このページでは鴨下一郎衆議院議員の40期(1993/07/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は40期国会活動統計で確認できます。
○鴨下一郎君 新進党の鴨下一郎でございます。 私は、新進党を代表して、ただいま議題となりました薬害エイズ問題に関して、総理大臣並びに厚生大臣にお考えを伺いたいと思います。 まず初めに、非加熱製剤を介してエイズに感染し、既に亡くなられた方、重篤な症状と闘っておられる方々、さらにHIV陽性でいつエイズが発症するかに大きな不安を抱いて毎日を過ごしていらっしゃる方々とその御家族の皆様に心よりお見舞いを申し上げます。 さて、エイズという疾患は、一九八一年にアメリカで初めて報告されました。翌年、アメリカの血友病患者の症例が報告され、治療薬として使われた第[、第\因子の血液製剤が売血を原料とすることに……
○鴨下委員 先日来の本委員会でも、大臣のごあいさつの中で、生活者の立場もしくは勤労者の立場というようなことでごあいさつをいただいていまして、細川政権発足以来私たちは、生活者の立場もしくは勤労者の立場というようなことで政策を進めていくというようなことに関しまして、大臣の心温まるそういうごあいさつ、大変敬意を表するものでございます。 その中で、この大臣のごあいさつの中で「ゆとりが実感でき、安心して働ける勤労者生活の実現」というようなことを大臣申しておるわけでございますけれども、そのゆとりある生活というようなことで、先ほど来時短の問題が多く語られているわけでございますが、その時短が、労働省の方向で……
○鴨下政府委員 去る五月十日に環境政務次官を拝命いたしました鴨下一郎でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 御承知のとおり、環境行政は、国民の健康を守り、良好で快適な生活環境を確保するとともに、豊かな自然環境を保全し、さらにかけがえのない地球の環境を保全するという重要な使命を有しております。私は、こうした責務を深く認識いたしまして、浜四津大臣を補佐し、環境行政の推進に全力を傾注したいと考えております。 委員長を初め委員の各位の御指導、御鞭撻を心からお願い申し上げまして、私のあいさつとさせていただきます。どうもありがとうございました。(拍手)
○鴨下委員 改革の鴨下であります。 一昨日、ある自衛隊の方面隊幹部の観閲式のあいさつの中で、長い間自衛隊を憲法違反と主張し、我が国防衛の基調である日米安全保障条約に反対を唱えてきた人たちもその認識の誤りを認め、考えを修正するに至りました、こういうようなあいさつがあったと聞いております。 PKOや災害援助等で国民のために活躍している自衛官に対して違憲と言い続け、自衛隊を認めなかった社会党の政策そのものが過ちであったと私は認識しているわけですが、まあ経過はともかくとして、自衛隊を合憲とした政策転換には一定の評価をするものであります。 それはそれとしまして、過去の自衛隊違憲の政策が過ちであった……
○鴨下委員 鴨下一郎でございます。 今回の阪神の大震災におきまして、五千数百人というような方が亡くなったわけでございます。そのときに現場の医師、それから看護婦さんを含めて医療スタッフは、大変な献身的な努力をなさってそれぞれの患者さんの治療に当たったわけでございますけれども、そのときに、十七日の五時四十六分に地震が起こり、その後の医療体制を立ち上げる段階で、厚生省がどういった形で情報を得、なおかつそれに対応したのかということを、まず十七日の約六時間から十二時間ぐらいの間にどういうようなことを行ったかということにつきまして、時系列的にもしよければ御説明をいただきたいと思います。
○鴨下委員 大臣、長いこと委員会でお疲れだろうと思いますが、さきの大臣の所信表明の中で、高齢者福祉策について、「国民が安心して老後を迎えられる介護サービスの基盤を整備するため、老人保健福祉計画により把握された地域のニーズを踏まえこというようなことで、例えば新ゴールドプラン等を策定したというふうにおっしゃっています。それからさらに最後のところで、「いつの時代にも、国民が心豊かに安心して暮らせる社会」を実現する、その中には医療のこともあるのだろうと思いますが、そういうことをおっしゃっているわけです。私なんかの経験の中でも、実際の医療においては必ずしもうまくいっていないこともたくさんございます。 ……
○鴨下委員 大臣、お疲れさまでございます。 きのう参考人に対する質疑等が行われまして、国民健康保険制度の財源論を中心に審議がされたというふうに理解しているわけですけれども、それぞれの立場で大変な御苦労をしながら国保制度を支えようとしていることは、これは敬意を表したいと思います。 ただ、私がきょう質問させていただくのは、幾ら財源を確保しても、出る方がきちんとチェックできてないと幾ら財源があっても足らない、こういうようなことになってきやしないかということを強く私は懸念しているわけでございます。いずれにしても、医療サービスを含めていいサービスを提供する、それを受けるのも国民ですけれども、結果的に……
○鴨下委員 大臣、お疲れさまでございます。 きょうは、精神保健法それから結核予防法の一部を改正する法律案についての関連の質問をさせていただきたいのですが、まず初めに大臣に、今ちまたでは阪神大震災、地下鉄サリン事件、それからオウムの一連の事件など社会的な不安、それから不況、円高、雇用不安などの経済的な不安、それからさらに高齢化社会に伴う介護や医療への不安といったぐあいに、今やさまざまな不安の時代だろうというふうに言えると思います。 このような時代背景の中で情報化が進み、テレビやさまざまなメディアから、例えば犯罪や、それから特異なというか、特殊な事象が繰り返し繰り返し何のフィルターもなく家庭の……
○鴨下委員 新進党の鴨下一郎でございます。 まず最初に、今韓国のソウルの地検が先週末に、一九七九年の十二月のクーデターを指揮した全斗煥元大統領を刑法上の反逆首謀容疑ということで逮捕したという報道がなされております。またさらに、先月半ばには盧泰愚前大統領が巨額に上る収賄容疑で逮捕されたばかりでございます。わずか半月ばかりで大統領経験者が相次いで逮捕される、こういう異常事態に韓国の政局がございまして、大変大揺れに揺れているというようなことなのだろうと思います。 私は、そういうようなところから、北朝鮮が今回の事態を受けて何らかの行動等を起こす懸念はないのか、こういうようなことについて外務大臣にお……
○鴨下委員 このエイズの集中審議は、国民注視の非常に厳しい審議が行われているわけですけれども、与党が大変出席が悪い。これは一体どういうことなのかということなんですがね、委員長。
【次の発言】 まず、きょうの質問は、厚生省の統一見解でHIV感染による免疫不全症候群という疾患の概念ができ上がったのはいつの時点なのか、厚生省がそういう認識に至ったのはいつなのかということをお知らせいただきたいと思うのです。
【次の発言】 そうじゃなくて、エイズという病気が国民にだんだん知られていって、厚生省もこれはただならぬ重大な病気だということを判断した段階。例えば、それはエイズのHIVというビールスが固定された時……
○鴨下委員 今、石田委員から質問がありましたけれども、公衆衛生局と共管という形で設置されたわけですが、それで、今大蔵省に対する案というふうにおっしゃいましたけれども、最終的には安部さんが班長になって班が形成されていくわけですよね。その辺の、安部さんが班長になったということの意味というのは一体何だったのでしょうか。
【次の発言】 エイズはその当時まだ未知の部分が多かったわけですね。そうすると、血友病の専門家が班長にならないで、言ってみれば、エイズという疾患全体の観点から眺められる人間が班長でしかるべきだというふうに私は思うのですが、あえてそのときに安部さんというようなことは、郡司さんが、血友病と……
○鴨下委員 塩川先生、御苦労さまでございます。
今、木村委員からの質問の中で、安部さんのエイズ研究班の中でいわゆる帝京大症例が議論されたわけですけれども、その第一回目のときに、先生は、エイズの可能性があれば公表してしかるべき対応をとるべきだというような御意見を述べていたというようなことがさまざま報道等に、それから各参考人の意見の中にもございましたけれども、それは、先生はそのときはそういうような御認識があったということは事実ですか。
【次の発言】 そういう認識でエイズ研究班の一員として御活躍なすったわけですけれども、そのときに、第二回目あたりから先生が、この帝京大症例に関しては、疑わしいけれど……
○鴨下委員 大臣、お疲れさまでございます。 大臣が答弁の中で、例えばネット所得スライドとか一号被保険者とか、非常にたどたどしく答弁書をお読みになっている部分がありまして、年金というのは本当にある意味で難しい。例えば言葉一つとっても、我々一般的にはわかりにくい言葉がたくさん出てまいります。 ところが、実際には二十歳の人かちそれぞれ負担をしていただくというようなこともありまして、この辺のことで、厚生省として、一般の国民にわかりやすく、年金とは一体どういうことで、皆さんはどういうふうにかかわっているのだということで、例えば一号被保険者、二号被保険者、三号被保険者と言われても、普通の人は何のことだ……
○鴨下委員 薬というのは、健康に対して大変な被害のある場合もありますけれども、多くの場合には、いろいろな病気を治すという意味で大変に役に立っていることが多いわけです。特に今までの薬の中では、例えば抗生物質だとかステロイドホルモン剤だとかいうようなものはいわばもう画期的な薬であったわけです。 今度、薬事法改正で、より厳密に新薬をつくっていこうではないか、それから、国際的な規格に合わせてつくっていこうではないかというような改正だと理解しているわけですけれども、より安全な薬をきちんと提供していくという意味においては治験は厳しくあるべきだと思うし、さらに、その治験にかかわる被験者の方々はそれなりにき……
○鴨下委員 本日は、民間活動に係る規制の改善及び行政事務の合理化について若干のお伺いをしたいと思います。 まず最初に、理容師法、クリーニング業法及び美容師法の一部改正の中で、理容所等の開設者について相続または合併があったときは、相続人等はその地位を継承できることとし、開設届け出及び使用前検査を不要とし、事後届け出とするというふうになっています。 これは、昭和六十年に旅館やら公衆浴場等が同様の改正が行われていて、事業承継の手続上、実際には相続人すべての同意書が必要であるというようなさまざまな煩雑さによって、むしろ廃業そして新規開設の手続をとることの方が多いというようなことが現状だというふうに……
○鴨下委員 今、非加熱製剤がなぜ回収できなかったかという話なんですが、治験が進み、非加熱製剤の危険性というものが徐々にわかってきたということは、一連の参考人の答えの中でもわかってきたわけですけれども、非加熱製剤の危険性に関する情報を厚生省が秘匿してしまって、患者さんに知らせてなかったということになってしまっていたわけですけれども、この辺についての責任についてお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 今のお答えでは、いわゆる副作用情報もしくはさまざまな病原体が混入しているような生物製剤に関して情報が徐々に判明してきた時点で情報を開示するということの解釈でよろしいですか。
○鴨下委員 新進党の鴨下一郎でございます。 廣澤陳述人にお伺いをしたいと思います。 基本的には廣澤先生は臓器移植に関して否定的というふうに解釈しておりますが、仮に今回の法案等によって道が開けたとして、その後、言ってみれば一般的になっていったときに、人の健康観だとか死生観だとかそういうことについて、今の、言ってみればかけがえのない臓器を一人一人が大事にしていくという概念から、ある意味で臓器をどなたかからいただくというようなことによって変わる部分というのがあるのだろうかということについて私は疑問に思っている部分がありまして、先生のお考えを伺いたいと思います。
○鴨下委員 新進党の鴨下一郎でございます。
まず、塩川証人にお伺いしたいのですが、いわゆる帝京大症例について、エイズ研究班の会議の中でどんな議論があって最終的にエイズという診断に至らなかったのか、この辺の経緯についてお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 塩川証人は、その会議の中で、言ってみれば、どちらかというと慎重派のような形での御議論をなさっていたように聞いているのですね。
一つは、例えば順天堂の病理の先生にコンサルテーションするというような話。それからあとは、その結果を見て、最終的に標本を見ないで、その四回目のときに、これは塩川さんと西岡さんが、最終的にこれはエイズという診断……
○鴨下委員 時間が大変切迫しておりますので、単刀直入に伺わせていただきたいと思います。 私も東京都民の一人でありまして、むしろ東京の大多数の意見を代弁するという形でお伺いをしたいと思います。 首都東京の機能は、政治、経済、文化など国民にいわば密接不可分にかかわっておりまして、国民生活全般に及ぶ問題であります。この首都機能移転ということに当たりまして、憲法の国民主権のもとに広く国民的論議をしていく必要があると考えておりまして、本件は、特別の国民投票などの手続によって国民に諮られるべきではないかと考えております。 具体的には、移転に関する決定について、次の事項を国会等の移転に関する法律に加え……
○鴨下委員 新進党の鴨下一郎でございます。
今回は、私は法務委員ではなかったのですが、特別、二月十二日午前三時二十分ころに、小菅の東京拘置所で塀を乗り越えてイラン人未決囚が脱走したというようなことの経緯につきまして、法務省に質問をしたいと思います。
報道によりますと、拘置所の北舎一階の雑居房からイラン人が集団脱走していることがわかり、五十分後に一一〇番通報した、警視庁亀有署が三百四十人を動員して捜査するとともに全国に指名手配した、こういうようなことが報道されていますけれども、この辺の少し詳しい経緯を教えていただきたいと思います。
【次の発言】 そういうようなことで、結果的には七人が逃げ出し……
○鴨下委員 昨日、五月三十日というのはごみゼロの日だそうでございまして、その中で、今環境庁長官がお触れになりましたように、環境白書が発表になりました。その中の一文に、我々の社会ないし文明が地球的規模での限界が見えつつあること、そして、それを乗り越え人類が存続していくためには、限られた資源及び環境の中で持続可能な活動を行っていく必要があるということについては、持続可能な開発という言葉をかぎとして国際的な合意を得るに至っている、こういうようなことがございます。問題はその考え方を具体化し、行動していくことである。そのことによって、我々の文明が人類共通の生存基盤である有限な地球環境を将来にわたって維持……
○鴨下分科員 新進党の鴨下一郎でございます。長官、お疲れさまでございます。 本日質問させていただくに当たりまして、大臣にどうしても一つ伺っておかなければいけないことがございます。 いわゆる住専処理のために六千八百五十億円もの血税が注ぎ込まれるということが平成八年度予算案の中に盛り込まれております。昨年、連立与党の間でこの住専処理に税金を投入することを決定して以来、国民の反発は日を追って大きくなるばかりであります。例えば、世論調査でも九〇%以上の人が反対だ、こういうようなことを含めて、いわば国民が総意で住専に税金を投入することは反対であるというふうに我々は解釈しているわけですけれども、大臣は……
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