このページでは河村たかし衆議院議員の40期(1993/07/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は40期国会活動統計で確認できます。
○河村たかし君 河村たかしてございます。 新進党を代表いたしまして、ただいま議題となりました市民公益活動を行う団体に対する法人格の付与等に関する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 まず最初に、新進党の皆さん、そしてこの法案作成に大変に御努力、御尽力をいただきました関係者の皆さんに本当にお礼を申し上げます。この法律案は本当の手づくりの法律案でございまして、いわゆる役所のつくった言葉が一言一句入っておりません。市民団体の皆さん、そして学者、研究者の皆さん、宿舎に何日も泊まっていかれた学者もおみえになります。本当にありがとうございました。 議員の魂は、私は法……
○河村(た)委員 さきがけ日本新党を代表いたしまして、河村たかしてございます。 時間がございませんので、前置きなしにして進めます。 まず、今回の椿さんの発言のことについてでございますが、その発言が、本当にしたのかしないのか、そういう問題はさておきまして、郵政行政の中で今後こういう問題が起きたときにどういったシステムをつくって対処していくのか、こういうことが一番大事ではなかろうかと思います。 それで大臣にお伺いしたいのですが、まずこういったことが起きたこと自体なんですが、それはある程度放送の自由というのを強く保障したために起こった、結局いわばコストのようなものですね、そういうふうにとらえる……
○河村(た)委員 今言われましたアメリカのいわゆるシンクタンクですけれども、この場合は、最近ちょっといろいろ話題になっておりますけれども、ノンプロフィット・セクターとかノンプロフィット・オーガニゼーション、皆さんお金を出し合って、財政基盤を自分たちで新たなところから支えているので自由なことが言えるということが基本的に非常に大きいと思うのですね。だから、そういう意味で、独立するシンクタンクをつくろうという話がよくあるのです。 首都移転の話とは直接関係はないのですけれども、財政基盤の話まで突っ込んで制度づくりをやっていかないと、大蔵省さんどう言われるか知りませんけれども、そこら辺にかなり基本的な……
○河村(た)委員 河村たかしてございます。 何といいましても、やはり放送の命というのはこれは番組ということで、番組の内容をどうやってつくっていくかということがやはり一番基軸になるだろう、そんなふうに思います。 何か伺うところによりますと、会長はいわゆる番組をつくってきた本当のエキスパートでございまして、紅白歌合戦なんかもつくられたということで、非常にその面では御造詣が深い方だと承知をいたしております。また同時に、NHKがどういうふうに将来生きていくか、そういう点につきまして、いわゆるマルチメディア時代を迎えまして、そのNHKの独自の道をどこに探していくか、どうイメージしていくか、これが非常……
○河村(た)委員 ただいま議題となりました郵便貯金法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 郵便貯金法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、この法律の施行に当たり、郵便貯金事業をめぐる諸情勢に適切に対応するため、次の各項の実現に積極的に努めるべきである。 一 金融自由化が預金者の利益向上を図るためのものであることを踏まえ、郵便貯金金利の決定等においては、預金者がそのメリットを十分享受することとなるよう努めること。 一 多様化する国民生活や長寿福祉社会に対応した……
○河村(た)委員 決算ということでございますので、やはりNHKの特色といいますと、受信料ということで、それが何となくやはり公共放送ということで絡んでおりますので、公共放送とはどういうものかというのは、どうもそれについての問いは、かなり基本的ですけれども、一元的ではないかもわかりませんが、NHKは一応公共放送だと言われておりますが、それを、番組が放送の生命ということになりますと、NHKさんとしては、番組の中で公共放送というところをどうやって生かそうとしているのか。 また、それは、どうしても受信料に頼った、いわゆる公共放送と言われるNHKじゃなきゃできないんだろうか、そういうことは。 その辺の……
○河村(た)委員 河村たかしてございます。 こんな大震災でございますので、やはり目で見にゃいかぬということで私も神戸へ行ってまいりまして、また、私が小学校のときでしたけれども伊勢湾台風もありまして、名古屋ですので、私は南の方じやありませんので水はつかりませんでしたけれども、木造でしたのでうちもほとんどめちゃくちゃになっちゃったというようなことがございました。そんな中で亡くなられた方、さぞかし無念だったろうなと、そんなふうに心を深くいたさせていただいて、また、伊勢湾台風のときもそうでしたけれども、終わりましたら小学校へみんなで集まって、また元気にやろうやという雰囲気になりましたものですから、ぜ……
○河村(た)委員 河村たかしてございます。 今、高木さんからもよくお話がございましたが、余りくどくなるといけませんけれども、とにかくこのソフトといいます」か、今回は放送ということになると番組の内容ということになると思いますが、そういう方面で何とかしたいということで、郵政省のやる気はようわかるわけです。 それで、高木さんが言われたような新聞の記事のことで、大出大臣の今のお話によりますと、通産の橋龍さんと仲がいいからそんなややこしいことはないよということでございますが、どうもやはりこの問題については――しかし通産と郵政がけんかするというのは、それはある意味ではいいことで、縦割り行政は悪い悪いと……
○河村(た)委員 河村たかしてございます。 去年もよう似たことをしゃべりましたけれども、私も、名古屋の出身でございまして、名古屋をこよなく愛しておりますものですから、NHKの新しい時代の公共放送の役割という視点に絡めまして、ちょうど福島の香りのする金子さんの後でございますので、なかなか順番もええ思いますので、ひとつその辺をお聞きしたい。それからもう一つ、CATVとNHKの関係をひとつお聞きしたいな、そんなふうに思っております。 まず、今ちょっと金子さんの質問の最後にもございましたけれども、NHKの公共放送としての役割です。よく、あまねく日本全国に受信できると言いますけれども、これは、あまね……
○河村(た)委員 河村たかしてございます。 今、小坂さんからもお話がありましたように、そういうようなすばらしい一つの時代が来るというようなことでございますけれども、その整備を何か最近は民がやるというようなことが当たり前のような議論になりまして、民だ民だということで、ミンミンゼミでもありませんけれども、そんなような話にこれはなっております。 初めは必ずしもそうではなくて、特に、御承知のようにアメリカではインフォメーションハイウェーと言っている。ハイウェーという名前をわざわざつけたということは、それはやはりガバメントが、政府がやっていくんだという決意が初めあったというわけでございますけれども、……
○河村(た)委員 河村たかしてございます。 きょうは、郵貯、簡保を外国為替にどう使うかというような話ですけれども、国民サイドとしては、そういう問題もありますが、やはりだんだんデフレぎみな状況のこの経済の中で、郵貯、簡保の巨額な資金をもっとやはり国民生活、自分たち国内に有効に使ってくれぬかというのが本当の気持ちではないかしらん、そういうふうに思うのです。だから、今皆さん、外為の運用についていろいろな話を聞かれましたけれども、それはそれでございますけれども、郵貯、簡保、また一方、性悪説と言うど怒られますけれども、そういうような批判も非常にある中で、しかしそれなりにどういう役割をこの際郵貯、簡保は……
○河村(た)委員 河村たかしてございます。 こうやって、予算は承認でございまして、決算は報告ということでございますが、国会内で承認ということになっておるそうでございますけれども、物の本によりますと、いろいろこの予算と決算が近づきますとNHKの皆様も大変で、どこかに飲みに行ったと書いてある本もありますけれども、よくわかりませんが、こういう一つのコントロール、結局ある意味では自主性を大事にしながらまた一方コントロールを一つ一つしていくというようなことなんですが、こういう方式、結局国会による承認というもの、会長、こういうのはうれしいものですか、どういうものですか、これは。
○河村(た)委員 新進党の河村たかしてございます。 二つばかりございまして、一つは、申しわけございませんがちょっと全員の方にお聞きしたいのですが、どちらにしろ、ネットワークというのが一応最下層というか一番のインフラになりますものですから、それをどう構築していくかというところで、どういう競争政策をとるにしろ、やはりこれはNTTさんをどういうふうに考えるかということを考えないと、実際のところはあと具体的になかなか競争政策もとりにくいと思うのですね。ですから、せっかく規制緩和の話も出ておりますので、こんな場で非常に言いにくいことになると思いますけれども、どういうふうにお考えになっておるのか、ひとつ……
○河村(た)委員 最初に、この法案に入る前に大臣にお伺いしたいのですけれども、先日払がNHKの川口会長に、高度情報通信社会というのは、実は非常にコントロールしやすい社会でもありますけれども、やはりそれは、発信型の人間を育てる、個人のいろいろな積極的な行動を、だから一人一人を大切にせにゃいかぬというようなことから、とにかく標準語という表現は、番組編成基準、どういうことだ、それから方言を使うのに慎重に使えとはどういうことだということで言いましたところ、ありがたいことに、これは「標準語」から「共通語」という表現に直していただいて、またかつ、方言も必要に応じて使うというふうに直しでいただきました。これ……
○河村(た)委員 河村たかしでございます。 先ほど先輩委員の方から放送の政治的公平性についてちょっと御指摘がございましたけれども、私ども新進党といたしましても一言ちょっと申し上げたいことがございますものですから、大臣のお考えをまず冒頭聞きたいと思うのです。 実は先日東京で、ある大メディアの大社長さんがある候補者を、放送法及び新聞の常識の不文律の枠内であるが全面的に応援していきたい、こういうふうに全面的応援というような御発言をされまして、私が聞いたわけじゃありませんが、新聞にはちゃんと載っております。事実だと思いますが、まず、こういうことはいいんですか、どうですか、大臣。
○河村(た)議員 河村たかしてございます。提案者を代表して、法人税法等の一部を改正する法律案について、提案理由と概要を申し上げます。 私は、本日、平成八年六月十八日は、国家のあり方と税のあり方を考える上でまことに歴史的で記念すべき日になると確信いたします。 明治以来脈々と続いた、そして戦後復興を支えてきた官僚による画一的国家運営の時代を乗り越え、一人一人の人間を大切にする多様な価値観に支えられた多元的社会への移行を国会が宣言する日だからであります。 このような二十一世紀の日本の国家像を問う法律案が本委員会で御審議いただけることは、まず市民団体の皆様、そして学者、研究者の皆様、そして党派を……
○河村(た)委員 河村たかしてございます。 きょうは、私もきのう一晩悩みまして、本当からすれば、高度情報化社会をどうやってつくっていくのかということの話をせないかぬな、そんなふうに思ったのでございますけれども、この審議会で――ということは、この高度情報化社会というのは、実は産業政策の話が非常に多いのだけれども、それもそれですけれども、前にも言っておりますけれども、ネットワーク型社会をつくるというのは、それぞれ一人一人が情報を発信できますので、非常に能動的人間というか、人間回復という、そういう大きな意味がありまして、この議論が非常にフェアに行われるために、所信の中で大臣も、電通審の答申を踏まえ……
○河村(た)委員 名古屋の河村たかしてございます。 今川口会長がおっしゃられましたけれども、さすがNHKと言われたいということなので、別におだてるわけじゃありませんけれども、確かに先ほどからいろいろな番組が出てきまして、「映像の世紀」とか、それから「秀吉」も上手につくってあります。それから「大地の子」もなかなかいいしということで、どうも、いいのですけれども、よ過ぎるというのですか、何かいいものはNHKしかないようなそんな感じが出てくるとこれはどういうものだろうかということで、これは一応伝統的な論点ではありますけれども、NHKはやはり大き過ぎるのではないかなということも言えるのですね。 今一……
○河村(た)委員 河村たかしてございます。 まず最初に、非常にこれは残念でございますけれども、今のところはTBSさんの調査も非常に残念ながら不十分だということで、亡くなられました坂本さん、またその御一家の皆さん、そして松本サリンの犠牲者の皆さん、そして地下鉄サリンの犠牲者の皆さん、本当に御冥福をお祈りいたします。また、後遺症で悩んでおられる方も多くおみえになります。本当に私からもお見舞いを申し上げます。 真実は一つでございまして、本当に無念だっただろうと思います。そんな立場からいえば、このオウムとTBSの関係がどうだったのだろうかということで、推測ではいけません、やはりTBSの名誉もあると……
○河村(た)委員 河村たかしてございます。 大臣、きょうの朝帰ってみえたそうで、御苦労さまでございました。 今、私のライフワークですけれども、このNPOというのが内閣委員会にかかっておりまして、これが何というわけか理不尽な、与党も何を考えておるのか私はようわかりませんけれども、六カ月もたなざらしになっておる。こういう制度をつくるといかに放送文化を支えることができるか、特に地域放送を支えることができるかということについて、じゅんじゅんとええ話をしますので、眠気覚ましになるかならぬかわかりませんが、ぜひちょっとお聞きをいただきたいと思っております。 まず、今度のこの通信・放送機構、この一つの……
○河村(た)委員 新進党の河村たかしてございます。 まず最初に、私は、決していわゆる役所の監督主義者ではありませんので。特に、NPOなんかを主張しておりまして、できればいろいろな、多様な市民の寄附による団体が出てきて、そういう多様なチェックがいいのですが、残念ながら、今のところ日本では郵政省によるチェック、ほかにいないわけではありませんけれども、こういうことになると思います。残念ながらそういうようなことになっておりますので、郵政省にはやはり真実を明らかにする務めというのですかね、これは重いと思いますよ。 オウムという団体に、破防法の適用が考えられるような団体に電波がもし影響を受けていたら、……
○河村(た)委員 まず一言申し述べておきますけ れども、この真実の追求というのはやはり一番大事で、これは、一千万人がとにかく見ますからね、テレビは。どうしたらいいかということでいろいろな議論はありますけれども、結局は、今のところ日本のスタイルは、皆さんTBS自身がやる問題とそれからあと官がやる問題、この二つばかり言っておりますが、これは基本的には無理なんですよね。TBSさんにどれだけ根性論を言ったって、これは自分自身のことですから無理ですよ、ある程度以上は。そして、やはりあとは役所ということになってしまう。 本当はここは、これはもう一方的に言いますけれども、実は今新進党がNPO法案というのを……
○河村(た)委員 ただいま議題となりました郵便振替の預り金の民間災害救援事業に対する寄附の委託に関する法律案に対する附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 郵便振替の預り金の民間災害救援事業に対する寄附の委託に関する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の各項の実施に努めるべきである。 一 本制度の実施に当たっては、政府全体の災害対策、ボランティア活動の支援策等との関係に配意するとともに、これら諸施策と調和をとって行うこと。 一 寄附金の処理に当たっては、被災地の立場に立った配分に留意すると……
○河村(た)議員 河村たかしてございます。 本日は、原稿なしでやろうと思ったのですけれども、やはりきちっと原稿を出してやれというお話もございましたものですから、原稿をベースにしてお話をさせていただきたいと思います。そしてまた、本会議の趣旨説明では、私は、本会議はこの制度をつくることが日本にどういう影響を及ぼすのだろうかということを言うべきだと思いましたものですから、余り逐条はしませんでしたけれども、本日は、一応、今回提案させていただいております法律の条文に沿って内容の概要を御説明をしたい、こんなふうに思っております。 それでは、市民公益活動を行う団体に対する法人格の付与等に関する法律案の提……
○河村(た)分科員 河村たかしてございます。 初め、ひとつ総論的にお伺いして、あと、地域の問題をお伺いしたいというふうに思います。 まず一つは、何もアメリカの物まねをするというわけではございませんけれども、アメリカでは、非営利事業といいますか、そういうことを割と皆さんで気軽に届け出をしまして、そういうグループをつくって、また、そこにお金を出すのが免税になったりしまして、そんなグループが大変たくさんあるということを伺っておりますので、私は、そういうのの非営利団体といいますか、英語で言いますとノン・プロフィット・オーガニゼーションですかね、そういうような基本法をぜひ議員立法なりで制定したい、そ……
○河村(た)分科員 河村たかしてございます。 大臣に、どてっぱつからで申しわけないですが、ちょっとお伺いしたいのは、カーナビというものが結構、カーナビゲーション、御存じだと思いますけれども、御存じでありませんですか、車の中にちょっとした画面がありまして、衛星から位置をとらえまして、大体自分がどこを走っておるかわかるものでございます。乗用車には最近結構よく売れておるのですけれども、あれは実際はトラックや何かにつけまして、もっとデータも入れて、例えばトラックから発信し、中の冷凍庫、冷凍運搬車でしたらこの冷凍庫の温度なんかをあるセンターに送って、そこからまた運転席に行ったりして、どういう道を走った……
○河村(た)分科員 河村たかしてございます。 大臣にお伺いしたいと思いますけれども、この間新聞で見させていただきましたけれども、コンピューターを操っておられるところを拝見させていただきました。私も情報通信関係を専門に、前から好きだったこともあって勉強しておるのですけれども、アメリカでは政府がまず一番の牽引力になって、九八年ごろだと聞いています、そのころには全政府調達をコンピューターネットワークを使った電子取引でいこうという計画があるようなんですね。 いろいろ情報通信が必要だということは言いますけれども、やはりできるところからやるというのが当たり前のことでございまして、そこら辺を、みずからコ……
○河村(た)分科員 河村たかしてございます。
情報通信分野のことについてちょっとお伺いをしたい、こんなふうに思っております。
情報通信分野が二十一世紀の一つの切り札になるというのは、皆さんだれでも言うことでございますけれども、まず初めに、よくアメリカから五年間おくれたとか十年間おくれたとか言いますけれども、通産省がどういう競争政策をとるかという前提として、認識として、その辺の、具体的にはアメリカですけれども、日本の情報通信産業の現状を手短にひとつ、アメリカとの対比においてどう認識されておるか、ちょっとお話しいただけますか。
【次の発言】 相当のおくれが出たというふうにはっきり言われましたけ……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。