このページでは鴨下一郎衆議院議員の41期(1996/10/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は41期国会活動統計で確認できます。
○鴨下一郎君 私は、新進党を代表して、ただいま議題となりました介護保険法案並びに関係法案につきまして、総理並びに関係大臣に質問をいたします。 私は、今、率直に申し上げて複雑な気持ちでここに立っております。 本年五月十七日、この壇上にて、薬害エイズ問題について、国民の健康をつかさどる厚生省が二度と国民の信頼を損ねるような不祥事を起こしてはならないという思いで橋本総理に質問をいたしました。しかしながら、願いもむなしく、またしても国民を裏切ったのであります。厚生省トップの岡光前事務次官を中心とする汚職事件で、厚生省に対する国民の不信は怒りへと変わりました。こうした状況の中で、超高齢化社会を目の前……
○鴨下委員 新進党の鴨下一郎でございます。 きょうは、私は、介護保険制度につきまして、ある意味で反対の立場で質問をさせていただきたいと思っておりますが、誤解のないようにあらかじめ申し上げておきますけれども、私は公的介護制度については大賛成なんです。ただ、保険制度ということについてだけは反対ということで、まず前もってお話をさせていただきたいと思います。 公的介護ということは、言ってみれば、今までは、例えば奥様が家庭の中での介護というようなことで本当にくたくたになってしまって、それをいかに社会が支えるか、このことについては我々はもう大賛成なんです。そして、それをぜひ進めなければいけない。これが……
○鴨下委員 新進党の鴨下一郎でございます。 私は、皆さんの意見をお伺いしておりまして、現場では公的介護という制度をさらに拡充していくというようなことを非常に切望なさっているということをしみじみ今回再認識させていただきました。ただ、果たして保険が導入されるということですべて介護がバラ色になるのか、この辺のところにつきまして私は甚だ疑問に思っている点がございますので、二、三質問させていただきたいと思います。 まずは、保険が入ってきたときに、例えば滞納だとか未加入というようなことがあり得るのだろうと思います。特に小川市長にお伺いしたいのですが、国保でさえも多少その辺のところで徴収のときにいろいろ……
○鴨下委員 私は、この法律案に取り上げられております臓器移植について、ドナーの方の善意からの臓器提供がある限り、現在の医学的技術には、移植によって重篤な疾病に苦しむ患者さんを救う技術や環境が十分にあることを理解しております。また、脳死については、脳死は人の死であるということについての認識もございます。しかし、この上でも、議題の「死体(脳死体を含む。)」からの臓器移植について、これを法において規定することについては疑問を抱いている、こういう立場から質問をさせていただきたいと思います。 まずは、法制化の意味についてです。 先般の第百三十六回衆議院厚生委員会公聴会意見陳述におきまして、脳死を人の……
○鴨下委員 新進党の鴨下一郎です。私は、脳死を法律で認定するということには反対の立場で伺いたいと思います。 米本さんにですが、制度論の話をおっしゃいました。そして、医療の職能集団がある意味での自治組織として決めたガイドラインを政治ないしは行政が追認していく、こういうような形が望ましいのだというようなことをおっしゃいましたけれども、私も、今まで社会通念上の死が三徴候死であったにもかかわらず、脳死を法で押しつけるべきでないというふうに思っているのです。ただ、残念ながら、今医療の現場の中ではいろいろな意味で医療不信もありますので、この職能集団がガイドラインをつくって果たしてそれが信頼に足るものかと……
○鴨下委員 新進党の鴨下一郎でございます。 きょうは、医療費の問題というようなことで、私は、冒頭にまず大臣にお伺いしたいのです。 今、日本の医療費は、OECD諸国に比較してみますと、一人当たりの医療費は第三位です。ただ、これを対GDP比でいいますと七・二八%で、十八位に位置しているわけで、アメリカが一四・一二%、カナダは一〇・二三%というようなことであります。ということは、対GDPに関して見ますと決して高くない。全体的な医療費そのものの大きさとしては、日本は、国民みんなが一生懸命働いてきて豊かになったわけですけれども、その豊かになった分を医療の分野で恩恵を受ける、こういうような意味において……
○鴨下委員 私は、今回議論が重ねられております臓器移植に関する法律案について、中山案そして金田案とは異なる第三の立場から、つまり、法制化なしの臓器移植の進展という視点から質問をさせていただきたいと思います。 重ねて申し上げますが、私は、重篤な疾病に苦しむ患者さんにとって、臓器移植という治療法は、現在の医学技術においては、すがるべき大変重要な治療方法だとも考えております。さらに、脳死については、医学的に脳死は人の死であるということについては間違いのない事実だということも認識しております。しかし、これを法制化して脳死を決めてしまう、このことについては反対でございます。 そういう意味で、法律の性……
○鴨下委員 おはようございます。大臣、早朝から大変御苦労さまでございます。 きょうは、質問の冒頭に、ここ数日、マスコミ等で報道されておりますクロイツフェルト・ヤコブ病のことについて、まず質問をさせていただきたいと思います。 九六年の五月に、厚生省は、ヤコブ病研究班を設置して、過去十年間の発生状況を調査しました。そのときに、八月の結果として、ヤコブ病のうち二十八人が、実は輸入した硬膜を移植した患者さんが感染をしている疑いが強い、こういうような研究班の報告を受けたというふうな報道がありました。厚生省はそのときに、硬膜をドイツから輸入した業者の説明を聞きまして、現在は滅菌処理がなされて安全と考え……
○鴨下委員 きょうは介護制度に係る問題でありますけれども、その中で今まで十分に審議されてない部分に医療法の改正がございます。このことについて主に質問をさせていただきたいと思います。 まず、この改正の目的の中には幾つかの項目がございますが、一つ重要なポイントとして、「患者の立場・選択を尊重した情報提供の推進」というようなことがございまして、これは一口に言うと、インフォームド・コンセントを大事にしなさいというようなことなんだろうと思います。その中に、「医療の担い手は、医療を提供するに当たり、適切な説明を行い、医療を受ける者の理解を得るよう努める旨の努力規定を位置付ける。」、こういうふうに書いてあ……
○鴨下委員 きょうは、これから近き将来必ずや問題になるであろう疾患につきまして、二、三お伺いをしたいと思っております。 まず一つは、クローンの問題でありまして、これは、本年二月二十七日にイギリスの科学誌の「ネーチャー」に掲載された論文の中で、クローン羊のドリーという雌の、乳腺細胞という完全に分化を終えた普通の体細胞から生まれた羊が話題になりました。 これを受けて、三月四日には米国のクリントン大統領が、クローン技術を人間に応用する研究に対し連邦政府予算支出を禁止する大統領令を出しました。それから、同月の十二日には米国の上院が、クローン技術について公聴会を開き、倫理問題への政府の介入の是非をめ……
○鴨下委員 新進党の鴨下一郎でございます。 きょうは、教育におきますボランティア活動にどう取り組んでいくか、このことについてお伺いをしたいと思っております。 今国会の中で、小中学校や養護学校の教員免許取得に、学生に特別養護老人ホームなどで介護、交流体験を義務づける、小学校及び中学校の教諭の普通免許状授与に係る教育職員免許法の特例法が成立しました。その中で、具体的には、教員志望の大学生などは在学中に地域の盲、聾それから養護学校や社会福祉施設を訪問して、障害者及び高齢者への介護などを一週間以上経験しなければならない、このような規定をしまして、一九九八年度入学者から適用される、このようであります……
○鴨下委員 新進党の鴨下一郎でございます。 二月八日に、東京都の北区、委員長の地元でございますが、中国人の誘拐事件がございました。この事件は、被害者も犯人も含めて中国人で、言ってみれば、日本で中国人同士の犯罪が行われて、それも、現金の受け渡し等については中国で行われ、しかも、被害者も不法滞在者であったため被害届を出すのがおくれたということで、なかなかこの実態をつかんで、言ってみれば即時に対応するということが難しかった事案でございますけれども、このことについて法務省はどういうふうな事件というふうにとらえられているか、お聞かせいただきたいと思います。
○鴨下委員 新進党の鴨下一郎でございます。 先般の秋田県知事選挙で最大の争点となったのが食糧費の問題でありまして、言ってみれば、事件に深く絡んでいました前県庁幹部が選挙戦に敗れました。これは、ある意味で県民の怒りが選挙に示されて、審判が下されたというようなことなのだろうと思いますが、これを踏まえまして質問をさせていただきたいと思います。 まず、秋田県それから北海道、東京都、福岡県など、さまざまな自治体に空出張や食糧費の流用など公金の不正支出が相次いでいます。これらの事件について法務省はどのような見解をお持ちであるかということで質問させていただきたいと思います。 まず一つは、北海道庁の裏金……
○鴨下委員 今の発言の中で、口座の中身をごらんになっていないでどうしてああいうことが言えるのかというので、私は甚だ疑問を感じます。 一九七九年の一月九日、十八年前でありますが、朝日新聞にこういう檄文が寄せられています。 中高年層よ 団結しよう 中高年元年ともいえる年頭に当たり、諸兄よ、我々は、社会に対して大いに発言し、我々の幸福獲得のために立ち上がろうではないか。 我々が、この困難にして複雑な人生を、日本人として五十年以上を生き抜いてきたという、この事実だけでも、これは大きな意義と価値があるはずなのだ。肩たたき≠ニか窓際族≠ニいうような、我々に向けられた侮辱的な言葉は本年限……
○鴨下委員 裁判官の報酬それから検察官の俸給に関する法律の一部を改正する法律案に関連しての委員会でありますけれども、この中で私は、同僚議員の議論を承っていて疑問に感ずるところは、なぜ司法部が、人事院の勧告に基づいて、それに準拠した形で報酬等が決められるのかということについての疑問であります。 大臣、「大蔵省極秘情報」というテリー伊藤が書いた、ここに「お笑い」と書いてあるので、お笑いで一笑に付してしまえばいいのかもわかりませんが、実はこれは、朝日新聞もそうですし各新聞で、おもしろいということで、かなりいろいろな意味で話題になった本であります。 その中に、一連の住専絡みの大蔵スキャンダルに関し……
○鴨下委員 おはようございます。 大臣におかれましては、連日大変お疲れさまでございます。 新聞の報道でもありますように、ちょうど本日の未明からASEM、アジア欧州会議が開催されることになっております。その中での最大のテーマは、アジアの経済危機についてでございます。このことでIMFが非常に重要な役割を演じているということはもう言うまでもないことでありますが、まず政府として、今回のアジアの経済危機に関しまして、タイから始まり、インドネシア、韓国というふうに波及したわけでございますけれども、これまでの東アジアもしくはアジア諸国はアジアの奇跡と言われるぐらいに経済の発展がずっと順調にいっていたわけ……
○鴨下委員 今、大臣の所信の中でも少年の犯罪がふえている、「社会の耳目を集める少年による凶悪事犯が発生」する、こういうふうなお話でありましたが、実際に今、きのうの新聞でもトップの記事になっておりますし、少年犯罪がふえているのか、果たして耳目を集めているのか、このことにつきまして、ある意味で我々は冷静、客観的に見ていく必要があるのだろうと思います。 まず、警察に伺いたいのですが、このような少年犯罪について、今の現状といいますか、実際にふえてきているのか、それともたまたま注目すべき事犯が多いというようなことで耳目を集めているのか、このことについてお伺いをしたいと思います。
○鴨下委員 長官、長時間でさぞかしお疲れだろうと思いますが、さらにまたこの後に参議院の方で委員会があるということでございますので、本来ならば、質問がすべて終わった段階で長官にもいろいろと伺いたかったのですが、まず先に伺っておきたいと思います。
そもそも、今回の東通を含めた一連の背任事件の発端といいますか端緒といいますか、このことにつきまして長官はいかにお考えになっているかということを率直に伺いたいと思います。
【次の発言】 私は最後に申し上げたかったのですが、たまたま先ほど若松議員が発言なさって、その中でまさしく私と同じような考えを述べておられたのですが、こうしてずっと答弁席の方のお顔を拝見……
○鴨下委員長代理 次に、中林よし子君。
○鴨下委員 おはようございます。両参考人におかれましては、本当にお忙しいところを本日はありがとうございます。時間もございませんので、早速質問をさせていただきます。 今、日本で格付というようなことが非常にいろいろな意味で影響力を持つようになってまいりました。先ほど両参考人の御意見の中にも、これは、言ってみればグローバルスタンダード、さらに言えば、アングロサクソンスタンダードというような物差しで日本の企業をはかっていこうじゃないか、こういうようなことなんだろうと思います。ここで、特にムーディーズ、それからスタンダード・アンド・プアーズ、この二つの会社が、言ってみれば市場に対して影響力を持ったり、……
○鴨下委員 今御説明ありましたように、今いわゆる貸し渋りというようなことが非常に世の中にありますけれども、それに伴って信用の収縮が起こっている。これを防止する意味でも、中堅企業等に対しまして信用供与が確保されるよう、さらに開銀などの融資及び保証制度の拡充や活用が図られるべきだ、こういうふうに考えておりますが、今回の議員立法による日本開発銀行法等の一部を改正する法律案についても、こうした趣旨を踏まえてのものであると受けとめておりますが、まず、基本的な問題について二、三質問をさせていただきます。 まず、提案者に対しての質問でありますが、今回の開銀法等の改正の背景とその趣旨について説明をいただきた……
○鴨下委員長代理 次に、上田清司君。
【次の発言】 午後零時四十五分に委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時七分休憩
○鴨下委員 自民党の鴨下一郎でございます。 午前中に、旅館三団体協議会公営宿泊施設等対策本部長の針谷さん、それから東大の経済学部の教授でいらっしゃる奥野さん、それから立教大学の観光学部長の岡本伸之参考人、この三人の御意見を伺ったわけであります。 私が非常に印象深く伺いましたことは、針谷さんがおっしゃっていたように、公営宿泊施設に関しましては、ある意味で、時代的な背景を含めて、役割は終えた、こういうようなお話がございましたけれども、私もおおよそのところでは全く同感でありました。そして、まずその一番の根拠としては、さまざまな地域で、言ってみれば民業を圧迫している、むしろ過剰なサービス、そして低……
○鴨下委員長代理 次に、谷口隆義君。
○鴨下委員長代理 次に、米津等史君。
【次の発言】 次に、中林よし子君。
【次の発言】 次に、保坂展人君。
○鴨下委員長代理 次に、米津等史君。
【次の発言】 次に、中林よし子君。
○鴨下委員長代理 これにて本案に対する質疑は終局いたしました。
【次の発言】 次に、内閣提出、経済社会の変化等に対応して早急に講ずべき所得税及び法人税の負担軽減措置に関する法律案及び租税特別措置法及び阪神・淡路大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案の両案を議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。井奥貞雄君。
○鴨下委員長代理 次に、若松謙維君。
○鴨下委員長代理 次に、西田猛君。
【次の発言】 自民党の鴨下一郎でございます。
今回は、公的資金を投入するというような問題につきまして、国民の中ではいろいろと議論がありました。
金融再生委員会は、昨年の十二月の十五日に委員会が発足してから資本増強に関しましては合計三十二日を費やして検討してきた、こういうような話を承っていますし、今回の最終的な大手十五行に対します資本投入は七兆四千五百九十二億ということでありますけれども、今回の公的資金の投入でとりあえず足元の不良債権の処理の手当てはできたのか、こういうようなことについて、まず金融再生委員会柳沢大臣からお伺いをしたいというふうに思います。
○鴨下委員長代理 次に、上田清司君。
【次の発言】 次に、並木正芳君。
○鴨下委員 おはようございます。 それぞれ、大臣そして政務次官御就任大変お疲れさまでございます。またよろしくどうぞお願いいたします。 きょうは、私たちに与えられた時間は二十分という短い時間でございますので、二点質問をさせていただきたいと思います。一つは、長銀のその後の譲渡スキームについてでございますし、もう一つは、今マスコミで大変話題になっております商工ローンにつきまして質問をさせていただきたいというふうに思います。 まずは、今回、九月の二十八日に、金融再生委員会で一時国有化されていました日本長期信用銀行を、米国の投資会社リップルウッド・ホールディングスに譲渡するという方針を決めた、こう……
○鴨下委員 おはようございます。 大野政務次官、お疲れさまでございます。 きょうは、年金が、言ってみれば高齢の方々にとって非常に頼りになるものなのだということから、最終的には、その信頼性をどう高めていくか、こういうような観点についてお話をさせていただきたいと思います。 今、高齢者世帯の収入のうち、平均で大体六三・六%が年金で賄われている。さらに、年金だけが収入のすべてだ、こういうような世帯も高齢者世帯の約六割である。こういうことなわけでありますけれども、今、基礎年金の部分、いわゆる国民年金の一号被保険者の方について考えますと、非常にいろいろと問題点があります。 例えば、未加入の人が百五……
○鴨下委員 ただいま議題になりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。 貸金業の規制等に関する法律等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 本法施行に当たり、次の事項について、十分配慮すべきである。 一 上限金利の見直しの検討に当たっては、資金需要者の利益の保護等に配慮すること。 一 いわゆる商工ローン問題等については、背景に貸し渋り等の問題があることにかんがみ、我が国の金融システムの在り方を更に真剣に検討し、早急に対応すること。 一 昨今の超低金利時代にありながら、その恩恵に浴せないでいる中小企業や個人事業者が存在……
○鴨下委員 大臣、政務次官、おはようございます。連日お疲れさまでございます。 きょうは、社会福祉の増進のための社会福祉事業法等の一部を改正する等の法律案の審議でありまして、今大臣がお話しになりましたが、昭和二十六年に社会福祉事業法が制定されまして、そのころ私は二歳ぐらいでありますから、当時のことは覚えておりませんけれども、いろいろな事情を思い起こしてみますと、例えば結核が多かったり、乳児死亡率が高かったり、今の状況から見ますと本当に想像ができないような、ある意味で日本はまだまだ貧しい状況の中でそれぞれの事業が行われ始めたんだろうというふうに思います。 特に社会福祉事業だとか社会福祉法人のあ……
○鴨下委員 自由民主党の鴨下一郎でございます。 大臣、政務次官、大変お疲れさまでございます。 産業廃棄物の処理に関しまして、いよいよこれから審議に入るわけであります。 今までは産業廃棄物というと、どうも非常にネガティブな印象ばかりで、例えば不法投棄、野焼きのようなもの、さらに焼却炉から出るダイオキシンの問題等を含めて、言ってみれば非常に迷惑施設の代表的なものというような印象だけでありました。 廃棄物の内容を見ますと、産業廃棄物というのは、一番多いのは汚泥、動物のふん尿、例えば建築廃材のような瓦れき、鉱滓というような順番でありまして、ある意味では我々が生活や経済活動をしていく上で、言って……
○鴨下議員 老人の医療、特にその中でも薬剤費のあり方と検査のあり方につきましては、本当に難しい、さまざまな問題を含んでいるんだろうというふうに思います。 その中で、老人の薬剤の一部負担につきましては、昨年の七月から予算措置によりましてその全額を国が肩がわりする、こういうようなことで、老人に実質的な薬剤負担が生じないように臨時の特例措置を講じているというようなことであります。 一方、国会には、老人の薬剤一部負担を廃止して、月額に上限を設けた上で定率一割負担とすることなどを内容とする健康保険法等の改正を政府から提出しておりますけれども、その法案の施行が七月一日になっているわけでありまして、今年……
○鴨下委員長代理 次に、鈴木淑夫君。
○鴨下委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして案文を朗読し、趣旨の説明といたします。 「租税特別措置法等の一部を改正する法律案」及び「法人税法の一部を改正する法律案」に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。 一 中長期的な財政構造健全化の必要性にかんがみ、今後の経済動向にも留意しつつ、歳出の重点化に努めるとともに、歳入の根幹をなす税制に対する国民の理解と信頼を確保する観点から、課税のあり方についての抜本的見直しを含め、社会経済構造の変化に対応した税制の確立に努めること。 一 租税特別措置については、政策目的、……
○鴨下委員長代理 次に、横光克彦君。
○鴨下委員長代理 先ほど委員長は、預からせていただく、こういうようなことでありましたので、後ほど理事会で検討をさせていただきます。
○鴨下委員長代理 次に、石井啓一君。
○鴨下委員 私は、自由民主党、公明党・改革クラブ、保守党を代表いたしまして、ただいま議題となっております資金運用部資金法等の一部を改正する法律案について、賛成の討論を行うものであります。 財政投融資制度は、郵便貯金及び年金積立金など国の制度、信用に基づいて集められた公的資金を原資として政策目的実現のために行われる国の投融資活動であり、これまで国内の貯蓄を社会資本整備等に効率的に活用する財政政策手段として我が国の経済発展に貢献してきました。財政投融資は、英米独仏など諸外国においても広く同様の制度が存在するものであり、財政政策の一環として、有償資金の活用が適切な分野に対応するという財政投融資の役……
○鴨下分科員 おはようございます。 第四分科会のトップバッターを務めさせていただきます新進党の鴨下一郎でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 まず初めに、今回の通常国会で河川法の一部が改正されましたが、その「目的」の中に「河川環境の整備と保全」を加え、地域の意向を反映した河川計画を導入、一つに、河川の持つ多様な自然環境や水辺空間に対する国民の要請の高まりにこたえるため、河川管理の目的として、治水、利水に加え、河川環境、特に水質、景観、生態系等の整備と保全を位置づけるというふうに書かれているわけでございます。 今私の住んでいる足立区でございますが、足立区には幾つかの川がございます。……
○鴨下小委員 自民党の鴨下です。
文書提出義務の除外文書の中に「医師、弁護士等の職務上の秘密に属する事実又は技術若しくは職業の秘密に関する事項」ということがありますけれども、公文書に当たる医師の文書というのは、これは国立病院だとかなんかの医師なんですか。それとも、民間も含めて、すべての医師を含むのでしょうか。
【次の発言】 そうしますと、民間の医師が作成したカルテもしくは診療明細書等についても、これは除外文書に当たるというふうに判断するわけでしょうか。
【次の発言】 ということは、今までの流れの中で医師のカルテは原則的に公開していこうではないかというようなことに逆行するような状況が、これによ……
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