このページでは亀井善之衆議院議員の40期(1993/07/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は40期国会活動統計で確認できます。
○亀井善之君 私は、自由民主党・自由連合、日本社会党・護憲民主連合、新党さきがけを代表いたしまして、ただいま議題となりました村山内閣不信任決議案に対し、断固反対の討論を行うものであります。(拍手) 今回の内閣不信任案の提出は、一日たりとも停滞の許されない今日の内外環境や国民生活への影響を顧みず、さらには、国際社会の行く末を議論し、我が国の貢献が強く期待されている先進国首脳会議の直前に行われたという二つの点をとってみても、国内的にも国際的にも全く許しがたく、野党第一党として不見識かつ無責任な行動と言わざるを得ません。(拍手) 村山内閣は、昨年六月に発足して以来、連立与党三党が自己改革と切磋琢……
○国務大臣(亀井善之君) 関西国際空港株式会社法の一部を改正する法律案、新東京国際空港公団法の一部を改正する法律案及び航空法の一部を改正する法律案、以上三件につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 初めに、関西国際空港株式会社法の一部を改正する法律案につきまして御説明申し上げます。 関西国際空港につきましては、一昨年の平成六年九月に滑走路一本で開港して以来、国際線、国内線とも順調に乗り入れ便数が増加してきているところでありますが、今後の航空輸送需要に適切に対応した国際ハブ空港の整備を図る等の観点から、二本目の滑走路等を整備する二期事業を緊急に実施する必要性が生じております。 しかしな……
○国務大臣(亀井善之君) 横光議員にお答えをいたします。 JR共済年金が厚生年金に統合される際の移換金について国鉄清算事業団はどのように負担をするのか、このような御質問でございました。 清算事業団が抱える長期債務等の償還については、昭和六十三年一月二十六日の閣議決定において、土地、株式の資産売却収入等の自主財源を充ててもなお残る事業団の債務等については、「最終的には国において処理するものとする」とされているところであります。今回の鉄道共済の厚生年金への統合に当たり必要とされる移換金に係る負担についても、平成八年三月八日の法案提出時の閣議決定において、「既存の債務等と同様の取扱いをするもの」……
○国務大臣(亀井善之君) 領海法の一部を改正する法律案、海上保安庁法の一部を改正する法律案及び海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律の一部を改正する法律案、以上三件につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 初めに、領海法の一部を改正する法律案につきまして御説明申し上げます。 本法律案は、海洋法に関する国際連合条約に定めるところにより、領海の幅を測定するための基線として直線基線を用いることができることとするとともに、領域における通関等に関する法令に違反する行為の防止及び処罰のために必要な措置をとる水域として接続水域を設けること等とするものであります。 次に、改正案の概要につきまして御説……
○亀井(善)委員 自民党の亀井善之です。 参考人の皆さん、大変御苦労さまでございます。特に鈴木会長には、十二年間にわたって行政改革推進のために大変な御尽力をちょうだいしておるわけでございますが、この十二年間、行政改革の推進、こういう点で今なかなか進んでないところがたくさんあるわけでございますが、その辺の状況の御感想をひとつお伺いしたいのと、あわせて、この規制緩和の問題で、第三者機関の設置等につきまして先ほどいろいろお話がありましたが、立法、あるいはそれに伴う指導であるとか通達であるとか、いろいろ細部のものがまた出てくるわけでございます。 そういう中で、公正取引委員会や経済企画庁や総務庁と、……
○亀井(善)委員 大臣には、参議院の予算の審議でお疲れのところを引き続いて大変御苦労さまでございます。もう時間も遅目のようでございますので、早速今回の道路運送車両法の一部改正案についてお伺いをいたしたいと存じます。 第三次行革審及び運輸技術審議会において自動車の検査と点検整備制度の緩和が審議されて、今般車両法が改正されることになったわけであります。その趣旨は、自動車の安全面、公害防止面を後退させることなく、かつ国民負担の軽減の見地から、このように承知をしておるわけでありますが、我が国の自動車にかかわる検査及び点検制度が確立していることにより、交通事故中、自動車の整備不良を原因とする割合は諸外……
○亀井(善)委員 この規制緩和の特別委員会が設置をされまして、こうして長官に御質問を申し上げる、これは初めてであるわけであります。長官、細川内閣に続きまして羽田内閣御留任、こういうことで、大変問題は山積しておる中での御就任かと思いますけれども、国民も大きな期待を持っておりますので、ぜひひとつよろしくお願いを申し上げる次第でございます。 この委員会、かねがね規制緩和の特別委員会が設置をされまして、細川総理も事あるごとに規制緩和のことをおっしゃっておったわけでございます。私たち当委員会といたしましても、この委員会に御出席をいただいてお考えをぜひ御披瀝をいただきたい、こう強く要望しておりましたが、……
○亀井(善)委員 私は、自由民主党、改新、日本社会党・護憲民主連合、公明党及びさきがけ・青雲・民主の風を代表して、規制緩和の推進に関する決議案について、案文を朗読し、趣旨の説明にかえたいと存じます。 規制緩和の推進に関する件(案) 政府は、我が国経済社会を取り巻く内外の諸情勢にかんがみ、我が国の経済社会を柔軟で活力に満ちた強靭な体質に改善するとともに、国際的に調和がとれ一層開かれた市場とするため、第三次臨時行政改革推進審議会及び経済改革研究会等の提言を踏まえつつ、行政の責任範囲を明確にし、国民の理解と協力の下に実効あ る規制緩和の推進に積極的に取り組むべきである。 その際、独占……
○亀井(善)委員 今出てまいりましたブレンドのことについて、少し継続して質疑をさせていただきたいと思います。 その前に、大変米がこのような状況で、連日食糧庁の皆さん方、また米に関係をするそれぞれの皆さん方が御苦労され、努力をされておりますことに感謝を申し上げる次第であります。 米のパニック、しばらく聞かなかった言葉が出てきておるわけでございまして、連日お米屋さん の前に人が並ぶ、あるいはスーパーやデパートの前に人が並ぶ。それだけならまだしも、その中で、まあけんかと申しますか、いざこざが起きるようなそういう姿という実態でもあるわけでありますし、さらにはお米屋さんはシャッターを閉めて逃げ隠れし……
○亀井(善)委員 先般、大臣から、所信の表明がございました。これを受けて、若干の質問をさせていただきたいと存じます。 なお、加藤大臣には、予算委員会に引き続いて長時間にわたって大変お疲れのことと存じますが、よろしくお願いを申し上げます。 なおまた、加藤大臣には、二度目の農林水産大臣の御就任、心からお祝いを申し上げる次第でございます。特に、現下の農林水産業をめぐる課題は山積をいたしておるわけでございまして、そういう中での御就任、大変御苦労が多いことと存じます。ぜひ、長年のキャリアを生かして、国家国民、また、この難しい時代に存分の御活躍を期待をいたすものでもございます。 しかし、そうは申して……
○亀井国務大臣 運輸大臣の亀井善之でございます。 委員の皆様方におかれましては、平素から運輸行政の推進に格段の御理解と御支援をいただき、まことにありがたく、厚く御礼を申し上げます。委員会の開かれるこの機会に一言ごあいさつを上せていただく次第でございます。 運輸は、国民生活と密着しており、豊かで活力ある社会を築き上げていくために期待される役割はまことに大きいものがあると考えております。私といたしましては、運輸行政の基本であります安全の確保に万全を期し、国民の皆さんの期待にこたえるよう、運輸をめぐる多くの課題に積極的に取り組み、問題の解決に最大限の努力をいたす 所存でございます。 委員の皆様……
○亀井国務大臣 第百三十六回国会に臨み、当面の運輸行政の諸問題に関し所信を述べ、各位の御理解と御支援を賜りたいと思います。 まず、所信に先立ちまして、一言申し述べさせていただきます。 既に御承知のとおり、二月十日に一般国道二百二十九号北海道古平町豊浜トンネルの坑口部で大規模な岩盤の崩落によりトンネルが崩壊する事故が発生し、北海道中央バスが運行する路線バスの乗員、乗客等約二十名の方が事故に巻き込まれた模様であり、他に一名の方が落石で負傷されました。事故に巻き込まれた方々及びその御家族の皆様並びに負傷された方には心よりお見舞い申し上げます。 私といたしましては、事故発生後速やかに北海道運輸局……
○亀井国務大臣 それぞれ規制、そういう中で経済活動がなされておった。特に今回、私ども運輸省の関係といたしましては、航空運賃の問題につきまして幅運賃の制度を導入する。これは、いろいろかねがね御意見を承っておった中で、航空会社に一定の範囲で自主的な運賃設定、こういうものを認めることによりまして、いわゆる多様な運賃設定あるいは経営の一層の効率化を図る、こういうようなこと、あるいはまた利用者の利便の増進、こういうものを図ることを目的として、今回、いわゆる航空関係につきましての規制の緩和、こういう観点から幅運賃制度を導入した。いわゆる一定の範囲内で企業の自主的な運賃設定、そしてまたさらに、いろいろ今まで……
○亀井国務大臣 今委員いろいろ御指摘をいただきました。また国際的にも東南アジア、いろいろ整備をされておるわけであります。第七次空港整備五カ年計画、これらの計画を着実に実行し、我が国の対応をしっかり図ってまいりたい、このように考えております。
【次の発言】 今委員からいろいろお話しいただきまして、まさにそのとおりと考えております。
去る八日の日に、厚生年金保険法等の一部を改正する法律案が政府において閣議決定をされまして、国会に提出されたところであります。この法律案は、長年の懸案でありました日本鉄道共済年金の厚生年金への統合を平成九年四月一日から実施しようとするものでありまして、これにより、四十……
○亀井国務大臣 ただいま議題となりました海上保安官に協力援助した者等の災害給付に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。 海上保安官に協力援助した者等の災害給付に関する法律は、犯人の逮捕や海難救助等の職務を執行中の海上保安官がその援助を求めた場合等におきまして、職務によらないで海上保安官の職務遂行に協力援助した方、あるいは、海上保安官がその場にいない場合におきまして、職務によらないでみずから犯人の逮捕や海難救助等に当たった方が、そのために負傷、疾病、障害または死亡といった災害を受けたときに、国が、これらの海上保安官に協力援助した方等に対しまして、療養給……
○亀井国務大臣 ただいま議題となりました関西国際空港株式会社法の一部を改正する法律案、薪東京国際空港公団法の一部を改正する法律案及び航空法の一部を改正する法律案、以上三件の提案理由につきまして御説明申し上げます。 初めに、関西国際空港株式会社法の一部を改年する法律案につきまして御説明申し上げます。 関西国際空港につきましては、一昨年の平成六年九月に滑走路一本で開港して以来、国際線、用内線とも順調に乗り入れ便数が増加してきているところでありますが、今後の航空輸送需要に適切に対応した国際ハブ空港の整備を図る等の観点から、二本目の滑走路等を整備する二期事業を緊急に実施する必要性が生じております。……
○亀井国務大臣 お答えいたします。 今委員御指摘のように、私も諸外国に参りまして、あるいは昨今、東南アジアの地域におきましても御指摘のような場所にも赴きまして、国際ハブ空港の整備が着実になされておりますことは承知をいたしております。 我が国におきましても、二十一世紀に向かって、今後とも国際社会で安定した発展を続けていかなければならないわけであります。その意味からも、交流の基盤施設である国際ハブ空港の整備は本当に時期を失することなくやらなければならない課題、このように考えております。 昨年八月末に航空審議会から出されました第七次空港整備五カ年計画の中間取りまとめ、この中でも、国際ハブ空港の……
○亀井国務大臣 ただいま議題となりました自動車ターミナル法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして、御説明申し上げます。 自動車ターミナル法は、昭和三十四年に制定されて以来、自動車運送事業の発展を支える基盤施設として自動車ターミナルの整備を促進し、自動車輸送網の健全な拡大、発展に大きく寄与してきたところであります。 しかしながら、近年、自動車運送事業の輸送網の中心において、需要に見合った自動車ターミナルの設置に必要な用地を確保することが困難になってきております。一方、高速バスや空港アクセスパスの充実等バス輸送の多様化が進展し、また、物流につきましても連絡運輸、共国運行等の輸送の効率化の……
○亀井国務大臣 今回の自動車ターミナル法の改正につきましては、大幅に規制の緩和をする、こういうことでお願いをしておるところでございます。 規制緩和の問題につきましては、なかなか難しい問題、積極的に進める問題、また若干社会的や経済的な両面合わせて考えていかなければならない課題もございますし、運輸業界、中小企業を抱えた中でいろいろ問題もあるわけでございます。そういうような点からも、さらなる規制緩和については、この改正法の施行状況を十分見きわめた上で、関係業界の意見を踏まえつつ、その適否について検討する必要がある、このようにも承知をいたしております。
○亀井国務大臣 ただいま議題となりました領海法の一部を改正する法律案、海上保安庁法の一部を改正する法律案、海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律の一部を改正する法律案、以上三件の提案理由につきまして御説明申し上げます。 初めに、領海法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。 本法律案は、海洋法に関する国際連合条約に定めるところにより、領海の幅を測定するための基線として直線基線を用いることができることとするとともに、領域における通関等に関する法令に違反する行為の防止及び処罰のために必要な措置をとる水域として接続水域を設けること等とするものであります。 次に、改正案の……
○亀井国務大臣 お答えいたします。 今委員からいろいろ御指摘をいただきました。また、海上保安庁の体制というものを強固なものにしていかなければならない、このように考えております。特に、昭和五十二年のいわゆる領海十二海里及び二百海里の漁業水域の設定以来、巡視船艇、航空機によりまして広域哨戒体制の整備を進めてきたわけでありますが、先ほど来御指摘もいただきましたとおり、集団密輸事犯であるとか薬物、けん銃、こういう密輸入の問題等で大変深刻化をいたしております。そのような観点に立ち、また今回のこのような法改正、そういう中で、近代的な装備を有する高性能な巡視船艇や航空機、この整備を早急にいろいろ図ってまい……
○亀井国務大臣 ただいま議題となりました港湾整備緊急措置法の一部を改正する法律案の提案理由及びその要旨につきまして御説明申し上げます。 我が国の港湾は、これまでのような産業及び経済の基盤としての役割のみならず、国際経済社会のボーダーレス化等の進展の中で日常生活に密着した物資の輸入が急増し、また、廃棄物海面処分場、親水緑地等の港湾機能への社会的要請が高まるなど、国民生活に直結する役割が増大しており、これらの役割を果たすことにより、良好な港湾環境の形成を通じて周辺の生活環境の保全に俗するとともに、国民生活の向上に寄与することが求められています。 また、我が国の港湾は、現在、このような港湾に求め……
○亀井国務大臣 今先生からいろいろ御指摘いただきました。何としても、国際港湾、またこの水深十五メートルのコンテナターミナルの整備を今回のこの五カ年計画、この中で最重点課題として積極的に推進をしていかなければならない。 たまたま昨年八月、私シンガポールに参りまして、大きなコンテナターミナルの設備を見てまいりまして大変驚いたようなわけでありまして、このターミナルの整備とあわせて、港湾利用料金の低減、あるいは港湾における情報化の推進、港湾と道路との連携の強化、こういうものを通じて、複合的な取り組みによりまして港湾の国際競争力の強化のために努めてまいりたい、このように考えております。
○亀井国務大臣 ただいま領海法の一部を改正する法律案、海上保安庁法の一部を改正する法律案 及び海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、御熱心な御審議の結果、御可決いただきましたことに心から御礼を申し上げます。まことにありがとうございました。 また、ただいま議決されました決議につきましても、その趣旨を十分尊重し、運輸省として十分努力をしてまいる所存でございます。 ありがとうございました。(拍手)
○亀井国務大臣 ただいま議題となりました海上運送法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。 近年の急激な円高の進行等により日本船舶の国際競争力が低下した結果、その数は急激に減少しております。しかしながら、日本船舶は、便宜置籍国の政情等に左右される危険性の回避、船舶の運航管理に関するノウハウの維持及び発展等の観点から、我が国の安定的な国際海上輸送の確保に重要な役割を果たしており、このような海上輸送を担う質の高い日本船舶の海外流出を防止すべく、有効な歯どめのための方策を講じ、これを維持していくことが必要となっております。 以上のような趣旨から、このたびこの法律案を提案す……
○亀井国務大臣 委員、今いろいろ御指摘をいただきました。御承知のとおり、我が国外航海運は、大幅な円高の進展あるいは海外への移籍による日本籍船の減少、いわゆるフラッギングアウトが急激に進行しておるようなわけでありまして、このような中で、島国である、貿易立国である我が国にとって、貿易物資の安定輸送等の面で重要 な意義を持つ日本籍船及び日本人船員を確保するためにこのような国際船舶制度を設け、総合的な支援体制というものを確立してまいりたい、このような視点に立ち、努力をしてきたところでもございます。 平成八年度の税制改正におきまして、御指摘のような税制につきましてはそれを実現することができなかったわけ……
○亀井国務大臣 昨日十二時八分ごろ、福岡からデンパサール、ジャカルタに向かうガルーダ・インドネシア航空のDC10型機が、福岡空港において、一たん離陸したが、滑走路の南側の延長上納五百メートルの飛行場内の緑地に墜落し、大破、炎上する事故が発生いたしました。 事故機搭乗者二百七十五名のうち、三名の方が亡くなられ、また、百八名の方々が負傷されるというまことに痛ましい事故となりました。この傷をおかりして、改めて亡くなられた方々に心より哀悼の意を表しますとともに、御遺族の方々に心よりお悔やみ申し上げる次第であります。また、負傷された方々にも心よりお見舞い申し上げ、一日も早い御回復を願うものであります。……
○亀井国務大臣 お答えをいたします。 海上保安庁は、昭和五十二年の領海十二海里及び二百海里漁業水域の設定以来、巡視船艇、航空機等による広域哨戒体制の整備を進めてきたわけであります。海洋法条約の批准による接続水域、排他的経済水域の設定に加えて、近年は集団密航事件の増加だとか薬物及びけん銃の密輸入問題、これが深刻化しておるわけであります。そのような観点から、海上警備がますます重要になってきているわけであります。これらの対策を含めて、近代的な装備を有する高性能な巡視船艇あるいは航空機等の整備を計画的に推進する、そして業務執行体制のさらなる充実を図る、このような努力をしておるところでもございます。 ……
○亀井国務大臣 このたび運輸大臣を拝命いたしました亀井善之でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。 第百三十六回国会に臨みまして、運輸省の交通安全対策に関する所信を申し述べます。 まず、所信に先立ちまして一言申し述べさせていただきます。 既に御承知のとおり、二月十日に、一般国道二百二十九号北海道古平町豊浜トンネルの坑口部で大規模な岩盤の崩落によりトンネルが崩壊する事故が発生し、北海道中央バスが運行する路線バスの乗員、乗客等約二十名の方が事故に巻き込まれました。事故に巻き込まれた方々及びその御家族の皆様には心よりお見舞い申し上げます。 私といたしましては、事故発生後速やかに北海……
○亀井国務大臣 先生御指摘のとおり、何といっても安全ということが一番大切なことでもございます。そういう中でその運航がなされるということが肝要なことである、このように考えます。
【次の発言】 お答えいたします。
客室乗務員は、快適な旅行を提供するためのサービス業務のみならず、乗客の救助などの緊急事態に、機長の指揮のもとに緊急事態の克服に努めるという保安業務を担っている、このように考えます。
【次の発言】 今先生御指摘のとおり、機内におきまして常にいろいろサービス、また機内全域にわたっていろいろお仕事をされておるわけであります。そういう面では大変なお仕事、このように考えております。
先生いろい……
○亀井国務大臣 ただいま議題となりました踏切道改良促進法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。 踏切事故の防止及び交通の円滑化を図るため、政府といたしましては、昭和三十六年に制定されました踏切道改良促進法に基づき、踏切道の立体交差化、構造改良あるいは踏切保安設備の整備を進めてきたところであります。本法に基づく踏切道の改良は、五カ年間に改良すべき踏切道を指定して行われるものでありますが、対象とすべき踏切道の数が膨大に上るため、昭和四十一年度以降六度にわたって改正され、改良すべき踏切道を指定することができる期間が延長されてまいりました。 このような措置により、踏切道の……
○亀井国務大臣 去る十三日十二時八分ごろ、福岡からデンパサール、ジャカルタに向かうガルーダ・インドネシア航空のDC10型機が、福岡空港において、一たん離陸しましたが、滑走路の南側の延長上約五百メートルの飛行場内の緑地に墜落し、大破炎上する事故が発生いたしました。 事故機搭乗者二百七十五名のうち、三名の方が亡くなられ、また、九十九名の方々が負傷されるというまことに痛ましい事故となりました。この場をおかりして、改めて亡くなられた方々に心より哀悼の意を表しますとともに、御遺族の方々に心よりお悔やみ申し上げる次第であります。また、負傷された方々にも心よりお見舞い申し上げ、一日も早い御回復を願うもので……
○亀井国務大臣 お答えを申し上げます。 かねがね、委員におきましては、整備新幹線問題につきまして特段の御尽力、また御支援をいただいておりますことに敬意を表する次第でございます。あわせて、連立与党の整備新幹線検討委員会の本年一月からの発足に伴い座長、またそれらにつきまして大変御尽力をいただいておりますことを感謝を申し上げる次第でございます。 御質問の、新スキーム検討に向けての決意、このようなことでございます。 運輸省といたしましては、平成六年十二月の連立与党申し合わせ並びに関係大臣申し合わせに基づき、未着工区間の整備のための新しい基本スキームにつき検討を行っているところであります。特に八年……
○亀井国務大臣 委員御質問の旧国鉄長期債務のことでございますけれども、現在、国鉄清算事業団の長期債務等は、土地や株式の資産売却が進んでいないことにより、委員御指摘の昭和六十二年当初における二十五・五兆円が、平成七年当初では二十六兆九千億に増加しているところであります。 なお、事業団のこの国鉄長期債務等の処理については、昭和六十三年一月の閣議決定において、「土地処分収入等の自主財源を充ててもなお残る事業団の債務等については最終的には国において処理するもの」とされており、「その本格的な処理のために必要な「新たな財源・措置」については、」「土地の処分等の見通しのおおよそつくと考えられる段階で、歳入……
○亀井国務大臣 神戸港は、震災前には我が国の外貿コンテナの貨物の約三割を取り扱っており、我が国の経済活動に深くかかわっておるとともに、神戸市の市民所得の約四割を港湾関連産業が占めておりまして、地域の経済や雇用に深く関係しておるわけであります。 神戸港の復旧のことにつきましては、私も一月十七日に神戸港を視察をしてまいりました。一日も早い全施設の復旧を図るべく、現地において努力をしておるところでもございます。 応急復旧により六十五の公共岸壁が利用可能の状況になっておりますし、さらには総理の諮問機関である阪神・淡路復興委員会の提言に基づく六甲アイランドの仮設桟橋は本年二月に全面供用させるなど、現……
○亀井国務大臣 今御指摘の平成元年十二月の閣議決定によりまして、平成九年度までにその実質的処分を終了する、こういうことになっております。 御承知のとおり、不動産及び金融を取り巻く状況も大変厳しい状況下にありまして、運輸省、清算事業団、アクションプログラムを平成五年、平成六年あるいは本年二月につくりまして、今いろいろ土地の処分を努力をしておるところでございまして、これらの問題、関係省庁の協力を得て、政府挙げてその処分の促進を図るために今努力をしておるところでもございます。 大変厳しい状況下、いわゆる昭和六十三年の閣議決定、「土地処分収入等の自主財源を充ててもなお残る事業団の債務等については最……
○亀井国務大臣 お答えいたします。 国鉄清算事業団が所有する土地につきましては、昭和六十二年から平成七年度までの間に約五千八百ヘクタールを売却いたしました。件数で約一万五百件、約四兆六千億円の収入を上げてきたところであります。また、JR株式につきましては、平成五年度にJR東日本株式会社の株式の売却、上場を行いまして、二百五十万株、約一兆一千億の収入を計上いたしました。 今後の売却見込みでございますけれども、土地につきましては、平成七年一月の公示地価のベース、この試算額は七年度首でおおむね四兆四千億程度と評価をしております。七年度に約四千億円の売却収入を上げたところでありまして、今後、残る土……
○亀井国務大臣 先生御質問の国鉄清算事業団の所有する土地の件でございますけれども、昭和六十二年から平成七年度の間に約五千八百ヘクタール売却をいたしまして、約四兆六千億の収入を得たところであります。あわせて、JR株式につきましても平成五年度にJR東日本の売却、上場をいたしまして、二百五十万株、約一兆一千億の収入、こういうことでございます。そのほかいろいろな資産の売却を含めまして、この間の収入が総額で約十一兆三千億になっております。 一方、支出につきましては、金利支払いの費用約十二兆八千億、そして、平成二年度以降新たに鉄道共済年金に対する特別負担、これが約六千億、このようなことが生じております関……
○亀井国務大臣 海洋法条約の批准と排他的経済水域の設定によりまして、先ほど来委員御指摘の密航の問題あるいは薬物、けん銃、この取り締まりの業務も大変深刻化しておるわけでもあります。あるいは監視区域がさらにふえるわけでありまして、そういう面では、今約四十六隻の大型巡視船でいろいろ努力をしておるところであります。 したがって、これらに対応するために巡視船艇あるいは航空機の整備、これが必要なわけでありますし、さらにこの整備には、水域が約七分の一くらい拡大をする、こういうことになりますので、当面はそのような保安体制が十分確立できるような内的、人的な整備とあわせて航空機、巡視船艇の整備、この両面の体制の……
○亀井国務大臣 まず、平成四年度の運輸省所管一般会計及び特別会計の決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 まず、一般会計について申し上げます。 第一に、運輸省主管の歳入でありますが、歳入予算額二十九億六千二百六十四万円余に対し、収納済み歳入額は二十九億七千二百三十万円余であり、差し引き九百六十五万円余の増加となっております。 第二に、運輸省所管一般会計の歳出でありますが、歳出予算現額一兆八十六億三千六百三十二万円余に対し、支出済み歳出額は九千七百三十九億六千七十四万円余でありまして、その差額三百四十六億七千五百五十八万円余のうち、翌年度へ繰り越しました額は三百三億五千五十万円余……
○亀井国務大臣 運輸省所管の平成八年度予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 まず、一般会計予算でございますが、歳出予算額として九千四百九十億三千六百万円を計上しております。 次に、特別会計予算でございますが、自動車損害賠償責任再保険特別会計につきましては七千六十六億九千六百万円、自動車検査登録特別会計につきましては四百七十六億百万円、港湾整備特別会計につきましては五千百七十三億六千六百万円、空港整備特別会計につきましては五千六百二十四億五千九百万円をそれぞれ歳出予算額として計上しております。 また、財政投融資計画中には、当省関係の公団等分として一兆七千五百五十億円が予定されて……
○亀井国務大臣 今委員御指摘のことにつきましては、私も地元が近いわけでございますので、週末に帰り、それぞれの関係者の皆さんといろいろお話しする機会がございます。そういう中で、それぞれの皆さん方からいろいろ御意見を承ります。 六千八百五十億のことにつきましては、私はやはりこの厳しい景気、経済動向の中で、金融が混乱をする、安定した金融システムを確立していかなければならない、こういう中で、いろいろお考えあろうけれども、ダムが決壊する、穴があいた、これを何とか早くとめなければならぬ、こういうことだと。あるいは、ボーダーレスな国際経済、そういう中であのガイドライン、スキーム、そしてさらに予算を編成した……
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