池坊保子 衆議院議員
44期国会発言一覧

池坊保子[衆]在籍期 : 41期-42期-43期-|44期|-45期
池坊保子[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは池坊保子衆議院議員の44期(2005/09/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は44期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院44期)

池坊保子[衆]本会議発言(全期間)
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第164回国会(2006/01/20〜2006/06/18)

第164回国会 衆議院本会議 第10号(2006/02/28、44期、公明党)

○池坊保子君 公明党の池坊保子でございます。  私は、公明党を代表し、ただいま議題となりました国の補助金等の整理及び合理化等に伴う義務教育費国庫負担法等の一部を改正する等の法律案に関し、質問いたします。(拍手)  平成十三年五月七日、小泉総理は所信表明の中で、長岡藩の米百俵の精神を取り上げられました。私は、大変力強くも頼もしくも感じました。  天然資源の乏しい我が国が今日の繁栄を遂げ、識字率九九・八%、世界一を誇ることができるのは、ひとえに先達の人々が、明治五年に官制がしかれる前から、藩校や寺子屋でと子供の教育に力を注いできたたまものだと思います。  私の住んでいる京都では、明治に入り、突如天……


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第171回国会(2009/01/05〜2009/07/21)

第171回国会 衆議院本会議 第3号(2009/01/13、44期、公明党)

○池坊保子君 公明党の池坊保子でございます。  私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました平成二十年度一般会計第二次補正予算三案に対し、賛成の立場から討論を行います。(拍手)  昨年九月のリーマン・ブラザーズ破綻後の世界金融情勢は、百年に一度と言われる経済危機を日本にもたらしました。我が国の経済は、輸出、生産、収益が減少するとともに、倒産が相次ぎ、外需のみならず国内需要も停滞し、景気は一段と下降局面に入りました。まさに日本経済は非常事態に突入したのです。立法府の責任として、国民生活を守るために、迅速かつ的確にきめ細やかな対策を講じることが不可欠です。  第二次補正予算案に賛成する主な理由……

池坊保子[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院44期)

池坊保子[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第163回国会(2005/09/21〜2005/11/01)

第163回国会 青少年問題に関する特別委員会 第2号(2005/10/20、44期、公明党)

○池坊委員 公明党の池坊保子でございます。  幼稚園の創始者フレーベルは、人間は五歳までにその生涯で学ぶべきものをすべて学び終えると言っております。私はそこまでは思いませんけれども、十五歳ぐらいまでの子供が受ける影響というのは、人間形成や学力、すべてにおいて極めて大きいのではないかと思っております。公明党も、少子社会対策本部を立ち上げまして、そのコンセプトは、もっと生まれたい社会へ、子供の視点に立って、生まれたいような社会をつくっていこうということでございます。  私も初中局には大変心を砕いております。先ほど居場所づくりというお話が出ましたが、私が文部科学省の政務官時代の最後に、私はこの居場所……

第163回国会 青少年問題に関する特別委員会 第4号(2005/12/16、44期、公明党)

○池坊委員 公明党の池坊保子でございます。  連続して幼い命が奪われ、守ってあげられなかった大人の責任の不作為とふがいなさに心が痛みます。  平成十八年度予算編成大綱案には、「司法制度改革の基盤整備へ向けた法務・司法の充実と安全な社会の実現への取り組み」という項目の中で、「警察や地域住民と連携した通学路の安全確保策の推進」が盛り込まれております。  私ども公明党も、ことし三月、大阪の寝屋川中央小学校の事件を踏まえて、子供の安全対策のための緊急申し入れというのを小泉総理にいたしました。そのとき、あらゆることを言っておりますけれども、あらゆる場における子供の安全の確保は、安心して教育を受けるための……

第163回国会 文部科学委員会 第2号(2005/10/19、44期、公明党)

○池坊委員 公明党の池坊保子でございます。  きょうは、義務教育費国庫負担制度はさきの国会でたくさん質問いたしましたので、触れないでおこうと思っておりましたけれども、地方の立場に立ってという御意見がありましたので、ちょっと一言だけ、私、自分の意見を言わせていただきたいと思います。  大臣はごあいさつの中でも、「甦れ、日本!」、その五つの教育改革の中に、義務教育費国庫負担制度改革を挙げていらっしゃいました。私は、これは堅持されなかったら、よみがえれ教育日本ではなくて、沈没教育日本になるのではないかというふうに危惧いたしております。  国がなすべき教育現場においての役割は、もちろん教育水準の確保に……

第163回国会 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号(2005/10/06、44期、公明党)

○池坊委員 公明党の池坊保子でございます。  北朝鮮問題に入ります前に、十月一日のバリ島における爆弾テロ事件について、幾つかの質問を町村大臣にしたいと思っております。  日本でも一人の方が亡くなられました。お亡くなりになりました方に心からなる哀悼の意を表しますとともに、おけがをなさいました方が一日も早くよくなられることを願っております。  情報によりますと、インドネシア政府は事前に爆弾テロ情報を入手しており、厳戒態勢をとる最中にテロが起きたと言われております。政府は、インドネシア政府からそれらの情報を全然得ていなかったのでございましょうか。  インドネシアを含む東南アジア地域では、今回の事件の……

第163回国会 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第4号(2005/11/17、44期、公明党)

○池坊委員 公明党の池坊保子でございます。  この拉致特別委員会が設置されましてから、毎回のように質問をいたしておりまして、政府からも御答弁をいただいておりますけれども、この拉致問題に関しましては、いまだ何ら進展を覚えませんことを国会議員としてじくじたる思いがいたしております。でも、それは同時に、私が思っております何倍も何十倍も拉致家族の方々が焦燥感を持ちながら見守っていらっしゃるのではないかと思います。  麻生外務大臣、安倍官房長官のもとで、新たなる進展が、もちろん相手があることですからこちらが思うようにはいきませんけれども、進展がなされますことを切に願っております。  昨日、私の住んでおり……


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第164回国会(2006/01/20〜2006/06/18)

第164回国会 教育基本法に関する特別委員会 第3号(2006/05/24、44期、公明党)

○池坊委員 公明党の池坊保子でございます。  公明党は、右にも左にも属さない、人間に立脚した人間主義、中道主義の理念のもと、一人一人が教育によって幸せになれるような教育のあり方を考えております。議論は、時として、まじめであればあるほど一方的になりやすいおそれがございます。私は、常に未来を見据え、何事にも極端にならず、中道の精神を持って、大局に立って議論することが大切ではないかと考えております。  五十九年ぶりに二十一世紀にふさわしい教育基本法が見直され、全面改正、その時期に遭遇しておりますことを幸せにも、また責任も強く感じております。  確かに、現行法の条文にございます「個人の尊厳」、また、「……

第164回国会 教育基本法に関する特別委員会 第5号(2006/05/30、44期、公明党)

○池坊委員 公明党の池坊保子でございます。  本日、四名の参考人の方には、大変お忙しい中この委員会にお出ましいただき、そして、大変有意義なお話を伺うことができましたことを心よりお礼申し上げます。  鳥居参考人は、中教審の長い議論に御尽力いただきましたことに心より敬意を表します。最後に鳥居参考人には総まとめとしてお伺いしたいと思いますので、まず、門川参考人に伺いたいと思います。  私も京都に住んでおりますので、京都を限りなく愛しております。東京から京都に参りました四十年前、教育現場は非常に荒れておりました。不当な支配というのは、国家権力の介入だけでなく、イデオロギーの不当な支配もあるのかと唖然と……

第164回国会 教育基本法に関する特別委員会 第8号(2006/06/02、44期、公明党)

○池坊委員 公明党の池坊保子でございます。  きょうはさまざまな問題を質問したく、用意してまいりましたが、午前中の民主党の方の宗教教育を伺いましたら、私もぜひこの政府の第十五条、民主党の第十六条について、民主党に特にお伺いしたいという気持ちになりました。民主党の案に対して、決して足を引っ張ろうという思いではございません。ただ、これは法律ですからあいまいであってはならないと思いますので、幾つかのことを伺いたいと思います。  私は、五八七年に聖徳太子が建てられた紫雲山頂法寺六角堂というお寺の住職の妻でございます。親鸞は、自分の信仰に大変苦悩されて、これでいいのだろうかと悩み、私のところのお寺で百日……

第164回国会 教育基本法に関する特別委員会 第11号(2006/06/07、44期、公明党)

○池坊委員 公明党の池坊保子でございます。  本日は、四人の参考人の方には、お忙しい中当委員会にお出ましいただき、また大変貴重な御意見を伺うことができました。心よりお礼申し上げます。  見城参考人にお伺いしたいと思います。  先ほどおっしゃいました、子育ては社会に送り出すプロセス、私も全く同感でございます。二人の娘を、立派な社会人になっていくためには何が必要か、社会的ルールとかしつけとか、いつも大人になるときのことを考えながら育ててまいりましたし、今もまたその娘たちの子供を育てております。  中教審の中で、数少ない女性委員として子育ての経験も生かされながら議論され、家庭教育、幼児期の教育、学校……

第164回国会 教育基本法に関する特別委員会 第12号(2006/06/08、44期、公明党)

○池坊委員 公明党の池坊保子でございます。  四十六時間に及ぶこの委員会での質疑でございますが、私は、今国会ではこれが最後の質問になるのではないかと思いますので、一つだけ大臣に私が強く思っておりますことをお話しし、そして御答弁を伺いたいと思います。  先回、公明党の太田委員が個人の尊厳ということに言及されました。人間の尊厳なくして公共の精神も培われないのだ、社会貢献もあり得ないのだと。私は、全く同じ思いを持っております。  いろいろ調べております中に、敗戦から一年たった一九四六年、日本のために、自己犠牲を求めた教育を展開し、新しい理念をどう打ち立てたらよいかということを天野貞祐さんたちが議論な……

第164回国会 行政改革に関する特別委員会 第9号(2006/04/11、44期、公明党)

○池坊委員 公明党の池坊保子でございます。  私は、公共サービス改革法案について質問したいと思っております。  官と民との競争入札により、サービスの質の向上、経費の削減を図り、簡素で効率的な政府を実現することは大変重要だと考えております。  ただ、私は、市場化テストの対象になじむものとなじまないものがあるのではないか、それはきちんと仕分けしなければならないと思っております。  私は、五百年続きました日本の伝統文化の一つである生け花の発展、育成に努めてまいりました。文化芸術は、経済優先、自由競争や効率性、合理性とは相反する側面を持っていると感じております。もし経済性だけを考えたら、文化芸術は成り……

第164回国会 文部科学委員会 第2号(2006/02/24、44期、公明党)

○池坊委員 公明党の池坊保子でございます。  時間がございませんので、小坂大臣にすぐに質問に入らせていただきます。  大臣は、さきの所信表明の中で、「基本的生活習慣の育成を支援するため、PTA等民間団体と連携して、「早寝早起き朝ごはん」運動を全国展開するとともに、地域における子供の居場所づくりをさらに推進するなど、家庭、地域の教育力の向上を図ります。」と述べていらっしゃいます。  子供たちの学力向上の基本としての生活規範の重要性は、私も同感でございます。私、勉強会をしておりまして、陰山さんをお招きして、さきの委員会でも前大臣に生活規範が大切だということを申し上げてまいりました。  参考までに申……

第164回国会 文部科学委員会 第5号(2006/03/10、44期、公明党)

○池坊委員 公明党の池坊保子でございます。  義務教育費国庫負担制度については、前中山大臣のときから、この問題が起こりましたときから、たびたび委員会で質問し、注視し、そして勉強会も私なりに重ね、そして行動も起こしてまいりました。一政治家としては、もう悔いないほどきちんと行動してきた思いでございます。このことに関しては、私は、いつも外圧に弱いと言われていた文部科学省も、よく局長、課長、頑張ったのではないかと思っております。それは、省益ではないんですね。未来の子供たちのために、どういう教育がいいのか、何をしなければならないかというその責任で私は頑張ったのではないかというふうに思っております。そうい……

第164回国会 文部科学委員会 第6号(2006/03/14、44期、公明党)

○池坊委員 公明党の池坊保子でございます。  本日は、四人の参考人の方には、大変お忙しい中御出席いただき、また有意義なお話を伺うことができましたこと、心よりお礼申し上げます。ありがとうございます。  この問題が起こりましてから、私はずっとかかわってまいりました。そういう意味では、今回二分の一から三分の一になりますことは、大変残念ではございますが、国がかかわるということでほっと安堵し、納得しているのが現状でございます。そういう意味では、ここにいらっしゃる皆様方と同じように、私も複雑な心境ではございます。  私の教育に対します理念はさまざまな場で申してまいりましたので、きょうは四人の参考人のお話を……

第164回国会 文部科学委員会 第7号(2006/03/15、44期、公明党)

○池坊委員 公明党の池坊保子でございます。  長らくかかわってまいりましたこの法案も終局を迎え、安堵の思いと、そして、ちょっと残念な、複雑な気持ちで今ここに立っております。二分の一が三分の一になったことは、やはり私としては残念な思いがいたしますけれども、私は、好きな言葉に変毒為薬というのがございます。毒をもって薬にかえるのです。ですから、この法案が出されたことによって、今後、教育に対して新たなる気持ちで国も地方もかかわっていったらいいのだし、そうする必要があるのではないかというふうに思っております。  少なくとも、昨年、日教組と保護者と学校長と、それから地方の団体の方々、各種団体の方々が、子供……

第164回国会 文部科学委員会 第9号(2006/03/29、44期、公明党)

○池坊委員 公明党の池坊保子でございます。  大ベテランの加藤先生の斬新かつ洞察力に富んだすばらしい御質問の後で、毎回質問に立っております新鮮味のない私が出てまいりますのにちゅうちょいたしますけれども、きょうは公正取引委員会の方も御出席いただいておりますので、教科書の特殊指定について、私、意見を申し上げたいと思うとともに、皆様とともにこれを考えていきたいと思っております。  私は文部科学大臣政務官のときに、教科書を長年にわたって供給していらっしゃる方々の功労を表彰する教科書供給功労者の式典に二度出席いたしました。そこで大変感激をいたしましたのは、もちろん功労を表彰される方ですから高齢者でいらっ……

第164回国会 文部科学委員会 第13号(2006/04/14、44期、公明党)

○池坊委員 公明党の池坊保子でございます。  私は、十年前に政治家になりましたときに、子供の視点、保護者の視点に立って、幼稚園と保育園の一元化に力を尽くしていきたいと思いました。  預ける側としては、厚労省の所管であろうが文科省の所管であろうが、そんなことにかかわりなく、子供にとって負担が少なく、快適な日々を過ごせることが一番の願いであるわけです。  幼稚園に、三歳になり、あるいは四歳になって入れた。でも、その後引き取って、また保育園に行く。子供にとっても、環境が違うところに行くというのは負担ですし、働いているお母様、お父様にとっても、引き取って、また別の場所に連れていくというのは大変なんです……

第164回国会 文部科学委員会 第14号(2006/04/18、44期、公明党)

○池坊委員 公明党の池坊保子でございます。  四人の参考人の方には、お忙しい中、御出席いただきまして、本当にありがとうございます。  私は、四年前に品川区で二葉すこやか園ができましたときに、早速に党として視察に参りました。私どもは、保護者の立場から、幼稚園と保育園の一体化がもっともっと進んでいけばいいなという思いがございましたので、先駆けとしてそのような施設ができたこと、その中で実際にどういう運営をしていらっしゃるのか、そして子供たちはどんなふうに遊び、学んでいるのか、それを知りたかったからです。子供たちがおおらかに、伸びやかに生活していることに安堵をいたしました。  先ほど、三つのニーズがあ……

第164回国会 文部科学委員会 第15号(2006/04/21、44期、公明党)

○池坊委員 公明党の池坊保子でございます。  この認定こども園も長時間審議されてまいりましたから、同じ質問の繰り返しになることもあるかと思いますけれども、私もまだ不透明なところがございますので、幾つか質問していきたいと思っております。  これは、骨太方針、二〇〇三年閣議決定の、   近年の社会構造・就業構造の著しい変化等を踏まえ、地域において児童を総合的に育み、児童の視点に立って新しい児童育成のための体制を整備する観点から、地域のニーズに応じ、就学前の教育・保育を一体として捉えた一貫した総合施設の設置を可能とする(平成十八年度までに検討)。   あわせて、幼稚園と保育所に関し、職員資格の併有や……

第164回国会 文部科学委員会 第18号(2006/06/09、44期、公明党)

○池坊委員 公明党の池坊保子でございます。  私ども公明党は、勉強会を重ねながら、四月の段階で、特別支援教育の実施に当たっての要望を文部科学大臣にお手渡しいたしました。五つの項目、そして二十四の数々のことが書かれております。視察に行けば行くほど、たくさんの問題を解決しなければならない、この二十四の要望をすべて満たしてくださったならば、きっといい特別支援教育ができるのではないかと思いますが、きょうはすべてを質問するわけにいきませんので、幾つかのことを質問させていただきたいと思います。  現在、障害を持ったお子様は、重複化、多様化してまいりました。ユネスコのサラマンカ宣言、あるいはまた国連で検討さ……

第164回国会 文部科学委員会 第19号(2006/06/13、44期、公明党)

○池坊委員 公明党の池坊保子でございます。  四人の参考人の方には、お忙しい中、当委員会に御出席いただき、そして大変有意義なお話を伺うことができまして、心よりお礼申し上げます。  四人の参考人のお話を伺って強く思いましたことは、障害児に対する知識が少ないのではないか。特に、知的障害に対しては、このごろ、ようやっとこういうものだ、こういうことなのですよということが知れ渡るようになりましたけれども、まだまだ知識がないからどう対応したらいいかがわかっていない人が多いんだと思います。私の友人も、車いすの方がいらっしゃる場合、道を譲ったり、車を押したりしようと思う、でも、知的障害の人にはどう対処していい……

第164回国会 文部科学委員会 第20号(2006/06/14、44期、公明党)

○池坊委員 おはようございます。公明党の池坊保子でございます。  この法案につきましては先回も大臣にお伺いいたしましたので、幾度となく質問を重ねてまいりましたが、今国会での委員会はこれが最後になるのではないかと思いますので、大臣に、質問というよりは大英断をお願いしたく、ここに立ちました。  先回問題になりました芸術選奨のあり方でございます。  政治家になりましてから、その時々において、私は、担当者にもっと細やかな選考のあり方があるのではないかと言ってまいりましたけれども、そのたびごとに、検討いたしますとか、これで十分でございますと言われてまいりました。  考えてみましたら、担当者にこのような改……

第164回国会 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号(2006/01/27、44期、公明党)

○池坊委員 公明党の池坊保子でございます。  この拉致特別委員会が設置され、何度も質問に立ちましたけれども、思うように進展しないことに無気力感と焦燥感を感じております。  でも、考えてみれば、私どもは北朝鮮のことは全然わかっていない。でも、北朝鮮はすべての、あらゆる情報を把握していると思います。そういう意味では、この委員会でだれがどのように質問し、政府がどのように答弁したかということもしっかりと把握しているのではないか。そういう意味では、この委員会の存在は極めて大きいのではないかと思っております。  安倍官房長官は大変国民的支持が高くていらっしゃいます。それはお人柄とかルックスとかにかかわるか……

第164回国会 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号(2006/03/30、44期、公明党)

○池坊委員 公明党の池坊保子でございます。  小泉総理が北朝鮮を訪問されてから、はや三年半がたとうとしております。総理が北朝鮮を訪問されたことは、画期的な成果を上げたと思います。つまり、北朝鮮が恐るべき国家犯罪を犯した、そして、それに伴って、帰っていらっしゃいました方々もいらっしゃいます。でも、それ以後、拉致被害者御家族の、早く帰してほしいと思っていらっしゃる方々に対しては、余り、ぱっとすると言ってはなんですけれども、その方々を安堵させる進展が見られてこなかったことは事実ではないかと思います。  私も、この特別委員会が設立されましてから、幾度となく安倍官房長官や麻生外務大臣にも質問させていただ……

第164回国会 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第4号(2006/05/10、44期、公明党)

○池坊委員 公明党の池坊保子でございます。  私は、まず最初に、先回の横田早紀江さんによるアメリカ議会証言の意義と成果について安倍官房長官に伺いたいと思います。  一昨年の横田めぐみさんのにせ遺骨問題以来、北朝鮮の開き直りもございまして、この拉致問題は遅々として進展がございませんでした。家族の方々のいら立ちも大きいと思いますし、それとともに、かかわってまいりました私どもにも同じようないら立ちがございます。  その中にあって、私は、多少の進展を見たのかなと思っておりますのは、先回の委員会でも質問させていただきましたけれども、三月の警視庁公安部による日本国内の北朝鮮関連団体に対する強制捜査です。こ……

第164回国会 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第6号(2006/05/29、44期、公明党)

○池坊委員 公明党の池坊保子でございます。  本日は、お疲れのところ、横田御夫妻、金英男さんのお母様崔桂月さん、お姉様の金英子さん並びに韓国拉北者家族会代表の崔成龍さんには、この委員会に御出席いただき、本当にありがとうございます。  昨日、テレビで、同じ苦しみを持っていらっしゃるお二人のお母様がしっかりと抱き合っていらっしゃる光景を拝見して、私も涙が出ました。けさの安倍官房長官との朝食会の中で、DNA鑑定の結果も、日本と韓国の協力があればこそできたこと、これから皆様方の痛みを分かち合い、解決に向けて全力を尽くしますとおっしゃいました。それは、ここにおりますすべての政治家の気持ちを代弁なさってい……

第164回国会 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第9号(2006/07/10、44期、公明党)

○池坊委員 公明党の池坊保子でございます。  弾道ミサイルについて安倍官房長官にお伺いいたします前に、塩崎外務副大臣に一つだけ質問させていただきます。  六月二十九日に拉致被害者横田めぐみさんの夫である金英男氏が北朝鮮で記者会見されました。その間にいろいろ矛盾点が出てきて、全くこれは事実ではないというふうには思っておりますが、ただ、一つだけ外務省に確認をしたいと思いますのは、遺骨を渡したときに外務省にそれは公表しないとの確認書をとったのだというふうに言っておりました。ほかの問題は、確かに、小さいときにけがをしてその頭のけがで病気になったとか、あるいは遺骨の中に他人のが入ったんだというようなこと……


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第165回国会(2006/09/26〜2006/12/19)

第165回国会 教育基本法に関する特別委員会 第11号(2006/11/14、44期、公明党)【政府役職】

○池坊副大臣 今、いじめなどが社会問題になっておりますが、いじめをなくすためにも、心豊かに子供たちが生きることが必要だと思います。  心豊かに生きること、たくさんございますけれども、その一つには、やはり我が国の伝統、文化をしっかりと受けとめ、そしてそれを、和楽器でしたら、みずから弾ける喜びということを習得することが必要かと思います。  きょう新聞に出ておりました「和と出合う」という中で、中村吉右衛門さんが歌舞伎を子供たちに教えている。子供たちは、日本の文化を知るだけでなくて、すべて日本の伝統、文化というのは道でございますから、一つの道をきわめる。だから、感謝の心とか礼儀作法とか、それを知らない……

第165回国会 青少年問題に関する特別委員会 第2号(2006/10/19、44期、公明党)【政府役職】

○池坊副大臣 今委員がおっしゃったように、北海道では教育委員会が隠ぺいしました。そして九州では、担任がいじめに加担をしていた、起こってはならないようなことをしていた、その結果このような痛ましいことになったのを、私は本当に申しわけなく思います。  私は、常日ごろから言っておりますが、さらに今回強く言いたいのは、教育委員会に、それは校長にも先生にも、隠ぺいをしてはならない、隠ぺいは必ずわかるのだ、隠すということは絶対してはならない。  それから、いじめを恥だと思うから隠すんだと思います。いじめは私は恥ではないと思うんですね。人が集まれば、小さないじめが起こることはあり得るわけです。ごくどこでもある……

第165回国会 文部科学委員会 第2号(2006/10/18、44期、公明党)【政府役職】

○池坊副大臣 副大臣の池坊保子でございます。  私は、政治家になりまして十年、愚直に、ひたむきに、文部科学委員会に属し、教育、文化、芸術、スポーツ、科学技術の進展に力をかしてまいりました。  二十一世紀を担う子供たちがひとみ輝かせて生きていくためには、公教育のしっかりとした知識のもと、徳育、体力が不可欠であると信じております。また、国民一人一人が充実し、幸福感を感じながら生きていくためには、文化、芸術、スポーツ、生涯学習がなければなりません。また、科学技術の振興こそが、この国際社会の中で日本が伍していくための大きな力になっていくと信じております。  政治、文化、医学、経済、すべて人間がやってい……

第165回国会 文部科学委員会 第3号(2006/10/20、44期、公明党)【政府役職】

○池坊副大臣 遠藤委員がおっしゃいますように、いじめを初めとして、さまざまな問題を起こす子供たちの心理は、ストレスがあったり、それから、あり余るほどのエネルギーをほかに転化することができない、そして陰湿な事件やいじめになってしまうということが多いと思いますので、これからはもっと科学的にも子供のそうした心理を解明する必要があると思います。そして、そういうことをなくすためには、短期ではなくて、長期な学校現場の取り組みが必要と私は思います。  いつも言っておりますけれども、その一つに体験活動があると思うんです。自然と触れ合うことによって都会の子供は生き生きと、何か、生きる喜びを肌で感じます。私が秋田……


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第166回国会(2007/01/25〜2007/07/05)

第166回国会 教育再生に関する特別委員会 第4号(2007/04/25、44期、公明党)【政府役職】

○池坊副大臣 教職員の人事は、政令都市においては政令都市の教育委員会、都道府県においては都道府県の教育委員会が、その権限と責任において、それぞれの事情を考えながら行っております。  では、それぞれの事情はどういうことか。たくさんございますけれども、同じ学校で、年齢が三十代、四十代、いろいろな年齢の先生がいらした方がいい、それから各教科のバランス、あるいはまた僻地と都市部との広域な交流、僻地ばかりというのもおかしいし、都市しか知らないというのも、同じ都道府県の中に僻地があったら、それはバランスよく配置された方がいいのではないか、あるいは、同じ小学校に長期間勤めますことは、それによるいい面もござい……

第166回国会 教育再生に関する特別委員会 第13号(2007/05/17、44期、公明党)【政府役職】

○池坊副大臣 今の御質問にお答えいたします前に、教育委員会が余り機能していないというお話でございました。確かに至らない点もあるかと思いますが、私が住んでおります京都は、保護者と地域とがしっかりと連携をとって、教育委員会は活性化いたしております。ですから、地域による格差があるのではないかというふうに思っております。教育委員会がしっかりと機能しているところもあるということはお認めいただけたらというふうに思っております。  そして、その中にございまして、今の御質問にお答えするならば、平成十一年から十七年までの間は、学校からの自発的な提供によってゼロということでございましたが、マスコミの情報とかあるい……

第166回国会 災害対策特別委員会 第5号(2007/04/13、44期、公明党)【政府役職】

○池坊副大臣 今古屋委員がおっしゃいましたように、市内の十七の小学校、中学校で調査をいたしましたところ、四割の子供が不安を抱えております。地震のことを早く忘れたい、あるいはちょっとした音でも驚く、そのような結果がございますので、これは放置いたしますとPTSDにもなりますから、しっかりとスクールカウンセラー、五十億の活用事業費をいただいておりますので、今、門前東小学校、西小学校、二校に一名ずつですが、私は、一名では足りない、随時しっかりと把握をしながら追加をしてスクールカウンセラーの方の派遣をお願いしたい。  それから、今おっしゃいますように、この二校だけでなくて、四割の子供たちがそのような不安……

第166回国会 青少年問題に関する特別委員会 第4号(2007/04/12、44期、公明党)【政府役職】

○池坊副大臣 津村委員のおっしゃいますように、文部科学省は、子供をお預かりいたしておりますから、要請、支援だけではいけないのであって、ちゃんと実数を把握する必要があると思いますから、きちんと、平成十七年度においてこの全通学路の緊急点検というのは二万一千六百三十七校、これは、今、小学校が二万三千三百七十一校ございますから、全国の小学校の九二・六%で実施をいたしております。
【次の発言】 委員がおっしゃいますように、九二・六%で、では、七・四%の学校はしなくていいのかなどということは決して思っておりませんので、安全のための会議において、全校でするようにという指示をいたしておりますので、すぐにこれは……

第166回国会 文部科学委員会 第1号(2007/02/16、44期、公明党)【政府役職】

○池坊副大臣 平成十九年度文部科学省関係予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  平成十九年度予算の編成に当たっては、内閣の最重要課題である教育の再生やイノベーションの創出など、科学技術・学術の振興、さらに、スポーツ、文化芸術の振興についての施策を総合的に展開するため、文部科学予算の確保に努めてきたところでございます。  文部科学省所管の一般会計予算額は五兆二千七百五億円、エネルギー対策特別会計(仮称)は一千四百七十九億円となっております。  以下、平成十九年度予算における主な事項について御説明を申し上げます。  第一に、初等中等教育の充実を図るための関連施策を総合的に進めることとし……

第166回国会 法務委員会 第12号(2007/04/18、44期、公明党)【政府役職】

○池坊副大臣 突然に来いということでございましたので、もう仕事を途中で……(高山委員「それは職権で立てられたから」と呼ぶ)はい。(発言する者あり)私が質問に答弁しておりますときには聞いていただけたら幸せかと存じます。来いとおっしゃいましたので、仕事を途中でやめまして、でも、議会制民主主義で委員会が何よりも重要と思っておりますので、私はすぐにここに駆けつけてまいりました。(発言する者あり)だから、その仕事をしておりますから、やじは飛ばさないで聞いてください。  私は、少年院の中身を変えることだと思います、もしそうおっしゃるならば。少年院に入ったら、その人間が一生、この子は少年院に入ったんだ、だか……

第166回国会 法務委員会 第14号(2007/04/27、44期、公明党)【政府役職】

○池坊副大臣 文部科学省も、さまざまな問題を抱えている少年を継続的に社会の中において再教育させるためのさまざまな施策をいたしております。  例えば、学校、家庭、地域、関係機関の連携による取り組みとして、問題を抱える青少年のための継続的活動の場づくりの事業として五千万計上いたしております。これは、非行などの問題を抱えている子供たちを、ボランティアの方々が一緒に活動をして、それも継続的に活動することによって、子供たちの心をいやし、そして社会に受け入れられるような体制づくりをいたしておりますし、また、青少年の意欲向上・自立支援事業は二億円とっております。子供たちが、青少年が、まずみずから働こうとか自……


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第168回国会(2007/09/10〜2008/01/15)

第168回国会 青少年問題に関する特別委員会 第2号(2007/10/26、44期、公明党)【政府役職】

○池坊副大臣 古屋委員を中心として、私どもはさまざまな角度から熱心に勉強会を続けてまいりました。一生涯を通じて支援するには行政における横断的な取り組みが必要かと思います。  今おっしゃいましたように、文部科学省としては、発達障害を含むすべての障害のある幼児児童生徒に対して、一人一人のニーズに応じたきめ細やかな教育を行うことが最も重要だと認識しておりまして、昨年の六月の学校教育法改正によって本年を特別支援教育元年と呼んで、特に力を入れております。中でも、平成十五年から実施しております特別支援教育体制推進事業を通じて、今、古屋委員がおっしゃいましたように、特別支援教育コーディネーターなどを小中学校……

第168回国会 文部科学委員会 第2号(2007/10/24、44期、公明党)【政府役職】

○池坊副大臣 引き続いて副大臣の任を受けました池坊保子でございます。  子供たちの一人一人の光り輝く命が夢と希望を持って生き生きと生きられる学校教育を、そして願わくは、大人たちの姿を見て、生きるってすばらしいなと思えるような、そんなぬくもりのある社会をつくっていくことが私の十一年間の政治の信念です。  子供に伸び伸びと自然体験をさせてあげたい、心豊かな文化芸術体験をさせてあげられるならば、いじめも減っていくのではないか、そして、そうするためには、まず大人たちが文化芸術を受けとめることができるような環境整備に努めていきたいと思っております。  現在生きている私たちが、そして次世代の幸せのために何……

第168回国会 文部科学委員会 第3号(2007/12/05、44期、公明党)【政府役職】

○池坊副大臣 富田委員には、いつも奨学金事業に大変御尽力をいただきまして、お話がございましたように、十年前は五十万人だった、今は百十四万人の方が借りられるようになった。来年度から、上限十万だった有利子の奨学金事業を十二万にいたします。それとともに、八・七万人の方が借りられるようにと増員もいたしますし、千十億、これは絶対財務省に認めてほしいと要求しているところです。  今の入学金の問題は、来年度にはちょっと間に合いませんでしたけれども、検討する余地があると思って、私たちは真摯に受けとめております。  ただ、三十万、入学金の一時金というのをいたしまして、これを五万人の方にお貸しできるようにいたしま……


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第169回国会(2008/01/18〜2008/06/21)

第169回国会 決算行政監視委員会 第4号(2008/05/14、44期、公明党)【政府役職】

○池坊副大臣 今、冨岡委員がおっしゃいましたように、昭和五十七年及び平成九年に、医学部定員については、閣議決定とかあるいは厚生労働省の需給見通しを踏まえまして削減を図ってまいりました。でも、今おっしゃいますように、特定の産科とか小児科、あるいは離村などにおいては医師不足が指摘されております。  平成十八年に、政府全体として医師確保対策の充実に努める観点から、新医師確保総合対策、また平成十九年に緊急医師確保対策をつくりまして、中長期的な観点から必要な医師を確保するためのさまざまな問題点について取り組んでおります。  百名をすぐ百二十名にするというのはどうかとは思いますが、今まで削減したのに、では……

第169回国会 青少年問題に関する特別委員会 第5号(2008/04/18、44期、公明党)【政府役職】

○池坊副大臣 三月二十八日に告示いたしました小学校、中学校の新学習指導要領の中にも、今まで入っておりませんでした情報教育について、コンピューターや情報通信ネットワークなどの情報手段を適切に活用できるようにするための学習活動を充実する、情報モラルを身につけるなどとしっかりと書き込んでございます。  今、急速に情報化が進んでまいりましたので、私も、子供を守り育てる体制づくりというのをずっと立ち上げまして、裏サイトに関しましては、その対策に力を注いでおります。  では、今どういうことをしているのかというと、お聞きになりましたように、まずは教師に向けての情報教育というのをいたしております。自己評価、教……

第169回国会 文部科学委員会 第1号(2008/02/22、44期、公明党)【政府役職】

○池坊副大臣 平成二十年度文部科学省関係予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  平成二十年度予算の編成に当たっては、教育再生や科学技術・学術の振興、さらに、スポーツ、文化芸術の振興などの施策を総合的に展開するため、文部科学予算の確保に努めてきたところであります。  文部科学省所管の一般会計予算額は五兆二千七百三十九億円、エネルギー対策特別会計は一千四百七十四億円となっております。  以下、平成二十年度予算における主な事項について御説明を申し上げます。  第一に、初等中等教育の充実を図るための関連施策を総合的に進めることとしており、中でも、教員の子供と向き合う時間を拡充するため、千人……

第169回国会 文部科学委員会 第2号(2008/03/18、44期、公明党)【政府役職】

○池坊副大臣 馬渡委員がおっしゃいますように、改正教育基本法の中にも「生命を尊び、自然を大切にし、環境の保全に寄与する態度を養う」と書かれてございます。それが教育の目標でございますし、それを受けまして、学校教育法の中でも、自然体験とか自然と触れ合う機会を多くするようにということになっております。  ビオトープというのは、土に触れて、汗を流して作業する、手づくりをする。地域住民、保護者、子供が一体となって、人間のきずなが深まりますから、私は、子供を守り育てる体制づくりというのをいたしておりまして、どうしたらいじめがなくなるか、いじめをする方もされる方にもいろいろな心の葛藤がございますから、これは……

第169回国会 文部科学委員会 第13号(2008/05/30、44期、公明党)【政府役職】

○池坊副大臣 今、日森委員がおっしゃいましたように、平成十三年の調査によりますと、保健室登校というのは小学校で三四・四%、中学校で七一・七%、高等学校で四九・七%ですが、平成十八年になりますとこの調査はもっと増加いたしております。  でも、私は、不登校というのは十二万六千九百人おりますね、それの予備軍になる子供たちと思いますので、保健室登校をきめ細やかに対応することが不登校の子供に結びつかないようになるのではないかというふうに思っておりますので、一概に保健室登校はだめだというのではなくて、いかに保健室登校の子供を温かく、養護教諭を中心としながら、でも養護教諭だけじゃ無理だと思うんですね。だから……

第169回国会 法務委員会 第13号(2008/05/27、44期、公明党)【政府役職】

○池坊副大臣 弁護士でいらっしゃる早川委員も御存じのように、平成十三年六月十二日、法科大学院の設置については、閣議決定をしております司法制度改革審議会意見書において、「関係者の自発的創意を基本としつつ、基準を満たしたものを認可することとし、広く参入を認める仕組みとすべきである。」という提言を受けております。この提言を受けまして、文部科学省は、基準を満たしますものについてはその設置を認めたわけでございます。  私は、このとき文部科学省の大臣政務官をしておりまして、法科大学院の設立についての推移を見守っておりました。危惧する思いもございましたが、法曹界から、これから日本もアメリカ並みに訴訟が多くな……

第169回国会 予算委員会 第13号(2008/02/25、44期、公明党)【政府役職】

○池坊副大臣 公立高校の無償化に必要な経費は前提によって額が変わってまいりますけれども、公立高校生全員の授業料を無償化する場合には、平成十七年度に支払われました授業料総額は二千五百五十二億でございます。  また、奨学金制度の拡充も年間貸与額によって変わってまいりますけれども、大学生百十六万人、大学院生十三万人全員が上限の三百万を希望するとしたならば、三兆九千億でございます。これは、現在は八千五百三億の事業費で、その中で一般会計が千二百二十四億でございますから、これをもとにして計算いたしますと、一般会計の負担額は四千四百億でございますので、総額は七千億になるかと思います。


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第170回国会(2008/09/24〜2008/12/25)

第170回国会 内閣委員会 第5号(2008/12/12、44期、公明党)

○池坊委員 公明党の池坊保子でございます。  本日は、鳩山大臣、御出席ありがとうございます。内閣府特命担当大臣でいらっしゃるとともに地域活性化の担当大臣でいらっしゃいますので、第二次補正予算の中の地域活性化・生活対策臨時交付金、たしか六千億だったのではないかと思いますが、生活者の暮らしの安心の中にぜひ高校生の支援を入れていただきたい、この要望も込めて私は質問してまいりたいと思っております。  鳩山大臣は旧文部省の大臣でもいらっしゃいましたからよく御存じのように、授業料が払えない学生に対しては、昭和十八年に奨学金制度というのが創設されました。現在は学生支援機構が、大学生に対しては、無利子四十八万……

第170回国会 文部科学委員会 第2号(2008/11/19、44期、公明党)

○池坊委員 公明党の池坊保子でございます。  まず、塩谷大臣、御就任おめでとうございます。私も久しぶりの質問でございますので、ちょっと緊張しております。  私はずっとこの文部科学委員会に所属しておりますけれども、文部科学委員会のよいところは、党派を超えて教育、文化、芸術、スポーツ、科学技術、つまり人間にかかわるすべてのことにおいて心を一つにしていい政策を打ち立てようとしている、ある意味では知的水準が高いのではないかというふうに、私はいつも誇らしくもうれしくも思っております。  この文部科学委員会に属そうと思いましたのは、つまり政治も経済も文化もすべて人間がやるわけです。単に教育行政に携わるとい……


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第171回国会(2009/01/05〜2009/07/21)

第171回国会 青少年問題に関する特別委員会 第4号(2009/04/15、44期、公明党)

○池坊委員 公明党の池坊保子でございます。  きょうは座って質問をということだそうでございますが、立っていないと何か質問がしづらいですが、座らせていただきます。  四人の参考人の方々には、大変有意義なお話を伺い、本当にありがとうございました。  嶋参考人は、私、同期の桜でございますね。きょうは、久しぶりにお目にかかれて大変うれしゅうございました。  嶋参考人がおっしゃるように、携帯電話、インターネットにおける光の部分、私も大いに認めるところでございます。  今、私たちがインターネットや携帯電話なしに生活しろと言われたら、私は、携帯電話がなかったときの自分を思い起こすことはできないぐらい便利な生……

第171回国会 青少年問題に関する特別委員会 第5号(2009/04/24、44期、公明党)

○池坊委員 公明党の池坊保子でございます。  本日は、四人の参考人の方々には、大変有意義なお話を伺い、本当にありがとうございました。  現在、我が国のニートの数は推計で六十四万人、あるいは、ひきこもりの数は、これもすべて推計でございますが、百六十万人とも言われております。  このような状態が続くことは、青少年、その子供たち本人にとっても、社会に居場所がないという疎外感とか、社会から排除された感覚にさいなまれたり、あるいは、就労を通じた職業能力を蓄積することもできず、自立した生活を営む力を養う機会がどんどん失われていき、本人自身も将来が見えない不安を抱えていくのではないかと思います。  また、社……

第171回国会 文部科学委員会 第2号(2009/03/13、44期、公明党)

○池坊委員 公明党の池坊保子でございます。  私は、先日の塩谷大臣の所信を伺い、その中から、二つのテーマできょうは質問をしたいと思っております。  塩谷大臣が先月提言されました「心を育む」ための五つの提案、私も大賛成でございます。教育の基本並びに日常生活の基本は、当たり前のことをしっかりと守っていくことではないかと思います。学力調査にも見られますように、日常生活に規律ある子供は学力も高いと言われております。しかしながら、この当たり前のことをいかにして子供たちに守らせるかというのはこれからの教育の課題でもある、工夫が必要なのではないかと思っております。  特に、教育の基本は読み書き計算だと私は思……

第171回国会 文部科学委員会 第3号(2009/03/18、44期、公明党)

○池坊委員 おはようございます。公明党の池坊保子でございます。  今回の独立行政法人の改革によって行われます国立高等専門学校の統合について幾つかの質問を大臣にさせていただきたいと思います。  そもそも、この行革は独立行政法人制度が導入されてから六年目に当たります平成十九年五月、経財諮問会議から、独立行政法人のゼロベースでの見直しという提言から始まりました。同年六月、経済財政改革の基本方針二〇〇七で、当時百一あったすべての独立行政法人について見直すということが閣議決定され、また、それを受けて本法案が提出されました。  私も、経財諮問会議が主張しております、独立行政法人が天下りの温床になっているの……

第171回国会 文部科学委員会 第4号(2009/03/25、44期、公明党)

○池坊委員 おはようございます。公明党の池坊保子でございます。  毎週、大臣と質疑を重ねることができますこと、教育行政を深めることができると大変幸せに思っております。  きょうは二つのテーマがございます。一つは特別支援教育、そしてもう一つは、いつも私が言っております、文化芸術で経済対策をということでございます。  まず、特別支援教育について幾つかの質問をしてまいりたいと思います。  特別支援学校の小中学部や小中学校において特別な支援を受けている子供の割合は約二・一%、このほかにも、通常の学級で発達障害があると思われる子供が約六・三%在籍しております。障害のある子供の数は、少子化にもかかわらず増……

第171回国会 文部科学委員会 第6号(2009/04/08、44期、公明党)

○池坊委員 大臣初め皆様方、おはようございます。公明党の池坊保子です。  私は、きょうは、先日国会に提出されました沖縄科学技術大学院大学に関する法案について、内閣府にも来てもらっておりますので、ぜひ塩谷大臣にもこれへの関心を深めていただき、これは内閣府提出ではございますけれども、教育研究は私たち文部科学省が深くかかわってきておりますので、内閣府も連携が必要かと思いますので、これについて幾つかの疑問も持っておりますので質問をし、審議をしてまいりたいと思います。  目的は、沖縄に拠点を置く国際的に卓越した科学技術に関する教育研究を行い、そのことを通じて沖縄の振興と我が国及び世界の科学技術の発展に寄……

第171回国会 文部科学委員会 第12号(2009/05/27、44期、公明党)

○池坊委員 公明党の池坊保子でございます。  本日、民主党提案の高校無償化法案を審議するに当たり、ちょっと一言私は申し上げたいと思います。  二〇〇九年度補正予算の関連法案、採決をとずっと申し上げてまいりました。衆議院で補正予算が成立して、速やかに採決に応じていただけたらと私は願いました。国民生活に直結しなくても、国民生活に多大な影響を与える研究者のこれからの科学の配分等、どうやってみんなが研究をしようかと待ち望んでおります。それは二十一世紀の日本にとっても極めて重要な影響を与えると思いますが、まだ採決がされないということを私は非常に残念に思っております。  にもかかわらず、きょう、この民主党……

第171回国会 予算委員会 第9号(2009/02/05、44期、公明党)

○池坊委員 公明党の池坊保子でございます。  麻生総理は学校の先輩でいらっしゃいますので、自公連立の一翼を担っている以上に、いつも心からなる声援を送っております。娘も、わくわくどきどきと応援しているそうでございます。どうぞ、総理には、これからも毅然と堂々と政策をお示しいただきたいと思います。経済政策七十五兆円が国民一人一人にきめ細やかに浸透していくとともに、麻生総理の政策も浸透していくと信じております。  私、初めて予算委員会の委員になりまして、政治家の品格というのは何だろうかと思いました。多くの国民は、まじめに、誠実に、努力を積み重ねながら日々生きております。政治家はその範でなければならない……

第171回国会 予算委員会 第13号(2009/02/16、44期、公明党)

○池坊委員 公明党の池坊保子でございます。四人の方々には、貴重な御意見を伺いまして、ありがとうございました。  私は、東京に生まれ育ち、そして現在京都に住み、東京で仕事をしております。四人の方々のお話を伺って、いかに都市の視点で物事を判断していたかに、今深い反省をいたしております。  蝦名副知事に、三点お伺いしたいと思います。二点は要望でございますが、九五%の方が定額給付金を受けたいと言っていらっしゃるとのこと、推進してまいりました者としては、大変うれしく思っております。その中にあって、プレミアム商品券のお話がございました。今百三十ぐらいの地方自治体がこれを実行しようとしております。どんどんふ……

第171回国会 予算委員会 第16号(2009/02/19、44期、公明党)

○池坊委員 皆様おはようございます。公明党の池坊保子でございます。  私は、先日の中川前財務大臣の辞任について、麻生総理に質問をさせていただきたいと思います。  私たち公明党は、十年前に自民党と連立を組み、二人三脚でやってまいりました。連立を組むということは、私は、結婚のようなものではないかと思います。時にむっとすることがあったとしても、相手のいい面を見詰め合って、喜びや悲しみを分かち合い、助け合い、励まし合い、そして、時に夫が溝に落ちたらしっかり者の妻が手を差し伸べ、引き上げ、そしてともに歩んでいく。さまざまな問題を英知を出し合って解決していく、その過程の中で信頼や愛情のきずなが深まっていく……

第171回国会 予算委員会 第22号(2009/02/27、44期、公明党)

○池坊委員 公明党の池坊保子でございます。  私は、公明党を代表して、ただいま議題となっております平成二十一年度一般会計予算等三案に対し賛成の立場から、また共産党提出の撤回のうえ編成替えを求めるの動議へは反対の立場から討論を行います。  日本は現在、先行き不透明な経済情勢に突入しました。内閣府が発表した昨年十月から十二月期のGDP速報によると、実質GDPは年率換算でマイナス一二・七%となり、主要国で最も急激な落ち込みとなり、また、全国企業倒産状況は、一月の倒産件数が、前年同月比一五・八%増の千三百六十件であり、八カ月連続で前年同月比を上回り、倒産件数の増加にも歯どめがかかっていない状況です。 ……


池坊保子[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院44期)

池坊保子[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第166回国会(2007/01/25〜2007/07/05)

第166回国会 決算行政監視委員会第三分科会 第1号(2007/04/23、44期、公明党)【政府役職】

○池坊副大臣 文部科学省の放課後子どもプラン、十九年度は六十八億二千万円を計上しております。これは、小学校が二万校でございますから、ことしは一万校、来年は二万校、私は中学校も入れたいというふうに思っておりますが、現在は五千五百二十九カ所です。  これは十割負担ではございませんで、都道府県が二分の一、市町村が二分の一ですので、なかなか手を挙げてくれるところが少ない。これはぜひ田嶋委員にも、千葉県でいらっしゃいますので、首長とか地方議会の問題にもなってくると思いますから、教育委員会を通して、私どもは一生懸命これからも、年度の途中でも取り組み可というふうにいたしておりますので、これは一万カ所にふやし……

第166回国会 決算行政監視委員会第二分科会 第1号(2007/04/23、44期、公明党)【政府役職】

○池坊副大臣 文化芸術振興基本法を斉藤委員の主導のもとに御一緒につくることができましたことは、二十一世紀の国際社会の中に生きていく日本のアイデンティティーを確立することができると私は大変誇らしく思っております。  今斉藤委員がおっしゃいましたように、文化財保護と二十一世紀にふさわしい都市開発の推進をどうしていくかというのは、これからの日本の課題であると思います。  都市開発の中で歴史的な建造物が失われていく状況は、昭和三十年代の後半から顕著に見られるようになりました。このため、文化庁では、都市部に残る近代建築や住宅建築について調査を行い、歴史的、学術的価値の高い建造物について、所有者や管理者の……

第166回国会 決算行政監視委員会第二分科会 第2号(2007/04/24、44期、公明党)【政府役職】

○池坊副大臣 文部科学省が先般行いました高校生を対象にした学力テスト、これは、同じ問題につきましては、八割が同一正答率でございました。これだけをもってして、では高校生の学力が改善されたのか、落ちたのか、ゆとり教育はよかったのか、悪かったのか、これを結論づけるのは早急ではないかというふうに思っております。  ただ、英語の聞き取りが正答率が高かったこと、それから国語の古典が読解力が低かったこと、これはちょっと時代を反映しているのかなという気がいたします。  OECDの調査によりましても、日本は、学力は決して低くはございませんが、読解力が低いと言われておりますこと、それからまた学習意欲がないというこ……

第166回国会 予算委員会第四分科会 第1号(2007/02/28、44期、公明党)【政府役職】

○池坊副大臣 マスコミやその他の方々が、それぞれの思いや視点の中でゆとり教育という言葉をお使いになりますが、今、丹羽議員がおっしゃいましたように、いわゆるゆとり教育というのは、現行の学習指導要領のことで、それは単なる詰め込みではなくて、基礎、基本をもとにして、みずからが問題提起し、問題解決できる能力を身につける、いわゆる活用力だと思います。  丹羽議員が先ほどおっしゃいましたように、教育の深さこそが教育力であり、その教育力を培うのが私はゆとり教育ではないかと思っております。ですから、そういう意味で、このゆとり教育の理念は私は正しいと思っておりますけれども、それぞれの運用のところでちょっと課題が……

第166回国会 予算委員会第四分科会 第2号(2007/03/01、44期、公明党)【政府役職】

○池坊副大臣 子供たちに感動の機会を与えることは、教育現場にいる人間、そして大人たちの役目ではないかと思います。文化と触れることによって、子供たちが生きる喜びを感じたら、それはいじめ対策にも結びつくし、勉強するモチベーションにもなると思います。  まずは、すばらしい、今まで見たこともないような本物の舞台芸術に触れる。これは今八百十二公演いたしておりまして、三十三億計上しております。  それだけでなく、例えば伝統子ども教室、これは学校だとか文化施設を拠点として、土日、子供たちに日本の工芸とか舞踊、邦楽、茶道、華道などを町の先生がお教えになる、これが結構子供たちに身近な喜びとして、新しい発見を与え……


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第169回国会(2008/01/18〜2008/06/21)

第169回国会 予算委員会第四分科会 第2号(2008/02/28、44期、公明党)【政府役職】

○池坊副大臣 今委員がおっしゃいましたように、小中学校の学校図書館の図書購入費は昭和六十年から一般財源化されております。毎年、地方財政措置を講じておりますけれども、今おっしゃいましたように、最も高い山梨では六十七万円使っている。ところが、青森では十七・八万円と差がございます。図書を買いませんで、ほかのものに使っているということではないかと思います。十九年度からは、五カ年計画で一千億です。これは新しい図書を買ったり、また古い図書を捨てますときに新たに同じものを購入するためのお金でございますが、これがなかなか使われないということになっております。  学校図書館図書標準の達成状況を見ますと、十七年度……


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第171回国会(2009/01/05〜2009/07/21)

第171回国会 予算委員会第二分科会 第1号(2009/02/19、44期、公明党)

○池坊分科員 公明党の池坊保子でございます。  鳩山大臣の所管は広範囲にわたられるので、大変お忙しい中、私は、お役所の筋書きどおりの答弁ではなくて、いつも国民の視点に立って大臣は御答弁いただいているのを、深く、時に感動しながら伺っておりますので、御無理を申し上げてぜひ大臣の御答弁をいただきたいと、この時間になりました。  きょうは、地方分権の中で、特に今、経済の大恐慌を受けて大変な思いの中対応しておりますハローワーク並びに雇用均等室について、大臣のお考えを伺いたいと思います。  小泉元総理のもとで、地方分権ということが、三位一体の言葉とともに言われてまいりました。地方でできることは地方で、もう……



池坊保子[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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データ更新日:2023/02/05

池坊保子[衆]在籍期 : 41期-42期-43期-|44期|-45期
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