このページでは鳩山由紀夫衆議院議員の41期(1996/10/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は41期国会活動統計で確認できます。
○鳩山由紀夫君 私は、第百三十九回国会の開会に臨み、民主党代表としての所信を述べ、橋本総理の所信表明に対して質問をいたします。 まずは、第二次橋本政権の発足につきましてお祝いを申し上げます。ぜひとも、総理を初め各閣僚の皆さん方が責任を持って内閣のかじ取りを進められ、日本の未来に誤りなき進路を示されんことを切に期待する次第でございます。 しかし、総理の所信演説でも述べておられますように、日本社会は今多くの困難な課題を抱えており、それらの課題をどのように解決していくか、実に大切なときを迎えています。こうしたときに、泉井石油卸商事件やオレンジ共済事件、厚生省の不祥事など、政官業の利権構造がもたら……
○鳩山由紀夫君 ただいま議題となりました公共事業の長期計画の透明化等を図るための関係法律の整備に関する法律案について、民主党並びに御賛同いただいた方々を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 公共事業は、国や地方公共団体が中心となって行う社会資本整備のための事業であって、そこから生み出されるサービスが、市民の健康で文化的な生活を充足させるために重要な役割を果たすものです。政府は、すべての市民がそのような生活を享受できるように、効率的に社会資本を整備することが求められております。 ところで、国と地方の借金が総額五百十二兆円に達する今日の危機的な財政事情の中で、昨年閣議決定された各五カ年計画……
○鳩山由紀夫君 私は、民友連を代表し、議題となりました中央省庁改革基本法案に対しまして質問いたしますが、その前にまず、橋本総理が、本日も、また昨日の記者会見でも、深刻な不況を招いたみずからの失政に対する反省もなく政策転換を表明されたことに関して、総理の政治姿勢をただしたいと存じます。いわば、まさにこれは宣戦布告でございます。 橋本総理は、今国会中に補正予算案を提出して、四兆円以上の所得減税を含む真水で十兆円規模の景気対策を実施する財政構造改革法の改正案も今国会に提出するという方針を打ち出しました。これは明らかに、第二次橋本内閣発足以来総理が掲げてきた財政構造改革路線を放棄するという経済政策の……
○鳩山由紀夫君 私は、小渕総理の行われた国際連合第五十三回総会及び日米首脳会談出席等に関する報告について、民主党を代表して質問いたします。 今回行われた小渕総理就任以来初の日米首脳会談は、世界第一位と第二位の経済大国が、世界的な経済の混乱に歯どめをかけるための戦略に合意できるかどうかという意味で、世界じゅうの人々やマーケットから注目をされておりました。しかしながら、ある米国の新聞は、今回の首脳会談を評して、来年前半にまた会うことと、両首脳がお互いをファーストネームで呼ぶことを決めたにすぎず、経済問題は何一つ解決していないと皮肉たっぷりに報じております。我々も、三時間の首脳会談の割には内容が極……
○鳩山由紀夫君 私は、民主党を代表し、国旗及び国歌に関する法律案に対する修正案について、その提案理由及び概要を御説明いたします。 今、多くの国民が、窒息しそうなほどの息苦しさを感じています。数に物を言わせ、国家の管理を強化しようという政権が誕生しようとしているからです。まさにこのようなときに、日の丸を国旗に、君が代を国歌に定めるという法案が提出されました。 その審議に際して、我が党の石井一議員の質問に対し、野中官房長官は、まさに恫喝とも思えるような答弁をされました。それはまさに、国民に対して、国民に言われる筋合いではないと開き直っているのと同じであります。ここ数年来の長官の変節とも言える言……
○鳩山由紀夫君 私は、民主党を代表し、総理の所信表明、とりわけ数合わせの自自公連立政権についてただすとともに、民主党の理念と政策について、私の見解を表明いたします。 さて、私は、さきの民主党代表選挙を通じて、総保守対ニューリベラルという新しい対抗軸を主張してまいりました。ところが、自自公の迷走ぶりを拝見しておりますと、とても総保守とさえ呼べるまとまりはなく、その実態は、党利党略と利権擁護に奔走し、改革を先送りする権益保守としか言いようのないものであります。まことに残念のきわみであります。これに対して、私どもはニューリベラルの道を着実に求めてまいります。 ニューリベラルは、結果の平等ではなく……
○鳩山由紀夫君 民主党を代表して質問いたします。 私は、今、民主主義のあり方について思いをいたしております。 小渕総理、あなたは、長い歴史の中で培われた国会運営のルールを粉々に破壊してしまいました。代表質問は与党だけで行い、参議院では委員会審議なしで本会議採決を行い、野党抜きで予算審議に入りました。特に、参議院で強行された委員会審議なしの本会議採決は、憲政史上かつて例のないものであります。それだけではありません。行政府が国権の最高機関である国会を従わせるという、議院内閣制の原則をも破壊してしまいました。国会を私物化し、じゅうりんをしてしまった。 小渕総理、あなたは恐ろしい人だ。正月、ある……
○鳩山由紀夫君 私は、民主党を代表し、自自公連立政権から自公保融合政権へと変質を遂げた新政権のトップである森新総理の所信表明演説についてただすとともに、その政治姿勢について質問をいたします。(拍手) 最初に、まず何よりも、小渕前総理が突如御入院をされ、復帰が困難な事態となってしまわれたことに対し、心からお見舞いを申し上げます。 小渕前総理は、政策的立場の違いはあれ、日々激務の中で、日本が抱える数々の難題に挑んでこられました。その道半ばでの退陣は実に口惜しいことと御推察いたします。 いっときも早く御健康を回復され国政の場に復帰されますことを、ここにお集まりの皆様とともに深く念願するものでご……
○鳩山(由)委員 私は、今回の動燃の事故に関して、大変、寂しいというか残念な思いがしてなりません。 日本は、御案内のとおり資源のほとんどない国でありますから、科学技術で生きていくということ、また、特に発展途上国に対しても、環境などのさまざまな支援に科学技術というものが大変大きな役割を果たさなければならないと思っております。その意味で私も、従来から、原子力に関しては当然、将来、五十年、百年あるいは二百年先ほどうなるかということになるとそれはわかりませんが、当面は必要な手段である、エネルギーであるというふうに認めている立場でございます。その立場から、残念な思いをせざるを得ないということ自体が極め……
○鳩山(由)委員 民主党の鳩山由紀夫でございます。民主党の立場から質問をさせていただきたいと思います。 まず、冒頭申し上げたいことがございますが、この予算委員会、私は基本的な事柄についてお尋ねを申し上げたいと思っております。 橋本総理並びに小渕外務大臣に対してのみの御質問になろうかと思っておりますので、他の閣僚の皆様方、お忙しいと思いますし、あえて出席を求めるものではございません。また、政府委員の皆様方にも、それぞれお忙しいと思いますので、あえて出席をなさらなくとも構わないと思っております。 私は、実はこの席に立たせていただくことを何かやるせないというか、むなしいというか、そんな思いもい……
○鳩山(由)委員 私は、民友連を代表して、予算の質疑をトップバッターでさせていただきますが、後ほどの鹿野議員ともども議論を展開してまいりたいと思います。 御案内のとおり、私どもにとって大変大きな、みずからの問題として考えなければいけない、新井将敬氏の自殺という問題が起きました。私も新井君とは同期生であっただけに、その思いは大変痛烈でございます。 昨夜、お通夜に訪れて弔問いたしたわけでありますが、その席で、未亡人となられた真理子さんから、由紀夫さん、主人は立派だったでしょう、立派だったでしょうと何度も、涙で本当に染まった、赤い目をした、その手を握り締めて、私に語りかけました。いや、立派だった……
○鳩山(由)委員 小渕総理、かつて同じ自民党で、しかも同じ派閥でお世話になった者として、しかも総理になられた直後にお電話をいただいて、総理になっちゃったからよろしくというお話をいただきました。そんなお人柄の総理に対してかなり厳しいことも申し上げなければなりません。ある意味できょうの天気のような思いでございますが、どうか御容赦ください。 このエコノミストをごらんになっておられると思いますが、この表紙「ジャパンズ・アメージング・アビリティー・ツー・ディスアポイント」と書いてございます。失望をさせることに関しては日本というのは極めて驚くべきほど能力を持っているという大変な皮肉が載っております。今ま……
○鳩山委員 民主党の鳩山でございます。民主党を代表して、まずは総括の質問を申し上げたいと思っております。 先ほど自民党の伊吹先生が、できる限り大所高所からの立場で、日本の国の形の議論をしっかりとせいというお話がございました。私は、伊吹先生ほど頭がよくありませんので、どこまでそのような議論ができるかわかりませんが、やはり非常に大事な議論だと思っておりますので、私の方からも申し上げたいと思っております。 まずは小渕総理、実は昨年、小渕総理が総理になられた直後に、予算委員会で質問申し上げたことがございます。そのときに、最初の質問は、失礼でございましたが、一体総理は何のために総理になられたんでしょ……
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