このページでは家西悟衆議院議員の41期(1996/10/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は41期国会活動統計で確認できます。
○家西悟君 本案の質疑の前に、一言発言をお許しいただきたいと思います。 過ぐる三月二十九日、薬害HIV訴訟の和解から一年がたちました。この間の、本議場にお集まりの議員の皆様並びに政府の御尽力、御支援に、私は原告の一人として心より感謝申し上げます。ありがとうございました。(拍手) しかし、患者の医療保障や遺族の弔慰事業、真相究明など、HIV恒久対策の進捗はいまだに不十分としか言わざるを得ません。今後さらに御努力いただき、二度と悲惨な薬害を起こさないために一層の力添えをいただきたく、心よりお願い申し上げます。(拍手) さて、私は、日本国有鉄道清算事業団の債務の負担の軽減を図るために平成九年度……
○家西悟君 ただいま上程されました法律案につきまして、民主党を代表し、総理並びに厚生大臣に質問いたします。 伝染病予防法が制定されて以来、百一年の歳月が経過いたしました。伝染病予防法は、抗生物質など積極的な治療手段がない時代に、患者を隔離することによって感染防止と社会防衛を図ろうとしたものであります。医学の進歩や衛生水準の向上など感染症を取り巻く現状が大きく変化した今日においては、既に対応することができないものとなりました。 また一方、エイズ予防法は、多くの血友病患者や市民団体がその制定に反対したにもかかわらず、いわゆるエイズパニックの中で強行に、私たちの思いとは全く逆の法律として施行され……
○家西委員 本委員会で初質問をさせていただくことに関し、本当に身に余る光栄と思っております。本当にありがとうございます。
私は、非加熱血液製剤のために、B型肝炎、C型肝炎、HIV・エイズに感染しています。それでも血の通った私は人間です。
薬害スモンの和解のときの厚生大臣であり、薬害エイズ和解時の総理である橋本総理に対し、ともに代表として決断した者同士として総理の英断を高く評価し、改めて御礼申し上げます。
総理には後ほど伺いますが、最初に厚生大臣に伺います。
薬害エイズで何人のとうとい命が奪われているか御存じでしょうか。
【次の発言】 私は厚生大臣にお答えいただきたいと今申し上げたので、……
○家西委員 家西です。
私は、保険とはどういうことなのか、お尋ねしたいと思います。
保険とは、一般論として、偶発事故によって生ずる損害の補償を得るため、その代価として契約に基づき掛金を支払い、相互扶助し合うことと解釈していますが、それで間違いありませんでしょうか。
【次の発言】 それでは、本法案では、四十歳から六十四歳までの第二号被保険者について、加齢に伴って生じた要介護状態に対し保険給付を行うとなっていますが、例えば四十歳未満の年齢で不幸にしてクモ膜下出血など要介護状態になった場合はどうなるのでしょうか。
【次の発言】 それでは、クモ膜下出血とかそういうような症状を起こされれば障害者等級……
○家西委員 質問に先立ちまして、委員長、できれば、私、座らせていただいて質疑させていただきたいのですけれども、よろしいでしょうか。
【次の発言】 ありがとうございます。
まず、医療費の自己負担についてお尋ねしたいと思います。
受益者負担という言葉がありますが、医療費の負担の場合は、バスや地下鉄といった公共交通と違い、一般的な意味での受益者負担の概念は通用しないと思います。医療サービスを受ける場合の受益者負担をどう考えるか、お答えください。
また、社保本人負担率を二割にすることと現行国保三割負担との整合性をどうお考えなのか、お伺いいたします。
○家西委員 私は、民主党を代表して、ただいま議題となっております健康保険法等の一部を改正する法律案並びに同法案に対する修正案に対しまして、両案に反対する立場から討論を行います。 政府管掌健康保険を初めとする医療保険財政は、構造的な赤字に陥っており、市民・患者サイドも何らかの対策が必要であることは理解しています。 しかしながら、今回の改正案は、専ら患者の自己負担や保険料の引き上げのみによってその財源を賄おうとするものであり、到底容認できるものではありません。仮に、今回の措置が国民皆保険を維持するため、やむを得ない負担として国民に対し理解を求めるにしても、現在の医療制度が抱えるむだな部分を徹底……
○家西委員 民主党の家西です。まず最初に、一九六一年に釧路で多発したスモンは、当時は風土病であるとさえ言われてきました。そして一九七二年に整腸剤キノホルムが原因であるということが判明しました。以来今日まで二十五年間、薬害スモン被害者は、治療法もなく、視力障害や身体の麻痺などに苦しみ続けています。 そこでまず、スモン対策が薬害被害者対策であるという認識は今日も変わっていないことを確認させてください。その確認の上で、今後も、難病対策としての調査研究事業について、基本的には被害者の恒久対策事業に直結するものであるか、また薬害被害者の対策として国の責任ある事業だと受けとめてよいのか、大臣の御見解を伺……
○家西委員 民友連の家西悟です。私、質問をさせていただきたいと思います。 薬害エイズ訴訟の和解が成立して、今月の二十九日で丸二年がたちます。私はこの間、差別的なエイズ予防法の廃止を訴えつつ、医療体制の整備や充実、遺族弔慰事業の推進等を要請してまいりました。政府は、HIV感染者を障害者認定するなど、福祉面においては非常に前向きな評価ができる施策を実施していただいていると思います。この件に関しては非常に私は感謝申し上げたい。 しかし、実際にこれが運用されたときにいろいろ問題も生じるかと思いますので、そのときは即座に改正していくなり、そういうことも御検討いただきたいと思います。そして、なお不十分……
○家西委員 民主党の家西です。 私は、当事者として、HIV感染、そして、B型肝炎、C型肝炎を持っています。四類になるわけですけれども、四類に分類される疾病を持っている者として、また、今までずっと運動をやってきた者の一人として、意見として言わせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 まず最初にですけれども、やはり私の場合、エイズ予防法の制定について質問したいと思います。 予備的調査の報告書によると、最初、エイズ予防法が、一九八七年二月十日の時点で伝染病予防法の特例等に関する法律としてなっていたものが、それが、三日後の二月十三日にエイズ予防法案に変わったということ、このこと……
○家西委員 きょうはお忙しい中、厚生委員会においでいただきまして、まことにありがとうございます。大変貴重な御意見だと思うので、時間もありませんので、質問を端的にしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 私ども民主党として、今回、本法案につきまして、修正案を提出いたしました。既にごらんいただいたと思いますが、私どもの修正案について、二点にわたり、まず参考人にお尋ねいたします。 まず一点目については、私ども、らい予防法、エイズ予防法制定について、過去の反省を盛り込んだ前文を加えることを提案していますが、これについてどうお考えになっておられるでしょうか。 第二点目、医師の通知義務……
○家西委員 宮下厚生大臣、御就任おめでとうございます。座ったままで失礼します。 大臣は、マスコミのインタビューの中で、薬害エイズ事件の結果、公務員の綱紀粛正とモラルの意識は厳粛なものとなったとお述べになっていますけれども、大臣にとっても薬害エイズ事件の真相究明をすることは重要な政治課題の一つと認識されているようですので、そこで、当事者の一人である私からお伺いしたいことがあります。 先日、薬害事件厚生省ルート、松村明仁被告の刑事裁判の公判において、第一回エイズ研究班会議の録音テープ及び第三回、第四回の会議の議事メモの存在が明らかになりました。この間、薬害エイズの真相の究明に取り組んできた私た……
○家西委員 それでは、質問させていただきます。 私は、本当に今度の法案というものに対してはすごく、自分自身の問題でもありますので、この運用というものはどうしても慎重に慎重を期していただきたいし、そう思って自分も質問をしてまいりました。それでは質問に移らせていただきますけれども、ぜひともその辺をお酌み取りの上で答弁していただければ幸いですので、よろしくお願いいたします。 橋本総理大臣は、エイズ予防法の制定について、私の本会議質問に対し、「今振り返れば、私たちが後悔すること、反省すべきこと、その上でおわびを申し上げることはあったと思います。」と答弁されておられましたが、反省の具体的な内容、つま……
○家西委員 それでは、御質問していきたいと思います。
規制緩和推進三カ年計画ということで臨床試験データの公表について廃止されるということをお伺いしていますけれども、薬害防止の観点から、臨床試験データの学会誌公表制度がこれまで果たしてきた役割について、厚生省としてどう評価されてきたのか。そして、公表制度を廃止した理由についてお伺いしたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 今GCP、GLPのあれができたということで、それで対応できるというふうにおっしゃいますけれども、九三年以降、GCP以降もソリブジンを初めとした薬害というものは続いていると私は思うのです。そして、環境が変……
○家西委員 本委員会にいつも大変御迷惑をおかけしていると思うんですけれども、まず冒頭、着席のままで質疑させていただきますよう、委員長の方にお取り計らいの方をよろしくお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 座ったまま、大変申しわけございません。民主党の家西悟です。
大臣初め政務次官、御就任おめでとうございます。
まず冒頭、大臣は私のことを覚えておいででしょうか。一九八八年、エイズ予防法のときに、もう亡くなりましたけれども、京都の石田吉明とともに何度かお会いさせていただき、救済の問題、エイズ予防法の問題、大変御熱心にやっていただいた記憶を私は持っています。――どうも覚えていただいていまして……
○家西委員 それでは、民主党の家西悟ですけれども、本日提案されています国と民間企業との人事交流に関する法律案について、関連して質問させていただきたいと思います。 まず、提出された法案の定義に、公務員の信頼性、公平性を確保するという目的が書かれております。私自身も過去において、公務員としてふさわしくない事例を幾度か見てまいりました。具体的にお伺いしたいと思いますので、質問をさせていただきます。 最初に、一九八〇年代前半に起こりました薬害エイズ問題に関して、持永政務次官に御質問したいと思います。 政務次官自身、厚生省の薬務局長に在任されていたのは一九八一年八月から八三年の八月で間違いありませ……
○家西委員 それでは質問させていただきます。 民主党の家西です。質問通告の順番をちょっと入れかえさせていただきたいと思います。 まず最初に、不活化ポリオワクチンについてお尋ねしたいと思います。 私、HIVの当事者として、免疫機構が下がっている以上、この不活化ポリオワクチンという問題は、ちょっと目が離せない問題があります。実は、ことしの七月二十四日の予定で私に子供が生まれます。それで、私の妻自身はHIVに感染はしておりません、そして生まれてくる子供も感染していないわけです。そして、この子供が生まれてきてポリオの問題ということを考えたときに、今、日本では生ワクチンしかありません。そのワクチン……
○家西分科員 ありがとうございます。私の質問とさせていただきます。 まず、奈良県吉野郡大淀町北野台における五十万ボルトの超高圧送電線の建設について、地元住民は人体、環境への影響を心配し、住宅密集地や学校、保育施設を回避して建設するよう要求しています。できるだけ住宅地を避ける形での計画路線への変更を求めるものであります。 そこで、まず、電磁波が人体に与える影響についてお伺いいたします。 過去の国会審議の中でも、電磁波が人体に与える影響について、幾つかの指摘がなされています。この問題は、通産省だけでなく、幾つかの省庁に関する問題なので、各省庁によってとらえ方、受けとめ方が違っていると思います……
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