このページでは肥田美代子衆議院議員の42期(2000/06/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は42期国会活動統計で確認できます。
○肥田委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 このたび、委員各位の御推挙によりまして、私が本特別委員会の委員長の重責を担うことになりました。まことに光栄に存じます。 御承知のとおり、国会等の移転問題につきましては、東京への一極集中に伴うさまざまな問題を是正して、来るべき二十一世紀にふさわしい政治行政機能を確立し、また国土の災害対応力を強化する上で、今日最も重要な課題の一つであると考えております。 さて、さきの国会の本委員会におきまして、国会等の移転に関する決議が行われました。今後、本委員会は、その決議の趣旨にのっとり積極的に活動し、国民の間に国会等の移転問題について関心が高まるよ……
○肥田委員長 これより会議を開きます。
閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
国会等の移転に関する件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。
まず、閉会中審査におきまして、参考人から意見を聴取する必要が生じた場合には、参考人の出席を求めることとし、その日時、人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
○肥田委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、私が引き続き本特別委員会の委員長の重責を担うことになりました。
つきましては、委員各位の御協力、御指導を賜りまして、公正かつ円満な委員会運営に努めてまいりたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの棚橋泰文君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
それでは、委員長は、理事に
佐藤 勉君 田野瀬良太郎君
棚橋 泰文君 中山 ……
○肥田委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
今会期中、本委員会に参考送付されました陳情書は、首都機能移転に関する陳情書外一件であります。
また、今会期中、参考送付されました地方自治法第九十九条の規定に基づく意見書は、首都機能移転の早期実現に関する意見書外四件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
国会等の移転に関する件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の……
○肥田委員 最近、病院における人為的ミスによる医療事故が相次いで報告されております。厚生科学研究として行われた看護業務における冷やり、はっと事例の調査によりますと、四六・七%が薬剤にかかわるものだと言われておりますけれども、これは事実ですか。
【次の発言】 医療従事者の中で、薬剤にかかわることで大きな責任を負わなければならないのは実は薬剤師だと私は思っております。ところが、報道なんか見ておりますと、どうしても看護婦さんの名前が出てきたりして、薬剤師の責任云々とされることが大変少ないんですね。私はこれは残念に思っております。私も薬剤師の一人ですけれども、残念に思っております。はっきり申し上げれば……
○肥田委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、私が引き続き本特別委員会の委員長の重責を担うことになりました。
つきましては、委員各位の御協力、御指導を賜りまして、公正かつ円満な委員会運営に努めてまいりたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの棚橋泰文君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
それでは、委員長は、理事に
佐藤 勉君 田野瀬良太郎君
棚橋 泰文君 中山 ……
○肥田委員長 これより会議を開きます。
理事の補欠選任の件についてお諮りをいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
それでは、理事に亀井久興君を指名いたします。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りをいたします。
国会等の移転に関する件調査のため、参考人の出席を求め、意見を聴取することとし、その日時、人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○肥田委員長 これより会議を開きます。 国会等の移転に関する件について調査を進めます。 本件調査のため、ただいま、参考人として三重県知事北川正恭君及び滋賀県知事國松善次君に御出席をいただいております。 この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中のところ本委員会に御出席いただきまして、まことにありがとうございます。何とぞ忌憚のない御意見をお述べいただきたいと存じます。 なお、議事の順序ですが、まず、北川参考人、國松参考人の順に、合わせて二十分程度御意見をお述べいただき、その後、委員からの質疑に対してお答えいただきたいと存じます。 それでは、まず北川参考人にお……
○肥田委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
今会期中、本委員会に参考送付されました陳情書は、首都機能移転の推進に関する陳情書外一件であります。
また、今会期中、参考送付されました地方自治法第九十九条の規定に基づく意見書は、国会等移転の促進に関する意見書外一件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
国会等の移転に関する件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の……
○肥田委員 よろしくお願いいたします。民主党の肥田美代子でございます。 まず、ことしの夏でございますが、恒例の子ども国会が参議院で開かれました。その場所で、子供たちが自分たちの身の回りのこと、いろいろなことを話し合ったわけです。 その中で、山形の小学生だったと思うんですが、中高生が信じられないような残酷な事件を起こしている、そのことについて、僕は原因は三つあると思うと言うんですね、一つは友達づくりが大変下手であるということ、二つ目が親との会話がスムーズにいっていないんじゃないか、三つ目には、自分の心の状態がわからずに、感情のコントロールをうまくできていないんじゃないか、小学生がこのように分……
○肥田委員 民主党の肥田美代子でございます。よろしくお願いいたします。 これまでの審議の中でも、基盤技術研究促進センターは果たして基盤技術の開発という本来の役割を十分に果たしたかどうか、その成果のほどに疑念が出されております。つまり、基礎センターの役割は技術開発における新たなフロンティア分野に挑戦していくというものであったと私は理解しております。しかし、他方、技術の優劣の日米比較調査でも多くの分野でアメリカが優位とされております。さらに、国際競争力の総合評価でも、かつて、一九七〇年代にはジャパン・アズ・ナンバーワンと言われたその日本、総合一位でありましたけれども、現在ではアジア諸国にも追いつ……
○肥田委員 民主党の肥田美代子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 平沼経済産業大臣の石油備蓄法改正案に対する趣旨説明を伺いながら、石油ビッグバンが進行しているなという実感を実は持ちました。 八六年に石油製品が一部自由化されました。そしてその後、九〇年には給油所建設指導が撤廃されました。九六年には特定石油製品輸入暫定措置法が廃止されました。だれでもガソリンを輸入できるようになったわけです。そして今回、規制緩和の総仕上げといたしまして、石油業法の廃止が提案されております。 政府内には当初、開発から流通までの一貫企業を育てるという、いわゆる和製メジャーの設立の意気込みがあったと聞い……
○肥田委員 民主党の肥田美代子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 今日の環境破壊は、二十世紀の大量生産、大量消費、大量廃棄型のライフスタイルや経済活動に原因があると指摘されております。そうした暮らしのあり方や経済の仕組みを見直し、環境を重視した持続可能な経済社会を実現して、美しい地球を次の世代に残さなければいけない、これはもう私が申し上げるまでもございません。 大臣は、資源節約・環境重視型産業への転換を進めるためにどのようなリーダーシップを発揮されるつもりか、そのことをまずお伺いしたいと思います。 あわせまして、これは私どもからの提案でございますが、環境負荷軽減に資するものに……
○肥田委員 民主党の肥田美代子でございます。省庁再編後初めての質問をさせていただきます。 まず、私は、子どもの権利条約につきまして、大臣の見解をお伺いしたいと思います。 御承知のように、十年前の一九八九年、この条約は国連で全会一致で採択されました。この子どもの権利条約は、一言で言えば、子供にも尊厳ある権利の主体者としての立場を認めよう、そういう内容でございます。この条約は、これまでの子供の歴史とか子供たちが置かれた状況から見ますと、画期的な内容を持っていると思っております。大臣はこの子どもの権利条約についてどのような見解をお持ちでいらっしゃいますか。
○肥田委員 民主党の肥田美代子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 独立行政法人国立オリンピック記念青少年総合センター法の一部を改正する法律案、この中に新しく創設される子どもゆめ基金、このことをきょうは議論させていただくことになりました。 国際子ども図書館設立推進議員連盟というのがございまして、この議連で国際子ども文化基金をつくろうというのが実は発端でございました。そして、国際子ども図書館の開館を機に名前を改めまして、子どもの未来を考える議員連盟ということにして、子どもゆめ基金として御提起させていただいたものでございます。 そもそも、国際子ども図書館を運営していくための事業費で……
○肥田委員 民主党の肥田美代子でございます。大臣、どうぞよろしくお願いいたします。 大臣とは同世代に子供時代を送った、そういう年齢でございますし、ましてや子育てをした母親という経験も多分共通であると思います。どうぞ、親しく、よろしくお願いを申し上げます。 国会で私は仕事をさせていただきまして十二年になります。その間、二十一世紀を子供の世紀にしたい、そういう思いで愚直にそのことを追求し続けてきましたけれども、今考えてみましても、やはり子供たちのことには大変大きな問題が山積している、そして、その山積みになっている問題について、解決がどうしても後回しにされていくという感想を私は実はこの十二年間の……
○肥田委員 民主党の肥田美代子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
今回の国立学校設置法改正案では、医学、医療の高度化、専門化に十分に対応し得る専門的知識、技術、豊かな識見を持った医療技術者を育てるために大学医学部に統合するということでございますが、年限延長でその目的は達せられると考えていいですか。――今回の法改正はすばらしい医療技術者を育てるためということだけれども、こういうふうに年限延長したことによってその目的が達せられると考えていいですかという質問です。
【次の発言】 この人材育成の趣旨を薬学教育に当てはめて、これから大臣に所見をお伺いしたいと思うのです。
病院等における医……
○肥田委員 民主党の肥田美代子と申します。 この委員会は、現在の国会の姿、それを見詰めながら、未来の政治へのロマンを語り、そしてそれを現実化していくという大きな役目があるわけでございますけれども、ちょっと基本的なところでお伺いをしたいんです。 参考人の皆様に、お一言で結構でございますから、お答えいただきたいんですが、きょう国会に来られまして、そして、建物でも結構でございます、町の様子でも結構ですし、委員会の様子でも結構です、廊下の様子でも結構です、とにかく国会の第一印象、それを語っていただきたいと思うんですが、一言ずつでお願いいたします。
○肥田委員 私、かねがねちょっと思っているんですけれども、どうもこの委員会でしている議論が国民的に広がらないということ。それで、これはもう若い人たちにこれから任せていくこの国の形でございますので、ぜひ若い人たちがたくさん入ってくださる、そういう場も持ってまいりたいと思いますけれども、一つお尋ねしたいのは、知事ならば、この議論、もう最終コーナーに来ているというお話も先ほどございましたけれども、この議論を国民的に盛り上げるために何かアイデアがあったら教えていただきたい。 もう一つは、やはりあっちへ持っていこう、こっちへ持っていこうという綱引きの前に、自分がどういう二十一世紀のこの国の形をイメージ……
○肥田議員 読書の対象についてのお尋ねでございますけれども、都築委員がおっしゃるように、やはり本や絵本はもちろんのことでございますけれども、読書に関するメディア、要するに、ラジオライブラリーでございますとか点字図書、それからインターネットを利用した読書、すべてここに対象として入るものと私は考えております。
【次の発言】 都築委員がおっしゃるとおりでございまして、読書が子供たちの生活のすべてでないことはもう明らかでございますし、これだけやっていれば、ではすばらしい子供になるかというと、そういうことでもございません。
ただ、私、今とても気になっておりますのは、この十数年でございますけれども、子供……
○肥田委員 民主党の肥田美代子でございます。森山法務大臣には初めて質問させていただきます。よろしくお願い申し上げます。 私は、現在大変厳しい状況にございますアフガンから日本に救いを求めてきたと思われる人たちのことについて質問をさせていただきたいと思います。 まず、今、同僚議員からもございましたけれども、東京、千葉に住むアフガニスタン人の九名が出入国違反で家宅捜索をされ身柄を拘束されたと報道されておりますけれども、この報道では、全員がハザラ人であり少数民族である、タリバン政権の迫害を受け身柄を拘束された経験を持つということになっております。恐らく、私は、アメリカで起きた同時多発テロ、これがア……
○肥田委員 民主党の肥田美代子でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。 今回改正される法案は、難民認定をも守備範囲に入れております。今や難民問題は国際化やグローバリゼーションの進展の中で焦眉の課題となっております。そうした問題意識から、改正案に関連して、主として難民認定問題について質問をさせていただきたいと思います。 難民認定諮問委員会というのが平成八年まで法務省の本庁内に合議体としてあったようでございますけれども、これは、どのような法的根拠を持ち、どのような構成で、どのような審議をしていたのでしょうか。また、廃止された理由についてもお教えください。
○肥田委員 民主党の肥田美代子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 陳述人の皆さん、本当にきょうは貴重な御意見をありがとうございました。 私は、先日、国連の子ども特別総会に出席いたしまして、その席で、これは史上初めてなんですが、子供が壇上に立ちまして演説をしたんですね。そこで、子供にふさわしい世界はすべての人々が住むにふさわしい世界であるという、とても印象的な発言があったと私は感心いたしておりますが、冷戦構造が終わりまして十年が過ぎましたけれども、やはり平和の配当はまだまだ世界の子供たちに行き渡っていない、それが出席した大人たちの実感でございました。ですから私どもは、法整備をする……
○肥田委員 民主党の肥田美代子でございます。 私は先日、本院の派遣で、国連の子ども特別総会に出席してまいりました。その総会で、ボリビアの少女、十三歳でございましたが、その少女が、私たちは子供たちにふさわしい世界を欲しております、なぜならば、私たちにふさわしい世界はだれにでもふさわしい世界ですから、そういう趣旨の演説を行いました。国連総会の演壇に子供が立ったのは、歴史上初めてのことでございます。 私は、その演説を聞きながら、人類の歴史で起きたすべての戦争は大人が始めたものである、子供は常にその犠牲者であった、そのことを改めて思い起こしました。特に、第二次世界大戦におきまして、広島、長崎、沖縄……
○肥田委員 民主党の肥田美代子でございます。 きょうは、文部科学大臣に提出されました中央教育審議会の「新しい時代にふさわしい教育基本法と教育振興基本計画の在り方について」、その中間報告及び大臣の諮問理由に関連して質問したいと思います。 教育方針は、一つ間違えますと子供たちと日本を誤った方向に導いていく、これは歴史の教訓が教えているところでございます。それだけに、日本国憲法と並び、我が国の戦後社会に平和をもたらし、貢献してきました教育基本法の扱いは、冷静かつ慎重に審議しなければならないと私は考えております。そうした問題意識を前提に、以下質問をさせていただきます。 全国PTA協議会の小中学生……
○肥田委員 民主党の肥田美代子でございます。 本委員会に付託されましたいわゆる出会い系サイト規制法案に関連いたしまして質問いたします。 出会い系サイトを通じまして子供の買春被害が増加傾向にあることは、本当に残念でございます。本委員会を通じまして、私は、やはりすべての子供たちに、かけがえのない自分たちの命と人間としての尊厳を大切にしようと呼びかけてみたいと思います。よろしくお願いいたします。 さて、本法案を読みますと、売春禁止法や児童買春、児童ポルノ禁止法、そういう現行法では対応できない事態が起こっている、また、フォローできない事件や犯罪がインターネットを通じて起きているということが時代背……
○肥田議員 小宮山議員も御存じのように、子どもの権利条約、日本は批准しておりますけれども、その中に、すべての子供が「生命に対する固有の権利を有する」とございます。そして平成十二年には、議員立法で児童虐待防止法も制定されたところでございます。 生命に対する尊厳、大切さというのは小宮山議員も私もまさに共有するところでございますけれども、それがやはり今、口論の末、殺人事件を起こしましたり、お金欲しさに人の命をとったり、子供たちの世界にいじめもございます。児童虐待はさらに深刻になっております。命に対する畏敬の念がどんどん欠如してきている、そういう社会であるということもやはり私たちは危惧するところでご……
○肥田議員 私の息子ぐらいの年齢の齋藤議員とこうやって質疑応答できるのを本当に幸せに思います。 それで、まさにゆとり教育とゆとりある教育というのはほとんど言葉としては同じなんですが、私どもが使っている場合には、例えば、学歴偏重とか出身校を重視する社会の風潮とか、そういうことが親にも子供にも心理的な影響を与えるわけでございますけれども、それをやはり取り除かなければ親子の生活にゆとりが出ないということでありまして、今、同一かどうかというお尋ねですので、私は必ずしも同一でないとお答えしたいと思います。 といいますのは、文科省で使っておりますゆとり教育には、今議員がおっしゃいましたように、現状認識……
○肥田議員 現在のように成熟した社会におきましては、結婚それから出産につきましては、女性の意思がきちんと決定の場所で認められていく、そういうことが原点にございますので、この法案の中では、もちろんその決定した御本人たちが第一義の責任をとる、そういうふうに考えております。ですから、先ほどおっしゃいました児童福祉法それから子どもの権利条約には矛盾をいたさないと考えております。
○肥田委員 民主党の肥田美代子でございます。 文部科学大臣の所信表明に関連しまして質問させていただきます。 私は、今世紀を子供たちの命が輝く世紀にしたいというふうに考えておるわけでございます。子供たちの命が輝くためには、子供たちの体がまず健康に輝いていなければならない。そのためには、食文化を豊かにすることが求められております。豊富な食品に恵まれている子供たちでございますけれども、食によって子供たちは健康が損なわれている、そういう矛盾を早急に解決すべきだと私は思っております。 いま一つは、子供たちの心の問題でございます。心が輝いていなければ、やはりどうしようもない。そのためには、子供の内面……
○肥田委員 民主党の肥田美代子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 去る三月二十日の中教審答申に関連いたしまして、まず不登校問題についてお尋ねしたいと思います。 平成四年三月、当時の文部省の学校不適応対策調査研究協力者会議は、不登校問題につきまして、学校生活への適応を図るために多様な方法が検討されるべきだとして、児童生徒の立場に立った指導、教育相談など、具体的な提言を行っております。この提言が行われましてから約十年がたちました。十年前の平成二年度に三十日以上欠席した不登校児童生徒は、小中合わせまして四万八千二百三十七人でした。そして、十年後の平成十三年度には、小学生だけでも二万六……
○肥田委員 民主党の肥田美代子でございます。 著作権法の一部を改正する法律案につきまして、特に拡大教科書に関する部分を中心にお尋ねするとともに、この法改正に至った弱視の子供たちへの対策の充実について質問させていただきたいと思います。 今回の法改正は、弱視の子供たちにとっては遅きに失した、そういうふうな感想は持ちますけれども、しかし、この問題が提起されましてから法案が国会に提出されるまでの時間としては、率直に言いまして異例の速さでございます。政府におかれまして迅速な対応をしてくださったことに、私は敬意を表したいと思います。 さて、これまで弱視の子供たちのいわゆる拡大教科書をつくるのは、全国……
○肥田分科員 民主党の肥田美代子でございます。よろしくお願いいたします。 昨年十二月でございますけれども、子ども読書活動推進法というのができまして、これは議員立法でございますが、国を挙げて子供の読書環境を整えていこう、そういうことになっております。この四月二十三日は読書の日ということになっておりますが、大臣もこのところ、たくさんの場所で、子供の読書の大切さをおっしゃっていただいております。本当に感謝を申し上げたいと思います。 さて、きょう私は、弱視の子供の教科書の問題につきまして、私の意見、そして大臣がどう考えていらっしゃるか、それを意見交換させていただきたいと思っております。 率直に申……
○肥田分科員 民主党の肥田美代子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 市販の風邪薬を飲んだ後に皮膚疾患で死亡した横浜の女性の遺族が、薬の製造元を相手取って損害賠償を求め提訴したことが、つい最近、報道されております。 この女性の場合は、風邪薬服用開始から約一週間後にのどに水疱ができまして、医師の診察でスティーブンス・ジョンソン症候群と診断されました。その後、この症候群の中では最も重いとされます中毒性表皮壊死症になり、合併症の気管支炎で死亡しております。 市販薬は安全という見方が広く流布されておりますけれども、この事例から見ましても、市販薬は決して安全ではない、そういうことが証明さ……
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