このページでは上田清司衆議院議員の40期(1993/07/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は40期国会活動統計で確認できます。
○上田清司君 新進党の上田清司であります。 御質問にお答えする前に御指摘させていただきますが、まず、質問者はしばしば与党案と比べてという言葉を使って新進党案を御批判なされておりますが、日本社会党、新党さきがけに確認しましたが、与党案はまだ合意に達していないという返事をいただきました。したがって、法案を見せてほしいというお願いもいたしましたが、出せないと言われたわけであります。独自の視点から新進党案の問題点を指摘されるならともかく、与党として決定もしていない与党案と比べて我が党案を批判するのは、まじめに法案を研究されておられる社会党さんやさきがけさんに対しても失礼ではないか。(拍手)それとも、……
○上田清司君 新進党の上田清司です。 新進党を代表して、平成八年度における財政運営のための公債の特例等に関する法律案について、総理並びに大蔵大臣の御所見を伺います。 我が国の財政において、近年、建設国債は発行するものの、特例公債いわゆる赤字国債の発行はとどめられていました。大蔵当局においても、特例公債の発行だけは阻止すべく御努力をされていたことは言うまでもありません。しかし、残念ながら、税収不足を補うため、国債整理基金への定率繰り入れの停止を初め、本来返さなければならないお金をストップしたり、決して余っている資金ではありませんが、とりあえず借り入れができるお金があれば借りてくるといった形で……
○上田(清)委員 新生党の上田清司です。 まず、今回の法案についての私なりの基本的な認識ということについて申し述べさせていただきます。 現在海外在住の日本人は約六十万人。日本経済のいわば世界化ともいうべき状況の中で、活動領域は世界各地に及び、時には動乱の地にあることも予想されております。このような人々を救うことは、国があるいは政府が最善の努力を尽くすことが極めて大事だというふうに私は考えております。 こうした状況の中で、さきの湾岸戦争の中で、政府は帰国希望者の輸送を民間航空会社に依頼したわけでございますが、結局民間機を飛ばすことができなかった。また、国連から難民の輸送協力も依頼されたわけ……
○上田(清)委員 まず、ロシアによる放射性廃棄物の海洋投棄のとりあえずの中止に対する科学技術庁、外務省を初めとする関係省庁、関係者の御努力を正しく評価したいと思います。特に、羽田、コスイレフ両外務大臣の電話会談がもし大きな契機になったということであれば、念押しのために、ぜひ細川総理とエリツィン大統領との電話会談あたりで、東京宣言も踏まえて、ぜひきつく、今後こういうことがないように、念押しのための電話会談を江田長官の方から催促されてはいかがかなと思いますが、いかがでしょうか。
【次の発言】 若干、既に通告しました質問の要旨とは違ってまいりますが、自民党の宮路議員の御指摘もありましたように、国際原……
○上田(清)委員 新生党の上田清司です。 先生、貴重な御提言をありがとうございました。 一つお尋ねしたいのですが、赤字国債を発行することに関して、特に大蔵省サイドで非常に懸念を持っている。また、先般の大蔵委員会で大蔵大臣も、経済が悪くなるよりも体質が悪くなるのが非常に心配だというような発言があったのです。正直なところ浅学非才でわからないのですが、なぜ別に構わないのかということについての理由なりお考えなりをちょっと教えていただければ大変ありがたいと思います。
○上田(清)委員 改新、新生党の上田清司です。お時間のお許しをいただきましたので、質問させていただきます。 座らせていただきます。 科学技術の振興は、無資源国日本にとって生命線とも言える重要な課題だと考えております。科学技術を基礎にした日本のすぐれた才能も、NIES、ASEANあるいは中国といった国々の台頭によって脅かされてもいます。より高度なテクノロジーによる新たな産業基盤の整備こそが急務であると考えます。一方、高度のテクノロジーを 利用した生命工学、宇宙工学などのさまざまな新しい分野は、人類の未来にとっても夢と希望の持てる可能性を持っています。このような意味において、科学技術活動を支え……
○上田(清)委員 改革の同志の了解をいただきまして、質問をさせていただきます。 今の竹内議員の話の続きを少しさせていただきたいと思います。 武村大蔵大臣、就任以来、行革も含めたこの新しい税制の改革について、若干発言に変化がずっと起こってきたように私は新聞記事等を見ても明快に思っております。特に武村大蔵大臣は、国民の声を聞かなければ税制について明確なことを言ってはいけないというようなことを言っておられたように私は思いますので、どんな形で国民の声を聞いてこられたのか。 そしてその後の推移を、今、少しお話をされておりましたけれども、どんな形で、例えば最初は一体処理じゃなくて分離の議論をされてお……
○上田(清)委員 改革の同志のお許しをいただきまして、若干の質問をさせていただきます。新生党の上田清司でございます。 まず、大臣にお願いいたします。 ちょうど十月、年度も終わりに近づいてまいりましたので、今年度の財政状況についての認識、例えば、最小限度、平成六年度の一般会計において歳入の、租税収入の見込みを五十三兆六千六百五十億という見込みを持っているわけでございますが、経企庁の経済見通しでも二・四%の実質成 長率を目標にしておる。こういう状況の中で、現時点の段階で結構でございます。とりわけ前半における財政状況見通し等について、大臣の御所見を伺いたいと思います。
○上田(清)委員 新進党の上田清司でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 長官の所信表明を一読させていただきましたら、大変文学的な表現の中にも意気込みを感じまして、なおかつ、未来志向の前向きな姿勢に高く敬意を表したいというふうにまず申し上げたいと思います。 そこで、科学技術政策の中でも、とりわけ先をどうするかということに一番大事なお金をかけなきゃならない。成るか成らないかわからないものとはいえ、とにかく先を見通した政策の実現を図らなきゃならないという意味において、創造的な基礎的な研究についての開発費用、これを惜しむべきではないというふうに考えるものでございますが、どうもそれぞれの資……
○上田(清)委員 同志のお許しをいただきまして、新進党を代表して、上田清司、質問させていただきます。 三条約の質疑に入る前に、与党の訪朝団派遣について若干の質疑をさせていただきたいと思います。 既に新聞報道でもございますように、韓国などの警戒感、懸念感というのが出ておりますし、KEDOの設立に伴い、日米韓の協調体制を踏まえるならば、ある意味では相当慎重に考えなければならないというふうに思いますので、他党のことではありますが、政府・与党という意味において、大臣におかれましては、この三党共同によります訪朝団の派遣の意義あるいは意味というものをどのようにとらえておられますか、伺いたいと思います。……
○上田(清)委員 新進党の上田清司です。よろしくお願いいたします。 万国郵便連合に係る条約関係でございますが、まず私は、今回の条約の中でいわゆる到着料の料金引き上げ問題が、発展途上国におけるいわゆる収支のバランスがどんな形で展開していくか。恐らく大半のところが赤字ではないかなというふうに思っておるわけですが、途上国の収支のバラン スの状況について一点伺いたいことと、また、常に我が国が発展途上国に対するいわゆる援助の部分において多大なる貢献をしているということも事実でございますが、この郵便事業に関しての援助の実態について若干御教示賜りたいと思います。
○上田(清)委員 まず被害状況の金額について、被害損失額というのでしょうか、この点について民間レベルでもいろいろ試算を出しております。政府レベルで概算が出にくいというようなことも十分承知の上で、あえてどういう数字でこの損失金額が出ているか、ちょっとお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 大変ありがとうございました。
大変甚大なる被害が予想されておりますが、今までにも同僚議員からいろいろなお話がございました。とりわけ瓦れき処理については、基本的には個人負担だというふうなことを私は承っておりますが、この瓦れき処理について何らかの形で政府が責任を持っていくというような形は可能ではないか。そのことに……
○上田(清)委員 新進党の上田清司でございます。 先日、所信表明を受けての大蔵委員会で、特に阪神大震災の緊急対策について質疑をさせていただきましたので、きょうは平成七年度の予算案等について一般的な議論から質疑をさせていただきたいと思います。 まず、武村大蔵大臣にお伺いしたいのですが、大臣は、細川内閣で官房長官として平成六年度の予算編成にかかわり、途中で閣外協力ということに相なったわけでございますが、自民党時代の平成五年度でも結構でございますが、六年度の部分についてどのような変化があったか、どういうふうに評価をされたかをまず伺いたいと思います。
○上田(清)委員 新進党の上田でございます。
早速ですが、文字どおり特例中の特例という認識のもとにこの法案の趣旨があるわけですが、いずれにしましても、大変な財政運営ということになってまいりますので、この償還の時期、また方法についてどのような形をとられるのか伺いたいと思います。
【次の発言】 私の聞き取りが十分できてなかったのかもしれませんが、この法案の中にもきっちりと特例公債の償還計画表の提出等についても附則でついているはずだと思いますが、そういう意味において、きちっとした償還計画というものをここで明示する必要があるのではないでしょうか。
○上田(清)委員 新進党の上田清司でございます。 保険業法案の背景は、もう言うまでもなく経済の国際化、そうした大きな柱を持って、今回金融の自由化、規制緩和、そして何よりもこれまでの右上がりの経済、安定成長、そういう空気の中でつくられてきた制度も、円高・株安に見られますように経済の激変もあり得るということを前提にした。そういう中で業界の健全性維持、また消費者、保険契約者の保護、そういう二つの観点からこの法案を見ていきますと、それはそれとして新機軸が出されて、正しくこれは評価しなければいけないなというふうにまずは思っているところでございます。 ところで、言うまでもなく損保も生保も大変巨大な、業……
○上田(清)委員 同志のお許しをいただきまして関連質問をさせていただきます。新進党の上田清司でございます。 政府の皆さん、連日御苦労さまです。阪神・淡路の大震災から三十七日、今後の復旧、復興の対策のために、また望ましい危機管理体制のために、改めて若干の検証をさせていただきたいと思います。 私は、阪神・淡路の大震災とロサンゼルスのいわゆるノースリッジの地震についての比較をちょっとしてまいりました。少し聞いていただきたいと思います。 期せずして、ちょうど一年前のロサンゼルスは一九九四年一月十七日、四時三十一分、そして阪神・淡路はことしの一月十七日、五時四十六分、極めて近い時間でもあります。震……
○上田(清)委員 新進党の上田清司でございます。笹木、上田晃弘両議員に関連しまして若干の質問をさせていただきます。
時間が少ないので端的にお伺いしますが、今、県と、知事の方からと敦賀市の方から、運転再開について、場合によっては、場合によってはというよりも強く、地元の同意がなければ拒否するというような協定を結ばなければならないということを述べておられますが、動燃及び科学技術庁としてこれについてどう思われるか。私は、個人的にはそういう協定を結ぶべきだというふうに思っておりますが、いかがですか。
【次の発言】 技術的な問題だったらともかく、これは政治的決定をしなければならないというふうに私は感じて……
○上田(清)委員 どうも御苦労さまです。
新進党の上田清司でございます。
まず、景気対策についてお伺いをしたいと思いますが、単純に、現在の政府の経済見通しについて一体どんなふうに考えているのか、基本的なことで恐縮ですが、まず伺いたいと思います。
【次の発言】 足踏みながら上向き、なかなか難しい表現ですが、最小限度、九月二十日の閣議で了承されました経済対策、今回の法案との絡みもあるわけですが、「景気回復を確実にするために」と、まさにこの景気回復を確実にするためにということでこの今回の経済政策が盛られたわけでございます。バブル後六回目、そして一つの景気の谷だと言われた九三年十月から数えて三回目……
○上田(清)委員 新進党の上田清司でございます。同僚議員に続きまして、今回の計画改定につきまして幾つかの御質疑をさせていただきます。 若干委員会席にいなかったときもございましたので、各議員の質問の骨子だけしか読んでおりませんので、幾分重なる部分もあるかと思います。それはお許しいただきまして、まず長官に承りたいのですが、規制緩和の推進は経済社会の抜本的な構造改革につながる、こういう御認識での意見表明があったわけでございますが、何が本当に経済社会の抜本的な改革なのか、この点について改めて長官の御認識を承りたいと思います。よろしくお願いします。
○上田(清)委員 若松謙維代議士の後を受けまして、いみじくも今大蔵大臣が、EU諸国における経済・通貨統合の条件を定めたマーストリヒト条約によるところの六〇%条項あるいは三%条項について、日本が著しくこの条件に当てはまらない、極めて財政上悪化しているという御指摘もございました。今後、税制の見直しあるいは予算の配分の見直し等を含めた大変な厳しい構造改革をなしていかなければならない、なおかつ国民に対してもあるいは厳しい負担の選択もお願いしなければならないというような事態になっているという問題意識を私は持っております。 いみじくも、前大蔵大臣でありますところの武村前大臣が消費税一二%というような大胆……
○上田(清)委員 お疲れのところ恐縮です。 私は、住専の議論を通じて、大蔵省の銀行監督行政あるいは検査行政というものが基本的にできないのではないかという仮説に立って、過日から、五月十七日、五月三十日の決算委員会で質疑をしてまいりましたが、その仮説を証明するために、具体的な事例として富士銀行赤坂支店の不正融資事件の裁判の記録を調査しております。具体的な事例を通じて、金融行政のあり方についてお伺いをしたいと思います。 まず、先日私が決算委員会の分科会で伺いました富士銀行の本店稟議書、平成三年七月二日付の「赤坂支店問題の対処方針(個社別対処方針)」という書類でありますが、この中において尾花案件が……
○上田(清)委員 新進党の上田清司でございます。第三次補正特例公債法について、若干の質疑をさせていただきます。
租税及び印紙収入が合計で二兆九千百二十億減額だということでございますが、この中で、特に所得税で一兆七千七百八十億。その内容について、中小企業の法人税減額が非常に大きいというようなことを実は説明で聞いたのですが、この法人税の九千二十億について、まあ大、中、小企業と、分け方もなかなか難しい部分もあるかと思いますが、とりあえず区別を、数字でわかるのであったらちょっと教えてほしいなと思います。
【次の発言】 それは聞いておりますので、全額そうなんですか。中小企業なんですか。それとも大企業も……
○上田(清)委員 新進党の上田清司でございます。きょうは、租税特別措置法の一部を改正する法律案について若干の質疑をし、その後、先般来の住専の続きをやらせていただきたいと思います。
まず、土地税制、証券税制等については、昨年度から我々新進党が提案していた形に、より近づいた形で今回提案されているということについて正しく評価させていただきたいと思いますが、昨年度になぜやらなかったのか、なぜ今年度になったのか、この点について承りたいと思います。
【次の発言】 どちらかといえば、議論はずっとなされてきたわけですから、私は政治の決断が欠けていたのではないかなというふうに申し上げておきます。
そこで、課……
○上田(清)議員 提案理由を説明する前に、本委員会で趣旨説明の機会をいただきましたことに心から感謝を申し上げます。 また、他の提案者が内閣委員会におきまして提案理由並びに質疑応答を行っておりますので、一人で出てきましたこともあわせて御報告申し上げます。 それでは、提案理由の説明をさせていただきます。 私は、新進党を代表して、ただいま議題となりました地方税法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び概要を御説明いたします。 昨年一月十七日の阪神・淡路大震災に際して、数多くの市民がボランティアとして救援活動等に参加し、その活動などによってボランティアや市民団体の意義が広く社会的に……
○上田(清)議員 穀田議員にお答えします。 まず、共産党におかれましても一昨日NPO法案要綱を策定され、大変いろんな形での活発な議論を提案されておられることに心から感謝を申し上げ、敬意を表したいと思います。 そこで、今のお話でございますが、まず、民法三十四条の規定に基づく公益法人として法人格が認められるのが容易でないという要因は一体何なのかというところにあるわけでございますが、御承知のとおり、民法三十四条の対象とする団体が公益団体に限られている、そういうことだけでなくて、やはり設立の際の主務官庁の許可主義にその原因があるのではないか。先ほどから穀田議員も言われていますように、恣意的に裁量が……
○上田(清)委員 お許しをいただきまして質疑をさせていただきます新進党の上田清司でございます。 今回の一次、二次処理案の一兆三千億、これは私は、住専問題はまさに入り口にしかすぎない。なぜそう申しますかというと、ノンバンクで、数字はいろいろの試算があるかもしれませんが、八十兆というような数字も出ておりますし、また銀行関係でも約四十兆、しかし、コスモや兵庫銀行の事例を見れば、これだけで本当は済まないんじゃないかという危惧も持っております。 それから、この間に、超低金利政策によりまして、銀行の利ざや稼ぎによりまして大変な国民生活に対しての犠牲を与えているというふうに私は認識しております。それは、……
○上田(清)委員 お疲れのところをありがとうございます。
早速ですが、住専並びに一般行の金利支払いの協議が今話題の一つになっておりますが、この経過、つまり協議は終わったのか、それともまだ協議中なのか、承りたいのですが。
【次の発言】 大臣、今局長がお話しされましたように、今の回答だと契約は存続している、したがって、それはそれで生きていると。しかし同時に、閣議決定以来清算過程に入っているので、内容的には死んでいる。一体どっちをとるのでしょうか。大臣、お答えいただきたいと思います。
【次の発言】 じゃ、農水大臣にお答えをお願いしたいと思いますが、大臣は、当事者間で契約が生きているということで、農……
○上田(清)委員 新生党の上田清司です。 先ほどの、政治は三流だというお話から伺いますが、私は必ずしもそうではないのじゃないかなというような考え方を持っておりますし、これは、各国の指導者あるいは世界の市民の人たちに幾らかの経験の中で聞く範囲内でも、日本型政治システムについてそれなりの一定の評価をしてもいいのじゃないかなということを私たちは考えております。 それは、よくも悪くも一つの政党がずっと政権に立つことによって政策の一貫性があった、あるいはまた一つの欧米モデルを中心にした経済成長を追求することが可能であったとか、あるいはまた官僚主導の資源分配もそれなりに一定の成果を与えたのではないかな……
○上田(清)分科員 改新(新生党)の上田清司です。三つの点について大臣並びに関係政府委員にお伺いしたいと思います。
まず第一ですが、新卒者の就労の条件づくり、二番目に女性の就労の実質的な条件づくりというものについて、三番目に労働生産性について伺いたいと思います。
まず第一ですが、私の資料が若干古いもので、一九九一年までの日本の失業率の把握しか私できておりませんが、九二年、九三年の失業率について、パーセンテージを委員の方、教えていただきたいのです。
【次の発言】 九四は出ていますか、上半期なりで。
【次の発言】 ありがとうございます。
御承知のとおり、失業率がどんどん上がってきているという……
○上田(清)分科員 大臣には連日御苦労さまでございます。 私は、実は住専の議論を通じて一つの仮説を持っております。と申しますのは、大蔵の金融行政、なかんずく銀行の監督行政に関して限界があるのじゃないか、行政のシステムとして限界があるのじゃないか、そういうことを仮説に持ちながら若干研究をしているところでございます。もしその仮説が正しければ全面的なシステムの改革をしなければならないのじゃないかというようなことも踏まえて議論をしているつもりでございますので、御理解を賜りたいと思います。 まず、早速ですが、先週の五月十七日の決算委員会の質疑で、西村銀行局長には、出島判決のいわば結審において、富士銀……
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