このページでは小里泰弘衆議院議員の44期(2005/09/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は44期国会活動統計で確認できます。
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 さて、国土交通行政は、我が国全体のグランドデザインを描く国土計画から、社会資本整備や交通政策の推進による暮らしや社会活動の基盤づくり、さらには気象業務、海上の安全確保に至るまで、広範かつ国民生活に直結する極めて大事な役割を担っております。これに対応する衆議院国土交通委員会の委員に任命をされまして、そしてこのたび質問の機会をいただきましたこと、大変大きな光栄に存じます。 このような国民に密着した重大な政策分野に携わる、まず官僚にあっては、その省益にこだわることなく、また政治家にあっては、みずからの地元利益や領域……
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 今般の構造計算書偽装問題、国民に対して大変大きなショックと不安を投げかけております。偽装物件は日を追うごとにふえ、現時点で国交省確認分で三十七件に達し、自治体の検査機関でも偽装を見逃していたケースが相次いでおります。事態はさらに拡大の様相を示しております。 きのうの参考人質疑におきましても、これはまさに驚きとため息の連続でありました。証言の食い違いや複雑でゆがんだ人間関係、あるいは新たな問題も続々と出てまいりました。問題は複雑に根深いな、そんな印象を持った次第でございます。問題の所在がどこにあるのか、徹底した……
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 先日、当委員会の視察に参加をさせていただきました。現地の状況は、はるかに想像を超えるものでありました。この十年間で、商店街の通行量は四分の一近くまで落ち込み、商店の数は三五%減、販売額に至っては半減という、まさに惨たんたる状況でありました。程度の差こそあれ、全国の商店街共通の状況であります。なぜこのような事態に陥ったのか、国土交通省としてどのように分析をしておられましょうか。 また、中心市街地の空洞化は今に始まったことではありません。平成十年から十二年にかけては、いわゆるまちづくり三法が制定をされまして、中心……
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。 参考人の皆様には、質問の機会を賜りまして、まことにありがとうございます。 日本の航空、極めて大事な任務を担っております。国内外の交流や観光の推進、あるいは企業活動や経済活動の経済社会の活性化におけるその任務は、はかり知れないものがあると思います。その航空の安心と航空事業の健全なる発展を願う、そのような観点から質問を行いたいと思います。失礼の段もあるかもしれませんが、事の重大性にかんがみてお許しをいただきたいと存じます。 さて、相次ぐ運航トラブルや整備ミス、国民に大変大きなショックを与え、日本の航空に対する信頼を根幹から揺るがす事態となってお……
○小里委員 おはようございます。自由民主党の小里泰弘でございます。 いよいよ通常国会も最終局面を迎えました。この国会中、多くの困難な課題に対して、毎日真摯に対応いただきました国土交通省各部署の皆様に対して、まず深く敬意を表したいと存じます。また、常に前向きに心を込めた答弁をいただきました大臣に対して、心から感謝を申し上げたいと存じます。 それでは、高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律案についてお伺いをいたします。 まず、基本構想制度についてでございます。現行バリアフリー法と同様に、本法案におきましても基本構想の制度が大きな柱をなすと心得ます。この新たな基本構想制度の趣旨、内……
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。本日、質問の機会をいただきまして、まことにありがとうございます。 まず、今回の豪雨災害におきまして亡くなられた皆様、そして多くの被災者の皆様に心から弔意とお見舞いを申し上げたいと存じます。また、連日真摯に対応をいただいております政府各部局に対し心から敬意を表し、感謝を申し上げたいと存じます。 さて、私は、災害発生当初より、まさに陸の孤島と化した被災地各地を、文字どおり道なき道をたどりながらお伺いをし、対応に努めてまいりました。発生直後のその惨状はもとより、日々調査が進むにつれ拡大をするその災害の大きさに大きく胸を痛める思いでございます。 宮崎……
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。どうぞよろしくお願いします。 国民主権下における選挙権の行使は、国民固有の極めて大事な権利の一つでございます。先ほどから話にありましたように、約七十二万人とも言われる海外在住の有権者、その意思をしっかりと国政に反映させていく、その上で、このたびの法改正は評価をするところでございます。 一方で、在外であるがゆえに克服をするべき多くの課題があると思います。実効ある、利用しやすい制度とするために、そのような観点から、質疑を行いたいと思います。 まず最初に、昨年九月の最高裁判決をどのように受けとめておられるか、そして、このたびの改正の意義をどのように……
○小里委員 おはようございます。自由民主党の小里泰弘でございます。本日は質問の機会をいただきまして、まことにありがとうございます。 さて、災害対策について本日はお伺いしたいと存じます。 このたびの鹿児島県北部豪雨災害、川内川、米ノ津川、それぞれの流域を中心としまして、鹿児島県北部一帯として戦後最大級の水害となったところでございます。国土交通省を初め政府関係各部署におかれましては、発災当初から迅速に、懇切に御指導をいただきまして、心から感謝を申し上げます。 元来、我が国は、脆弱な基盤と急峻な地形、そして国土の位置や気象条件などから、地震、台風、豪雨などによる災害が発生しやすい国であります。……
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。本日は、質問の機会をいただきまして本当にありがとうございます。 さて、現在、世界の栄養不足人口は八億五千万人、さらに、人口の増加と食生活の向上で、早晩、水と食料とエネルギーは国際的争奪戦の時代を迎えると言われます。ところが、日本の現在の食料自給率は先進国中最下位に近く、極めて脆弱な食料供給体制と言わざるを得ません。 先進各国が自給率を向上させる中で、日本の自給率は半減をいたしました。その要因は、食生活の変化とその変化に輸入で対応したこと、円高で国際競争力が弱まったこと、そして、日本の農業も農政も懸命に努力をしましたが、時代の急激な変化に対応でき……
○小里委員 おはようございます。自由民主党の小里泰弘でございます。 今般発生をしました能登半島沖地震、地域にとりまして戦後未曾有の地震災害となったところであります。 まず、亡くなられた方の御冥福を祈り、そして、多くの被災者の皆様に心からお見舞いを申し上げたいと存じます。 政府におかれましては、地震発生三分後には官邸対策室を設置されるなど、迅速な対応を実施されつつあると認識をいたしますが、現時点における政府の災害応急体制及び関係省庁の連携の状況はどのようになっておりましょうか。 また、現地の状況を肌で感じて、現地で即応をし、かつ、東京と直結をするパイプ役としての現地対策本部の設置状況はい……
○小里委員 おはようございます。自由民主党の小里泰弘でございます。 本日は、質問の機会をいただきまして、まことにありがとうございます。よろしくお願い申し上げます。 早速ですが、この六月、建築確認検査の厳格化を柱とする改正建築基準法が施行をされましたが、この影響を受けて、設計や建築確認手続が大きく遅延をする事態となっております。このため、住宅着工が大幅に減少し、マンションへの予定された入居日に完成が間に合わないとか、大工、工務店はもとより、設備業者、建築資材業者を初め百業種を超すと言われる建築関連業種全体にわたって、幅広く深刻な影響が生じているところでございます。 姉歯事件を受けての制度改……
○小里委員 おはようございます。自由民主党の小里泰弘でございます。 質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 民主党の戸別所得補償制度の提示によりまして、改めて、日本の農業、農村の進むべき方向性を考える、そして議論をする、その機会をいただきましたことは、大変有意義であると思っております。 きょうは、参議院での審議を踏まえながら、まず一通りそれぞれの論点を整理して、今後のまた具体的議論に供してまいりたい、そんな考えのもとに質問を展開してまいりたいと思います。 言うまでもなく、農業、農村は、国民の皆様に安全、安心な食料を提供するというその本来の使命と同時に、豊かな自然を守る、国土……
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 さて、我が国では、城郭や武家屋敷、町家、神社仏閣などの歴史的建造物をよすがとしながら人々の生活が営まれ、その歴史の流れの中で、城下町、門前町、宿場町といった地域固有の市街地が形成をされてきております。このような地域の歴史を伝えるまちづくりは、そこに暮らす人々の誇りやアイデンティティーにつながるものであると同時に、有力な観光資源として地域の活力の源になるものでもあると認識をするところであります。 近年、地域の活性化が以前にも増して求められておりますが、ライフスタイルの変化などによりまして、このよ……
○小里委員 おはようございます。自由民主党の小里泰弘でございます。質問の機会を賜りまして、本当にありがとうございます。 早速ですが、申し上げるまでもなく、航空市場におけるグローバル化は加速度的に進展をしております。今まさに航空再編の時代を迎えていると言われるゆえんであります。なかんずくアジアにおきましては、中国を初め新興国の経済発展や国際観光交流の増大等によりまして、今後飛躍的な航空需要の増加が見込まれます。アジアが早晩、世界最大の航空市場になると予想がされるところであります。このような状況にありまして、我が国における国際航空機能の拡充は喫緊の課題であります。 去る五月二十日の経済財政諮問……
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 参議院審議そして当委員会における審議を通しまして、民主党提出の戸別所得補償法案につきましての多くの矛盾点、問題点が明らかになってまいりました。 まず第一に、対象農産物の範囲、生産調整の仕組み、支援単価や加算の仕組みなどを具体的には何も詰めていない、したがって、法案の体をなしていないということであります。 すべての販売農家について所得補償するとしていながら、対象が限定され、畜産農家、酪農家、野菜農家、果樹農家等は対象から外されております。対象品目としての米、麦、大豆等につきましても、生産数量目……
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。よろしくお願い申し上げます。 さて、今回の事件は、流通先はもとより、食の安全を願う消費者、そしてまた日々安心、安全な食料の生産に励む生産者の方々にとりましても極めて大きなショックでありました。まずは、不正利用した業者の余りにも低い安全意識と無責任さに大きな憤りを禁じ得ない。同時にまた、関係省庁の責任が大きく問われるところであります。 今回不正利用された事故米は、平成十五年に輸入されたものであります。すなわち、平成十八年にいわゆるポジティブリストが施行される以前に輸入されたものでありますが、流通段階では当然ポジティブリストの規制を受けるものであり……
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。質問の機会をいただきまして本当にありがとうございます。 きょうは、平素地域を回っておりまして要望の多い項目、あるいは不安に思っておられる向きが多い、そんな項目について特に質問をさせていただきたいと思います。 まず、農地、水、環境保全向上対策であります。 この制度は、地域総参加での共同活動を支援して集落機能を向上させていこう、復活させていこう、そんなねらいにおきまして昨年度からスタートしたわけであります。以来、各地域で活用されまして、水路や農道の維持管理を初め、あるいは環境の保全にと大きく貢献をいたしました。また、地域での評判も上々であります。……
○小里委員 おはようございます。自民党の小里泰弘でございます。 本日の議題は、港則法及び海上交通安全法の一部を改正する法律案でございます。本法案の目指すところは、船舶交通の安全性を向上させ、海難の防止を図るものであると理解をしております。国民の安全、安心の向上のためにも、ぜひとも推進をしていくべきとの前提に立ちまして、質問をさせていただきます。 まず、道路での自動車の事故と違いまして、船舶の海上におけるいわゆる海難というものは、実感を持って思い浮かべることがなかなか難しい面があると思います。そこで、法案についてお伺いをする前に、我が国における海難の発生状況がどうなっているか、お聞かせをいた……
○小里委員 自民党の小里泰弘でございます。 質問の機会をいただきまして、まことにありがとうございます。早速入らせていただきたいと存じます。 世界の食料事情を見ますときに、既に八億五千万人の飢餓人口でございます。そして、さらなる人口の増加や新興国の経済発展、エタノール需要等の影響が懸念をされます。そういった中で、諸外国の輸出規制の動きも見られるなど、世界の食料需給の逼迫の度合いが強まっているということが認識をされるところでございます。 各国が持てる食料生産基盤をフルに生かして食料供給体制の増強を図っていくべきは当然でありまして、特に、脆弱な食料供給体制下にある我が国にとりましては、焦眉の急……
○小里委員 おはようございます。自由民主党の小里泰弘でございます。 このたび民主党から、農林漁業及び農山漁村の再生のための改革に関する法律案の御提案をいただきました。私は、この法案の母体ともいうべき農業者戸別所得補償法案につきまして、二回にわたり質疑をさせていただきました。その経緯も踏まえながら、今回改めて全体についてお伺いをしてまいりたいと思います。 まず、法案第一条におきまして、人口の減少や高齢化などにより、我が国の農林漁業、農山漁村は危機的な状況にあるとの問題提起であります。そして、第二条において、食料の安定供給、消費者の安心の確保、多面的機能の確保などが基本理念として示されておりま……
○小里分科員 自由民主党の小里泰弘でございます。 私は、耐震強度偽装事件について、特に再発防止策を中心にお伺いをしたいと存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 今回の事件を契機として、はしなくも制度上の多くの問題が浮き彫りになっております。これらの問題にいかに対応して再発防止を図っていくか、そして、国民の皆様が安心をして住宅を取得し居住できるその環境をいかに確保していくか、これが今、私ども国会と行政に与えられた最大の責務であると心得ます。 そのような観点から、昨年十一月の国土交通委員会におきまして幾つかの質問をさせていただいたところでございます。その中で、建築基準法における設計者ら……
○小里分科員 自由民主党の小里泰弘でございます。 きょうは質問の機会をいただきましてありがとうございます。 まず、整備新幹線についてお伺いをいたします。 昭和三十九年に東海道新幹線が開通をし、その九年後の昭和四十八年にいわゆる整備五線の整備計画が決定をされました。以来、財政悪化や国鉄民営化などを背景としながら、あらぬ誤解を受け、またいわれなき批判を受けながら、着工しかけては凍結を繰り返すなど、複雑な経緯をたどってきたのが整備新幹線であります。 しかしながら、供用区間がふえるに従いまして、その効果は広く国民に認知され、特に関係沿線における新幹線への期待は高まる一方であります。 新幹線が……
○小里分科員 自由民主党の小里泰弘でございます。質問の機会をいただきまして、まことにありがとうございます。 いよいよ飼料用米の制度が本格化をするわけであります。これを軌道に乗せていきますと、日本の水田がよみがえる、稲作がよみがえる、そして畜産農家の経営の安定にも資する話でありまして、大きな期待が寄せられているわけであります。 そこできょうは、日ごろ地域を歩く中で、生産者の皆さんが飼料用米の生産についていろいろと素朴な疑問、質問を寄せられます。そういった中から、重立った項目についてお伺いをしていきたいと思います。 まず、飼料用米を生産拡大を図る上でコスト削減をしっかりと図っていく、これがま……
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