このページでは森田一衆議院議員の43期(2003/11/09〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は43期国会活動統計で確認できます。
○森田一君 このたび衆議院より、壇上でおられる諸先生方とともに、在職二十五年の表彰を受けることになりました。甚だ光栄なことであります。 ここにおられる私以外の諸先生はそうそうたる方々ばかりでございますが、年長のゆえをもって、私が代表して御礼のごあいさつを申し上げます。(拍手) 私は、昭和九年五月十四日に、香川県坂出市に医者の長男として生をうけました。ただ、父は極めてまじめで頑固であったため、患者がほんのわずかしか来ず、私が大学に通う学費にも事欠くありさまでした。 そこで、学生時代は、生活費が少なくて済む在家仏教の道場である武蔵野般若道場に身を寄せ、毎朝五時から座禅を組んだ後、登校いたしま……
○森田委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの福井照君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、土肥隆一君が委員長に御当選になりました。
委員長土肥隆一君に本席を譲ります。
○森田委員 自由民主党の森田一でございます。 私は、少々大げさでございますが、今回の道路に関する改革の歴史的な位置づけ及び哲学的意義を中心に質問いたしたいと思います。 明治維新以来、我が国は、欧米諸国に追いつき追い越せということで近代化を促進してまいりました。その過程におきまして、運輸部門の整備、近代化は重大な意味を持ったわけでございます。それは大きく申しまして、船舶、鉄道、航空機、自動車に大別されるわけでございますが、最初に近代化に着手されたのは船舶でございました。 江戸時代は、御存じのように、幕府は大型船の建造を禁止いたしておりました。そこで、一八五三年、ペリーが四隻の黒船、すなわち……
○森田委員 自由民主党の森田一でございます。 さて、ただいまお話をお伺いいたしましたところ、榊原参考人及び佐藤参考人の御意見、大変明確で、これに対する道路に関する質問は後ほどいたしますが、その根底にある問題、特に榊原英資先生に対して前から質問したいなと思っておった問題につきまして、まず最初に御質問させていただくわけでございます。 まず、我が国は、戦後、我が国の復興に当たりまして、国土づくりということが大変重要な問題であったわけでございます。その基本としまして、これはだれが考え出したのか私もよく存じませんが、終始一貫言われてまいりましたことは、国土の均衡ある発展という概念でございました。そし……
○森田委員 ただいま御紹介いただきました自由民主党の森田一でございます。 それでは、最初に小野意見陳述人に対して御質問申し上げます。 小野先生は、ただいま大変歯切れのいい、また、御著書と同じように、他の人はめったに述べないような御意見を述べていただいて、大変敬服をいたしております。 そこでお伺いするわけでございますが、私は、いわゆる一九四〇年体制ということにつきまして非常に関心を持っております。すなわち、昭和十三年の国家総動員法を初めとする四十本になんなんとする法律によりまして、国の統制が大いに強化されたものでございます。このときは、戦争を効率的に遂行するために、物資の統制を初めサービス……
○森田委員 それでは、大臣の所信に対する質疑を行わせていただきます。 やや大仰な表現になりますが、我が人類は、五千年前の農業革命、三百年前の産業革命、そして現在の情報革命の大きな曲がり角を迎えておるわけでございます。 それでは、この情報革命の時代というのはどういう特色があるかと申しますと、第一に、世界じゅうで起こることが全世界に直ちに伝わって、その結果起こる厳しい競争の中に生きていく時代であるということでございます。第二に、物質に対する知恵の価値が増大して、したがって、ハードに対するソフトが重視され、また物事のシステムということが非常に重視される時代だということでございます。 国土交通行……
○森田委員 きょうは、専ら新町参考人に対して質問をいたしたいと思います。 今回の日本航空の一連の事故について私が痛感をするのは、次の二点であります。一つは、日本航空の官僚的体質であり、もう一つは、日本航空と日本エアシステムとの合併に絡む問題であります。 まず、官僚的体質というのは、これはもともと官僚について言われることでございますし、私の主張でございますが、いわゆる官僚制度が導入された明治の最初は非常に新鮮なものであったのでありますが、だんだんとこれが硬直化してきて、そして一九四〇年体制と言われる、いわゆる昭和十五年の国家総動員法を初めとする四十余りの法律によって、権限は強化されたが、著し……
○森田委員 ただいま上程されております法律案につきまして、若干質問を申し上げます。 戦後、我が国は廃墟の中から立ち上がって、そして傾斜生産方式、これは石炭と鉄鋼を重点に生産するというものでございますが、あるいは復興金融金庫の融資を武器に、猛烈なインフレと戦いながら、戦前のピークであります昭和十二年の水準に一刻も早く戻ろうと必死の努力をいたしておったわけでございます。また一方では、ドッジ予算とかあるいは預金封鎖をして、そして新円に切りかえるというような荒療治をしながら、きょう一日を生きるために必死の努力をしておったわけであります。 ちなみに、預金封鎖につきましては、近く行われるのではないかと……
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