日笠勝之 衆議院議員
39期国会発言一覧

日笠勝之[衆]在籍期 : 37期-38期-|39期|-40期
日笠勝之[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは日笠勝之衆議院議員の39期(1990/02/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は39期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院39期)

日笠勝之[衆]本会議発言(全期間)
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第119回国会(1990/10/12〜1990/11/10)

第119回国会 衆議院本会議 第4号(1990/10/18、39期、公明党・国民会議)

○日笠勝之君 私は、公明党・国民会議を代表いたしまして、ただいま議題となりました国際連合平和協力法案につきまして、総理並びに関係大臣にお伺いするものであります。  政府の提出しました国際連合平和協力法案は、東西冷戦の終結後において、初めてイラクによって引き起こされた国際法違反の平和破壊行動に対して日本がどう対応するのか、あるいは国際の平和の維持にどう貢献していくのかなど、今後の日本の進路を決定づける極めて重要な法案であります。しかし、この法案は、一口で言えば、自衛隊の海外派遣を行おうとするところに最大の目的があることは明らかであります。(拍手)これは、自衛隊創設以来、日本の基本的な政策の転換で……


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第126回国会(1993/01/22〜1993/06/18)

第126回国会 衆議院本会議 第19号(1993/04/13、39期、公明党・国民会議)

○日笠勝之君 山原議員にお答え申し上げます。  三点の御質問かと思います。  まず第一が、不正蓄財事件ややみ献金事件などの究明と、再発防止をまず確立すべきではないかというお尋ねでございます。  金丸前自民党副総裁の巨額脱税・不正蓄財事件、やみ献金問題、さらには政財官の構造的な癒着体制などの徹底究明、再発防止の確立を行うことは当然であります。その必要性や決意は、共産党だけのものとは存じません。我が党も一貫して各委員会でこれらを追及し、究明を急いでおるところでありますし、公明党といたしまして、近々再発防止策の援言を行う予定でもございます。  が、同時に、政権中枢の首脳が代々、ロッキード、リクルート……

第126回国会 衆議院本会議 第20号(1993/04/14、39期、公明党・国民会議)

○日笠勝之君 木島議員のお尋ねの中で、私からは、政治改革を口にする以上、金権腐敗の大もとにある企業・団体献金禁止を最優先課題として取り組むべきではないかというお尋ねでございますが、お答えいたします。  私たち公明党は、かねてより一貫して企業・団体献金の禁止を主張し、みずからも自浄能力を発揮し、そのように律してきているところでございます。  今回、ロッキード、リクルート、共和、佐川、金丸巨額不正蓄財等の金権腐敗体質を政治の世界から一掃するため、また、政財官の構造的癒着を是正し、もって国民の政治不信を回復するために、社会党とともに国会に政治資金規正法の改正案を提出しているところでございます。この社……

日笠勝之[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院39期)

日笠勝之[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第118回国会(1990/02/27〜1990/06/26)

第118回国会 税制問題等に関する調査特別委員会 第6号(1990/06/15、39期、公明党・国民会議)

○日笠委員 税金、租税、税調、こういうことで議論をされておるわけでございますが、原点に戻りまして、税金の「税」というのは一体どういう意味があるのか、国語学的でございますけれども、大臣いかがですか。
【次の発言】 いいです。私が引用しますのは学研の漢字源という辞書でございます。税金の「税」の会意形声、意味でございますが、解字といいます、「解」という字と「字」という字、どういうふうにしてこの「税」という字ができておるのか。これはまず、のぎへんですね、のぎへんに、昔は「八」の字を書いて「兄」という字を書きます。のぎへんは、この辞典を見ますと収穫物である、そして「八」は左に右にはぎ取るという意味だそう……

第118回国会 税制問題等に関する調査特別委員会 第9号(1990/06/21、39期、公明党・国民会議)

○日笠委員 与野党がお互いに切り結んでの当委員会でございますが、私もわずか四十五分でございますが、最後まで消費税廃止に向けて総理並びに大蔵大臣に論戦を挑む決意でございますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。  総理、先ほど、この法案につきましては、いわゆる見直し案につきましては、どうぞ成立させていただきたくお願いしたい、こうおっしゃいましたけれども、何としてもこの見直し案は通していただきたい、こういうお気持ちは今も同じでございますか。
【次の発言】 すると総理、この見直し案の中で修正をすべき箇所、した方がいいなというところはあるのでしょうか。

第118回国会 大蔵委員会 第5号(1990/03/22、39期、公明党・国民会議)

○日笠委員 今回、この法案によりますと、特別保健福祉事業資金というものが創設されるわけでございますが、その目的、趣旨を厚生省さんからお伺いしたいと思います。
【次の発言】 今度は大蔵省さんにお伺いしますが、この法案のどこにそのことが明記され、該当するのでしょうか。法案から見て、条文から見て教えてください。
【次の発言】 今の厚生省さんのこの法案の改正の趣旨は、いわゆる加入者按分率が一〇〇%に移行する、それに伴って被保険者の拠出金負担増の緩和を図る、まさに老人保健制度の基盤の安定化のためだ、こうおっしゃいましたが、この条文を読んでもそういうところは全然出てきません。非常に抽象的なんです。  殊に……

第118回国会 大蔵委員会 第6号(1990/03/27、39期、公明党・国民会議)

○日笠委員 長時間の大蔵委員会もいよいよ最後でございまして、私、昭和二十年のとり年生まれで、本日の取りを務めさせていただきます。労働時間の短縮も叫ばれておりますので、極力時短で御協力を申し上げるつもりではございます。しばらくおつき合いをお願いしたいと思います。  まず、大蔵大臣、週末のお忙しいところを訪米されまして、ブレイディ長官との会談、御苦労さまでございました。  私は、会談を終わった後のテレビ、新聞のニュースを見ますと、例えばある新聞ではドル高行き過ぎで一致とか、これ以上円安はならないのではないか、とまるのではないかと非常に期待をしておりました。しかし現実には、行かれて以来どんどん円安が……

第118回国会 大蔵委員会 第8号(1990/04/17、39期、公明党・国民会議)

○日笠委員 当大蔵委員会の横綱格の堀先生の、グローバルで経験豊富な御見地からの御質問の後、前相撲格の、重箱の隅をつまようじでつつくような質問になりますけれども、しばらくおつき合いいただきたいと思います。  端的に申し上げますと日米構造問題協議の件でございますが、予算委員会で集中審議という話もありますので、その前哨戦として、特に気になる一つ二つの点について、大蔵省関係のものでございますのでお聞きをしたいと思います。  いわゆる対日改善要求といいますか、対日指摘というものがありまして、それに対して中間報告をまとめられた御苦労は評価をいたします。その中に、こういうところが出てまいります。はしょってそ……

第118回国会 大蔵委員会 第11号(1990/05/24、39期、公明党・国民会議)

○日笠委員 私は、天皇陛下御即位の記念十万円金貨の件について、若干お伺いをしたいと思います。  昭和六十一年の十一月と六十二年の五月に、天皇陛下御在位六十年記念の十万円金貨がそれぞれ一千万枚、百万枚、合わせて一千百万枚製造、発行されたわけでございますが、いわゆるプレミアがつかないということで、偽造金貨事件等々で大量に日銀へ還流をしているというふうな報道がございますが、ちなみに年度別にどれくらい今日銀でこの十万円金貨を受け入れているか、まずその状況について御報告をお願いしたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、一千百万枚発行されまして、二百七十二万枚が今日銀に還流している。こうなります……

第118回国会 物価問題等に関する特別委員会 第3号(1990/04/19、39期、公明党・国民会議)

○日笠委員 まず、一つ御提案を申し上げたいと思います。  実は、経企庁の方では、いろいろマクロ的な指標は統計上たくさん出るわけでございます。国民生活センターを抱えたり国民生活白書を出されたりということで、大変国民に親しまれている官庁だと思います。そこで、私が思いますのは、ミクロ的な生活実感に即した資料をひとつ国民の前に公表したらいかがかということでございます。それは、毎会計年度、毎年予算が出ます。当然それは税制改革等が裏打ちされた予算になっておるわけでございます。そうしますと大蔵省は、五分位でいきますと明年度は所得税がこれだけで、そして住民税がこれだけで、消費税の影響はこれだけ、トータルこれだ……

第118回国会 物価問題等に関する特別委員会 第7号(1990/09/13、39期、公明党・国民会議)

○日笠委員 海部内閣のキャッチフレーズは、先ほどもございましたけれども企業優先から消費者、生活者優先ということでございますので、これから何点かお尋ねいたしますけれども、あくまでも国民経済を守る、国民の生活安定という立場、すなわち生活者、消費者の立場からの明快な、また簡潔な御答弁をまずお願い申し上げておきたいと思います。  まず最初にお尋ねしたいことは、イラクのクウェート侵攻によりまして大体一二%前後の原油の供給が途絶える、こういうことになるわけでございますが、先ほどからの御答弁をお聞きいたしますと、しかし、輸入ソースを拡大したり、国民の皆様にもある程度の省エネルギーということで協力も願う、何と……

第118回国会 予算委員会 第3号(1990/03/22、39期、公明党・国民会議)

○日笠委員 私は、公明党・国民会議を代表して、平成元年度補正予算案につきまして反対討論を行うものであります。  今回の補正予算案は、巨額な税の自然増収を利用して政府・自民党がさきの衆議院総選挙のために大盤振る舞いを約束したものであります。今回の補正予算案が政治的にゆがめられ、将来に大きな禍根を残す内容となっていることは、まことに遺憾と言わざるを得ないのであります。  以下、反対の主な理由を申し述べます。  まず第一に、今回の補正予算案は、補正予算のあり方を規定した財政法第二十九条の趣旨を大きく逸脱したものであります。  すなわち、今回の補正予算案には、これまでに例を見ないほどさまざまな新規施策……

第118回国会 予算委員会 第16号(1990/04/25、39期、公明党・国民会議)

○日笠委員 文教委員会を行っているようでございますから、まず文部大臣にお聞きを申し上げたいと思います。  実は、小中高校生の、いわゆる子供の成人病が大変ふえておる。例えば子供用の血圧測定基準を用いても、小中高校生の二、三%は高血圧の疑いがある、こういうふうなデータも出ておるわけでございます。そこで、実は昭和六十三年の三月一日のこの予算委員会におきまして、私このことについて御質問を申し上げました。当時の中島文部大臣からは大変前向きな、積極的な御答弁をいただいております。確認のためにちょっと読んでみます。「心臓病の原因にもなるものが高血圧でございますから、糖尿あるいは高血圧の一つに血圧をはかれ、こ……

第118回国会 予算委員会 第18号(1990/05/17、39期、公明党・国民会議)

○日笠委員 私は、まず財政法二十七条、予算の国会提出時期を明示いたしましたこの二十七条の問題について何点かお伺いをしたいと思います。  まず、大蔵省にお伺いいたしますが、戦前戦後含めても結構でございますが、この財政法二十七条のとおりに、すなわち、条文をちょっと読みますと、「内閣は、毎会計年度の予算を、前年度の十二月中に、国会に提出するのを常例とする。」とありますが、このとおりに提出されたことがございますか。
【次の発言】 今主計局長がお答えになりましたように、昭和二十二年、この財政法ができまして以来、一度もこの二十七条のとおりに国会に提出されたことはございません。ゼロでございます。  そこで、……


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第119回国会(1990/10/12〜1990/11/10)

第119回国会 国際連合平和協力に関する特別委員会 第8号(1990/11/05、39期、公明党・国民会議)

○日笠委員 公明党・国民会議の日笠勝之でございます。  まず、陳述者の皆様方はさきの大戦で地上戦を経験された沖縄県民を代表しての御意見と、心から御礼を申し上げる次第でございます。  私は、時間が非常に短い時間でございますので、重複しない範囲で何点かお伺いをいたしたいと思います。  まず、知花先生にお伺いしたいのですけれども、先生は、この法案の二十一条、すなわち海上保安庁の参加と二十二条の自衛隊の参加、これを修正をというようなお話に聞こえたわけでございますが、実はこの法案は、もちろん自衛隊の参加という大きな問題があるわけですが、それ以外にも、先ほどから陳述者の皆さんもおっしゃっているように国会の……


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第120回国会(1990/12/10〜1991/05/08)

第120回国会 大蔵委員会 第3号(1991/02/13、39期、公明党・国民会議)

○日笠委員 大蔵大臣からリップサービスいただきまして、機先を制された感じでございますけれども、生活者の立場からまず一問お聞きしたいと思います。  これは、既に昨年の税制特別委員会でも私申し上げたことでございますが、いわゆる分娩費、出産費の給付でございます。厚生省にお聞きいたしますが、直近の分娩にかかわる実勢費用、消費税込みと抜きと両方でまずお答えください。
【次の発言】 消費税込みと抜きと言ったでしょう。
【次の発言】 昭和六十年にいわゆる健康保険の方は十五万が二十万にアップしたわけでございます。国保の方は十三万円になったわけですが、その直近の五十九年の三月は実勢費用は幾らだったのでしょうか。

第120回国会 大蔵委員会 第5号(1991/02/18、39期、公明党・国民会議)

○日笠委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提案者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     国の補助金等の臨時特例等に関する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、左記の諸点について配慮すべきである。  一 本法律に盛り込まれた措置のうち、公共事業等に係る補助率等については、平成五年度末までに、体系化・簡素化等の観点から、総合的検討を進めること。  二 当該措置について、補助・負担制度の趣旨及び従来の経緯を踏まえ、地方の財政運営に支障を生ずることのないよう適切に措置すること。  三 国の補助負担金の整理に当っては、その事業の性格及び国と地方との費用負……

第120回国会 大蔵委員会 第7号(1991/02/27、39期、公明党・国民会議)

○日笠委員 最初に、防衛庁にお聞きいたします。  C130の自衛隊輸送機に関連することでございますが、国会に提出されました一般会計歳出予算補正(第2号)の各目明細書、防衛庁関係を目を通しましたけれども、いわゆる特別手当ですね、湾岸危機に伴う避難民の輸送ということで行かれる場合は、これは特別手当を新しくつくらなければならないと伺っておるわけでございますが、どこを見てもその特別手当が計上されておりません。ということは、三月いっぱいまでは、特別手当が計上されておりませんので、輸送機は飛ばない、こう理解していいのでしょうか。
【次の発言】 補正予算には計上してない。急にIOMから要請があって飛ぶ、それ……

第120回国会 大蔵委員会 第12号(1991/03/15、39期、公明党・国民会議)

○日笠委員 本日議題の法案外の一般的な質問でございますけれども、これは当初理事会で、一般質問をする時間が大蔵委員会はなかなかないので、一般質問も含めて審議していい、こういうことでございますから、一問だけノンバンク問題につきましてお伺いしたいと思います。  まず大蔵大臣、去る十二日の本会議におきまして地価税法案に関する質疑がございました。いわゆるノンバンクにつきまして、不動産関係に対する融資が非常に膨大な金額になっておる、ノンバンクもその大きな一翼を担っているのじゃないか、こういうようなことで質問がありまして、大臣からそのことにつきまして、貸金業規制法改正など法的整備をすることも検討する旨の答弁……

第120回国会 大蔵委員会 第14号(1991/04/12、39期、公明党・国民会議)

○日笠委員 公明党・国民会議の日笠でございます。  両先生には.公私ともにお忙しいところ大変に御苦労さまでございます。早速でございますが、まず石先生に何点かお伺いしたいと思います。  先ほども同僚委員の方もおっしゃっておりましたけれども、政府税調の答申が出た後の先生のいろいろなインタビュー記事を注意深く読ませていただきました。確かに朝日新聞のインタビューでも、大山鳴動してネズミ一匹であるとか、切り札にはなり得なかったとか、また税経通信三月号にも、先ほどもおっしゃいました、劇薬的なことを考えていたが漢方薬になってしまったとか、一般的には期待外れという評価ではないかとか、こういうインタビューでのお……

第120回国会 大蔵委員会 第16号(1991/04/18、39期、公明党・国民会議)

○日笠委員 私は、ただいま議題となりました地価税法案に対し、公明党・国民会議を代表し、賛成の討論を行います。  土地問題の解決には、申すまでもなく、土地利用計画、金融、税制等の多角的な観点からの対策が必要であります。とりわけ、税制が主役の一つとして、その役割を担うべきことは当然だと考えるものであります。  今回の土地税制の改正の目的は、投機等による異常な地価高騰を許した一因である土地の資産としての有利性を増長している税制の是正、すなわち、保有課税、譲渡益課税の改革にあり、このため、地価税の創設、租税特別措置及び地方税の改正を行うというものであります。譲渡益課税の強化あるいは市街化区域内農地への……

第120回国会 大蔵委員会 第19号(1991/07/25、39期、公明党・国民会議)

○日笠委員 私たち公明党は、今回の証券不祥事と言われているものにつきまして、真相究明がまず第一である、それがなければ再発防止もないだろう、こういうことで今回の証券不祥事にかかわった関係者の証人喚問を要求してきました。しかし、現段階におきまして、これが実現せず、大変残念に思い、遺憾に思うところでございます。ぜひこのことにつきましては、今後とも強く主張を申し上げていくということを申し述べておきたいと思います。  さて、私の持ち時間は三十五分でございますので、簡潔明瞭なひとつ御答弁をいただきたいと思います。  まず、損失補てんの件から質問に入りたいと思います。先ほど午前中に同僚委員の質問に答えまして……

第120回国会 予算委員会 第3号(1990/12/13、39期、公明党・国民会議)

○日笠委員 私は、公明党・国民会議を代表して、平成二年度一般会計補正予算三案について反対の討論を行うものであります。  今回の補正予算では、湾岸の平和回復活動に対する協力のための資金が、予備費から支出された十億ドルに加えて、さらに今回十億ドル、一千三百億円が計上されております。我が党は、この一千三百億円が憲法の精神を踏まえ、国連協力を前提として非軍事の分野に使われるものであれば、当面の貢献策としてやむを得ないものと考えるものであります。しかし、今回の補正予算に計上されている一千三百億円については、その内容、性格、目的、使途が必ずしも明確にされておりません。このままでは無原則、無制限になりかねず……

第120回国会 予算委員会 第10号(1991/02/12、39期、公明党・国民会議)

○日笠委員 大分私の持ち時間に食い込んでまいりましたので、御答弁は簡潔明瞭に、そしてはっきりとお答えをいただきたいと思います。  まず総理、これは通告しておりません。三日間休みがありましたので、その間一生懸命考えたものですから通告なしでございますが、御答弁いただきたいと思います。  いわゆる九十億ドルの使い道については、武器弾薬には使わないということを明確に申し伝える、こういうことでしたね。じや、どういうものに使うかというと、輸送関連とか医療関連とか事務関連、五分野言われました。私がお聞きしたいのは、輸送関連の中には兵員とか武器弾薬、これは運ばない、このように理解していいんでしょうか、それをお……

第120回国会 予算委員会 第24号(1991/03/27、39期、公明党・国民会議)

○日笠委員 まず、湾岸関連問題について何点かお聞きしたいと思います。  法制局長官、湾岸危機はもう既に終結した、こういうふうに思いますか。どうでしょうか。
【次の発言】 では、外務大臣にお聞きしなければいけませんね。湾岸危機は既に終結をした、ないしはもう終結と考えていい。どうでしょうか。
【次の発言】 そうしますと、輸送機によります避難民の救済は、これは湾岸危機、すなわち「イラクのクウェイトに対する侵攻及び占領以降国際連合安全保障理事会決議第六七八号に基づく国際連合加盟国のイラクに対する武力行使に至る一連の事態及びこれに引き続く重大緊急事態をいう。」という定義がございますが、これは、外務大臣が……


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第121回国会(1991/08/05〜1991/10/04)

第121回国会 証券及び金融問題に関する特別委員会 第4号(1991/08/29、39期、公明党・国民会議)

○日笠委員 公明党・国民会議の日笠勝之でございます。  まず、いわゆる暴力団関係者との取引についてお伺いしたいと思います。簡潔にお答えください。  いつ、どこで、どういう名義で、だれが来て口座を開設いたしましたか。
【次の発言】 その代理人のお名前と石井隆匡という名前は本名なんですか、改名なんですか。
【次の発言】 どなたが来られましたか、具体的なお名前を、よろしければ。
【次の発言】 お名前を。
【次の発言】 その石井隆匡という方が暴力団関係者と知ったのはいつごろでございますか。
【次の発言】 それでは、融資ですね、融資については先ほど証人は日興クレジットが平成元年四月ごろから行った、こう証……

第121回国会 証券及び金融問題に関する特別委員会 第5号(1991/08/30、39期、公明党・国民会議)

○日笠委員 公明党・国民会議の日笠勝之でございます。  まず、架空預金証書偽造の疑いで逮捕されております尾上縫容疑者との取引の始まった、いわゆる割引債購入から始まったようでございますが、そのきっかけ、端緒、これはどういうところから始まったのでしょうか。
【次の発言】 先ほど参考人は、何回会ったかということについて、一回目が六十二年夏、副頭取時代、支店長さんと同道してお茶を一杯飲んで帰ってこられた。二回目も支店長さん同道、三回目が去年の夏、食べ歩きで行かれた。三回ですか。それとも、先ほど本人が銀行に訪ねてきたということをちょっとおっしゃいましたけれども、四回ということでしょうか、三回ということで……

第121回国会 証券及び金融問題に関する特別委員会 第7号(1991/09/02、39期、公明党・国民会議)

○日笠委員 今回の証券・金融不祥事に関しまして、既に証人喚問されました田渕節也前野村証券会長、また参議院で証人喚問を予定されております同前大和証券社長、そしてまた今証人喚問を野党が要求しております田淵義久野村証券前社長、それから参考人質疑として先日この委員会に来られました橋本富士銀行頭取、それからそれを監督する橋本大蔵大臣、不肖私もそうですが、皆岡山県勢ということでございます。岡山県出身、本籍岡山ということでございまして、何かとお騒がせをしておりまして、内心じくじたるものがあるわけでございます。きょう質問されました水田委員も、本日の質問のトリを務めます菅委員も皆岡山県でございます。証取法が大蔵……

第121回国会 証券及び金融問題に関する特別委員会 第10号(1991/09/26、39期、公明党・国民会議)

○日笠委員 九月二十四日、一昨日、証券局の特別検査の四大証券における中間報告が公表になったわけでございます。延べ七十八法人、四百三十五億五千二百万の補てんがわかったわけでございます。  そこでお尋ねをいたしますけれども、これは中間報告でございますが、四大証券における最終報告はいつまでをめどとして公表される予定がお聞きしたいと思います。
【次の発言】 これは、証券・金融問題の特別委員会が開かれたのは、徹底解明ということが大きな使命でございました。私どもがこの特別委員会でいろいろ質問を重ねできますと、今特別検査中である、こう言われる。いよいよきょうでこの特別委員会は終わりかもしれません、衆議院は。……


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第122回国会(1991/11/05〜1991/12/21)

第122回国会 大蔵委員会 第2号(1991/11/22、39期、公明党・国民会議)

○日笠委員 まず、羽田新大蔵大臣と村井新政務次官に心から祝意を表する次第でございます。  本来ならば、羽田大蔵大臣の顔を見ますと、米問題とか政治改革でしっかり議論をしたいなと思うのですが、きょうは金融財政を所管する大蔵委員会でございますから、この問題に限りまして、四十分ほど時間がございますので、何点か御質問をさせていただきたいと思っております。  さて、大蔵大臣は、証券・金融スキャンダルということでことしは大変に揺れに揺れましたけれども、そういうときには政治改革の方で一生懸命に頑張っておられたようでございますが、外から見ておられまして、この金融・証券スキャンダル、不祥事、どういう御感想をお持ち……

第122回国会 大蔵委員会 第3号(1991/12/11、39期、公明党・国民会議)

○日笠委員 ことしも師走十二月が中旬ということで、いよいよ大詰めを迎えるわけでございます。来年はさる年で、何か反省というのが非常にはやっているそうでございますが、我々この大蔵委員会も金融、財政を預かる委員会として反省をして、そして来年度からは健全な金融市場ということにしていかなければならないと思うのです。  そこで、証券局長、ことしの九月二十六日に証券及び金融問題に関する特別委員会、俗に証券特で、私は株価操縦の問題で本州製紙株と日本カーボンについて御質問いたしました。本州製紙についてはこの前質問いたしましたので、きょうは日本カーボンのことについてお伺いをしたいと思います。  この九月二十六日の……


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第123回国会(1992/01/24〜1992/06/21)

第123回国会 大蔵委員会 第2号(1992/02/19、39期、公明党・国民会議)

○日笠委員 この大蔵委員会は権威ある歳入委員会でございまして、一般質問がないと法案審議に入れない、こういう慣例だそうでございます。夜暗くなってからでもやるというのでヨクラ委員会とも言っておりますけれども、大臣も予算委員会に次いでお疲れでしょうが、しばらくよろしくお願いいたします。  大臣、これは通告してないのですけれども、きょうの新聞でしたか、渡辺副総理・外務大臣が、最近どうも大蔵省所管に越権行為がちょこちょこあるようでございます、副総理ですからいいかもしれませんけれども。デノミ発言はきょう予算委員会でもありましたからこれはおきまして、NTTの株のことで、何か五万円株を一万円株に分割しろとか、……

第123回国会 大蔵委員会 第6号(1992/03/04、39期、公明党・国民会議)

○日笠委員 国税三法の質疑も十七時間、予定でございまして、いよいよ私で大詰め、最後でございます。私、昭和二十年のとり年生まれでございますので、トリを務めさせていただきます。  暴力団新法が三月一日施行になりました。実は私、この件につきましてもう既に三度当委員会で御要望申し上げたわけでございます。  この暴力団新法は、言うまでもなく暴力団の資金源活動を排除しよう、何と法律に十一項目の資金源活動が列挙されておるわけでございます。口どめ料要求であるとか、寄附金、賛助金の要求であるとか、下請参入の要求であるとか、用心棒代の要求等々十一項目ございます。  そこで大臣、お疲れでしょうからちょっとクエスチョ……

第123回国会 大蔵委員会 第7号(1992/03/13、39期、公明党・国民会議)

○日笠委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     租税特別措置法の一部を改正する法律案、法人特別税法案及び相続税法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。  一 公平・公正な税制を確立し、税制に対する国民の理解と信頼を確保するため、引き続き、不公平税制是正の取組みについて格段の努力を行うとともに、資産に対する適正な課税について検討を進めること。  一 政策目的を終えた、又は、政策効果の少ない各種準備金・特別償却等の租税特別措置については、今後とも徹底した……

第123回国会 大蔵委員会 第11号(1992/05/12、39期、公明党・国民会議)

○日笠委員 金融改革法案、それから証券不祥事を反省して監視機関ができるいわゆる関連法案、これが十四日本会議で趣旨説明、そして各党の代表質疑、それから我が大蔵委員会へ付託をされる、こういうふうに聞いておりますけれども、きょうはまずさわりといいましょうか、予行演習を兼ねて金融制度改革につきまして、一、二お聞きしておきたいと思います。  まず、この金融改革につきましてはずっと各紙、皆、社説にも載っておりますが、抜本改革である、こういう位置づけをしております。金融制度抜本改革と言われておりますけれども、なぜ今この抜本改革をするのか、基本的なことからまずお伺いしたいと思います。

第123回国会 大蔵委員会 第13号(1992/05/15、39期、公明党・国民会議)

○日笠委員 昨日、本会議で証取法と金融制度改革法の趣旨説明及び政府からの質問に対する答弁がありました。進水式がきのう終わったそうでございまして、きょうからは船の艤装工事をやらなければならないわけでございますが、まず何点か証券取引関係についてお伺いをしたいと思います。  こういう論議をする前に、前向きの議論じゃないのですけれども、昨年来の証券・金融不祥事の審議に携わった者として、どうしてものどに刺さった小骨が今もって存在をするわけなんですね。それは、いわゆる野村証券と日興証券の子会社と言われておるノンバンク、すなわち野村ファイナンスと日興クレジットからトータルで三百六十二億円というとてつもない、……

第123回国会 大蔵委員会 第15号(1992/05/20、39期、公明党・国民会議)

○日笠委員 参考人の皆様方には、公私どもにお忙しいところ、大変に御苦労さまでございます。公明党・国民会議の日笠勝之でございます。先ほど中村委員の方から概括的にお話がございましたので、私、持ち時間も少のうございますから、個別具体的なお話をし、お答えをいただければと思います。  まず、渡辺日証協会長にお伺いしたいのですが、先ほど今後の業界の改革推進への力強い御表明がございました。一方また、ごく最近の大きな話題になりました飛ばしの件が頭を交錯するわけですね。と申しますのも、損失補てんもそうなんですが、この飛ばしというのは業界の中ではもう周知の事実、そういうことはあり得るということで多くの方が知ってお……

第123回国会 大蔵委員会 第16号(1992/05/22、39期、公明党・国民会議)

○日笠委員 先日の質疑の中で調査を約束していただいておりました協和埼玉銀行の顧客情報流出のその後の調査結果と、それからどのような対応をされるのか、この際お聞きしておきます。
【次の発言】 できればこの金融制度改革法案の審議の過程の中で最終的な結果をお知らせ願いたいと思います。と申しますのも、一部の声ではございましょうが、この金融制度改革法案が通れば、いわゆる適正な競争というよりは、競争がさらに激化をするのではないか。社内管理であるとか、また行員の研修システムとか、こういうものこそがいわゆる信用秩序の維持をするための大きな観点になってくるわけです。そういう中にあって、あれほど金融・証券不祥事のと……

第123回国会 大蔵委員会 第17号(1992/05/27、39期、公明党・国民会議)

○日笠委員 意見陳述者の皆様、本日は、公私ともにお忙しいところをありがとうございました。  私、岡山一区の公明党の日笠でございます。  蛇足でございますが、岡山県は北海道と定期航空便が開設いたしまして、札幌雪祭りには桃太郎像が出展をしたという仲でございますので、張り切って本日は参った次第でございます。  さて、法案の内容につきましては、まさに皆様が当事者でございますから、大変よく御理解され御承知のことと思います。私は、先ほどからの御意見をお聞きしながら、若干、木を見て森を見ないような感のある質問になるかと思いますが、時間も限られておりますので、簡潔にお教えいただきたいと思うわけでございます。 ……

第123回国会 大蔵委員会 第19号(1992/06/01、39期、公明党・国民会議)

○日笠委員 参考人の皆様には、公私どもにお忙しいところ大変に御苦労さまでございます。公明党・国民会議の日笠勝之でございます。  概括的な質疑につきましてはもう同僚委員の方からも多々ございましたので、私は木を見て森を見ないような具体的な御質問になるかもしれませんが、いよいよこの金融制度改革法案も大詰めになっております。衆議院段階では大詰めでございまして、採決の日も近からんと思っておるわけでございますが、本音のところをぜひ今後の審議の参考にさせていただくべくお聞かせ願いたいと思うわけでございます。  まず館先生に、長年の取りまとめの御労苦に対して心から敬意を表します。  それで、この金融制度調査会……

第123回国会 大蔵委員会 第20号(1992/06/02、39期、公明党・国民会議)

○日笠委員 金融制度改革法案もいよいよ大詰めになっておりまして、ひょっとすると私も最後の質問になるかもしれませんので、ひとつ大蔵省の担当の皆さんの明確な御答弁をいただきたいと思います。と申しますのは、この衆議院の段階で、困った、わからないというようなことで、参議院に行った途端に明確な答弁を出すということがないように、今までも過去にそういう例があるわけでございますから、きょうは明確な答弁をお聞きして、この法案がすりガラスから少しは透明なガラスになって利用者が全体像がわかりかけた、こういうようなものにしていかなければ審議をした意味がございませんので、その点まずよろしくお願いしま丈  昨日の参考人質……

第123回国会 大蔵委員会 第21号(1992/06/03、39期、公明党・国民会議)

○日笠委員 いよいよまさに金融制度改革法案が大詰めを迎えました。きのう積み残した問題を中心に何点かお伺いいたしますが、その前に一、二、大臣にお伺いしたいのです。  先ほどお手元にお届けしました国税庁長官尾崎護推薦とあります「私たちの税金」、これは毎年大蔵省の方から私たち委員にいただくわけでございます。昨日配付されたようでございますが、昨晩持ち帰って見ましたところ、ここの二百二十九ページ、パートのところでございますが、パートで働いた場合は配偶者控除であるとか配偶者特別控除等が受けられるようになったということで、税の面のいわゆる逆転現象はないということで、これはそのとおりでございます。  それで、……

第123回国会 予算委員会 第6号(1992/02/21、39期、公明党・国民会議)

○日笠委員 ちょっと最近川柳に凝っておりまして、まず御紹介をしておきたいと思います。「今日もまた共和共和で日が暮れる」という、まさにそういうようになりましたけれども、やはり共和事件についてまずお尋ねを申し上げたいと思います。  地域振興整備公団、共和からの八億円の申し込みが平成元年三月十三日にございました。この共和の申し込みに対しまして、いわゆる保証人が二人立てられておるわけでございます。一人は松浦勝利さんという社長さん、もう一人は森口五郎さんという当時取締役・東京支店長、こういう事実にはまず間違いございませんか。
【次の発言】 この森口五郎という方は、平成元年三月十三日に申し込みをされた時点……

第123回国会 予算委員会 第18号(1992/03/30、39期、公明党・国民会議)

○日笠委員 いわゆるパート減税について何点かお伺いをしたいと思います。  お手元に私が仮定計算いたしました資料も届いているかと思いますし、また、総理、大蔵大臣、厚生大臣、それから労働大臣にはもう先週その仮定計算の表についてはお渡ししておりますので、簡略に説明をしながら御答弁をお願い申し上げたいと思います。  まず大蔵大臣、パート減税パート減税と言われますが、このパート減税ということは実際税の公平、公正、中立というような税理念から見てでき得ることなんでしょうか。いかがですか。
【次の発言】 だから、パート減税ということでは考えられない、恐らくこれは所得減税をする一環の中でパートの方もその恩恵にあ……


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第125回国会(1992/10/30〜1992/12/10)

第125回国会 大蔵委員会 第1号(1992/11/26、39期、公明党・国民会議)

○日笠委員 宮澤内閣は企業優先から生活者優先ということで発足いたしまして、一年がたったわけでございます。それで、そのスタンスがこの補正予算にあらわれるのかなという期待もしておりました。しかし、この補正予算で欠落しておる、生活者優先というこのスタンスが欠落しておるのは、いわゆる家計にダイレクトに響く、反映する所得税の減税がないということではないかと思います。  きょうは、なぜ所得税減税をすべきかという理由は余り申し上げません。掃いて捨てるぐらいの理由があるわけでございますので、これはもう大蔵大臣に決断を求める以外にないのではないかと思うのですね。マックス・ウェーバーという人は政治家の三条件という……


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第126回国会(1993/01/22〜1993/06/18)

第126回国会 政治改革に関する調査特別委員会 第6号(1993/04/15、39期、公明党・国民会議)

○日笠議員 私たちは小選挙区制の実験者じゃございませんから、今まで寡聞にしてしか聞いてない範囲ではございますけれども、まずその中で一つだけ例がありますね。奄美群島。ここの例を見ていただければ、そこに全部の欠点が集積されているのではないか。私の方から、いいことがあったといったならば野田委員の方にお聞きしたいと思うのです。全部ああいうふうになるだろうという推測、それから死に票が多いということとか、それから、しこりが残りますね。恐らく野田委員のところでも、知事選であるとか市長選挙、町長選挙の後を見て、勝ち組が負け組の一切の仕事も人事もやってしまうとか、小選挙区制で一人しか選ばない選挙、こういうことに……

第126回国会 政治改革に関する調査特別委員会 第7号(1993/04/16、39期、公明党・国民会議)

○日笠議員 こういうスタイルの論戦、大変評価をするものです。  先ほど深谷議員の方から大いにやろうということでございますので、私はお願いをしなければいかぬと思うのです。例えば物価特別委員会の方には、我が党は消費者保護基本法の改正案を議員立法で出しておりますし、法務委員会では、二年かけて心血込めてつくりました製造物責任法という大法案も出しておるのです。しかし、いつも自民党の理事の方は、いや、これはこれはということで引き延ばし引き延ばし来ているのが現実でございますから、ぜひ現場の理事に、野党提案の議員立法を即今国会から議論を始めたい、こういうふうに指示を、特に代理の方から国会の活性化ということもあ……

第126回国会 政治改革に関する調査特別委員会 第8号(1993/04/20、39期、公明党・国民会議)

○日笠議員 今、松原委員の方から御説明がありましたが、私どもは、政官財のいわゆる構造的なところにメスを入れなければ、いわゆる抜本的な改革はできない、こういう意味で一体化して、一括して処理をと言っておるわけです。  木島議員のアンケートでございますが、政治腐敗防止の制度五三%ですか、それに選挙制度が一九%、一括してやれば七二%の民意が可能になるということになるわけでございます。(木島委員「優先してということ、どちらが優先か」と呼ぶ)だから、一緒にやればいいのです。同時、一括、優先してやれば、七二%ということになるわけでございます。

第126回国会 政治改革に関する調査特別委員会 第10号(1993/04/23、39期、公明党・国民会議)

○日笠議員 現行法はそういうことになっております。先ほど静岡一区ですが、私は岡山一区ですが、前回の選挙が終わってから現職五名のうち三名は張られたことがあります。私は張っておりません。やはりいろいろ美観の問題とか、なかなか最近市民の方のそういう意識が高いものですから、そういうのも気をつけなきゃいかぬということ、かえって反感を招くというようなこともありますね。  それと、戸塚先生に何か説教するようで申しわけありませんが、一八八三年に腐敗防止法がイギリスでできました。そのときに法務長官だったヘンリー・ジェームズという方がこう言っておるわけですね。将来候補者が頼りにしなければならないのは、自分の主張や……

第126回国会 政治改革に関する調査特別委員会 第12号(1993/04/27、39期、公明党・国民会議)

○日笠議員 ルビコンはもう渡ったつもりでございます。まだ渡り切れずにうろうろしている人が何人がおりますけれども、我々が先導的に頑張れば必ずや成就する、こういう決意でおります。
【次の発言】 三月の終わりにニューヨークへ行きまして、成田に着きました。荷物を持って出口から出ようと思いますと、中年の紳士が、あなたは国会議員かと言いました、バッジをつけていましたから。そうですと言ったら、きょうは不愉快だ、国会議員と一緒に飛行機に乗っておった、こう言われました。これは、恐らく多くの方々がそのように我々を見ていると思うのです。これをもって日すべきことでありまして、そういうことが言われないような、政治不信を……

第126回国会 政治改革に関する調査特別委員会 第15号(1993/05/12、39期、公明党・国民会議)

○日笠委員 関連でございますが、議員が見識を持ってそれぞれいろいろな意見を述べることは、これは当然だと思います。それまで否定はしません。  がしかし、この政治改革特別委員会も七十時間になんなんとする議論を進めてきました。そしてきょうは、こういうフリートーキングという、私も十年ほどしかなりませんが、初めてのような感じで議論もするという画期的な日でもございます。この日を記念してではありませんが、今までの成果を踏まえて、今冬柴委員も言いました、当委員会でひとつ腐敗防止だけの先行は許さない、いわゆる一括処理であるということと、それから雑音が非常に多いので、階段を一歩ずつ上がっていかなければまた後戻りを……

第126回国会 政治改革に関する調査特別委員会 第16号(1993/05/13、39期、公明党・国民会議)

○日笠議員 修正なしで自民党案をのめるか、こういうことでございますが、私どもは、この議論を通じて、恐らく自民党の皆さんがこの併用制に賛同してくださるという強い確信を持っておりますので、そういう気はさらさらございません。  それと、修正はどうかということですが、まず選挙制度は、これは手段、方法だと思うのです。土俵で言えば、どういう土俵にするかということだと思うのです。  戦後、子供も体がどんどん大きくなりまして、昔のサイズの机やいすではとてもこれは授業も満足に落ちついてできないということで、だんだんいすの高さとか机の高さも調整しますね。それと同じように、現在の、今の世界的な状況、国内的な状況を見……

第126回国会 大蔵委員会 第1号(1993/01/26、39期、公明党・国民会議)

○日笠委員 林大蔵大臣におかれましては、御就任おめでとうございます。大臣は、明治維新揺籃の地、長州の出身でございますから、この厳しい財政運営を見事乗り切っていただけるものと期待もし、またお祈りをする次第でございます。  さて、先ほど大臣から当委員会における所信の表明がございましたので、その所信表明に関しましてまず何点かお伺いをしたいと思います。  実は、昨日我が党の石田委員長が代表質問いたしまして、いわゆる所得減税、四兆円から五兆円ぐらいの大幅減税をすべきである、その財源は赤字国債もやむを得ないのではないか、こういう御質問をされたわけでございます。それに対する総理の答弁も重々知っておりますけれ……

第126回国会 大蔵委員会 第4号(1993/02/23、39期、公明党・国民会議)

○日笠委員 先ほど同僚の小川委員の方からも御質問がございましたが、円が急騰しておるわけでございます。  細かい内容は先ほど御答弁ございましたので割愛させていただきますが、週末にG7の蔵相会議がありますね、これに臨む大蔵大臣のお考え、御所見をまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 それならテレビ会議で済む話ですね、その程度であれば。そうでなくて、今の円高、急騰局面に際して、日本国政府としても、例えば各国協調のそういう体制がとれるのかどうかとか、我が国における景気の影響がどうだとか、やはりそういうものも当然フランクな話し合いの中ではされるのですか。

第126回国会 大蔵委員会 第10号(1993/04/21、39期、公明党・国民会議)

○日笠委員 まず、委員長に、資料を委員の皆さん、関係者の皆さんにお渡しいただくことをお許しいただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
【次の発言】 では、資料がお手元に行く前に何点がお聞きをしておきたいと思います。  まず、既に発行されております天皇在位六十周年の記念金貨でございますが、昭和六十一年に一千万枚、六十二年に百万枚、これが製造されたわけでございますが、その後、年次別で結構でございますが、どの程度還流をしておるか、枚数をお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 天皇在位六十周年の金貨の場合は三四・七%が日銀に還流しておる、三枚に一枚がもう日銀の方に返ってしまっておるわけですね……

第126回国会 大蔵委員会 第13号(1993/06/02、39期、公明党・国民会議)

○日笠委員 大蔵大臣、大型所得税減税については同僚議員め方もいろいろな観点から御質問されました。私も過日予算委員会でこの減税について、大臣が反論されるであろうことを想定して、会議録等引っ張りながらそれに対する反論を行いました。  大臣は、所得減税が非常に厳しい、難しいという理由で、一つには財源問題がある、赤字国債は発行すべきではない。二つ目には、ばらまきであらば、過去三回行った戻し税は非常に評判が悪かった。三つ目は、一過性で消費を刺激する効果が乏しい。四つ目は、戻し税方式だと減税効果が国民に不明である、いわゆる口座を通すということですね。五つ目、国税当局に大変な事務負担がかかる。きょうは、減税……

第126回国会 予算委員会 第24号(1993/05/24、39期、公明党・国民会議)

○日笠委員 カンボジアにおきます選挙もほぼ順調に推移をしておるようでございます。私は、殉職されました中田さん、高田さん、御両人に心から弔意を表しながら、カンボジアにおける選挙が、二十八日の投票日、そしてその後の制憲議会がつつがなくできますように思いを込めながら、まずPKOの問題について何点か質問をさせていただく次第でございます。  まず、東西冷戦が終結したものの、国際情勢は羅針盤が故障した船がジグザグに航海をしているような感がする現在でございます。今や不透明の時代といいましょうか、カオスの時代といいましょうか、ジレンマの時代とも言うべき状況を呈しておるわけでございます。竹をすぱっと割ったような……


日笠勝之[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
37期-38期-|39期|-40期

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各種会議発言一覧(衆議院39期)

日笠勝之[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第118回国会(1990/02/27〜1990/06/26)

第118回国会 予算委員会公聴会 第2号(1990/04/18、39期、公明党・国民会議)

○日笠委員 公述の先生方には公私ともにお忙しいところを大変に御苦労さまでございます。  早速でございますが、まず山口先生からお伺いをしたいと思います。  先日、我が党の機関紙、公明新聞が取材に参りまして、ありがとうございました。四月十四日付公明新聞、八十万部、一面トップで御調町の老人介護のことを報道させていただいております。大変大きな反響があるわけでございます。  私は、特にここでお伺いしたいことは、先駆的な包括医療作戦といいましょうか、今日までやってこられた、前取りをしてきたわけでございますけれども、財政的な御苦労があったのではないかな、かように思うわけでございますが、その財政的な御苦労をど……


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第120回国会(1990/12/10〜1991/05/08)

第120回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第1号(1991/03/01、39期、公明党・国民会議)

○日笠小委員 今のことにも若干関連をいたすのですが、きょうの新聞報道なんですが、日経連の鈴木会長が住友銀行とイトマンを暗に批判して、記者会見でこう言っているという記事が出ています。「数千億円の不動産の売買が動かなくなったら、銀行が面倒をみるのは、社会正義に反する。バブル経済はもうひと押ししてつぶしてもらいたい」と「社会正義に反する。」と言われているわけですが、何か割り切れないような感じなんですね。確かに法律的な違反は何もないかもしれませんが、この点について局長の御感想を聞きたいのが一点。  それから、観点はがらっと変わるのですが、明 年の一月一日から地価税を創設しようということで、これから大蔵……

第120回国会 予算委員会公聴会 第2号(1991/02/18、39期、公明党・国民会議)

○日笠委員 公明党・国民会議を代表して質問させていただきます日笠勝之でございます。  先ほどからの公述人の先生方のお話を聞きますと、あすの朝の新聞のコラムは、公述人火花を散らす、こういうことで掲載されるのではないかと思いますが、我が党の名誉のためにも、まず浅井公述人に申し上げたいことがございます。  それは、先生は名指しでもって公明党の名前を挙げられ、憲法違反の九十億ドルの支援を決定されたことを批判をされたと私どもは伺いました。我が党が、国論が真っ二つの中で、一国平和主義ではいけない、国際貢献をしなくてはならないというはざまの中で、従来の公明党の政策であります国連中心主義を踏襲していこう、こう……

第120回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1991/03/11、39期、公明党・国民会議)

○日笠分科員 先ほど平成三年度文部省所管予算概要説明をいただきましたけれども、この八ページに「留学生交流については、二十一世紀初頭における十万人の留学生受入れを目途に、」こうはっきり書かれておるわけでございますし、私どもも、中曽根内閣のときにこういうお話があって、今文部省も鋭意取り組んでおられることは承知をしておるわけでございます。  そこで、まず留学生問題についてお聞きをしたいわけでございますが、二十一世紀初頭に十万人の留学生受け入れについての年次計画があるのかどうか、またその計画どおり受け入れができるのかどうか、確信がおありなのかどうか、まずこの点についてお聞きしたいと思います。


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第123回国会(1992/01/24〜1992/06/21)

第123回国会 予算委員会公聴会 第2号(1992/02/27、39期、公明党・国民会議)

○日笠委員 公述の先生方には、公私どもにお忙しいところ大変に御苦労さまでございます。私、公明党・国民会議の日笠でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  時間も短いので簡単にお答えいただければと思うのでございますが、まず熊谷さんにちょっとお伺いをしたいのですが、先ほど生活大国ということでるるお話がございました。その中で、私どもが一番ゆとりと豊かさを感ずる原点はやはり家庭ではないかと思うのです。衣食住という生活の基本、これは当然でございましょう。先ほどのお話の中には私どもが主張をしております――持ち家の方にはいろいろな税額控除であるとか低利な住金からの借り入れができるとか、しかし借り家の人……

第123回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1992/03/12、39期、公明党・国民会議)

○日笠分科員 午前中の質疑の最後のバッターでございますので、いましばらくよろしくお願いいたします。  マックス・ウェーバーは、政治家の三条件ということで、情熱と決断力と洞察力、こういうことを言っております。ですから、大臣、ひとつこれからの私の質疑については、それを余すところなく発揮していただいて、殊に、話は短く決断は早くということで、的確な御答弁をまずお願い申し上げたいと思います。  まず学校五日制でございますが、きのうもるる議論がございました。もう中身についてははしょります。私が一つだけお聞きしたいのは、受け皿づくり。この受け皿づくりの中のいわゆる社会教育施設。この社会教育施設をどのように児……


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第126回国会(1993/01/22〜1993/06/18)

第126回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1993/03/05、39期、公明党・国民会議)

○日笠分科員 大臣、遅くまで大変に御苦労さまでございます。  文教行政を取り巻く諸問題がいろいろ表面化しております。例えば山形のいじめ殺人事件であるとか亜細亜大学の情実入学、教育費の高騰、大学附属病院の未払い問題、お寒い大学研究室の環境、内定取り消し、業者テストの全廃に対する各県教育委員会の甘い対応、大学病院のペースメーカー汚職事件、指導要録の開示に対する文部省の反対、順天堂大学医学部受験生リストの流出、免許外教科の先生の問題、もう数限りなくあるわけでございます。  本日は、これを一つ一つ丁寧に本当はやりたかったのですが、わずかな時間しかございませんので、できる限りやった後、あとは一問一答の短……



日笠勝之[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

日笠勝之[衆]在籍期 : 37期-38期-|39期|-40期
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