このページでは熊代昭彦衆議院議員の41期(1996/10/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は41期国会活動統計で確認できます。
○熊代委員 私は二点についてお伺いしたいと思うのですが、一つは比例制度のことでございますけれども、やはり比例制度で順番をつけると、どうしても腐敗が生ずる余地があると思います。三百にして二百を廃止しろという話もありましたが、しかし参議院に二百という話もありましたので、参議院も比例があるとやはり腐敗が生じるのじゃないか。政党幹部というのはどうしても腐敗しなければならないような要素がいろいろあるのじゃないかというふうに思うのですね。小選挙区の候補者を定めるにしても、腐敗がある可能性はありますけれども、やはり直接に有権者の方の審判を仰ぎますから、その最後の歯どめがあるというふうに思います。 そういう……
○熊代委員 自由民主党の熊代昭彦でございますが、きょうは一番バッターで質問の機会を与えていただきまして、まことにありがとうございます。
初めに、既にいろいろお話は出たと思いますが、きょうの議論の前提といたしまして、再確認の意味も含めて、一般的に言いまして、金融監督庁ができると、現状に比べて何がどのように改善されるのか、お答え願いたいと思います。
【次の発言】 何が改善されるかという問いに対しては、極めて簡潔過ぎる答弁であるように思います。透明化するということのようでございますが、大蔵省の権限を分割していくということもあるのであろうというふうに思います。
それでは、先に行かせていただきまして……
○熊代委員 自由民主党の二番手、熊代昭彦でございます。 きょうは予算案の審議でございますので、細かい話は別といたしまして、行財政改革の時代でもありますから、公共放送が必要であるのかどうか、そういうことも含めましてお伺いをしたいと思います。 民間の時代でございまして、市場万能という議論がされております。しかし、御承知のように市場にも失敗があるということでございますから、完全に民間に任せるのか、それとも公的なものでやっていくのか、そういうことの基準の目安が必要であると思うのです。単に行財政改革をやればいいというものではなくて、本当によく見きわめて、大切なものを保存し、そして改革すべきものをする……
○熊代議員 自由民主党、社会民主党並びに新党さきがけの与党三党を代表して、ただいま議題となりました私外四名提出の市民活動促進法案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 近年、多くの市民による、多様かつ健全な価値観に立脚して行われる自律的な社会参加活動に対する意識が高まる中、さまざまな分野において市民活動を行う団体の活動が活発化しています。 皆様も御記憶のとおり、平成七年一月、阪神・淡路大震災が発生したときには、全国的なボランティア活動並びに国際的な協力、支援が積極的に展開され、また、平素においても、地域における高齢者介護等福祉の分野におけるボランティア活動等や、さら……
○熊代議員 岩永議員、大変に勉強されておりまして、鋭い、難しい御質問を賜りましたけれども、基本的に、先ほどお話もございましたように、二年半にわたりましてこの問題を検討してまいりまして、いろいろな方面の御意見もお伺いしてきたというところでございます。 それで、官を民が補うのかというようなお話もございましたけれども、我が日本国は国民があって政府があるわけでございますから、民の自主自律の活動が最初であるということは間違いないことでありまして、官が先にあって民が後に来るようなことは決してございません。それで、民だけで処理できない、交通整理をするとか、お互いに一致団結してやらなければいけないというとこ……
○熊代議員 市民活動の重要性と社会の厚みを増すというその機能、先生御指摘のとおりだと思います。 それで、御質問のことでございますけれども、十一項目に限定されているということでございますけれども、繰り返し申し上げてはおりますけれども、やはり民法とのすみ分けをしておりますので、外れているものは必ずあると思います、それは分野を限ったことでございますから。ただ、今いわゆる市民活動というものをやっておられる団体が、この十一項目を活用して市民活動団体をつくりたいと。そのときに、従たる活動もあるわけですから、主たる活動をこの十一項目に焦点を据えて組織しまして、従たる活動としてこの項目にないものをするという……
○熊代議員 与党の提出いたしました市民活動促進法案は、基本的には公益に資するということで認証を受けるということでそれなりの信用付与ということがあると思いますが、基本財産の規定もありませんし、年間収入の規定もないわけでございますので、基本的には情報開示によって、それぞれの人がその情報を見て、その公益性というのもそしてその信用度というのも判断していただきましょう、そしてその情報開示に非常に重きを置いているわけでございます。 行政の方がこれをどのように評価するかということでございますが、それは、行政が見ておりまして、なるほど認証を得て情報開示をするという団体は見ていると違うな、こういうふうに、実績……
○熊代委員 ただいま議題となりました自由民主党、社会民主党、新党さきがけ及び民主党の各派共同提案に係る修正案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 修正案はお手元に配付しておりますので、朗読は省略させていただきます。 与党三党が提出した今回の法律案について、本委員会の審議における修正要求、また大阪地方公聴会や中央公聴会における公述人の意見、さらにこの間も関係団体から出された切実な要望、これらの意見、要望等にこたえるため、修正案をここに提出した次第であります。 次に、この修正案につきまして、その概要を申し上げます。 まず第一に、社員の無報酬性の要件及びこれに係る社員名簿の提出及び閲……
○熊代委員 ただいま議題となりました自由民主党、社会民主党、新党さきがけ及び民主党の各派共同提案に係る修正案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 修正案はお手元に配付しておりますので、朗読は省略させていただきます。 与党三党が提出した今回の法律案について、本委員会の審議における修正要求、また、大阪地方公聴会や中央公聴会における公述人の御意見、さらに、この間も関係団体から出された切実な御要望、これらの意見、要望等にこたえるため、修正案をここに提出した次第であります。 次に、この修正案につきまして、その概要を申し上げます。 まず第一に。社員の無報酬性の要件及びこれに係る社員名簿の提……
○熊代政府委員 このたび総務政務次官を拝命いたしました、岡山二区の衆議院議員熊代昭彦でございます。 「北方領土問題を解決する」と書いてあります が、北方領土を取り戻すことは国民の願いでございまして、何が何でもやらなければならないというふうに存じている次第でございます。小里長官のもと、誠心誠意かつエネルギッシュに努力してまいりたいという所存でございます。 笹山委員長を初め理事、委員の先生方の御指導、御鞭撻を心からお願い申し上げるところでございます。 ありがとうございました。よろしくお願いします。(拍手)
○熊代政府委員 この七月に河井克行先生は早速択捉島を訪問されたということでございまして、現場に直ちに急行されるその積極的な政治姿勢、それから若さあふるるバイタリティー、本当に高く評価するところでございます。 お尋ねの件につきましても、大変に鋭い御指摘でございまして、確かに区長とかあるいは区の議長とか、為政者と住民の意識に乖離があるかもしれないということでございます。住民にしてみれば、遠いモスクワよりも日本の方が非常にいいんじゃないかというような意識があるいはあるかもしれないという御指摘でございます。大変貴重な御指摘だというふうに思います。 総務庁といたしましては、仕事柄のお話を申し上げたい……
○熊代政府委員 このたび総務政務次官を拝命いたしました熊代昭彦でございます。 小里長官から決意の表明がございましたが、長官を補佐申し上げまして、行政改革その他総務庁が抱える諸問題につきまして、誠心誠意、かつエネルギッシュに努力いたしてまいる所存でございます。 委員長初め理事の先生方、また委員の先生方各位の格段の御指導、御鞭撻を心からお願い申し上げ、ごあいさつとします。ありがとうございました。(拍手)
○熊代政府委員 総務政務次官の熊代昭彦でございます。御承知のように、きょうは大臣が予算委員会に出席しておりますので、代理を務めさせていただきます。 総務庁の所掌事務につきまして常日ごろから御指導、御鞭撻を賜っておりますこと、心から感謝申し上げます。 財政状況の危機的な悪化、少子・高齢化の急速な進展、経済のグローバル化に伴う大競争時代への突入、さらにはたび重なる不祥事の発生などによりまして、行政を取り巻く環境が極めて厳しくなっている昨今でございますが、行政の機能、あり方を問い直し、二十一世紀にふさわしい行政シ ステムをつくり上げていくことが喫緊の課題になっているところでございまして、こうし……
○熊代政府委員 私自身は天下りという言葉は余り好きではありませんけれども、官が上で民が下などというのはとんでもない話であります。 それはともかくとして、いわゆる天下りというお話でございまして、民間企業がなぜ受け入れるかというのは、それはいろいろな理由があると思います。積極的な理由としては、恐らく、人材があり、その知識、経験を生かしていきたいというのが積極的な理由でありましょうし、それから、問題があるべき理由としましては、役所のつながりを利用して何かうまいことないんだろうか、こういうふうに思うのはこれはよくないことだと思うのですね。 先ほどのお話にもございましたように、自由権は最大限に尊重し……
○熊代政府委員 ただいま人事院総裁からも御答弁がありましたように、何が原因かというのは一概に申し上げられないことでございまして、いろいろな原因があるというふうに思います。 一つは、本人の自覚の問題でございましょうし、ちゃんとした使命が与えられているのですけれどもそれを悪用してやるという本人の自覚の問題もございましょうし、体制の問題もあるというふうに思います。それから、政治、行政の枠組み全体の話もございます。国会議員が国民から選ばれて公務員を監督する。貴委員会でも監督をいただいているわけでございますが、議院内閣制でございますから、大臣、政務次官を送り込んで、それも監督している。この監督機能が弱……
○熊代政府委員 内閣官房でできてほかのところでできないという話の前に、先生御指摘の点は、やはり政治と行政の関係でございますので、人事局長が今お答えしたのは御指摘のように法の枠組みでございますので、これをどう変えていくかというのはいろいろな考え方があると思います。 日本は極めて厳しいメリットシステムをとって、アメリカはある意味ではスポイルズシステムというふうに言われている、獲物は勝者に属するんだとか、こういうことと専門性をどう調和させるかという話でございます。先生の御指摘は、ひとえに政治がどのように判断するかということでございまして、そして、政治と現在の政府の検討はどのようにするかということで……
○熊代小委員 何か実質的に違うところがあるのですか。
【次の発言】 それは、資料は差し戻すということですか。
【次の発言】 質問ですが、政府参考人というのは、これは規則で初めて出てくるのですね、法律には出てこないわけですね。
○熊代小委員 同じ問題ですけれども、御指摘のように、確かに七十条に、「国務大臣及び政府委員が、議院の会議又は委員会において発言しようとするときは、議長又は委員長に通告しなければならない。」と書いてあるんですね。だから、通告すれば今の政府委員は出られるわけです。だから、この四人も、通告すれば出られるようにするのかどうかというのは決めていただいた方がいいと思うのですね。先ほど御指摘があったように、その都度承諾をするのか、一遍承諾しておけば後は通告で出てくる制度にするのか。
【次の発言】 今の話で、前も東中先生言われたんですけれども、それは今のこの条文を前提にすればそういう話ですけれども、これは衆参……
○熊代小委員 衆議院法制局の見解をちょっと聞きたいのです、今の点について。
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。