このページでは北村直人衆議院議員の42期(2000/06/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は42期国会活動統計で確認できます。
○北村委員長 この際、一言ごあいさつ申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙によりまして、委員長の重責を担うことになりました。 沖縄問題に関しましては、沖縄が本土に復帰して以来二十八年を経過し、この間、三次にわたる振興開発計画が策定され、これに基づき各般の施策が推進されてまいりましたが、なお解決を要する多くの課題を抱えております。中でも、米軍基地の問題は重要な課題の一つであります。 また、二十一日からの沖縄サミットは、本年我が国の最重要の外交課題であり、その開催に対する国民の関心は日増しに高まっております。 北方問題に関しましては、長年にわたる全国民の悲願である北方領土返還の実現という……
○北村委員長 これより会議を開きます。
閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
沖縄及び北方問題に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、閉会中の委員派遣に関する件についてお諮りいたします。
閉会中審査案件が付託になり、委員派遣を行う必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣承認申請を行うこととし、派遣の目的、派遣委員、派遣期間、派遣地等所要の手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
○北村委員長 ただいま委員各位の御推挙によりまして、今国会も引き続き委員長の重責を担うことになりました。
委員各位の御指導と御協力をいただきまして、委員会運営に努めてまいる所存でございますので、何とぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの河村たかし君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
嘉数 知賢君 下地 幹郎君
鈴木 宗男君 武部 勤君
河村たかし君 原口 一博君
丸谷 佳織君 佐藤 公治君
……
○北村委員長 これより会議を開きます。
この際、中川沖縄開発庁長官、続総務庁長官及び河野外務大臣から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。中川沖縄開発庁長官。
【次の発言】 続総務庁長官。
【次の発言】 河野外務大臣。
【次の発言】 次に、荒木外務政務次官、浅野外務政務次官、海老原総務政務次官及び白保沖縄開発政務次官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。荒木外務政務次官。
【次の発言】 浅野外務政務次官。
【次の発言】 海老原総務政務次官。
【次の発言】 白保沖縄開発政務次官。
【次の発言】 午後二時四十分から委員会を再開することとし、この際、……
○北村委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
今会期中、本委員会に参考送付されております意見書は、北方領土問題等の解決促進に関する意見書外八件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
沖縄及び北方問題に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、閉会中の委員派遣に関する件についてお諮りいたします。
閉会中審査案件が付託になり、委員派遣を行う必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣承認申請を行う……
○北村委員長 ただいま委員各位の御推挙によりまして、今国会も引き続き委員長の重責を担うことになりました。
委員各位の御支援、御協力をいただきまして、円満なる委員会運営に努めてまいる所存でございます。
何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの鮫島宗明君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
嘉数 知賢君 下地 幹郎君
鈴木 宗男君 武部 勤君
河村たかし君 鮫島 宗明君
丸谷 佳織さん 佐藤 公治……
○北村委員長 これより会議を開きます。
参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
北方問題に関する件の調査に関し、社団法人千島歯舞諸島居住者連盟理事長小泉敏夫君、根室市長藤原弘君、社団法人千島歯舞諸島居住者連盟羅臼支部副支部長鈴木日出男君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 次に、福田沖縄開発庁長官から発言を求められておりますので、これを許します。福田沖縄開発庁長官。
【次の発言】 次回は、来る十五日水曜日午前九時二十分理事会、午前九時三十分委員会を開会することとし、……
○北村委員長 これより会議を開きます。 北方問題に関する件について調査を進めます。 本日は、本件調査のため、参考人として、社団法人千島歯舞諸島居住者連盟理事長小泉敏夫君、根室市長藤原弘君、社団法人千島歯舞諸島居住者連盟羅臼支部副支部長鈴木日出男君、以上三名の方々に御出席をいただいております。 この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中のところ本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。参考人各位には、北方問題につきまして、それぞれのお立場から忌憚のない御意見をお述べいただきたいと存じます。よろしくお願いいたします。 次に、議事の順序につい……
○北村委員長 これより会議を開きます。
請願の審査に入ります。
今会期中、本委員会に付託されました請願は、北方領土返還促進に関する請願一件であります。
本請願を議題といたします。
まず、審査の方法についてお諮りいたします。
本請願の内容につきましては、既に文書表等で御承知のことと存じます。また、先ほどの理事会におきましても御検討願いましたので、この際、紹介議員からの説明聴取等につきましては省略し、直ちに採決を行いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
採決いたします。
本請願は、採択の上、内閣に送付すべきものと決……
○北村(直)委員 酪農、畜産に関連する対策、きょうは酪農の審議会が行われております。そこへ諮問をされ、答申をされてくる内容等々について、それなりの私の意見も交え、また、私は、自由民主党を代表してきょうは質疑をさせていただきますので、自民党の中で議論をしてきたことも踏まえて、幾つかの点を確かめつつも、将来にわたって、特に二十一世紀、酪農、畜産、第一義的に生産者の皆さん方がしっかりと経営ができていけるような方向を見出していきたい、このように思っておりますので、石破総括政務次官におかれては、政務次官ということを抜いて、ある面では政治家石破茂衆議院議員としてのそういう御意見も披瀝をしていただければ、ま……
○北村(直)委員 自民党の北村直人でございます。 私からもえひめ丸の関係者の皆様方に心からお見舞いを申し上げる次第でございます。これが日米の外交問題に発展しなければいいなという危惧を持っております。また、適時的確な対策をしっかりと日本の国はやっていただきたい、このことをまず申し上げる次第でございます。 さて、外交問題といいますと、日本の大きな課題の一つにロシアとの関係がございます。そのロシアの、我が国の固有の領土である国後、択捉、色丹、歯舞、この四つの島、北方領土問題を解決しなければ戦後が終わらない、こう言われて久しいわけであります。三月二十五日にやっとイルクーツクの首脳会談が合意に至りま……
○北村(直)委員長代理 条例を持ってきてくれたんです。条例を持ってきただけです。 山口富男君。(発言する者あり)山口富男君、どうぞ質疑を続けてください。(発言する者あり)質疑を続けてください。山口富男君。質疑を続けてください。山口富男君。質疑を続けてください。山口富男君。(発言する者あり)資料をそこに持ってきただけです。質疑を続けてください。山口富男君、どうぞ。
○北村(直)委員長代理 理事会、委員長に提出されております。理事会で理事の皆さんが見ていただいております。
○北村(直)委員 第六分科会について御報告申し上げます。 本分科会は、農林水産省及び環境省所管について二日間審査を行いました。その詳細につきましては会議録に譲ることといたします。 その主な質疑事項は、総合的環境施策の展開についての環境省の決意、「地球と共生する「環(わ)の国」日本」実現のための具体的方途、自然環境の保全に向けた環境省の積極的役割、廃棄物問題への対処方針、有明海におけるノリ不作問題、林業の荒廃問題及び今後の林業振興への取り組み、農産物セーフガード発動への取り組み、遺伝子組み換え作物の輸入規制の必要性、日中漁業交渉の経緯、農林水産業の担い手対策等々であります。 以上、報告申し……
○北村(直)委員 両大臣また政府参考人の皆さん、御苦労さまでございます。久しぶりに石炭対策特別委員会が開かれましたけれども、しかし、内容は大変厳しく、また、無念の思いも私一人ではない、このように思います。 きょうは、自民党は、南の北村誠吾さんが長崎の池島炭鉱について、北の北村が北海道太平洋炭鉱のことについて、分けながら、政府の考え方、そしてまた我が自由民主党の考え方等々も披瀝させていただきながら御質問させていただきたい、このように思います。 時間が限られておりますので、まず前半は、特にジメチルエーテル、DMEのことについてお聞かせいただきたい、このように思います。 DME、ジメチルエーテ……
○北村(直)委員 時間の中で、私は、いわゆるBSE、狂牛病のことについて御質問をいたしたいと思います。 世界で起きることは日本でも必ず起きる。日本で発生しないと言われたBSE、狂牛病が発生をいたしました。今回は、消費者の方々に本当にわかりやすく、端的に御答弁をいただきたい、このように思います。 我々の食品の安全というのはシロかクロしかないと思います。つまり、疑わしきものはクロである、食べれない、食べるものは全部シロである、これが食品の安全性だと私は思っております。ですから、疑いのあるものは回収して焼却をする、これはもう当たり前の話であります。その時期を間違えると、大きな社会問題、つまり風評……
○北村(直)委員長代理 静粛に。
○北村(直)委員長代理 国務大臣石原伸晃君、朝日新聞の件について、答弁をお願いします。
○北村(直)委員 自由民主党の北村直人でございます。おはようございます。 それでは、私は、まず政治倫理について総理にお考えをお聞かせいただきたい、こう思います。 総理、本当に情けない話でありますけれども、最近も、政治家の元秘書による公共事業発注をめぐる口きき疑惑や、あるいは私設秘書の脱税疑惑が報道されました。現在、その捜査やあるいは調査中であるというふうに思っておりますが、当局の徹底した捜査、調査をいただいて、早期に事件の全貌を解明する必要がある、このように私は思っております。 本当に、お金もうけのために政治あるいは政治家を利用する、あるいは利用されてしまう事件が過去にも幾つか起きてまい……
○北村(直)委員 動議を提出いたします。 両案に対する質疑は終局し、直ちに採決されんことを望みます。
○北村(直)委員長代理 答弁を求めてください。
○北村(直)委員長代理 理事会で協議いたします。
【次の発言】 静粛に。
○北村(直)委員 第六分科会について御報告申し上げます。 本分科会は、農林水産省及び環境省所管について審査を行いました。 主な質疑事項は、肉骨粉及び乳廃牛の処理体制の強化、BSE問題に対する農林水産省の取り組み、食料の安全確保に対する体制強化の必要性、将来に向けた農村の担い手対策、鳥獣保護法改正の必要性、地球温暖化防止に対する規制強化の必要性、京都議定書の二酸化炭素排出削減基準年の見直しの必要性、京都議定書発効に伴う我が国経済に対する影響などであります。 なお、その詳細につきましては会議録により御承知願いたいと思います。 以上、御報告申し上げます。
○北村(直)委員長代理 中井洽君、もう一度質問してください、手を挙げて。
○北村副大臣 今、荒井議員から大変重要な指摘を受けたところであります。 特に、沖縄の石垣島での赤土の流出については、確かにハード面のいろいろな事業がありますけれども、それと同時に、やはり営農面の方が重要だ、こういうふうに我が省も認識をしております。 特に、今委員が御指摘をいただいた地域の方々の知恵というもの、そしてまたそういう方々の理解のもとでやっていくことが大切だということで、石垣島轟川流域において、九月十三日に、国あるいは県、市、農業関係者、地域住民による現地検討会が行われて、これを受けて十一月の一日に轟川流域農地赤土対策推進検討委員会が設立をされております。これに農林水産省は積極的に……
○北村副大臣 鮫島先生からの御指摘、私も、現場にいたことのある経験者としては、できるだけ、それぞれの四つの団体、社団法人の自主性というものを大切にしながら、一つになっていくことが将来の方向性ではないかな、こう思います。 ただ、今の、ホルスタインの登録、あるいは日本あか牛登録協会、そしてまた全国和牛登録、これはもう、それぞれの団体が改良ということを目的として、それぞれ、ホルスタインはやはり安心した品質のものをたくさん出すという意味、そして優秀な雌の牛を育てるというような観点と、それから、おいしい肉、そして品質のいい肉を育てていくという和牛の関係とが、登録や血統や体型を審査するということでは非常……
○北村副大臣 島委員から御質問がございました。今回の、農林水産省が特区において農業生産法人以外の企業の農業参入を認めるか認めないか、こういう中で、随分と全国のいろいろな方々からの御意見もございました。 特に、農業関係者等の方々からは、参入される株式会社が投機目的で取得をされたのでは困るなという意見が強かった。あるいは、経営をやっている途中でどうしても経営がいかなくなって経営を中止せざるを得なくなって、そのことによって逆に農地が遊休化されてしまうというようなことがあったのではこれまた大変だな、そういう懸念があったものですから、そういう意味で地方公共団体等からの貸し付け方式にする、これが不適正な……
○北村副大臣 ただいま鮫島委員から、なぜ特区が必要か、その前段に、それぞれ特別な法律をつくって、そして財源的な措置をしてきた、そういうものがあるのではないか、そういう指摘がございました。 委員御承知のとおり、先ほど委員が申された離島振興法ですとか沖縄振興開発特別措置法、こういったものについては、その時代時代で法律をつくっていただいて、そしてそれに財源措置をして、いわばどちらかというと、地域からのいろいろな御要請はありましたけれども、国として、政府として、逆に、言葉が適切かどうかわかりませんが、中央から指導をしていくというのでしょうか、そういう意味で法律の整備をして、それに財源措置をしてきた。……
○北村副大臣 農林水産副大臣を拝命いたしました北村直人でございます。 大島農林大臣を補佐し、太田副大臣並びに熊谷、渡辺両大臣政務官と力を合わせて、農林水産行政の推進に全力を尽くしてまいる所存でございます。 委員長初め委員各位の皆さん方の御指導を心からお願いを申し上げて、一言ごあいさつとさせていただきます。よろしくお願いいたします。(拍手)
○北村副大臣 松下議員のおっしゃったこと、大変重要で、かつ大事なことだというふうに認識をしております。特に、先ほど大島大臣がおっしゃったとおり、農も林も水も、基本的な考え方は先ほど大臣がおっしゃったことに尽きる、このように思っております。 その中で、この森林の公益的機能が低下をしてきている。さらにまた、CO2の吸収源対策というものは大変重要である。そういう意味では、農林水産省の中の林野庁一庁だけで取り組むべき問題ではなくて、関係する省庁とよく連携をとりながら、本当に今委員がおっしゃった国民的な、国民運動的な、そういうことでなければ、京都議定書、特にこの三・九%の達成には及ばない問題である、こ……
○北村副大臣 まず、基本的な認識でございますけれども、近年、有明海、八代海においては、昨年の九月だと思いますが、ノリの第三者委員会の中間取りまとめでも触れておりますとおり、漁場の環境の悪化が進行しております。そして、漁業の生産は非常に減少傾向で推移をしている、こういう認識を持っておりまして、このような状況の中で、一昨年の有明海における未曾有のノリの不作を契機に、有明海や八代海の再生あるいは保全のための特別措置を講ずることが強く求められたというふうに認識をし、与党において法律案が取りまとめられたというふうに認識をしております。 農林水産省といたしましては、関係省庁あるいは関係各県等と連携を図り……
○北村副大臣 おはようございます。ただいま木村委員から、御地元の状況等々についての御質問がございました。委員御指摘の無登録農薬問題によりまして、一部の産地において、果樹や野菜の収穫物等について出荷停止や廃棄処分が行われているのは、委員御指摘のとおりでございます。 きょう時点までで都道府県が把握している情報によりますと、これまで三十二県において、リンゴ、ニホンナシ等の果樹、あるいはヤマトイモ等の野菜が廃棄され、廃棄数量は約五千九百トン、出荷額ベースで約十五億円と推定されております。 このうち、果樹につきましては、廃棄数量は約五千四百トンで、品目別には、リンゴが約二千六百トン、ニホンナシが約二……
○北村副大臣 後藤委員からの御指摘、私も全くそのとおりだ、このように思っています。 私は、委員御承知のとおり、獣医学を学び、獣医師としてこの世界にまた御奉公をしている身でありますけれども、昨年来のBSEを含めて、いろいろな食のことについては、私は基本的にこう思っています。食というのにはグレーゾーンはない。つまり、疑わしきはすべて罰する、そういうのが食だ、食の安全だ、このように思っておりまして、グレーゾーン、灰色はない。ある面では、白か黒か、食べられるか食べられないか、そういう視点でこの食の安全というものについて考えていかなければならない、このように思っております。 そういう面では、今回、リ……
○北村副大臣 今委員が、将来展望、特に漁業協同組合系統というお話でございました。 委員御指摘のとおり、信用事業等々での漁組での一漁協当たりの貯金の残高は約二十一億円、そして従業員は約三人にすぎない、まさしく委員が御指摘のとおり、脆弱な中で信用事業あるいは組織体制がなされているわけでございます。そういう意味では、やはり今後、合併をしていく、あるいは信用事業の譲渡等を通じて一県一信用事業責任体制をとっていく、このことが非常に重要になっていくというふうに思っております。 今、全漁連からの聞き取りによりますと、現在十の県において一県一信用事業責任体制が構築されている、さらに平成十七年度末にはこれが……
○北村副大臣 まず、おはようございます。 そして、二田議員から厳しく農業のことについての、また見解をお聞きさせていただきました。一緒に農政あるいは一次産業の政策について議論をし、二田先生が見識の高い、そしてまたきちっとしっかりとした一次産業の政策をお持ちであるということは、私もこれは認めるところでございます。そういった中で、今御質問をいただきました消費者重視あるいは市場重視ということで多面的機能や食料の安定的供給ということについては今回の大綱では随分と議論されなかったんではないかというような御指摘がございました。 しかし、委員御指摘のとおり、我々は特に食料・農業・農村基本法における重要な基……
○北村副大臣 お答えいたします。
想定していたわけではありません。BSEがまさか我が国で発生するなんということは、想定をしてこの措置をとったわけではありません。
しかし、低い水準から急激に輸入が増加することによって、先ほど国内保護という言葉がありましたとおり、国内産業に影響が及ぶ場合には適切に機能することが期待される、こういう面でこのセーフガードというのはあるというふうに思っております。
【次の発言】 これは、どのぐらい見込まれるということを明確に言うことが市場等々に与える影響を考えると、そう無責任な言い方はできないわけでありますけれども、仮に十二年度を一応ベースにしたということにしますと……
○北村副大臣 先生も専門的な御意見をお持ちですから、先生の御意見、もっともだなと思って聞いております。 ただ、今、先生と大臣とのお話の中で、今回の食の安全ということについて、私は、農水省の中で、あるいは国の中で欠けていたのは、やはりリスクコミュニケーションというところが非常に行政の中で欠けていたなという思いがございます。 リスク分析の中には、先生御承知のとおり、リスク評価とリスク管理とリスクコミュニケーション、その三つがうまく機能しなければ、リスク分析というのは成果が上がらないわけであります。そういう意味では、リスク評価、専門家の人方のリスク評価をいただく、それに基づいてリスク管理をしてい……
○北村副大臣 平成十五年度農林水産予算の概要を御説明申し上げます。 平成十五年度一般会計予算における農林水産予算の額は、関係府省計上分を含めて、三兆一千百十四億円となっております。その内訳は、公共事業費が一兆四千三百七十八億円、非公共事業費が一兆六千七百三十五億円となっております。 平成十五年度の農林水産予算は、食の安全と安心の確保、農業の構造改革の加速化、都市と農山漁村の共生、対流を推進するとともに、地球温暖化防止等に資する森林整備の推進を中心とした森林・林業政策や、安全で安心な水産物供給体制の整備等の水産政策を展開するとの観点から、重点施策に思い切った予算配分を行うなど、新たな政策展開……
○北村副大臣 御指名をいただきましたので、私のふるさとであります釧路、根室の問題についての御質問でございましたので、私の方から御答弁をさせていただきたいと思います。 日ソの二百海里という問題は、地元の水産を扱う漁業者の人方にまず大きな打撃がある。そして、その漁業者の方々が漁獲をとってくる、大漁の時代がたくさんあったわけでありますから、それに伴って、水産加工の方々はある面では非常に経営的によかった時期がございました。あの二百海里のときまでには、原料をそのまま一次加工して、付加価値を高めないでほかの大都会等々に出していたというのが私のふるさとの水産加工の方々でありました。 しかし、サケ・マスも……
○北村副大臣 堀込委員からの御指摘、一つの方法として考えられることかな、このように思います。 しかし、皆さん方の熱心な御議論をいただいて、我が省には三つの基本法が実はあるわけであります、基本法がそれぞれ。私は、その三つの基本法の理念に即して社会資本の整備をするということがまず前提に、基本にあるのではないかな、このように思います。 その上で、決してそれぞれが縦割りだけでやっているわけではない。例えば下水道の関係でも、国土交通省の持っている下水道の関係もある、我が省の持っている農村の下水道の関係もある。あるいは、簡易でありますけれども、環境省の持っているものもある。そういうときに、やはりその地……
○北村副大臣 先生から御指摘のありました対象外の肉でございますが、百四トンということでございます。
【次の発言】 先生から今御指摘のあったことにつきましては、補助対象外となった業者名の公表につきましては、牛肉在庫保管・処分事業の補助対象外となった業者名の公表に係る第三者検討会において、公表の基準というものを示されたわけでございます。この委員会で、検討は昨年の七月から八月にかけて四回検討委員会を実施していただいて、公表の基準を示されております。
その公表の基準におきましては、例えば箱の詰めかえなどの故意が認められたものについては原則公表しよう、あるいは一方で、自主点検の報告が事前になされている……
○北村副大臣 若干専門的なことでございますので、補足をさせていただきたいと思います。 抗生物質が残存するということは、それはあります。しかし、それが直接人体、我々が食にしたときに影響を与えるかということの基準というものについては、またこれは別な問題であります。 それから、耐性菌が残るかどうかということについても、私はあると思います。しかし、その量あるいは基準というものが、これ以上耐性菌が残っていたものを食べれば例えば人体に影響するかどうかということについては、まだ一定のきちっとした基準がないということであって、そのことについて、つまりリスク評価をきちっとしようということで、今まさしくその研……
○北村副大臣 豚コレラのことにつきましては、先生御指摘のとおり、国内の生産者の中にもワクチンを使いたいという方も、今もいるのも現実であります。しかし、清浄国を我が国は求めておりまして、清浄国になれば、我が国の豚肉等々を輸出できるわけでありますので、そういうことから考えて、日本の養豚の多くの方々がワクチンを使うことをやめようということになったわけであります。 韓国におきましては、これはもう口蹄疫が出てから輸入は全く禁止をされているわけであります、我が国に対しては。 そのほか、先生が御指摘の人の交流等々で、それぞれの空港あるいは港等々で、靴底等々の衛生面の消毒等々については、相当厳しいやり方を……
○北村副大臣 先生御指摘のとおり、カナダ政府から、きょう付で、我が政府、農林水産省の方にファクシミリが入ったわけであります。 それによりますと、該当牛は、百五十頭の飼養農場で肥育されていた八歳齢の乳用牛である。疾病を呈して屠畜場へ出荷されたけれども、食肉に適さないということで廃棄処分をした。そして、そのときに、当該牛の脳はサーベイランスのために検査に回したということでございます。カナダのアルバータ州の農業食料農村局のサーベイランス検査でBSEの可能性が示されたということで、さらにイギリスのパーブライト研究所へそのサンプルを送って、五月の二十日にパーブライト研究所でBSEの陽性と判断された。こ……
○北村副大臣 鮫島先生もよく御承知の上で御質問をされているのではないかな、こう思います。 私も、疑わしきはすべて焼却した方がいいという思いはございます。しかし、疑似患畜につきましては、OIEの国際獣疫事務局が一つのルールをつくっていただいておりまして、そこでの規定というものがございます。ある面では、その規定に従って日本のBSE対策をとらせていただいている。それが今回の疑似患畜の殺処分ということになっております。 それで、今回もOIEの総会で、疑似患畜の範囲の見直しについて、何とか、今までの膨大なデータをもとにして、OIEとして疑似患畜の改正の見直しが今回の総会で提案をされております。そのこ……
○北村副大臣 先生御指摘のBSEにかかわる疑似患畜の範囲の見直しにつきましては、委員初めこの委員会でも、あるいは生産者団体の皆さん方から、あるいはそれぞれの都道府県の獣医師会等々からもこの疑似患畜の見直しということはお聞きをしておりました。 そういう意味で、昨年の十一月にOIEに対しまして、疑似患畜の範囲の見直しについては欧州での経験に基づいて科学的に検討するように、我が政府から、農林水産省から提案をしてきたところでございます。 そういう中で、この五月の十八日から二十三日まで開かれましたOIEの総会で、大臣の命令を受けて、そして国会のお許しをいただいて、私自身がそこに赴きまして、基調講演を……
○北村副大臣 鮫島委員から個人的ということでありますが、立場が副大臣でありますから、どう言っても個人的な答弁にはなりませんけれども、今委員がおっしゃったことは、私は大変重要なことだと常日ごろから思っておりました。 ですから、そういう面では、早い時期からというわけではありませんけれども、平成十二年には、北海道と都府県とやはり経営形態別の展望をきちっとしようということで、そういう取り組みも我が農林水産省はやってきたところでございます。 ただ、すべて今の農業を取り巻く、あるいは農村、漁村を取り巻く状況というのは、北海道も府県もそんなに大きな差はない。高齢化ですとか、あるいは担い手が足りなくなって……
○北村副大臣 先生が御指摘をしたことは、きょうの委員会の中でも私は大変重要なことだと認識をしております。そういう面では、我が省がやっております植物検疫等々で、専門的な見方、そこを重視していくということは非常に大切なことである。 その上で、先ほど来答弁を申し上げているとおり、税関等々の職員の教育あるいは研修というものも非常に大切であるというふうに思っております。そういう面で、我が省が、この税関の職員の方々の研修におけるお手伝い、あるいは、情報等々はリアルタイムでしっかりお伝えをしながら、連携をとっていくことが重要である、このように思います。 その上で、これから、財務省、税関の職員も、場合によ……
○北村副大臣 先生御指摘の農業災害補償法は、生産者の皆さん方が本当に命がけで、それこそ毎日額に汗して生産をした生産物を収入源とする、しかしそれだけでは、自然との闘いの中で大変な損害をこうむるときがございます。そういう面では、この農業災害補償法というのは生産者の皆さんにとっては一つの救いの政策であった、このように思っております。 そういう面で、農業者の方々の、今の経営実態に応じた補償の選択の幅をやはり拡大していくということが、将来、この農業災害補償法が自他ともに明確に生産者の方々のためになる政策として位置づけていけるものだ、こう思っております。 そういう面で、今先生もおっしゃったとおり、補償……
○北村副大臣 先生のおっしゃっている輸入農産物の安全性ということは、これは極めて重要なことでありますし、そのことによって、今回、七月一日からは、食の安全委員会も、皆さん方の御理解の中でこれも設立をし、また運営を今行っているところでありますし、またJAS法等々の改革ということにも我が省は取り組んでおりますし、あるいは原産地表示等々の、これにもしっかり取り組んでいこう、こういうことでやっております。 しかし、一番我が国が輸入農産物について重要視しているのは、コーデックス委員会あるいはOIE、こういった世界の機構の中で日本の主張を明確に、それも科学的なデータに基づいてこれらを提言し、そのコーデック……
○北村主査 これより予算委員会第六分科会を開会いたします。
私が本分科会の主査を務めることになりました。どうぞよろしくお願いいたします。
本分科会は、農林水産省及び環境省所管について審査を行うことになっております。
なお、各省所管事項の説明は、各省審査の冒頭に聴取いたします。
平成十三年度一般会計予算、平成十三年度特別会計予算及び平成十三年度政府関係機関予算中環境省所管について、政府から説明を聴取いたします。川口環境大臣。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
ただいま川口環境大臣から申し出がありました環境省関係予算の主要事項の説明につきましては、これを省略して、本日の会議録に掲……
○北村主査 これより予算委員会第六分科会を開会いたします。
平成十三年度一般会計予算、平成十三年度特別会計予算及び平成十三年度政府関係機関予算中農林水産省所管について、昨日に引き続き質疑を行います。
この際、分科員各位に申し上げます。
質疑の持ち時間はこれを厳守され、議事進行に御協力をお願いいたします。
また、政府当局におかれましても、質疑時間が限られておりますので、答弁は簡潔明瞭にお願いいたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。植田至紀君。
【次の発言】 植田君に申し上げます。申し合わせのお時間が過ぎておりますので、御協力をお願いします。
○北村(直)委員長代理 次に、井上喜一君。
○北村主査 これより予算委員会第六分科会を開会いたします。
開会に先立ちまして、民主党・無所属クラブ及び日本共産党所属の本務員に御出席を要請いたしましたが、御出席が得られません。
再度事務局をして御出席を要請いたさせますので、しばらくお待ちください。
速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
御出席を要請いたしましたが、御出席が得られません。やむを得ず議事を進めます。
私が本分科会の主査を務めることになりました。よろしくお願い申し上げます。
本分科会は、農林水産省及び環境省所管について審査を行うことになっております。
なお、各省所管事項の説明は、各省審査の冒……
○北村主査 これより予算委員会第六分科会を開会いたします。
開会に先立ちまして、民主党・無所属クラブ及び日本共産党所属の本務員に御出席を要請いたしましたが、御出席が得られません。
再度事務局をして御出席を要請いたさせますので、しばらくお待ちください。
速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
御出席を要請いたしましたが、御出席が得られません。やむを得ず議事を進めます。
平成十四年度一般会計予算、平成十四年度特別会計予算及び平成十四年度政府関係機関予算中環境省所管について、前回に引き続き質疑を行います。
この際、分科員各位に申し上げます。
質疑の持ち時間はこれ……
○北村副大臣 先生御指摘の青森、そして今回、四月七日付でEUの方が、北海道の噴火湾のところのホタテの輸入を認める、こういうふうになりました。それは向こうの、EUの方の、日本で言うなら官報に、きちっと四月七日付で、北海道の二つの工場は、我が国、いわゆるEUの方の国の基準に合う工場である、こういうことを認定した。これは青森も同じであります。
【次の発言】 我が省へのリスク管理の強化という御質問がございましたので、お答えをいたします。
本省においては、約二百八十名の体制で、国民の健康の保護を最優先に、消費者行政とリスク管理業務を的確に推進していく。それと一方、地方農政局や地方農政事務所においては、……
○北村副大臣 委員から、BSEの関係から発して、関税の目的がどうなんだという御質問だ、このように思います。 委員、御理解をいただいていると思いますが、関税というのは国際的に認められている国境措置であると思います。そういう面では、それぞれの国の中にあります国内産業の生産条件の格差を考慮する、あくまでも国内産業を保護することを主たる目的としているというふうに理解をしております。 そして、指摘のございました牛肉の関税については、我が国の国民の方々の動物性たんぱく質の重要な供給源である、そして我が国農業の基幹部門として重要な位置を占めている、この肉牛生産、これを保護するために課せられているものであ……
○北村副大臣 先生からの御質問、本当に私もそのとおりだと思っております。 人間はすぐ環境に順応できる、こう言いますけれども、しかし我々、やはり、体の中にあるDNAというのは、生まれたところで産湯を使ったその水あるいはその環境というのが一番体にいい、こう言われているわけでありますので、今おっしゃった地産地消というのは、まさしく人間の命を大切にし、はぐくんでいくには一番いいことかな、このように思っております。 あるいは、旬産旬消というのも、冬場にスイカを食べるなんというのは、到底、普通の時代では考えられなかったことです。しかし、そのことによって、消費者に食べたいときに食べてもらう、そして利益が……
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