上田勇 衆議院議員
41期国会発言一覧

上田勇[衆]在籍期 : 40期-|41期|-42期-43期-44期-46期-47期
上田勇[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは上田勇衆議院議員の41期(1996/10/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は41期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院41期)

上田勇[衆]本会議発言(全期間)
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第141回国会(1997/09/29〜1997/12/12)

第141回国会 衆議院本会議 第6号(1997/10/28、41期、新進党)

○上田勇君 私は、新進党を代表し、ただいま議題となりました商法及び株式会社の監査等に関する特例に関する法律の一部を改正する法律案及び今回の法改正の背景となっているいわゆる総会屋問題について、総理並びに関係大臣に御質問いたします。  本年に入り、企業といわゆる総会屋との関係をめぐる事件が次々と明らかになっています。大手銀行や証券会社を初めさまざまな業界の代表的な企業が、反社会的な勢力と深い関係を持ち続け、違法と知りつつ多額な利益を供与し、結果的にやみの世界を助長させていたことは、我が国の企業、経済に対する信頼を著しく損ねるものであります。しかも、多くのケースでは、経営トップも事件に関与しており、……

上田勇[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院41期)

上田勇[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第139回国会(1996/11/29〜1996/12/18)

第139回国会 法務委員会 第2号(1996/12/13、41期、新進党)

○上田(勇)委員 新進党の上田でございます。  今回の法案、国民の人権を守るということは国にとりましても極めて重要な役割でありますし、今回の法案で国の責務ということが明らかになり、さらに、そういった人権擁護の諸施策について審議会を設けて議論されていくという前向きな取り組みについては、大変評価するものであります。もちろん日本国憲法において国民の基本的人権が保障されているにもかかわらず、今日までこうした人権擁護に関する法律が制定されてこなかったわけでありますが、今般こうした法案が提出されるということは、若干、違和感を感じるのですけれども、もちろん、これまでの同和対策の経緯などを考えるときに、これは……


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第140回国会(1997/01/20〜1997/06/18)

第140回国会 運輸委員会 第7号(1997/04/08、41期、新進党)

○上田(勇)委員 玉置先生に引き続きまして、鉄道関係の二法案につきまして質問をさせていただきます。  この両法案とも、今の国の厳しい財政事情に重大な影響があるものでありますし、多くの国民が非常に大きな関心を寄せている法案であるというふうに思います。その意味で、国会の場でも、慎重な審議を行って、いろいろな角度から検討を加えていく必要があることじゃないかというふうに考えている次第であります。  初めに、整備新幹線関係についてお尋ねしたいのです。  この整備新幹線事業の目的でありますけれども、これまでに比べて特段変わっているというふうには思わないのですが、法案の中で、本法の第一条で目的を改正しており……

第140回国会 運輸委員会 第13号(1997/05/13、41期、新進党)

○上田(勇)委員 新進党の上田勇でございます。  運輸施設整備事業団法案につきまして、また、特殊法人の改革問題につきまして、何点かにわたりまして質問させていただきたいというふうに思います。  現在、抜本的な行政改革の断行が我が国にとりまして最重要な課題であるといこことは、論をまたないことであると思います。国と地方の役割あるいは官と民の役割、これらを見直してできる限り効率的で簡素な政府をつくっていかなくてはならない。現在八十八あると言われておりますいわゆる特殊法人をどのように改革していくかというのは、行革プログラム全体の中でも非常に重要な事項であるということは、間違いないことだというふうに思いま……

第140回国会 商工委員会 第3号(1997/02/28、41期、新進党)

○上田(勇)委員 新進党の上田勇でございます。本日は、工業標準化法の改正法案につきまして、何点かにわたりまして質問をさせていただきます。  まず初めに、この基準・認証制度の最近の国際的な流れを見てみますと、九五年の一月にWTOのTBT協定が発効いたしまして、その後、APECでも基準・適合性小委員会の会合などが数次にわたって行われるなど、また、日本とEUの間では相互承認の協議もこれまで行われてまいりましたし、特に九六年の六月にはリヨン・サミットでもこの問題が取り上げられまして、経済コミュニケの中でもそうしたことが明記されたわけであります。  こういうことを考えますと、近年の各国のそれぞれの基準・……

第140回国会 商工委員会 第7号(1997/04/02、41期、新進党)

○上田(勇)委員 新進党の上田勇でございます。きょうは規制緩和の一括法につきまして、何点かにわたりまして質問をさせていただきます。  まず、我が国の経済はここのところすっかり活力を失ってしまいまして、バブルの崩壊以降、景気もなかなか、依然として厳しい状況が続いておりますし、また今は産業や雇用の空洞化というのが深刻な問題になっております。こうした経済の閉塞状況を打開していくために、思い切った規制緩和によって民間の経済活動の活性化を図っていく、こうした必要性につきましては、もう既に各方面で指摘されているとおりであります。  政府もこれまで、平成六年度以降、規制緩和推進計画あるいはその改定を策定いた……

第140回国会 商工委員会 第16号(1997/05/16、41期、新進党)

○上田(勇)委員 新進党の上田勇でございます。  きょうは、この適用除外制度の整理法案につきまして、何点か質問をさせていただきます。  法案の提案理由の説明にもありましたけれども、今我が国は、国際的に開かれて、また自己責任と市場原理に立った、そういう自由な経済社会を実現していくということが内外から求められているときではないかというふうに思います。  我が党も、日本再建のための基本政策構想の中でも、「経済活動は原則自由、例外規制」を原則としていこう、思い切った規制緩和、撤廃を提唱させていただいているわけであります。  その一方で、自由な経済活動が公正に行われることが国民の利益にとって必要なことで……

第140回国会 内閣委員会 第9号(1997/06/03、41期、新進党)

○上田(勇)委員 新進党の上田勇でございます。  関連で何点か御質問をさせていただきますが、まず最初に、新進党の提案者の方に新進党の法案につきまして何点かお伺いしたいというふうに思います。  新進党提出の法案は、これまでの説明、答弁の中でもその特徴の一つが明らかになっておりますが、その一つは、市民公益法人の目的につきまして公益を目的とするというふうに規定しているのみで、与党提出の法案が活動の範囲を十一の分野に限定しているのと異なっているということが大きな特徴であると思います。新進党の法案は具体的な活動の内容については何ら限定を設けていないという法案になっています。  このように活動について限定……

第140回国会 内閣委員会 第11号(1997/06/05、41期、新進党)

○上田(勇)委員 新進党の上田でございます。  昨日は、いろいろ政党間の協議であるとか、また、理事の皆さんにおきましては大変な協議をされまして、御苦労さまでございました。  それにつきまして、けさ新聞を見てみますと、けさの新聞には、昨日の協議の過程におきまして、税制措置について法案の附則に明記することで、新聞は「いったんは与党と新進、民主、太陽による共同修正を行うことが理事会で合意された。」というような報道がされているんですけれども、ただ、さらにその後再びちょっと見解に違いが出てきて、結果としては合意が覆ったというようなふうに書かれているんですが、本当にこういうことが、ちょっとなかなか理解しに……

第140回国会 法務委員会 第2号(1997/02/20、41期、新進党)

○上田(勇)委員 新進党の上田でございます。  ただいま行われました松浦法務大臣の所信表明並びに関連事項につきまして、何点かにわたりまして質問をさせていただきたいと思います。  最初に、前国会において成立いたしました人権擁護推進法について、これはいまだ施行されておりませんが、それらの今後の方針につきまして、前国会での審議内容も踏まえまして、何点か質問をさせていただきたいと思います。  まず、この法律は、五年間の時限立法でございますし、しかも、その中の教育啓発等につきましては、二年で方向性を出すということになっております。審議される内容が極めて重要であるということからすれば、当然、十分、また慎重……

第140回国会 法務委員会 第8号(1997/05/16、41期、新進党)

○上田(勇)委員 それでは、午前中の委員会に引き続きまして、商法等の一部を改正する法案ほか一法案につきまして質問をさせていただきます。  商法は、経済活動、企業活動の基本的なルールを定めたものでありまして、国民生活にとりましても極めて重要な法制度であるというふうに考えております。その意味で、法案の内容についての質疑に入る前に、若干、関連事項について何点か御質問をさせていただきたいというふうに思っております。  まず第一に、昨年末以来、味の素の幹部社員が総会屋へ裏金を渡していたというような事件であるとか、野村証券元役員が総会屋の関連企業に損失補てんを行っていたという事件、こうしたものが続けて表面……

第140回国会 予算委員会 第13号(1997/02/14、41期、新進党)

○上田(勇)委員 おはようございます。新進党の上田でございます。  もう予算委員会も総括審議、大変長時間にわたりまして、大臣初め皆様方も大変御苦労さまでございます。きょうは、服部経治元運輸事務次官の収賄事件並びに関西国際空港株式会社の問題などについて、まず御質問をさせていただきたいと思います。  一昨日、服部経治元運輸事務次官が関西国際空港株式会社法違反、収賄で起訴されたわけであります。先般は厚生省の岡光前次官の汚職が起きておりまして、立て続けに官僚トップの不祥事、こうしたことは、国民の行政に対する不信感といったものをさらに増幅させ、信頼を本当に失墜させているものであるという意味では極めて深刻……


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第141回国会(1997/09/29〜1997/12/12)

第141回国会 法務委員会 第5号(1997/11/07、41期、新進党)

○上田(勇)委員 新進党の上田勇でございます。  きょうは、佐高先生、前田先生、大変お忙しい中、当委員会に御出席をいただきまして、大変貴重な御意見を承りまして、本当にありがとうございます。  きょうも新聞のトップはやはり総会屋の記事が飾っておりまして、本当にここのところ連日のように、日本の代表的な企業がこの総会屋の違法な利益供与ということで連日各種マスコミをにぎわして、日本の経済あるいは企業といったものがここまでこうした反社会的な勢力との関係で汚染されていたのかというのが、正直言って、私もそうでありますし、多くの国民が本当に驚き、また今、大変な不信を抱いているときじゃないかというふうに思います……

第141回国会 法務委員会 第6号(1997/11/27、41期、新進党)

○上田(勇)委員 新進党の上田でございます。  きょうは、議題となりました裁判官並びに検察官の給与改定法案につきまして、何点か御質問をさせていただきます。  今回の法律改正、行政官においては人事院勧告に基づきます給与改定に準ずるということでございますので、特にこれの内容について、大筋について異議があるものではございませんが、内容につきまして若干何点かお聞きしたい点がございますので、質問させていただきたいというふうに思います。  まず、今回の提出された両法案におきまして、行政の方では特別職あるいは指定職の例に準ずる検察官、検察では八号以上、また裁判官、判事で八号以上ということでありますが、につい……


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第142回国会(1998/01/12〜1998/06/18)

第142回国会 行政改革に関する特別委員会 第11号(1998/05/07、41期、平和・改革)

○上田(勇)委員 平和・改革の上田でございます。きょうは、中央省庁再編法案の中身につきまして何点か質問をさせていただきたいというふうに思います。  初めに、先ほどからの質疑の中でも言及されてきましたけれども、この法案の四十五条にもあります地方支分部局の整理合理化の問題についてお伺いをしたいというふうに思います。  国家公務員の定員は約八十五万人でありますけれども、うち内部部局、霞が関の本省における定員というのは約四万人で、実に残りは地方支分部局、施設等機関、この法案で言う分類でいきますとそういうところに所属しているわけであります。もちろんこれには現業部門が入っていますので、必ずしもそういう数字……

第142回国会 内閣委員会 第9号(1998/05/15、41期、平和・改革)

○上田(勇)委員 平和・改革の上田でございます。  今日の最重要課題の一つでもあります行政改革を実行するために、これまで官が情報を独占し国民に知らせようとしなかった、そういった行政の体質を改めることが不可欠であり、常に行政を国民の目に見えるようにし、国民が行政を監視し、行政に参画できる道を開いていくことが大切であるわけであります。  そのために、今審議している法案の早期制定がぜひとも必要でありまして、政府案、それから民主、平和・改革、自由の共同提案並びに共産党提案が提出されてありますけれども、これらの法案を、情報公開制度が、利用者すなわち国民の立場に立ってどういうふうな制度にしたら利用しやすい……

第142回国会 法務委員会 第2号(1998/03/11、41期、平和・改革)

○上田(勇)委員 きょう伺いました大臣の所信の冒頭でも、今大変な話題となっております大蔵省の不祥事のことについても言及されておりますけれども、これは本当にもう連日、各種報道のトップを飾る大スキャンダルに発展しております。この間、特捜部を中心といたしましての御努力に対しまして本当に心から敬意を表するものでありますし、ぜひ今後とも、こうした一連の事件の徹底究明のために一層の努力を期待するものであります。  しかし、国民の率直な気持ちといったことを申し上げれば、これまで四名の大蔵省の職員が逮捕されたのですが、室長、検査官、課長補佐といった役職であって、次官や局長といった幹部は一体どうなっているのだろ……

第142回国会 法務委員会 第3号(1998/03/13、41期、平和・改革)

○上田(勇)委員 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案につきまして、何点か御質問させていただきます。  よく今、日本の裁判制度というのは、先ほどからの議論もありますが、訴訟に余りにも時間がかかって余り役に立っていないんじゃないかというような批判がいろいろなところがら指摘されております。その原因の一つが、裁判官の人数が絶対的に不足しているのじゃないかというようなことも各方面から指摘されているわけでありますが、いろいろといただいた資料、また先ほどの議論を伺っている中で、やはり最近の裁判所の事件件数というのは増加傾向にあって、これは、やはり人員不足というのは、そういう意味ではまた一層深刻なものにな……

第142回国会 法務委員会 第4号(1998/03/17、41期、平和・改革)

○上田(勇)議員 ただいま議題となりました株式の消却の手続に関する商法の特例に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  本法律案は、近年の大量のエクイティーファイナンスの結果、株式需給のバランスが崩れ、株式市場が低迷する一方で、企業内部に多額の資本準備金が積み立てられ、資本市場における資金需給の硬直化と非効率化を招いている等の会社をめぐる最近の社会経済情勢にかんがみ、公開会社について、従来の配当可能利益の範囲内で自己株式を取得して消却することができることとしていることに加え、資本準備金をもって自己株式を取得して消却することができるようにすることにより、資本……

第142回国会 法務委員会 第5号(1998/03/18、41期、平和・改革)

○上田(勇)委員 平和・改革の上田勇でございます。  上村先生、長谷川先生におかれましては、本日は大変お忙しい中お越しをいただきまして、心から御礼申し上げます。また、大変貴重な御意見をお聞かせいただきまして大変ありがとうございました。  両先生の御発言の中で、何点か御質問をさせていただきたいのですが、まず上村先生にお伺いしたいと思います。  上村先生の今の御意見は、資本準備金、これが債権者保護の役割を果たしている部分であって、そこまで食い込んでのいわゆる株主への措置をやるのは問題が多いという御意見だったというふうに思います。  そこで、まず自己株式取得の範囲ということは別といたしまして、この自……

第142回国会 法務委員会 第9号(1998/04/10、41期、平和・改革)

○上田(勇)委員 平和・改革の上田勇でございます。  きょうは、吉村先生、若林先生にはお忙しいところ、参考人として当委員会に御出席いただきまして、心から御礼申し上げます。  私は、法曹でもございませんし、大学は法学部に在籍したわけでもありませんので、全く素人という立場で、ほかの法曹を経験の先生方から見れば若干稚拙なのかもしれませんけれども、疑問点について、何点か専門家の御意見を率直に伺いたいというふうに思います。  まず、今回、ようやく法曹三者の合意に至って、法曹人口についても一定の結論に至った。それに伴いまして、司法試験、司法修習の制度の改正が今度の法案でとられておるわけでありますが、これま……

第142回国会 法務委員会 第10号(1998/04/24、41期、平和・改革)

○上田(勇)委員 平和・改革の上田勇でございます。きょうは、出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案並びにそれに関連する事項につきまして、何点かお伺いしたいというふうに思っております。  きょうも委員会の始まる前の理事会でいろいろ与野党議論をしてきたところなのですが、この国会で委員会で取り扱う法案の数が、内閣提出のもの、議員立法も含めまして数が非常に多くて、しかもこの国会では、ほかの委員会も含めましていろいろと重要な案件があって、なかなか日程のとり方が難しいということが言われました。当然のことながら、そういった事情を我々も理解しておりまして、ちょっと現状を見ますと、そういう時間のとり合い……

第142回国会 法務委員会 第13号(1998/05/08、41期、平和・改革)

○上田(勇)委員 平和・改革の上田でございます。きょうは保護司法の一部を改正する法律案につきまして何点か御質問させていただきます。  保護司の皆さんの活動につきましては、いろいろと法務省の方からも詳しく御説明をいただきまして、本当に皆さん、全国五万人近い保護司の皆さんが、それぞれ仕事などを抱え忙しい中で、社会にとって本当にとうとい仕事をボランティアとして取り組んでいただいている、このことにまず深く敬意を表するものであります。私も何人かの保護司をされている方々を存じ上げておりますけれども、皆さん、御自身の仕事やプライベートな時間を犠牲にしてまでいろいろと貢献をいただいているということにおいては、……

第142回国会 法務委員会 第14号(1998/05/13、41期、平和・改革)

○上田(勇)委員 平和・改革の上田でございます。  きょうは一般質疑で、死刑の問題について御質問、議論される委員の方が多いかというふうに思いますけれども、私の方からは、後ほど若干その死刑の問題についてもお伺いをいたしますけれども、同時に、もう少し幅を広く、いわゆる人権擁護行政の問題につきまして何点か伺わせていただきたいというふうに思っております。  まず最初に、昨日の衆議院の本会議で中央省庁等改革基本法案が可決いたしまして、これから参議院での審議ということでありますが、その法案の第十八条に法務省の編成方針が述べられております。「法務省は、次に掲げる機能及び政策の在り方を踏まえて編成するものとす……

第142回国会 法務委員会 第15号(1998/05/15、41期、平和・改革)

○上田(勇)委員 平和・改革の上田でございます。  法案の中身については後ほど漆原委員の方から質問をさせていただきますので、私の方からは、この法案を含みます債権流動化のスキームと、それからそれに絡みます。辺的な事項につきまして、何点か質問させていただきたいというふうに思います。  金融機関が今膨大な不良債権を抱えていて、不動産市場が低迷している。それをいかに解決していくかというところで、この不動産の証券化というのが非常に有力な手段であるというふうに、政府においても、昨年の金融制度調査会あるいは緊急経済対策等でもそういうような言及がされているわけであります。  この法案は、今大蔵委員会の方でちょ……

第142回国会 法務委員会 第16号(1998/05/19、41期、平和・改革)

○上田(勇)委員 平和・改革の上田でございます。  今回議題となっております三つの法案が、御承知のとおり、日弁連初め多数の市民団体が、法制定の必要性や法案の内容についてもいろいろな疑義が示されております。これらの法案は刑事法制の根幹にかかわる内容も含まれておりますし、とりわけ通信傍受などは社会的にも大きな影響がある内容であります。そうした性格から、やはりこの法案につきまして、これから当委員会におきまして慎重な審議を行っていかなければいけないというふうに考えているところであります。  きょう、私たちにとりましては最初の質疑の日でもありますので、まず、概括的なところがら何点かお伺いをしたいというふ……

第142回国会 法務委員会 第17号(1998/05/20、41期、平和・改革)

○上田(勇)委員 平和・改革の上田勇でございます。きょうは、一般質疑で大きく二点お聞きしたいというふうに思っております。  まず最初に、六月末の上場企業の株主総会の集中日が近づいてきておりますが、特定の日に大多数の株主総会が集中するというこの我が国の特異な現象につきましては、これまでも内外の各方面から、株主軽視の経営ではないかという批判が相次いでおりました。  この法務委員会におきましても、昨年の十一月の参考人質疑に御出席いただきました評論家の佐高さんからも、ちょっと引用させていただきますが、次のような発言がありました。「私は、このほぼ九割の同じ日の同じ時刻に株主総会をやった企業というのは、す……

第142回国会 予算委員会 第6号(1998/01/21、41期、平和・改革)

○上田(勇)委員 平和・改革の上田でございます。  まず最初に、今回の補正予算に計上されていますウルグアイ・ラウンド関連対策費について若干質問させていただきますが、今、松沢委員の方からも、るる質問がありました。極力重複は避けて質問させていただきたいというふうに思います。  先ほど大蔵大臣も答弁の中でお述べになったように、今回、緊急米関連対策費というふうに名前は変わっておりますが、内容は、八年度まで、昨年度まで計上されておりましたウルグアイ・ラウンド農業合意関連対策費と同じものであるということであります。  このウルグアイ・ラウンド関連対策というのは、平成六年に策定されまして、昨年一部修正が行わ……

第142回国会 予算委員会 第8号(1998/01/28、41期、平和・改革)

○上田(勇)委員 私は、平和・改革を代表し、政府提出、平成九年度一般会計補正予算案外二案に反対を表明し、以下、その理由を申し述べます。  反対の理由の第一は、補正予算案の最大の柱である二兆円規模の特別減税は、その実施が余りにも遅く、かつその額が余りにも少なく、現在の我が国経済の厳しい状況を回復するためには不十分であるからです。  私たちは、単年度限りの特別減税ではなく、恒久減税として制度化するとともに、所得税、法人税等を合わせて六兆円規模とすることが必要と考えます。  私たちは、昨年の通常国会で二兆円の特別減税の継続を主張し、法案を提出しましたが、与党はこれを一顧だにせず、廃案としました。その……

第142回国会 予算委員会 第18号(1998/03/04、41期、平和・改革)

○上田(勇)委員 平和・改革の上田でございます。  ちょっときょうの質問要旨の順番とは逆になりますけれども、証券スキャンダルそれから大蔵省不祥事問題について、けさも大蔵省の問題、新聞のトップになっておりまして、この問題について何点かお尋ねしたいと思います。もう既にこの委員会でもこの問題は繰り返し取り上げられておりますので、これまでの質疑の中で若干はっきりしなかった点、これに絞りまして御確認をさせていただきたいというふうに思います。  まず初めに、昨日の北側委員の質問に関連してでありますけれども、北側委員の方から、仮名、借名口座について調査を行って、その結果の中に政治家、官僚の口座があったとすれ……

第142回国会 予算委員会 第22号(1998/03/10、41期、平和・改革)

○上田(勇)委員 平和・改革の上田でございます。  まず初めに、きょうも新聞、もう一面で取り扱われている日銀の接待疑惑につきまして、きょうは総裁にもお見えになっていただいておりまして、この問題につきまして若干御質問をさせていただきたいというふうに思います。  事件の容疑の内容、報道されている内容につきましては、もう新聞等で御存じのことであるので御紹介は避けますが、この営業局の幹部が日本興業銀行や三和銀行、数行から総額七百万円相当の接待を受けたというような報道がされております。株取引や資金調達を他に比べて有利にできる、こういった日銀の金融情報などを特別に手に入れるあるいは漏えいしてもらうといった……

第142回国会 予算委員会 第29号(1998/03/20、41期、平和・改革)

○上田(勇)委員 今斉藤委員の質問の成長率の問題、これは今度の予算の根幹にかかわる非常に重要な部分であるというふうに思います。これが予算の前提になっているわけでありますし、今斉藤委員の方から書面でそのことについての見解を求めたわけでありまして、ぜひ委員長の方でその点についてお取り計らいをいただきたいと思います。
【次の発言】 いや、今の答弁は、その根拠という問いに対して、その根拠に対する答えはなかったというふうに思います。  何とか達成できるんではないかというような希望的な観測が示されただけで、何で一・九なのかという根拠、また、〇・一というのがもう既に達成不可能になっているという中で、なぜ一・……

第142回国会 予算委員会 第36号(1998/06/15、41期、平和・改革)

○上田(勇)委員 平和・改革の上田勇でございます。  きょうは何点か質問をさせていただきますが、初めに、私の方からは、ダイオキシンの問題について質問をさせていただきます。  今度の補正予算ではダイオキシン対策費が約一千億円計上されております。私たち平和・改革も、これまで全国各地で、公明の地方議員の方々の協力なども得ながら、この問題の調査等に取り組んできたところでありまして、この点については、この補正予算、従来からの我々の主張に沿ったものだというふうに考えているところでございます。  ダイオキシンの発がん性だとか生殖毒性など、非常に強いその毒性については、我が国だけじゃなくて、世界各国でかなり以……


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第143回国会(1998/07/30〜1998/10/16)

第143回国会 金融安定化に関する特別委員会 第5号(1998/08/31、41期、平和・改革)

○上田(勇)委員 平和・改革の上田勇でございます。  早速ですけれども始めさせていただきますが、もう既に長銀の方には三月に公的資金、国民の血税が投入されているわけでありますし、近々さらに公的資金の申請をするというふうに先ほど伺ったわけであります。やはりこれは、国民の税金を使う以上、国民は、その資金がなぜ必要なのか、どのように使われるのか、どのような効果があるのか、こういったことを正確に知る権利があるのは当然だというふうに私は思うわけでありまして、どうもこの委員会のこれまでの審議を見ていますと、政府の方は、何かこのままほうっておくと大変なことになるぞということは繰り返しおっしゃるのですけれども、……

第143回国会 金融安定化に関する特別委員会 第7号(1998/09/02、41期、平和・改革)

○上田(勇)委員 平和・改革の上田勇でございます。  まず最初にお伺いしたいのですが、今日のこうした金融システムの危機を招いた最大の原因は、やはりこれまでの金融行政のあり方が余りにも一貫性がなくて無責任な対応が多かった、そのことに対して市場も国民も完全に信頼を失ったために今日のこういうような状況が起きてしまったのではないかというふうに私は感じるわけであります。  振り返ってみますと、住専処理のときには、不良債権処理の山は越えた、今後は公的資金は投入しないというような政府の方針が言われましたし、昨年は、信本総理は、金融機関の不良債権の処理はかなり順調に進んでいるというような答弁をずっとされており……

第143回国会 金融安定化に関する特別委員会 第16号(1998/09/16、41期、平和・改革)

○上田(勇)委員 平和・改革の上田でございます。  きょうは、まず最初に、本委員会に提出されております不動産に関連する権利等の調整に関する臨時措置法案につきまして、何点かお伺いをしたいというふうに思います。これまでの委員会の審議の中でも、柳沢大臣の方から法案の目的、効果等についていろいろと御説明をいただいておりますけれども、その中で何点かちょっと不明な点もございますので、それにつきまして質問させていただきたいというふうに思います。  まず、これまで幾度か取り上げられたことでありますけれども、現在裁判所で行われております民事調停制度との関係についてお伺いしたいのですが、この民事調停制度というのは……

第143回国会 金融安定化に関する特別委員会 第18号(1998/10/02、41期、平和・改革)

○上田(勇)委員 平和・改革の上田でございます。  これまで与野党の協議に携わってこられた皆様方の連日にわたります精力的な話し合い、また御努力に対しまして、心から敬意を表するものでございます。  きょうは、まとまりました内容等につきまして若干の質問をさせていただきますが、初めに、今の景気動向、経済情勢につきまして、ひとつ総理にお伺いしたいというふうに思います。  昨日、日銀の短観が発表になりました。業況判断指数、DIが主要望造業でマイナス五一、これはバブル崩壊後の最低水準に近い数字まで落ちてしまった。このDIは、平成九年はプラスであったわけでありますけれども、それが一年数カ月のうちにこのように……

第143回国会 金融安定化に関する特別委員会 第21号(1998/10/12、41期、平和・改革)

○上田(勇)委員 平和・改革の上田でございます。  きょう申し上げておりました質問の順番と若干入れかえさせていただきまして、最初に金融システム全般についての質問の方から始めさせていただきたいというふうに思います。  まず最初に、現在我が国の金融システムは、大手行、マネーセンターバンクが十九行の体制になっておりまして、それに対する評価と将来のビジョンにつきましてお伺いをしていきたいというふうに思います。  日本の銀行もその十九行の体制が過大になっているということ、そういう意見もよく伺うわけであります。これは何も今始まったことではないことなんですが、もう八〇年代からいわゆる優良企業の資金調達が銀行……


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第144回国会(1998/11/27〜1998/12/14)

第144回国会 予算委員会 第3号(1998/12/08、41期、公明党・改革クラブ)

○上田(勇)委員 公明党・改革クラブの上田でございます。  最初に、年金問題について若干の御質問をさせていただきたいというふうに思います。  今のこの不況からなかなか脱出できない、長期化しているその原因として、その一つに、国民が、年金、医療、福祉、そういった社会保障制度について、政策の不透明性、不安定性のために信頼感を失って将来の生活設計に関する不安を増大させているという点が挙げられるのではないかというふうに思います。とりわけ公的年金制度は、これはやはり安心できる老後の生活設計にとって不可欠な要素であるにもかかわらず、これまで年金の受給年齢の引き上げや保険料率の引き上げ、たび重なる制度改正や将……


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第145回国会(1999/01/19〜1999/08/13)

第145回国会 建設委員会 第12号(1999/05/14、41期、公明党・改革クラブ)

○上田(勇)委員 引き続き御質問をさせていただきますが、公明党・改革クラブの上田でございます。  今回の法案によりまして、これまでありました住宅・都市整備公団が廃止されまして、新たに都市基盤整備公団が設けられるということでありますけれども、まず最初に、名称も業務内容も、従来住宅に重きを置いていたものから、基盤整備ということですからインフラに重点を置いたものに変更しているということであるかと思います。その新しい公団におきましては、法案の二十八条の各項で業務の内容が規定されておりますが、賃貸住宅の供給や管理というのも引き続き重要な業務として位置づけられているところでございます。  そこで、国として……

第145回国会 農林水産委員会 第4号(1999/03/09、41期、公明党・改革クラブ)

○上田(勇)委員 公明党・改革クラブの上田でございます。  今回の法案につきまして御質問いたしますが、平成五年末のウルグアイ・ラウンドの合意受け入れの際には、米の特例措置、いわゆる例外なき関税化に対する特例措置の受け入れというのが最大の関心事であったわけでありまして、また、翌年のこのWTO特別委員会におきましても、そのことが最大の関心事として議論されました。  そのときには、関税化されれば、仮に高い関税を張ったとしても、それを支払えば輸入が可能であって、国内生産への影響を完全に防ぐことができないおそれがある、したがって、ミニマムアクセス数量を、輸入量を譲歩したとしても、その関税化の特例措置を設……

第145回国会 農林水産委員会 第14号(1999/05/19、41期、公明党・改革クラブ)

○上田(勇)委員 公明党・改革クラブの上田でございます。  きょうは、食料・農業・農村基本法案につきまして、何点かにわたりまして質問させていただきます。  まず初めに、今回の食料・農業・農村基本法案、新農業基本法とも言われているわけでございます。基本法を変えるということでありますので、農業政策の基本的な方向を大きく変えていこうという一つの大きな極めて重要な法案であるわけであります。  まず最初に、今の農業基本法、昭和三十六年に制定されたものでありますが、この政策目標というのは、大きくいって、農業生産の選択的拡大、それから農産物価格安定、農業所得の確保、そして三つ目として農業構造の改善、これらが……

第145回国会 農林水産委員会 第23号(1999/07/13、41期、公明党・改革クラブ)

○上田(勇)委員 公明・改革の上田でございます。きょうは二法案につきまして質問させていただきます。まず最初に、JAS法についての質問から入らせていただきます。  最初に、品質表示のことについて何点か御質問をさせていただきたいというふうに思います。  今回の改正で、食料品の表示について充実を図っていくということは、これは消費者により多くの情報を提供し、消費者の選択の自由度の拡大につながるというものでありまして、基本的に賛同するものでございます。しかし、こうした品質表示のあり方は、食料品の流通の実態を正しく踏まえて、本当に正しい選択に資するものでなければなりませんし、同時に、生産者や流通業者にとっ……

第145回国会 法務委員会 第2号(1999/02/10、41期、公明党・改革クラブ)

○上田(勇)委員 公明党・改革クラブの上田勇でございます。  きょうは、もう午前中の審議から、一月四日の中村法務大臣の発言にかかわるいろいろな質疑が行われまして、大臣の方から、不適切な発言であって、撤回の上陳謝したいということでもございます。  もちろん、憲法の問題にしろ、他のアメリカとの問題、弁護士等へのことについても、それぞれ各人がいろいろな意見を持つのは当然であるというふうに思いますけれども、きょうのいろいろな議論を聞いておる中で、内部の会合とはいえ、これは法務省の幹部の皆さんを集めての会合であったわけでありますし、先ほどの御説明では、記者が入っていたということも十分御承知の上だったと思……

第145回国会 法務委員会 第3号(1999/03/19、41期、公明党・改革クラブ)

○上田(勇)委員 公明・改革の上田でございます。  陣内大臣には、御就任まことにおめでとうございます。大変難しい事態を受けての御就任でございますし、また、当法務委員会、法案も数も多く、かつ難しい法案が多いわけでありまして、大変御苦労なことだというふうに存じ上げますが、もちろん私どもといたしましても、こうした法案、必要なものは十分な審議を尽くすというのは当然ではございますが、この委員会の運営につきましては、協力すべきところは協力するという立場で臨んでいきたいというふうに思っておりますので、どうかよろしくお願い申し上げる次第でございます。  先ほど、坂上先生の方からの御質問にもございましたが、中村……

第145回国会 法務委員会 第4号(1999/03/23、41期、公明党・改革クラブ)

○上田(勇)委員 公明・改革の上田でございます。  今回提案されている法案、私どもも、裁判官の増員というのは、今、時代の要請、必要なことであるというふうに考えておりますので、法案につきましては当然賛成でございます。  ただ、最近のいろいろ事件の推移等を見てみますと、裁判官の増員の割合というのが、このペースというのはこれでいいのかどうかということを一つ疑問に思うわけでありまして、むしろもっとふやさなければいけないのじゃないかというふうに考えるわけであります。  法務省あるいは委員会の調査室等でつくっていただいた資料を見てみましても、最近五年間、平成四年から平成九年のデータがいろいろ載っておるので……

第145回国会 法務委員会 第5号(1999/03/30、41期、公明党・改革クラブ)

○上田(勇)委員 公明党・改革クラブの上田勇でございます。  きょうは、池田先生、大出先生、大変お忙しい中、貴重な御意見を賜りまして、まことにありがとうございます。  それで、時間の制約もございますので、早速御質問させていただきますが、まず、大出先生の方にお伺いをいたしますけれども、先生の方から、今回、審議会への御要望ということで、委員人選の公正、審議の公開、また、その期限を切ることの問題につきまして先ほど御意見がございました。私も全くそのとおりだというふうに思いますが、同時に、やはりこの審議会、よく言われることが、いかにして国民の本当の声、ニーズを反映させていくのか、また、国民の代表である国……

第145回国会 法務委員会 第7号(1999/04/13、41期、公明党・改革クラブ)

○上田(勇)委員 公明党・改革クラブの上田勇でございます。  きょうは、四人の先生方には大変貴重な御意見を承りまして、ありがとうございました。限られた時間でもございますので、順次御質問をさせていただきます。  まず、逢見参考人にお伺いをさせていただきます。  御意見で、基本的には司法改革の必要性というのはお認めになられているということで承りました。  そこで、今回この司法制度改革審議会を設立するに当たりまして、いろいろな意見がございます。そのうちの一つに、この審議会を内閣に置くというのが、これは立法、行政、司法、そういう意味での三権のそれぞれの立場、三権分立の原則から見たときに、行政のもとでそ……

第145回国会 法務委員会 第8号(1999/04/21、41期、公明党・改革クラブ)

○上田(勇)委員 御報告をいただきまして、ありがとうございます。  週刊誌の記事に出ていたということで、週刊誌の記事というのは、とかくその信憑性についてはいろいろな度合いがあるということで、私も、週刊誌に書かれていることすべてが本当であるというふうには思いませんけれども、しかし今回、これは同時に、日刊の一流新聞がトップでその内容について扱いまして、そういうことであれば、それなりの確かな根拠があるのだろうというふうに、これは私だけではなくて、多くの人間がそういうふうに感じているのではないかと思うわけであります。  もちろん、これはプライベートな部分のことでもありますが、検察の最高幹部にかかわるこ……

第145回国会 法務委員会 第9号(1999/04/28、41期、公明党・改革クラブ)

○上田(勇)委員 公明党・改革クラブの上田勇でございます。  きょうは、三先生方にはお忙しいところ御出席いただきまして、大変貴重な御意見をちょうだいすることができまして、まことにありがとうございます。三名の先生方のお話を伺いまして、それぞれ見方に対する程度の差はあるものの、基本的な視点ではかなり共通している部分が多いのではないかというふうに感じた次第です。  一つは、三先生方とも暴力団等の犯罪組織による今の社会への脅威というのは非常に深刻になっているという理解は共通されております。その対策がまた必要になっているということは共通されていたというふうに理解いたしました。また一方、この対策が行き過ぎ……

第145回国会 法務委員会 第11号(1999/05/12、41期、公明党・改革クラブ)

○上田(勇)委員 公明党・改革クラブの上田勇でございます。  きょうは、参議院の先生の皆様方には御足労いただきまして、まことに御苦労さまでございます。大変要請の強かったこの法律案が、参議院で皆様の共同提案という形で提出されまして、参議院を通過、そして衆議院の審議がきょうから開始されたということは大変すばらしいことでございまして、この間の先生方の御努力に対しまして最大限の敬意を表するものでございます。  本法律案は、平成十年五月に衆院に同じ名称の法案が提出されまして、当時の与党、自社さの共同提案という形で提出された法案と、目的、趣旨はそれを踏まえたものであるというふうに理解しておりますが、内容に……

第145回国会 法務委員会 第13号(1999/05/18、41期、公明党・改革クラブ)

○上田(勇)委員 公明党・改革クラブの上田でございます。きょうは、議題となっております組織犯罪対策関連三法のうち、特に通信傍受の法案を中心に御質問させていただきたいというふうに思います。  まず、私たちは、近年、薬物の乱用、とりわけ薬物の青少年への蔓延や暴力団等によります薬物、銃器関連の凶悪犯罪の多発、そうしたものが国民の生命財産を脅かしておりまして、安全で健全な社会あるいは経済にも重大な影響を及ぼす事態になっているというふうに認識を持っているところでございます。幸い、我が国の社会は、アメリカあるいはヨーロッパの諸国に比べますとまだ安全であるというふうに思っておりますが、それも脅かされている、……

第145回国会 法務委員会 第15号(1999/05/21、41期、公明党・改革クラブ)

○上田(勇)委員 先日に引き続きまして、通信傍受法案につきまして、まず何点かお伺いをしたいと思います。  今、漆原委員からも、三条一項三号の話について御質問がありましたが、私の方からは、ぜひ第十四条の「他の犯罪の実行を内容とする通信の傍受」、ここのところにつきまして何点かお伺いをしたいというふうに思います。  ここの部分が、先ほどございました準備行為のための傍受と同様に、この二つがあるがゆえに、対象犯罪が限定されたとしても傍受が際限なく広がってしまうのではないかというような懸念がいろいろなところから言われているところでございます。もちろん、この十四条について法務省の方は、これは令状をとった対象……

第145回国会 法務委員会 第17号(1999/05/27、41期、公明党・改革クラブ)

○上田(勇)委員 ただいま議題となりました自由民主党、公明党・改革クラブ及び自由党の各会派共同提案に係る組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律案に対する修正案及び犯罪捜査のための通信傍受に関する法律案に対する修正案につきまして、提案者を代表して、その趣旨及び概要を一括して御説明申し上げます。  最初に、組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律案に対する修正案につきまして、その趣旨及び概要を御説明申し上げます。  まず、犯罪収益が生じる前提となる犯罪を列挙して定める別表に、スポーツ振興投票の実施等に関する法律に規定する無資格スポーツ振興投票の罪及び加重収賄の罪並びに児童買春……

第145回国会 法務委員会 第18号(1999/05/28、41期、公明党・改革クラブ)

○上田(勇)委員 三条一項三号の件についてのお尋ねでございますが、我々公明党・改革クラブの中で議論をさせていただく中で、いわゆる準備の犯罪に対する傍受についてさまざまな意見がございました。その中で、それを削除すべきだという議論も行われたのは確かでございます。  ただ、本法案による通信の傍受は犯罪の証拠を収集する捜査として行うものでございまして、いわゆる情報収集のための傍受を認めるものではございません。この三条一項三号も、既に一定の犯罪が行われたという前提の上で、さらに、それと密接に関連する重大な犯罪が近接して行われるという十分な嫌疑がある場合に、これを一連の犯罪行為として全体の傍受の対象とする……

第145回国会 法務委員会 第19号(1999/06/11、41期、公明党・改革クラブ)

○上田(勇)委員 公明・改革の上田でございます。  初めに、公正証書遺言等の改正につきましてまず御質問させていただきたいと思います。  今回の法案によりまして、聴覚あるいは言語機能に障害をお持ちの方が、口授にかえまして手話通訳や自書による公正証書遺言が認められることとなったわけでありますが、これはかねてから聴覚障害者の方々からも要望が出されていたことでございますし、本委員会におきましても、我が党を初め多くの委員の方がこの問題を取り上げて質問させていただいている事項でございます。また、これまでのいろいろ議論を伺う中で、手話通訳を認めない、あるいは自書を認めない合理的な理由も既になくなってきたので……

第145回国会 法務委員会 第21号(1999/07/02、41期、公明党・改革クラブ)

○上田(勇)委員 公明党・改革クラブの上田でございます。  今回審議している法案につきましては、成年後見制度の改正もまた公正証書遺言等の方式の改正も、長年にわたりまして関係者からの要望も出されてきた重要な制度改正でございまして、特に成年後見制度のあり方につきましては、法制審におきましても平成七年以来議論を重ねてきたものでございまして、当委員会においてもしばしば話題に上ってきた重要な議題だというふうに承知しております。昨年の四月には、当委員会の質疑におきまして、私もこの成年後見制度につきまして、早く確立していただきたいという観点から、状況等につきまして質問させていただいたところでございますが、本……

第145回国会 法務委員会 第22号(1999/07/09、41期、公明党・改革クラブ)

○上田(勇)委員 公明・改革の上田でございます。  商法等の一部を改正する法律案につきまして、質問をさせていただきます。  今回の法改正は、手続面、技術的な面に及ぶ点も多いものですから、若干細かい点に及ぶ質問になるかもしれませんけれども、ひとつ御了解をいただきたいと思います。また、先ほどから同僚議員の質問がございまして、何点か予定していたものと重複するものがございますけれども、それらはなるべく重複は避けるような形でさせていただきたいと思いますので、御通告しておる順番とは若干変わるかもしれませんけれども、ひとつ御了解をいただきたいというふうに思います。  まず最初に、今回の改正案の中の、資産の評……

第145回国会 法務委員会 第25号(1999/07/30、41期、公明党・改革クラブ)

○上田(勇)委員 公明・改革の上田でございます。私の方は、出入国管理法の改正につきまして、何点かにわたりまして御質問をさせていただきたいと思います。  今回の出入国管理法、幾つかの事項から構成されておりますが、その中の一つが、再上陸拒否期間を現行一年から五年に延長するという内容が含まれております。大臣の趣旨説明の中でも、この理由といたしましてこう述べられております。「近年、不法残留等我が国からいったん退去強制された外国人がその後再び本邦に入国し不法残留等により再度退去強制されるという事例が増加しており、こうした状況に適正に対応するため、」この延長をするのだというふうに書かれております。  そこ……

第145回国会 法務委員会 第26号(1999/08/03、41期、公明党・改革クラブ)

○上田(勇)委員 公明党・改革クラブの上田でございます。  きょうは、四名の皆さんには参考人として当委員会に御出席をいただきまして、いろいろと貴重な御意見、お話を伺いまして本当にありがとうございます。時間に限りもございますので、早速、今回の法案や、今いただきました御意見につきまして若干御質問をさせていただきたいと思います。  まず黒木先生にお伺いをいたしますけれども、御意見の大要というのは、今回の法改正というのは基本的に賛成であって、正しい方向での改正であるという御認識だというふうに承りました。その中で、今回、指紋押捺制度が廃止されたというのは、これも私も前向きにとらえているわけでありますけれ……

第145回国会 法務委員会 第27号(1999/08/06、41期、公明党・改革クラブ)

○上田(勇)委員 まず、先日に引き続きまして出入国管理法の方から何点か御質問をさせていただきたいと思います。  今回のこの法案提出の背景としまして、私が聞いているところによりますと、昨年、決算行政監視委員会の方でいろいろな視察を行ったり、また委員会の中でさまざまな議論を行って、その結果を要望としてまとめて法務大臣の方に提出されたというふうに聞いております。今回のこの改正にあります不法在留罪や上陸拒否期間の伸長などもそれがきっかけの一つではあるというふうには聞いているところでございます。  そこで、昨年九月にこの要望が出ておるんですけれども、この要望をまとめるに当たっては各党の委員が視察等も踏ま……

第145回国会 法務委員会 第28号(1999/08/13、41期、公明党・改革クラブ)

○上田(勇)委員 公明党・改革クラブの上田でございます。  今議題となっております外国人登録法、出入国管理法、ともに重要な法案でございまして、これまで参議院におきましても大変長い期間を費やしまして審議をしてまいりまして、また、衆議院におきましても、これまで与野党ともに熱心な議論をしてきたところでございます。  十日の火曜日には、私どもも、ぜひ委員会の審議を続行してほしいということをお願い申し上げまして、与党の皆様の御理解もいただきまして委員会のセットができたわけでございますが、一部の党の方から、どうも根拠不明のまま、その日は委員会ができないということでございまして、十分な時間が確保できなかった……


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第146回国会(1999/10/29〜1999/12/15)

第146回国会 法務委員会 第3号(1999/11/10、41期、公明党・改革クラブ)

○上田(勇)委員 公明党・改革クラブの上田でございます。  臼井大臣、山本次官、このたびは御就任まことにおめでとうございます。前国会から引き続きまして重要案件が山積している中で、もう既に実質審議が始まるなど、大変御苦労さまでございます。  きょうは、この後クエスチョンタイムということで、すぐに御出席ということでございますので、若干時間が押しておりますが、極力、予定いたしました質問を若干省略させていただきまして、時間に間に合うようにさせていただきたいというふうに考えております。また、その間お食事の時間もございますでしょうから、それは適宜席を外していただいても結構でございますので、その点もどうか適……

第146回国会 法務委員会 第5号(1999/11/16、41期、公明党・改革クラブ)

○上田(勇)委員 公明党・改革クラブの上田勇でございます。  きょうは、参考人の先生方には、大変お忙しい中御出席をいただきまして、また貴重な御意見をいただきまして、まことにありがとうございます。  今お話をいただきました内容に沿いまして何点か御質問をさせていただきたいというふうに思いますが、まず最初に内野先生にお伺いをいたします。  内野先生の御意見のとおり、まさに今回のこの団体規制の法律というのは、オウム真理教というこれまでは考えられなかったような大量無差別殺人を行った団体の、現在もなおその実態や動向が必ずしも明らかになっていないという不安の中で、公共の安全あるいは国民の平穏といったものと、……

第146回国会 法務委員会 第6号(1999/11/17、41期、公明党・改革クラブ)

○上田(勇)委員 私は、自由民主党、公明党・改革クラブ及び自由党の三会派を代表いたしまして、ただいま議題となっております無差別大量殺人行為を行った団体の規制に関する法律案に関する修正案及び修正部分を除く原案並びに特定破産法人の破産財団に属すべき財産の回復に関する特別措置法案に賛成の立場から討論を行うものであります。  以下、これら法律案に賛成する主な理由を申し述べます。  第一に、無差別大量殺人行為を行った団体の規制に関する法律案は、必要かつ重要な法整備を図るものであり、その実効性も十分期待されることです。  サリンを使用して無差別大量殺人行為を行ったオウム真理教が、依然として危険な要素を保持……

第146回国会 法務委員会 第7号(1999/11/19、41期、公明党・改革クラブ)

○上田(勇)委員 公明党・改革クラブの上田でございます。  今度の臨時国会、別名中小企業国会と言われておりますが、この臨時国会の中で法務委員会に付託されております重要な課題の一つが、きょうから審議が始まります民事再生法案でございます。きょうは、そういう意味で、これは法案審議の最初の質問でございますので、基本的、概括的なところからまず始めさせていただきたいというふうに思いますけれども、法案の性質上、多分、細目的、技術的な面にわたる場合もあるかと思いますので、その場合には政府参考人の方にお答えいただいても結構でございます。そういう形で進めさせていただきたいと思っていますので、よろしくお願いをいたし……

第146回国会 法務委員会 第11号(1999/12/03、41期、公明党・改革クラブ)

○上田(勇)委員 ただいま議題となりました自由民主党、民主党、公明党・改革クラブ、自由党及び社会民主党・市民連合の各会派共同提案に係る民事再生法案に対する修正案につきまして、提案者を代表して、その趣旨及び概要を御説明申し上げます。  政府提出の本法律案は、第四十二条第一項において「営業等の譲渡」として「再生手続開始後において、再生債務者等が再生債務者の営業又は事業の全部又は重要な一部の譲渡をするには、裁判所の許可を得なければならない。」と規定するものでありますが、本修正案は、裁判所がこの許可を与えるに当たっては、当該営業または事業の全部または重要な一部の譲渡が再生債務者の事業の再生に資する場合……

第146回国会 法務委員会 第12号(1999/12/07、41期、公明党・改革クラブ)

○上田(勇)議員 本法案で御提案させていただいております特定調停制度というのは、個人、法人を問わず、経済的に破綻するおそれのある債務者の経済的再生に資するとの観点から、公正かつ妥当で経済的合理性を有する内容の調停の成立を図ろうとするものでありますので、委員が今挙げられました方々についても、法人、個人の別を問わず対象になるというふうに考えております。


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第147回国会(2000/01/20〜2000/06/02)

第147回国会 建設委員会 第2号(2000/02/24、41期、公明党・改革クラブ)

○上田(勇)委員 中山大臣、また政務次官の先生方、本当に御苦労さまでございます。  きょうは、私の質問の方で、まず最初に、いわゆる分譲マンション対策につきましてお伺いしたいというふうに思います。  この分譲マンション、全国で三百万戸を超えるというふうに言われておりまして、しかも、近年はマンションの維持管理をめぐるトラブルが増加している、また、これからの十年間で建てかえ時期を迎えるというようなマンションも非常に多いという現状の中で、先日も、ちょっときょう持ってまいりましたけれども、週刊ダイヤモンドという雑誌の中でも「マンションスラム化の恐怖」というような記事も出ていたりして、非常に社会の関心が急……

第147回国会 建設委員会 第3号(2000/03/08、41期、公明党・改革クラブ)

○上田(勇)委員 公明党・改革クラブの上田勇でございます。  きょうは、三法案、何点かそれぞれ質問させていただきますが、最初に、直接法案とは関係ないのですけれども、定期借家制度につきまして、これは良質な賃貸住宅を供給する目的という意味では共通しておりますので、その点について一点お伺いしたいのです。  この三月一日から定期借家制度が新しい制度としてスタートをいたしました。この制度は、昨年の臨時国会で、私も含めました議員提案の法律で借地借家法が改正されたわけでありますが、これにつきましては、推進、また慎重、反対意見、両論あったのは御承知のとおりだというふうに思います。  これは、メリットとして、私……

第147回国会 建設委員会 第6号(2000/03/29、41期、公明党・改革クラブ)

○上田(勇)委員 公明党・改革クラブの上田でございます。  きょうは、大深度地下利用の特別措置法につきまして、何点か質疑をさせていただきます。  このたびの法案提出に当たりまして、国土庁からさまざまな御説明をいただきまして、現に四十メーターを超えるような地下が送電線だとか鉄道、上下水道などで利用されており、私の地元においてもそうした事例が多いということには正直言って驚いたところでございます。  今回の大深度地下の利用を促進することによりまして、大都市部におきます各種の公共公益事業の効率的な実施に大きく資するものであるというふうに期待をしているところでございます。  きょうは、そういうことで、こ……

第147回国会 建設委員会 第8号(2000/04/05、41期、公明党・改革クラブ)

○上田(勇)委員 公明党・改革クラブの上田勇でございます。  きょうは、先生方には、大変お忙しい中御出席をいただきまして、貴重な御意見を賜りましたことに、まず御礼を申し上げる次第でございます。  都市計画法という論議というのは、やはり公共の利益の観点から秩序立った国土の利用を図っていくということで、これは厳格な土地利用の規制、しかも長期的な視点に立った規制が必要であるという一方の論理と、それから、やはり地域の実情や時代の要請に合わせて柔軟な対応が必要であるし、基本的には私有財産でありますので、その自由な利用を確保するという、この二つのバランスの中で、いつも法律の、制度の制定また運用に当たっては……

第147回国会 建設委員会 第9号(2000/04/14、41期、公明党・改革クラブ)

○上田(勇)委員 公明党・改革クラブの上田でございます。  きょうは、都市計画法及び建築基準法の一部を改正する法律案につきまして何点か質問させていただきますが、その前に、ちょっと本法案とは直接関係ございませんが、公共事業に関する問題につきまして、公共事業を所管する最大の官庁でもあります建設省に、最近いろいろな話題になっております景気対策としての公共事業の効果をめぐる論議につきまして、若干御意見をお聞かせいただきたいというふうに思います。  近年、多くの専門家が、公共事業の乗数効果、経済波及効果が減少しており、景気対策としての公共事業の有効性が低下しているというようなことを指摘しております。また……

第147回国会 災害対策特別委員会 第3号(2000/03/09、41期、公明党・改革クラブ)

○上田(勇)委員 公明党・改革クラブの上田でございます。  先日、中山長官からは災害対策全般にわたります所信を伺いまして、ありがとうございました。  本日は、この質疑の終了後に委員長の方から地震財特法の延長の法案が提出される予定になっておるわけであります。地震災害は、その被害が甚大でまた広域な範囲に及ぶということから、それに備えてあらゆる対策を講じていかなければならないのは当然でありますので、同法案につきましては私どもも賛成の立場でありますし、さらに計画的にまた迅速に事業を進めるべきであるというふうに考えているところでございます。  きょうは、この地震財特法を含めまして、震災対策について何点か……

第147回国会 予算委員会 第11号(2000/02/22、41期、公明党・改革クラブ)

○上田(勇)委員 公明党・改革クラブの上田でございます。  きょうは、最初にベンチャー企業のファイナンスについて、その後、国民病とも言われておりますアレルギー疾患対策につきまして御質問させていただきます。限られた時間でありますので、ちょっと断片的になりがちかというふうに思いますが、どうかよろしくお願いしたいというふうに思います。  まず、一九九〇年代、アメリカの経済はずっと好況が続いてきたわけでありますが、それを支えてきた大きな要因の一つが、いわゆるベンチャー企業の成長であるというふうに言われているところでありまして、したがって、これからの日本の経済の再活性化を図っていくに当たりまして、このベ……


上田勇[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
40期-|41期|-42期-43期-44期-46期-47期

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各種会議発言一覧(衆議院41期)

上田勇[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
40期-|41期|-42期-43期-44期-46期-47期
第140回国会(1997/01/20〜1997/06/18)

第140回国会 法務委員会情報開示の司法判断に関する小委員会 第1号(1997/06/17、41期、新進党)

○上田(勇)小委員 上田勇です。  総務庁さんの方にお聞きしたいのですけれども、不開示情報の中に個人に関する情報というのが含まれておりまして、これは、プライバシーの保護という意味から、個人の情報というものにかなり制限が加えられるというのは当然なのですけれども、同時に、行政機関では、極力個人についての情報というのは必要以上には持たないということが重要じゃないかというふうに考えます。  そのためには、各行政機関でどのような形態の個人情報を含む情報を持っているのかをむしろ明らかにするということが必要なんじゃないかということと、この資料の中にも触れられていますけれども、本人からの開示要求というのは、や……

第140回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1997/03/04、41期、新進党)

○上田(勇)分科員 新進党の上田勇でございます。  きょうは、冨沢議員に続きまして、同じ地元、神奈川県でございまして、神奈川県内の米軍基地の問題について何点か質問させていただきたいと思います。  在日米軍の国内の駐留というのは、これは日米安保体制の中核部分でございまして、したがって、我が国としても、在日米軍の駐留を円滑にするための施設の提供や、地位協定、特別協定などに基づきます駐留経費の一部負担など、そういった協力を行うことは理解できるものであります。しかし 一方で、これらの米軍施設が地域の発展に支障を生じさせている場合などは、両国でやはり協力してベストな解決策を見出していく、これもまた当然の……

第140回国会 予算委員会第六分科会 第1号(1997/03/03、41期、新進党)

○上田(勇)分科員 新進党の上田勇でございます。大臣、長時間にわたりまして大変御苦労さまでございます。  きょうは、私の方からは工業立地規制の問題について何点か御質問させていただきます。  近年、製造業の海外移転が増加しておりまして、産業の空洞化というのが大きな問題となっているわけであります。こうした中で、人材、情報、技術、そうしたものが集積している大都市部の工業地帯の持っているポテンシャルを最大限に生かして、既存産業の高度化、近代化あるいは高付加価値化、また新産業の創出を図っていくことは、我が国全体の産業政策の中における重要な課題じゃないかというふうに思います。  ところが、現在、通産省所管……


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第142回国会(1998/01/12〜1998/06/18)

第142回国会 予算委員会公聴会 第2号(1998/03/12、41期、平和・改革)

○上田(勇)委員 きょうは、公述人の皆様には、大変お忙しい中当委員会にお越しいただきまして、謹んで御礼を申し上げます。また、皆様には、先ほど大変貴重な御意見をそれぞれのお立場から拝聴いたしまして、大変にありがとうございました。いただきました御意見につきまして、何点かそれぞれの先生方に御質問をしたいというふうに思います。  最初に、高木公述人が述べられました、現在の経済情勢についての認識や平成十年度の予算に対する評価につきましては、私自身としては、おおむね同感しているところであります。私たちも、所得税減税を中心とします六兆円減税などの景気対策を盛り込んだ予算案の修正が必要である、そういう立場で考……

第142回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1998/03/20、41期、平和・改革)

○上田(勇)分科員 我が国は、戦後一貫しまして農業型の社会から、農業の就業人口がどんどん減って大きく変貌いたしております。その中で当然のことながら、農民の組織であります農協も、その性格がやはり時代の変遷とともに大きく変化して、農協の行う事業というのも、農業生産中心からいろいろ幅広くなってきて、最近では生活関連事業なども含めて多様化が進んでいます。  そこできょうは、農協の生活関連事業の中で、特に最近、全国各地のJAで積極的に取り組んでおりまして、ただし、その結果、一般事業者との間にかなりあつれきが生じております葬祭事業、葬儀にかかわる事業について何点か質問させていただきたいというふうに思います……


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第145回国会(1999/01/19〜1999/08/13)

第145回国会 予算委員会第六分科会 第2号(1999/02/18、41期、公明党・改革クラブ)

○上田(勇)分科員 公明党の上田勇でございます。  きょうは、ぜひ堺屋長官に、今の我が国の経済の現状認識、それと今日に至るまでの経済運営、今後の経済の動向等についての御見解を質問させていただき、また御教示をいただきたいというふうに考えている次第でございます。  最初に、政府の経済見通しについての点をお伺いしたいのですが、平成十年度の実質GDPの成長率、政府の経済見通しは、当初はプラスの一・九%であったわけでありますが、マイナス二・二%と実に四・一ポイントも大幅に下方修正をしております。九年度も、当初見通しから比べますと二・三ポイントと大幅な下方修正、これは実績との差でありますが、低下しているわ……


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第147回国会(2000/01/20〜2000/06/02)

第147回国会 予算委員会第四分科会 第2号(2000/02/28、41期、公明党・改革クラブ)

○上田(勇)分科員 公明党・改革クラブの上田でございます。  平成十二年度の予算の審議もいよいよ大詰めを迎えまして、この間、大臣初め厚生省の皆様にも、大変御苦労さまでございました。  きょうは、まず最初に、少子化対策、子育て支援の件につきまして、基本的なお考えをお伺いしたいというふうに思います。  現在、厚生省を中心といたしまして、平成十一年度の補正予算におきましても、また今審議をしている十二年度の予算案におきましても、保育事業の拡充や子育てに関する相談体制や情報提供などの整備、経済的な支援の拡充など、各種の少子化対策、子育て支援策を推進してきているわけでございます。  こうした施策は、私たち……

第147回国会 予算委員会第七分科会 第2号(2000/02/28、41期、公明党・改革クラブ)

○上田(勇)分科員 公明党・改革クラブの上田勇でございます。  いよいよ平成十二年度の予算も、きょうは分科会を迎えまして、大詰めを迎えているところでございますが、きょうはまず初めに、大都市地域におきます鉄道整備の問題につきまして、大臣初め運輸省の皆さんに御見解を伺いたいというふうに思います。  私は、地元が横浜市でありますが、横浜市を初めといたします我が国の大都市、とりわけその中でも郊外の住宅地域というのは、一般に道路網や公共交通網の整備が大変おくれております。住民の皆さんは、混雑したバスで交通渋滞の中を長時間かけて駅までやっとの思いでたどり着き、そこからまた混雑した電車に乗って長時間通勤する……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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