このページでは肥田美代子衆議院議員の43期(2003/11/09〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は43期国会活動統計で確認できます。
○肥田委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙によりまして、私が委員長の重責を担うことになりました。まことに光栄に存じます。 近年の青少年の非行、児童虐待等は依然として大きな社会問題であり、これら諸問題に対する総合的な対策を確立することが求められているところでございます。 このときに当たり、次代を担う青少年の健全育成のために本委員会に課せられた使命は、まことに重大であり、重要な責務であり、改めてその職責の重さを痛感いたしております。 甚だ微力ではございますが、委員各位の御指導と御協力を賜りまして、公正かつ円満な委員会運営に努めてまいる所存でございます。 ……
○肥田委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告申し上げます。
今会期中、本委員会に参考送付されました意見書は、お手元に配付いたしてありますとおり、児童虐待防止対策の強化に関する意見書一件であります。念のため御報告申し上げます。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
青少年問題に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。
まず、閉会中、委員派遣を行う必要が……
○肥田委員 民主党の肥田美代子でございます。 小野内閣特命担当大臣の所信表明に関連しまして、私も、子供の虐待問題を中心に質問させていただきます。 大臣は所信表明で、痛ましい児童虐待や連れ去りなど青少年が被害者となる事件が後を絶たないと、大変憂慮されておりました。私も同じ気持ちでございます。特に子供に対する虐待は、子供の人権侵害であることはもちろんでございますけれども、生存権さえも否定されるという、これは私は、もう犯罪だと言ってもいいというぐらいの思いでございます。 そこで、児童虐待防止法が施行されまして三年がたちました。全国の虐待件数は十年前の約二十倍でございます。この状況の中で大臣にお……
○肥田委員 民主党の肥田美代子でございます。よろしくお願いいたします。
まず、義務教育の国庫負担制度に関連いたしまして、質問をさせていただきます。先ほどから同僚議員から質問もございました。しかし、いま一度、念押しをさせていただきたいと思っております。
改正案の趣旨は、負担対象経費を国として真に負担すべきものに限定すると述べておりますけれども、ここで大事なこと、注目すべき点は、真に負担すべきものに限定という表現だと思っております。
これは、どのような意味で、何を示唆しているんでしょうか。大臣にお尋ねします。
【次の発言】 今、大臣のお言葉にもありましたが、それでは、給与本体というふうに理解……
○肥田委員 民主党の肥田美代子でございます。きょうは、お二人の先生、参考人に来ていただきまして、本当にありがとうございます。
まず香川先生にお尋ねしたいんですが、審議会の委員としてとてもここまで頑張ってくださいまして、ここまでこぎつけてくださったことに敬意を表したいと思います。特に、先生の場合は、子供の健康状態に対して本当に懸念をされていらっしゃるというのが先ほどのお話で伝わってまいりました。
私は、まず摂食障害についてお聞きしたいんですが、先生はこの摂食障害についてどのぐらいの危機感を持っていらっしゃいますでしょうか。
【次の発言】 香川先生、ちょっと重ねてお聞きしたいんですけれども、小……
○肥田委員 民主党の肥田美代子でございます。よろしくお願いします。 学校教育法の改正案に関連いたしまして、質問いたします。 御承知のように、医薬分業率はおよそ五〇%に達しております。明治七年の医制条文には、医師たる者はみずから薬をひさぐことを禁ず、医師は処方せんを病家に付与すると記されておりますけれども、これは、医師と薬剤師とが役割を分担して、それぞれの責任を分かち合おうというものでございました。明治初期、既にこの医薬分業が提起されたことに、私は驚きを感じております。 それが時代の変遷の中でないがしろにされまして、およそ百三十年間、このことが氷漬けにされておりました。いかに長い道のりであ……
○肥田委員 民主党の肥田美代子でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 昨年六月に行われました全国学校図書館協議会の読書調査の結果を読みますと、五月一カ月の読書冊数が小学生で八冊、この調査は四十九回行われておりますけれども、最高値を示しております。また、中学生も過去最高でありまして、二・八冊となっております。子供の読書離れ、これに歯どめがかかってきたというふうに、私はうれしく思っております。 「ハリー・ポッター」の人気がございます。それから、最近では、「世界の中心で、愛をさけぶ」、この爆発的な人気がありまして、これは出版社の努力も大いにございますけれども、子供たちが本を読むようにな……
○肥田委員 民主党の肥田美代子でございます。著作権法改正案に関連して質問いたしますので、よろしくお願いいたします。 まず最初に、改正案提出の理由についてお尋ねします。 日本はこれまで、自由貿易の立場から、輸入権の設定は行わずに今日に至ってまいりました。二〇〇〇年に著作権が改正され、譲渡権が新設されたときも、国際消尽というシステムを採用いたしました。これは、これまでの日本の立場をよく示しているのではないかと思います。 今回の還流防止策は、限定されたものとはいえ、国際取引の枠組みを変更することになります。ですから、外国製レコードの還流防止の導入にはそれ相当の理由があったと思いますが、現時点で……
○肥田委員 民主党の肥田美代子でございます。 中山文部科学大臣に対する初めての質問をさせていただきます。 私は、まず義務教育に関して大臣の御所見を伺いたいと思います。 今回の三位一体改革の中で、大臣は改めて義務教育は国の責任であると主張されました。午前中の審議の中でも、土俵際で踏みとどまった、これからは押し返すのみともおっしゃいましたし、さらには国庫全額負担もあり得ると、数えていたら四回か五回おっしゃいました。大臣の熱さが伝わってくるようでございます。 そこで改めて、いま一度、すべての子供について教育を受ける権利、それを保障して教育の機会を確保することは国の責任であるという御所見を伺っ……
○肥田委員 民主党の肥田美代子でございます。
環境省設置法の一部改正案に関連いたしましてお尋ねいたしたいと思います。よろしくお願いいたします。
先ほど同僚議員からも質問がございましたけれども、産業廃棄物の不法投棄についてまず伺いたいと思います。
平成十五年度当初の全国の産業廃棄物の不法投棄残存総量、約千九十六万トン、約二千件に上るという最高で最悪の数値を示しております。今回の地方環境事務所の設置によりまして不法投棄対策はどのように変わるのか、お尋ねしたいと思います。
【次の発言】 今大臣のお話を聞いておりまして、確かに監視体制をきっちりしていかれるのは重要だと思いますけれども、どうも根本……
○肥田委員 民主党の肥田美代子でございます。 地球温暖化対策推進法改正案に関連いたしまして質問いたしたいと思います。 この二月十六日に京都議定書が発効し、削減対象期間の初年度となる二〇〇八年ももう間近に迫っております。森と川と湖のある惑星は、私たちの住むこの星だけであります。そのような美しい地球を次世代に残すためにも、地球温暖化対策はぜひとも推進しなければならないと思っております。私は、そういう思いを込めて質問させていただきたいと思います。 まず、政府のこれまでの地球温暖化対策に関連いたしまして質問申し上げます。 政府は、九〇年十月に地球温暖化防止行動計画を策定されました。この中では、……
○肥田委員 民主党の肥田美代子でございます。よろしくお願いします。 本委員会に付託されました法案に入る前に、自動車NOx・PM法について質問させていただきたいと思います。具体的な例を挙げてお話ししたいと思います。 私が住まいをしております高槻市でございますが、市バスが運行されております。大阪府下で市バスが運行されているのは、大阪市と高槻市のみなんですね。私の住まいがございます萩谷という村、ここに市バスが平均して一時間一本運行されております。このバスを一台買いますと、これが二千万円です。これまで十五年から十六年間運行できましたものが、平成十三年の法改正で十二年に圧縮されました。巨額な値段のバ……
○肥田委員 民主党の肥田美代子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 今学校教育は、学力低下とか学びからの逃走とか学習意欲の低下とか、さまざまな問題が指摘されておりまして、教育行政に対する不信とか不安が高まる傾向にあります。大阪弁で申し上げますと、うちの子はどないしてくれるねん、そういうふうに親が心配しているわけでございます。私たちは、そうした国民、納税者の立場から、子供たちが学びたくなる学校そして通いたくなる学校をつくり上げる責任があると思います。 そこで、改めて大臣にお伺いします。学校教育は何のために、だれのために行われるのか、見解を伺いたいと思います。
○肥田委員 民主党の肥田美代子でございます。よろしくお願いいたします。 本委員会における参考人質疑をめぐりまして遺憾な状況が起きましたことについて、同僚議員からるる申し上げてまいりました。私は、これを聞いておりまして、実は十年ちょっと前でございますけれども、子どもの権利条約が国会で批准されたとき、あのときの議論を思い出しておりました。あのとき、チャイルドという言葉を児童と訳すか、それとも子供と訳すか、議論が巻き起こったわけですね。そのときに、子供たちが国会にやってきまして、僕たちは児童じゃない、子供と呼んでほしい、そういう陳情をいたしました。私も、やはり子供という言葉の方がふくよかさがあるし……
○肥田委員 民主党の肥田美代子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 午前中に、同僚の城井委員から二時間にわたりまして網羅的に本改正案について御質問がございましたので、私は、この法案につきましては三問だけ質問させていただきまして、その後、日ごろ気になっている事柄について、話し合いをさせていただきたいと思っております。 中央教育審議会の答申「我が国の高等教育の将来像」を受けまして、本改正案が提案されました。提案された当時、さほど大きな反響を呼びませんでした。なぜかなと首をひねりましたが、読ませていただきました。私の読後感は、将来像といいながら、関心を引くような制度改革の提言に欠けてい……
○肥田分科員 私は、市町村合併の問題に絞りまして、お尋ねをいたしたいと思います。 まず、今回の合併の理念と目的はどこにあるか、そういうことでございますが、明治の大合併は、地縁共同体から近代的な国家行政、例えば義務教育や徴税、戸籍などを担うことのできる市町村づくりという目的がございました。また昭和の大合併は、地方自治法の制定による行政事務配分、あるいはシャウプ勧告に基づいて市町村を新しい地方自治制度の担い手に再編しようという目的がございました。 そして、平成の大合併でございますけれども、どのような理念を掲げて、どのような目的のもとに推進されているか、大臣にお伺いしたいと思います。
○肥田分科員 民主党の肥田美代子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 私はまず、男女共同参画社会を推進する立場から、農村女性の地位向上に向けた取り組みについて、大臣の見解をお伺いしたいと思います。 食料・農業・農村基本法は、「女性の農業経営における役割を適正に評価するとともに、女性が自らの意思によって農業経営及びこれに関連する活動に参画する機会を確保するための環境整備を推進する」と明記されております。この基本法施行後、農村女性の地位向上に向けた政策支援が行われ、女性農業委員の増加を初め、政策決定過程への女性の参画が広がりつつございます。 私の心配は、これから全国で市町村合併が進……
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