このページでは鳩山由紀夫衆議院議員の45期(2009/08/30〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は45期国会活動統計で確認できます。
○内閣総理大臣(鳩山由紀夫君) あの暑い夏の総選挙の日から、既に二カ月がたとうとしています。また、私が内閣総理大臣の指名を受け、民主党、社会民主党、国民新党の三党連立政策合意のもとに新たな内閣を発足させてから、四十日がたとうとしています。 総選挙において、国民の皆様は政権交代を選択されました。これは、日本に民主主義が定着してから、実質的に初めてのことであります。 長年続いた政治家と官僚のもたれ合いの関係、しがらみや既得権益によって機能しなくなった政治、年金や医療への心配、そして将来への不安など、今の日本の政治を何とかしてくれないと困るという国民の声が、この政権交代をもたらしたのだと私は認識……
○内閣総理大臣(鳩山由紀夫君) 谷垣自民党総裁の質問にお答えをいたします。 昨夜、海上自衛隊の護衛艦「くらま」が貨物船と衝突をし、国民の皆様方に御心配と御迷惑をおかけいたしました。政府といたしましても、情報収集に努め、危機管理に万全を期したところでございます。今後も、しっかりと原因の究明を行ってまいりたいと存じます。 まず、マニフェストの実行にかける私の決意についての御質問がございました。 何か、谷垣総裁におかれては、私どもが政権をとったらすぐに、あたかも君子が豹変したように思ったようにおっしゃいましたけれども、そのようなつもりは毛頭ありませんし、言うまでもありません、君子でもありません……
○内閣総理大臣(鳩山由紀夫君) 志位委員長の御質問にお答えいたします。 まず、雇用保険制度についてのお尋ねでございます。 平成二十一年の改正雇用保険法により、特に再就職が困難な方に対して、給付日数が六十日分延長されております。すなわち、九十プラス六十イコール百五十日ということになっております。これによりまして、本年四月から八月までで約二十四万人の受給者に対して延長が行われています。 したがいまして、今後とも、こうした延長給付の活用などによって、雇用のセーフティーネットを整備して、国民の安心感を高めてまいりたいと思っております。 求職活動中の生活と住居の支援についての御質問でございます。……
○内閣総理大臣(鳩山由紀夫君) 政治倫理綱領について御質問がありました。 衆議院政治倫理綱領は、国会法百二十四条の二の規定するところにより、各議員がこれを遵守しなければならないとされているところであると承知をしております。私としても、政治家としてこれを遵守していくべく、できる限りの説明を尽くしてきたところでございます。 政治資金問題の現状についての御質問がございました。 私の政治資金の問題についての御評価は国会の皆様方の御判断でございますが、検察捜査によって全容が解明をされ、処分決定によって決着をしたと認識をしております。それを受けて、昨年末に記者会見を開き、国民の皆様、御迷惑をおかけし……
○内閣総理大臣(鳩山由紀夫君) 命を守りたい。命を守りたいと願うのです。 生まれ来る命、そして、育ち行く命を守りたい。 若い夫婦が経済的な負担を不安に思い、子供を持つことをあきらめてしまう、そんな社会を変えていきたい。未来を担う子供たちがみずからの無限の可能性を自由に追求していける、そんな社会を築いていかねばなりません。 働く命を守りたい。 雇用の確保は、緊急の課題です。しかし、それに加えて、職を失った方々やさまざまな理由で求職活動を続けている方々が、人との接点を失わず、共同体の一員として活動していける社会をつくっていきたい。経済活動はもとより、文化、スポーツ、ボランティア活動などを通……
○内閣総理大臣(鳩山由紀夫君) 自由民主党の谷垣総裁にお答えをいたします。 民主党は、自立した議員、政治家がみずからの意思で集まった政党でありまして、役職を語る前に議員全員が同志であるとまず心得ておりますので、そのことから申し上げたいと思います。 総理と幹事長の位置づけ、関係についての御質問でありますが、その上に立ちまして、民主党は、民主的な党内選挙を経て代表を選出し、その代表が幹事長ほかの党役員を選任することとしておりまして、健全な党内民主主義を貫いております。 したがいまして、幹事長職は、代表の信任と委託に基づいてその職務に当たっておるわけでありまして、幹事長職が党や政府を支配するな……
○内閣総理大臣(鳩山由紀夫君) 公明党の井上幹事長の御質問にお答えをいたします。 大体三十七問ほどございました。 まず、人道の先進国という考え方と命を守る政治の連関についてのお尋ねでございます。 施政方針で述べた「いのちを守る予算」、これは、言うまでもありませんが、命を守るという基本的な理念を具体的な政策として実行していくというものでございまして、福祉や教育、平和、お述べになりました、さらに雇用環境、こういった問題の広範な分野における広義の人道の追求と通ずるものだ、そのように考えております。したがいまして、ぜひ、この「いのちを守る予算」の早期成立に公明党さんに御協力をいただければありがた……
○内閣総理大臣(鳩山由紀夫君) 福嶋議員の堂々たる御質問にお答えを申し上げます。 まず、命を守る政策の意義、そして歳入関連法案の重要性についてのお尋ねがありました。 御案内のとおり、いわゆる小泉構造改革、私は、小泉改革をすべて否定するつもりはありません。しかし、小泉改革の結果、何が起きたか。市場原理中心主義、市場経済至上主義、これが行き過ぎた結果、弱肉強食の世の中、これが加速をして、そして、結果として格差が拡大をしてしまった。これは、まさに事実でございます。 国民の皆様方の大きな不安というものが広がってまいりました。それにこたえるために、国民の皆さんが、だから政権をかえてくれ、その期待感……
○内閣総理大臣(鳩山由紀夫君) 岡本議員にお答えをいたします。 まず、労働者派遣制度の規制緩和に対する認識についてのお尋ねがございました。 岡本議員の御指摘のとおりでございまして、これまでの雇用に関する規制緩和はまさに行き過ぎたものでございます。特に、製造業務派遣については、行き過ぎた規制緩和の結果、ふえた派遣労働者が、例えばリーマン・ショックなどによって大量に解雇されてしまう、いわゆる派遣切りというものが多発をして、結果として、働く方々の命が軽んじられてしまうということになってしまったわけでございます。 さらに申し上げれば、日本の高い技術力、こういった伝承を損ないかねない大変な問題が生……
○内閣総理大臣(鳩山由紀夫君) 櫛渕議員にお答えいたします。 櫛渕議員のこの気候変動問題に対する大変な熱意に感動いたしたところでございます。 まず、地球温暖化問題の科学的根拠についてお尋ねがありました。 気候変動に関する政府間パネル、いわゆるIPCCの報告書に対しては、近時、幾つかの疑問が提起されたわけでありますが、今、櫛渕議員からもお話ありましたように、英国下院の科学技術委員会の調査によって、データの改ざんなどの証拠はなかったという報告があったところでございます。したがいまして、IPCCの報告書を初めとする地球温暖化をめぐる科学的根拠の信頼性は、依然として変わりはないものだ、そのように……
○内閣総理大臣(鳩山由紀夫君) 私は、四月十二日から十四日まで、米国のワシントンを訪問し、核セキュリティーサミットに出席しました。 サミットにおいては、各国は、核セキュリティー向上のための国内措置及び国際措置、核セキュリティーにおけるIAEAの役割等について意見交換を行いました。 私は、我が国は非核兵器国の道を歩むことが唯一の戦争の被爆国としての道義的責任であると考え、核廃絶の先頭に立ってきたことを述べるとともに、核テロ防止に貢献するためのイニシアチブとして、次の四つの協力措置を表明しました。 この四つの措置は、一、核セキュリティー強化のためのアジア総合支援センターを本年中に我が国に設立……
○内閣総理大臣(鳩山由紀夫君) 橋本議員にお答えをいたします。 まず、官僚主導政治の弊害とその克服についての御質問でございました。 これまで、長期政権が続く中で、役所の縦割り行政のもとで、国全体の立場からの戦略的な政策判断が十分に行われてこなかった、官僚が実質的な政策判断を行い、政治家はこれを追認するだけとなっていたこと、こういった問題があると認識をしています。 したがいまして、本法案は、これらの問題を解決するために、政府部内の組織の見直しを行うためにつくらせていただいた法案であります。 まず、縦割り行政の排除のために、総理のリーダーシップを十分に発揮できる体制として、国家戦略局を置き……
○内閣総理大臣(鳩山由紀夫君) 古川議員の御質問にお答えをいたします。 口蹄疫の対策本部長としての責任についてのお尋ねであります。 口蹄疫の発生は、言うまでもありません、危機管理上、大変重大な課題である、そのように認識をしております。したがいまして、私を本部長とする口蹄疫対策本部において、総力を挙げて、現在、対策に取り組んでいるところでございます。やり過ぎだと言われるくらいの断固たる決意を持って、口蹄疫の撲滅を図ることにより、責任を果たしてまいりたいと思います。 ぜひ、与野党の別なく、この問題に対して対処してまいりたいと思っておりますので、古川議員の御協力もお願い申し上げます。(拍手)
○鳩山由紀夫君 ただいま議題となりました第三十二回オリンピック競技大会及び第十六回パラリンピック競技大会東京招致に関する決議案につきまして、民主党・無所属クラブ、自由民主党・無所属の会、公明党、社会民主党・市民連合、みんなの党、国民新党・新党日本、たちあがれ日本、国益と国民の生活を守る会を代表し、提案の趣旨を御説明申し上げます。(発言する者あり)
【次の発言】(続) 案文を朗読いたします。
第三十二回オリンピック競技大会及び第十六回パラリンピック競技大会東京招致に関する決議案
我が国において、一九六四年の東京オリンピック以来となるオリンピック夏季競技大会及びパラリンピック競技大会を……
○鳩山内閣総理大臣 海江田議員が再びこの経済が大変厳しい状況の中で返り咲いて、この厳しい経済状況を、新しい日本をつくり出していくために大いに活躍をしていただいて解決に努力を願いたい、そんな思いで今お話を聞かせていただきました。 私自身も、海江田議員のその御質問に対して万感胸に迫るものがございました。確かに、もう十三年前、私も海江田議員と一緒に、この国を再びもう一度変えていかなければならない、ぎりぎりの状況に来てしまっている、国民のための政治がどこへ行ってしまったんだ、そんな思いのもとで自民党を飛び出した私が、さらに再び新党さきがけを飛び出さなきゃならない。そして、むしろ野党になって、もっとし……
○鳩山内閣総理大臣 この件に関して、改めて国民の皆様方におわびを申し上げたいと思います。
今、柴山委員からお話がありましたとおり、六月三十日の時点でお話を申し上げました、その数に間違いはありません。
【次の発言】 今、柴山委員がお話をされましたように、六月三十日の時点において、いわゆる五万円以上、すなわち表に名前が出る部分に関して、私どもが依頼した弁護士による調査によりまして、先ほどお尋ねがありました額が判明をいたしました。そのときに、私が、なぜこのようなことを元会計実務担当者が行ったか、これは推察の域を出ないのでありますが、その思いを私なりに判断して申し上げたところでございます。
私は、……
○鳩山内閣総理大臣 田村議員に今お話を伺いながら、むしろ、私どもが政権交代をしたのはそのような政治をやめたい、その思いで新しい政権を何としてもつくらなきゃいけない、そう思っております。 すなわち、いわゆる政官業の癒着のような体質がこの国の政治の意思決定をゆがめてしまった。だから、私どもが政権をとったときに、私どもを応援してくださる人は、それはありがたいですよ。ただ、その人たちだけの気持ちをしんしゃくして意思決定をやっていたのでは曲がった政治になってしまう。当然ながら、政治というものは、応援してくださる方もいれば応援してくださらない方もいる、そういう方々もみんな国民の一人一人として大事にして、……
○鳩山内閣総理大臣 山花委員にお答えいたします。 もう既に小沢環境大臣からもお話がございまして、政治の側が科学的な知見に対してこれは正しいとか正しくないとかいう判断をするべきではない、まさにそのとおりだと思います。 多くの科学的な知見があのIPCCの第四次報告書の中に含まれておる、それを参考にさせていただきながら、ある意味で最も厳しいカテゴリーの中で、そして、その中ではある意味で最も緩やかなものを採用するということで九〇年比二五%二〇二〇年までに削減するという判断をある意味では政治的に採用させていただいたということでございまして、ミニマックスというか、どの考え方を採用するかという中には政治……
○鳩山内閣総理大臣 大村委員にお答えをさせていただきます。
個人的な話でございますが、子供は三十を超えておりますので、子ども手当に当たる者はおりませんが、孫が二人おります。
【次の発言】 現在、息子夫婦はロシアにおいて暮らしております。したがいまして、ロシアで家族で暮らしておりますので、その間、子ども手当ということに必ずしもならないのではないか、そのように思っております。
【次の発言】 高校無償化の問題に関して今お尋ねがございました。
特に朝鮮学校をどうするか、お子さん方に対してどのように判断をするかということでありますが、これは、高校の課程、すなわち高校でどういう授業内容で教えているか、……
○鳩山内閣総理大臣 竹本委員にお答えをいたします。 国民の皆様方に、私が全く承知をしていなかったとはいえ納税が大変おくれてしまいましたことを、心からおわび申し上げたいと思います。検察によって事実が解明をされたという中で、大変遅まきではございましたけれども、納税はさせていただいたところではございます。 ただ、そのことによって国民の皆様方の納税意識というものに変化があったとすれば私の不徳のいたすところでございまして、納税は済まさせてはいただいておりますが、今確定申告の時期でございます、ぜひ国民の皆様方に、新しい時代を切り開いていただくために新しい政治を起こそうとしている、そのためにはやはり納税……
○鳩山内閣総理大臣 松原議員から御指摘をいただきました政治と金の問題、特に民主党、また連立与党、私たちは、新しい政治を起こしていきたい、その思いのもとで政権交代を実現してまいりました。その意味において、また同じ、政権のお金の問題かと、国民の皆様方にいろいろな意味で疑いをかけられてしまうということは大変遺憾なことだと思っております。 私自身の問題に関しても、これは昨年の末に一応検察が結論を出したとは思っておりますが、国民の皆さんに大変御心配また御迷惑をおかけしたことをおわび申し上げたいと思います。 このようなことが起きないように、私どもとしても切磋琢磨しなければなりません。また、政治資金の問……
○鳩山内閣総理大臣 茂木議員にお答えをさせていただきます。 今、私が母から贈与を受けていたということに関して、大変に国民感覚とずれていたのではないか、そのことを知らなかったはずはないと、きのうも多くの委員の皆さんからそのような御指摘を受けました。事実は事実として申し上げなければならないと思っておりますが、そのことに関して、しかしながら、国民感覚は決して忘れずに努力をしてまいりたいと思っております。 確定申告の時期は、私も正確な月日を覚えてはおりませんが、二月の中旬から三月の中旬ではないか、そのように考えております。正確な日にちに関しては必ずしも理解しておりませんが、恐縮です。 それから、……
○鳩山内閣総理大臣 阿部委員にお答えをいたします。 まずは、稲嶺市長が誕生する、稲嶺さんが勝利をされたことをお祝い申し上げたい、祝意を申し上げたいと思います。 言うまでもありません。名護の市長選挙の結果は、これは名護の市民の皆さんの民意の一つのあらわれだ、そのように認識をしております。 いずれにしても、大事なことは、国の責任でしっかりと普天間の移設先の結論を出すということでございます。逃げてはいかぬということであります。民意は民意として受けとめさせていただく。 一方で、当然のことながら、私ども、強い決意のもとで、昨年の末、平野官房長官を長とする沖縄の基地問題検討委員会をつくらせていただ……
○鳩山内閣総理大臣 池田委員には、これまでも、例えば経済金融危機のときに金融再生のために大変頑張っていただいた。こういうときにぜひまたいろいろなお知恵をおかりしたいと思います。 この貧困率、御案内のとおり、大変厳しい数字が出ているということを私たちは明らかにしたわけでございます。なぜこうなったのかという原因を究明して、そして解決をしていかなきゃならぬと思います。 やはりこれは、市場原理、市場主義のようなところに走り過ぎた、マネーゲームが行き過ぎて、結果として格差が国民の間に広がり過ぎた、そこに、一方では富が集中をして、他方では貧困層がふえてしまった、そのように我々は考えております。 した……
○鳩山内閣総理大臣 加藤委員にお答えを申し上げたいと存じます。
御案内のとおり、私は、検察は公平公正な立場で、法にのっとって……(加藤(紘)委員「長々との答弁は結構です。だから、端的にお答えいただきたい」と呼ぶ)
【次の発言】 法にのっとって処分が下されたと思います。しかし、御案内のとおり、さまざま新聞報道などでもなされているということで、小沢幹事長としてもさまざまな説明をされてこられた、そのように思っています。御自身も、秘書が逮捕されたということでその責任は感じている、そのように思っておりますし、私は、やはり何らか当然、御本人としての話ではありますけれども、責任は当然ある、そのように思って……
○鳩山内閣総理大臣 もう時間も過ぎているようでありますから簡単にいたします。 小泉委員が御指摘をいただいた、やはり過去をしっかり総括して未来に向けて体制を整える、非常に重要な御指摘をいただいた。今、それぞれの大臣からお答えをいたしましたが、私も、小泉委員の御指摘は基本的にそのとおりだ、そのように思っています。 結果として株価が下がる、あるいは土地、地価も下がるという状況の中で、小泉委員がかねてから主張しておられる、こういった株価を、あるいは地価というものを、日本のある意味での経済発展の原動力にしていくための政策を一緒に構築してまいりたいと思いますので、御協力を願いたいと存じます。
○鳩山内閣総理大臣 伴野委員から大変な御激励をいただいて、ありがたく思っております。 私は、この政権交代、何のためにしなければならなかったのかと。国民の皆さんに政治が期待をされていれば、政権交代など必要はなかった。でも、必ずしも、国民の皆さんの思いと現在の政治のありようは違った。そこに国民の皆さんが大変ないら立ちを強めてしまった。 いわゆる小泉改革の話もかつて議論がありました。私は、小泉改革のすべてを全否定するつもりはありません。しかし、先ほど亀井大臣からお話がありましたように、やはり、郵政民営化に象徴されるわけでありますが、市場経済というものを万能だと考えて、結果としてマネーゲームに走り……
○鳩山内閣総理大臣 政府としてできることを積極的にやる、当然のことだと思いますし、今、菅大臣も申し上げたけれども、金融政策の運営に関しては日銀でありますから、日銀にも適切な運営に努めてもらいたい、心からそのことを期待します。
【次の発言】 東委員にお答えをいたします。
御案内のとおり、この普天間の移設問題、危険性と騒音の問題、周辺の皆さんからすれば、一刻も早く普天間基地がなくなってもらいたいなという思いを強く感じておられた、それは当然のことだと思います。そこからスタートして、十三年かかりました。前政権のもとで、ある一定のところまで日米で合意がされた。
しかし、御案内のとおり、沖縄の県民の今……
○鳩山内閣総理大臣 町村委員にお答えをさせていただきます。 長崎の知事選、民主党が推薦をいたします候補が残念ながら敗れました。その理由、候補者がすばらしい候補であったにもかかわらず負けてしまったという原因の一つに、やはり私どもの政治と金の問題があったということは否めない事実だ、そのように感じておるところでございます。その一つは、私自身の政治資金の問題でございます。 この件に関しては、中身に関して改めて申し上げる必要はないかと思っておりますが、いわゆる虚偽記載の問題、さらには母からの資金提供の問題がございました。こういったことが、当然、また納税の時期ということにも重なっているということもあり……
○鳩山内閣総理大臣 海江田委員の御指摘、全くそのとおりでございまして、私ども、当然企業も大事でありますが、国民の視点に立つということが新しい政権にとって最も大事なところだ、そのように考えております。
国民の皆さんの視点に立てば、景気は持ち直しているという感覚よりも、まだまだ失業率は高いな、雇用も厳しいな、厳しさがあるという状況だと思っておりますから、そのような視点は正しいお話だ、そのように感じております。
【次の発言】 海江田委員おっしゃるとおりでありまして、本来、予算というものはできる限り細かく計上いたすというのが筋であろうかと思います。
御案内のとおり、まさに今、経済危機対応、あるいは……
○鳩山内閣総理大臣 まさに、予算の審議は、国民の皆様方のお暮らしを守る大切な審議であろうかと思います。
また、この締めくくりの三時間、皆様方に積極的に御質疑をいただき、国民の皆様方の命を守る予算の成立に向けて、お互いに切磋琢磨をしてまいりたいと思っております。この三時間の議論を通じて、国民の皆様方とともに歩む新政権の姿が少しでも明らかになれば、そのような思いでございます。
【次の発言】 松原委員の御指摘のとおりでありまして、まず景気、すなわちデフレ脱却に全力を尽くすというのが新政権の最大の課題の一つだ、そのように認識をしております。政府としてできる景気対策、成長戦略、これにも万全を期してまい……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。