このページでは大野松茂衆議院議員の41期(1996/10/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は41期国会活動統計で確認できます。
○大野(松)委員 自由民主党の大野松茂でございます。 私の選挙区御出身でございます大臣を前にいたしまして、初質問の機会をいただきまして、まことに光栄でございます。大変幅広い環境行政の中でございますが、限られた時間の中で、大気汚染防止の上から、また環境保全の観点から質問をさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。 石井長官におかれましては、環境基本法に基づく環境基本計画が目標とする環境への負荷の少ない持続的発展が可能な社会を構築する旨の力強い所信表明をいただきました。環境保全施策を積極的に展開される姿勢、さらには京都会議成功に向けての御決意に敬意を申し上げる次第でございます。 早……
○大野(松)委員 自由民主党の大野松茂でございます。 私は、基本的なことを中心にいたしまして何点かお尋ねをさせていただきます。 環境影響評価法の制定は環境庁が発足以来の懸案と認識をいたしておりますが、本格的な審議が始まりましたことを喜んでいる者の一人でもございます。 環境基本法が制定されて三年が経過いたしました。石井長官は、環境基本法の成立に大きく力を尽くされ、また、今日までこの環境影響評価にも深いかかわりを持って取り組んでこられたと仄聞をいたしているところでございますが、本法案の提案については格別の感慨をお持ちだろう、こう思っております。 豊かな自然は、四季の変化を含めて我が国の固有……
○大野(松)委員 自由民主党の大野松茂でございます。 質問に先立ちまして、各法案のために今日まで御尽力を賜りました提案者の先生方に対しまして、心から敬意と感謝を申し上げる次第でございます。 今日、福祉や環境の分野を初め、幅広い分野にわたりましてボランティア活動は社会の形成に欠くことのできない市民活動として関係者の知恵と汗が結集されております。今後、二十一世紀に向かって活力ある、豊かで安心できる社会を構築していく上で、一層重要な役割を果たしていくものと考えております。そのためにも、活動のための環境条件を整備していくことが必要でございます。 現在、大方の活動団体は任意団体として活動をしており……
○大野(松)委員 自由民主党の大野松茂でございます。提案者の先生方、大変御苦労さまでございます。先回に引き続きまして二回目の質問になりますが、よろしくお願いいたします。 まず、新進党案の市民公益法人の要件についてでございますが、多くの市民団体などの法人格の取得を可能にする案だ、このように強調されているところでございますが、新進党案第三条では、その要件として「基本基金として保有する財産の価額が、五十万円以上であること。」、こう規定されております。五十万円というお金は、小さな団体では余りにも大き過ぎる、と同時に、財産要件を設けることは極めて高いハードルになりはしないか、こう思うわけでございますが……
○大野(松)委員 自由民主党の大野松茂でございます。両先生には、大変お忙しい中をまことにありがとうございます。 実は、私の選挙区は米空軍の横田基地に接しております上に、私は、航空自衛隊入間基地の所在いたします狭山市の市長として、国政の最も根幹にかかわる防衛、基地の存在について地域住民の理解と協力をいただいて、基地の安定使用、そして住民との相互信頼に精力を注いでまいった立場でもございます。そしてまた、基地所在市町村で組織しております全国基地協議会、また防衛施設周辺整備全国協議会の副会長としてもかかわってまいりましたので、このたびの特措法の改正につきましては、沖縄県民の皆さんのお気持ちを考えあわ……
○大野(松)委員 自由民主党の大野松茂でございます。 ただいまの石川先生の御質問にも関連をいたしますが、地方分権を強力に推進する立場から、幾つかの質問をさせていただきます。 私は、これまで市長、県議会議員として地方行政に全力でかかわってまいりましたが、地方自治の最前線に身を置いてきた者といたしまして、まず地方分権の推進の基本的姿勢について、以下自治大臣の御所見をお伺いいたします。 近代国家の役割については、いわゆる大きな政府、小さな政府と、いろいろな見方、考え方がございます。今や地方行政は、住民の活動の最小限の補完をする小さな政府の考え方をはるかに超えておりまして、多種多様な住民ニーズに……
○大野(松)委員 おはようございます。自由民主党の大野松茂でございます。 地球環境問題、特に温暖化防止問題について、AGBM第八回会合の議論などを踏まえながら質問をさせていただきます。 申し上げるまでもないことではございますが、今、二十一世紀を前にいたしまして、さまざまな環境問題に直面をいたしております。大気汚染や水質汚濁などの公害問題、身近な緑や貴重な自然の減少など自然環境問題、さらに、地球温暖化は最も深刻な問題として、人類の将来にとって、恐らく二十一世紀にとって最大の心配事でございます。最も重要な解決を急ぐべき課題、このように位置づげられることは当然のことでもございます。 現在こうし……
○大野(松)委員 自由民主党の大野松茂でございます。
まず、質問に先立ちまして、大蔵大臣にお伺いをいたします。
昨日、ニューヨークでは、ブラックマンデー以来の事態といたしまして、前日比五百五十四・二六ドル、香港では六四六・一四ポイントの大幅な下落をいたしました。それを受けまして、本日の東京株式市場も、前引けで前日比六百二十一・一八円も下落をいたしております。
ニューヨークの下落についてルービン財務長官も声明を発しておりますが、日本の大蔵大臣として三塚大臣はこの状況をどのように見ておられるか、お伺いをいたします。
【次の発言】 極めて大事な事態でございますので、こうした局面に対するところの……
○大野(松)委員 おはようございます。自由民主党の大野松茂でございます。 現下の教育問題について何点かお尋ねをさせていただきます。 教育改革が叫ばれて久しいものがございます。教育改革は、橋本内閣の掲げる六つの改革の一つに位置づけられまして、教育改革こそ歴代内閣が最優先課題として取り組んできた言うなれば国家事業でもございます。折しも神戸の中学生による連続殺傷事件が発生して以来、最近では、心の教育の充実が新たな課題として浮上してまいりました。 神戸での事件は、犯行者が少年だったので大きく取り上げられましたが、青少年の犯罪はまさに目を覆うばかりでございまして、毎日の新聞報道を見るまでもなく、最……
○大野(松)委員 おはようございます。自由民主党の大野松茂でございます。国立学校設置法の一部を改正する法律案につきまして、何点かお尋ねをさせていただきます。 今、我が国は、世界にたぐいを見ない急速なスピードで人口構成の高齢化が進んでおりまして、福祉や保健医療を取り巻く環境もあわせて大きく変化をいたしております。中でも、増大する需要に対応できるよう、人的資源の中核をなす看護婦の確保等が緊急の課題となっております。殊に、近年の医学、医療の進歩発展に伴うところの高度な専門的知識や技術、そして豊かな人間性や的確な判断力を持つ資質の高い看護婦を養成することが強く要請されてもおります。 今回の法律案は……
○大野(松)委員 おはようございます。自由民主党の大野松茂でございます。 学校教育法等の一部を改正する法律案について、何点かお伺いをさせていただきます。 中等教育学校についてでございますが、中高一貫教育が世間の注目を浴びておりますのは、一部受験エリート校の存在にもありはしないか、こうも思っております。名声を確立したこれら受験エリート校への進学競争が激しくなっており、小学校三、四年生から塾通いも多いと聞いております。 資料によりますと、全国の中高一貫校は平成八年度で国立十三校、私立五百七十四校とありますが、私立中高一貫の受験エリート校と言われるものはせいぜい三十校か四十校ぐらいなのではない……
○大野(松)委員 おはようございます。自由民主党の大野松茂でございます。早速質問をさせていただきます。 去る九月二十一日に、大阪・能勢町のごみ焼却施設、豊能郡美化センターでの超高濃度ダイオキシン汚染が厚生省の調査で明らかになりまして、マスコミなどに大きく報道され、ダイオキシン対策について、焼却施設周辺住民はもとよりでございますが、国民の間に大きな不安を生じております。ごみ焼却施設の湿式排煙処理設備からの過去に例のない事態と受けとめておりますが、対策について何点かお尋ねをいたします。 まず、異常な数値が判明したことから、周辺における土壌調査、水質調査の徹底と健康調査を急ぐべきと思いますが、い……
○大野(松)委員 おはようございます。自由民主党の大野松茂でございます。 大臣、昨日はわざわざ所沢を中心としたくぬぎ山地域に御視察いただきまして、まことにありがとうございました。早速でございますが、ダイオキシン問題につきまして何点かお尋ねをさせていただきます。 埼玉県所沢市産の野菜が高濃度のダイオキシンに汚染されているというテレビ朝日の報道を契機として起きました野菜騒動は、お茶にも実は飛び火をいたしましたが、発端となった報道そのものに誤報あるいは意図的報道、行き過ぎた刺激的表現がございました。それが流通業者や消費者の過剰反応を呼ぶことになりまして、入荷拒否や価格の大幅下落へと拡大をいたしま……
○大野(松)委員 おはようございます。自由民主党の大野松茂でございます。 日本学術振興会法の一部を改正する法律案につきまして、何点かお尋ねをさせていただきます。 今我が国は、経済のグローバル化、ボーダーレス化が急速に進み、そういう競争が激化する中で、史上かつてない速度で人口の高齢化が進行することによりまして、産業の空洞化や社会的活力の喪失、生活水準の低下など、危機的状況に直面するのではないかという懸念が広がってきております。さらに、人類の未来には、地球環境問題、食料問題、資源エネルギー問題など、地球規模の諸問題が大きく立ちはだかっております。 このような諸課題に対応するために、科学創造立……
○大野(松)委員 おはようございます。自由民主党の大野松茂でございます。 改めまして、清水環境庁長官並びに柳本総括政務次官の御就任をお喜び申し上げます。おめでとうございます。 早速、さきの本委員会における所信を中心にいたしまして、何点かお伺いをさせていただきます。 初めに、先般ドイツのボンで開催されました気候変動枠組み条約第五回締約国会議、いわゆるCOP5についてお伺いをいたします。 清水大臣には、就任早々COP5に御出席、大変御苦労さまでございました。大臣の精力的な活動ぶりにつきまして、内外からの高い評価が報道されておりました。何よりと存じます。 我が国は、COP3の議長国として京……
○大野(松)委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの石崎岳君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、石田勝之君が委員長に御当選になりました。
委員長石田勝之君に本席を譲ります。
○大野(松)委員 おはようございます。自由民主党の大野松茂でございます。 早速でございますが、地方公務員等共済組合法の一部を改正する法律案につきまして、何点かお伺いをさせていただきます。 かつて経験したことのない少子高齢化社会の到来、現在二千万人の六十五歳以上の人口は、二十五年後には三千三百万人になると予想されております。将来への不安が広がる中、年金制度は今や国民にとって最大の関心事となっております。 今回の公的年金制度の改正における今日までの議論におきまして、あるべき年金の水準、これを支える現役世代の保険料負担の水準、あるいは基礎年金の財源のあり方、確定拠出年金の導入など、さまざまな議……
○大野(松)委員 自由民主党の大野松茂でございます。 四人の参考人の先生方には、貴重なお考えをお示しいただきまして、ありがとうございました。 何点かお伺いをさせていただきますが、時間の制約がございますので、お尋ねできない先生もあるいはあるかと思いますが、あらかじめお許しをいただきたいと存じます。 まず初めに、平岡参考人にお伺いをいたします。 もう既に先生方のお話にもありましたように、廃棄物対策をめぐるさまざまな問題に直面をいたしております現状の中で、これまでの大量生産、大量消費、大量廃棄、さらに加えて言いますれば大量焼却、大量埋め立てといった、我が国の社会のあり方を見直し、そして循環型……
○大野(松)委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの戸井田徹君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、富田茂之君が委員長に御当選になりました。
委員長富田茂之君に本席を譲ります。
○大野(松)委員 自由民主党の大野松茂でございます。 参考人の先生方には、貴重なお考えをお示しいただいたところでございますが、何点かお尋ねをさせていただきます。ただ、時間の制約がございますので、お尋ねできない先生があろうかと思うのですが、あらかじめお許しをいただきたいと思います。 初めに、高橋参考人にお尋ねをいたしたいのですが、児童虐待を初め、子供たち、青少年をめぐるところの悲惨な、嘆かわしい報道が毎日続いております。連日、新聞の紙面をにぎわしているところでございますが、家庭教育、学校教育、社会教育、これはまさに三位一体でなければいけないということが事あるごとに指摘されるわけでございますが……
○大野(松)委員 おはようございます。自由民主党の大野松茂でございます。 自治大臣・国家公安委員長の所信表明に関連をいたしまして、何点かお尋ねをさせていただきます。 まず、東京都の外形標準課税の導入問題についてお伺いをいたします。 保利大臣も、法人事業税への外形標準課税の導入につきましては、できるだけ早期に導入したい旨、所信の中で明らかにされておられます。道路や上下水道、福祉、教育など、さまざまなサービスを提供する地方自治体にとりまして、地方税は、安定的な税収が確保できる応益的な税であることが望ましいとされております。 法人事業税への外形標準課税の導入につきましては、地方の安定的な財源……
○大野(松)分科員 おはようございます。自由民主党の大野松茂でございます。 相続税に係る緑地保全について、首都圏の緑の保全、殊に武蔵野の原風景としての雑木林、屋敷林の保全、それに対する税制について質問をさせていただきます。 首都圏、中でも私の埼玉県は、昭和三十年代以降の人口集中と産業の発展によりまして、土地利用が著しく変化いたしました。平地や丘陵の農地や雑木林が住宅地、工業用地等に転用されまして、市街化区域はもちろんのこと、近年、市街化調整区域についても身近な緑は急速に失われてきております。武蔵野の基本的風景としての雑木林や屋敷林は、武蔵野のみが持つ四季折々の美しい景観でございます。その貴……
○大野(松)分科員 自由民主党の大野松茂でございます。 高校教育改革の推進を願う立場から、何点かお尋ねをさせていただきます。 昭和二十三年に新制高校として発足いたしました高等学校でございますが、進学意欲の高まり、また高学歴志向を背景といたしまして国民的教育機関へと大きく発展を続ける中で、制度発足五十年を間もなく迎えようとしております。今や進学率九六%を超える実態の中にございますが、以来、中途退学者の問題が大きな課題となってきております。 さきに文部省が発表した数字の上でも、平成七年度の全国公私立高校の中退した生徒数は九万八千百七十九人にも上りまして、前年を千八百人上回り、二年連続で増加を……
○大野(松)委員 自由民主党の大野松茂でございます。 公述人のお三方の先生方には、大変お忙しいところを御出席いただきまして、ただいまは大変示唆に富む貴重なお話を賜りました。まことにありがとうございました。 今、我が国の様子といいますと、戦後この方当たり前のように続いた右肩上がりの経済成長が崩れて、それを前提とした社会の仕組みが行き詰まりを見せております。そして、金融の不安、景気の低迷など、困難な事態になっております。それぞれに緊急対策が講じられまして、四次にわたるところの緊急経済対策、二兆円の減税の実施、それにあわせて、平成十年度予算の一刻も早い成立こそ国民の皆さんの大きな期待であろう、こ……
○大野(松)小委員 先生の先ほどのお話の中にも既にあったことですけれども、特に今までの高等学校の教育の中で、大きな反省点に立って、課題解決能力から課題探求能力へという新たな対応、新たな学習展開がされているわけですが、そのみずから学び、みずから考える力を養うということの中で、高等学校の教育の中にも多彩な学習方法が展開されております。 例えば、単位制にいたしましても総合学科制にしましても、あるいは専門学科における選択制にしましても、まさに多彩な、生徒たちの自主性に基づいた学習ができるようなシステムになっている。特にそのことを今盛んに進めているわけなんですけれども、問題は、この指摘の中にもございま……
○大野(松)委員 自由民主党の大野松茂でございます。 本日は、公述人の先生方、それぞれのお立場から貴重な御意見を賜りまして、ありがとうございました。 お尋ねをいたします前に、実は、本委員会におきましても、国、地方の行政改革の進みぐあいについて議論がございました。私は、行革は国よりも地方自治体の方が進んでいる面が多いと思っております。 今、地方では、大胆なリストラや情報公開が進んでおりまして、住民に身近な形での改革が、住民の支持を得て進んでおります。組織の改革は、リーダーの高い意欲がなければ動きません。その点、自治体の首長には組織の権限が集中しておりまして、やりやすい面が多分にございます。……
○大野(松)小委員 先生、どうもありがとうございます。 これは、鶏が先か卵が先かの議論になると思うのですけれども、最近の子供たちの関心を見ていましても思うのですけれども、どうも理科に対する関心が子供自身も薄い。先生も興味を持たせるような教育ができない。もともと理科というのは、実験だとかそういうことを伴いながら、実体験の中から、学ぶことの厳しさと楽しさを味わうはずなんです。ところが、教えている先生自身もその経験がないものですから、言うなれば教科書の朗読で終わってやしないか。先ほど先生からもちょっとありましたけれども。 どうも、今の教科書を見ると、非常にわかりやすい教科書なんです。私たちが使っ……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。