1993/06/18)

第126回国会 衆議院本会議 第2号(1993/01/25、39期、自由民主党)【政府役職:法務大臣】

○国務大臣(後藤田正晴君) 山花委員長の御質問にお答えを申し上げます。  まず、このたびの検察審査会の議決をどう受けとめておるのか、こういうことでございますが、私といたしましては、検察審査会の議決についてコメントをすることは差し控えたいと思いますが、検察当局といたしましては、直ちに事件を再起をして、議決書を検討の上、必要と認められる捜査を行っていると承知をいたしております。何分、公訴時効が迫っておりますから、近いうちに適正な処分が行われるものと考えます。  次に、まだ処分のされていない不記載罪など政治資金規正法違反と所得税法違反について厳正な処分を行うとともに、二十億円余の行方についても徹底解……

第126回国会 衆議院本会議 第13号(1993/03/30、39期、自由民主党)【政府役職:法務大臣】

○国務大臣(後藤田正晴君) 商法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、会社をめぐる最近の社会経済情勢等にかんがみ、株主による会社の業務執行に対する監督是正機能をより強固にするとともに、株式会社の監査役制度の実効性を高めるために必要な措置を講ずるほか、株式会社の社債による資金調達の需要の増大の状況にかんがみ、企業の資金調達の方法の合理化を図るとともに、それに伴い、社債権者の保護を強化するため、商法、株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律及び担保附社債信託法の一部を改正しようとするものでありまして、その改正の要点は次のとおりであります。  まず……

第126回国会 衆議院本会議 第22号(1993/04/22、39期、自由民主党)【政府役職:法務大臣】

○国務大臣(後藤田正晴君) 佐藤議員にお答えを申し上げます。  嫡出子と嫡出でない子との取り扱いに関する我が国の民法等の規定がこの条約第二条に反するものであるとの御質問でございますが、この条約の第二条は、児童に対する不合理な差別を禁止する趣旨の規定でございますが、御指摘の民法等の規定は、婚姻関係にある両親から出生じた子であるか否かに伴って必然的に生ずる差異や法律婚を尊重しなければならないという見地からの合理的な差異を定めたものであって、本条約に反するものではないと考えます。したがって、この条約批准に当たって民法等の改正は必要はたい、かような考えでございます。(拍手)

後藤田正晴[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院39期)

後藤田正晴[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第126回国会(1993/01/22〜1993/06/18)

第126回国会 決算委員会 第7号(1993/04/19、39期、自由民主党)【政府役職】

○後藤田国務大臣 法務行政につきましては、とかく検察の仕事が割合世間の耳目をそばだたせるといいますか、突出した印象を与えるわけでございますけれども、事実は、そのことも大変重要なのですけれども、今御質問にありましたように、法務の仕事の中には、今お答えもしておりましたような外国人の取り扱いの問題、あるいはまた刑余者の保護の問題、あるいは国民の権利保全といいますか、端的に言えば登記の事務、こういったような大変重要な仕事を実は担当しておるわけでございますが、私、昨年の暮れに法務大臣に就任をいたしまして、それぞれの局からの説明をよく聞いたわけでございますが、さすがに法務省というのは明治以来大変な歴史の積……

第126回国会 政治改革に関する調査特別委員会 第9号(1993/04/21、39期、自由民主党)【政府役職】

○後藤田国務大臣 先ほど来、平田さんのお話を聞いていまして、これはとてもじゃないがあなたに妥協するなんという考え方はゆめゆめないなと思って聞いておったのです、私は。ところが、一転して民間臨調のお話を持ち出されて、どう思うかということで、私は、何といいますか、あなたのそういう幅の広いお考えに心から敬意を表したい、こう思います。  私は、本来的にいいますと小選挙区論者でございますから、その点はひとつ御理解をしておいていただきたいと思います。そうしまして、先日来、本会議からこの特別委員会にかけて、自由民主党は既に四法案を提案をし、野党の社公両党からはまた法案が出てきておって、そしてこれ、かんかんがく……

第126回国会 法務委員会 第1号(1993/02/23、39期、自由民主党)【政府役職】

○後藤田国務大臣 さきの内閣改造で法務大臣を命ぜられました後藤田正晴でございます。  内外にわたって極めて困難な問題が山積しておりますこの時期に法務行政を担当することに相なりまして、その職責の重大であることを痛感いたしております。  法務行政に課せられました使命は、法秩序の維持と国民の権利の保全にあります。国民生活の安定を確保し、国家社会の平和と繁栄を図るためには、その基盤ともいうべき法秩序が揺るぎなく確立され、国民の権利がよく保たれていることが極めて重要でございます。  私は、こうした認識のもとに、法務行政の各分野にわたって適切な方策を講ずるよう全力を尽くしたいと考えております。  以上、簡……

第126回国会 法務委員会 第2号(1993/03/25、39期、自由民主党)【政府役職】

○後藤田国務大臣 なかなかお答えに難しい御質問だと思いますけれども、常識的に、自分の職務を行うについてこれは悪影響があるといったようなつき合い方は避けたらよかろう、それ以外の普通の社会人としての当たり前の交際の範囲ならやかましく言うこともなかろう、私はそう思います。  しかし、そのけじめが非常に難しい。そこらを絶えず気をつけて、ともかく中立公正に仕事をしなければならぬ公務員の仕事ぶりにこの人とのつき合いは悪影響があるなといったようなことはできるだけ避ける。昔の言葉で言えば、李下に何とかという言葉がありますから、そこらをよく考えて、やはりここらは常識的な判断でつき合うべきか避けるべきかということ……

第126回国会 法務委員会 第3号(1993/04/02、39期、自由民主党)【政府役職】

○後藤田国務大臣 やはり不動産の所有権の確保といいますか、これは大変重要な基礎的な関係でございますから、今まだ図面等が、必ずしも正確なものが全部終わっているわけではありません。一日も早くこういった正確な図面を整備するという仕事に対しては、本省としてはできるだけ、建設省ですか、ここらとも協力しながらやっていきたい、かように考えておるわけでございます。
【次の発言】 死刑の執行につきましては、具体的に決裁をしたとかしないとかといったようなことは、従来から法務省の基本的な考え方として、遺族に対するお気持ちの問題を考えなければならぬ、あるいはまた、死刑判決を受けながら現在まだ拘置中の人たちに与える影響……

第126回国会 法務委員会 第4号(1993/04/06、39期、自由民主党)【政府役職】

○後藤田国務大臣 おっしゃるように、国民の権利関係をきちんと整えなければならない、それがまた同時に固定資産税等を賦課する場合の基礎になるというようなことで、これはやはり十七条の図面の整備も急がなければなりませんし、それからまた、それが税制法上の課税の基礎にも合致するといったようなことを一日も早くやらなければならないなということを、今伊東さんと政府委員との応答の中で私も痛切に感じておるわけでございます。そういう点についてはさらなる努力を政府内でも進めるように、私としても努めてまいりたい、こう思います。
【次の発言】 その点はお答えするまでもなく、やはり国権の最高機関として必要な国政調査権、これは……

第126回国会 法務委員会 第5号(1993/04/13、39期、自由民主党)【政府役職】

○後藤田国務大臣 会社も社会的な重要な存在でございますから、会社自身が企業倫理を守らなければならないのは当然の責務であろう、私はこう思います。それがためには、やはり会社というものが法令の範囲内で適正な企業活動をやって、そして利潤を上げ、そうすることによって、まずは株主の権利を守らなければいかぬと思います。そして同時に、何百人、何千人の従業員の生活というものを支えなければいけない。したがって、そういう面についても会社としては十分な責任を果たすような経営をやっておらなければならない。そういったような会社の基本的な責任が適正に守られているのかどうかということで、やはり監査役というものがそれなりの十分……

第126回国会 法務委員会 第6号(1993/04/16、39期、自由民主党)【政府役職】

○後藤田国務大臣 これは私からお答えすることは釈迦に説法ですね。しかし、今のあなたのお話を聞きますと、バブル経済が崩壊をした今日、バブル経済そのものに対する批判、そういう批判の上に立って、今度の改正もどうやら救済しようとしている人が間違っておるのじゃないか、こういうような御意見だと私は承ったのです。確かにエクイティーファイナンスに頼って企業経営者が低いコストで資金調達をやり、そのやり過ぎ、そしてその返還期になったときに転換ができなくて、これは銀行からお金でも借りなければいけませんね、そうすると大変なコストがかかるといったようなことで、それが去年、ことし、来年あたりまで大変な問題になるということ……

第126回国会 法務委員会 第7号(1993/04/20、39期、自由民主党)【政府役職】

○後藤田国務大臣 企業の社会的責任といえば、企業活動を通じて物を生産し、それを流通させ、それを国民の生活に役立たせる、その間に適正な利潤を上げるということを基本にしながら、一つは、企業はたくさんの社員を抱えておりますね、そうすれば、やはり社員の生活を守ってやるということは大きな一つの役割ではなかろうかな。それと同時に、企業は多くの人から資金の提供を受けておる、つまりは資本参加ですね。投資されておるわけですから、投資家の保護ということを経営者、企業としては全うしていく、基本的にはその三つですね。要するに、国民経済に奉仕するということ、職員の生活を支えるということ、そして投資家の保護を全うする、こ……

第126回国会 法務委員会 第8号(1993/04/21、39期、自由民主党)【政府役職】

○後藤田国務大臣 先ほど来、太田さんから非常な専門的なお立場に立っていろいろな点についての御意見、御質疑を拝聴しておりましたが、今回の監査役の改正の効果が果たしてどのようになっていくのかよく見てもらいたいとか、あるいはまた社外重役というものについていま少しく日本も考えたらどうだ、またそういった際にお役人のリタイアした人の過去の経験というものを生かしたらどうだとか、あるいは国際的な会計基準の問題と日本のやり方との間の乖離についてどう考えるべきなのか、いま少しく考える点がありはしないのか。  あるいはまた自社株取得について、なるほどいろいろな長所、短所あるだろうけれども、この点については既に当方の……

第126回国会 法務委員会 第9号(1993/04/23、39期、自由民主党)【政府役職】

○後藤田国務大臣 恩赦の問題につきましては、かねがね申し上げておるのですが、大変重要な、慎重に扱わなきゃならぬ制度でございます。  それで、今閣議後の云々、こういうお話がございましたが、それは恐らく何かの記事の筆が走っておるのではないかなと思います、もしそれが閣議の発言であるとするならば。(渡辺(嘉)委員「閣議後」と呼ぶ)閣議後にしましても。  実はけさの新聞にいろいろ出ておりまして、新聞によって多少ニュアンスが違う。ところが、事柄は極めて重要な問題でございますから、きょう初めて、閣議後の発言ということで聞いてもらいたいということで私が申し上げましたのは、恩赦の制度というのは刑事政策的な観点か……

第126回国会 法務委員会 第10号(1993/04/27、39期、自由民主党)【政府役職】

○後藤田国務大臣 刑事司法の厳正なる運用は、これは言わずもがなの当然のことでございます。与えられた職権の範囲内においてしっかりした法務・検察の運営をやってまいりたい、かように思います。  ただ、政治家としての立場に立ちますと、それだけでは足りない、なぜこういうような腐敗現象がびまんをしておるのかといった根本にさかのぼって、基本は、政治がもっとしっかりしなければいけないということがあると思いまするので、やはり政治の抜本的な改革、そしてそれに対する国民の信頼の回復、こういうことを目指してできる限りの努力をいたしたい、かように考えております。

第126回国会 法務委員会 第11号(1993/06/02、39期、自由民主党)【政府役職】

○後藤田国務大臣 お答えする前に、今の「アサヒ芸能」ですか、一切そういう取材に会ったことはございません。無責任きわまる記事である、私はこう思います。  そこで、死刑の問題につきましては、私はかねがね申しておりますように、刑の中でも命を奪うという大変な極刑でございますね。それだけに、裁判所の最終判断が下っておってもなおかつ死刑の執行についてはさらに法務大臣の命令書が必要であるという、慎重の上にも慎重な手続を決めてある、こう考えるわけでございます。それだけに、今御質問の具体的な問題についてはこれは答弁を差し控えさせていただきますけれども、法務大臣たるものが死刑執行の命令に決裁をするというときには、……

第126回国会 予算委員会 第2号(1993/01/28、39期、自由民主党)【政府役職】

○後藤田国務大臣 お答えを申し上げます。  こういった事件が起きますと、やはり検察というものは法律の枠の中で、そして法の定める適正な手続の中で処理をするわけでございますね。そういう立場に立って、検察としては、この事件についてはできる限りの解明をしなきゃならぬということで、現在もまだ捜査が残っておりますからやっておるわけでございますが、御質問の中の検察審査会からの不起訴不相当といったような議決がございましたね、これは量的規制の問題について、それについては現在、検察庁においては当然のことながら調べを再起をいたしまして、現在捜査中でございます。ただ、この問題は公訴時効が迫っておりますから、検察として……

第126回国会 予算委員会 第3号(1993/01/29、39期、自由民主党)【政府役職】

○後藤田国務大臣 佐川事件に係る量的規制違反の捜査の結果、検察としては、証拠に照らして起訴するに足るだけの嫌疑がなかった、こういう結論を一応出したわけでございますが、それに対する検察審査会のそういった不起訴の処置は不適当であった、こういう検察審査会の議決があったわけでございますから、検察当局としては、当然、調べを再起をして、そして今日熱心な捜査を私はしておるものと、かように考えますし、同時にまた量的規制の方の問題は、これは公訴時効がもう切迫しているんです。そういうような意味合いからも捜査の結果の結論は急いでおるのではないかな、かように私自身は考えております。もちろん、当然のことですが、検察とし……

第126回国会 予算委員会 第4号(1993/02/03、39期、自由民主党)【政府役職】

○後藤田国務大臣 総理大臣と全く同意見でございます。

第126回国会 予算委員会 第5号(1993/02/04、39期、自由民主党)【政府役職】

○後藤田国務大臣 今回のこの佐川の五億円のお金をめぐって国民の間に、そのこと自身けしからぬ、同時にまた、そのことをめぐっての検察の捜査についてけしからぬではないかといったような不信感が非常に国民の間に高まっておるということは、私は十分承知をいたしておるわけでございます。  こういう事件の際には、やはり我々としては、法律の枠の中で最大限どこまでやったか、こういうことが一番問われるところではないかなと思います。国民の立場でいいますと、それよりさらに踏み越えて、けしからぬではないか、なぜこれに手が入らぬのだ、こういった私は怒りであろうと思うんですね。  それなりに私は、国民の側から見て、五億円という……

第126回国会 予算委員会 第6号(1993/02/05、39期、自由民主党)【政府役職】

○後藤田国務大臣 お答えを申し上げます。  最近、新聞紙上で御成婚に関係して恩赦の問題について記事を散見することがございますけれども、内閣といたしましては、現時点においてはまだ白紙である、かように申し上げた方が正確であると、こう思いますが、ただ、何しろ恩赦の問題というのは、終戦後も今日まで過去の積み重ねがずっとございますね。そういった積み重ねもあるし、また憲法上の制度でもございます。こういったようなことを考えながら、事務当局としてはこの際勉強だけしておいてくれということで、担当の法務省の中の局で勉強をしておるというのが実情でございます。  そこで、ただ、恩赦というのは、言うまでもありませんが、……

第126回国会 予算委員会 第8号(1993/02/15、39期、自由民主党)【政府役職】

○後藤田国務大臣 暴力団を、許すことのできない社会集団であるという、こういう認識のもとに、違法行為に対しては徹底した取り締まりをやらなきゃならない、私はこう思っております。しかし、それじゃこれはなくなるかということになりますと、日本の昔からの古い社会構造の中に根強く巣くっておる一つの団体でございますから、右左急にというのは私の経験からいってもなかなか容易でないなとは思います。しかし、だからといって放置していいという筋合いのものでもない。それだけに、あれは何年ぐらい前でしたかね、暴力団取締法を警察としても制定をしまして、そして今またその法律に基づいて指定の団体がどれくらいになりましたかね、半分以……

第126回国会 予算委員会 第13号(1993/02/24、39期、自由民主党)【政府役職】

○後藤田国務大臣 法令の遵守はすべての者がそのとおりやらなければならぬ、こういうことでございます。

第126回国会 予算委員会 第15号(1993/02/26、39期、自由民主党)【政府役職】

○後藤田国務大臣 私は、国務大臣としてお答えします。  今、総務庁の長官から御答弁がございましたように、これは要するに、今の調査は平成三年秋のたしか地対協の意見書に従って、今まで実施しておる地域についてどの程度進捗しておるかといったようなことを検討しまして、調べて、そして残ったところはきっちりやっていこう、こういうことでやっておるわけでございまして、別段、差別といいますか、そういうような地域の差別解消とでもいいますか、それを推進するためにやっておるんであって、千カ所ばかり残っているからこれは差別を深めるというのは、それは全然逆の話でございます。  私も、実は総務庁長官をやりましたから、関心を持……

第126回国会 予算委員会 第16号(1993/03/01、39期、自由民主党)【政府役職】

○後藤田国務大臣 御承知のように不動産登記制度は、個々の不動産の地目、地籍、こういった物理的状況をひとつ明らかにする、同時に所有権なりあるいはその上に抵当権の設定といったような権利関係、これを明らかにすることによって取引の安全といいますか、あるいは権利者の権利の保全、こういうことをやっておるわけでございますが、御質問の、登記簿の中に、例えば今地価の問題が、地価公示の問題があるわけですが、そういった地価をあわせてこれに書いたらどうだ、こういうような御意見があることは承知をしておりますし、それはそれなりに、できれば一元化といいますか、はっきりするわけですから結構なわけですけれども、といいまして、実……

第126回国会 予算委員会 第23号(1993/05/21、39期、自由民主党)【政府役職】

○後藤田国務大臣 この問題は、申し上げるまでもございませんが、各党、それからまた各党所属の国会議員の皆さん方も、今日の政治に対する危機的状況をひしひしとお感じになって、現に各党間で今濃密な議論のさなかであるわけでございます。  そこで、こういった段階に政府の一員としてとかくのくちばしを挟むことは、これは私は差し控えるべきである、私自身はそう考えておりましたが、しかし、時間的なゆとりもだんだん狭まってきておるような段階でございますから、各方面の方々の御意見等も私自身は承っておりましたので、その御意見等を踏まえながら、政治改革の問題について、結果として国民をだましてしまった、言葉は悪いですけれども……

第126回国会 予算委員会 第24号(1993/05/24、39期、自由民主党)【政府役職】

○後藤田国務大臣 その件はかねての委員会でもお答えいたしましたように、恩赦は実施をするという方針で今事務的に最後の詰めを行っておるというのが現状でございます。  もちろん恩赦は、言うまでもありませんが、行政権の作用で裁判の結果を変更する、場合によれば国の刑罰権を消滅させるといったようなこれは特別の制度でございますから、それだけにその運用に当たってはあくまでも慎重で、しかも謙抑的でなければならない。あわせまして、そういうやり方によって国民の理解も得るという範囲の中で処理をすべきものである、こういう基本的な考え方のもとに今回もやらせていただくということで準備をいたしております。

第126回国会 予算委員会 第26号(1993/05/26、39期、自由民主党)【政府役職】

○後藤田国務大臣 国民の政治に対する不信感といいますか、むしろ怒りに似た気持ちとでもいいますか、さらにはまた、これじゃどうにもならぬというあきらめの気持ちといいますか、政治が国民の目から見れば、対応ぶりについては大変な危機感を持っていらっしゃるのではないかな、こう思いますが、お尋ねの件につきましては、私は閣僚でございますから、今せっかく政治改革特別委員会で各党が、時間のゆとりもそれほどありませんね、そういうことで最後の詰めのお話し合いをしているときに、私の口からとかく申し上げることはかえって妨げになりはしないかなということを恐れるわけでございますから、せっかくの御質問でございますけれども、私自……


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第126回国会(1993/01/22〜1993/06/18)

第126回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1993/03/04、39期、自由民主党)【政府役職】

○後藤田国務大臣 平成五年度法務省所管の予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  法務省は、法秩序の確保並びに国民の権利保全等国の基盤的業務を遂行し、適正・円滑な法務行政を推進するため、現下の厳しい財政事情のもとではありますが、所要の予算の確保に努めております。  法務省所管の一般会計予算額は五千二百三十四億六千百万円、登記特別会計予算額は一千四百九十五億四千六百万円、うち一般会計からの繰入額六百八十六億七百万円でありまして、その純計額は六千四十四億円となっております。  この純計額を平成四年度補正後予算額と比較いたしますと、百六十億七千五百万円の増額となり、増加率にいたしまして二・……

第126回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1993/03/05、39期、自由民主党)【政府役職】

○後藤田国務大臣 今、貴志議員から、最近の環境の問題あるいは人権の問題等につきまして大変高い見地からの御見識を承ったわけでございますが、私も全く同意見でございます。  確かに最近のように国際関係が非常に緊密化しできますと、どうしても従来からありましたいわゆる主権の概念もだんだん変わりつつあるのではないかな。そういった中でも、世界共通の問題として御指摘にありました人権の問題については、なるほど一昔前といいますか、それだけでなしに、つい最近まで、やはりこれは主権を侵す主張ではないのかといったような反対意見があったことは事実でございますが、最近もう全くそれはなくなってきつつあるのではないかな。我が国……



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データ更新日:2023/02/05

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