このページでは原田義昭衆議院議員の43期(2003/11/09〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は43期国会活動統計で確認できます。
○原田副大臣 ただいま先生が御指摘いただきましたように、教育の大事さ、それはもう否定する者はいないわけでありますが、あわせまして、教育また教育費の重圧というのもこれは本当に大きなものになってまいりました。いろいろな困難を乗り切りながら今日まで日本が発展してきたのも、私は日本の教育がしっかり果たしてきたのではないかな、そういうふうに思うわけでございますし、また、その中で、御指摘のような奨学金事業が担ってきた役割というのも、これはもう非常に大きいものがある、こういうふうに思っております。 奨学金制度は、人材の育成と教育の機会均等、この大きな課題を実現すべく施行されておるところであります。人材の育……
○原田副大臣 一言、就任のごあいさつを申し上げます。昨年の総選挙を挟んで、文部科学副大臣を拝命いたしました原田義昭でございます。 我が国が二十一世紀において活力ある国家としてさらに発展し、子供たちが夢と希望を抱くことのできる明るい未来を切り開いていくために、教育・文化立国、科学技術創造立国を実現することが極めて重要である、そういう観点から、私も副大臣として、教育改革、科学技術・学術の振興、スポーツ、文化芸術の振興にわたる総合的な施策の発展、これについてしっかりと頑張っていきたい、こう思っておるところであります。 もう既に、大臣から基本施策についての所信表明、また稲葉副大臣から予算の概要につ……
○原田副大臣 ただいま大臣からお答えがありましたように、ユネスコは教育、科学、文化、こういうものを推進することによって、世界の平和、繁栄を目指す、こういう高らかな理念のもとに活動が行われているわけであります。当然のことながら、国内においてもそれを受ける形で非常に活発な活動が行われております。 まず、国内の事業、活動については、文科省に日本ユネスコ国内委員会というのがございます。これは会長が平山郁夫東京芸大学長さんでございますが、ここが活動方針、協力方策等を検討する場として中心的な役割を担っておられるわけでございます。先ほどからお話が出ましたが、小渕議員もこの議会の代表、また、この委員会では遠……
○原田副大臣 後でまた大臣にお話しいただきますけれども、先ほどの江別市のアンケート、なかなか含蓄のある結果が出ておると思っております。アンケートの中には、選択制に観念的には評価をするけれども、実際は地域内の学校に進む人が多い、その場合に、いろいろ積極的な理由、すなわち特色のある教育を求めるという側面と、今先生おっしゃったように、どっちかというと、地元の学校ではいろいろいじめがあるというような消極的な理由もあるようでございます。 いずれにいたしましても、今回のこの選択制につきましては、いろいろ幅広いメニューを提供することによって生徒の側の個性を伸ばす、こういう側面があろうかと思いまして、それを……
○原田副大臣 総額裁量制の話でございますけれども、その前提として、義務教育費国庫負担制度、これについては先ほどの平野議員の議論のときにも掘り下げて議論されたところでございます。義務教育費国庫負担制度は、教育の機会均等、教育の水準をしっかり確保する、そういう観点から、戦後、昭和二十八年にでき上がった制度でありますけれども、それよりもはるか早く、戦前から、国がしっかりその部分を負担せにゃいかぬ、こういうことから確たる教育制度としてでき上がっておるところであります。 私ども文科省としては、当然のことながら、先ほどの議論がありましたように、この義務教育費国庫負担制度の根幹をきちっと維持しながらも、な……
○原田副大臣 これまで、学習指導要領につきまして、文科省としても、お話がありましたように、大綱化、弾力化を進めてきたところでございまして、とりわけ、十四年度から、新学習指導要領の中で、総合的な学習の時間とか、中学校、高校の選択学習の幅を広げるというような形で自由化が進められてまいりました。 これによって、これまで以上に、それぞれ現場、学校の創意工夫を生かしたものができると同時に、しかし、やっぱり学校側にもそのような手を与えられると戸惑いが出てくるわけであります。今、先生おっしゃったように、最終的な責任は校長に与えられるわけでありますが、これはまた、学校全体でそのことを運営するということになる……
○原田副大臣 不登校の問題、これは本当に深刻でございます。 ただいま局長からも、原因ないし原因らしきものをお話しさせていただいたところであります。また、数字の上では、御指摘のように、平成三年度以来初めて平成十四年度の数字でこれがちょっと下がった、これは非常に喜ばしいことでありますが、そのためにもいろいろ私どもも工夫をしてきた、努力をしてきたのも事実でございます。そういうものも相まって多分こういう数字になったんだろうと思いますが、これは決して安心できるものではないわけでございます。 先ほどの理由の裏返しでありますけれども、私どもが特に学校現場に対する指導として、児童生徒が楽しく安心して通える……
○原田副大臣 今回の法案でもそういうことを目指しておるところでありますけれども、日本の学校教育の中で私学の役割、これはもう大変大きいものがあるわけであります。そういう意味では、国の支援も含めまして、これからしっかりこの問題に取り組んでいかなければいけない、そういうふうに考えておるところであります。
○原田副大臣 今の件でございますけれども、もちろん、従来から食の問題については私ども文科省としてもしっかり取り上げてきたつもりではございます。しかし、後でまた議論になろうかと思いますけれども、食の乱れ、食生活を健全にする、こういう時代の要請もございまして、今回新たにこの問題を正面から取り上げた、こういうことだと思っております。
【次の発言】 御指摘のように、この学校教育法等の一部改正法案の提案理由説明の中で、「食生活の乱れを背景として、」こういうくだりを大臣から説明したところでございます。
近年の食生活を取り巻く社会環境の変化などに伴って、子供の偏った栄養摂取などを、私ども、食生活の乱れとい……
○原田副大臣 もう既に先生、問題点の指摘、また方向についてもあるいはお話しになったような気がいたしますけれども、今度の法案、また栄養教諭制度の創設に当たりましては、まずは近年の社会変化等により子供の食生活の乱れということが発端でございます。欠食、偏食また孤食というようなことも言われますし、またそのことが、例えば肥満傾向の増大といいますか、大変な深刻な事態になっておるわけであります。それだけに、この事態を何とかしなければいけない。今回の栄養教諭制度の創設も、それに対応する対策というふうに考えておるところであります。 栄養教諭制度の創設に当たりましては、一つは、栄養の管理、学校給食を中心として栄……
○原田副大臣 古賀委員から、本当に熱のこもった、また真髄に迫るお話があったところでございます。お話の中に稲尾選手の話が出ましたけれども、そのお話を聞いていまして、私、柔道の山下選手、今はもう引退されて柔道界で指導者として頑張っておられますけれども、彼が世界選手権十連覇だかやったときに、いつも出てくる話が、彼のおじいちゃんなんですね。まさに小魚を本当にしっかり食べさせたと。そればかりが当時話題になったわけでありますけれども、やはりその辺に真髄があるのかな、こんな感じがしたところであります。 食生活の大事さについては今委員のおっしゃるとおりでありますし、また、栄養教諭、このたびそういう形で制度化……
○原田副大臣 文部科学省といたしましては、これまでも、信頼される学校づくりに向けまして、学校裁量の拡大、校長のリーダーシップ強化、教職員の資質の向上、さらには開かれた学校づくり、こういう理念のもとに数々の改革に取り組んできているところでございます。 一方で、社会環境が学校の改革を上回るスピードで変化をしております。また、保護者や地域住民の学校に対する要請、御意見等がこれまでになく多様化、高度化しているところであります。 このような状況に的確に対応するために、公立学校教育に対する国民の信頼にこたえていくために、地域住民や保護者のニーズを学校運営により一層的確に反映させる仕組みが必要だ、こうい……
○原田(義)委員 おはようございます。自由民主党の原田義昭でございます。 まず、審議に入る前に、昨日御逝去されましたパレスチナ解放機構のヤセル・アラファト議長に対して心から御冥福をお祈り申し上げたいと思います。 アラファト議長は、三十数年、半世紀近くこの地域の平和の回復のために努力をされてこられました。ついにその実現は見ることがなかったわけでありますけれども、残された皆さんが一日も早くその夢を実現するということについて大きな期待をしたい、こういうふうに思っております。 さて、限られた時間でありますので、ただ、大事な時期でありますから、何点かについて質問また御意見を申し上げたいと思います。……
○原田副大臣 山際委員から力強いお言葉をいただいたところであります。 改めて憲法二十六条を読んでみますと、「その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。」さらに、第二項では、その保護する子女に対して普通教育を、義務教育を受けさせる義務を負う、しかも、その義務教育は国の責任で無償とする、こういうことを高らかにうたっておるところであります。この憲法の要請によって、国は、知育、徳育、体育、調和のとれた児童生徒を育成し、国民として身につけなければならない基本的、基礎的な資質をすべての子供たちに教育する、こういうことが言われておるわけであります。 その義務教育を進めていく上において、どうして……
○原田副大臣 古川委員の御指摘のとおり、だんだん食と安全をめぐる問題が本当に大きな課題となってきておるところであります。 とりわけ、獣医学教育がその中にあって極めて重要であるということになってまいりました。獣医学教育につきましては、私ども国としてもその充実を図ってきてはいるところでありますけれども、御指摘のとおり、さらに改善の余地があるという意味でいろいろと取り組んでおるところであります。 昭和五十九年度から、従来の学部四年制教育を現在の六年制教育へと発展させたわけでありますし、さらに、平成二年度からは、一大学では期待し得ないような複雑な分野を統合する形で、大学を相互に補充して幅広い高度な……
○原田副大臣 教育の中心であります学校が地域社会、地域コミュニティーの中心的な活動を果たしておるのも重要なところであります。 御指摘のように、学校区の自由化につきましては、文科省も数年前から一つのメニューとして、それぞれの地域の自主的な選択の対象にしておりまして、また、このところの規制緩和の流れの中で、改めて学区の見直しということも注目を浴びておるところであります。 これは両面ございまして、一方では、個性ある子供を育てる、ないしは特色ある学校をつくり上げるというような意味で、自由化といいますか、選択の幅を広げるということも非常に大きなメリットがありますし、あわせて、議員が御指摘いただきまし……
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