鈴木淑夫 衆議院議員
41期国会発言一覧

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このページでは鈴木淑夫衆議院議員の41期(1996/10/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は41期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院41期)

鈴木淑夫[衆]本会議発言(全期間)
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第140回国会(1997/01/20〜1997/06/18)

第140回国会 衆議院本会議 第21号(1997/04/03、41期、新進党)

○鈴木淑夫君 ただいま趣旨説明のありました外国為替及び外国貿易管理法の一部を改正する法律案につきまして、新進党を代表いたしまして、総理並びに大蔵大臣に質問をさせていただきます。  現行の外国為替及び外国貿易管理法、以下、外為法と略させていただきますが、この外為法は一九八〇年に原則自由・例外規制に改正され、当時としては画期的な為替管理の自由化が実現いたしました。  しかし、その後十七年の間に、世界の金融経済情勢は大きく変化したのであります。もともと米国は為替管理が自由化されておりましたが、欧州諸国においても、EUの市場統合を実現し、さらに、通貨の統一を目指すため為替管理が撤廃されたのであります。……


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第142回国会(1998/01/12〜1998/06/18)

第142回国会 衆議院本会議 第10号(1998/02/07、41期、自由党)

○鈴木淑夫君 私は、自由党を代表して、政府提出の預金保険法の一部を改正する法律案及び民友連提出の預金保険法の一部を改正する法律案に対する修正案に賛成し、政府提出の金融機能の安定化のための緊急措置に関する法律案に反対する立場から討論いたします。(拍手)  今や、日本の金融システムは昭和二年の金融恐慌以来の危機的状況であり、信用収縮が倒産の多発を招くなど、まさに恐慌寸前とも言える状況であります。  総理は、預金を取り扱わない住専の処理に六千八百五十億円の血税を投じた後、我が国金融機関の不良債権処理は順調に進んでいる、今後公的資金は信用組合の破綻処理以外には使わないと言い続けていたのであります。  ……

第142回国会 衆議院本会議 第42号(1998/05/22、41期、自由党)

○鈴木淑夫君 私は、自由党を代表し、政府提出、財政構造改革の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律案、平成十年分所得税の特別減税のための臨時措置法案及び租税特別措置法の一部を改正する法律案外特別減税関係二法案に反対し、政府提出、中小企業信用保険法等の一部を改正する法律案に賛成する立場から討論いたします。  財政構造改革法は、昨年十一月末、三洋証券、山一証券、拓銀が破綻するなど、金融危機が深刻化している最中に、我々の反対を押し切って橋本総理が強引に成立させた法案であります。その後、日本経済は、我々が指摘したとおり、鉱工業生産の水準は一割も落ち込み、倒産件数、金額と完全失業率は戦後最高水準を更……

鈴木淑夫[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院41期)

鈴木淑夫[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第139回国会(1996/11/29〜1996/12/18)

第139回国会 税制問題等に関する特別委員会 第2号(1996/12/12、41期、新進党)

○鈴木(淑)議員 尾身委員の御質問にお答えをいたしたいと思います。  御指摘のように、日本の財政事情は、先進諸国に比べても、今や赤字の対GDP比率でもイタリアに次いで悪い。この調子でいくと一番悪くなるかもしれない。また政府債務残高の対GDP比率も非常に高くなっております。しかし、委員の申されるように私どもはそういう財政事情を無視しているのではなくて、逆に、そういう財政事情であるからこそ消費税率の引き上げをやらないで二〇〇一年三月まで据え置く、そしてさらに、所得税、住民税、法人税の大幅減税を行って民間市場の活性化を図ろうとしているのであります。  そもそも、減税その他どういう経済政策をとった場合……

第139回国会 予算委員会 第2号(1996/12/09、41期、新進党)

○鈴木(淑)委員 新進党の鈴木淑夫でございます。初陣でございますので、何とぞよろしくお願いいたします。  私からは、政府の経済政策運営の基本姿勢を中心にお尋ねさせていただきたいと思います。  まず、足元の景気の話から入りますが、経済企画庁は、十月までの月例報告では、景気は回復の動きを続けているがそのテンポは緩やかだという表現をしておられましたが、先月これをひっくり返されまして、「テンポは緩やかであるものの、民間需要は堅調さを増している。」と一歩踏み込んだ表現に変えられました。  確かに、民間需要の中には堅調さを増しているものがあるわけでございまして、代表的な例は、国内の乗用車の大変な売れ行き、……


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第140回国会(1997/01/20〜1997/06/18)

第140回国会 行政改革に関する特別委員会 第3号(1997/05/06、41期、新進党)

○鈴木(淑)委員 新進党の鈴木淑夫でございます。  金融監督庁の設置法案について質問をさせていただきますが、その前に、総理、米国、オーストラリアそれからニュージーランドの御出張、まことに御苦労さまでございました。また、三塚大蔵大臣も、G7、まことに御苦労さまでございました。そのことについて、ちょっとだけ最初に質問させていただきます。  実は私も、総理、蔵相がお帰りになりました直後の四月二十八日から五月三日までワシントンに滞在をいたしました。新進党の訪米議員団の一員として参ったわけでございますが、この滞在期間中に、財務省、連銀等の政府関係者あるいは議会の関係者にお会いいたしましたし、また、民間の……

第140回国会 行政改革に関する特別委員会 第9号(1997/05/26、41期、新進党)

○鈴木(淑)議員 私は、新進党を代表いたしまして、ただいま議題となりました我が党提出の金融委員会設置法案及び日本銀行法案につきまして、提案理由並びにその概要を御説明申し上げます。  数々の失敗を繰り返し、限界を露呈しております我が国金融行政システムに対し、今最も求められていることは、これまでの密室の行政指導による裁量性の高い護送船団行政から脱却し、預金者や投資家の保護と自己責任に基づく公正な競争の促進という市場原理貫徹の観点から、事前に明らかにした透明性の高いルールに基づく行政へと転換することであります。また、中央銀行の独立性に関し、国際的な標準に立つことであります。  この点から見て、今回政……

第140回国会 商工委員会 第13号(1997/05/09、41期、新進党)

○鈴木(淑)委員 新進党の鈴木淑夫でございます。本日は、このような機会を与えられまして大変光栄に存じまして、喜んで参上いたしました。  新進党を代表してということでございますが、問題の性質上、どちらかといえば、委員の先生方の御討議のお役に立つような問題点を私なりに整理して申し上げまして、それぞれの問題の所在について、この後先生方の御議論に多少ともお役に立てばという立場でお話ししてみたいと思います。  ただいま中山委員もおっしゃいましたように、戦後長い間禁じられてきました純粋持ち株会社、これは、財閥の復活を阻止するという観点で独禁法の九条に規定されております純粋持ち株会社を一定の条件をつけてとは……

第140回国会 税制問題等に関する特別委員会 第2号(1997/03/06、41期、新進党)

○鈴木(淑)議員 今企画庁から御説明あったのは、景気の足元の話ですね。私どもが心配しているのは、ことしの四月以降の九七年度の話です。  足元で確かに設備投資が回復しており、住宅投資、消費も伸びていますが、住宅投資と消費の中には消費税引き上げ前の駆け込みがありますから、四月以降はその反動で、間違いなく、住宅投資は減少に転じますし、消費も一時的に減少するだろうというふうに思うわけですね。  それから、本年度は、政府の経済実績見込みで個人所得が一・八%伸びる、こう言っているわけであります。ところが、来年度四月からいきなり九兆円の国民負担増が来るわけですね。これは国民所得の二・三%ですよ。一・八しか伸……

第140回国会 税制問題等に関する特別委員会 第3号(1997/03/07、41期、新進党)

○鈴木(淑)議員 まず、事実関係について違うんじゃないかと思うところがありますから申し上げますが、九四年に三・五兆円の恒久所得税・住民税減税、それから二兆円の定率減税、それから後で九七年四月から消費税率を上げる、ワンセットで出てきた、それはそのとおりでございますが、しかし、あのとき何をねらってやったかといえば、言うまでもなく、黒字がすごい勢いで拡大をしていた、暦年で見れば九三年がピークですね。九四年の初めというのは、それに対する危機意識もあったし、アメリカからの圧力もあったし、これは内需拡大して、当時まだ平成不況が続いているという認識でしたから、後で振り返ると九四年初めから上がっていますが、そ……

第140回国会 大蔵委員会 第11号(1997/04/09、41期、新進党)

○鈴木(淑)委員 新進党の鈴木淑夫でございます。昨日から議論を行われております外国為替及び外国貿易管理法の一部を改正する法律案、いわゆる外為法改正案につきまして質問をさせていただきたいと思います。  松下日銀総裁、本日は、お忙しいところお越しいただきましてありがとうございます。三塚大蔵大臣は参議院の本会議でおくれていらっしゃるそうでございますが、中村政務次官、ありがとうございます。また、そうそうたる政府委員の方、おそろいでございますので、大蔵省及び日本銀行に対する私の質問を開始させていただきたいと思います。  いわゆる外為法は、皆さん方御承知だと思いますけれども、一九八〇年に大改正がありまして……

第140回国会 大蔵委員会 第18号(1997/05/07、41期、新進党)

○鈴木(淑)委員 新進党の鈴木淑夫でございます。  引き続きまして、日本銀行法案について、主として大蔵大臣並びに日本銀行総裁に質問をさせていただきたいと思います。  御案内のとおり、現行日本銀行法は昭和十七年、戦時下に制定されたものでありまして、ナチス支配下のドイツの中央銀行法を範にしておりますので、まことに時代おくれのものになっております。戦後、政策委員会の規定が木に竹を接ぐようにくっつけられましたが、その結果、政策委員会の権限と大蔵大臣の指示権のどっちが強いのかわけがわからぬというような、いわば欠陥を含んだ法律になっておりますので、今回政府が御提出になりました日本銀行法案、これは、これから……

第140回国会 大蔵委員会 第21号(1997/05/21、41期、新進党)

○鈴木(淑)委員 新進党の鈴木淑夫でございます。橋本総理、お忙しい中御出席いただきまして、ありがとうございました。  政府提出の日本銀行法案の審議もかなり進んでまいりました。ここで私は、いわばオーソドックスに、この提出法案に沿って、まず金融政策ないしは日本銀行の目的というところから質問に入らせていただきたいと思います。  政府提出の日本銀行法案の第一条に目的が書いてあります。これによりますと、二つ目的が書いてある。一つは「銀行券を発行するとともに、通貨及び金融の調節を行うこと」、これが目的だ。もう一つは「資金決済の円滑の確保を図り、もって信用秩序の維持に資すること」、これが目的だ。つまり、通貨……

第140回国会 予算委員会 第2号(1997/01/27、41期、新進党)

○鈴木(淑)委員 新進党の鈴木淑夫でございます。私からは、補正予算の経済効果を中心にいたしまして、政府の経済政策について質問をさせていただきたいと思います。  総理、蔵相、覚えていらっしゃいますでしょうか。私は、昨年十二月九日のこの予算委員会で同じく質問をさせていただきました。そのとき私が申し上げたことは、いろいろ申し上げましたが、そのうちの一つは、政府は足元の景気回復が次第にしっかりしてきておるということばかり自画自賛しておられるが、先行きの景気を示す株価や円相場が弱くなっておるではないか、これは足元の話ではなくて、本年四月以降の景気が不安だということをマーケットが訴えているんだということを……

第140回国会 予算委員会 第10号(1997/02/10、41期、新進党)

○鈴木(淑)委員 新進党の鈴木淑夫でございます。  三塚大蔵大臣、ベルリンでのG7御出席、まことに御苦労さまでございました。G7の模様につきましては、けさ最初に質問に立たれました北沢委員から伺いまして、大変詳しくお答えいただきましたので、私はこれ以上質問はいたしません。  ただ、私も実は長い間日本銀行におりましたから、G7の内幕は承知をしているつもりでございます。G7の会議場では、余り個別国の議論はしない、また、仮に多少そういうことが出ましても、コミュニケなどには個別国の話は出てこないということも十分に承知しております。しかし大臣、大臣はルービン財務長官と個別会談をされましたね。こういうときは……


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第141回国会(1997/09/29〜1997/12/12)

第141回国会 財政構造改革の推進等に関する特別委員会 第4号(1997/10/21、41期、新進党)

○鈴木(淑)委員 新進党の鈴木淑夫でございます。  私は、昨年十二月の臨時国会の予算委員会において、あるいは本年一―三月、通常国会の予算委員会、あるいは税制特別委員会等におきまして、九兆円の国民負担増及び公共投資の落ち込みを含む本年度予算案を成立させ実施に移すならば、間違いなく日本経済は本年四月以降停滞局面に入り、深刻な事態に直面するであろうということをるる申し上げました。  私の判断するところ、日本経済は私の予測どおり四月以来停滞の局面にあり、この先の予測についても民間の調査機関は深刻な予測を出しております。  しかし、この委員会は、財革法と略称させていただきますが、財革法の審議の委員会でご……

第141回国会 財政構造改革の推進等に関する特別委員会 第12号(1997/10/31、41期、新進党)

○鈴木(淑)委員 おはようございます。新進党の鈴木淑夫でございます。  本日は、財政構造改革の推進に関する特別措置法案に反対する立場から、総括的な質疑を行わせていただきたいというふうに思います。  初めにはっきりさせたいことでございますが、私ども新進党が、財革法と略させていただきますが、この財革法案に反対しておりますのは、財政構造改革あるいは赤字削減を中期的目標として追求することに反対しているからでは決してありません。私どもが発表した「日本再構築宣言」に明記してございますように、私どもは中期目標として、財政構造改革、財政赤字削減を実施することを非常に大切な政策として政策体系の中にきちっと位置づ……

第141回国会 大蔵委員会 第7号(1997/11/28、41期、新進党)

○鈴木(淑)委員 新進党の鈴木淑夫でございます。  金融及び証券取引に関する件、現在問題になっております金融システムの安定性をいかに確保するかといった問題等を中心に質問させていただきます。日銀総裁,お忙しいところお越しいただきまして、ありがとうございました。  三塚蔵相、覚えていらっしゃいますでしょうか。私の手元には、ことしの通常国会、二月十日の予算委員会の議事録がございます。ここで、私は二つのことを御指摘申し上げた。  一つは、このデフレ予算、九兆円の負担増と公共投資削減を含むデフレ予算を強行するならば、ことしの四月以降、成長率はほとんどゼロに落ち込んで、非常な経済の困難が訪れるであろう。も……

第141回国会 大蔵委員会 第11号(1997/12/05、41期、新進党)

○鈴木(淑)委員 新進党の鈴木淑夫でございます。  提出されております預金保険法の一部を改正する法律案について、質疑を続けたいと思います。  日銀の福井副総裁、総裁のかわりにお忙しい中を急遽お越しいただきまして、どうもありがとうございました。  さて、昨日夕方に総理にお越しいただいて質疑をしたわけですが、総理のお答えの中で繰り返し強調しておられたことは、今のような金融危機に直面して破綻金融機関処理の選択肢を一つでもふやしたいんだ、この預金保険法改正はそういう意味で我々の選択肢が一つふえるんだ、これは二〇〇一年三月までの時限立法にもなっているんだから認めてくれよということをしきりと言っておられた……

第141回国会 予算委員会 第5号(1997/11/04、41期、新進党)

○鈴木(淑)委員 新進党の鈴木淑夫でございます。  総理、日ロ首脳会談、大変御苦労さまでございました。三日間の連休返上で外交問題に御努力されまして、お帰りの直後でお疲れかと思いますが、一方、国内では、国民は、景気の現状、日本経済の将来、大変心配をしております。そうであればこそ、当予算委員会で景気、経済問題の集中審議をしようということでございますので、ひとつ御容赦いただきまして、これから日本の景気、経済問題について集中的に質疑をさせていただきます。  また、日銀総裁、お忙しい中を御出席ありがとうございました。総裁にもお伺いしたいと思います。  初めに、せっかく首脳会談からお戻りのところでございま……


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第142回国会(1998/01/12〜1998/06/18)

第142回国会 緊急経済対策に関する特別委員会 第4号(1998/05/18、41期、自由党)

○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  総理、バーミンガム・サミット、まことに御苦労さまでございました。お疲れさまでございました。お見受けするところ、総理には珍しくお疲れの御様子もございますので、率直に言ってやや気が進まないような気もいたしますが、しかし、この委員会は緊急の経済対策に関する委員会でございまして、日本経済の危機に対処して緊急に経済政策を議論しようということでございますから、お許しいただきたいと思います。  それに、バーミンガム時間でもぼつぼつ八時でございますから、もしお疲れの原因が時差でございましたら、東京時間でもバーミンガム時間でも昼間は活動の時間帯でございます。頑……

第142回国会 緊急経済対策に関する特別委員会 第6号(1998/05/20、41期、自由党)

○鈴木(淑)議員 村井委員にお答えいたします。  最初に、村井委員はこういうふうにおっしゃったのですね。今、日本経済は大変危機的な状況である、対策は緊急を要する、そういうときに、議論がいろいろ分かれている、大変時間がかかる恒久減税をやろうと言っているのでは間に合わないじゃないか、だからとりあえず特別減税だ、こういう趣旨をおっしゃったわけですね。  私、それを伺いながら思ったのでありますが、私ども新進党の時代に、村井先生も一緒になってここへ座ったのです、私と一緒に答弁側に。それは二度ございましたが、二回目が二兆円の特別減税を継続しろという法案だったのです。その時点で、私ども、この二兆円は恒久化し……

第142回国会 行政改革に関する特別委員会 第6号(1998/04/23、41期、自由党)

○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  お並びの三大臣に質問させていただきます。  私はまず、この中央省庁再編の基本法の中で、先ほど中川委員の質問にも少し出ておりましたが、マクロ経済政策の戦略を立て、それを調整す る部署がどうなるのか、また、それをバックアップするマクロ経済統計の作成部署について再編整理するという考え方は入っておるのかといったあたりから質問をさせていただきたいと思います。  まず堀内通産大臣、いきなりで申しわけございませんっお手元に、委員長の席にも大臣席にも委員の皆様方にもお配りしてある、この一枚のグラフがございます。これは通産省の官房の調査統計部でこしらえている鉱……

第142回国会 大蔵委員会 第7号(1998/02/04、41期、自由党)

○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  御承知のように、日本経済、戦後例を見ない危機的状況に陥っておりますし、また金融システムは、昭和二年の金融恐慌以来の深刻な事態に陥っているわけであります。こういうときに新たに大蔵大臣の重責を担われました松永新大臣に対してまず敬意を表しますと同時に、国民の期待が非常に大きいということを、十分御承知だと思いますが、私からもそのことを強調させていただき、適切な施策をこれからおとりいただくよう、質疑等を通じてお願いをしてまいりたいというふうに思います。  新大臣は、就任以来、大蔵省の綱紀粛正、機構改革等について発言される機会が多いわけでありますが、申す……

第142回国会 大蔵委員会 第13号(1998/03/11、41期、自由党)

○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。主として法人税の引き下げ、それから租特の関係で、きょうは一回目ですから、基礎的なことをお伺いしたいと思っております。  まず最初に、法人税の基本税率引き下げでございますが、松永大蔵大臣は、この法人税の基本税率引き下げの目的と期待しておられる経済効果、どういうものが頭にあってこの基本税率の引き下げを御提案されておられますのでしょうか。
【次の発言】 ありがとうございました。  そういうこと、特に二つ目におっしゃった、国際比較で国際競争力上法人税率をお下げになったということでありますと、この程度の下げではまだ国際比較をしたときに税率は高いというふうに……

第142回国会 大蔵委員会 第22号(1998/04/17、41期、自由党)

○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  藤田参考人に二問、岸参考人に一問、それぞれ別々の質問をさせていただきます。  私ども自由党は、新進党のころから、日本の金融自由化といいますか、規制緩和のスピードは欧米諸国に比べて遅過ぎる、特に業態間垣根の撤廃ないし緩和と金融新商品・サービスの開発規制の自由化がおくれておるので、こういう状態のままで外為法改正、為替管理撤廃、この四月から実施されましたが、それを行うと、まだ手かせ足かせが残った状態の日本の金融サービス業と欧米の金融サービス業の競争が国内で起きるので、逆に日本の金融空洞化をさらに促進してしまうおそれがあるではないか、したがって、外為……

第142回国会 大蔵委員会 第24号(1998/05/06、41期、自由党)

○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  松永大臣、ゴールデンウイークの連休明けというのに、朝から大変御苦労さまでございます。また、あしたはサミットの大蔵大臣会議にお出かけになると思うので、まことに大変だと思います。特に、委員席の方を見るとこのような状態ですし、委員長さんも席をあけておられる。こういう状況で朝からやっておられる大臣には、心から御苦労さまと申し上げたいと思います。  そうやって御苦労いただいておるにもかかわらず、私どもこの法案反対だということになると寝覚めが悪いのでありますが、幸いにして、この金融システム四法につきましては、その方向性について私どもは賛成でございまして、……

第142回国会 予算委員会 第4号(1998/01/19、41期、自由党)

○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。自由党を代表いたしまして質問をさせていただきたいと思います。  御承知のように、今の日本経済、戦後例を見ないような深刻な危機にありますし、金融システムも昭和二年の金融恐慌以来の大変な危機に直面しているわけであります。このことは、けさほど来の野党各委員の御指摘、そして御答弁の中にもそれをお認めになる政府、閣僚の皆様方のお言葉もありましたのでこれ以上申しませんが、私、一番今心配していることは、総理、去年の暮れまでの金融危機は、どちらかといえば金融機関レベルの危機であったわけです。  例えば、金融機関相互の貸し借りであるインターバンク、銀行間のマーケッ……

第142回国会 予算委員会 第6号(1998/01/21、41期、自由党)

○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。三人の参考人の方々、お忙しい中わざわざお越しいただきまして、貴重な意見を開陳いただきまして、まことにありがとうございました。  私からも、大きな質問を二つ出させていただきたいというふうに思います。  一つは、景気対策関連なんですが、先ほど最初の陳述の中で、石参考人は、従来型のケインズ政策のようなタイプの財政刺激策、事業規模で累計六十兆円もやったのに余り効果が出なかったというふうにおっしゃいました。そこで、金森参考人がお配りになったこのGDPの統計をちょっと見ていただきたいのですね。上から二行目に実質成長率があります。  確かに、戦後例を見ない長期……

第142回国会 予算委員会 第8号(1998/01/28、41期、自由党)

○鈴木(淑)委員 私は、自由党を代表いたしまして、政府提出、平成九年度補正予算案及び関連予算案に反対をし、自由党提出の組み替え動議に賛成する立場から討論を行います。  今や日本の金融システムは崩壊寸前であり、信用収縮が倒産の多発を招くなど恐慌寸前とも言える状況であります。  我々が幾度にもわたって警告したにもかかわらず、政府は国民負担増九兆円と公共投資削減のデフレ予算を強行した結果、今や我が国の景気は後退局面に入っております。来年度予算は、公共事業予算の削減など再びデフレ予算が待ち構えており、消費マインドは冷え込み、景気が上向く要因はほとんどありません。景気の悪化が現在の金融危機を招き、金融危……

第142回国会 予算委員会 第15号(1998/02/27、41期、自由党)

○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  日銀の松下総裁、お忙しい中をお越しいただきまして、ありがとうございます。平成十年度予算についての総括的な質疑を行わせていただきたいと思います。  初めに、村岡官房長官に質問させていただきたいと思います。昨日、民友連、平和・改革、自由党、三党の国対委員長が共同して自民党の国会対策委員長の保利耕輔議員に申し入れをしておりますが、その末尾に、最後の文章に、「政府と協議の上、速やかに誠実な回答をされるよう求めるものである。」と書いてございます。政府の方に、保利議員からこの件について御相談がありましたでしょうか。

第142回国会 予算委員会 第22号(1998/03/10、41期、自由党)

○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  大蔵省の金融行政にかかわる構造汚職、その温床となっている密室指導型の裁量行政、さらには、その帰結として今日出ております金融危機の問題などについて、順次お尋ねしたいと思います。  御承知のように、キャリア組の課長補佐ほか、二人が逮捕されました。私は新聞でその容疑をずっと見たのでありますが、ほとんどが金融新商品の開発に関する認可です。やらせてほしいんだ、自分たちが考えた新商品だから先にやらせてくれとか、タイミングを早めてほしい。例の日経三〇〇株価指数連動型の上場投資信託、株式累投、累積の投資、いわゆる累投ですね。それからMMFの取引単価を下げてほ……

第142回国会 予算委員会 第29号(1998/03/20、41期、自由党)

○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  平成十年度予算の最終の質疑をやらせていただきたいと思います。  私は、最初に、この十年度予算と、足元の景気あるいは今後の十年度経済見通しとの整合性のチェックから話を始めたいと思いましたところ、平和・改革の斉藤、上田両委員が鋭く質問をされました。私は、重複を避けたいと思いますが、この御討論を伺いながら、これはちょっと納得できない、承服できないという御説明が幾つかありましたから、少し角度を変えて、やはりこの問題から入りたいというふうに思います。  足元の景気が非常に悪いことは両委員御指摘のとおりでありまして、特にことしに入って、一月の景気指標が出……


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第143回国会(1998/07/30〜1998/10/16)

第143回国会 金融安定化に関する特別委員会 第4号(1998/08/28、41期、自由党)

○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  小渕総理、宮澤蔵相、堺屋長官、お三人とも以前から存じ上げた仲でございまして、時折意見交換をさせていただく機会もございました。それぞれの分野のエキスパートとして尊敬申し上げておりますが、きょうは、申すまでもなく、危機に瀕する日本の金融再生を審議する国会の場でございます。遠慮なく討議をさせていただきますので、お許しいただきたいと思います。  さて、私ども自由党と民主党、平和・改革、いわゆる野党三会派は、このほど、不良債権の早期処理、危機に瀕する経営困難な金融機関の整理、そして、金融システムの安定を維持しながらどうやって日本の金融機能を再生していく……

第143回国会 金融安定化に関する特別委員会 第8号(1998/09/03、41期、自由党)

○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木でございます。  先週の金曜日、総括質疑の折は時間が一時間と制約されておりましたし、テレビも入っておりましたので、余り一つの問題を深く技術的に掘り下げて議論してもいかがかと思って通り過ぎてしまった。コンプリヘンシブに、しかも国民の皆さんにわかりやすいように議論しなければという気持ちでやりましたものですから、きょうは時間が大してありませんが、あの折、本来ならもっと掘り下げて議論しなければいけなかった、だけれども先へ飛ばして進んでしまったところを振り返って、幾つか質疑をさせていただきたいと思います。  あの折、総括質疑の折も申し上げましたけれども、やはり長銀が倒れると……

第143回国会 金融安定化に関する特別委員会 第10号(1998/09/07、41期、自由党)

○鈴木(淑)議員 石原委員御指摘のように、政府・自民党案の方でも信用保証協会の保証能力を強化して貸し渋り対策として使おう、能力四十兆円と言っておられることはよく承知しておりますが、私どもが考えております、後日提出したいと思っております法案との決定的な相違点が二つございます。  一つは、政府・自民党さんは貸し渋り対策として考えているのであって、破綻金融機関の借り手が他行に移れないで困っているのに対してどうするかというのは入っていないのですね。私どもは、破綻した金融機関から他行に移れない場合に信用保証をつけて移れるようにしてやろう。ここが違う。  それからもう一つは、政府・自民党案では、お金は全国……

第143回国会 金融安定化に関する特別委員会 第11号(1998/09/08、41期、自由党)

○鈴木(淑)議員 お尋ねの信用保証協会それから中小企業信用保険公庫等の改正法案は一両日中に、早ければ本日午後、遅くも明日には院に提出する予定でございます。
【次の発言】 アメリカとスウェーデンの経験をお引きになってお尋ねでございます。  この二つの経験というのは、しばしば政府・与党案のブリッジバンク法の考え方の基礎にこの経験があったんだということをおっしゃいますので、まず一言申し上げた後で、景気との関係をずばり申し上げたいのでありますが、スウェーデンのケースというのは、日本に比べると大変あれは特殊なケースで、御存じのように、大銀行の数が非常に少ない。三番目と四番目が破綻したわけですね。しかも、……

第143回国会 金融安定化に関する特別委員会 第12号(1998/09/09、41期、自由党)

○鈴木(淑)議員 私も、宮本委員の国際金融に関する御造詣、日ごろから深く尊敬申し上げております。  今宮澤蔵相おっしゃいましたように、コンチネンタル・イリノイと長銀の規模の違いを御指摘なさったわけでございまして、その限りではおっしゃるとおりだと思います。  ただ、忘れてならないことは、金融機関が破綻した場合の支払い不能の波及というのは、その金融機関の負債側から起きる。つまり、その金融機関に対してどういう人たちが債権を持っているか、そこを見なければいけないわけでございますが、宮本委員御承知かと思いますが、コンチネンタル・イリノイの負債というのは、ほとんど金融市場で調達してきている、あるいは他の金……

第143回国会 金融安定化に関する特別委員会 第15号(1998/09/14、41期、自由党)

○鈴木(淑)議員 御指摘のとおり、金融機関が破綻したときは、特にハードランディングという形で早期処理をしようとか、破綻金融機関は市場から退出してもらおうというような場合は、さまざまのリスク、不安が発生する。私ども野党三会派の案は、それに対応した手が全部入っておると私は思っております。  どういう分野でリスクが発生するか。主な分野は、申すまでもなく、支払い不能によって決済システムあるいは金融市場に支払い不能の連鎖で混乱が起きないか、これがまず最も緊急で最大のリスク。それから、二番目が預金者、長銀の場合は金融債の保有者も入りますが、この人たちの不安。三番目は借り手企業だと思うのですね。  最初の点……

第143回国会 金融安定化に関する特別委員会 第16号(1998/09/16、41期、自由党)

○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木でございます。  現在出ております私ども野党三会派の法案、そして政府・自民党の法案との対比をいたしながら大蔵大臣に、そして不良債権処理のために欠くことのできない大きな条件である景気の見通しについて、堺屋企画庁長官にお尋ねしたいと思います。  御承知のように、現在、院に提出されております金融安定化関係の法案は、政府・自民党さんの方から六法案、これに対して野党三会派の方からは九法案が院に提出されているわけでございます。先週、自民党の山本委員が御質問の中で申されたように、政府・自民党さんが提出された六法案は、一つだけ、いわゆるブリッジバンク関連の法案、これが破綻金融機関……

第143回国会 金融安定化に関する特別委員会 第17号(1998/09/17、41期、自由党)

○鈴木(淑)議員 自由党の鈴木淑夫でございます。  私は、民主党、平和・改革、自由党の三会派を代表して、ただいま議題となりました信用保証協会法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  自民党政府は、本年三月、貸し渋り対策を口実として金融機関への公的資本注入を行いましたが、貸し渋りは、やむどころかますますその激しさを増しております。  それどころか、健全な銀行として資本注入を行ったはずの日本長期信用銀行の経営不安が大きな問題となっております。  その上、政府は、当初の目的をねじ曲げて長銀の経営救済のために公的資本注入を行おうとするなど、支離滅裂で言語道……

第143回国会 金融安定化に関する特別委員会 第21号(1998/10/12、41期、自由党)

○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  ただいま当委員会で質疑を行っておりますいわゆる金融健全化法を中心に、宮澤大蔵大臣並びに提出者に質問したいと思います。  申すまでもないことですが、今、日本は戦後例を見ない大変な金融危機に直面しているわけで、金融危機にはさまざまな側面があるわけであります。これに対処するためにさまざまな法案が用意され、あるいは今最後にここで審議をしておるわけでございますが、一番最初に、貸し渋り対策を主なねらいとしたのでしょうか、例の十三兆円枠を用意した金融安定化法案が通る。それから二番目に、きょう参議院で可決、成立いたしました金融再生法が出てきた。そして三番手に……

第143回国会 金融安定化に関する特別委員会 第22号(1998/10/13、41期、自由党)

○鈴木(淑)委員 長くならないようにしようとは思いますが、最初に、さっき藤井提出者が〇は入る、入らないと言った点について正確に申しますと、確かに、当該銀行がその財産をもって債務を完済することができない状態でありますから、債務と資産が等しければ完済できるよ、だから〇も入るよ、理屈をこねればそういうことは言えるのですね。だけれども、さっき藤井提出者が言ったのはこの法の精神に基づいているわけで、著しい過少資本行の場合は、銀行業務の廃止を含めて命令が出せるのですね。だから、そういう意味で、ちょうどとんとんの自己資本比率〇だったら、当然その対象になるだろうなということで答えていたというふうに思います。 ……

第143回国会 予算委員会 第5号(1998/10/01、41期、自由党)

○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  金融関連法案について主としてお尋ねしました後、最後に景気の現状とこれからとろうとしておられる政策についてお尋ねしたいと思います。  まず、金融関係でございますが、金融再生法案の修正案、政府・自民党さんと民主、平和・改革さんの間で合意に達して、間もなく院に提出されるというふうに伺っております。  私ども自由党も、自由民主党の津島議員外二名の方から、この合意に達した修正案の骨子をちょうだいして、説明を受けた次第でございます。私も直接説明をしていただきました。  これを見ますと、まずこれは二十八条、旧二十九条のところなんですけれども、金融再生委員会……

第143回国会 予算委員会 第6号(1998/10/13、41期、自由党)

○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  総理並びに蔵相、連日、まことにお疲れさまでございます。  金融再生法案の成立に続きまして、本日、金融健全化法案が衆議院を通過いたしました。国民とともに心から喜びたいと思います。御同慶の至りでございます。  私ども自由党は、金融再生法案につきましては、野党三会派の一会派として共同提出いたしましたが、修正の過程で、長銀のような債務超過の疑いの強い銀行も、預金保険法上の破綻宣告をすることなしに公的管理に入れて、不良債権部分を日本版RTCに移してきれいにした上で、営業譲渡だけではなくて、株式の売却という形で生きたまま外へ出していくルートが開けたことに……


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第144回国会(1998/11/27〜1998/12/14)

第144回国会 大蔵委員会 第1号(1998/12/03、41期、自由党)

○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  私ども自由党は、かねてより貸し渋り対策あるいは破綻金融機関の借り手企業対策は、中小企業に限らず中堅企業についても実施すべきだということを主張してまいりました。そして、御案内のとおり、前国会、百四十三回の臨時国会には、民主党、平和・改革さんとともに野党三党で、中堅企業についても、中小企業信用保証制度を拡充することによって破綻金融機関の借り手中堅企業に保証をつける、こういう法案を出したところでございます。この中堅企業の部分についてはもう少し詰めなきゃいけないという自民党さんのお考えもありまして、中堅企業のところだけ外した形で前国会で成立したわけで……


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第145回国会(1999/01/19〜1999/08/13)

第145回国会 大蔵委員会 第3号(1999/02/05、41期、自由党)

○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  宮澤大臣、七時間コースの予算委員会の後、さぞお疲れだと思いますが、私を初めダブルヘッダーの委員も何人かおります。大臣が一番お疲れだと思いますが、もうあと二時間、よろしくおつき合い願いたいと思います。  トップバッターで、極めて短時間、十分でございますが、質疑に入らせていただきます。  と申しましても、私、自自連立内閣の発足に伴って与党委員になったわけですが、今までとは大分様子が違うので戸惑っておるのであります。  なぜかといいますと、大体国会へ出てくる法案については、自自の間の政策協議でも事前に十分議論をし尽くしておりますし、閣議にかかる前に……

第145回国会 大蔵委員会 第9号(1999/03/19、41期、自由党)

○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  日銀の副総裁、お忙しいところありがとうございました。  御承知のように、私ども、夏の第百四十三臨時国会で金融再生法と健全化法をつくりまして、再生法及び再生勘定に基づいて日本長期信用銀行あるいは債券信用銀行という大型の金融機関の倒産をシステミックリスクを表面化させることなく今処理しているわけでございますし、また、先ほど来議論しておりますように、七兆四千五百億ほどの公的資本を十五行に注入して、不良債権の早期処理あるいは経営のリストラを促進するということが今始まっているわけでございます。さらに、先月、二月に長期金利が上昇しましたときは、日本銀行がま……

第145回国会 大蔵委員会 第15号(1999/06/30、41期、自由党)

○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  ここへ提出されております半期の報告書は、先ほど総裁言われましたように、新日本銀行法の第五十四条第一項に基づいているわけでございます。  この新日銀法を二年前に国会で審議いたしましたとき、当時の新進党、そのときの仲間はここに大勢いらっしゃいます。公明・改革から民主党にもいらっしゃる。さらには自民党にもさっき質問された山本委員がおられますが、私ども新進党がこの五十四条について何を言ったかといいますと、この報告書はどうして大蔵大臣経由で国会へ出されるんだ、日本銀行が国民の代表である国会に対して透明性を確保し、責任を負うのであれば、直接出したらいいじ……

第145回国会 予算委員会 第4号(1999/01/27、41期、自由党)

○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  御承知のとおり、昨年十一月十九日の小渕総理・自民党総裁と私ども小沢自由党党首との合意に基づきまして、今ここに提出されております予算案は私ども自自両党で共同で編成させていただいたものでございます。  ただ、実際問題として、予算は夏の概算要求からずっと積み上げてきておりますので、十二月の段階で御一緒させていただいたといってもかなり限界はございましたが、それでも、例えば減税規模六兆円から九兆四千億に政策減税中心に引き上げていただく等々、私どもの主張を十分積極的にお考えいただいたということについて感謝しております。  一番大事だと思いますことは、自自……

第145回国会 予算委員会 第14号(1999/02/16、41期、自由党)

○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  本委員会の冒頭、民主党、共産党、社民党によりまして貴重な時間を空費いたしましたが、自民党さんの御好意によりまして、自民党さんの方で時間の調整をしてくださいました。私ども自由党は、予定どおり一時間質問させていただくということで、これからやらせていただきます。どうもありがとうございました。  小渕内閣は、申すまでもなく経済再生内閣と名乗っておられるわけでございますので、本日は、日本経済再生の戦略、展望、その中での行政改革の位置づけといったものを中心に質問させていただきたいと思います。  まず初めに、長期市場金利の上昇問題から入りたいのでございます……

第145回国会 予算委員会 第17号(1999/02/19、41期、自由党)

○鈴木(淑)委員 私は、自由党を代表して、ただいま議題となっております平成十一年度予算案三案に対しまして、賛成の討論を行います。  昨年の自自党首合意に基づき、連立前ではありましたが、自由党は自民党とともに平成十一年度予算案を編成いたしました。十二月に入ってからの予算編成、税制改正への参加であったにもかかわらず、我が党の主張が数多く取り入れられた予算案であります。  以下、賛成する主な理由を申し上げます。  まず第一に、我が党の基本政策の一つ、すなわち消費税の福祉目的化が予算総則に盛り込まれたことであります。  実効性をより高めるため今後議論を深めていく必要はありますが、少子高齢化が進む中で、……


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第146回国会(1999/10/29〜1999/12/15)

第146回国会 大蔵委員会 第2号(1999/11/10、41期、自由党)

○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  速水日銀総裁、お忙しい中をお越しいただきましてありがとうございました。初めに私は、金融政策について速水総裁にお伺いしたいと思います。  御承知のように、九月の下旬ごろから十月にかけまして、日本の新聞、テレビ等、マスコミは、日本銀行の金融政策が変更されるのではないか、あるいは変更すべきだと政府が考えているんだとかアメリカ当局が考えているんだとかいうような、あたかも対立があるかのごとき報道をいたしました。いわゆる日銀包囲網をしいて、日本銀行の九月二十一日の政策委員会の政策決定会合を見詰めたわけであります。  日本銀行は、この会合におきましていわゆ……

第146回国会 大蔵委員会 第7号(1999/12/07、41期、自由党)

○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  新日銀法の第五十四条第一項に基づく国会への報告書の提出、これで三回目でございますが、前回の報告書を当大蔵委員会で審議いたしました際にも申し上げたことなんですが、新日銀法の五十四条第一項については、この法律が法案として国会へ出ておりますときに一つ問題になったことがあります。それは、この報告書をなぜ大蔵大臣経由で出すのかということでありまして、日本銀行の独立性を考えるならば、もし大蔵大臣が意見を言ったりして、報告書の中身に影響が出てはいけないのじゃないか、こういう議論がありました。  そのときに大蔵大臣がはっきり言われましたことは、いや、これは、……

第146回国会 大蔵委員会 第8号(1999/12/08、41期、自由党)

○鈴木(淑)議員 お答えいたします。  上田委員は御承知のとおりだと思いますが、貸金業規制法第十三条では、「貸金業者は、」中略しますが、「その者の返済能力を超えると認められる貸付けの契約を締結してはならない。」精神規定みたいな形で書いてあるわけですね。それが、御指摘のように、行政処分や刑罰の対象になってない。民主党さんの案は、これを行政処分にしようというわけですね。ところが、さっき安倍委員の質問に岡田議員がお答えになっておられましたが、これは野党案では法律の中に書き込んでいるわけではなくて、省令にゆだねているわけですね。  これは実は、そう言っては大変失礼ですが、裁量行政を一貫して批判してこら……


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第147回国会(2000/01/20〜2000/06/02)

第147回国会 大蔵委員会 第2号(2000/02/22、41期、自由党)

○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木でございます。  時間が限られておりますので、大蔵大臣及び金融再生委員長との間で一つずつ問題を取り上げて質疑をさせていただきたいと思います。  まず、宮澤大蔵大臣との間で質疑をさせていただきたい問題は、政府が提出されました財政の中期展望についてでございます。率直に言いまして、私はこの財政の中期展望は少なくとも二つの点で大変問題を含んでいるというふうに思います。  一つは、政策当局が出す展望とか見通しというものは、本来、その政策当局の政策意思、とろうと思っている政策の効果を織り込んだ展望でなければならない。  例えば経済見通しなんかはそうですよね。経済見通しといって……

第147回国会 大蔵委員会 第3号(2000/02/23、41期、自由党)

○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  大臣、朝からの質疑でお疲れかと思いますが、私がラストバッターでございますので、いましばらくおつき合いをいただきたいと存じます。  初めに、質疑通告をしていなかったのでございますが、先ほど、渡辺喜美委員が終わりごろにデノミについて大臣に御質問申し上げたときのお答えがちょっと気にかかりますので、そのことだけ申し上げたいのでございます。  これは、実は予算委員会の基本的質疑のときに、やはり私がデノミについて大臣の御見解を伺いましたときにも同じことをおっしゃったのでございますが、現在の円、例えば百円を新しく一円にするという場合に、円と円では区別がつか……

第147回国会 大蔵委員会 第9号(2000/03/24、41期、自由党)

○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  ただいま審議しております法案は、申すまでもなく二つあるわけでございますが、本日は、その中のいわゆるペイオフ関連法案、預金保険法等の一部改正法案について質疑を進めさせていただきたいと思います。  この法案は、よく御存じのとおり、金融審議会の答申をもとにいたしまして、まず政府案の骨子ができてきた。それに対して、私ども自自公の与党三党がいろいろ検討しました結果、三党の金融プロジェクトチームで、あるいはその上部機関である三党の政策責任者会議でいろいろ議論をして、昨年末、政府の方に、こういうところを直していただけないものかということを申し上げて、それを……

第147回国会 大蔵委員会 第15号(2000/04/18、41期、自由党)

○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  全銀協の杉田会長、富士銀行の山本頭取、きょうは御出席、まことにありがとうございます。  もう既に多くの委員が質問しておりますし、時間も限られておりますから、私は少し違った角度から問題を取り上げてみたいと思います。  率直に言って、私は、皆さん銀行界の方々、その経営者の方々は、九〇年代の大蔵省の金融行政の間違いの被害者という側面があると思っているんですね。全部大蔵省のせいではないけれども、明らかに九〇年代の大蔵省の金融行政は順番を間違えたと思います。  アメリカが八〇年代にやった、バブル崩壊後の金融システム、金融業界の立て直しというのは、まず最……

第147回国会 大蔵委員会 第16号(2000/04/19、41期、自由党)

○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  私は、戦後の日本経済において、財政投融資の仕組みというのが一定の役割を果たしたことは疑いのない事実だと思っております。戦後、経済が荒廃したころから全国津々浦々に張った郵便局のネットワークで、零細な貯蓄資金を貯金あるいは簡保の形で吸い上げてくる、あるいは年金の基金を活用するという形で、ほっておけば民間の融資がつかない、あるいは民間が投資をしない、しかし日本経済にとって大事だというところに吸い上げてきたお金を回したわけでありますから、この財政投融資の仕組みが日本経済の発展、特に高度成長期において大きな役割を果たしたことは疑いのないところだと思って……

第147回国会 予算委員会 第2号(2000/02/03、41期、自由党)

○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  まず初めに、この委員会に野党の予算委員の皆様が欠席をしておられるということはまことに遺憾のきわみであるということを申し上げたいと思います。  申すまでもないことでありますが、議会制民主政治の基本というのは、少数意見を尊重しながらも、最後は多数決原理で事を決するということであります。そして、その決した結果を次の選挙で国民の審判を仰ぐ。これが議会制民主主義の基本でありまして、自分の意見が少数意見で通らないからといって議会を欠席されるということは、まさにこの議会制民主主義の自殺行為、また国民に対する責務の放棄と言わざるを得ないと思います。  特に残……


鈴木淑夫[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院41期)

鈴木淑夫[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第140回国会(1997/01/20〜1997/06/18)

第140回国会 予算委員会第六分科会 第1号(1997/03/03、41期、新進党)

○鈴木(淑)分科員 新進党の鈴木淑夫でございます。  私、一期生なものですから、分科会というのがどういうものかよくわからないのでありますが、諸先輩の話を聞きますと、ここではそれぞれの省庁所管の予算に関連してかなり細かい質問をしてもいいということのようでございますが、今企画庁長官の御説明にもありましたように、企画庁の予算というのは、日本経済の九七年度の適切な運営とか、あるいは中期的な経済の運営とか、さらには経済諸指標の改善等々、いわば天下国家に関連したマクロのところが大分多いのでございます。そのせいか、実は私一人しか質問者がいないというので、なるほどやはり調整官庁だから余り細かい質問の種が、具体……


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第142回国会(1998/01/12〜1998/06/18)

第142回国会 予算委員会公聴会 第1号(1998/03/11、41期、自由党)

○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  三人の公述人の皆様、よく存じ上げている方々ばかりでございますが、きょうは御苦労さまでございました。お三方にまず一つずつ質問をさせていただきたいと思います。  水谷公述人は、いつも聞かせていただいている水谷節というか水谷セオリーでございました。一つお伺いしたいのは、公述人も御承知のように、日本経済というのは貯蓄率が大変高いですね。マクロの貯蓄率は高い。したがって、お説のように財政赤字を縮小したときに、日本経済の貯蓄・投資バランスというのはどうなるのだろうか。今のように、赤字を相当出していてもなおかつ国内で貯蓄が扱い切れないで、経常収支は世界一大……

第142回国会 予算委員会第六分科会 第2号(1998/03/20、41期、自由党)

○鈴木(淑)分科員 自由党の鈴木でございます。おはようございます。  三十分ほど時間をちょうだいしておりますので、尾身長官に質疑を行いたいと思います。  今、いろいろ予算の御説明がございましたが、やはり経済企画庁の中心的な仕事というのは、統計作成、情報収集、調査分析機能の強化、それによって政府全体の経済政策にそごを来さないようにする、経済政策の基盤となるべき情勢判断をしていくということであろうと思いますので、きょうは、尾身長官の経済情勢判断についてお伺いしたいと思います。特に、予算委員会の席上ですと、余りゆっくり議論できません。第一委員室でテレビが入ったりしていますと、なかなかゆっくり議論もで……


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第143回国会(1998/07/30〜1998/10/16)

第143回国会 商工委員会金融安定化に関する特別委員会連合審査会 第1号(1998/09/18、41期、自由党)

○鈴木(淑)議員 岡田委員の御指摘のとおり、私どもも、現在の中小企業に対する深刻な貸し渋りの現状を深く憂慮しているわけでございます。  委員御質問の、なぜこんなことになったんだろうかという点でございますが、当初、政府におかれましては、これは資金が足りない、もっと端的に言えば資本が足りない。自己資本比率規制が早期是正措置とともに四月から入ったものですから、この関係で分母を小さくしたくて抑えているという御理解であったようでございますが、その御理解のもとに、三月に、例の金融安定化緊急措置法に基づいて二兆円弱、主要銀行に資本注入をしましたところが、目に見えた効果がない。人によっては、実はもっと減ったん……


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第145回国会(1999/01/19〜1999/08/13)

第145回国会 予算委員会公聴会 第2号(1999/02/10、41期、自由党)

○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  お三人の公述人の方、お忙しい中をお越しいただきまして、ありがとうございました。  私の時間は非常に限られておりますので、最初に公述人お一人お一人にずっと質問をさせていただきます。その後お答えいただき、それでもし時間が余っていれば、またお伺いいたします。  まず、順番どおりで二宮公述人でございますが、五つおっしゃったわけでございます。  まず、財政危機、大変だ、財政赤字が非常に大きいので、これを縮めるのは焦眉の急だとおっしゃったわけですね。  焦眉の急だという話を聞いた途端に、二年前に、その辺に座って、焦眉の急だ焦眉の急だと言った総理大臣を思い……

第145回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1999/02/17、41期、自由党)【議会役職】

○鈴木(淑)主査代理 これにて三沢淳君の質疑は終了いたしました。  次に、倉田栄喜君。
【次の発言】 これにて倉田栄喜君の質疑は終了いたしました。  次に、辻元清美君。
【次の発言】 これにて田中甲君の質疑は終了いたしました。  次に、冬柴鐵三君。
【次の発言】 これにて冬柴鐵三君の質疑は終了いたしました。  次に、若松謙維君。
【次の発言】 これにて若松謙維君の質疑は終了いたしました。  以上をもちまして自治省所管についての質疑は終了いたしました。  次回は、明十八日午前九時から開会し、文部省所管について審査を行うことといたします。  本日は、これにて散会いたします。     午後七時十六分……

第145回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1999/02/18、41期、自由党)【議会役職】

○鈴木(淑)主査代理 これにて中島武敏君の質疑は終了いたしました。  次に、西博義君。
【次の発言】 これにて西博義君の質疑は終了いたしました。  次に、藤田幸久君。


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第147回国会(2000/01/20〜2000/06/02)

第147回国会 予算委員会公聴会 第1号(2000/02/24、41期、自由党)

○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  きょうは、四人の公述人の方、お忙しい中を大変ありがとうございます。また、それぞれ陳述されました意見、示唆に富む点も多く、大変興味深く拝聴いたしました。  時間が限られておりますので、最初に四人の公述人それぞれに質問を先にばあっと申し上げますので、順番にお答えいただければありがたいと思います。  まず最初に、草野公述人でございますが、連合さんの御意見、非常に広範にわかりやすくお述べいただきまして、ありがとうございました。  その中から、一点だけ選んで質問させていただきます。それは、基礎年金についてでございます。  おっしゃいますように、公費負担……



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データ更新日:2023/02/05

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