このページでは石毛えい子衆議院議員の41期(1996/10/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は41期国会活動統計で確認できます。
○石毛^子君 ただいま提案された介護保険法案について、民主党を代表して、総理大臣、厚生大臣及び自治大臣に質問いたします。 高齢社会の進行とともに介護を必要とする高齢者が増大の一途をたどっていることは、今や周知の事態であります。寝たきりあるいは介護を必要とする痴呆性高齢者また虚弱の状態にある高齢者は、二〇〇〇年には二百八十万人に上ると推計されます。恐らく痴呆性の高齢者はもっとふえると予測され、介護を要する高齢者はさらにふえるものと思われます。 その増大する介護が現在既に多くの問題を擁していることは、改めて申すまでもありません。家族介護に携わる二人に一人は六十歳以上という老人介護の実態があり、……
○石毛^子君 私は、民主党を代表し、議題となりました内閣提出の財政構造改革の推進に関する特別措置法案及び同法案に対する民主党提出の修正案、並びに内閣提出の漁港法第十七条第三項の規定に基づき、漁港整備計画の一部変更について承認を求めるの件について、法律案の政府原案に反対し、修正案及び修正後の政府案に賛成するとともに、承認案件に反対する立場で意見を申し上げます。(拍手) 民主党は、将来の世代に過大な負担を残すような放漫財政とは決別し、予算のむだをなくし、必要な手当てはしっかりできる財政に立て直すという意味で、財政構造改革を積極的に推進することを基本方針としています。景気動向などに配慮しながら着実……
○石毛えい子君 松崎議員より、民主党提出の年金法案へ御質問をいただきました。提出者の一人として御答弁をさせていただきたいと存じます。 まず、基礎年金の国庫負担割合を二分の一に引き上げれば、どのようなメリットがあるかとの御質問でございますが、基礎年金の国庫負担割合の引き上げにつきましては、ほぼ全政党が一致して賛成しております。問題は、現下の社会経済情勢で、いつこの国庫負担引き上げを実施するかにあります。ただいまの政府御答弁を伺っておりますと、二〇〇四年までにそうした機が来ることを期待しというような御答弁もございましたので、より一層、いつこれをするかということを明確にしていくことが重要だというふ……
○石毛えい子君 民主党の石毛えい子でございます。 私は、ただいま議題となりました政府案、高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律案に対して、民主党を代表して質問をいたします。 本題に入ります前に、三月八日、日比谷線中目黒駅構内で多くの死傷者を出す脱線事故が発生しました。亡くなられた方々の御冥福をお祈りし、御遺族に哀悼の意を表しますとともに、けがを負われた方々の一日も早い御回復を心よりお祈りいたします。事故原因の究明と今後の安全対策の一日も早い確立を望みます。 そこで、質問通告はいたしておりませんが、運輸大臣にお尋ねいたします。 今回の事故にどのように対……
○石毛委員 民主党の石毛でございます。 まず最初に、彩グループに関連しまして、昨日、和田審議官初め、和田前審議官と申すべきなんでしょうか、出されました処分、それから岡光氏にされました辞表の取り扱い等をめぐって申し上げざるを得ないと思いますけれども、その状況につきましては先ほど来厚生大臣がお話しされておられますので、私は一点だけ、厚生大臣が話された。こととかかわって申し上げたいのです。 当時の、辞表を受け取ってすぐ新たな事務次官を任命したということ等に瑕疵はなかったというお話ですけれども、同時に、今後どういうふうな取り扱いをこれからの方策としてしていくべきかということは法改正も含めて問題だと……
○石毛委員 民主党の石毛でございます。 介護保険法案の審議でございますが、その内容に触れてまいります前に、介護保険、制度化が実現したといたしますと、八兆円とも、行く行くは十兆円とも言われる大きな規模の費用を動かすという制度になろうかと思います。この間、厚生行政の公正性、透明性ということが前議会でも大変大きな議論になったところでございます。そこで、制度案に入ります前に何点かお尋ねしたいことがございます。 一つは、公益法人に関連してでございますけれども、十九日の予算委員会で、小泉厚生大臣が公益法人への補助金の支給は五割ぐらいまで減らせるのではないかというような御答弁をされたという旨、新聞報道で……
○石毛委員 民主党の石毛でございます。 具体的な質問に入らせていただく前に、厚生大臣にエールを送らせていただきたいと思います。 先ほどの本会議で、行政改革を果敢に進めていくという観点で大変力のこもった御答弁がございました。エールを送らせていただきますと同時に、この介護保険の制定に関しましても、先ほど来、実施過程で見直していくという御答弁を何度かなさったように記憶をしておりますけれども、それも当然大事なことだと思いますけれども、成案といいますか、制定に至る過程で十分な議論を進めて、できるだけ私たち市民、国民が望んでいる制度として実現できますように、ぜひ力を込めてよろしくお願いしたいと思います……
○石毛委員 民主党の石毛でございます。 臓器移植に関する法案が提案されまして、人の死をどう判断するか、そして、脳死は人の死かということが厳しく問われている法律案が提案されたわけでございますけれども、私は、脳死を人の死とすることに関しまして、その社会的合意といいますか、国民的コンセンサスにはまだ至っていないのではないかという立場から、数点にわたり質問をさせていただきたいと思います。 私自身は、脳死という現場に立ち会ったことはございませんけれども、両親の死あるいは身近な方の死に出会う中で、死はすぐれて医学的あるいは生物学的な事柄でありますと同時に、社会的、文化的な事柄であるというふうに受けとめ……
○石毛委員 民主党の石毛でございます。 私は、前回に引き続きまして、介護保険に関する市民参加という視点で質問をまずさせていただきたいと思います。 前回、私は大臣に措置と契約の違いについて質問させていただきましたけれども、そのときいただきました大臣のお返事を踏まえまして、私、もう一度考えますに、保険制度という場合には、非常に大きなポイントになる点は、保険者と保険契約者、つまり被保険者との双務的な関係が成立するという、そこのところが一つ大きな要件であるというふうに考えております。 無論、前回大臣は、措置は公のサービスであり、契約はさまざまな主体が参加するというふうにおっしゃられました。そのこ……
○石毛委員 民主党の石毛でございます。 介護保険の審議は随分重ねられてまいりましたけれども、私は、きょう、何点かの確認とそれから質問をさせていただきたいと思います。 まず第一点でございますけれども、要支援者への家事援助ということについて確認をさせていただきたいと思います。 この介護保険法案の定義によりますと、訪問介護の定義につきましては、「入浴、排せつ、食事等の介護その他の日常生活上の世話であって、厚生省令で定める」というふうになっております。それから、要支援者への居宅サービスの一つの種類としまして、そこに用いられている用語も「訪問介護」というふうになっております。 要支援者には、入浴……
○石毛委員 民主党の石毛でございます。本日はいろいろお教えいただきまして、ありがとうございました。 私は今までの議論の中で、脳死の概念あるいは脳死の判定をめぐっての議論、それから米本先生からメディカルプロフェッションというとらえ方、大変貴重な御示唆をいただいたと思いますけれども、もう一つお伺いさせていただきたいと思いましたのは、臓器移植は臓器を提供する側と移植を受ける側、きょう、お受けになった経験者の方はお話しくださいましたけれども、その方たちが日常的にこのことをどう考えるかという、社会的な議論といいますか合意形成の方向が開かれていないと、なかなか難しい問題があるのではないか。 中山先生の……
○石毛委員 民主党の石毛でございます。 私は、まず両案の提案者の方に、先日の参考人質疑におきまして、柳田参考人が御自分の御子息に関する経験に基づきまして、脳死を人の死とすることは死の青田刈りではないかというふうに申されておられました。私も前回の質問では、中山先生の原案に対して竹内基準の問題とも絡まって質問をさせていただきましたけれども、その質問に継続いたしまして、柳田参考人の発言は、脳死を人の死とすることへの危惧を表現されていた、そういう内容だったというふうに伺いました。 まず、あの柳田参考人の御発言をどのようにお聞きになられたか、両案の提案者の方それぞれにお伺いしたいと思います。済みませ……
○石毛委員 質問に立つまで待たせていただいた私も大分待ちくたびれたという思いがいたしますので、大臣ほか皆様も大変お疲れだと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。 まず最初に、今まで多くの委員の皆様が問題にしてこられましたが、私も、医療構造改革に関連しまして、確認の意味での質問を一点だけさせていただきたいと思います。 これまでのところで、薬価基準のあり方ですとか診療報酬制度などについては多くの意見が出されましたし、あるいは病院、医療機関の情報公開についても論議がなされましたけれども、具体的な方策はいろいろ検討の余地があると思いますが、医療における消費者としての患者の選択権と申しましょう……
○石毛委員 民主党の石毛でございます。 本日は、厚生関係の基本施策に関しまして、今、大阪で大きな社会的な問題として議論になっております安田系の三病院について質問をいたしたいと思います。 この病院につきましては、先回のこの厚生委員会で、矢上委員が病院名を御指摘にならずに内容について質問をされております。私もそうした討議を伺いまして、そして、きょうは五月六日、病院側から大阪府等の指導に関して回答が出される日とも伺っております。大変重要な時期であると思いますので、私の方からも、この病院が引き起こしている件につきまして質問をいたしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 御存じのとおり、そ……
○石毛委員 民主党の石毛でございます。 通告させていただきました質問ではないと思いますけれども、まず最初に、情報開示ということに関しまして、大臣にお伺いしたいと思います。 これまでの介護保険の議論の中でも触れられてまいりましたけれども、被保険者の立場に立って介護保険制度を円滑に進めるためには、指定事業者などのさまざまな情報を都道府県や市町村が被保険者、市民に積極的に開示していくことが必要であることは言うまでもないと思います。 思い返しますと、介護保険審議の冒頭で岡光問題が発生しましたし、社会福祉法人のあり方が問題になりました。そして、偶然といいますには余りにもと思う気持ちもいたしますけれ……
○石毛委員 民主党の石毛でございます。 介護保険につきまして、まだ質問させていただいていない内容について、残り、いただきました十五分ぐらいの間に質問を続けさせていただきたいと思います。 まず最初に、介護サービスの全般の供給体制と申しますか、供給システムと申してよろしいのでしょうか、これから先、制度が施行されますと、営利、非営利いろいろな事業者が地域に登場することになります。サービスの総量がふえていくということは望ましいことだと思いますが、サービスの種類あるいはさまざまな供給主体の間でアンバランスが起こってくるのではないかというようなことが予測されます。そうした状況を、介護保険の保険者は市区……
○石毛委員 私は、民主党を代表して、介護保険法案、同関連法案及び津島雄二委員外四名提出の修正案に賛成の立場、児玉健次委員外一名提出の修正案に反対の立場から討論を行います。 高齢者の介護、その多くは、これまで家庭の中に閉じ込められた形で行われてきました。家族、しかもそのほとんどは女性の労苦によって支えられてきた高齢者介護、あるいはお互いに障害を持つ老夫婦が支え合わざるを得ない介護を、社会に開き、社会の連帯によって賄い、介護される高齢者も生活の質を保障される介護に変えることが求められ続けてきました。公的介護保険制度は、こうした要介護者自身、そして要介護者とともにある家族の期待にこたえるべきものと……
○石毛委員 民主党の石毛でございます。 きょうはありがとうございました。 私は、江草先生と相沢さんに質問をさせていただきたいと思います。 今、申し上げるまでもなく、子供が置かれている状況は大変過酷なものがあると思います。いじめの問題もそうですし、それから、進路をどう決めていいかわからないというような問題もあり、それが結果的に不登校の問題になって出てきたり、あるいは高校進学しても途中で行かなくなるというような問題で出てきているというふうに思います。今回、五十年ぶりの児童福祉法の改正であったわけですけれども、そうした子供自身が置かれている状況に対して、それを子供自身がどう受けとめたらいいか、……
○石毛委員 御同情でしょうか、特別の拍手をいただきまして、ありがとうございます。拍手以上にいいお答えをいただければとても幸せに存じますので、どうぞ、きょうはよろしくお願いいたします。 きょうは、法律が改正されましたら児童養護施設という名称に変わると思いますけれども、養護施設についてぜひともお尋ねさせていただきたいと思います。 まず最初に、子供の入所施設、法律的な用語では精神薄弱児施設等さまざまございますけれども、こうした子供さんの入所施設につきまして、特に夜間の時間帯の職員の勤務上の取り扱いは、児童福祉施設最低基準におきましてどのようになっているかということを御説明いただきたいと思います。
○石毛委員 民主党の石毛でございます。
恐らくきょうは、本国会中、厚生委員会、私がさせていただく質問は最後の機会かと思いますので、先般、本委員会で、大阪の安田関連三病院について質問をさせていただきました。その折にもお答えをいただきましたけれども、厚生省は大阪府を通じて調査、指導をされてきておられますが、
現段階での結果をお尋ねしたいと思います。特に看護要員が大きな問題でございましたけれども、どのような結果であったのか、御報告をお願いいたします。
【次の発言】 今最後に局長おっしゃられました三百四十名が転退院されているということになりますと、ほぼ千名ぐらいの患者さん、超えていたと思いますが、残……
○石毛委員 民主党の石毛でございます。 参考人の皆様、きょうは本当にお忙しいところありがとうございました。 まず最初に、私は、粟飯原参考人、寺尾参考人にお伺いさせていただきたいと存じます。 本日、粟飯原参考人のお話を伺いまして、安全という言葉、あるいはマズローの主張についての御紹介、大変感銘を持って聞かせていただきました。そして、私は、まず粟飯原参考人のお話の中で最初に、例えば天然自然とか見なれているとかという言葉の紹介を伺いながら、大丈夫という、普通の、ふだん使っている言葉を思い出しました。私たち消費者、生活者、何かするときに、食べるときにももちろんすすけれども、大丈夫とか大丈夫よねと……
○石毛委員 民主党の石毛でございます。本委員会におきましては、初めて質問に立たさせていただきました。どうぞよろしくお願いいたします。 まず最初に、二十七日に第一回が開催されております人権擁護推進審議会の持ち方について御質問させていただきたいと思います。 一九九五年九月二十九日の閣議決定で、行政の透明性ということにかかわりまして、審議会は、原則として、会議の公開、議事録の公開を行い、運営の透明性の確保に努めるというふうに閣議決定がなされておりますが、この人権擁護推進審議会も当然公開を原則として進められるというふうに受けとめさせていただいてよろしゅうございますでしょうか。その点の御確認をお願い……
○石毛議員 前半の高齢者介護と夫婦のきずなという関係についてお答えさせていただきます。 現に今、高齢者核家族、高齢夫婦だけでお住まいの方というような家族の形態がどんどんふえておりまして、そして一新ゴールドプランが完成する二〇〇〇年におきましても、在宅介護で社会サービスの整備率は四割ということですから、高齢夫婦の介護の問題が残るというのは、これは政策的推移からいいましても事実だと思います。 そこで、別姓にする場合にきずなが壊れないかどうかということでございますけれども、北欧諸国などでは、高齢夫婦お二人で暮らしている場合に、介護の大変さを社会サービスが補完することによってむしろ夫と妻としての人……
○石毛委員 民主党の石毛でございます。 この法案は、民主党から提案させていただきましたが、御審議いただきました水曜日に、偶然ですけれども、私の地元の知人、女性の方たち、私よりちょっと若い方ですけれども、五人、傍聴に来てくださいまして、そして、その中のお二人の方が、一組は、お嬢さんお一人の方で、きょうの話は非常によくわかって、私、娘一人だから、結婚するときに彼女は相手の姓に変わるんじゃなくて別姓を名乗るということもあるのよね、これから娘とよく話すわというふうに言っておられました。もう一組は、職場の女性が、先ほど福島参考人が御紹介くださいました方と同じ状況だと思いますけれども、婚姻届を出せないで……
○石毛委員 民主党の石毛でございます。 私は、まず精神保健福祉士法の第二条に関係しまして、今後、精神保健福祉士をどのような方向でふやしていくのかということを中心にお伺いしたいと思います。 私は、この厚生委員会で何度か、問題になっておりました大和川病院で起こりました事件について質問をしてまいりました。そうした経緯もございまして、精神病院のあり方、また、精神病院に入院されていらっしゃる患者さんがどのように社会復帰を、社会復帰という表現もこういう表現でいいのかどうかということもあると私は思っておりますけれども、そういう方向に向けて機能するのかということについて大きな関心を持ってまいりました。 ……
○石毛委員 民主党の石毛でございます。 介護保険法案に関しまして、委員会としましては最後の質問の機会になるかと思いますと、いささか感無量の思いがいたしますが、これまでの議論の中で取り上げられなかったテーマに、介護保険とボランティア、介護保険制度が始まりましたら、ボランティア制度というのは一体影響をこうむるのかどうかというような論点が残されているテーマの一つとしてあると思いますので、まず、その点についてお伺いしたいと思います。 初めに、厚生大臣に総括的な御所見をお伺いしたいのですけれども、これからますます高齢社会が進み、いろいろな意味で、高齢者の方々だけではなく、お互いにケアを必要とする方が……
○石毛委員 民主党の石毛^子でございます。よろしくお願いいたします。 法案の内容に直接入る前に、現在の景気とそれから社会保障を含めます消費の関係について、少し質問をさせていただきたいと思います。 景気の状況につきましては、この委員会で初日以来さまざまな議論が進められてまいりましたけれども、私は、例えば設備投資といったような、そうしたところとは少し違う角度から景気の問題を取り上げてみたいと思います。 お読みになられておられるかとも思いますけれども、ある経済誌ですが、「財政再建が招いた消費氷河」という特集を組んでおります。改めて申し上げるまでもないわけですけれども、この間、家計の実質消費支出……
○石毛委員 民主党の石毛でございます。 一昨日に引き続きまして、質問をさせていただきます。 まず最初に、財政構造改革の推進に関する特別措置法案第六条にかかわってでございますけれども、この第六条については先回も質問をさせていただきましたが、もう少し大蔵大臣に御答弁をお願いしたいと思います。 先回も申し上げたことをまた繰り返すことになりますけれども、第六条第一項は、国、地方公共団体と民間との役割分担、あるいは国と地方との間の役割分担、あるいは費用便益効果の測定というようなことを掲げておりますが、それに対して、例えば政府がそのことをするのかどうかというような義務づけ、責任の所在がこの法案では不……
○石毛委員 民主党の石毛^子でございます。 本日、私は、高齢社会が進行しております折、どうしても、例えば痴呆の状態などをお持ちになる方、そういう方々が地域で暮らされるようになる、あるいは地域福祉の時代というふうにも申しますが、知的障害をお持ちの方が地域で暮らされるようになっていく、そうした何らかの意味で支援を必要とする方々が消費者として、消費者市民として地域で暮らす時代の消費者行政のあり方などを中心に、もう少し幅広く消費者行政一般について質問をさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 まず最初に、公正取引委員長にお尋ねさせていただきます。 公正取引委員会は、こと……
○石毛委員 民主党の石毛^子でございます。引き続きまして質問をさせていただきます。 まず、今国会に提案されております法案についての質問をさせていただきます前に、関連いたしまして二つほど質問をさせていただきたいと思います。一つは、健康保険法が片仮名、文語体で書かれているということに関してでございます。もう一点は、国民健康保険法の被保険者が世帯主義をとっている点について、御質問したいと思います。 まず、健康保険法に関してでございます。 私が改めて申し上げるまでもないわけですけれども、今国会で提案されております法案改正に関しまして、ずっと目を通してまいりますと、健康保険法は片仮名、そして文語体……
○石毛委員 民主党の石毛でございます。 前回に引き続きまして、医療計画と病床規制につきまして質問を続けたいと思います。 私は、前回の質問の中で、医療計画における必要病床数の考え方がへ本来必要な地域の医療ニーズにこたえたものになっていないのではないかということを中心に疑問を呈してまいりました。 少し振り返っておきますと、第一には、必要病床数の算出方法、地方ブロックごとの入院受療率を根拠とするわけですけれども、その地方ブロックといいますのは地方における中核都市を含んでいましたり、あるいは過疎地域を含んでいましたりといういろいろな社会的な性格があるわけですから、それを地方ブロックというふうにと……
○石毛委員 民主党の石毛^子でございます。 本日は、公衆衛生審議会伝染病予防部会基本問題検討小委員会、その報告書、「新しい時代の感染症対策について」の報告書、この中での人権に関する規定に沿いながら、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律案につきまして幾つか質問をさせていただきたいと思います。終わりのころになりまして、若干別の観点からの質問を幾つかつけ加えさせていただきたいと思います。 まず第一でございますけれども、この法案では、第二条「基本理念」などのところに端的に示されておりますけれども、さきに申しました基本問題検討小委員会では人権の尊重という表現がされておりましたのが、す……
○石毛委員 民主党の石毛^子でございます。 尾身長官におかれましては、連日息つくいとまもないようなお時間をお過ごしたと思います。ようやく本委員会に長官をお迎えできまして、私どもはとても喜んでおります。どうぞよろしくお願いいたします。 長官にお尋ねさせていただきます前に、特定非営利活動促進法につきまして少しお伺いして、それから消費不況の問題、あるいは金融ビッグバンと消費者保護の問題について審議させていただきたいと思います。 ます最初に、特定非営利活動促進法案が成立いたしまして、今総理府令を策定中だというふうに思いますけれども、この法律の省令の施行はいつになりますか、そのことをちょっとお教え……
○石毛委員 民主党の石毛^子でございます。 本日は、遺伝子組み換え食品の表示と食品衛生法の関係について質問をさせていただきたいと思います。 ます最初に、もう改めて申し上げるまでもありませんけれども、本特別委員会の小委員会といたしまして三つの点にわたって意見一致を見たということで、これはさきのこの特別委員会の終わりのときに、この委員会で御了解いただきました。 その三つの点は、厚生省は遺伝子組み換え食品に関する現行の情報公開の制度を全面的に改めるとともに、電子化された情報とデータベースで消費者の縦覧に供すべきである、これが一つ。それから二点目が、安全性の確認の重要性にかんがみ、現行のガイドラ……
○石毛委員 民主党の石毛^子と申します。どうぞよろしくお願いいたします。参考人の皆様には、本当にどうもありがとうございました。 私も、まず最初に、サッカーくじに対します私の態度を申し上げておきます。 私自身は余りかけごとが好きではないという個人的性格もあるかと思います。それと、随分議論に出てまいりましたけれども、サッカーというスポーツが、少年たちが自分たちの地域のチームで育ち上がっていき選手になっていく、そのプロセス、そして、ほかの公営ギャンブルと比較をしますと、子供たちの参加の度合いが格段に多いスポーツでございます。そういう意味で、成長の過程で、法律が対象にする年齢は何歳であれ、実質的に……
○石毛委員 民主党の石毛えい子でございます。 今国会、昨日の厚生大臣の所信表明ももちろんでございますけれども、お触れになられていらっしゃいましたように、年金制度をどのように設計するかということが大変大きなテーマでございます。 私は、本日、年金制度の改革といいましょうか改正をめぐってということではなくて、その前段の課題として大変重要な課題だと思っております厚生年金保険の国庫負担の一部繰り延べ問題、いわゆる隠れ借金という言い方がございますが、そのことについて質問をさせていただきたいと思います。 まず最初に、事実の確認でございますけれども、昭和六十三年、一九八八年に一兆四百九十億円の繰り延べ金……
○石毛委員 民主党の石毛えい子でございます。 本日は、年金福祉事業団から融資を受けて、有料老人ホームを全国で展開している日本老人福祉財団について質問をしたいと思います。 この財団につきましては、既に昨年来新聞等で報道されておりますように、バブル期の有価証券による財産運用の焦げつきですとか、京都ゆうゆうの里における過剰投資などによって、極めて深刻な経営状態に陥っているというようなことが知らされております。 もし財団が倒産状態、破産状態になりますと、全国で二千人に近い入居者の方が路頭にほうり出されることになりかねないという状況も危惧されます。先日の十三日でございますけれども、入居者の代表者の……
○石毛委員 民主党の石毛えい子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 まず最初に、大臣に御認識を承りたいと存じますが、この法律案全体の評価についてでございます。 参議院では修正可決をされまして、参考人の皆様の御意見では一歩前進という評価もいただいているわけでございますけれども、参考人の方の御意見あるいは質疑等でもまだ人権の確保が、それからきょう社会復帰という表現が、土肥委員の御発言の中でこれはいかがなものかというような御意見もございました、地域生活の促進というような点からも課題を残しているのではないかと。そういうようなことも含めまして、参議院では五年後に向けた検討規定が修正可決され……
○石毛委員 民主党の石毛えい子でございます。 いよいよこの十月から介護保険の要介護認定が始まるわけでございますけれども、けさほど来いろいろ質疑に出されておりますように、実施の延期論等、何か不安を呼び起こすような報道を初めとして声がたくさん出てきております。こういう状況は、介護保険の実施主体であります市町村にも疑心暗鬼を呼び起こしかねない、そういう不安といいますか危険があると思います。 大臣も御存じでいらっしゃると思いますけれども、住民サイドの福祉を進めてきておられます自治体の首長の集まり、福祉自治体ユニットでも声明を出されております。 ちょっとその声明を紹介させていただきますけれども、「……
○石毛委員 民主党の石毛えい子でございます。 長官、連日の委員会御出席で大変でいらっしゃると思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。 本日は、長官、所信表明をいただきましたので、その内容につきまして、また、先週まとめられました経済戦略会議の答申などにも触れさせていただきながら、長官の御見解を承らせていただきたいと存じます。 その前に、本委員会は遺伝子組み換え食品の表示問題に関する小委員会を設けてございますので、そのことに関しまして、冒頭、農水省の方にお尋ねさせていただきたいと思います。 この遺伝子組み換え食品の表示に関しまして、懇談会などで新しい展開に入っているように報道などで伺っ……
○石毛委員 民主党の石毛えい子と申します。 きょうは、大変示唆に富む、そして私にとっては刺激的な出会いをいただきましてありがとうございました。時間もありませんから、端的にお尋ねしたいと思います。 きょう、六・三制とか高校入試とか、あるいはカリキュラムの問題とか、教育制度の話が出ましたけれども、端的にお尋ねしたいと思いますのは、日本の教育制度の中で、養護学校義務制実施というのがございます。 先ほど乙武参考人が、ゼミで、子どもの権利条約と関連して教育の問題の研究をされているとおっしゃっています。私自身は、子供を、できる子とできない子、あるいは個性、さまざまな違いによって分けるという、要するに……
○石毛委員 民主党の石毛えい子でございます。 本日は、貴重な問題提起を本当にありがとうございました。CAPNAで出されておりますデータを拝見しまして、一九九八年の子供の虐待死が二百名を超えているというような事実に改めて私どもの認識の弱さといいましょうか、そういうことを痛感させていただきました時間でした。 それで、何点か質問をさせていただきたいと思いますけれども、まず、祖父江参考人にお尋ねさせていただきたいと思います。 私などが幼いときに育ちました農村を思い浮かべますと、農業が中心の時代でしたから、生産と消費が家族に一体化していた時代ですし、それから家族も、おじいちゃんがいたりおばあちゃん……
○石毛委員 民主党の石毛えい子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 男女共同参画社会基本法案の審議に際しまして、私は、たくさんの内容が盛り込まれている法案ではございますけれども、次の二点、大変重要な関心を持っております。 第一点は、女性に対する差別、人権侵害を克服して、男女が平等に、かつ、ともに参画する男女共同参画社会を築いていくには、国及び自治体がしっかりと男女共同参画基本計画を策定し推進することが大切であるということが一つでございます。 もう一つは、同時に、一人一人の個々人、女性が平等や共同参画を妨げられ、あるいはまたその人権が侵害された場合に、この男女共同参画社会基本法が……
○石毛委員 民主党の石毛えい子でございます。よろしくお願いいたします。
それでは、質問をさせていただきます。
ただいま提案理由説明がされました成年後見制度の制度設計に際しましては、法案の内容にありますように、障害当事者と後見人等との関係のほかにも、例えば費用補償のあり方ですとか後見人等の養成確保など、そうした内容を含む総合的な権利擁護法として制定する見解もあり得たのかとも思いますが、今回、民法の一部改正として成案がなされましたのはどのような理由か、その点をまずお尋ねいたします。
【次の発言】 経緯については御説明いただいた点で理解いたしました。
私は、後ほども具体的に質問させていただきま……
○石毛委員 民主党の石毛えい子でございます。 本日は、いただきました時間、介護保険の実施につきまして、やや細部に踏み込む質問になるかと思いますけれども、質問をさせていただきたいと思います。 介護保険、改めて申し上げるまでもなく、二〇〇〇年の四月に実施でございます。私も、この審議の過程で参加をしてまいりましたということもございまして、多くの皆さんから声をかけていただきまして、一体どんな状況になっているんだろうというような質問をいただきます。そういうこともございまして、きょうは細部に少し踏み込んでいくことになると思いますが、本日の質疑を通じて、この内容が多くの関心ある国民、市民の皆様に伝わって……
○石毛委員 民主党の石毛えい子でございます。 大臣、政務次官、お疲れのことと存じますが、引き続きよろしくお願いいたします。 午前中来、家族介護について、慰労金をめぐりまして何人かの委員の方が御質問をなさっていらっしゃいましたけれども、私もその点についてもう少し踏み込んで質問をさせていただきたいと思います。 この介護保険法の四月実施に向けてどうするかといいますのは、ずっと自自の間でもいろいろと議論が引き続いてまいりましたけれども、私が改めて申し上げるまでもなく、十月六日の自自公政策担当者会議における亀井自民党政調会長の発言をきっかけに、与党三党合意、そして政府見解というような大展開、三党連……
○石毛委員 民主党の石毛えい子でございます。 私の質問時間、きょうは、午前二十分、午後三十分というふうに分割されております。午前中は、児童扶養手当の問題、そして介護休業中の社会保険料本人負担分について、この二つのテーマで質問をさせていただきたいと思います。 まず、児童扶養手当についてでございますけれども、ことしの夏、シングルマザーの団体が母子家庭の電話相談やアンケートを行ったところ、二日間で電話相談が百十五件あったということでございます。大変多いというふうに受けとめるべきだと思いますけれども、その電話相談の内容は、生活が苦しい、パートをかけ持ちしている、あるいは働き先で給与がカットをされて……
○石毛委員 民主党の石毛えい子でございます。 大臣、お疲れになられたと思いますが、引き続きよろしくお願いいたします。 私は、きょうの質問は、主として女性の年金についてお尋ねしたいと思います。 御存じでいらっしゃることだと思いますけれども、女性の年金につきましては、第一号被保険者が加入者約一千万人弱、第二号で一千三百万人ぐらい、それから第三号被保険者で一千二百万人ということで、ほぼ均等にこの三つの年金保険に多くの女性が加入しているということでございます。ただ、男性に比べまして、女性の場合に、年金制度の中でさまざまな問題にぶつかることが多いという現実が非常に明らかになってきているということだ……
○石毛委員 民主党の石毛えい子でございます。 本日は、参考人の皆様、御多忙のところをありがとうございました。 それでは、質問をさせていただきます。 私は、こういう社会保障制度が大変大きな変革、転換を迫られている時期に、そこにはどれだけ民主主義が貫かれているか、情報公開が徹底して市民、利用者になる人たちが判断できるようなシステムができるかということは、大変重要な要素の一つだというふうに考えております。 そういう観点からも、それから現に大変お困りになっていらっしゃる御高齢の方がいらっしゃるというその現実からも、日本老人福祉財団が運営されておりますゆうゆうの里に大きな関心を寄せております。 ……
○石毛委員 民主党の石毛えい子でございます。
きょうは、消費者問題特別委員会、この臨時国会初めてでございます。
まず最初に、質問通告をしておりませんけれども、これは当然お答えいただける問題でございますので、長官に藤波孝生議員の辞職の問題について御見解をお伺いしたいと存じます。
昨日のクエスチョンタイムで小渕総理は、藤波議員御自身のお考えにお任せするというような御回答を、我が党の鳩山代表の質問に対してお答えになっておられましたけれども、長官はこの件に関しましてどのような御見解をお持ちでしょうか、お尋ねいたします。
【次の発言】 今の最後の長官のお言葉、賢明な選択という表現の中にどういう意味……
○石毛委員 民主党の石毛えい子でございます。
運輸委員会は、全員、君の呼び方なのかもしれませんが、委員長、私には、さんづけで呼んでいただきたいとお願い申し上げますが、いかがでございましょうか。よろしいですか。
【次の発言】 よろしくお願いいたします。
本日は、傍聴席に車いすを御利用の方がたくさんお見えになっておられます。一九八一年、国際障害者年でございました。差別のない社会を、ノーマライゼーションの実現を、こうした考え方、そしてその社会づくりが二十年余進んでいる中で、まさに今国会に、いわゆるバリアフリー法案、政府案とそれから私ども民主党が提出させていただきました法案、ともに審議をしていただ……
○石毛委員 恐縮ですが、さんづけでお願いいたします。 民主党の石毛えい子でございます。前回、この法案につきまして質問をさせていただきました。その際、何点か質問を残しておりましたので、それを含めまして、きょうもう少し時間をいただきまして質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。 まず第一に、障害を持つ方などを一般の交通機関あるいは道路等々から区別をしない、そうしたバリアフリー整備のあり方ということでお尋ねをしたいと思います。 古い話になりますけれども、二十数年前、車いすを御利用の方が、東京駅で新幹線に乗って、例えば愛知でも大阪でもどこでもいいんですが、出かけようとしましたら、地下……
○石毛委員 民主党の石毛えい子でございます。 大臣、引き続いて御苦労さまでございますが、よろしくお願いいたします。 私はきょう、保育所の設置認可にかかわる規制緩和の問題、それから障害者プランのこと、そして、時間がありましたら、有料老人ホームの介護保険の指定に伴う介護費用の調整ということについてもちょっと触れたいと思います。 まず、保育所の設置認可にかかわる規制緩和、このことでパブリックコメントを厚生省が三月九日締め切りで求めたということもございますし、恐らくこの三月中にこのことに関して規制緩和の方向で通知等が出されるのだと思いますけれども、このコメントの中を見ますと、従来保育所の設置主体……
○石毛委員 おはようございます。民主党の石毛えい子でございます。 私は、本日は、提案されております児童手当法の内容といいますより、その前提とされていると思われます少子化という考え方などをめぐりまして質問をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 法律案参考資料のところに記載されておりますこの法律案の提案理由説明によりますと、少子化への対応として、総合的な少子化対策を推進する一環としてこの児童手当法の改正を行うというようなことが記載されております。 少子化という事象といいましょうか、そのことに関しましては、これを論じる方のお立場あるいはお考えによりましてさまざまなとらえ方が……
○石毛委員 民主党の石毛えい子でございます。 参考人の皆様には大変お忙しいところを御出席いただきまして、ありがとうございました。それに比べまして、この委員会の委員の出席者が大変少ないということに責任を思う次第でございます。午後からは委員会の重複はそれほどございませんので、どうしてこんなに欠席なのだろうというふうに思いますが、私がお許しいただきたいと申し上げることなのかどうか、ちょっと戸惑いますが。 質問に移らせていただきたいと思います。 北野先生にお尋ねをいたします。 伺いましたお話の内容は、ほとんど私も考え方を同じくしておりますけれども、この法律が、今の状況では、与野党構成でいえば成……
○石毛委員 おはようございます。民主党の石毛えい子でございます。 早速でございますが、質問に入らせていただきます。 まず、大臣にお伺いさせていただきたいと思いますが、今回の社会福祉事業法等一連の法改正の趣旨は、措置から利用契約という仕組みへの転換、これによってサービスを選択できるようにするということに大きな目的、意義があるというふうにたびたび説明を承っております。私は、この趣旨には賛成するものでございますけれども、本当にこの法改正によって法律が実効性を生んでいくためには、まだまだ明らかにすべき課題があるというふうに思っております。 例えば今入所施設にお入りになっていらっしゃる方が、希望さ……
○石毛委員 おはようございます。連日、大詰めを迎えた審議が続いておりますが、きょう一番目にさせていただきます。 私は、関連しまして、きょうは容器包装リサイクル法につきましてお伺いしたいと思います。 まず最初に、PETボトルでございますけれども、多くの論調の中で、容器包装リサイクル法によってPETボトルがむしろ生産、消費を加速されているのではないかというような論点が指摘されるようになってきておりますけれども、九七年度にPETボトルの回収がスタートして以来、この回収、リサイクル量はどのように推移しておりますか、その点をお尋ねいたします。
○石毛委員 民主党衆議院議員の石毛えい子でございます。
委員長、恐縮でございますが、君ではなくてさんで呼称をしていただきたいと存じますが、よろしゅうございますか。
【次の発言】 よろしくお願いいたします。
民主党の石毛えい子でございます。消費者契約法につきまして、主として政府案に関連して質問をさせていただきたいと思います。
大臣、恐縮でございますが、通告させていただきました質問に入る前に、大臣に、何といいますか、御覚悟のほどをといいますか、そういう観点でお尋ねしたいんです。
私は今、吉田委員がされました質問に対しまして大臣の御答弁を伺っていまして、不安に思う点がところどころございました……
○石毛委員 民主党の石毛えい子でございます。 前回、消費者契約法に関連しまして質問をさせていただきました。きょうはその続きということになりますが、まず第一に、消費者契約法の実効性、これを確保する施策として、もう少し消費生活センターをめぐるテーマでお伺いをしたいと思います。 前回少し触れまして、そのままに終わってしまったわけですけれども、地方自治体が行政施策を組む一つのメルクマールになる中身として、基準財政需要額の中にどういう費目が上げられているかというのもあるというふうに思います。 そこで、消費者行政に関連しまして基準財政需要額を見てみますと、県の方に上げられておりますのが、消費者苦情処……
○石毛委員 民主党の石毛えい子でございます。 本日は、介護保険を中心に、引き続き厚生大臣には御苦労をおかけしますが、よろしくお願いいたします。大蔵大臣にも、少しですが質問をさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。 けさ、新聞を見ておりまして非常に驚いたんですけれども、これは五島委員もきっとお触れになられたことと思いますが、四十歳から六十四歳の国保加入者、介護保険料下げ容認ということで、昨年の臨時国会で特別対策として決定されました財源投入というその規模、国保六百六十億円、これを保険料の引き下げに使っていいということで、高知市の例では、四十歳から六十四歳の国保加入者、本来ですと……
○石毛委員 民主党の石毛えい子でございます。 先回に続きまして、介護保険を中心に何点かお尋ねしたいと思います。 厚生大臣もおっしゃられておりますように、介護保険、四月一日から世紀の大事業として実施に入るわけでございます。そういう中で、今もまだ新聞報道等をにぎわしていることがございます。 ついせんだって、介護保険の審議の中では、家族の位置づけというのをどういうように考えたらいいかというのは、折々に議論になっておりましたし、特別対策のときにも随分これが議論に上ったのは改めて申し上げるまでもないわけですけれども、最終局面が近づきました段階で、二月の二日、これは新聞のトップでございますけれども、……
○石毛小委員 民主党の石毛^子と申します。ネルソンさんと山根さんにお尋ねいたします。 アメリカの農産物には輸出補助金という仕組みがあると思いますけれども、大豆に関しては輸出補助金というのはありますでしょうかということと、あるとすれば、組み換え大豆ではない、例えばオーガニック大豆などに対してこの問題はどういうふうに議論をされていますかということ。それから、輸出補助金を組み換え大豆とそうではない大豆というふうに区別をして適用していくというふうになれば、先ほど来、流通が非常に難しいというふうにおっしゃっていましたけれども、オーガニック大豆を輸出に乗せるといいますか、促進する政策的な効用がありますか……
○石毛小委員 民主党の石毛でございます。 石黒参考人に二点、それから有田参考人に一点、質問をさせてください。 まず、石黒参考人にお尋ねしたいのですが、トマトの遺伝子組み換えの実験につきまして、そのプロセスを御説明くださった折に、閉鎖圃場から一般圃場へ栽培を開いていったというプロセスの御説明があったと思いますけれども、私は、一般圃場で生産された場合に、思わざる異種交配というのですか、そういうことが起こってくるのではないか。それで、全く素人考えで笑われるかもしれませんけれども、杉花粉などは静岡県の杉の花粉が東京に来るとか。ですから、閉鎖系と開放系ということがトマトの場合はどういうふうに理論づけ……
○石毛小委員 民主党の石毛でございます。本日はありがとうございました。 二点ほど教えていただきたいと思いますけれども、まず、なぜGMO食品であるか否かについて生協連として表示するということをお考えになっていらっしゃるのか、そこのところを御説明いただきたいということが一点です。 それからもう一つは、きょう大変勉強になって本当にありがたかったと思いますけれども、あらゆる流通段階でといいましょうか、例えば私のうちの近所の昔ながらの、個人がやっている雑貨屋さんのようなお店から、二十四時間の今のコンビニから、いろんな流通を担う企業といいましょうか販売店が、すべてこのことに関して表示をするためには、結……
○石毛小委員 小委員会で随分いろいろな情報をいただき、勉強させていただきましたけれども、私も、河野委員が御提案くださいました六項目の中で、ぜひ三番目の表示の義務づけということを最優先してここで合意をしていきたいというふうに思います。 と申しますのは、確かに安全性は企業が届け出ているというレベルで確認されているというふうに言えるのでしょうけれども、それは企業側の発信の情報であって、その情報は私どもについては一般市場ではほとんどわからないといいますか、厚生省に行って一々その届け出を調べてというふうにしてくれば別でしょうけれども、マーケティング行動はそういうものでもないと思いますし、消費者としての……
○石毛分科員 民主党の石毛でございます。 本日は、水戸市で、旧アカス紙器、これは知的障害をお持ちの方が段ボールを加工している会社でございますが、そこで、障害者雇用に関連する助成金を詐取した事件について質問をいたしたいと思います。 私どもも、この事件について独自に調査を進めてきておりますけれども、調査を進めれば進めるほど、障害者雇用促進政策を悪用した悪質な事件であるという認識を深くしております。同じような事件は、滋賀あるいは和歌山でも発覚しておりまして、こうした知的障害をお持ちの方の雇用に関する問題というのは全国各地で起きているものと思われます。こうした事態を未然に防ぐことが大切だと思います……
○石毛小委員 関連発言になりますけれども、先ほどの御報告の中に、各国からの対応状況というお話の中に、国際消費者機構というふうに入っていたと思いますけれども、議論を構成したメンバーが、政府代表ですとかこの消費者機構ですとか、性格の異なった団体といいましょうか、機関といいましょうか、そういう参加があると思いますので、そうしたことも明らかになるようにお教えいただきたいと思います。どの国が参加したかということと同時に、どういう性格の団体といいますか、グループといいましょうかの参加によって議論がされたかということも明らかにしていただきたいと思います。
○石毛分科員 民主党の石毛でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 まず最初に、障害者雇用連絡会議についてお尋ねをいたします。 御存じのように、この障害者雇用連絡会議は、昨年私もこの分科会で、水戸のアカス紙器という会社で、知的障害を持っている方々が賃金を長年、率直な表現でございますが、詐取されるとかあるいは暴力を加えられるとかそういう出来事が起こりまして、それへの対応策として、公共職業安定所あるいは福祉関係あるいは教育関係等々の関係者がそういう事件が生じないようにということで形成された会議だというふうに承知をしております。 今回の質問に当たりまして労働省の方に問い合わせをさせていた……
○石毛小委員 厚生省田中課長にもう一度確認の質問になるかと思いますけれども、きょういただいたペーパーも、それから先ほど来の御答弁も、遺伝子組み換え食品については厚生省としては、安全性の確認をした結果として安全だというふうに位置づけているので表示の必要はなしという、従来ずっと主張されていたことの一貫したお考えをきょうも主張されているというふうに伺いました。 そうだとしますと、この食品衛生調査会の表示特別部会の中で、「検討の視点」で四点挙げられていまして、そして書かれていないことで例えばというお話で、飲料水の摂取量が過剰であった場合健康にどういう影響があるかとか、それと並べて遺伝子組み換えについ……
○石毛委員 民主党の石毛えい子でございます。 PRTR法の質問を具体的にさせていただきますのに先立ちまして、現代の社会で化学物質過敏症等に苦しんでおられる方はもう決して少なくないという状況になっております。生活者そして市民の視点でこのPRTR法を一日も早く成立することがいかに大切かということを申し上げまして、早速ですが質問に入らせていただきます。 私は、大きく分けて、排出量等の主務大臣への報告ということをめぐって、それからもう一つは地方自治体の関与についてという内容で、質問をさせていただきたいと思います。 まず最初に、率直に端的にお尋ねさせていただきますが、通産大臣、この法律で事業者から……
○石毛小委員 引き続いて関連質問になりますけれども、先ほどいただきました「遺伝子組換え食品の分類 別紙一」と突き合わせてでございますけれども、消費者団体が独自に検証して、組み換えDNAが残存しているというその品目、全部で六種類のうち五種類に検出されたというような報道でございますけれども、その品目は、きょういただきましたこの別紙一に照らし合わせますと、要するに、DNAまたはたんぱく質が残存している食品、そして原材料が一般的にGMOと非GMO不分別、この突き合わせのところに記載されておりますコーンスナック菓子、コーンスターチ、ここに該当すると思います。 それで、表示がこれからどうなるかというのは……
○石毛分科員 民主党の石毛えい子でございます。
本日は、国連人権教育の十年の日本での推進状況につきまして、所管であります内閣内政審議室を中心に、関連しまして法務省に、法務大臣にお伺いをしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
一九九五年から二〇〇四年は国連人権教育の十年ということで、内閣総理大臣を推進本部長として、私たちのこの日本でも、人権教育の推進について取り組みを進めているわけでございますけれども、まず初めに、国連人権教育の十年を推進する意義につきまして簡単に御説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 私が改めてここで申し上げるまでもないわけですけれども、今、社会の状況は……
○石毛委員 民主党の石毛えい子でございます。 公述人の皆様、きょうはお忙しいところを本当にありがとうございます。 私は、公述人の皆様には大変恐縮でございますが、御意見をお伺いいたします前に、江口委員長に物を申したいと思ってここに、順番を待ちましたけれども、交代されてしまいましたので、大変残念な思いがいたします。 私は、まだ一年生議員、経験三年ということもあるかもしれませんけれども、公聴会が終わったら採決というような国会慣行に対しましては、一年生議員だからということではなく、そもそもそのこと自体がおかしいというふうに思っています。それを委員長が強硬に進めようとしたという、午前中から始まりま……
○石毛小委員 この農水省の表示の告示案が示される前の七月の小委員会報告の段階では、混入率、科学的検証と社会的検証と両方が並べられていて、科学的検証の方で混入率の問題は触れられていたというふうに記憶をしているのです。最終的に、八月十日の取りまとめですか。とにかく、そのプロセスの中では混入率は五%と書かれていたというふうに私は記憶をしておりますけれども、その五%をめぐって、おかしいのではないか、今や、〇・二%でしたでしょうか、検証ができる、そういう状況になっているにもかかわらずおかしいのではないかというような議論がこの小委員会でもなされたと思います。 きょう報告いただいた案では、科学的検証の方が……
○石毛分科員 民主党の石毛えい子でございます。一時間の時間をいただきましたので、この四月から始まりました介護保険の実施を中心に質問をさせていただきたいと思います。 お願いしました質問の順序、ちょっと変えさせていただきまして、有料老人ホームの介護費用の調整、この問題から入らせていただきたいと存じますが、よろしゅうございますでしょうか。――それでは、質問をいたします。 この件に関しましては、既に私ども民主党の金田議員、そしてまた参議院では、木俣議員が質問をさせていただいておりますけれども、もう少し具体的なところで、私も詰めた点でお伺いをしたいと思います。 厚生省の方から、有料老人ホームの介護……
○石毛委員 民主党の石毛えい子でございます。 本日は、大変お忙しいところをおいでいただきまして、ありがとうございました。 きょう、古関先生から、日本国憲法制定の経緯をめぐって、押しつけをどう見るかということを中心にお話を伺わせていただきました。 御著書を読ませていただきまして、またきょうのお話も伺わせていただきまして、一九五四年に自由党憲法調査会が設置されて、そこで松本烝治委員長が憲法制定過程での体験を証言されたということから、恐らく押しつけというとらえ方が一般化したといいますか、社会的になってきた。そして、もし当時の松本国務相が押しつけと言うその事態をとらえたとすれば、それは一九四六年……
○石毛委員 民主党の石毛えい子でございます。 私は、昭和二十年八月十五日は小学校一年生でございました。それまでの日々の暮らしの中で、電灯に黒い布をかけ、そして、戦後も含めてでございますが、配給制度のもとで食べるか食べられないかというような暮らしをしていたときに、あの八月十五日の輝かしいような晴天と、そのもとでのほっとした母やあるいは近隣の人々の姿が、いつも自分の中にはあります。 この憲法調査会におきまして、憲法制定過程についてさまざまの参考人の方から御意見を伺い、その解釈をめぐりまして多くの論議が交わされたわけでございますが、多くの国民が、あのとき以降、つらい戦争の歴史を歩んだ経験から、現……
○石毛委員 おはようございます。民主党の石毛えい子でございます。 前回、私は、日本国憲法を、制定の経緯をめぐっての歴史的経過の中で見ることの意義と、それから、今の国際関係の中で日本国憲法がどういう有効性を持ち得ているかという、そうした横の関係の中でも検証すべきだろうというような趣旨の発言をさせていただきました。 今回は、憲法が保障する三つの原理、平和主義、主権在民、基本的人権の享有のうちの、基本的人権の享有をめぐりまして多少の発言をしたいと思います。 基本的人権の享有は、制定過程の議論の中でも多くの方の御意見に触れられておりましたように、私も、太平洋戦争を経て本憲法によって実現したという……
○石毛分科員 民主党の石毛えい子でございます。 本日は、私は日ごろは厚生委員会に所属をしておりまして、厚生行政を中心に活動を続けさせていただいておりますが、関連しまして、建設行政にかかわって、主要三点ほどの質問をさせていただきたいと思います。 まず第一点は、いわゆるハートビル法、高齢者、身体障害者等が円滑に利用できる特定建築物の建築の促進に関する法律に関してでございます。 改めて申し上げるまでもございませんが、高齢社会化が進んでおり、だれもがさまざまな行動に不自由さを持つ可能性がある現代の社会で、バリアフリーのまちづくり、またユニバーサルデザインに基づくまちづくりは、今日的な大変重要な課……
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